JPH05146179A - 振動モータ - Google Patents

振動モータ

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JPH05146179A
JPH05146179A JP3333998A JP33399891A JPH05146179A JP H05146179 A JPH05146179 A JP H05146179A JP 3333998 A JP3333998 A JP 3333998A JP 33399891 A JP33399891 A JP 33399891A JP H05146179 A JPH05146179 A JP H05146179A
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JP
Japan
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piezoelectric element
vibration
divided
phase
voltage application
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Withdrawn
Application number
JP3333998A
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English (en)
Inventor
Masahiko Komoda
晶彦 菰田
Koji Saito
孝司 斉藤
Yoshitaka Takemura
芳孝 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Asmo Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3333998A priority Critical patent/JPH05146179A/ja
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 双方向への回転が可能であり、しかも構造が
簡単で、回転出力を効率よく発生できる振動モータ装置
を提供すること。 【構成】 ステータ部40は、分極方向が異なる2つの
分割領域からなるリング状の圧電素子44と、その表面
に配置されたリング形状の電極板46,48と、電極板
46,48および圧電素子44の両側を挟持するよう配
置された第1のブロック体50および第2のブロック体
52とを含む。そして、第2の電極板48をアースした
状態で、曲げ振動の共振周波数をもつ3相交流電圧を第
1の電極板46に印加する。これにより、金属ブロック
体50のロータ接触面60に、順方向および逆方向の楕
円振動を任意に発生させ、ロータ部30を正転および逆
転駆動する。また、交流電圧の各相は、圧電素子44の
分極方向が異なる領域に共に印加され、各領域の伸縮状
態が反対となり、振動の最大振幅を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボルト締めランジュバン型の
超音波モータが周知であり、例えば特開昭61-49670号公
報に係る片持ち梁状捩り超音波振動子を用いた圧電モー
タや、特開昭63-217984 号公報に係る超音波モータ等が
知られている。
【0003】しかし、従来この種のモータは、いずれも
ロータを一方向にしか回転できず、しかも構造が複雑で
高価なものとなってしまうという問題があった。
【0004】図19には、従来のボルト締めランジュバ
ン型超音波モータの一例が示されている。この超音波モ
ータは、2個の圧電素子10,12の両端に長さの異な
る金属ブロック体14,16が配置され、両ブロック体
14,16は、その中心においてボルト18により圧電
素子10,12を締付けるように固定されている。
【0005】そして、この超音波モータは、交流電源2
0から圧電素子10,12に高周波交流電圧を印加する
と、圧電素子10,12の厚み方向への振動により縦振
動が生じるとともに、ボルト18の捩りにより捩り振動
が生じ、ブロック体14,16の端面には縦振動と捩り
振動を合成した楕円振動が発生することになり、この楕
円振動により回転駆動力を得ることができる。
【0006】前記ブロック体16の端面には、円板22
がバネ24によりブロック体16側へ付勢されて配設さ
れており、円板22の回転軸26が軸受28にて支持さ
れている。したがって、前記円板22をブロック体16
の端面に接触することにより、前記合成振動により得ら
れる回転力は円板22に伝達され、回転軸26から回転
出力を取り出すことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の超
音波モータでは、縦振動と捩り振動との共振点を合せな
ければ回転出力を効果的に発生できない。このため、一
方のブロック体14を短尺状に形成し、他方のブロック
体16の長尺状に形成して前記共振点を一致させる必要
があり、従ってモータ設計時における自由度が少いとい
う問題があった。
【0008】また、このように縦振動と捩り振動との合
成により楕円振動を発生させる超音波モータでは、ブロ
ック体16の端面に一方向の楕円振動しか発生できず、
回転軸26を正転および逆転の両方向駆動できないとい
う問題があった。
