JPH05112565A - ヨヒンビンスルホナート誘導体及びこれを含有するアドレナリン拮抗剤 - Google Patents

ヨヒンビンスルホナート誘導体及びこれを含有するアドレナリン拮抗剤

Info

Publication number
JPH05112565A
JPH05112565A JP4101748A JP10174892A JPH05112565A JP H05112565 A JPH05112565 A JP H05112565A JP 4101748 A JP4101748 A JP 4101748A JP 10174892 A JP10174892 A JP 10174892A JP H05112565 A JPH05112565 A JP H05112565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yohimbine
receptor
adrenalin
sulfonate
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4101748A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Kumamoto
浩康 隈元
Akira Nagakura
晟 長倉
Takashi Moroji
隆嗣 諸治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago International Corp
Original Assignee
Takasago International Corp
Takasago Perfumery Industry Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago International Corp, Takasago Perfumery Industry Co filed Critical Takasago International Corp
Priority to JP4101748A priority Critical patent/JPH05112565A/ja
Publication of JPH05112565A publication Critical patent/JPH05112565A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アドレナリン受容体のサブタイプであるα2
−アドレナリン受容体、及び、セロトニン受容体のサブ
タイプである5−HT1A受容体の双方に親和性が強い化
合物及びその化合物を含有するα2−アドレナリン拮抗
剤を提供する。 【構成】 本発明化合物は、式 【化1】 (式中、Rは低級アルキル基、ハロゲン原子で置換され
ていてもよいフェニル基又はチオフェニル基を示す。)
で表されることを特徴とするヨヒンビンスルホナート誘
導体であり、又、本発明の拮抗剤は、上記式で表される
ヨヒンビンスルホナート誘導体を含有することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なヨヒンビンスルホ
ナート誘導体及び該化合物を含有するα2アドレナリン
拮抗剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アドレナリンに代表されるアドレナリン
作動性薬物が結合し、交感神経を刺激した際と同様の効
果その他を発揮するアドレナリン受容体には、α−受容
体とβ−受容体とがあることが報告され、更に、高い選
択性を有する作動薬と拮抗薬とを使用した研究の結果、
α−受容体とβ−受容体には、α1、α2−受容体及びβ
1、β2−受容体というサブタイプのあることが判明して
いる。又、このアドレナリン受容体と同様に、セロトニ
ン(5−ヒドロキシトリプタミン、以下、5−HTと略
す)の受容体にも、5−HT1、5−HT2及び5−HT
3受容体というサブタイプのあることが判明している。
【0003】上記サブタイプのうち、α2−アドレナリ
ン受容体はアドレナリン性神経終末等に存在し、ノルア
ドレナリン遊離抑制作用等を司っており、又、5−HT
1受容体の一種である5−HT1A受容体は、脳の海馬中
に存在し、多くの生体反応に関与していることが知られ
ている。
【0004】そして、各種薬剤の上記α2−アドレナリ
ン受容体への結合性については、〔3H〕で標識した〔3
H〕−2−(1,4−ベンゾジオキサン−2−イル)−
2−イミダゾリンHCl(以下、〔3H〕−イダゾキサ
ンと略す)、及び、〔3H〕−ラオルシン(Rauwo
lsine)が選択性の良い標識物質として用いられて
いる(バイオケミカルファーマコロジー(Bioche
mical Pharmacology)、第38巻第
3号、第455−463頁(1989年)参照)。とこ
ろが最近〔3H〕ラオルシンがα2−アドレナリン受容体
だけでなく、5−HT1A受容体に対しても高い親和性を
有していることがわかった(ヨーロピアンジャーナル
オブ ファーマコロジー(EuropeanJourn
alof Pharmacology)、第159巻、
第307−310頁(1989年)参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような試薬を使
用することにより発見されたα2−アドレナリン受容体
の拮抗薬としては、トラゾリン等が知られているが、更
に高活性の拮抗薬が開発されれば、投与量その他の点で
好ましい。
【0006】更に、中枢神経作用薬の分野では、上記α
2−アドレナリン受容体及び5−HT1A受容体の双方に
親和性の強い拮抗薬の開発が望まれている。その理由
は、5−HT受容体が中枢神経系の神経伝達物質とし
て、受容体を介して情報の伝達機構に関与しており、神
経化学研究の対象として興味深い存在であることが明ら
かになってきたことに加え、最近では、そううつ病や不
安神経症の発症原因の一部が、中枢5−HT受容体の活
性変化から説明し得ると考えられるに至ったことにあ
る。
【0007】本発明は、上述したような従来技術を背景
としてなされたもので、その目的とするところは、従来
のα2−アドレナリン受容体の拮抗薬に比較して高い活
性を有する化合物及びその化合物を有効成分とする拮抗
剤を提供することにある。
【0008】又、本発明が他に目的とするところは、α
2−アドレナリン受容体及び5−HT1A受容体の双方に
親和性が強い化合物及びその化合物を有効成分とする拮
抗剤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用した化合物の構成は、式
【化3】 (式中、Rは低級アルキル基、ハロゲン原子で置換され
ていてもよいフェニル基又はチオフェニル基を示す。)
で表されることを特徴とするヨヒンビンスルホナート誘
導体であり、又、上記目的を達成するために本発明が採
用した拮抗剤の構成は、式
【化4】 (式中、Rは低級アルキル基、ハロゲン原子で置換され
ていてもよいフェニル基又はチオフェニル基を示す。)
で表されるヨヒンビンスルホナート誘導体を有効成分と
することを特徴とするものである。
【0010】即ち、本発明の発明者らは、5−HT1A
容体の作動薬(アゴニスト)で、しかもα2−アドレナ
リン受容体(以下α2−受容体と略す)の拮抗薬(アン
タゴニスト)である薬剤を開発するために、すでにα2
−受容体の拮抗薬として知られるヨヒンビン(ファーマ
コロジカル リビューズ(Pharmacologic
al reviews)、第35巻、148−180頁
(1983年)参照)に注目した。このヨヒンビンは、
マウスに腹腔内投与すると自発運動の抑制及び体温降下
作用を示し、これらの作用は中枢において5−HT作動
性神経系を活性化することに拠るものと報告されている
(ビーアール ジャーナル ファルマコール(Br.
