JPH05167349A - 信号発生器 - Google Patents
信号発生器Info
- Publication number
- JPH05167349A JPH05167349A JP32622891A JP32622891A JPH05167349A JP H05167349 A JPH05167349 A JP H05167349A JP 32622891 A JP32622891 A JP 32622891A JP 32622891 A JP32622891 A JP 32622891A JP H05167349 A JPH05167349 A JP H05167349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveform
- number component
- phase
- generating means
- real number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、実数成分波形と虚数成分波形のベ
クトル和に等しい振幅と位相で、任意に設定可能な周波
数の交流信号を発生する、信号発生器を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明では、予め設定された周波数の基準と
なる位相の瞬時値を発生する基準位相発生手段と、基準
位相発生手段で発生した位相の瞬時値と外部から導入さ
れる実数成分振幅値とから、交流信号の実数成分に相当
する交流波形を発生する実数成分波形発生手段と、前記
位相の瞬時値と、外部から導入される虚数成分振幅値と
から、前記実数成分波形発生手段の出力と90°位相の異
なる、交流信号の虚数成分に相当する交流波形を発生す
る虚数成分波形発生手段と、前記実数成分波形発生手段
の出力と、前記虚数成分波形発生手段の出力とを加算す
る波形合成手段と、を備える。
クトル和に等しい振幅と位相で、任意に設定可能な周波
数の交流信号を発生する、信号発生器を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明では、予め設定された周波数の基準と
なる位相の瞬時値を発生する基準位相発生手段と、基準
位相発生手段で発生した位相の瞬時値と外部から導入さ
れる実数成分振幅値とから、交流信号の実数成分に相当
する交流波形を発生する実数成分波形発生手段と、前記
位相の瞬時値と、外部から導入される虚数成分振幅値と
から、前記実数成分波形発生手段の出力と90°位相の異
なる、交流信号の虚数成分に相当する交流波形を発生す
る虚数成分波形発生手段と、前記実数成分波形発生手段
の出力と、前記虚数成分波形発生手段の出力とを加算す
る波形合成手段と、を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号発生器、特に実数
分振幅と虚数分振幅を導入して、任意の周波数で任意の
振幅と位相を有する交流信号を発生し得る機能を備えた
信号発生器に関する。
分振幅と虚数分振幅を導入して、任意の周波数で任意の
振幅と位相を有する交流信号を発生し得る機能を備えた
信号発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統を保護するために設置される保
護継電装置の試験においては、電力系統に発生する現象
を模擬し、その条件下において、応動を検証することが
一般的である。
護継電装置の試験においては、電力系統に発生する現象
を模擬し、その条件下において、応動を検証することが
一般的である。
【0003】複雑な電力系統に発生する現象を模擬する
手段としては、電子計算機を使用して、その現象の模擬
・演算を行い、その結果ディジタル量の形で得られた波
形の瞬時値を、アナログ量に変換し、電力増幅器を介し
て、保護継電装置に導入して、応動を検証する方法が一
般に行われている。
手段としては、電子計算機を使用して、その現象の模擬
・演算を行い、その結果ディジタル量の形で得られた波
形の瞬時値を、アナログ量に変換し、電力増幅器を介し
て、保護継電装置に導入して、応動を検証する方法が一
般に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術に示した電
子計算機でディジタル量の形で波形の瞬時値を計算し、
その瞬時値をアナログ量に変換する方法では、演算の結
果得られた波形の瞬時値データを保存するためのメモリ
ーを大量に必要とし、演算時間も長くなる等の欠点があ
り、長時間に亘る現象の模擬には不向きである。
子計算機でディジタル量の形で波形の瞬時値を計算し、
その瞬時値をアナログ量に変換する方法では、演算の結
果得られた波形の瞬時値データを保存するためのメモリ
ーを大量に必要とし、演算時間も長くなる等の欠点があ
り、長時間に亘る現象の模擬には不向きである。
