JPH05192685A - 嫌気性廃水処理装置 - Google Patents
嫌気性廃水処理装置Info
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- JPH05192685A JPH05192685A JP21936292A JP21936292A JPH05192685A JP H05192685 A JPH05192685 A JP H05192685A JP 21936292 A JP21936292 A JP 21936292A JP 21936292 A JP21936292 A JP 21936292A JP H05192685 A JPH05192685 A JP H05192685A
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- JP
- Japan
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- reactor
- opening
- anaerobic
- pipe
- wastewater treatment
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
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- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 懸濁物を高濃度に含む廃水の処理を行うこと
ができる、嫌気性廃水処理装置を提供する。 【構成】 リアクタ1の下方に上記廃水の導入部3及び
嫌気性微生物を主体とした汚泥床2を有する反応部1a
を設け、その上部にガス−固体物−水をそれぞれ分離す
る三相分離部1bを設けた嫌気性廃水処理装置におい
て、上記反応部1aを区画するリアクタ側壁の上記三相
分離部近傍に開口部6を形成し、この開口部6に連通管
7を介して上記開口部6よりも下方に底部8aを有する
汚泥引抜槽8を接続し、上記連通管7の開口部側近傍部
7aの下面9aを上記リアクタ1側へ向けて下方に傾斜
させて形成した。
ができる、嫌気性廃水処理装置を提供する。 【構成】 リアクタ1の下方に上記廃水の導入部3及び
嫌気性微生物を主体とした汚泥床2を有する反応部1a
を設け、その上部にガス−固体物−水をそれぞれ分離す
る三相分離部1bを設けた嫌気性廃水処理装置におい
て、上記反応部1aを区画するリアクタ側壁の上記三相
分離部近傍に開口部6を形成し、この開口部6に連通管
7を介して上記開口部6よりも下方に底部8aを有する
汚泥引抜槽8を接続し、上記連通管7の開口部側近傍部
7aの下面9aを上記リアクタ1側へ向けて下方に傾斜
させて形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は廃水を嫌気性微生物によ
り処理する嫌気性廃水処理装置に係り、特に上向流式の
嫌気性廃水処理装置の改良に関するものである。
り処理する嫌気性廃水処理装置に係り、特に上向流式の
嫌気性廃水処理装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、廃水を嫌気性微生物により処理す
るための装置として、UASB(上向流嫌気性汚泥床)
法による嫌気性廃水処理装置が開発実用化されつつあ
る。
るための装置として、UASB(上向流嫌気性汚泥床)
法による嫌気性廃水処理装置が開発実用化されつつあ
る。
【0003】この種の装置は、図5に示されているよう
に、リアクタaの下部から導入した廃水を、上向流で反
応部b内に形成された嫌気性微生物を主体とする汚泥床
(スラッジブランケット)c内を通過させてメタン醗酵
処理するものであり、嫌気性微生物がグラニュールと呼
ばれる塊を作って極めて高濃度となり、高速のメタン醗
酵をすることができるという利点がある。その反応部b
の上部には三相分離部dが配設され、この三相分離部d
によって、発生するメタン等のガス、そのガスに付着し
て浮上する嫌気性微生物等の固体物、処理後の水がそれ
ぞれ分離されるようになっており、分離後のガスがガス
排出管eに排出されると共に水が流出管fに流出し、か
つ固体物が反応部bに戻る。その三相分離の機能を有す
る装置は、特開昭62−262798号公報等に種々提
案されている。
に、リアクタaの下部から導入した廃水を、上向流で反
応部b内に形成された嫌気性微生物を主体とする汚泥床
(スラッジブランケット)c内を通過させてメタン醗酵
