JPH0514993A - 背景音場用スピーカ装置 - Google Patents
背景音場用スピーカ装置Info
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- JPH0514993A JPH0514993A JP3166750A JP16675091A JPH0514993A JP H0514993 A JPH0514993 A JP H0514993A JP 3166750 A JP3166750 A JP 3166750A JP 16675091 A JP16675091 A JP 16675091A JP H0514993 A JPH0514993 A JP H0514993A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 家庭用AVシステム用の背景音場再生装置と
して、定位しない後方チャンネル信号の再生を、容易に
安価で実現できる背景音場用のスピーカ装置を提供す
る。 【構成】 キャビネットの1バッフル面または対向する
2面に同一性能のスピーカユニットが取り付けられてい
る左チャンネルもしくは右チャンネル用のスピーカ装置
と、そのスピーカ装置とはスピーカユニットへの接続の
みが逆接続となっているもう一方のチャンネル用のスピ
ーカ装置を、視聴者の両横方向または斜め後方に前記ス
ピーカ装置のスピーカユニットの取付面が視聴者の方向
を向かないようにスピーカスタンドなどの設置手段で設
置するすることにより、視聴者に定位しない後方チャン
ネルの再生が可能になって、効果的なサラウンド再生を
安価に実現できる。
して、定位しない後方チャンネル信号の再生を、容易に
安価で実現できる背景音場用のスピーカ装置を提供す
る。 【構成】 キャビネットの1バッフル面または対向する
2面に同一性能のスピーカユニットが取り付けられてい
る左チャンネルもしくは右チャンネル用のスピーカ装置
と、そのスピーカ装置とはスピーカユニットへの接続の
みが逆接続となっているもう一方のチャンネル用のスピ
ーカ装置を、視聴者の両横方向または斜め後方に前記ス
ピーカ装置のスピーカユニットの取付面が視聴者の方向
を向かないようにスピーカスタンドなどの設置手段で設
置するすることにより、視聴者に定位しない後方チャン
ネルの再生が可能になって、効果的なサラウンド再生を
安価に実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用AVシステムの背
景音場用スピーカ装置に関するものである。
景音場用スピーカ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオ映像技術の向上により家庭
でも大画面を用いた映画の上映を行うことが可能になっ
てきた。これにともない、音響装置も大画面にふさわし
い迫力と音質を要求されるようになってきた。こうした
背景から、図6に示すような音響再生装置が提供される
ようになってきている。家庭用映像再生装置19と組み
合わされる音響再生装置は、視聴者18に対し前方に2
〜3本のスピーカ装置15,16,17を、側方あるい
は後方に2本あるいはそれ以上のスピーカ装置61,6
2を用いた、いわゆるサラウンド音場再生装置であるこ
とが多い。このサラウンド音場再生装置の前方チャンネ
ルは再生されるソフトの音声やバックグラウンドミュー
ジックなどの信号を、また後方チャンネルは前方用の信
号を特殊な処理装置を用いて合成した間接音や残響音な
どの信号を再生するものである。
でも大画面を用いた映画の上映を行うことが可能になっ
てきた。これにともない、音響装置も大画面にふさわし
い迫力と音質を要求されるようになってきた。こうした
背景から、図6に示すような音響再生装置が提供される
ようになってきている。家庭用映像再生装置19と組み
合わされる音響再生装置は、視聴者18に対し前方に2
〜3本のスピーカ装置15,16,17を、側方あるい
は後方に2本あるいはそれ以上のスピーカ装置61,6
2を用いた、いわゆるサラウンド音場再生装置であるこ
とが多い。このサラウンド音場再生装置の前方チャンネ
ルは再生されるソフトの音声やバックグラウンドミュー
ジックなどの信号を、また後方チャンネルは前方用の信
号を特殊な処理装置を用いて合成した間接音や残響音な
どの信号を再生するものである。
【0003】後方チャンネルは間接音や残響音を再生す
るため、視聴者に対し特定のスピーカ装置からの音が直
接到達して音像定位しないようにスピーカシステムを設
置することが良好なサラウンド効果を上げる点で望まし
い。そこで、例えば図6のような後方用として1バッフ
ル面にスピーカユニット61a(62a)を取り付けて
ある一般的なスピーカ装置61(62)を多数個用い