【0009】さらに、この超音波モータでは、振動子1
0,12の振動から楕円振動を直接発生できず、縦振動
と捩り振動を合成しなければならないため、楕円振動の
発生効率が十分でなく、その分、回転出力を効率よく発
生できないという問題があった。
【0010】本発明は、このような従来の課題に鑑みな
されたものであり、その目的は、双方向への回転が可能
であり、しかも構造が簡単で、回転出力を効率よく発生
できる振動モータ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記上述した課題を解決
するため、本発明は、ステータ部およびロータ部を有す
る振動モータにおいて、前記ステータ部は、分極方向が
異なる複数の分極領域に分割されており、振動を発生さ
せる圧電素子と、前記圧電素子の表面を前記ロータ部の
回転方向に少なくとも4分割し、各分割領域を電圧印加
領域とする電極と、前記圧電素子を挟持するようその両
側に取付け固定された第1のブロック体および第2のブ
ロック体と、を有し、前記電極の電圧印加領域は、分極
方向が異なる分極領域のそれぞれに対応する少なくとも
2個の電圧印加領域を1組とする複数組の電圧印加グル
ープに分けられ、前記複数組の電圧印加グループに複数
相の高周波交流電圧を印加することにより前記ロータ部
を回転駆動することを特徴とする。
【0012】ここにおいて、前記圧電素子は、分極方向
が交互に反転する2個以上の分極領域に分割形成され、
前記電極は、前記圧電素子の各分極領域の表面を前記ロ
ータ部の回転方向に複数相の電圧印加領域に分割するよ
う形成され、前記各電圧印加領域は、前記分極領域の同
相の電圧印加領域を1組とする複数組の電圧印加グルー
プに分けるよう形成することができる。
【0013】また、前記圧電素子は、分極方向が交互に
反転する4個以上の分極領域に分割形成され、前記電極
は、前記圧電素子の各分極領域の表面を単相の電圧印加
領域とするよう形成され、前記各電圧印加領域は、前記
分極方向が異なる分極領域の電圧印加領域を1組とする
複数組の電圧印加グループに分けることもできる。
【0014】
【作用】本発明では、圧電素子の表面をロータ部の回転
方向に沿って少なくとも4分割して電圧印加領域を形成
する。これらの電圧印加領域は、分極方向が異なる分極
領域のそれぞれに対応する電圧印加領域を1組とする複
数組の電圧印加グループに分けられる。そして、前記複
数組の電圧印加グループに複数相の高周波交流電圧を印
加することにより、結果的には、印加する高周波交流電
圧の相数の2倍の相数に相当するとともに、互いに位相
が180度異なる交流電圧を含む高周波交流電圧を印加
することになり、ブロック体のロータ接触面に楕円振動
を直接発生させ、ロータ部を回転駆動することができ
る。
【0015】あるいは、本発明では、圧電素子の表面を
ロータ部の回転方向に沿って4以上の偶数個に分割し、
各分割領域を異なる相の電圧印加領域とするよう電極が
形成されている。したがって、前記電極を介して圧電素
子の各電圧印加領域に4以上の偶数相の高周波交流電圧
を印加することにより、ブロック体のロータ接触面に楕
円振動を直接発生させ、ロータ部を回転駆動することが
できる。なお、この場合であっても、印加する高周波交
流電圧の相数は偶数であることより、互いに位相が18
0度異なる交流電圧が含まれている。
【0016】このように本発明の振動モータでは、従来
のランジュバン型の超音波モータのように、ボルトによ
る捩り振動を用いることなく、圧電素子の振動から直接
楕円振動を発生させることができるため、回転出力を効
率よく得ることができる。
【0017】しかも、同位相の高周波交流電圧を分極方
向が異なる圧電素子の複数の分極領域に、あるいは位相
が180度異なる4相以上の高周波交流電圧を分極方向
が単一の電圧素子に印加することにより、圧電素子には
最も伸びた領域と最も縮んだ領域とが同時に現れるの
で、発生する振動振幅が大きくなり、さらに回転出力を
効率よく得ることができる。
【0018】また、従来のように縦振動、捩り振動の共
振点を一致させるという設計上の制約がないため、モー
タ全体の構成が簡単かつ安価なものとなる。
【0019】さらに、本発明によれば、前記各電圧印加
領域に印加する高周波交流電圧の相順を切替えることに
より、ブロック体のロータ接触面に順方向の楕円振動お
よび逆方向の楕円振動を選択的に発生させ、ロータ部を
正転および逆転駆動することができる。
【0020】これに加えて、本発明では、前記複数相の
交流電圧として、曲げ振動の共振周波数を持つ交流電圧
を用いることにより、入力される電圧を効率よく回転出
力に変換し、ロータ部を回転駆動することができる。
【0021】また、本発明者は、この振動モータの回転
原理についての検討を行った。この種のモータでは、発
生する振動の種類として、縦振動、捩り振動、曲げ振動
が知られている。従来のボルト締めランジュバン型超音
波モータでは、縦振動と捩り振動との合成により楕円振
動を発生させていたが、本発明の振動モータでは、曲げ
振動を用いて直接楕円振動を発生させているものと推定
される。すなわち、圧電素子の振動により、ブロック体
には曲げ振動が発生されるが、本発明では、圧電素子の
各電圧印加領域に3相以上の高周波交流電圧を印加する
ことにより、各相の曲げ振動の合成が直接楕円振動とな
って得られるものと推定される。
【0022】このように、本発明の振動モータは、従来
