JPH05143728A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH05143728A JPH05143728A JP3308860A JP30886091A JPH05143728A JP H05143728 A JPH05143728 A JP H05143728A JP 3308860 A JP3308860 A JP 3308860A JP 30886091 A JP30886091 A JP 30886091A JP H05143728 A JPH05143728 A JP H05143728A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿画像の解像度や再現性に影響を与える事
なく、再生紙原稿を読み取った場合に生じる粒状雑音を
軽減する画像処理装置を提供する。 【構成】 画像読取部11で読み取られた原稿画像に対
し、補正量演算部13で注目画素の補正量が演算され、
更に係数乗算部14で所定の係数が乗じられると共に、
符号判定部15で補正量の符号が判定される。また、粒
状雑音検出処理部12にて再生紙原稿を読み取った場合
に生じる粒状雑音が検出され、その結果と判定された符
号に基づいて、演算された補正量そのままか係数が乗じ
られた補正量の何れかが選択部16で選択され、加算器
17で注目画素に加算される。
なく、再生紙原稿を読み取った場合に生じる粒状雑音を
軽減する画像処理装置を提供する。 【構成】 画像読取部11で読み取られた原稿画像に対
し、補正量演算部13で注目画素の補正量が演算され、
更に係数乗算部14で所定の係数が乗じられると共に、
符号判定部15で補正量の符号が判定される。また、粒
状雑音検出処理部12にて再生紙原稿を読み取った場合
に生じる粒状雑音が検出され、その結果と判定された符
号に基づいて、演算された補正量そのままか係数が乗じ
られた補正量の何れかが選択部16で選択され、加算器
17で注目画素に加算される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば再生紙を原稿と
して扱うファクシミリやディジタル複写機等の画像処理
装置に関するものである。
して扱うファクシミリやディジタル複写機等の画像処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】新聞や青焼き原稿等のバックグラウンド
に地色を有する画像を読み取る場合、従来の画像処理装
置では、例えばプリスキャンにより濃度ヒストグラムを
作成し、その結果から読み取り画像を2値化する際のし
きい値を決定する方法や、複数の画素からなるブロック
単位で画像濃度の平均値を検出し、2値化のしきい値を
動的に変動させる等の処理(いわゆる、ABC:Automa
tic Background Control処理等)により背景の雑音除去
を行っている。
に地色を有する画像を読み取る場合、従来の画像処理装
置では、例えばプリスキャンにより濃度ヒストグラムを
作成し、その結果から読み取り画像を2値化する際のし
きい値を決定する方法や、複数の画素からなるブロック
単位で画像濃度の平均値を検出し、2値化のしきい値を
動的に変動させる等の処理(いわゆる、ABC:Automa
tic Background Control処理等)により背景の雑音除去
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】近年、資源の有効
利用を目的として再生紙が注目を集めている。ところ
が、再生紙は上質紙に比べ特有の粒状雑音を多く含む
為、例えば従来のファクシミリ等で再生紙上の画像を読
み取り、2値化処理を行った場合、そのバックグラウン
ドに粒状雑音が発生し、画質の劣化や符号化する際の圧
縮率が低下する等の問題が生じていた。
利用を目的として再生紙が注目を集めている。ところ
が、再生紙は上質紙に比べ特有の粒状雑音を多く含む
為、例えば従来のファクシミリ等で再生紙上の画像を読
み取り、2値化処理を行った場合、そのバックグラウン
ドに粒状雑音が発生し、画質の劣化や符号化する際の圧
縮率が低下する等の問題が生じていた。
【0004】この様な再生紙原稿に対して上述のABC
(自動バックグラウンド制御)処理等を行っても、濃度
の高い粒状雑音を除去するには十分でなかった。また、
粒状雑音の影響を排除するために、解像度補正処理(い
わゆる、エッジ強調処理)を行わない様にした場合には