J.Pharmacal.)、第21巻、51頁(19
63年)参照)ので、これらの知見を基に、更に高い活
性を有する化合物を創製すべく、各種ヨヒンビン誘導体
を合成し、α2−受容体に対する結合性及び5−HT1A
受容体に対する結合性を検討したところ、上記ヨヒンビ
ンスルホナート誘導体が両受容体に極めて高い活性を示
すことを見い出し、しかも、本化合物が5−HT1A受容
体に対する作動薬であることも見出し、本発明を完成し
たのである。
【0011】以下に本発明を詳細に説明する。
【0012】ヨヒンビンは広くキョウチクトウ科、アカ
ネ科(Rubiaceae)の植物に含有されるインド
ールアルカロイドで、アフリカ南部カルメーン、ナイジ
ェリア、コンゴ等に野生するコリナンテヨヒンベ(Co
rynantheyohinbe K)から初めて分離
された既知物質である(天然薬物事典(奥田拓男編昭和
61年4月15日 広川書店発行)参照)。この化合物
の全合成はバンタメレン(VanTamelen)等
(J.Am.Chem.Soc.,80巻 5006頁
(1938年)参照)により、或いはスザンティ(Sz
antay)等(テトラへドロンレターズ(Tetra
hedron letters)1665頁(1965
年)参照)によりなされており、又、(+)ヨヒンビン
については、白井等(テトラへドロンレターズ31巻N
o33、4755頁)に報告されており、更にヨヒンビ
ンの硫酸エステルに関しては、バルガー(Barge
r)等(J.Chem.Soc.、107巻 1027
頁(1915年)、123巻1042頁(1931年)
参照)により報告されている。
【0013】上記ヨヒンビンは、化学的にはレセルピン
に類似しており、容易に中枢神経系に到達して中枢薬理
作用を発揮する。また、末梢性α−アドレナリン受容体
を遮断し、交感神経の活性を低下させることが知られて
いる。尚、皮膚、粘膜、特に生殖器の血管を拡張するこ
とから、催淫薬として使用されたことがあるとの報告が
ある(医学大辞典 第17版(1990年2月1日 南
山堂発行)参照)。
【0014】而して、本発明のヨヒンビンスルホナート
誘導体は、前記式に明らかなように、ヨヒンビンの17
位の水酸基をスルホニル化したもので、これを製造する
には、例えば、市販の(+)−ヨヒンビンと、ピリジ
ン、トリエチルアミン又は1,8−ジアザビシクロ
[5,4,0]−7−ウンデセン(DBU)等のアミン
類及び塩化スルホニル化合物を反応させればよく、この
際のピリジンや塩化スルホニル化合物の量としては、ヨ
ヒンビンに対し等モル乃至1.3倍モルという範囲を例
示することができる。
【0015】上記反応は、例えばテトラヒドロフラン、
ジエチルエーテル等のエーテル又は塩化メチレン等のハ
ロゲン化炭化水素溶媒中で、好ましくは窒素下で行な
い、室温下で進行する。
【0016】得られたヨヒンビンスルホナート誘導体の
精製は、例えばシリカゲルやアルミナ等のカラムクロマ
トグラフィーにより、ハロゲン化炭化水素とアルコール
の混合液を混合溶媒として行うことができる。又、セフ
ァデックス等を用いたゲル濾過クロマトグラフィーや、
アンバーライト(オルガノ株式会社製)、MCI−ゲル
(三菱化成株式会社製)等を用いた吸着クロマトゲラフ
ィーにより、適当な溶媒を用いても精製することができ
る。
【0017】本発明のヨヒンビンスルホナート誘導体の
置換基Rは、低級アルキル基、ハロゲン原子で置換され
ていてもよいフェニル基又はチオフェニル基を示す。ハ
ロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基として
は、p−フルオロフェニル基、p−クロロフェニル基、
p−ブロモフェニル基等が挙げられ、チオフェニル基と
しては2−チオフェニル基、3−チオフェニル基等が挙
げられる。
【0018】得られた本発明のヨヒンビンスルホナート
誘導体は、その精製品を有効成分として公知の医薬用担
体と共に配合し、本発明によるα2−アドレナリン拮抗
剤とすることができるので、次にこの本発明α2−アド
レナリン拮抗剤の製剤化及びその投与量について説明す
る。
【0019】まず、上記本発明のα2−アドレナリン拮
抗剤の投与形態については、特に制限はなく、錠剤、カ
プセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、液剤等の経口剤や、
注射剤、外用剤、坐剤等の非経口剤のいずれによっても
投与することができる。
【0020】製剤化の際に使用される上記医薬用担体
は、投与形態及び剤型に応じて適宜に選択することがで
き、経口剤の場合は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マ
ンニット、カルボキシメチルセルロース、コーンスター
チ、無機塩等が利用される。又、経口剤の調製にあって