のランジュバン型超音波モータと異なる原理によって楕
円振動を得ているものと推定され、その結果、正逆転可
能な回転出力を効率よく発生させることができ、しかも
その構造が簡単でかつ安価なものとなる。
【0023】これに加えて、本発明の振動モータでは、
ステータ部に発生する曲げ振動の共振周波数と同じ周波
数をもつ交流電圧を印加している。このため、ブロック
体のロータ接触面には、曲げ振動の値が最も大きい腹部
が位置することとなるため、この面からも、入力電圧を
効率よく回転出力に変換し、ロータ部を回転駆動するこ
とができる。
【0024】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0025】第1実施例 図1には、本発明に係る振動モータの好適な第1実施例
が示されている。
【0026】実施例の振動モータは、ロータ部30と、
ステータ部40とを有する。
【0027】そして、ステータ部40の電極板46,4
8に、高周波交流電圧を印加することにより、ステータ
部40のロータ接触面60に楕円振動を発生させ、これ
によりロータ接触面60に接するロータ部30を正転お
よび逆転駆動するものである。
【0028】前記ロータ部30は、ロータ接触面60に
一定の圧力で接触する円板32と、この円板32の回転
中心に取り付けられた回転出力軸34とを含む。
【0029】また、前記ステータ部40は、例えばセラ
ミックス等の圧電体を用いてリング状に形成されかつ互
いに分極方向の異なる2つの分割領域を有する圧電素子
44と、圧電素子44の両側に設けられた第1の電極板
46及び第2の電極板48と、圧電素子44の両側にそ
れぞれ配置された第1の金属ブロック体50及び第2の
金属ブロック体52と、第1の金属ブロック体50と第
1の電極板46とを電気的に絶縁する絶縁シート42
と、両金属ブロック体50,52を圧電素子42,44
を締め付けるように連結固定する結合ボルト54とを含
む。
【0030】なお、前記圧電素子44は、分極の際に電
極として使用した、例えば銀,ニッケル面を、分極終了
後に研磨して除去したものを用いる。
【0031】図2,図3には、前記ステータ部40が示
されている。
【0032】ここにおいて、図2はステータ部40を組
立てた状態を示し、図3はその分解斜視図を示してい
る。
【0033】前記第1,第2の金属ブロック体50,5
2の中心にはネジ孔が形成されている。絶縁シート4
2,第1の電極板46,圧電素子44,第2の電極板4
8の中心には、ボルト挿通孔42a,46a,44a,
48aが設けられている。そして、前記ボルト挿通孔4
2a,46a,44a,48aに、絶縁体によって形成
されたカラー56を挿通した結合ボルト54を挿通し、
この結合ボルト54の両端に設けられたネジ部を、前記
第1及び第2の金属ブロック体50,52の中心に形成
されたネジ孔に螺合させる。これにより、圧電素子44
の両端に、第1の金属ブロック体50及び第2の金属ブ
ロック体52が、圧電素子44を締め付けるように連結
固定されることになる。
【0034】なお、本実施例は、この連結固定に際し、
各部材の積層面の固定に接着剤を用いていないため、共
振周波数のモータ毎のばらつきや、Qの値の低下を防ぐ
ことができ、これにより振動モータの性能及び信頼性の
向上を図ることができる。
【0035】圧電素子44は、円周方向に沿って180
度毎に分割された2つの領域44x,44yのそれぞれ
が異なる分極方向を有している。従って、同位相の交流
電圧を印加すると、分割領域44x,44yの伸縮の関
係が反対になり、一方が伸びるときに他方が縮む。
【0036】また、前記第1の電極板46は、円周方向
に6分割されるようにスリット部46cが設けられ、そ
の外周部が連結部46bにより互いに連結されている。
この第1の電極板46は、その直径が圧電素子44の直
径よりも幾分大きめに形成され、ステータ部40を組立
てた際、その外周部及び連結部46bがステータ外部へ
突出するようになっている。これにより、ステータ部4
0の組立て終了後に、前記連結部46bを切断すること
で、互いに電気的に絶縁された分割電極板46−1,4
6−2,46−3,46−4,46−5,46−6を得
ることができる。なお、6つの分割電極板46の内の3
つ分割電極板46−1,46−2,46−3が圧電素子
44の一方の分割領域44xに対向して配置され、他の
3つの分割電極板46−4,46−5,46−6が圧電
素子44の他方の分割領域44yに対向して配置され
る。
【0037】特に、本実施例では、ステータ組立時に各
分割電極板46−1〜46−6を1枚の電極板46とし
て取り扱うことができるため、その組立作業が容易にな
るばかりでなく、各分割電極板46−1〜46−6の位
置決めも正確に行うことができる。
【0038】また、各分割電極板46−1〜46−6の
ステータ外部へ突出する部分は、図2に示すよう、外部
接続端子45−1〜45−6を構成することになり、こ
れに図1に示すよう引き出し線64−1〜46−6が接
続されることになる。
【0039】さらに、前記第2の電極板48の外周に
は、ステータ部40の外部へ突出する外部接続端子49
が設けられ、これに、図1に示すよう、接地用の引き出
し線66が接続されることとなる。
【0040】なお、前記結合ボルト54は、絶縁性のカ
ラー56により圧電素子44及び第1の電極板46と電