読み取り画像の解像性が低下し、2値化しきい値を変更
した場合には濃度レベルの低い原稿が再現できなくなる
等の問題があった。
(自動バックグラウンド制御)処理等を行っても、濃度
の高い粒状雑音を除去するには十分でなかった。また、
粒状雑音の影響を排除するために、解像度補正処理(い
わゆる、エッジ強調処理)を行わない様にした場合には
読み取り画像の解像性が低下し、2値化しきい値を変更
した場合には濃度レベルの低い原稿が再現できなくなる
等の問題があった。
【0005】本発明は、上述の課題を解決するために成
されたもので、原稿画像の解像度や再現性に影響を与え
る事なく、再生紙原稿を読み取った場合に生じる粒状雑
音を軽減する画像処理装置を提供する事を目的としてい
る。
されたもので、原稿画像の解像度や再現性に影響を与え
る事なく、再生紙原稿を読み取った場合に生じる粒状雑
音を軽減する画像処理装置を提供する事を目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明の画像処理
装置は以下の構成を有する。即ち、読み取られた原稿画
像の各画素に対しエッジ強調処理を行う画像処理装置に
おいて、再生紙原稿を読み取った場合に生じる粒状雑音
を検出する検出手段と、読み取られた画素に対してエッ
ジ強調の為の補正量を求める演算手段と、該演算手段で
求めた補正量の符号を判定する判定手段と、前記補正量
に所定の係数を乗じる乗算手段と、前記検出手段及び判
定手段の判定結果に従って前記補正量か係数の乗じられ
た補正量の何れかを選択する選択手段と、該選択手段で
選択された補正量を注目画素に加算する加算手段とを有
する。
装置は以下の構成を有する。即ち、読み取られた原稿画
像の各画素に対しエッジ強調処理を行う画像処理装置に
おいて、再生紙原稿を読み取った場合に生じる粒状雑音
を検出する検出手段と、読み取られた画素に対してエッ
ジ強調の為の補正量を求める演算手段と、該演算手段で
求めた補正量の符号を判定する判定手段と、前記補正量
に所定の係数を乗じる乗算手段と、前記検出手段及び判
定手段の判定結果に従って前記補正量か係数の乗じられ
た補正量の何れかを選択する選択手段と、該選択手段で
選択された補正量を注目画素に加算する加算手段とを有
する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。図1は、本実施例におけ
る画像処理装置の基本構成を示すブロック図である。図
中、11は画像読取部であり、読み取られたアナログデ
ータをシェーディング補正等の後、ディジタルデータに
A/D変換する機能を有する。以下の実施例では、ここ
で得られる画像データを濃度データとして説明する。即
ち、データ値が大きい場合を黒側として扱う。12は粒
状雑音検出処理部であり、読み取られた画像データから
注目する画素が再生紙原稿を読み取った場合に生じる粒
状雑音で有るか否かを判定する。13はエッジ強調処理
の為の補正量演算部であり、注目画素及びその周辺画素
から注目画素値を補正する為の補正量を演算する。14
は係数乗算部であり、補正量演算部13で得られた補正
値に予め決定された“1”以下の係数を乗じる。
な一実施例を詳細に説明する。図1は、本実施例におけ
る画像処理装置の基本構成を示すブロック図である。図
中、11は画像読取部であり、読み取られたアナログデ
ータをシェーディング補正等の後、ディジタルデータに
A/D変換する機能を有する。以下の実施例では、ここ
で得られる画像データを濃度データとして説明する。即
ち、データ値が大きい場合を黒側として扱う。12は粒
状雑音検出処理部であり、読み取られた画像データから
注目する画素が再生紙原稿を読み取った場合に生じる粒
状雑音で有るか否かを判定する。13はエッジ強調処理
の為の補正量演算部であり、注目画素及びその周辺画素
から注目画素値を補正する為の補正量を演算する。14
は係数乗算部であり、補正量演算部13で得られた補正
値に予め決定された“1”以下の係数を乗じる。
【0008】15は符号判定部であり、上述した補正値
の符号を判定する。16は選択部であり、符号判定部1
5の判定結果と粒状雑音検出処理部12の判定結果から
読み取られた画像データに加算する補正量を選択する。
具体的には、符号判定結果が負の場合には粒状雑音検出
結果の如何にかかわらず、上述の補正量演算部13で得
られた結果を選択する。一方、符号判定結果が正の場合
には粒状雑音検出結果に応じて所望の補正量を選択す
る。つまり、注目画素が雑音で有ると判定された場合