て、そのスピーカユニット取付面を視聴者に向け、視聴
者を囲むことによって音源の分散化を図り、上記の効果
を上げる方法をとることが考えられる。しかし、設置場
所の問題や費用の点から、なるべく少数個の後方用スピ
ーカシステムで最大の効果を得ることが要求さるため
に、実現性は乏しい。
るため、視聴者に対し特定のスピーカ装置からの音が直
接到達して音像定位しないようにスピーカシステムを設
置することが良好なサラウンド効果を上げる点で望まし
い。そこで、例えば図6のような後方用として1バッフ
ル面にスピーカユニット61a(62a)を取り付けて
ある一般的なスピーカ装置61(62)を多数個用い
て、そのスピーカユニット取付面を視聴者に向け、視聴
者を囲むことによって音源の分散化を図り、上記の効果
を上げる方法をとることが考えられる。しかし、設置場
所の問題や費用の点から、なるべく少数個の後方用スピ
ーカシステムで最大の効果を得ることが要求さるため
に、実現性は乏しい。
【0004】最近、上記の効果を2本のスピーカで実現
するために両指向性を持つスピーカ装置が提供されてき
ている。それはキャビネットの一方のバフル板と相対向
するバフル板の両方に同一特性を有するスピーカユニッ
トを取り付け、両スピーカユニットが互いに逆位相で動
作するように電気的に接続したスピーカ装置である。つ
まり、一方のバフル板に取り付けられたスピーカユニッ
トの振動板がバフル板より飛び出る方向に動く時、相対
向するもう一方のバフル板に取り付けられたスピーカユ
ニットの振動板はバフル板より沈む方向に動くわけであ
る。このスピーカ装置は各々のスピーカユニットの正面
で音圧最大、各々のスピーカユニットから等距離の位
置、即ちキャビネットの側方で音圧最小となるダイポー
ル指向特性を示す。そのスピーカ装置を、家庭用映像再
生装置と組み合わされる音響再生装置の後方用スピーカ
装置として試聴者の両側方に配置して用いると、このス
ピーカシステムはダイポール指向特性であるため、視聴
位置付近では後方用スピーカ装置からの直接音の音圧が
最小となり、視聴室の壁面等で反射した間接音だけが視
聴者に届くことになり、少数個使用ながら視聴者に良好
なサラウンド効果を与えることが出来る。
するために両指向性を持つスピーカ装置が提供されてき
ている。それはキャビネットの一方のバフル板と相対向
するバフル板の両方に同一特性を有するスピーカユニッ
トを取り付け、両スピーカユニットが互いに逆位相で動
作するように電気的に接続したスピーカ装置である。つ
まり、一方のバフル板に取り付けられたスピーカユニッ
トの振動板がバフル板より飛び出る方向に動く時、相対
向するもう一方のバフル板に取り付けられたスピーカユ
ニットの振動板はバフル板より沈む方向に動くわけであ
る。このスピーカ装置は各々のスピーカユニットの正面
で音圧最大、各々のスピーカユニットから等距離の位
置、即ちキャビネットの側方で音圧最小となるダイポー
ル指向特性を示す。そのスピーカ装置を、家庭用映像再
生装置と組み合わされる音響再生装置の後方用スピーカ
装置として試聴者の両側方に配置して用いると、このス
ピーカシステムはダイポール指向特性であるため、視聴
位置付近では後方用スピーカ装置からの直接音の音圧が
最小となり、視聴室の壁面等で反射した間接音だけが視
聴者に届くことになり、少数個使用ながら視聴者に良好
なサラウンド効果を与えることが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記した構成に
よれば、ダイポール型スピーカ装置に特有に現れてくる
現象、つまり前後のスピーカユニット間の等価距離と1
波長の半分の長さが等しくなる周波数fc以下の低い帯
域では、スピーカの正面と裏面の音圧が打ち消しあって
急激な音圧レベルの低下を生じてしまう、というデメリ
ットがある。fcを低くするためにはスピーカユニット
間の等価距離を充分に長くすれば良いが、スピーカとし
ての大きさの制約もあり、現実的でない。
よれば、ダイポール型スピーカ装置に特有に現れてくる
現象、つまり前後のスピーカユニット間の等価距離と1
波長の半分の長さが等しくなる周波数fc以下の低い帯
域では、スピーカの正面と裏面の音圧が打ち消しあって
急激な音圧レベルの低下を生じてしまう、というデメリ
ットがある。fcを低くするためにはスピーカユニット
間の等価距離を充分に長くすれば良いが、スピーカとし
ての大きさの制約もあり、現実的でない。
【0006】そういった問題を解決するために、フィル
ター回路やキャビネットなどに特別な工夫を施し、急激
な音圧低下を防止しなければならないため、コストが高
くなるという問題点を有している。さらに、スピーカユ
ニットは前後のバッフル面に必ず取り付けなければなら
ないため、コストを下げられない大きな要因となってい
る。