は、更に結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性
促進剤、矯味剤、着色剤、香料等を配合することができ
る。
【0021】又、経口用の液剤として、懸濁液、エマル
ジョン剤、シロップ剤、エリキシル剤とすることがで
き、これらの各種剤型には矯味剤、矯着剤、着色剤等を
配合しても良い。
【0022】更に、非経口剤としては、常法に従い、本
発明拮抗剤の有効成分であるヨヒンビンスルホナート誘
導体を、希釈剤としての注射用水、生理食塩水、ブドウ
糖水溶液、注射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイ
ズ油、トウモロコシ油、プロピレングリコール、ポリエ
チレングリコール等の溶媒に溶解乃至懸濁させ、必要に
応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤、等張化剤、無痛化剤
を加えることにより調製される。この非経口剤は、安定
性の点から、バイヤル等に充填後、通常の凍結乾燥技術
によりこれを凍結乾燥し、用時これを生理食塩水等に溶
解して使用しても良い。
【0023】その他の非経口剤としては、外用液剤、軟
膏剤等の塗布剤等が挙げられ、これらは常法に従って調
製されるものである。
【0024】本発明のα2−アドレナリン拮抗剤は、上
記製剤例に挙げた剤形により、経口及び非経口により投
与することができ、経口投与する場合は、ヨヒンビンス
ルホナート誘導体の乾燥粉末重量として体重1kg当た
り0.01〜50mg、好ましくは0.05〜10mg
の投与量で、1日1〜4回、食後に水に溶かして服用す
る方法を採ることができる。
【0025】上記のようにして得られた本発明α2−ア
ドレナリン拮抗剤のシナプス前膜α2受容体への反応性
は、アイ.コープリー(I.coupry)等の方法
(バイオケミカル バイオフィジックス リサーチ コ
ミュニケーション(Biochem.Biophys.
Res.Commun.)、第147巻、1055〜1
060頁(1987年)参照)に準ずる方法により、ト
リチウムラベルした一定濃度の〔3H〕−イダゾキサン
と種々の濃度のヨヒンビンまたはヨヒンビン誘導体との
混合液を、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン−
塩酸(以下Tris−HClと略記する)/エチレンジ
アミンテトラ酢酸(以下EDTAと略記する)緩衝液中
で、ウィスター系ラットの大脳皮質から調製した膜標品
受容体に〔3H〕−イダゾキサンを競争結合させて膜標
品受容体に結合したものを、アクアゾール(2,5−ジ
フェニルオキサゾール(PPO)とp−ビス(0−メチ
ルスチリル)ベンゼン(Bis−MSB)の混合液)に
加え、液体シンチレーションカウンターで放射活性を測
定することにより結合力を比較することができる。
【0026】一方、得られた本発明α2−アドレナリン
拮抗剤の5−HT1A受容体への親和性は、エム,ハーモ
ン(M.Hamon)等の方法(ネイチャー(Natu
re)、第305巻、第140−142頁(1983
年)参照)に従い、トリチウムでラベルした一定量の〔
3H〕−8−ヒドロキシ−2−(ジ−n−プロピルアミ
ノ)テトラリン(以下〔3H〕−8−OH−DPATと
略記する)及び種々の濃度のヨヒンビンまたはヨヒンビ
ン誘導体とウィスター系ラットの海馬より調製した膜漂
品とをTris−HCl緩衝液中で反応させて、上記と
同様に膜標品と結合した〔3H〕−8−OH−DPAT
量を液体シンチレイションカウンターで放射活性を測定
し、親和性を検討することができる。
【0027】
【発明の効果】上記方法による検討の結果、本発明のヨ
ヒンビンスルホナート誘導体は、α2−アドレナリン受
容体に対し極めて強い結合作用を有するか、あるいはα
2−アドレナリン受容体に高選択的に親和性を有し、5
−HT1A受容体への親和性も高い薬剤であることが判明
した。特に、α2−アドレナリン受容体に対する結合性
は、本発明のヨヒンビンスルホナート誘導体が、従来か
ら使用されていたイダゾキサンやラオルシオンに代え、
α2−アドレナリン受容体に対する結合性の試験試薬と
しての使用可能性をも示唆するものである。
【0028】このように、本発明のヨヒンビンスルホナ
ート誘導体は、α2−アドレナリン受容体の拮抗薬とし
て優れたものであるばかりでなく、5HT1A−受容体の
活性を変化させるものでもあることから、抗不安剤とし
て有用し得る可能性もある。
【0029】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明
する。
【0030】
【実施例1】 ヨヒンビンメタンスルホナートの調製 テトラヒドロフラン50ml中に、(+)−ヨヒンビン
(アルドリッチ社製純度98% mp231−233℃