は、係数乗算部14での補正量を選択し、また注目画素
が有効画素(即ち、粒状雑音以外)であると判定された
場合は、補正量演算部13での補正量を選択する。そし
て、選択された補正結果を加算器17で読み取り、画像
データに加算する事で粒状雑音の影響を軽減するエッジ
強調処理が行われる。
の符号を判定する。16は選択部であり、符号判定部1
5の判定結果と粒状雑音検出処理部12の判定結果から
読み取られた画像データに加算する補正量を選択する。
具体的には、符号判定結果が負の場合には粒状雑音検出
結果の如何にかかわらず、上述の補正量演算部13で得
られた結果を選択する。一方、符号判定結果が正の場合
には粒状雑音検出結果に応じて所望の補正量を選択す
る。つまり、注目画素が雑音で有ると判定された場合
は、係数乗算部14での補正量を選択し、また注目画素
が有効画素(即ち、粒状雑音以外)であると判定された
場合は、補正量演算部13での補正量を選択する。そし
て、選択された補正結果を加算器17で読み取り、画像
データに加算する事で粒状雑音の影響を軽減するエッジ
強調処理が行われる。
【0009】尚、再生紙原稿を対象にした場合、粒状雑
音は孤立状の黒画素のみを考慮すれば良く、孤立状の白
画素は考慮する必要がない。従って、本実施例では、上
述の如く、読み取り画像に加算すべき補正値が正の場合
にのみ粒情報雑音判定結果を利用してエッジ強調量を制
御する(孤立状黒画素の発生のみを軽減させる)。次
に、上述した各部の処理について詳細に説明する。図2
は、画像読取部11から出力される画像信号のタイミン
グ例を示す図である。図示するように、読み取られた画
像データは、画像クロックに同期して1画素のデータ
が、ライン同期信号に同期して1ライン分の画像データ
が、ページ同期信号に同期して1ページ分の画像データ
がそれぞれ入力されるものとする。
音は孤立状の黒画素のみを考慮すれば良く、孤立状の白
画素は考慮する必要がない。従って、本実施例では、上
述の如く、読み取り画像に加算すべき補正値が正の場合
にのみ粒情報雑音判定結果を利用してエッジ強調量を制
御する(孤立状黒画素の発生のみを軽減させる)。次
に、上述した各部の処理について詳細に説明する。図2
は、画像読取部11から出力される画像信号のタイミン
グ例を示す図である。図示するように、読み取られた画
像データは、画像クロックに同期して1画素のデータ
が、ライン同期信号に同期して1ライン分の画像データ
が、ページ同期信号に同期して1ページ分の画像データ
がそれぞれ入力されるものとする。
【0010】図3は、本実施例での粒状雑音検出処理部
12の構成を示す図である。図中、31は画素ブロック
取出部であり、粒状雑音を検出するために、参照する画
素を取り出す。具体的には、参照画素を図4に示す3×
3画素とすると、図5に示すような構成で実現される。
51a〜iは1画素遅延素子、52a〜bは1ライン遅
延素子である。図6に画素ブロック取出部31のタイミ
ング図を示す。各信号は図4に示すA〜Iに対応し、こ
こでは、主走査画素数が“8”の場合を示している。図
6に示す様に、入力画像データを各遅延素子に通過させ
る事で、必要な複数画素を同一タイミングで参照する事
ができる。32は平均値演算部であり、取り出された複
数の参照画素値を用いてブロック(参照画素を含む方形
領域)内の平均濃度を算出する。図4に示す画素を参照
する場合、具体的には以下の演算を行う。
12の構成を示す図である。図中、31は画素ブロック
取出部であり、粒状雑音を検出するために、参照する画
素を取り出す。具体的には、参照画素を図4に示す3×
3画素とすると、図5に示すような構成で実現される。
51a〜iは1画素遅延素子、52a〜bは1ライン遅
延素子である。図6に画素ブロック取出部31のタイミ
ング図を示す。各信号は図4に示すA〜Iに対応し、こ
こでは、主走査画素数が“8”の場合を示している。図
6に示す様に、入力画像データを各遅延素子に通過させ
る事で、必要な複数画素を同一タイミングで参照する事
ができる。32は平均値演算部であり、取り出された複
数の参照画素値を用いてブロック(参照画素を含む方形
領域)内の平均濃度を算出する。図4に示す画素を参照
する場合、具体的には以下の演算を行う。
【0011】IAV=(IA +IB +IC +I+D +IE
+IF +IG +IH +II )/9 ここで、IAV:ブロック内平均濃度であり、IN :画素
素Nの濃度である。33はしきい値演算部であり、平均