【0005】本発明は、電子計算機等での模擬・演算の
結果得られる交流波形の実数成分および虚数成分振幅値
を導入して、実数成分波形と実数成分波形と90°位相の
異なる虚数成分波形をそれぞれ発生し、実数成分波形と
虚数成分波形のベクトル和に等しい振幅と位相で、任意
に設定可能な周波数の交流信号を発生する、信号発生器
を提供することを目的とする。
結果得られる交流波形の実数成分および虚数成分振幅値
を導入して、実数成分波形と実数成分波形と90°位相の
異なる虚数成分波形をそれぞれ発生し、実数成分波形と
虚数成分波形のベクトル和に等しい振幅と位相で、任意
に設定可能な周波数の交流信号を発生する、信号発生器
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、予め設定さ
れた周波数の基準となる位相の瞬時値を発生する基準位
相発生手段と、基準位相発生手段で発生した位相の瞬時
値と外部から導入される実数成分振幅値とから、交流信
号の実数成分に相当する交流波形を発生する実数成分波
形発生手段と、前記位相の瞬時値と、外部から導入され
る虚数成分振幅値とから、前記実数成分波形発生手段の
出力と90°位相の異なる、交流信号の虚数成分に相当す
る交流波形を発生する虚数成分波形発生手段と、前記実
数成分波形発生手段の出力と、前記虚数成分波形発生手
段の出力とを加算する波形合成手段と、を備えている。
れた周波数の基準となる位相の瞬時値を発生する基準位
相発生手段と、基準位相発生手段で発生した位相の瞬時
値と外部から導入される実数成分振幅値とから、交流信
号の実数成分に相当する交流波形を発生する実数成分波
形発生手段と、前記位相の瞬時値と、外部から導入され
る虚数成分振幅値とから、前記実数成分波形発生手段の
出力と90°位相の異なる、交流信号の虚数成分に相当す
る交流波形を発生する虚数成分波形発生手段と、前記実
数成分波形発生手段の出力と、前記虚数成分波形発生手
段の出力とを加算する波形合成手段と、を備えている。
【0007】
【作用】基準位相発生手段で、予め設定された周波数の
基準位相となる位相の瞬時値を発生し、この位相の瞬時
値と、外部から導入される実数分振幅値と虚数分振幅値
とから、実数分波形発生手段と虚数分波形発生手段と
で、その振幅が前記実数分振幅値および虚数分振幅値の
絶対値にそれぞれ等しい交流信号を発生し、その両者を
波形合成手段で合成している。
基準位相となる位相の瞬時値を発生し、この位相の瞬時
値と、外部から導入される実数分振幅値と虚数分振幅値
とから、実数分波形発生手段と虚数分波形発生手段と
で、その振幅が前記実数分振幅値および虚数分振幅値の
絶対値にそれぞれ等しい交流信号を発生し、その両者を
波形合成手段で合成している。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例を説明する。
図1は本発明による信号発生器の第1の実施例を示す。
この実施例の信号発生器1は、基準位相発生手段2と、
実数成分波形発生手段3と、虚数成分波形発生手段4
と、波形合成手段5とを備えており、実数成分振幅値お
よび虚数成分振幅値を正負の極性を付した形で導入し
て、その振幅値が前記実数成分振幅値の絶対値に等しい
実数成分交流波形と、実数成分交流波形とその位相が90
°異なり、その振幅値が前記虚数成分振幅値の絶対値に
等しい虚数成分交流波形をそれぞれ発生し、両者を合成
することにより、前記実数成分交流波形と前記虚数成分
交流波形のベクトル和に等しい交流信号を発生する。
図1は本発明による信号発生器の第1の実施例を示す。
この実施例の信号発生器1は、基準位相発生手段2と、
実数成分波形発生手段3と、虚数成分波形発生手段4
と、波形合成手段5とを備えており、実数成分振幅値お
よび虚数成分振幅値を正負の極性を付した形で導入し
て、その振幅値が前記実数成分振幅値の絶対値に等しい
実数成分交流波形と、実数成分交流波形とその位相が90
°異なり、その振幅値が前記虚数成分振幅値の絶対値に
等しい虚数成分交流波形をそれぞれ発生し、両者を合成
することにより、前記実数成分交流波形と前記虚数成分
交流波形のベクトル和に等しい交流信号を発生する。
【0009】基準位相発生手段2は、予め設定された周
波数に基づき、基準となる位相の瞬時値を発生する。実
数成分波形発生手段3は、前記位相の瞬時値と外部から
導入される実数成分振幅値とから、その位相が実数成分
振幅値が正の場合、前記位相の瞬時値と一致し、その振
幅値が前記実数成分振幅値の絶対値に等しい実数成分交
流波形を発生する。虚数成分波形発生手段4は、前記位
相の瞬時値と外部から導入される虚数成分振幅値とか
ら、その位相が前記実数成分交流波形と90°異なり、そ
の振幅値が前記虚数成分振幅値の絶対値に等しい虚数分
交流波形を発生する。波形合成手段5は、前記実数成分
交流波形と前記虚数成分交流波形とを加算して、両者の