〔α〕21 D+55.6°(c=2、C25OH))
1.7g(5mmol)とトリエチルアミン0.4ml
を加え、塩化メタンスルホニル653mg(5mmo
l)を適下した後、室温で24時間攪拌した。反応液を
減圧下にロータリーエバポレーターで濃縮した後、濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(φ80mm
×60cm)で、クロロホルム:メタノール=9:1
(容量比)の混合液の2000mlを展開溶媒として溶
出し、主成分を分画精製して(+)−ヨヒンビンメタン
スルホナート1.3g(収率60%)の結晶を得た。以
下にその物性を示す。 m.p. 149−150℃ EI−MS m/z 432(M+)、335 (ベースピーク) 〔α〕25 D=+44.5° (c=0.87 CHC
31 H−NMR(CDCl3、δ) 1.23(1H、q、
J=11.7Hz)、1.50〜1.78(3H、
m)、2.01(1H、dq、J=3.3、10.9H
z)、2.24〜2.39(3H、m)、2.44(1
H、dd、J=2.5、11.7Hz)、2.64(1
H、dt、J=4.3、11.2Hz)、2.73(1
H、dd、J=4.3、15.3Hz)、3.00(3
H、s)、2.93〜3.04(2H、m)、3.09
(1H、dd、J=5.0、10.6Hz)、3.40
(1H、dd、J=1.9、11.1Hz)、3.78
(3H、s)、5.31(1H、br s)、7.05
〜7.15(2H、m)、7.29(1H、d、J=
7.7Hz)、7.46(1H、d、J=7.6H
z)、7.86(1H、br s)13 C−NMR(CDCl3、δ) 21.8(t)、2
3.3(t)、31.1(t)、34.1(t)、3
6.4(d)、38.6(q)、40.1(d)、5
0.7(s)、51.4(d)、52.1(q)、5
3.0(t)、59.9(d)、61.0(t)、7
8.2(d)、108.2(s)、110.8(d)、
118.1(d)、119.4(d)、121.4
(d)、127.4(s)、134.4(s)、13
6.0(s)、171.3(s) 尚、NMRの測定に使用した機器はブルッカーAM40
0核磁気共鳴装置であり、EI−MSの測定に使用した
機器は日立M−80B質量分析装置である。
【0031】
【実施例2】 ヨヒンビンエタンスルホナートの調製 ヨヒンビン1.0g(3.0mmol)を窒素中でテト
ラヒドロフラン30mlに溶解し、トリエチルアミン
0.5mlを加えた後、塩化エタンスルホニル0.54
g(3.7mmol)を加え、48時間撹拌した。撹拌
終了後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、クロロ
ホルムで抽出し、更にシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール=95:5(容量
比))で精製を行ない、目的物67.3mg(収率=
5.3%)を得た。 m.p. 157−158℃1 H−NMR(CDCl3、δ) 1.23〜1.26
(2H、m)、1.42(3H、t、J=7.4H
z)、1.45〜1.80(4H、m)、2.01(2
H、m)、2.25〜2.45(5H、m)、2.63
〜2.80(2H、m)、3.02(2H、m)、3.
10(2H、q、J=7.4Hz)、3.44(1H、
d、J=12.1Hz)、3.78(3H、s)、5.
31(1H、br s)、7.13(1H、m)、7.
29(1H、d、J=7.9Hz)、7.44(1H、
d、J=7.6Hz)、7.90(1H、br s)
【0032】
【実施例3】 ヨヒンビンベンゼンスルホナートの調製 ヨヒンビン1.0g(3.0mmol)を窒素中でテト
ラヒドロフラン30mlに溶解し、ピリジン0.5ml
を加えた後、塩化ベンゼンスルホニル0.75g(3.
9mmol)を加え、70℃で24時間撹拌した。撹拌
終了後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、クロロ
ホルムで抽出し、更にシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール=95:5(容量
比))で精製を行ない、目的物285.3mg(収率=
20.4%)を得た。 m.p. 168−169℃1 H−NMR(CDCl3、δ) 1.17(1H、q、
J=11.6Hz)、1.44〜1.46(2H、
m)、1.52〜1.62(2H、m)、1.95〜
2.05(1H、m)、2.13(1H、dd、J=
3.2、14.5Hz)、2.22(1H、t、J=1
1.0Hz)、2.33〜2.37(2H、m)、2.
64〜2.72(2H、m)、2.92〜3.04(2
H、m)、3.08(1H、m)、3.37(1H、
d、J=10.8Hz)、3.53(3H、s)、5.