値演算部32で求めた平均濃度に基づいて画素ブロック
内の画像データを2値化するしきい値を演算する。具体
的には、1例として次のような演算によりしきい値TH
を求める。
+IF +IG +IH +II )/9 ここで、IAV:ブロック内平均濃度であり、IN :画素
素Nの濃度である。33はしきい値演算部であり、平均
値演算部32で求めた平均濃度に基づいて画素ブロック
内の画像データを2値化するしきい値を演算する。具体
的には、1例として次のような演算によりしきい値TH
を求める。
【0012】TH=IAV+α ここで、α:補正値(α《IAV)であり、補正値αの値
によって検出レベルをコントロールする事ができる。3
4は2値化処理部であり、上述のしきい値演算部33で
求められたしきい値によりブロック内の注目画素を2値
化処理する。この様に、ブロック内の平均値を用いて動
的な2値化処理を行う事により、高周波成分が強調され
た2値画像を得ることが出来る。
によって検出レベルをコントロールする事ができる。3
4は2値化処理部であり、上述のしきい値演算部33で
求められたしきい値によりブロック内の注目画素を2値
化処理する。この様に、ブロック内の平均値を用いて動
的な2値化処理を行う事により、高周波成分が強調され
た2値画像を得ることが出来る。
【0013】即ち、目的とする粒状雑音の検出が可能と
なる。例えば、1例としてブロック内の参照画素が図7
に示す値の場合(画素値は、0〜64の値を取るとす
る)、通常のしきい値(TH=32)で2値化処理する
と、注目画素は白に判定され、粒状雑音は検出されな
い。しかし、ブロック内平均濃度を利用して2値化処理
を行った場合、しきい値はTH=4となり(α=0の場
合)、注目画素は黒に判定され、後述するパターンマツ
チング処理部35で粒状雑音の検出が可能となる。35
はパターンマッチング処理部であり、2値化処理部34
で2値化されたブロック内の画像パターンからテンプレ
ートマッチングにより粒状雑音のパターンを検出する。
1例として図8に示す様なパターンを粒状雑音と判定す
る。パターンマッチング処理部35は、例えば図9に示
す様に、平均値演算部32で説明した構成と等しい画素
ブロック取出部91とROM(リード・オンリ・メモ
リ)92により容易に実現する事が可能である。このR
OM92には参照画素をアドレス(この場合9bit)
とし、判定結果を当該アドレスに対するメモリ内容とし
て予めプログラムしておく。そして、ROMデータ出力
を前述した画像クロックでサンプリングする事によりパ
ターンマッチング結果が得られる。
なる。例えば、1例としてブロック内の参照画素が図7
に示す値の場合(画素値は、0〜64の値を取るとす
る)、通常のしきい値(TH=32)で2値化処理する
と、注目画素は白に判定され、粒状雑音は検出されな
い。しかし、ブロック内平均濃度を利用して2値化処理
を行った場合、しきい値はTH=4となり(α=0の場
合)、注目画素は黒に判定され、後述するパターンマツ
チング処理部35で粒状雑音の検出が可能となる。35
はパターンマッチング処理部であり、2値化処理部34
で2値化されたブロック内の画像パターンからテンプレ
ートマッチングにより粒状雑音のパターンを検出する。
1例として図8に示す様なパターンを粒状雑音と判定す
る。パターンマッチング処理部35は、例えば図9に示
す様に、平均値演算部32で説明した構成と等しい画素
ブロック取出部91とROM(リード・オンリ・メモ
リ)92により容易に実現する事が可能である。このR
OM92には参照画素をアドレス(この場合9bit)
とし、判定結果を当該アドレスに対するメモリ内容とし
て予めプログラムしておく。そして、ROMデータ出力
を前述した画像クロックでサンプリングする事によりパ
ターンマッチング結果が得られる。
【0014】次に、前述した補正量演算部13は、図1
0に示す様に、参照画素を取り出す画素ブロック取出部
101(構成は図5に示すものと同様である)と、注目
画素値とその周辺参照画素値から注目画素のエッジ強調
を行うための補正量を算出する補正量演算処理部102
とから成る。具体的には、図11に示すような係数のラ
プラシアン・フィルタによる演算では、図4に示すEを
注目画素として次式により補正量が演算される。
0に示す様に、参照画素を取り出す画素ブロック取出部
101(構成は図5に示すものと同様である)と、注目
画素値とその周辺参照画素値から注目画素のエッジ強調
を行うための補正量を算出する補正量演算処理部102