処理するものであり、嫌気性微生物がグラニュールと呼
ばれる塊を作って極めて高濃度となり、高速のメタン醗
酵をすることができるという利点がある。その反応部b
の上部には三相分離部dが配設され、この三相分離部d
によって、発生するメタン等のガス、そのガスに付着し
て浮上する嫌気性微生物等の固体物、処理後の水がそれ
ぞれ分離されるようになっており、分離後のガスがガス
排出管eに排出されると共に水が流出管fに流出し、か
つ固体物が反応部bに戻る。その三相分離の機能を有す
る装置は、特開昭62−262798号公報等に種々提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の嫌気
性廃水処理装置にあっては、溶解性有機物を主体とする
廃水に対しては高い効果を発揮するが、懸濁物(以下
「SS」という。)を高濃度に含む廃水に対しては、良
好な処理を行えないという問題があった。
性廃水処理装置にあっては、溶解性有機物を主体とする
廃水に対しては高い効果を発揮するが、懸濁物(以下
「SS」という。)を高濃度に含む廃水に対しては、良
好な処理を行えないという問題があった。
【0005】すなわち、廃水にSSが含まれていると、
SSが反応部b内の汚泥床cに混じり、その床の高さの
上昇が避けられず、ついには三相分離部dを詰まらせ
て、分離効果を悪くしていた。また、SSが混在して微
生物が流出管fから流出することになると、処理性能の
大幅な低下を招いていた。
SSが反応部b内の汚泥床cに混じり、その床の高さの
上昇が避けられず、ついには三相分離部dを詰まらせ
て、分離効果を悪くしていた。また、SSが混在して微
生物が流出管fから流出することになると、処理性能の
大幅な低下を招いていた。
【0006】本発明の目的は、上記課題に鑑み、懸濁物
を高濃度に含む廃水の処理を行うことができる、嫌気性
廃水処理装置を提供することにある。
を高濃度に含む廃水の処理を行うことができる、嫌気性
廃水処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
る嫌気性廃水処理装置によれば、廃水を導入し、これを
上向流で嫌気性微生物を主体とする汚泥床を通過させて
処理するリアクタ内に、その下方に上記廃水の導入部及
び汚泥床を有する反応部を設け、その上部にガス−固体
物−水をそれぞれ分離する三相分離部を設けた嫌気性廃
水処理装置において、上記反応部を区画するリアクタ側
壁の上記三相分離部近傍に開口部を形成し、該開口部に
連通管を介して上記開口部よりも下方に底部を有する汚
泥引抜槽を接続し、上記連通管の開口部側近傍部の下面
を上記リアクタ側へ向けて下方に傾斜させたことにより
達成される。
る嫌気性廃水処理装置によれば、廃水を導入し、これを
上向流で嫌気性微生物を主体とする汚泥床を通過させて
処理するリアクタ内に、その下方に上記廃水の導入部及
び汚泥床を有する反応部を設け、その上部にガス−固体
物−水をそれぞれ分離する三相分離部を設けた嫌気性廃
水処理装置において、上記反応部を区画するリアクタ側
壁の上記三相分離部近傍に開口部を形成し、該開口部に
連通管を介して上記開口部よりも下方に底部を有する汚
泥引抜槽を接続し、上記連通管の開口部側近傍部の下面
を上記リアクタ側へ向けて下方に傾斜させたことにより
達成される。
【0008】また、好ましくは、上記連通管の開口部側
近傍部の上面が、上記リアクタ側へ向けて上方に傾斜さ
せて形成されたことにより、達成される。
近傍部の上面が、上記リアクタ側へ向けて上方に傾斜さ
せて形成されたことにより、達成される。
【0009】
【作用】上記構成によれば、処理対象としての廃水は、
導入部から上記リアクタの下部に導入され、上記反応部
内の嫌気性微生物を主体とする汚泥床によってメタン醗
酵され、上記三相分離部を経て流出する。
導入部から上記リアクタの下部に導入され、上記反応部
内の嫌気性微生物を主体とする汚泥床によってメタン醗
酵され、上記三相分離部を経て流出する。
【0010】流入廃水中のSSは嫌気性微生物を主体と
する汚泥床と混じり合うが、付着性の強いSSの場合を
除き、SSの方が粒子が細かく沈降性が小さいため、上
記汚泥床より上方に集まる。そして、SSが流入し続
け、SSの層が膨脹して上記リアクタ側壁の上記三相分
離部近傍に形成された開口部の位置を越えると、該開口
部には連通管を介して汚泥引抜槽が接続され、該汚泥引
抜槽の底部は上記開口部よりも下方に位置されているの
で、SSは連通管を経て自らの重さにより汚泥引抜槽へ
落下する。
する汚泥床と混じり合うが、付着性の強いSSの場合を