ベクトル和に等しい交流信号を発生する。
波数に基づき、基準となる位相の瞬時値を発生する。実
数成分波形発生手段3は、前記位相の瞬時値と外部から
導入される実数成分振幅値とから、その位相が実数成分
振幅値が正の場合、前記位相の瞬時値と一致し、その振
幅値が前記実数成分振幅値の絶対値に等しい実数成分交
流波形を発生する。虚数成分波形発生手段4は、前記位
相の瞬時値と外部から導入される虚数成分振幅値とか
ら、その位相が前記実数成分交流波形と90°異なり、そ
の振幅値が前記虚数成分振幅値の絶対値に等しい虚数分
交流波形を発生する。波形合成手段5は、前記実数成分
交流波形と前記虚数成分交流波形とを加算して、両者の
ベクトル和に等しい交流信号を発生する。
【0010】次に作用を説明する。基準位相発生手段2
で発生した位相の瞬時値と、その位相が一致した成分を
実数成分波形発生手段3で発生し、それと、90°位相の
異なる成分を虚数成分波形発生手段4で発生し、この両
者を加算した出力が波形合成手段5から出力される。角
周波数ω、波高値Em、基準となる信号からθだけ位相
の進んだ交流信号Em・sin(ωt+θ)は、(1)
式の如く展開することができる。 Em・sin(ωt+θ) =Em(cosθ・sinωt+sinθ・cosωt) ……(1)
で発生した位相の瞬時値と、その位相が一致した成分を
実数成分波形発生手段3で発生し、それと、90°位相の
異なる成分を虚数成分波形発生手段4で発生し、この両
者を加算した出力が波形合成手段5から出力される。角
周波数ω、波高値Em、基準となる信号からθだけ位相
の進んだ交流信号Em・sin(ωt+θ)は、(1)
式の如く展開することができる。 Em・sin(ωt+θ) =Em(cosθ・sinωt+sinθ・cosωt) ……(1)
【0011】(1)式において、Em・cosθを実数
成分振幅値Er、Em・sinθを虚数成分振幅値Ei
とおくと、(1)式は(2)式の如く書き替えることが
できる。 Em・sin(ωt+θ) =Er・sinωt+Ei・cosωt ……(2)
成分振幅値Er、Em・sinθを虚数成分振幅値Ei
とおくと、(1)式は(2)式の如く書き替えることが
できる。 Em・sin(ωt+θ) =Er・sinωt+Ei・cosωt ……(2)
【0012】従って、基準位相発生手段2の出力である
位相の瞬時値をωtとし、Er、Eiをそれぞれ実数成
分振幅値、虚数成分振幅値として正負の極性を付した形
で外部から導入すれば、本実施例による信号発生器の出
力は(2)式に完全に一致する。このため、外部から導
入する実数成分振幅値および虚数成分振幅値を可変する
ことにより、任意の振幅で、任意の位相を有する交流信
号波形が得られる。
位相の瞬時値をωtとし、Er、Eiをそれぞれ実数成
分振幅値、虚数成分振幅値として正負の極性を付した形
で外部から導入すれば、本実施例による信号発生器の出
力は(2)式に完全に一致する。このため、外部から導
入する実数成分振幅値および虚数成分振幅値を可変する
ことにより、任意の振幅で、任意の位相を有する交流信
号波形が得られる。
【0013】以上述べたように、外部から導入する実数
成分振幅値および虚数成分振幅値を可変することによ
り、任意の振幅で、任意の位相を有する交流信号波形が
得られるため、電子計算機等で、電力系統に発生する現
象を模擬し、その結果得られた電圧、電流等の波形の実
数成分および虚数成分振幅値を本実施例の信号発生器に
導入すれば、電力系統に故障等が発生した場合の電圧、
電流の波形を精度良く模擬することができる。
成分振幅値および虚数成分振幅値を可変することによ
り、任意の振幅で、任意の位相を有する交流信号波形が
得られるため、電子計算機等で、電力系統に発生する現
象を模擬し、その結果得られた電圧、電流等の波形の実
数成分および虚数成分振幅値を本実施例の信号発生器に
導入すれば、電力系統に故障等が発生した場合の電圧、
電流の波形を精度良く模擬することができる。
【0014】図2に本発明による信号発生器を具体的に
示す第2の実施例を示す。この第2の実施例の信号発生
器は、基準位相発生回路21、実数成分波形発生回路22、
虚数成分波形発生回路23、波形合成回路24を備えてい
る。基準位相発生回路21は出力信号の周波数を設定する
ための周波数設定器21a、周波数パルス発生回路21b、
基準となる位相の瞬時値ωtを発生するN進カウンタ回
路21cから構成されている。実数成分波形発生回路22は
正弦(sin)波形の瞬時値を正負のディジタル量の形
で記憶したリードオンリーメモリ等の記憶素子22a、記
憶素子22aのデータ出力をアナログ量に変換し、基準電
圧として導入した実数成分振幅値と乗算するための4象
限動作の乗算形D/A変換回路22bから構成されてい
る。虚数成分波形発生回路23は正弦波形より90°進み位
相となる余弦(cos)波形の瞬時値を正負のディジタ