とから成る。具体的には、図11に示すような係数のラ
プラシアン・フィルタによる演算では、図4に示すEを
注目画素として次式により補正量が演算される。
【0015】 EE ={4×IE −(IB +ID +IF +IH )}/4 ここで、EE :画素Eの補正量であり、IN :画素Nの
濃度である。当該演算式は、ワイヤード・ロジックによ
り容易に実現する事が可能である。また、ここで得られ
た補正量を注目画素に加算する事でエッジ強調が行われ
る。具体例として図7に示す画素に対して上記演算を行
った場合、注目画素に対する補正値は、 EE ={4×20−(2+2+2+1)}/4=18
(少数点以下切り捨て) となり、上記値をそのまま注目画素に加算した場合(注
目画素値=38)、2値化処理により黒画素として再現
される。
濃度である。当該演算式は、ワイヤード・ロジックによ
り容易に実現する事が可能である。また、ここで得られ
た補正量を注目画素に加算する事でエッジ強調が行われ
る。具体例として図7に示す画素に対して上記演算を行
った場合、注目画素に対する補正値は、 EE ={4×20−(2+2+2+1)}/4=18
(少数点以下切り捨て) となり、上記値をそのまま注目画素に加算した場合(注
目画素値=38)、2値化処理により黒画素として再現
される。
【0016】係数乗算部14では、演算された補正量に
対し予め決定した“1”より小さい係数を乗算回路によ
り乗じる。即ち、エッジ強調量を低下させたエッジ強調
処理が行われる。具体的には、係数を1/2とした場
合、図7に示す画像の注目画素値は(20+9=29)
となり、2値化処理により再現される事がない。次に、
符号判定部15では、補正量演算結果EE の正負を判定
する。具体的には演算データの符号ビットを出力する。
対し予め決定した“1”より小さい係数を乗算回路によ
り乗じる。即ち、エッジ強調量を低下させたエッジ強調
処理が行われる。具体的には、係数を1/2とした場
合、図7に示す画像の注目画素値は(20+9=29)
となり、2値化処理により再現される事がない。次に、
符号判定部15では、補正量演算結果EE の正負を判定
する。具体的には演算データの符号ビットを出力する。
【0017】選択部16はデータセレクタであり、符号
判定部15及び粒状雑音検出処理部12の判定結果に従
って上述した2つの補正量を選択して出力する。選択条
件を表1に示す。
判定部15及び粒状雑音検出処理部12の判定結果に従
って上述した2つの補正量を選択して出力する。選択条
件を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】即ち、補正値の符号が正であり、かつ粒状
雑音が検出された場合に係数の乗じられた補正値を選択
する(エッジ強調量を低減させる)。ここでの選択結果
を加算器17により原画像に加算することでエッジ強調
処理が行われる。以上の処理により、再生紙原稿に見ら
れる粒状雑音を軽減するエッジ強調処理が行われる。処
理された出力画像データは、例えばファクシミリの場
合、2値化処理後に符号化され、通信回線上に送り出さ
れる。
雑音が検出された場合に係数の乗じられた補正値を選択
する(エッジ強調量を低減させる)。ここでの選択結果
を加算器17により原画像に加算することでエッジ強調
処理が行われる。以上の処理により、再生紙原稿に見ら
れる粒状雑音を軽減するエッジ強調処理が行われる。処
理された出力画像データは、例えばファクシミリの場
合、2値化処理後に符号化され、通信回線上に送り出さ
れる。
【0020】次に、本実施例の処理を図12に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。まず画像データが画像読
取部11で読み取られ(ステップS121)、エッジ強
調の為の補正量が演算される(ステップS122)。そ
して、得られた補正値に対して符号判定を行い(ステッ
プS123)、符号が負の場合には補正値をそのまま読
み取り画素に加算する(ステップS124)。しかし、
正の場合には粒状雑音検出処理(ステップS125)の
結果に従って注目画素が粒状雑音か否かを判定する(ス
テップS126)、その結果、粒状雑音と判定された場
合、演算された補正値に係数(<1)を乗じ(ステップ
S127)、係数を乗じた補正値を注目画素に加算する
(ステップS128)。一方、粒状雑音と判定されない
場合は、演算された補正値をそのまま注目画素に加算す
る(ステップS124)。以上の処理を全画素に対して