気的に絶縁されている。また、第1の金属ブロック体5
0は、絶縁シート42により第1の電極板46と電気的
に絶縁されている。なお、ブロック体50が絶縁性の高
い材料を用いて形成されてる場合には、絶縁シート42
は不要となる。
【0041】このように構成された振動モータを用い
て、ロータ部30を正転駆動する場合には、第2の電極
板48をアースし、6つの分割電極板46−1〜46−
6にA相,B相,C相の3相交流電圧を印加する。
【0042】図4にはこの3相交流電圧の位相状態が、
図5にはこの3相交流電圧を電極46に印加する場合の
結線がそれぞれ示されている。図4に示すように、A
相,B相,C相は相互に位相が60度ずれた正弦波であ
り、図5に示すように、A相の交流電圧を46−1と4
6−4に、B相の交流電圧を46−2と46−5に、C
相の交流電圧を46−3と46−6にそれぞれ印加す
る。なお、図5に示した括弧内の符号(+,−)は圧電
素子44の各分割領域44x,44yの分極方向を示し
ている。
【0043】これにより、各分割電極板46−1〜46
−6と接する圧電素子44の各電圧印加領域には、それ
ぞれA相,B相,C相の高周波交流電圧に対応した振動
が発生し、ロータ接触面60には順方向の楕円振動が発
生する。この楕円振動は、A相,B相,C相の各高周波
交流電圧に対応して発生する曲げ振動の合成として得ら
れると推定され、これによりロータ接触面60と接する
ロータ部30は順方向に回転駆動されることになる。
【0044】図6には、圧電素子44の振動状態が示さ
れている。同図(a)〜(f)のそれぞれは、分割電極
板46−1〜46−6のそれぞれに接する圧電素子44
の振動状態である。圧電素子44の2つの分割領域44
x,44yは分極方向が異なっているため、一方の分割
領域44xの振動状態と他方の分割領域44yの振動状
態とは相互に位相が反転した状態(180度ずれた状
態)にある。従って、図6(a)に示す分割電極板46
−1に接する圧電素子44の振動状態を中心に考える
と、各分割電極板46−2〜46−6に接する圧電素子
44の振動状態は、それぞれ60度,120度,180
度,240度、300度遅れており(同図(b)〜
(f))、ロータ接触面60には順方向の楕円振動が発
生し、ロータ部30が順方向に回転駆動される。
【0045】しかも、上述したように、圧電素子44の
各分割領域44x,44yの振動状態は相互に位相が反
転した状態にあるため、一方の分割領域44xが最も延
びた状態にあるときに他方の分割領域44yは最も縮ん
だ状態にある(図6の点線の矢印参照)。従って、圧電
素子44の全体の振動振幅が最大となり、第1の金属ブ
ロック体50のロータ接触面60に現れる楕円振動も最
大となり、最も効率よくロータ部30を回転させること
ができる。
【0046】また、各分割電極板46−1〜46−6に
印加する交流電圧の相順を切り替え、A相,C相,B相
の順に印加すると、ロータ接触面60には逆方向の楕円
振動が発生し、ロータ部30を逆方向に回転駆動するこ
とができる。
【0047】このように、本実施例によれば、各分割電
極板46−1〜46−6に印加する3相交流電圧の相順
を切り替えることで、ロータ部30を正転及び逆転駆動
することができる。しかも捩り振動を必要とすることな
く、ロータ接触面60に直接楕円振動を発生させること
ができるため、モータの構成が簡単なものとなり、しか
も回転出力を効率よく発生させることができる。
【0048】また、圧電素子44を2つの分割領域44
x,44y毎に異なる方向に分極し、各分割領域44
x,44yに設けた分割電極板46−1〜46−6の2
つを1組にして共通の交流電圧を印加することにより、
圧電素子44の伸縮の振幅が最大となり、回転効率を上
げることができる。
【0049】ところで、本実施例の振動モータを、より
効率よく駆動するためには、前記交流電圧の周波数を、
ステータ部40が共振現象をおこすような値(共振周波
数)とすることが好ましい。
【0050】図7には、ステータ部40に発生する曲げ
振動の共振の様子が示されている。
【0051】同図から明らかなように、前記交流電圧の
周波数を、ステータ部40に発生する曲げ振動の共振周
波数(例えば1次共振周波数,2次共振周波数,3次共
振周波数)に設定することにより、ステータ部40の両
端面60A,60Bに、曲げ振動が最大となる振動の腹
部を位置させることができる。これにより、ステータ部
40の両端面60a,60bに発生する楕円振動を最大
の値とすることができ、これにより回転出力効率を向上
させることができる。
【0052】なお、前記共振周波数は、何次の共振周波
数を用いてもよい。
【0053】図8には、前記交流電圧の周波数を1次共
振周波数,2次共振周波数,3次共振周波数に設定した
場合におけるステータ部40の共振モデルが示されてい
る。
【0054】このとき、ステータ部40の両端面60
A,60Bには、共振周波数を奇数モードに設定した場
合には同方向の楕円振動が現われ、共振周波数を偶数モ
ードに設定した場合には逆方向の楕円振動が発生するこ
とになる。
【0055】ここにおいて、これら各モデルにおける曲
げ振動の共振周波数fは、概略次式によって求めること
ができる。
【0056】 f=λ2 {R/(2πL2 )}(E/ρ)1/2 λ;定数 (1次共振の時4.73、2次共振の時7.853 、3次共振の