ター回路やキャビネットなどに特別な工夫を施し、急激
な音圧低下を防止しなければならないため、コストが高
くなるという問題点を有している。さらに、スピーカユ
ニットは前後のバッフル面に必ず取り付けなければなら
ないため、コストを下げられない大きな要因となってい
る。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、コストも高くならず、特殊な手段を用いない一般的
なスピーカ装置で、視聴者に対し特定のスピーカ装置か
らの音が直接到達して音像定位するようなことがなく、
良好なサラウンド効果を上げることのできる背景音場用
スピーカ装置を提供することを目的とする。
で、コストも高くならず、特殊な手段を用いない一般的
なスピーカ装置で、視聴者に対し特定のスピーカ装置か
らの音が直接到達して音像定位するようなことがなく、
良好なサラウンド効果を上げることのできる背景音場用
スピーカ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の背景音場用スピーカ装置は、キャビネットの
1バッフル面または対向する2面に同一性能のスピーカ
ユニットが取り付けられている左チャンネルもしくは右
チャンネル用のスピーカ装置と、前記スピーカ装置とは
スピーカユニットへの接続のみが逆接続となっているも
う一方のチャンネル用のスピーカ装置を、視聴者の両横
方向または斜め後方に前記スピーカ装置のスピーカユニ
ットの取付面が視聴者の方向を向かないようにスピーカ
スタンドなどの設置手段で設置する構成としている。
に本発明の背景音場用スピーカ装置は、キャビネットの
1バッフル面または対向する2面に同一性能のスピーカ
ユニットが取り付けられている左チャンネルもしくは右
チャンネル用のスピーカ装置と、前記スピーカ装置とは
スピーカユニットへの接続のみが逆接続となっているも
う一方のチャンネル用のスピーカ装置を、視聴者の両横
方向または斜め後方に前記スピーカ装置のスピーカユニ
ットの取付面が視聴者の方向を向かないようにスピーカ
スタンドなどの設置手段で設置する構成としている。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、後方チャンネル
用の左右のスピーカ装置の極性が反対になっているた
め、視聴者のいる中央付近では直接放射音が打ち消し合
って音圧が最小になり、一方、スピーカユニットの正面
では音圧が最大となる。そこで、視聴者は左右のスピー
カユニットから放射された音波の壁や天井に反射した音
を聞くことになり、後方チャンネルの音は視聴者に定位
せずかつ、音場が大きく広がるため、効果的なサラウン
ド音場が再生できる。
用の左右のスピーカ装置の極性が反対になっているた
め、視聴者のいる中央付近では直接放射音が打ち消し合
って音圧が最小になり、一方、スピーカユニットの正面
では音圧が最大となる。そこで、視聴者は左右のスピー
カユニットから放射された音波の壁や天井に反射した音
を聞くことになり、後方チャンネルの音は視聴者に定位
せずかつ、音場が大きく広がるため、効果的なサラウン
ド音場が再生できる。
【0010】また、左右の各スピーカ装置は距離を置か
れて設置されるため、低域における著しい打ち消しあい
の発生する周波数が充分低くなる。従って、低域におけ
る再生限界周波数を確保するための特別な工夫を必要と
しないため、一方のチャンネルのスピーカ装置を見た場
合、一般的なスピーカ装置と同一であり、コストも高く
ならない。
れて設置されるため、低域における著しい打ち消しあい
の発生する周波数が充分低くなる。従って、低域におけ
る再生限界周波数を確保するための特別な工夫を必要と
しないため、一方のチャンネルのスピーカ装置を見た場
合、一般的なスピーカ装置と同一であり、コストも高く
ならない。
【0011】また、音場を再生する空間が小さくてスピ
ーカユニットを1面にだけ取り付けたスピーカ装置で充
分である場合は、コストを大きく下げることができる。
ーカユニットを1面にだけ取り付けたスピーカ装置で充
分である場合は、コストを大きく下げることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例における後方
チャンネルの増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続
図、図2は本発明のスピーカ装置を用いたAVシステム
の全体のスピーカ装置の設置例図である。図1におい
て、11は左チャンネルの背景音場再生用スピーカ装置
であり、後方左チャンネル信号の増幅部13と接続され
ている。12は右チャンネル用の同スピーカ装置であ
り、後方右チャンネル信号の増幅部14と接続されてい
るが、スピーカ装置11とは電気的極性が逆になってい