20(1H、d、J=2.6Hz)、7.06〜7.1
1(2H、m)、7.26(1H、d、J=7.8H
z)、7.43(1H、d、J=7.8Hz)、7.5
6(2H、m)、7.91(3H、m)
【0033】
【実施例4】 ヨヒンビンp−フルオロベンゼンスルホナートの調製 ヨヒンビン1.0g(3.0mmol)を窒素中でテト
ラヒドロフラン30mlに溶解し、DBU(1,8−ジ
アザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセン)0.5
mlを加えた後、塩化p−フルオロベンゼンスルホニル
0.82g(3.9mmol)を加え9時間撹拌した。
撹拌終了後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、ク
ロロホルムで抽出し、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール=95:5(容量
比))で精製を行ない、更にLH20(ファルマシア社
製、メタノール)でゲルろ過を行い、目的物217.6
mg(収率=15.0%)を得た。 m.p. 134−135℃1 H−NMR(CDCl3、δ) 1.19(1H、
m)、1.41〜1.78(3H、m)、1.94(2
H、m)、2.18〜2.29(2H、m)、2.32
〜2.43(2H、m)、2.67(1H、m)、2.
70(1H、brd、J=15.0Hz)、2.88〜
3.09(3H、m)、3.35(1H、br d、J
=11.2Hz)、3.72and3.79(3H、e
ach s、OCH3)、4.93and4.98(1
H、each d、J=2.8Hz)、7.02〜7.
29(4H、m)、7.43(1H、m)、7.67〜
7.80(2H、m)
【0034】
【実施例5】 ヨヒンビン2−チオフェンスルホナートの調製 ヨヒンビン1.0g(3.0mmol)を窒素中でテト
ラヒドロフラン30mlに溶解し、DBU0.5mlを
加えた後、塩化2−チオフェンスルホニル0.77g
(3.9mmol)を加え60時間撹拌した。撹拌終了
後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、クロロホル
ムで抽出し、更にシリカゲルカラムクロマトグラフィー
((1)クロロホルム:メタノール=95:5,(2)
ヘキサン:酢酸エチル=1:2(いずれも容量比))で
精製を行ない、目的物197.6mg(収率=13.9
%)を得た。1 H−NMR(CDCl3、δ) 1.19(1H、q、
J=11.6Hz)、1.46〜1.52(4H、
m)、1.95〜2.02(2H、m)、2.22(1
H、m)、2.37〜2.42(2H、m)、2.62
〜2.72(2H、m)、2.93〜3.10(3H、
m)、3.36(1H、d、J=11.1Hz)、3.
78(3H、s)、5.06(1H、d、J=2.7H
z)、7.06〜7.11(2H、m)、7.16(1
H、m)、7.26(1H、d、J=7.8Hz)、
7.40(1H、d、J=7.8Hz)、7.54(1
H、dd、J=13.4Hz)、7.64(1H、d
d、J=13.5Hz)、8.00(1H、br s)
【0035】
【実施例6】 α2−受容体への結合性 1) 膜標品の調製法 ウィスター系雄ラット(7〜10週令、平均体重250
g)を用いて膜標品を調製した。即ち、ラットを断頭
後、直ちに脳を頭蓋より取り出し、大脳皮質を切り出
し、切り出した大脳皮質を0.32Mしょ糖液の20倍
量(mg/ml)でホモジネートし、900×gで4
℃、10分間遠心分離した後、上清を再び20倍量のし
ょ糖液を用いてホモジネートし、20,000×gで4
℃、20分間遠心してP2分画を得た。得られたP2分
画は、再度20倍量の50mM Tris−HCl緩衝
液(pH7.5)でホモジネートし、20,000×g
で4℃、20分間遠心分離した後、得られた残渣を50
mM Tris−HCl緩衝液(pH7.5)中に1m
g/mlになるように懸濁し、−80℃で保存した。実
験当日、上述の凍結膜標品を融解し、50mM Tri
s−HCl/0.5mMEDTA緩衝液(pH7.5)
を用いて2回洗浄し(20,000×g、4℃、20分
間遠心分離)、以下の受容体結合実験に供した。
【0036】2) α2−受容体への結合試験 3nMの〔3H〕−イダゾキサン(アマシャム社製)
(60,000dpm/20μl)、ヨヒンビン(アル
ドリッチ社製)、実施例1〜5で合成したそれぞれのヨ
ヒンビンスルホナート誘導体及びラオルシン(ニューイ
ングランドニュークレア(ボストンMA)社製)の水溶
液を、各々濃度が1nM、5nM、10nM、50n
M、100nM、500nMとなるように調製し、その
各々20μlと50μlの膜標品(蛋白質約100μ
g)とを、50mM Tris−HCl/0.5mM
EDTA緩衝液(pH7.5)(最終容量200μl)
中にて室温で30分間反応させ、直ちにセルハーベスタ
ー(96穴、イノテック社製)を用い、0.05%ポリ
エチレンイミンに予め浸したGC/Cフィルター(ワッ
トマン社製)上に吸引濾過した。その後、GC/Cフィ
ルターを200μlの0.20mM Tris−HCl
緩衝液(pH7.5)で10回洗浄し、GC/Cフィル
ターにアクアゾール3mlを加え、各々につき液体シン
チレーションカウンターで放射活性を測定した。ブラン
ク及び各濃度での放射活性をプロットして作図をし、そ
のグラフにより50%放射活性を下げる試料濃度である
IC50(nM)を算出した。その結果を表1に示す。
尚、アクアゾール(和光純薬株式会社製)の組成は以下
のとおりである。 溶質:PPO+Bis−MSB 溶媒:キシレン(50)+有機溶媒(25)+界面活性
剤(25)
【表1】
【0037】
【実施例7】 5−HT1A受容体への親和性 1) 膜標品の調製法 ウィスター系雄ラット(7〜10週令、平均体重250