時10.996) R;0.25×D (Dはステータ部40の外径) L;ステータ部40の全長 (E/ρ)1/2 ;音速 (Eはヤング率、ρは密度) したがって、例えばD,Lが次のような値で、金属ブロ
ック体50,52がアルミニウムの振動モデルを考える
と、 D=35×10-3[m] L=60×10-3[m] (E/ρ)1/2 は約5800[m/s]となる。
【0057】したがって、この振動モデルでは、ステー
タ部40の1次共振周波数fの値は、約50kHz とな
る。
【0058】図9には、前記振動モータの動作を制御す
る制御回路80の具体的な構成が示されている。
【0059】この制御回路80は、相互に位相が60度
ずれたA相,B相,C相の3相交流電圧を出力する電源
回路90と、この3相交流出力を増幅して各分割電極板
46−1〜46−6に印加するアンプ92とを含む。
【0060】また、この制御回路80は、ON/OFF
スイッチ82,共振モード入力部84,回転方向入力部
86,回転速度入力部88を含む。
【0061】前記ON/OFFスイッチ82は、電源回
路90,アンプ92をオン・オフ制御するものである。
【0062】前記共振モード入力部84は、ステータ部
40の共振モードを選択設定するものであり、その出力
信号は電源回路90に入力される。そして、電源回路9
0は、この入力信号に基づき、3相交流出力電圧の周波
数を、設定された共振モードの共振周波数に切替え制御
し、これにより例えばステータ部40の曲げ振動を1次
共振,2次共振、あるいはそれ以上の次数の共振モード
に設定することができる。
【0063】前記回転方向入力部86は、ロータ部60
の回転方向を選択設定するものであり、その出力信号は
電源回路90に入力される。電源回路90は、この入力
信号に基づき、各分割電極板46−1〜46−6に印加
する3相交流電圧の相順を切替え、ロータ部60の回転
方向を決定することができる。
【0064】また、前記回転速度入力部88は、アンプ
92の増幅率を制御することにより、ロータ部60の回
転速度を設定することができる。
【0065】したがって、前記各入力部84,86,8
8を用いて、ステータ部40の共振モード,ロータ部3
0の回転方向,回転速度の設定を行った後に、ON/O
FFスイッチ82をオンすると、電源回路90が設定に
応じた相順および周波数の高周波交流電圧を出力する。
これを、アンプ92で増幅して引き出し線64−1〜6
4−6に印加することにより、圧電素子44に前述した
3相交流電圧を印加し、ロータ部30を回転駆動すこと
ができる。
【0066】このとき、圧電素子44に印加される3相
交流電圧は、共振モード切替え操作部84にて設定され
た共振モードに対応した共振周波数に制御されているた
め、入力電圧を効率よく回転出力に変換し、ロータ部3
0を回転駆動することができる。
【0067】さらに、本実施例の振動モータによれば、
回転方向入力部86により、各引き出し線64−1〜6
4−6に印加する3相交流電圧の相順を切替えること
で、ロータ部30の回転方向を選択的に決定することが
できる。
【0068】さらに、実施例の振動モータでは、回転速
度入力部88を用いて交流電圧の電圧値を制御すること
により、ロータ部30の回転速度を任意の速度に制御す
ることができる。
【0069】さらに、実施例の振動モータでは、従来の
ランジュバン型超音波モータのように、楕円振動の発生
に捩り振動を必要としない。したがって、圧電素子4
2、第1、第2の電極板46,48および第1、第2の
金属ブロック体50,52を、それぞれ結合ボルト54
で締付けることによって、各構成部材の連結固定を行い
ステータ部40を構成することができ、前記構成部材の
接合面に接着剤を塗布することが不要となる。したがっ
て、接着剤を用いた場合のような、共振周波数のモータ
ごとのばらつきや、Qの値の低下を防ぐことができ、こ
れにより超音波モータの性能および信頼性を向上させる
ことができる。
【0070】さらに、本実施例では、楕円振動の発生に
曲げ振動という1種類の振動を使用するのみであり、従
来の超音波モータのように縦振動と捩り振動という2種
類の振動を必要としない。したがって、ステータ部40
の設計、特に金属ブロック体14,16の設計の自由度
がひろがり、モータの小型化を図ることが可能となる。
【0071】第2実施例 図10には、本発明に係る振動モータの好適な第2実施
例が示されている。なお、第1実施例と対応する部材に
は同一符号を付しその説明は省略する。
【0072】前記第1実施例では、1枚の圧電素子44
を用い、振動発生部を構成した。
【0073】本実施例の特徴は、2枚の圧電素子44,
45を積層することにより、小さな入力電圧で大きな振
動を発生させ、ロータ部30を回転駆動できる振動モー
タを提供することにある。
【0074】このため、実施例のステータ部40は、第
1の圧電素子44と分極方向の異なる第2の圧電素子4
5を有し、これら2つの圧電素子44,45を第1の電
極板46を挟んで配置することにより、振動発生部を構
成している。即ち、図3に示した第1の実施例と比較す
ると、絶縁シート42を第2の圧電素子45で置き換え
た構成をなしている。
【0075】また、第1実施例と同様に、金属ブロック
体50,52は、金属製の結合ボルト54により相互に
連結固定されている。このため、第2の電極板48をア
ースすると、自動的に第2の金属ブロック体52,結合
ボルト54,第1の金属ブロック体50がアース電位と
