JPH05166898A - 電子ビーム装置 - Google Patents

電子ビーム装置

Info

Publication number
JPH05166898A
JPH05166898A JP33370291A JP33370291A JPH05166898A JP H05166898 A JPH05166898 A JP H05166898A JP 33370291 A JP33370291 A JP 33370291A JP 33370291 A JP33370291 A JP 33370291A JP H05166898 A JPH05166898 A JP H05166898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
extraction electrode
sample
electrode
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33370291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakazawa
和広 中沢
Takayuki Abe
貴之 安部
Akio Ito
昭夫 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP33370291A priority Critical patent/JPH05166898A/ja
Publication of JPH05166898A publication Critical patent/JPH05166898A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、電子ビーム装置に関し、二次電子が
エネルギー分析電極やリフレクタ電極などで反射され試
料面に衝突して測定精度や二次電子像のコントラストを
低下させるのを防止することを目的とする。 【構成】引出し電極26を、光軸付近に円孔26aが形
成された金属製円板で構成し、Hを試料14と引出し電
極26との間隔、VE を引出し電極26の印加電圧とし
たとき、円孔26aの直径Dを、孔26aの位置での一
次電子ビーム走査範囲と2H(W/VE 1/2のうち大
きいほうの値程度としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビーム装置に係
り、引出し電極の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電子ビーム装置の要部構成
を示す。
【0003】対物レンズ10の中空部には、絶縁性の支
持筒12がその中心を光軸に一致させて配置されてい
る。支持筒12内には、試料14側端部に引出し電極1
6が配置され、中間部に制御電極18が配置され、引出
し電極16と反対側の端部にエネルギー分析電極20が
配置されている。引出し電極16、制御電極18及びエ
ネルギー分析電極20は、メッシュ状で、一次電子ビー
ムEBが通る孔が光軸付近に形成されている。対物レン
ズ10の一次電子ビーム射出側には、リフレクタ電極2
2がその面を光軸に直角にして配置されている。リフレ
クタ電極22と対物レンズ10との間には、二次電子検
出器24A及び24Bが配置されている。
【0004】引出し電極16は、二次電子SEを引出す
ためのものであって、例えば1000Vが印加される。
制御電極18は、二次電子SEの速度を低減して二次電
子SEをエネルギー分析電極20に垂直に入射させるた
めのものであって、例えば60Vが印加される。また、
リフレクタ電極22は、二次電子SEを押し戻して二次
電子検出器24A又は二次電子検出器24Bの方に導か
せるためのものであって、例えば−150Vが印加され
る。
【0005】上記構成において、一次電子ビームEBを
対物レンズ10の作る磁界に通して、LSIなどの試料
14上の測定点に収束照射させると、照射点から二次電
子SEが放出され、引出し電極16、制御電極18及び
エネルギー分析電極20を通って二次電子検出器24A
又は二次電子検出器24Bで検出される。エネルギー分
析電極20に印加する電圧(エネルギー分析電圧)を変
化させると、二次電子検出量が変化し、エネルギー分析
電圧対二次電子検出量のグラフ上にいわゆるSカーブが
得られる。二次電子検出量が設定値となるエネルギー分
析電圧から、照射点の電圧を測定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、引出し電極1
6がメッシュ状のため、放出された二次電子SEの中に
は軌道C1のようにエネルギー分析電極20で反射さ
れ、この反射電子REが引出し電極16を再通過して試
料14上に衝突し、または軌道C2のようにリフレクタ
電極22で反射され、この反射電子REが引出し電極1
6を再通過して試料14上に衝突するものもあり、試料
14上から再度二次電子を放出させて試料14上を帯電
させる。通常、1個の電子衝突で数個の二次電子が放出
されるので、試料14上は正に帯電する。この帯電によ
り、一次電子ビームEBの照射点付近の電界が変化し
て、放出直後の二次電子の軌道を変化させ、照射点の電
圧測定精度を低下させる。また、試料14上に一次電子
ビームEBを走査させて二次電子像(SEM像)を取得
すると、像のコントラストが低下し、測定点を自動検出
するためのパターンマッチング等の画像処理が不正確と
なる。
【0007】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、二次電子がエネルギー分析電極やリフレクタ電極な
どで反射され試料面に衝突して測定精度や二次電子像の
コントラストを低下させるのを防止することができる電
子ビーム装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明に係
る電子ビーム装置を、実施例図中の対応する構成要素の
符号を引用して説明する。
【0009】この電子ビーム装置は、例えば図1に示す