g)を用いて膜標品を調製した。即ち、ラットを断頭
後、直ちに脳を頭蓋より取り出し、海馬を切り出した。
切り出した海馬を20倍量(mg/ml)の0.32M
しょ糖液でホモジネートし、900×gで4℃、10分
間遠心分離した後、上清を再び20倍量のしょ糖液を用
いてホモジネートし、20,000×gで4℃、20分
間遠心分離してP2分画を得た。得られたP2分画は、
再度20倍量の50mM Tris−HCl緩衝液(p
H7.5)でホモジネートし、20,000×gで4
℃、20分間遠心分離した後、得られた沈査を50mM
Tris−HCl緩衝液(pH7.5)中に1mg/
mlになるように懸濁し、−80℃で保存した。実験当
日、上述の凍結膜標品を融解し、50mM Tris−
HCl/0.5mM EDTA緩衝液(pH7.5)を
用いて2回洗浄し(20,000×g、4℃、20分間
遠心分離)、以下の受容体結合実験に供した。
【0038】2) 5−HT1A受容体への親和性試験 1nMの〔3H〕−8−OHDPAT(ニューイングラ
ンドニュークレア(ボストンMA)社製)(60,00
0dpm/20μl)、2mMの塩化マンガン(MnC
2)20μl及び実施例6と同様にそれぞれのヨヒン
ビンスルホナート誘導体、ラオルシン、ヨヒンビンの水
溶液を、各々濃度が1nM、5nM、10nM、50n
M、100nM、500nMとなるように調製し、その
各々20μlと50μlの膜標品(蛋白質約10μg)
とを、50mMTris−HCl緩衝液(pH7.5)
(最終容量200μl)中にて室温で30分間反応さ
せ、直ちにセルハーベスター(96穴、イノテック社
製)を用い、0.05%ポリエチレンイミンに予め浸し
たGC/Cフィルター上に吸引濾過した。その後GC/
Cフィルターを200μlの20mM Tris−HC
l緩衝液(pH7.5)で4回洗浄し、GC/Cフィル
ターにアクアゾール3mlを加えて各々液体シンチレー
ションカウンターで放射活性を測定し、実施例6と同様
に各濃度ごとの放射活性をプロットして作図し、そのグ
ラフによりIC50(nM)を算出した。その結果を表2
に示す。
【表2】
【0039】これら実施例6、7の結果から、本発明の
ヨヒンビンメタンスルホナートは、α2−受容体への結
合試験において、IC50値で8.5nMと極めて強い活
性を有していることがわかり、これは従来から知られて
いるα2−受容体の拮抗薬であるヨヒンビン(IC50
46.8nM)の約5.5倍の活性である。又、5−H
1A受容体への親和性試験において、本発明のヨヒンビ
ンメタンスルホナートはIC50値で77nMであり、ヨ
ヒンビン(IC50=130nM)の約1.7倍強力であ
った。以上の結果から、本発明のヨヒンビンメタンスル
ホナートは、5−HT1A受容体の作動薬(アゴニスト)
作用を有し、かつ、α2−受容体の拮抗薬(アンタゴニ
スト)作用を有する新しいタイプのα2−受容体拮抗薬
として有用であるばかりか、将来的には抗不安薬として
の可能性も有していることがわかった。更に、本発明の
ヨヒンビンメタンスルホナートは、α2−受容体への結
合試薬としても極めて有用である。また、本発明のヨヒ
ンビンp−フルオロベンゼンスルホナートはα2/5−
HT1A≒1/24.5であるのに対し、ヨヒンビンはα
2/5−HT1A≒1/2.8であることから、α2−アド
レナリン受容体への親和性における選択性につきヨヒン
ビンに対して約9倍であることがわかる。
【0040】
【実施例8】 静脈注射溶液の調製 注射液1ml当たりヨヒンビンメタンスルホナート10
mgを含有する溶液を次のようにして調製した。即ち、
ヨヒンビンメタンスルホナート10mgと塩化ナトリウ
ム10mgとを、溶液1mlを作るのに十分な量の注射
用水に溶解し、塩酸または水酸化ナトリウム水溶液を用
いてその溶液のpHを約7に調整した。注射溶液を多数
回投与のために使用したい場合には、p−ヒドロキシ安
息香酸メチル10mgとp−ヒドロキシ安息香酸n−プ
ロピル0.10mgとを、他の固体成分を水に溶解する
前にその固体と混合すればよい。この静脈注射溶液は、
大気の有害作用から溶液が保護されるように、例えば窒
素雰囲気内で調製し、オートクレーブで殺菌された。溶
液1ml当たりにヨヒンビンメタンスルホナートをそれ
ぞれ0.1mg、1.0mg、100mgを含有する注
射溶液は、同様にして、対応する量のヨヒンビンメタン
スルホナートを用いて調製することができる。又、ヨヒ
ンビンエタンスルホナート、ヨヒンビンベンゼンスルホ
ナート、ヨヒンビンp−フルオロベンゼンスルホナート
及びヨヒンビン2−チオフェンスルホナートについても
同様にして、それぞれ注射溶液を調製した。
【0041】
【実施例9】 錠剤の調製 ヨヒンビンメタンスルホナートを1.0mg、2.0m
g、25.0mg、50.0mg及び100mgを含有
する錠剤を、下記表3に示す処方で調製した。尚、表中
の数字の単位はmgである。
【表3】 即ち、ヨヒンビンメタンスルホナート、セルロースの各
全量及びコーンでんぷんの一部を混合して10%コーン
でんぷんペーストに顆粒化し、形成された顆粒をふるい
にかけ、乾燥した後、コーンでんぷん残部及びステアリ
ン酸マグネシウムをこれに配合した。次に得られた顆粒
を圧縮することにより、ヨヒンビンメタンスルホナート
を1.0mg、2.0mg、25mg、50mg及び1
00mg含有する各種錠剤を調製することができたので
ある。又、ヨヒンビンエタンスルホナート、ヨヒンビン
ベンゼンスルホナート、ヨヒンビンp−フルオロベンゼ
ンスルホナート及びヨヒンビン2−チオフェンスルホナ
ートについても同様にして、それぞれ錠剤を調製した。
【0042】
【実施例10】 抗不安型作用の確認 4−プレートテスト(Eur.J.pham.7、14
5−151(1968)参照)によってこの作用を検定
したところ、本発明のヨヒンビンメタンスルホナート