ル量の形で記憶したリードオンリーメモリ等の記憶素子
23b、記憶素子23bのデータ出力をアナログ量に変換
し、基準電圧として導入した虚数成分振幅値と乗算する
ための4象限動作の乗算形D/A変換回路23bから構成
されている。波形合成回路24は実数成分波形発生回路22
の出力と虚数成分波形発生回路23の出力を合成するため
のアナログ加算回路である。また、前記記憶素子22b,
23bにはアドレスデータとして前記基準位相発生回路21
の出力である位相の瞬時値ωtが入力されている。次
に、上記実施例の動作について図2を参照して説明す
る。
示す第2の実施例を示す。この第2の実施例の信号発生
器は、基準位相発生回路21、実数成分波形発生回路22、
虚数成分波形発生回路23、波形合成回路24を備えてい
る。基準位相発生回路21は出力信号の周波数を設定する
ための周波数設定器21a、周波数パルス発生回路21b、
基準となる位相の瞬時値ωtを発生するN進カウンタ回
路21cから構成されている。実数成分波形発生回路22は
正弦(sin)波形の瞬時値を正負のディジタル量の形
で記憶したリードオンリーメモリ等の記憶素子22a、記
憶素子22aのデータ出力をアナログ量に変換し、基準電
圧として導入した実数成分振幅値と乗算するための4象
限動作の乗算形D/A変換回路22bから構成されてい
る。虚数成分波形発生回路23は正弦波形より90°進み位
相となる余弦(cos)波形の瞬時値を正負のディジタ
ル量の形で記憶したリードオンリーメモリ等の記憶素子
23b、記憶素子23bのデータ出力をアナログ量に変換
し、基準電圧として導入した虚数成分振幅値と乗算する
ための4象限動作の乗算形D/A変換回路23bから構成
されている。波形合成回路24は実数成分波形発生回路22
の出力と虚数成分波形発生回路23の出力を合成するため
のアナログ加算回路である。また、前記記憶素子22b,
23bにはアドレスデータとして前記基準位相発生回路21
の出力である位相の瞬時値ωtが入力されている。次
に、上記実施例の動作について図2を参照して説明す
る。
【0015】まず、周波数設定器21aで所定の周波数f
0 を設定する。この設定値f0 により、周波数および位
相の基準となり、その周波数がf=Nf0 (Hz)のパ
ルス信号を周波数パルス発生回路21bで発生し、N進カ
ウント回路21cに入力する。このカウンタ回路はN進で
あるから0〜N−1を繰り返し計数出力し、1秒間にf
/N=Nf0 /N=f0 すなわち、周波数設定器21aで
設定した周波数f0 と同じ回数だけ0〜N−1を繰り返
し計数することになる。ここで、例えばN=3600とする
と、この計数出力は基準となる位相の瞬時値ωtを 0.1
度ステップで与えることになる。この出力ωtは記憶素
子22aおよび23aにアドレスデータとして入力される。
記憶素子22aには、そのアドレスデータ、すなわち位相
の瞬時値に対応して正弦(sin)波形が正負のディジ
タル量の形で書き込まれているため、この出力データと
外部から導入した実数成分振幅値Erとを乗算形D/A
変換回路22bで乗算して、アナログ量に変換した出力は
Er・sinωtとなる。
0 を設定する。この設定値f0 により、周波数および位
相の基準となり、その周波数がf=Nf0 (Hz)のパ
ルス信号を周波数パルス発生回路21bで発生し、N進カ
ウント回路21cに入力する。このカウンタ回路はN進で
あるから0〜N−1を繰り返し計数出力し、1秒間にf
/N=Nf0 /N=f0 すなわち、周波数設定器21aで
設定した周波数f0 と同じ回数だけ0〜N−1を繰り返
し計数することになる。ここで、例えばN=3600とする
と、この計数出力は基準となる位相の瞬時値ωtを 0.1
度ステップで与えることになる。この出力ωtは記憶素
子22aおよび23aにアドレスデータとして入力される。
記憶素子22aには、そのアドレスデータ、すなわち位相
の瞬時値に対応して正弦(sin)波形が正負のディジ
タル量の形で書き込まれているため、この出力データと
外部から導入した実数成分振幅値Erとを乗算形D/A
変換回路22bで乗算して、アナログ量に変換した出力は
Er・sinωtとなる。
【0016】一方、記憶素子23aには、正弦(sin)
波形より90°位相の進んだ余弦(cos)波形が書き込
まれており、乗算形D/A変換回路23bには基準電圧と
して虚数成分振幅値Eiが入力されているため、乗算形
D/A変換回路23bの出力はEi・cosωtとなる。
波形より90°位相の進んだ余弦(cos)波形が書き込
まれており、乗算形D/A変換回路23bには基準電圧と
して虚数成分振幅値Eiが入力されているため、乗算形
D/A変換回路23bの出力はEi・cosωtとなる。
【0017】従って、乗算形D/A変換回路22bの出力
Er・sinωtと乗算形D/A変換回路23bの出力E
i・cosωtをアナログ的に加算した波形合成回路21