なる。したがって、第1の金属ブロック体50は、圧電
素子45の片面に対し、第2の電極板48と同様にアー
ス電極として機能することになる。
【0076】このように構成された振動モータを用い
て、ロータ部を回転駆動する場合には、第1実施例と全
く同様に結線を行い、図4に示した3相の交流電圧を印
加してやればよい。この電圧印加によって圧電素子4
4,45の各分割領域に振動を発生させ、ロータ部30
を回転駆動することができる。
【0077】また、このとき、圧電素子44と分極方向
の異なる圧電素子45には逆極性の交流電圧が印加され
るため、圧電素子44及び45の各部の伸縮状態が一致
し、第1実施例の振動モータに比べて約2倍の振動振幅
となり、大きな駆動力を得ることができる。
【0078】第3実施例 図11には、本発明に係る振動モータの好適な第3実施
例が示されている。なお、上述した各実施例と対応する
部材には同一符号を付しその説明は省略する。
【0079】本実施例は、第1実施例と比較して、印加
する交流電圧として相互に位相が120度異なる3相交
流電圧を用いるとともに、円周方向に6分割され、隣接
する各分割領域の分極方向が異なる圧電素子100を用
いる点が異なっている。
【0080】図11に示すように、圧電素子100は、
6つの分割領域100−1〜100−6を有し、1つお
きの3つの分割領域100−1,100−3,100−
5が同方向に分極され、これらの合間に位置する3つの
分割領域100−2,100−4,100−6が逆方向
に分極されている。なお、電極板46は、分割電極板4
6−1が圧電素子100の分割領域100−1に、分割
電極板46−2が分割領域100−2に、分割電極板4
6−3が分割領域100−3に、分割電極板46−4が
分割領域100−4に、分割電極板46−5が分割領域
100−5に、分割電極板46−6が分割領域100−
6にそれぞれ対向するように位置決めされている。
【0081】図12には電極板46に印加する3相交流
電圧の位相状態が、図13にはこの3相交流電圧を電極
46に印加する場合の結線がそれぞれ示されている。
【0082】図12に示すように、A相,B相,C相は
相互に位相が120度ずれた正弦波であり、図13に示
すように、A相の交流電圧を100−1と100−4
に、B相の交流電圧を100−2と100−5に、C相
の交流電圧を100−3と100−6にそれぞれ印加す
る。なお、図13に示した括弧内の符号(+,−)は圧
電素子100内の各分割領域の分極方向を示している。
【0083】図14には、圧電素子100の振動状態が
示されている。同図(a)〜(f)のそれぞれは、分割
電極板46−1〜46−6のそれぞれに接する圧電素子
100の振動状態である。
【0084】分割領域100−1に印加されるA相の交
流電圧の位相が、分割領域100−2に印加されるB相
の交流電圧の位相より120度進んでおり、しかも、こ
れら2つの分割領域100−1,100−2は逆方向に
分極されている(同位相の交流電圧を印加すると振動状
態の位相が相互に180度ずれる関係にある)。従っ
て、分割領域100−1の振動状態を中心に考えると、
分割領域100−2の振動状態の位相は60度進む関係
にある(図14(a),(b))。
【0085】同様に、他の分割領域100−3〜100
−6の振動状態の位相は、分割領域100−1に対して
それぞれ120度,180度,240度、300度進む
ことになり(同図(c)〜(f))、ロータ接触面60
には逆方向(第1実施例に対して逆方向)の楕円振動が
発生する。この楕円運動は、A相,B相,C相の各高周
波交流電圧に対応して発生する曲げ振動の合成として得
られると推定され、これによりロータ接触面60と接す
るロータ部30は逆方向に回転駆動されることになる。
【0086】また、交流電圧のA相,B相,C相のそれ
ぞれが印加される圧電素子100の2つの分割領域に着
目すると、例えば、同相電圧が印加される分割領域10
0−1と100−4に着目すると、相互に分極方向が反
転しているため振動状態の位相も反転した状態にあり、
一方が最も伸びた状態にあるときに他方は最も縮んだ状
態にある。従って、圧電素子100の全体の振動振幅が
最大となり、第1の金属ブロック体50のロータ接触面
60に現れる楕円振動も最大となり、最も効率よくロー
タ部30を回転させることができる。
【0087】また、ロータ部30の回転方向を切り替え
るには、各分割電極板46−1〜46−6に印加する交
流電圧の相順を切り替えればよい点は、第1実施例と同
様である。
【0088】図15には、本実施例の変形例が示されて
いる。
【0089】この変形例は、1枚の圧電素子100を用
いた第3実施例の構成に第2の圧電素子102を追加し
た構成を有している。その目的とするところは、小さな
入力電圧で大きな振動を発生させることであり、第2実
施例に対応するものである。即ち、第3実施例で用いた
絶縁シート42を第2の圧電素子102で置き換えた構
成をなしている。
【0090】第4実施例 図16には、本発明に係る振動モータの好適な第4実施
例が示されている。なお、上述した各実施例と対応する
部材には同一符号を付しその説明は省略する。
【0091】上述した各実施例では、3相交流電圧の各
相を印加したときに最大に伸びた部分と最大に縮んだ部
分とが同時に現れるようにするために、圧電素子44,
100等を2つあるいは6つに分割し、各分割領域を反