如く、一次電子ビームEBを対物レンズ10が作る磁界
に通して試料14上に収束照射し、照射点から放出され
た二次電子SEを、試料14に対向配置された引出し電
極26が作る電界で引出し、エネルギー分析電極20が
作る電界を通して二次電子検出器24A、24Bで検出
するものであって、引出し電極26は、光軸付近に孔2
6aが形成され金属板であり、該金属板の面が該光軸に
直角になるように配置されている。
【0010】上記構成において、二次電子SEは、軌道
C3のようにエネルギー分析電極20で反射されても、
この反射電子REは引出し電極26上に衝突して吸収さ
れ、または軌道C4のようにリフレクタ電極22で反射
されても、この反射電子REは引出し電極26上に衝突
して吸収され、試料14上には衝突しない。
【0011】したがって、反射電子REが試料14上に
衝突し測定点付近の電界を変えて電圧測定精度が低下す
るのを防止することができる。また、この衝突による試
料14の帯電がないので、一次電子ビームEBを試料1
4上で走査して得た二次電子像のコントラストを従来よ
りも高くすることができ、二次電子像の画像処理をより
正確に行なうことが可能となる。さらに、引出し電極2
6は、従来のようにメッシュを形成する必要がないの
で、製作が簡単となる。
【0012】本発明の第1態様では、孔26aは円形で
あり、例えば図2に示す如く、Hを試料14と引出し電
極26との間隔、VEを引出し電極26の印加電圧とし
たとき、孔26aの直径Dが、孔26aの位置での一次
電子ビーム走査範囲と2H(W/VE1/2のうち大きい
ほうの値程度である。
【0013】円孔26aの直径Dは、小さ過ぎると一次
電子ビームEB又は二次電子SEの通過が阻止されて電
圧測定精度が低下し、大き過ぎると引出し電極26によ
り測定点付近に形成される電界が弱くなって二次電子S
Eの引出しが困難となる。
【0014】一次電子ビームEBの試料14上への照射
に対し、試料14から飛び出した二次電子SEの円孔2
6aの位置での光軸からの距離の最大値RSは、試料1
4から最大エネルギーWの二次電子SEが試料14の面
にほぼ平行に飛び出した場合であり、RSは2H(W/
E1/2となる。したがって、上記第1態様の孔26a
の直径は、電圧測定精度を低下させない好ましい値とな
る。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0016】図1は、電子ビーム装置の要部構成を示
す。図3と同一構成要素には同一符号を付してその説明
を省略する。
【0017】この電子ビーム装置では、図3のメッシュ
状引出し電極16の代わりに、板状引出し電極26を用
いている。引出し電極26は、金属製円板の中央部に同
心の円孔26aを形成したものである。引出し電極26
は、その中心を光軸に一致させ、かつ、その面を光軸と
直角にして支持筒12内に配置されている。
【0018】次に、円孔26aの好ましい直径Dについ
て説明する。
【0019】円孔26aの直径Dは、小さ過ぎると一次
電子ビームEB又は二次電子SEの通過が阻止されて電
圧測定精度が低下し、大き過ぎると引出し電極26によ
り測定点付近に形成される電界が弱くなって二次電子S
Eの引出しが困難となる。
【0020】図2に示すように、一次電子ビームEBの
試料14上への照射に対し、試料14から飛び出した二
次電子SEの円孔26aの位置での光軸からの距離の最
大値RSは、試料14から最大エネルギーWの二次電子
SEが試料14の面にほぼ平行に飛び出した場合であ
り、RSは次式で表される。
【0021】RS=2H(W/VE1/2 ここに、Hは試料14と引出し電極26との間隔、VE
は引出し電極26の印加電圧である。なお、試料14上
の一次電子ビーム照射点の電圧は0Vとする。
【0022】例えば、H=2mm、VE=1000V、
W=20eVのとき、RS=0.56mmとなる。一
方、円孔26aの位置での一次電子ビームEBの走査範
囲DEは、H=2mmの場合、2mm弱となる。したが
ってこの場合、円孔26aの好ましい直径Dは、円孔2
6aの位置での一次電子ビームEBの走査範囲DEで定
まり、2mm程度となる。Hの値によっては、2RS>
DEとなり、この場合は円孔26aの好ましい直径Dは
2RS程度の値となる。
【0023】上記構成において、二次電子SEは、軌道
C3のようにエネルギー分析電極20で反射されても、
この反射電子REは引出し電極26上に衝突して吸収さ
れ、または軌道C4のようにリフレクタ電極22で反射
されても、この反射電子REは引出し電極26上に衝突
して吸収され、試料14上には衝突しない。
【0024】したがって、反射電子REが試料14上に
衝突し測定点付近の電界を変えて電圧測定精度が低下す
るのを防止することができる。また、この衝突による試
料14の帯電がないので、一次電子ビームEBを試料1
4上で走査して得た二次電子像のコントラストを従来よ
りも高くすることができ、二次電子像の画像処理をより
正確に行なうことが可能となる。さらに、引出し電極2
6は、従来のようにメッシュを形成する必要がないの
で、製作が簡単となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る電子ビ
ーム装置では、引出し電極を、光軸付近に孔が形成され
た金属板とし、この金属板の面が光軸に直角になるよう
に配置しているので、エネルギー分析電極やリフレクタ
電極などで反射された二次電子が試料上に衝突し測定点
付近の電界を変えて電圧測定精度が低下するのを防止す
ることができ、また、この衝突による試料の帯電がない
ので、一次電子ビームを試料上で走査して得た二次電子
像のコントラストを従来よりも高くすることができ、こ
のため、二次電子像の画像処理をより正確に行なうこと
が可能となり、そのうえ、引出し電極は従来のようにメ
ッシュを形成する必要がないので、製作が簡単となると
いう優れた効果を奏する。
【0026】本発明の第1態様では、前記孔は円形であ
り、Hを試料と引出し電極との間隔、VEを引出し電極
の印加電圧としたとき、孔の直径が、孔の位置での一次