行い(ステップS129)、処理を終了する。
ーチャートを用いて説明する。まず画像データが画像読
取部11で読み取られ(ステップS121)、エッジ強
調の為の補正量が演算される(ステップS122)。そ
して、得られた補正値に対して符号判定を行い(ステッ
プS123)、符号が負の場合には補正値をそのまま読
み取り画素に加算する(ステップS124)。しかし、
正の場合には粒状雑音検出処理(ステップS125)の
結果に従って注目画素が粒状雑音か否かを判定する(ス
テップS126)、その結果、粒状雑音と判定された場
合、演算された補正値に係数(<1)を乗じ(ステップ
S127)、係数を乗じた補正値を注目画素に加算する
(ステップS128)。一方、粒状雑音と判定されない
場合は、演算された補正値をそのまま注目画素に加算す
る(ステップS124)。以上の処理を全画素に対して
行い(ステップS129)、処理を終了する。
【0021】以上説明した様に、本実施例によれば、簡
単なパターンマッチング処理により画像の解像度や再現
性への影響を最小限に抑え、再生紙原稿を読み取った場
合の粒情報雑音を軽減する事が可能となる。
単なパターンマッチング処理により画像の解像度や再現
性への影響を最小限に抑え、再生紙原稿を読み取った場
合の粒情報雑音を軽減する事が可能となる。
【0022】
【他の実施例】本実施例では、粒状雑音検出の為の参照
ブロックを3×3画素を例に説明したが、本発明はこれ
に限るものではなく、どの様なサイズのウインドウを用
いてもよい。また判定パターンも実施例に示すだけでな
く、様々なパターンが考えられ、本発明は前述した実施
例に限定されるものではない。
ブロックを3×3画素を例に説明したが、本発明はこれ
に限るものではなく、どの様なサイズのウインドウを用
いてもよい。また判定パターンも実施例に示すだけでな
く、様々なパターンが考えられ、本発明は前述した実施
例に限定されるものではない。
【0023】また、前述したパターンマッチングは粒状
雑音パターンとのマッチングにより行うのではなく、逆
にエッジパターンの検出を行い、エッジ部以外を雑音と
見なす事による判定も可能である。この場合、例えば図
13に示すようなパターンを検出し、これ以外のパター
ンの場合を雑音検出ブロックとして処理する。更に、粒
状雑音検出処理は、実施例で示す様な2値パターンによ
り判定を行うだけでなく、ブロック内多値画像データの
濃度勾配から直接検出することも可能である。例えば、
図4に示す参照画素の場合、次の様な判定式で検出を行
う等も考えられる。
雑音パターンとのマッチングにより行うのではなく、逆
にエッジパターンの検出を行い、エッジ部以外を雑音と
見なす事による判定も可能である。この場合、例えば図
13に示すようなパターンを検出し、これ以外のパター
ンの場合を雑音検出ブロックとして処理する。更に、粒
状雑音検出処理は、実施例で示す様な2値パターンによ
り判定を行うだけでなく、ブロック内多値画像データの
濃度勾配から直接検出することも可能である。例えば、
図4に示す参照画素の場合、次の様な判定式で検出を行
う等も考えられる。
【0024】D=SIG(IE −IA )・SIG(IE
−IB )・SIG(IE −IC )・SIG(IE −I
D )・SIG(IE −IF )・SIG(IE −IG )・
SIG(IE −IH )・SIG(IE −II ) ここで、SIG(X):1…(X≧0),0…(X<
0)であり、IN :画素Nの濃度である。
−IB )・SIG(IE −IC )・SIG(IE −I
D )・SIG(IE −IF )・SIG(IE −IG )・
SIG(IE −IH )・SIG(IE −II ) ここで、SIG(X):1…(X≧0),0…(X<
0)であり、IN :画素Nの濃度である。
【0025】上記判定式でD=1の場合を雑音画像と判
定する。つまり、注目画素が極値の場合に粒状雑音と判
定する事になる。また、前述した実施例では、画像デー
タを濃度データとして説明したが、輝度データを用いて
も符号判定結果の正負が逆転するだけで同様である。
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。
また、システム或いは装置にプログラムを供給すること
によって達成される場合にも適用できることは言うまで
もない。
定する。つまり、注目画素が極値の場合に粒状雑音と判
定する事になる。また、前述した実施例では、画像デー
タを濃度データとして説明したが、輝度データを用いて