対方向に分極していた。
【0092】これに対し、本実施例の特徴は、圧電素子
の分極方向を単一にして同様の効果を持たせた振動モー
タを提供することにある。
【0093】このため、実施例のステータ部40は、分
極方向の異なる2つの圧電素子104,106を有し、
これら2つの圧電素子104,106を第1の電極板4
6を挟んで配置することにより、振動発生部を構成して
いる。そして、第1の電極板46の6つの分割電極板4
6−1〜46−6のそれぞれに6相の交流電圧を印加す
る。
【0094】図17には、この6相の交流電圧の位相状
態が示されている。同図に示すA相,B相,C相,D
相,E相,F相の各正弦波交流電圧は、それぞれ位相が
60度ずれており、6つの分割電極板46−1〜46−
6のそれぞれに6相のそれぞれの正弦波電圧を印加す
る。このように6相の交流電圧を印加することにより、
6つの分割電極板46−1〜46−6のそれぞれに対応
する圧電素子104,106の各印加領域には、それぞ
れA相〜F相の各高周波交流電圧に対応した振動が発生
する。各印加領域の振動状態は、図6に示したものと同
様であり、ロータ接触面60には順方向の楕円振動が発
生する。これによりロータ接触面60と接するロータ部
30は順方向に回転駆動されることになる。
【0095】また、A相とD相、B相とE相、C相とF
相のそれぞれは相互に180度の位相差を有しているた
め、圧電素子104,106のいずれかの印加領域が最
も伸びた状態にあるときは最も縮んだ状態の印加領域が
存在することになる。従って、圧電素子104,106
の振動振幅が最大となり、第1の金属ブロック体50の
ロータ接触面60に現れる楕円振動も最大となる。
【0096】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のでなく本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能
である。
【0097】例えば、上述した各実施例では、第1の電
極板46を6分割した場合を例にとり説明したが、本発
明はこれに限らず、第1の電極板46を4以上の任意の
偶数の分割電極板に分割形成してもよい。この場合は、
第3,第4実施例に示した圧電素子100,102をこ
の分割電極板の数に合わせて円周方向に分割し、隣接す
る各分割領域が異なる分極方向を示すようにする。
【0098】また、前記実施例では、ステータ部40の
一方の端面60Aにのみロータ部30を設ける場合を例
にとり説明したが、本発明はこれに限らず、ステータ部
40の両端面60A,60Bにロータ部を設けるように
してもよい。これにより、実施例の振動モータから、2
つの回転出力を同時に取り出すことができ、しかも図8
に示す共振モデルから明らかなように、振動モードを偶
数モードに設定することにより、両ロータ部の回転方向
を同方向とし、振動モードを奇数モードにすることによ
り、両ロータ部の回転出力を逆方向に設定することがで
きる。
【0099】また、前記実施例によれば、ブロック体5
0,52の連結固定に結合ボルト54を用いた場合を例
にとり説明したが、本発明では従来のランジュバン型超
音波モータのように、捩り振動を必要としないため、結
合ボルト54以外の結合部材を用いてブロック体50,
52を連結固定するようにしてもよい。例えば、ロッド
を用いて連結し、その両端をかしめるようにしてもよ
い。
【0100】また、前記実施例では、6つの分割電極板
46−1〜46−6を金属ブロック体50,52等で挟
んで固定しているが、圧電素子42等の振動により径方
向に移動しないように、電極板46の内周部を折り曲げ
て、係合片を設けてもよい。
【0101】図18には、このような係合片47が形成
された電極板46の拡大図が示されている。同図(A)
は、電極板46の平面図、同図(B)は電極板46と圧
電素子44等との位置関係を示している。ステータ組み
立て時に、係合片47の外周部と圧電素子44の内周部
とを嵌合させることにより、電極板46を正確に位置決
めすることができ、さらにステータ部40の振動に伴っ
て径方向の位置がずれることを防止することができる。
【0102】また、前記実施例では、1つあるいは2つ
の圧電素子を用いる場合を例にとって説明したが、本発
明はこれに限らず、3つ以上の圧電素子を積層すること
により、振動の振幅を増すようにしてもよい。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構造が簡単で、回転出力を効率よく発生でき、しかも印
加電圧の相順の切り替えにより双方向への回転が可能な
振動モータ装置を提供することができる。
【0104】特に、本発明によれば、圧電素子には最も
伸びた領域と最も縮んだ領域とが同時に現れるので、発
生する振動振幅が大きくなり、さらに回転出力を効率よ
く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動モータ装置の好適な第1実施
例の全体説明図である。
【図2】図1に示す振動モータのステータ部を示す概略
斜視説明図である。
【図3】図2に示すステータ部の分解斜視図である。
【図4】第1実施例の振動モータに印加する3相交流電
圧の説明図である。
【図5】図4に示した交流電圧を印加する場合の電極板
の結線の説明図である。
【図6】同図(a)〜(f)は、圧電素子の各電圧印加