は、小用量では明白な精神蘇生作用を有しないが、これ
らのテストにおいては活性を示し、測定されたED50
は100mg/kg以下であった。同様にヨヒンビンエ
タンスルホナートについても試験を行ない、同じ結果を
得た。
【0043】
【参考実験1】 急性毒性 10匹のマウス(ddY、5週令、雄、体重25〜30
g)に対し、本発明ヨヒンビンメタンスルホナートを
2.5mg含有する水溶液を1日1回5日間経口投与し
た。投与マウスは、その全てが投与2週間後も生存して
いた。従ってLD50値は500mg/kg以上であり、
毒性は極めて弱いことが明かである。同様にヨヒンビン
エタンスルホナート、ヨヒンビンベンゼンスルホナー
ト、ヨヒンビンp−フルオロベンゼンスルホナート及び
ヨヒンビン2−チオフェンスルホナートについても試験
を行ない、同じ結果を得た。
【0044】
【参考実験2】 5−HT1A受容体への親和性の確認 1) 組織標品の作成 ウィスター系雄性ラット(7〜8週齢)を用いて組織標
品を作成した。断頭後、直ちに脳を頭蓋より取り出し、
海馬を切り出した。切り出した海馬を20倍量(mg/
ml)の、2mM Tris−HCl、0.3M Su
crose、2mM EGTA及び6mM EDTAを
含んだ緩衝液(pH7.4)でホモジネートし、900
×gで4℃、10分間遠心分離し、上清をさらに20,
000×gで4℃、20分間遠心分離してP2分画を得
た。この標品を1時間以内に下記の実験に共した。
【0045】2) アデニレートシクラーゼ活性の測定 種々の濃度の化合物と上記組織標本(蛋白量約8μg)
及び10μMのForskolinを、80mMのTr
is−HCl、5mMのTheophylline、5
mMのMgSO4、1mMのDithiothreit
ol、0.2mMのEGTA、0.5mMのEDTA、
25mMのSucrose、2.5mMのATP、10
μMのGTP、5mMのCreatinine Pho
sphate、10μgのCreatinine Ph
osphokinaseを含む溶液中(総量:120μ
l)で30℃、10分間反応させた後、ただちに95℃
で3分間インキュベートして反応を停止し、c−AMP
を産生させた。産生されたc−AMPの量は、Brow
n BL等の方法(Biochem.J.、121;5
61(1971)参照)により測定した。
【0046】即ち、各サンプルに〔3H〕−c−AMP
(100μl、約70,000dpm)及び牛の副腎よ
り抽出したc−AMP結合蛋白(50μl)を加え、4
℃で2時間反応させた。この反応液に、チャコール懸濁
液(100μl)を加えて反応を停止し、4,000r
pm(3,000×g)で15分間遠心分離し、上清の
220μlに3mlのアクアゾルを加え、液体シンチレ
ーションカウンターで放射活性を測定したのである。
0.1pmolから50pmolまでの種々の量のc−
AMPを含む標準液を用いて標準曲線を作成し、これを
もとにc−AMP産生量を計算し、産生されたc−AM
Pの量によりアデニレートシクラーゼ活性を決定した。
【0047】3) 結果 10μMのForskolinによるコントロールレベ
ルの約8〜10倍のアデニレートシクラーゼ活性を得
た。この状態を100%として、各種濃度の5−HTを
加えることにより、用量依存的に最大約80%までの活
性の抑制が得られた。選択的な5−HT1のアゴニスト
である8−OHDPAT及びヨヒンビンと、本発明のヨ
ヒンビンメタンスルホナート及びヨヒンビンエタンスル
ホナートのそれぞれが、5−HTと同様にアデニレート
シクラーゼ活性を用量依存的に約80%まで抑制し、こ
の抑制効果は5−HT1AのアンタゴニストであるSpi
peronによって阻害された。又、これらの化合物は
5−HTによって抑制されたアデニレートシクラーゼ活
性のレベルに影響を与えなかった。以上の結果から、ヨ
ヒンビン、本発明のヨヒンビンメタンスルホナート及び
ヨヒンビンエタンスルホナートは、5−HT1Aに対して
アゴニスト様作用を有することが確認された。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中、Rは低級アルキル基、ハロゲン原子で置換され
    ていてもよいフェニル基又はチオフェニル基を示す。)
    で表されることを特徴とするヨヒンビンスルホナート誘
    導体。
  2. 【請求項2】 式 【化2】 (式中、Rは低級アルキル基、ハロゲン原子で置換され
    ていてもよいフェニル基又はチオフェニル基を示す。)
    で表されるヨヒンビンスルホナート誘導体を有効成分と
    することを特徴とするα2アドレナリン拮抗剤。
JP4101748A 1991-06-27 1992-03-26 ヨヒンビンスルホナート誘導体及びこれを含有するアドレナリン拮抗剤 Pending JPH05112565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4101748A JPH05112565A (ja) 1991-06-27 1992-03-26 ヨヒンビンスルホナート誘導体及びこれを含有するアドレナリン拮抗剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-183198 1991-06-27
JP18319891 1991-06-27
JP4101748A JPH05112565A (ja) 1991-06-27 1992-03-26 ヨヒンビンスルホナート誘導体及びこれを含有するアドレナリン拮抗剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05112565A true JPH05112565A (ja) 1993-05-07

Family