る。それらのスピーカ装置は、一方のチャンネルだけを
見ると、一般的なスピーカ装置と何等変わるところはな
い。また、図2において、スピーカ装置11,12は、
スピーカユニット11a,12aの取り付けてある面が
後方向きになるように、視聴者の両横方向に設置されて
いる。
チャンネルの増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続
図、図2は本発明のスピーカ装置を用いたAVシステム
の全体のスピーカ装置の設置例図である。図1におい
て、11は左チャンネルの背景音場再生用スピーカ装置
であり、後方左チャンネル信号の増幅部13と接続され
ている。12は右チャンネル用の同スピーカ装置であ
り、後方右チャンネル信号の増幅部14と接続されてい
るが、スピーカ装置11とは電気的極性が逆になってい
る。それらのスピーカ装置は、一方のチャンネルだけを
見ると、一般的なスピーカ装置と何等変わるところはな
い。また、図2において、スピーカ装置11,12は、
スピーカユニット11a,12aの取り付けてある面が
後方向きになるように、視聴者の両横方向に設置されて
いる。
【0014】以上のように構成された本実施例の背景音
場用スピーカ装置を、図2に示すAVシステムのように
配置した場合の動作について説明する。スピーカ装置1
1,12に増幅部13,14からの信号が入ると、スピ
ーカ装置11,12から音波11b,12bが後方に放
射され、側壁や後壁、天井に到達し、反射して広い音場
を形成する。一方、視聴者18の位置する中央付近で
は、スピーカ装置11,12から直接放射される音波は
逆極性であるため、お互いに打ち消しあう。そのため、
視聴者には直接放射音が認識されず、反射音のみを聞く
ことになる。また、スピーカ装置11,12の間隔は広
くなるために、著しい打ち消しあいの始まる周波数が充
分低くなる。従って、低域における再生限界周波数を確
保するための特別な工夫を必要としない。
場用スピーカ装置を、図2に示すAVシステムのように
配置した場合の動作について説明する。スピーカ装置1
1,12に増幅部13,14からの信号が入ると、スピ
ーカ装置11,12から音波11b,12bが後方に放
射され、側壁や後壁、天井に到達し、反射して広い音場
を形成する。一方、視聴者18の位置する中央付近で
は、スピーカ装置11,12から直接放射される音波は
逆極性であるため、お互いに打ち消しあう。そのため、
視聴者には直接放射音が認識されず、反射音のみを聞く
ことになる。また、スピーカ装置11,12の間隔は広
くなるために、著しい打ち消しあいの始まる周波数が充
分低くなる。従って、低域における再生限界周波数を確
保するための特別な工夫を必要としない。
【0015】以上のように本実施例によれば、一般的な
スピーカ装置を右,左各チャンネル用に2本用いて、一
方のスピーカ装置の電気的極性を逆接続し、視聴者の両
横方向または後方に設置することによって、非常に安価
で、かつ、定位感のない後方チャンネルの信号再生が可
能になって、効果的なサラウンド再生を行うことができ
る。
スピーカ装置を右,左各チャンネル用に2本用いて、一
方のスピーカ装置の電気的極性を逆接続し、視聴者の両
横方向または後方に設置することによって、非常に安価
で、かつ、定位感のない後方チャンネルの信号再生が可
能になって、効果的なサラウンド再生を行うことができ
る。
【0016】図3は本発明の第2の実施例における後方
チャンネルの増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
である。同図において、21は後方左チャンネル用スピ
ーカ装置、22は同右チャンネル用スピーカ装置であ
り、同スピーカ装置は同じ性能を有する個々のスピーカ
装置21a,22aの背面同士を締結装置Aで締結され
ているものである。個々のスピーカ装置21a,22a
は並列に後方チャンネル信号の増幅部13,14に接続
されている。ただし、2組のスピーカ装置21,22は
電気的接続が逆接続となっている。
チャンネルの増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
である。同図において、21は後方左チャンネル用スピ
ーカ装置、22は同右チャンネル用スピーカ装置であ
り、同スピーカ装置は同じ性能を有する個々のスピーカ
装置21a,22aの背面同士を締結装置Aで締結され
ているものである。個々のスピーカ装置21a,22a
は並列に後方チャンネル信号の増幅部13,14に接続
されている。ただし、2組のスピーカ装置21,22は
電気的接続が逆接続となっている。
【0017】図4は本発明の第3の実施例における後方
チャンネルの増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