も符号判定結果の正負が逆転するだけで同様である。
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。
また、システム或いは装置にプログラムを供給すること
によって達成される場合にも適用できることは言うまで
もない。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、読
み取り画像の解像度や再現性に与える影響を抑え、再生
紙原稿を読み取った場合に生じる粒状雑音の影響を軽減
する事が可能になる。
み取り画像の解像度や再現性に与える影響を抑え、再生
紙原稿を読み取った場合に生じる粒状雑音の影響を軽減
する事が可能になる。
【図1】本実施例における画像処理装置の基本構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】入力画素像信号のタイミングを示す図である。
【図3】粒状雑音検出処理部の構成を示す図である。
【図4】参照画素の画像上の位置を示す図である。
【図5】画素取り出し部の構成を示す図である。
【図6】画素取り出し部のタイムチャートである。
【図7】粒状雑音画像の具体例を示す図である。
【図8】粒状雑音パターンを示す図である。
【図9】パターンマッチング処理部の構成を示す図であ
る。
る。
【図10】補正量演算処理部の構成を示す図である。
【図11】エッジ強調フィルタの係数を示す図である。
【図12】本実施例における処理を示すフローチャート
である。
である。
【図13】他の実施例でのエッジパターンを示す図であ
る。
る。
11 画像読取部 12 粒状雑音検出処理部 13 補正量演算部 14 係数乗算部 15 符号判定部 16 選択部 17 加算器
Claims (1)
- 【請求項1】 読み取られた原稿画像の各画素に対しエ
ッジ強調処理を行う画像処理装置において、 再生紙原稿を読み取った場合に生じる粒状雑音を検出す
る検出手段と、 読み取られた画素に対してエッジ強調の為の補正量を求
める演算手段と、 該演算手段で求めた補正量の符号を判定する判定手段
と、 前記補正量に所定の係数を乗じる乗算手段と、 前記検出手段及び判定手段の判定結果に従って前記補正
量か係数の乗じられた補正量の何れかを選択する選択手
段と、 該選択手段で選択された補正量を注目画素に加算する加
算手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3308860A JPH05143728A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 画像処理装置 |
| US07/935,409 US5508823A (en) | 1991-08-28 | 1992-08-26 | Image processing method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3308860A JPH05143728A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05143728A true JPH05143728A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17986133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3308860A Pending JPH05143728A (ja) | 1991-08-28 | 1991-11-25 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05143728A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022145776A (ja) * | 2016-10-07 | 2022-10-04 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP3308860A patent/JPH05143728A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022145776A (ja) * | 2016-10-07 | 2022-10-04 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000327 |