の出力は前記(2)式と完全に一致する。このため、前
にも説明した通り、実数成分振幅値としてEr=Em・
cosθ、虚数成分振幅値としてEi=Em・sinθ
に等しい直流電圧が入力されれば、Em・sin(ωt
+θ)なる交流信号波形を完全に模擬することができる
ばかりか、実数成分振幅値Er,虚数成分振幅値Eiが
変化した場合、出力波形も時間遅れなく変化するため、
振幅または位相の急変を伴う交流信号波形でも容易に取
り出すことができる。
Er・sinωtと乗算形D/A変換回路23bの出力E
i・cosωtをアナログ的に加算した波形合成回路21
の出力は前記(2)式と完全に一致する。このため、前
にも説明した通り、実数成分振幅値としてEr=Em・
cosθ、虚数成分振幅値としてEi=Em・sinθ
に等しい直流電圧が入力されれば、Em・sin(ωt
+θ)なる交流信号波形を完全に模擬することができる
ばかりか、実数成分振幅値Er,虚数成分振幅値Eiが
変化した場合、出力波形も時間遅れなく変化するため、
振幅または位相の急変を伴う交流信号波形でも容易に取
り出すことができる。
【0018】図3に第2の実施例を複数要素の信号発生
器に拡大した応用例を示す。この応用例の信号発生器は
基準位相発生回路21、実数成分波形発生回路22A、虚数
成分波形発生回路23A、波形合成回路24Aを備えてい
る。実数成分波形発生回路22Aは正弦波形を書き込んだ
記憶素子22aと、記憶素子22aの出力データをディジタ
ル入力として入力する複数個の乗算形D/A変換回路22
b−1,22b−2,…,22b−nから構成されており、
それぞれの乗算形D/A変換回路には、それぞれに対応
する実数成分振幅値Er1,Er2,…,Ernが基準
電圧として入力されている。虚数成分波形発生回路23A
も同様に余弦波形を書き込んだ記憶素子23aと、記憶素
子23aの出力データをディジタル入力として入力する複
数個の乗算形D/A変換回路23b−1,23b−2,…,
23b−nから構成されており、それぞれのD/A変換回
路には、それぞれに対応する虚数成分振幅値Ei1,E
i2,…,Einが基準電圧として入力されている。波
形合成回路24Aも同様に複数個のアナログ加算回路24−
1,24−2,…,24−nからなっており、24−1は乗算
形D/A変換回路22b−1の出力と23b−1の出力を、
24−2は22b−2の出力と23b−2の出力を、24−nは
22b−nの出力と23b−nの出力を加算するよう構成さ
れている。このように構成することにより、複数個の振
幅、位相の異なる交流信号波形を同時に取り出すことが
できる。
器に拡大した応用例を示す。この応用例の信号発生器は
基準位相発生回路21、実数成分波形発生回路22A、虚数
成分波形発生回路23A、波形合成回路24Aを備えてい
る。実数成分波形発生回路22Aは正弦波形を書き込んだ
記憶素子22aと、記憶素子22aの出力データをディジタ
ル入力として入力する複数個の乗算形D/A変換回路22
b−1,22b−2,…,22b−nから構成されており、
それぞれの乗算形D/A変換回路には、それぞれに対応
する実数成分振幅値Er1,Er2,…,Ernが基準
電圧として入力されている。虚数成分波形発生回路23A
も同様に余弦波形を書き込んだ記憶素子23aと、記憶素
子23aの出力データをディジタル入力として入力する複
数個の乗算形D/A変換回路23b−1,23b−2,…,
23b−nから構成されており、それぞれのD/A変換回
路には、それぞれに対応する虚数成分振幅値Ei1,E
i2,…,Einが基準電圧として入力されている。波
形合成回路24Aも同様に複数個のアナログ加算回路24−
1,24−2,…,24−nからなっており、24−1は乗算
形D/A変換回路22b−1の出力と23b−1の出力を、
24−2は22b−2の出力と23b−2の出力を、24−nは
22b−nの出力と23b−nの出力を加算するよう構成さ
れている。このように構成することにより、複数個の振
幅、位相の異なる交流信号波形を同時に取り出すことが
できる。
【0019】以上述べたように本応用例の信号発生器は
それぞれ振幅、位相の異なる多数の交流信号波形を同時
に発生できるため、電子計算機等を使用して電力系統を
シミュレーションし、その結果得られた電圧および電流
の実数成分振幅値、虚数成分振幅値を本応用例の信号発
生器に導入して、交流信号波形に変換し、その出力を電
力増幅器で増幅して、保護継電装置に入力すれば、電力
系統に故障が発生した時の保護継電装置の応動を精度良
く検証することができる。
それぞれ振幅、位相の異なる多数の交流信号波形を同時
に発生できるため、電子計算機等を使用して電力系統を
シミュレーションし、その結果得られた電圧および電流
の実数成分振幅値、虚数成分振幅値を本応用例の信号発
生器に導入して、交流信号波形に変換し、その出力を電