である。同図において、31は後方左チャンネル用スピ
ーカ装置、32は同右チャンネル用スピーカ装置であ
り、同スピーカ装置のキャビネットの対向する2面には
同じ性能を有するスピーカユニット31a,32aが取
り付けられている。スピーカユニット31a,32aは
並列に後方チャンネル信号の増幅部13,14に接続さ
れている。ただし、スピーカ装置31,32は電気的接
続が逆接続となっている。
チャンネルの増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
である。同図において、31は後方左チャンネル用スピ
ーカ装置、32は同右チャンネル用スピーカ装置であ
り、同スピーカ装置のキャビネットの対向する2面には
同じ性能を有するスピーカユニット31a,32aが取
り付けられている。スピーカユニット31a,32aは
並列に後方チャンネル信号の増幅部13,14に接続さ
れている。ただし、スピーカ装置31,32は電気的接
続が逆接続となっている。
【0018】上記のように構成された第2,第3の実施
例の背景音場用スピーカ装置を、図5に示すAVシステ
ムのように配置した場合の動作について説明する。スピ
ーカ装置21,22または31,32に増幅部13,1
4からの信号が入ると、スピーカ装置21,22または
31,32からの音波がスピーカユニットの取り付けら
れている前方および後方に放射され、側壁や後壁、天井
に到達し、反射して第1の実施例よりさらに広い音場を
形成する。一方、視聴者18の位置する中央付近では、
スピーカ装置21,22または31,32から直接放射
される音波は逆極性であるため、お互いに打ち消しあ
う。そのため、視聴者には直接放射音が認識されず、反
射音のみを聞くことになる。また、スピーカ装置21,
22または31,32の間隔は広くなるために、著しい
打ち消しあいの始まる周波数が充分低くなる。従って、
低域における再生限界周波数を確保するための特別な工
夫を必要としない。
例の背景音場用スピーカ装置を、図5に示すAVシステ
ムのように配置した場合の動作について説明する。スピ
ーカ装置21,22または31,32に増幅部13,1
4からの信号が入ると、スピーカ装置21,22または
31,32からの音波がスピーカユニットの取り付けら
れている前方および後方に放射され、側壁や後壁、天井
に到達し、反射して第1の実施例よりさらに広い音場を
形成する。一方、視聴者18の位置する中央付近では、
スピーカ装置21,22または31,32から直接放射
される音波は逆極性であるため、お互いに打ち消しあ
う。そのため、視聴者には直接放射音が認識されず、反
射音のみを聞くことになる。また、スピーカ装置21,
22または31,32の間隔は広くなるために、著しい
打ち消しあいの始まる周波数が充分低くなる。従って、
低域における再生限界周波数を確保するための特別な工
夫を必要としない。
【0019】以上のように本実施例によれば、対向する
2面に同一性能のスピーカユニットが取り付けられてい
るスピーカ装置を、右,左各チャンネル用に2本用いて
一方のスピーカ装置の電気的極性を逆接続し、そのスピ
ーカ装置を視聴者の両横方向あるいは後方に設置するこ
とによって、コストをあまりかけることなく、定位感の
ない後方チャンネルの信号再生が可能になって、効果的
なサラウンド再生を行うことができる。また、より広い
空間においてもスピーカ装置の前後に広い音場が形成さ
れるため、左右一本ずつのスピーカ装置で充分なサラウ
ンド効果を得ることが出来る。
2面に同一性能のスピーカユニットが取り付けられてい
るスピーカ装置を、右,左各チャンネル用に2本用いて
一方のスピーカ装置の電気的極性を逆接続し、そのスピ
ーカ装置を視聴者の両横方向あるいは後方に設置するこ
とによって、コストをあまりかけることなく、定位感の
ない後方チャンネルの信号再生が可能になって、効果的
なサラウンド再生を行うことができる。また、より広い
空間においてもスピーカ装置の前後に広い音場が形成さ
れるため、左右一本ずつのスピーカ装置で充分なサラウ
ンド効果を得ることが出来る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、キャビネットの
1バッフル面または対向する2面に同一性能のスピーカ
ユニットが取り付けられている左チャンネルもしくは右
チャンネル用のスピーカ装置と、そのスピーカ装置とは
スピーカユニットへの接続のみが逆接続となっているも
う一方のチャンネル用のスピーカ装置を、視聴者の両横
方向または斜め後方に前記スピーカ装置のスピーカユニ
ット取付面が視聴者の方向を向かないようにスピーカス
タンドなどの設置手段で設置することにより、定位感の
ない効果的な背景音場を安価に再現することができる。