電子ビーム走査範囲と2H(W/VE1/2のうち大きい
ほうの値程度であるので、、孔が小さ過ぎて一次電子ビ
ーム又は二次電子の通過が阻止され電圧測定精度が低下
するのを防止でき、孔が大き過ぎて引出し電極により測
定点付近に形成される電界が弱くなり二次電子の引出し
が困難となるのを防止することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子ビーム装置要部構成図
である。
【図2】引出し電極の位置での二次電子の光軸からの最
大距離を説明する図である。
【図3】従来の電子ビーム装置要部構成図である。
【符号の説明】
10 対物レンズ 12 支持筒 14 試料 16、26 引出し電極 26a 円孔 18 制御電極 20 エネルギー分析電極 22 リフレクタ電極 24A、24B 二次電子検出器 EB 一次電子ビーム SE 二次電子 C1〜C4 二次電子の軌道

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次電子ビーム(EB)を対物レンズ
    (10)が作る磁界に通して試料(14)上に収束照射
    し、照射点から放出された二次電子(SE)を、試料に
    対向配置された引出し電極(26)が作る電界で引出
    し、エネルギー分析電極(20)が作る電界を通して二
    次電子検出器(24A、24B)で検出する電子ビーム
    装置において、 該引出し電極は、光軸付近に孔(26a)が形成された
    金属板であり、該金属板の面が該光軸に直角になるよう
    に配置されていることを特徴とする電子ビーム装置。
  2. 【請求項2】 前記孔(26a)は円形であり、Hを前
    記試料(14)と前記引出し電極(26)との間隔、V
    Eを該引出し電極の印加電圧としたとき、該孔の直径
    が、該孔の位置での一次電子ビーム走査範囲と2H(W
    /VE1/2のうち大きいほうの値程度であることを特徴
    とする請求項1記載の電子ビーム装置。
JP33370291A 1991-12-17 1991-12-17 電子ビーム装置 Withdrawn JPH05166898A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33370291A JPH05166898A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 電子ビーム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33370291A JPH05166898A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 電子ビーム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05166898A true JPH05166898A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18269011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33370291A Withdrawn JPH05166898A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 電子ビーム装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05166898A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0138610B1 (en) Electron detector
JP4482179B2 (ja) 粒子ビーム装置
JP2899629B2 (ja) 荷電二次粒子の検出装置
JPH03182039A (ja) 磁気フィルタ式低損失走査型電子顕微鏡
JPH0736321B2 (ja) 定量的電位測定用スペクトロメ−タ−対物レンズ装置
WO2010024105A1 (ja) 荷電粒子線の照射方法及び荷電粒子線装置
GB2071403A (en) Secondary electron detector system for scanning electron microscope
US7851755B2 (en) Apparatus for detecting backscattered electrons in a beam apparatus
US5591971A (en) Shielding device for improving measurement accuracy and speed in scanning electron microscopy
JP4562945B2 (ja) 粒子ビーム装置
JPH0935679A (ja) 走査電子顕微鏡
JP3432091B2 (ja) 走査電子顕微鏡
JP2002025492A (ja) 静電ミラーを含む荷電粒子ビーム画像化装置用低プロフィル電子検出器を使用して試料を画像化するための方法および装置
JPH05166898A (ja) 電子ビーム装置
JP4146103B2 (ja) 電界放射型電子銃を備えた電子ビーム装置
JPH0129021B2 (ja)
JPS58197644A (ja) 電子顕微鏡およびその類似装置
JP3394120B2 (ja) 二次荷電粒子検出装置
JPS6293848A (ja) 電界放射形走査電子顕微鏡及びその類似装置
CN120388877B (zh) 电子探测装置、方法及电子显微镜
JP3190922B2 (ja) 走査電子顕微鏡
JPH04315755A (ja) 電子ビーム装置
JPH0636730A (ja) 荷電ビーム装置
JPH1125899A (ja) 二次電子検出装置及びマーク検出装置
JP2993000B2 (ja) 電子線測長装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311