ID=26442567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4101748A Pending JPH05112565A (ja) 1991-06-27 1992-03-26 ヨヒンビンスルホナート誘導体及びこれを含有するアドレナリン拮抗剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05112565A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000063286A (ja) * 1998-06-16 2000-02-29 Mathias Christian Zohoungbogbo ダイエット食品組成物及び該組成物を用いたダイエット方法
KR100392292B1 (ko) * 2000-01-07 2003-07-22 주식회사 펩트론 5원환 융합 방향족 헤테로사이클릭 화합물을 유효성분으로 하는 hcv 치료제 조성물

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000063286A (ja) * 1998-06-16 2000-02-29 Mathias Christian Zohoungbogbo ダイエット食品組成物及び該組成物を用いたダイエット方法
KR100392292B1 (ko) * 2000-01-07 2003-07-22 주식회사 펩트론 5원환 융합 방향족 헤테로사이클릭 화합물을 유효성분으로 하는 hcv 치료제 조성물

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3892254B2 (ja) 新規a1アデノシン受容体アゴニスト
Maryanoff et al. Anticonvulsant O-alkyl sulfamates. 2, 3: 4, 5-Bis-O-(1-methylethylidene)-. beta.-D-fructopyranose sulfamate and related compounds
RU2250904C2 (ru) Модуляторы а3 -рецепторов аденозина
Valente et al. Structure of warfarin in solution
EP3626699A1 (en) Ssao inhibitor
US5736528A (en) N6 -(epoxynorborn-2-yl) adenosines as A1 adenosine receptor agonists
Kanne et al. Synthesis and biological characterization of pyridohomotropanes. Structure-activity relationships of conformationally restricted nicotinoids
TW200838540A (en) Sulfamoyl-containing derivatives and uses thereof
HUE032948T2 (en) Opioid receptor ligands and methods of using and making same
JP7175525B2 (ja) アデノシン誘導体を含む非アルコール性脂肪肝炎、肝線維症及び肝硬変症の予防及び治療用薬学的組成物
US5969137A (en) Benzylamidine derivatives with serotonin receptor binding activity
CZ256090A3 (cs) Derivát v poloze 8-substituovaného 2-aminotetralinu, způsoby jeho přípravy, farmaceutický prostředek s jeho obsahem a použití
JP2003523313A (ja) シャペロン蛋白質の阻害方法
KR101800919B1 (ko) 크로먼 유도체들
AU2219599A (en) Platelet adp receptor inhibitors
US5049637A (en) 1,2,3,4,10,14b-hexahydrodibenzo[c,f]pyrazino-[1,2-a]azepino derivatives and 10-aza, 10-oxa and 10-thia analogues
JPH05112565A (ja) ヨヒンビンスルホナート誘導体及びこれを含有するアドレナリン拮抗剤
LU86421A1 (fr) Derives de piperazine 1,4-disubstitues,composition pharmaceutique les contenant;leur procede d'obtention
Bano et al. Antiglycation activity of quinoline derivatives-A new therapeutic class for the management of type 2 diabetes complications
JPS60218377A (ja) 4−フエニルフタラジン誘導体及びそれを有効成分とする循環改善剤
CN111479808A (zh) 嘧啶磺酰胺类衍生物、其制备方法及其在医药上的应用
US6809104B2 (en) Fused heterocyclic compounds
CN113214231B (zh) 5ht2a受体拮抗剂及其医疗应用
FI113774B (fi) Verisuonia supistavat substituoidut 2,3-dihydro-1,4-dioksinopyridiinit
AU672226B2 (en) 2-substituted adenosines with A-2 receptor affinity