領域の振動状態の説明図である。
【図7】ステータ部に発生する共振曲げ振動の説明図で
ある。
【図8】ステータ部の共振モデルを示す概念図である。
【図9】図1に示す振動モータ装置に用いられる制御回
路のブロック図である。
【図10】第2実施例のステータ部の分解斜視図であ
る。
【図11】第3実施例のステータ部の分解斜視図であ
る。
【図12】第3実施例の振動モータに印加する3相交流
電圧の説明図である。
【図13】図12に示した交流電圧を印加する場合の電
極板の結線の説明図である。
【図14】同図(a)〜(f)は、圧電素子の各電圧印
加領域の振動状態の説明図である。
【図15】図11に示した実施例の変形例のステータ部
の分解斜視図である。
【図16】第4実施例のステータ部の分解斜視図であ
る。
【図17】第4実施例の振動モータに印加する6相交流
電圧の説明図である。
【図18】位置決め用の係合片を有する電極板の拡大図
である。
【図19】従来のボルト締めランジュバン型超音波モー
タの説明図である。
【符号の説明】
30 ロータ部 40 ステータ部 42,43,100,102,104,106 圧電素
子 46 第1の電極板 46−1,46−2,46−3,46−4,46−5,
46−6 分割電極板 48 第2の電極板 50 第1の金属ブロック体 52 第2の金属ブロック体 54 結合ボルト 60 ロータ接触面 80 制御回路
AS012001
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 芳孝 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ部およびロータ部を有する振動
    モータにおいて、 前記ステータ部は、 分極方向が異なる複数の分極領域に分割されており、振
    動を発生させる圧電素子と、 前記圧電素子の表面を前記ロータ部の回転方向に少なく
    とも4分割し、各分割領域を電圧印加領域とする電極
    と、 前記圧電素子を挟持するようその両側に取付け固定され
    た第1のブロック体および第2のブロック体と、 を有し、 前記電極の電圧印加領域は、分極方向が異なる分極領域
    のそれぞれに対応する少なくとも2個の電圧印加領域を
    1組とする複数組の電圧印加グループに分けられ、前記
    複数組の電圧印加グループに複数相の高周波交流電圧を
    印加することにより前記ロータ部を回転駆動することを
    特徴とする振動モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記圧電素子は、 分極方向が交互に反転する2個以上の分極領域に分割形
    成され、 前記電極は、 前記圧電素子の各分極領域の表面を前記ロータ部の回転
    方向に複数相の電圧印加領域に分割するよう形成され、 前記各電圧印加領域は、 前記分極領域の同相の電圧印加領域を1組とする複数組
    の電圧印加グループに分けられたことを特徴とする振動
    モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記圧電素子は、 分極方向が交互に反転する4個以上の分極領域に分割形
    成され、 前記電極は、 前記圧電素子の各分極領域の表面を単相の電圧印加領域
    とするよう形成され、 前記各電圧印加領域は、 前記分極方向が異なる分極領域の電圧印加領域を1組と
    する複数組の電圧印加グループに分けられたことを特徴
    とする振動モータ。
  4. 【請求項4】 ステータ部およびロータ部を有する振動
    モータにおいて、 前記ステータ部は、 振動を発生させる圧電素子と、 前記圧電素子の表面を前記ロータ部の回転方向に4以上
    の偶数個に分割し、各分割領域を異なる電圧印加領域と
    する電極と、 前記圧電素子を挟持するようその両側に取付け固定され
    た第1のブロック体および第2のブロック体と、 を有し、前記電極を介して前記圧電素子の各電圧印加領
    域に、4以上の偶数相の高周波交流電圧を印加すること
    により前記ロータ部を回転駆動することを特徴とする振
    動モータ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記圧電素子はリング状に形成され、 前記電極は、 前記圧電素子の一方の面をロータ回転方向に少なくとも
    4分割する第1の電極部と、 前記圧電素子の他方の面をアースする第2の電極部と、 を含み、 前記第1のブロック体および第2のブロック体は、前記
    圧電素子の中央孔部に挿通された結合ボルトにより圧電
    素子を締め付けるよう固定されたことを特徴とする振動
    モータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007118090A (ja) * 2007-02-13 2007-05-17 Jfe Steel Kk 鋼の連続鋳造方法

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JP2007118090A (ja) * 2007-02-13 2007-05-17 Jfe Steel Kk 鋼の連続鋳造方法

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