また、音場を再生する空間によっては、さらに安価で効
果的な背景音場の再生が可能なスピーカ装置を選択する
ことができる。
1バッフル面または対向する2面に同一性能のスピーカ
ユニットが取り付けられている左チャンネルもしくは右
チャンネル用のスピーカ装置と、そのスピーカ装置とは
スピーカユニットへの接続のみが逆接続となっているも
う一方のチャンネル用のスピーカ装置を、視聴者の両横
方向または斜め後方に前記スピーカ装置のスピーカユニ
ット取付面が視聴者の方向を向かないようにスピーカス
タンドなどの設置手段で設置することにより、定位感の
ない効果的な背景音場を安価に再現することができる。
また、音場を再生する空間によっては、さらに安価で効
果的な背景音場の再生が可能なスピーカ装置を選択する
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例における後方チャンネル
の増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
の増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
【図2】同第1の実施例におけるスピーカ装置を用いた
AVシステムの全体のスピーカ装置の設置例図
AVシステムの全体のスピーカ装置の設置例図
【図3】本発明の第2の実施例における後方チャンネル
の増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
の増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
【図4】本発明の第3の実施例における後方チャンネル
の増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
の増幅部と背景音場用スピーカ装置の接続図
【図5】本発明の第2,第3の実施例におけるスピーカ
装置を用いたAVシステムの全体のスピーカ装置の設置
例図
装置を用いたAVシステムの全体のスピーカ装置の設置
例図
【図6】従来の家庭用AVシステムにおけるスピーカ装
置の設置例図
置の設置例図
11,21,31 後方左チャンネル用スピーカ装置
12,22,32 後方右チャンネル用スピーカ装置
13 後方左チャンネル信号の増幅部
14 後方右チャンネル信号の増幅部
15 前方左チャンネル用スピーカ装置
16 前方中央チャンネル用スピーカ装置
17 前方右チャンネル用スピーカ装置
18 視聴者
11a,12a,21b,22b,31a,32a ス
ピーカユニット
ピーカユニット
Claims (3)
- 【請求項1】 キャビネットの1バッフル面にスピーカ
ユニットが取り付けられている左チャンネルもしくは右
チャンネル用のスピーカ装置と、 前記スピーカ装置とはスピーカユニットへの電気的接続
のみが逆接続となっているもう一方のチャンネル用のス
ピーカ装置を、視聴者の横方向または斜め後方に前記ス
ピーカ装置のバッフル面が視聴者の方向を向かないよう
に設置手段で設置するようにした背景音場用スピーカ装
置。 - 【請求項2】 キャビネットの1バッフル面にスピーカ
ユニットが取り付けられていて性能の等しい2本のスピ
ーカ装置の背面同士を締結手段で締結し、各々のスピー
カ装置は同一の信号を再生するように結線されている一
組のスピーカ装置を左チャンネルもしくは右チャンネル
用とし、前記スピーカ装置とはスピーカユニットへの電
気的接続のみが逆接続となっているもう一組のスピーカ
装置をもう一方のチャンネル用として、視聴者の横方向
または斜め後方に前記スピーカ装置のスピーカユニット
取付面が視聴者の方向を向かないように設置手段で設置
するようにした背景音場用スピーカ装置。 - 【請求項3】 キャビネットの1バッフル面に1組のス
ピーカユニットが取り付けられており、性能の等しいも
う1組のスピーカユニットが前記バッフル面と対向する
面に取り付けられていて、それらスピーカユニットは同
相駆動されるように電気的に接続されているスピーカ装
置を左チャンネルもしくは右チャンネル用とし、前記ス
ピーカ装置とはスピーカユニットへの電気的接続のみが
逆接続となっているスピーカ装置をもう一方のチャンネ
ル用として、視聴者の横方向または斜め後方に前記スピ
ーカ装置のスピーカユニット取付面が視聴者の方向を向
かないように設置手段で設置するようにした背景音場用