力増幅器で増幅して、保護継電装置に入力すれば、電力
系統に故障が発生した時の保護継電装置の応動を精度良
く検証することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
交流波形の実数成分の振幅値と虚数成分の振幅値とを導
入して任意の周波数で、任意の振幅と位相を有する交流
信号波形を取り出すことができるばかりか、実数成分の
振幅値および虚数成分の振幅値が変化した場合、出力波
形も時間遅れなく変化するため、振幅または位相の急変
を伴う交流信号波形でも容易に取り出すことができる。
また、複数要素への拡張も容易であるため、複数個の振
幅および位相の異なる交流信号波形を同時に取り出すこ
とも可能である。これにより、電子計算機等を使用して
電力系統をシミュレーションし、その結果得られた電圧
および電流波形それぞれの実数成分の振幅値、虚数成分
の振幅値を本発明の信号発生器に導入して、交流波形に
変換し、その出力を電力増幅器で増幅して、保護継電装
置に入力すれば、電力系統に故障が発生した時の保護継
電装置の応動を精度良く検証することができる。
交流波形の実数成分の振幅値と虚数成分の振幅値とを導
入して任意の周波数で、任意の振幅と位相を有する交流
信号波形を取り出すことができるばかりか、実数成分の
振幅値および虚数成分の振幅値が変化した場合、出力波
形も時間遅れなく変化するため、振幅または位相の急変
を伴う交流信号波形でも容易に取り出すことができる。
また、複数要素への拡張も容易であるため、複数個の振
幅および位相の異なる交流信号波形を同時に取り出すこ
とも可能である。これにより、電子計算機等を使用して
電力系統をシミュレーションし、その結果得られた電圧
および電流波形それぞれの実数成分の振幅値、虚数成分
の振幅値を本発明の信号発生器に導入して、交流波形に
変換し、その出力を電力増幅器で増幅して、保護継電装
置に入力すれば、電力系統に故障が発生した時の保護継
電装置の応動を精度良く検証することができる。
【図1】本発明による信号発生器の第1の実施例を示す
ブロック図
ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図
【図3】第2の実施例の応用例を示すブロック図
1…信号発生器、2…基準位相発生手段、3…実数成分
波形発生手段、4…虚数成分波形発生手段、5…波形合
成回路、21…基準位相発生回路、22…実数成分波形発生
回路、23…虚数成分波形発生回路、24…波形合成回路
波形発生手段、4…虚数成分波形発生手段、5…波形合
成回路、21…基準位相発生回路、22…実数成分波形発生
回路、23…虚数成分波形発生回路、24…波形合成回路
Claims (1)
- 【請求項1】 任意の周波数で、任意に制御可能な振幅
と位相を有する交流信号を発生する信号発生器におい
て、予め設定された周波数の基準となる位相の瞬時値を
発生する基準位相発生手段と、基準位相発生手段で発生
した位相の瞬時値と外部から導入される実数成分振幅値
とから、交流信号の実数成分に相当する交流波形を発生
する実数成分波形発生手段と、前記位相の瞬時値と、外
部から導入される虚数成分振幅値とから、前記実数成分
波形発生手段の出力と90°位相の異なる、前記交流信号
の虚数成分に相当する交流波形を発生する虚数成分波形
発生手段と、前記実数成分波形発生手段の出力と、前記
虚数成分波形発生手段の出力とを加算する波形合成手段
と、を備えていることを特徴とする信号発生器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32622891A JPH05167349A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 信号発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32622891A JPH05167349A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 信号発生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05167349A true JPH05167349A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18185424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32622891A Pending JPH05167349A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 信号発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05167349A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007510315A (ja) * | 2003-08-29 | 2007-04-19 | ザ・ディレクティービー・グループ・インコーポレイテッド | 衛星放送システムにおける簡単化されたスクランブル方式 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP32622891A patent/JPH05167349A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007510315A (ja) * | 2003-08-29 | 2007-04-19 | ザ・ディレクティービー・グループ・インコーポレイテッド | 衛星放送システムにおける簡単化されたスクランブル方式 |
| JP2011082995A (ja) * | 2003-08-29 | 2011-04-21 | Dtvg Licensing Inc | 衛星放送システムにおける簡単化されたスクランブル方式 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS60230705A (ja) | 時変信号を発生するためのデジタル回路および方法 | |
| CN105911318B (zh) | 一种电能表检定装置输出谐波、次谐波和间谐波的方法 | |
| JPS62183611A (ja) | デイジタル正弦波発生器 | |
| KR101172748B1 (ko) | 교류전원장치의 3상 불평형 전압 출력 제어 장치 및 방법 | |
| D'Angelo et al. | An improved virtual analog model of the Moog ladder filter | |
| JPH05167349A (ja) | 信号発生器 | |
| JP7170601B2 (ja) | モータシミュレータ及びそのプログラム | |
| JP2014202595A (ja) | 模擬レゾルバ及びレゾルバセンサ信号の作成方法 | |
| Barakos et al. | Methods for stability and accuracy evaluation of power hardware in the loop simulations | |
| US4144581A (en) | Audio signal processor | |
| Paran | Utilization of impedance matching to improve damping impedance method-based PHIL interface | |
| JPH0430597B2 (ja) | ||
| Gretinger et al. | “Chirp” signal generators for frequency response experiments | |
| Gormond et al. | Waveshaping with Norton amplifiers: modeling the Serge triple waveshaper | |
| Subtirelu | Harmonic distortions analyzer for power rectifiers | |
| RU2479085C2 (ru) | Способ получения значений ортогональных проекций одного вектора на направление другого вектора двух одночастотных электрических сигналов | |
| JP2006038551A (ja) | ディジタル交流電力計 | |
| JP2605998B2 (ja) | パッシブソーナー用模擬信号発生装置 | |
| JPH0458165A (ja) | 保護継電装置の試験装置 | |
| JP2004194380A (ja) | 交流電圧・電流波形の歪み補正方法 | |
| JPS60254211A (ja) | 振動試験機における波形補正装置 | |
| Seshadri | A Programmable Logic Device-Based Resolver Simulator | |
| Radun et al. | A programmable logic device based resolver simulator [for motor control] | |
| JPS6323558B2 (ja) | ||
| Beneder et al. | Development of a signal generator for study programs dedicated to electronic engineering |