スピーカ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3166750A JPH0514993A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 背景音場用スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3166750A JPH0514993A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 背景音場用スピーカ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514993A true JPH0514993A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15837051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3166750A Pending JPH0514993A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 背景音場用スピーカ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514993A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7433483B2 (en) | 2001-02-09 | 2008-10-07 | Thx Ltd. | Narrow profile speaker configurations and systems |
| US7457425B2 (en) | 2001-02-09 | 2008-11-25 | Thx Ltd. | Vehicle sound system |
| US7593533B2 (en) | 2001-02-09 | 2009-09-22 | Thx Ltd. | Sound system and method of sound reproduction |
| US8135158B2 (en) | 2006-10-16 | 2012-03-13 | Thx Ltd | Loudspeaker line array configurations and related sound processing |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP3166750A patent/JPH0514993A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7433483B2 (en) | 2001-02-09 | 2008-10-07 | Thx Ltd. | Narrow profile speaker configurations and systems |
| US7457425B2 (en) | 2001-02-09 | 2008-11-25 | Thx Ltd. | Vehicle sound system |
| US7593533B2 (en) | 2001-02-09 | 2009-09-22 | Thx Ltd. | Sound system and method of sound reproduction |
| US8027500B2 (en) | 2001-02-09 | 2011-09-27 | Thx Ltd. | Narrow profile speaker configurations and systems |
| US8457340B2 (en) | 2001-02-09 | 2013-06-04 | Thx Ltd | Narrow profile speaker configurations and systems |
| US9363586B2 (en) | 2001-02-09 | 2016-06-07 | Thx Ltd. | Narrow profile speaker configurations and systems |
| US9866933B2 (en) | 2001-02-09 | 2018-01-09 | Slot Speaker Technologies, Inc. | Narrow profile speaker configurations and systems |
| US8135158B2 (en) | 2006-10-16 | 2012-03-13 | Thx Ltd | Loudspeaker line array configurations and related sound processing |
| US9414152B2 (en) | 2006-10-16 | 2016-08-09 | Thx Ltd. | Audio and power signal distribution for loudspeakers |
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