除き、SSの方が粒子が細かく沈降性が小さいため、上
記汚泥床より上方に集まる。そして、SSが流入し続
け、SSの層が膨脹して上記リアクタ側壁の上記三相分
離部近傍に形成された開口部の位置を越えると、該開口
部には連通管を介して汚泥引抜槽が接続され、該汚泥引
抜槽の底部は上記開口部よりも下方に位置されているの
で、SSは連通管を経て自らの重さにより汚泥引抜槽へ
落下する。
【0011】一方、上記嫌気性微生物は、SSの層と混
じらないとは云え、その一部は、ガスと付着して浮上す
る途中に、或いは三相分離部でガスと離れ再沈降する途
中に、上記開口部から連通管に入ろうとする。しかし、
上記連通管の開口部側近傍部の上面は上記リアクタ側へ
向けて上方に傾斜させて形成され、その下面は上記リア
クタ側へ向けて下方に傾斜させて形成されている。従っ
て、浮上するものは、連通管の開口部側近傍部の上面に
当たって、その傾斜によりリアクタへ戻る。また、沈降
するものは連通管の開口部側近傍部の下面に当たって、
その傾斜によりリアクタへ戻る。また、上記連通管の開
口部側近傍部の上面に当たった浮上嫌気性微生物は、こ
こでガスと離れ、連通管の開口部側近傍部の下面に落ち
てリアクタへ戻ることもある。
じらないとは云え、その一部は、ガスと付着して浮上す
る途中に、或いは三相分離部でガスと離れ再沈降する途
中に、上記開口部から連通管に入ろうとする。しかし、
上記連通管の開口部側近傍部の上面は上記リアクタ側へ
向けて上方に傾斜させて形成され、その下面は上記リア
クタ側へ向けて下方に傾斜させて形成されている。従っ
て、浮上するものは、連通管の開口部側近傍部の上面に
当たって、その傾斜によりリアクタへ戻る。また、沈降
するものは連通管の開口部側近傍部の下面に当たって、
その傾斜によりリアクタへ戻る。また、上記連通管の開
口部側近傍部の上面に当たった浮上嫌気性微生物は、こ
こでガスと離れ、連通管の開口部側近傍部の下面に落ち
てリアクタへ戻ることもある。
【0012】このように、リアクタに蓄積するSSを嫌
気性微生物と分離して選択的に汚泥引抜槽内に抜出せる
ように構成したので、SSを高濃度に含む廃水の処理を
行うことができるものである。
気性微生物と分離して選択的に汚泥引抜槽内に抜出せる
ように構成したので、SSを高濃度に含む廃水の処理を
行うことができるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る嫌気性廃水処理装置の好
適実施例を添付図面に基づいて詳述する。
適実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0014】図1に示されているように、1は密閉型の
リアクタを示し、このリアクタ1の下方には、導入され
た廃水が通過する、嫌気性微生物を主体とする汚泥床
(スラッジブランケット)2を有する反応部1aが設け
られており、その上部にはガス−固体物−水をそれぞれ
分離する三相分離部1bが設けられている。すなわち、
このリアクタ1は、従来同様に、導入された廃水を、上
向流で嫌気性微生物を主体とする汚泥床2内を通過させ
てメタン醗酵処理するように構成されている。
リアクタを示し、このリアクタ1の下方には、導入され
た廃水が通過する、嫌気性微生物を主体とする汚泥床
(スラッジブランケット)2を有する反応部1aが設け
られており、その上部にはガス−固体物−水をそれぞれ
分離する三相分離部1bが設けられている。すなわち、
このリアクタ1は、従来同様に、導入された廃水を、上
向流で嫌気性微生物を主体とする汚泥床2内を通過させ
てメタン醗酵処理するように構成されている。
【0015】上記リアクタ1の下部には、廃水を導入す
る流入管3が接続されていると共に、上部には、リアク
タ1で発生したメタンガス等のガスを排出させるガス排
出管4及び処理後の水を流出させる流出管5がそれぞれ
接続されている。
る流入管3が接続されていると共に、上部には、リアク
タ1で発生したメタンガス等のガスを排出させるガス排
出管4及び処理後の水を流出させる流出管5がそれぞれ
接続されている。
【0016】また、上記反応部1aを区画するリアクタ
側壁の上記三相分離部1b近傍には、開口部6が形成さ
れている。この開口部6には、連通管7が取付けられて
おり、該連通管7を介して密閉型の汚泥引抜槽8が接続
されている。この汚泥引抜槽8の底部8aは、上記開口
部6の開口位置よりも下方に位置されている。
側壁の上記三相分離部1b近傍には、開口部6が形成さ
れている。この開口部6には、連通管7が取付けられて
おり、該連通管7を介して密閉型の汚泥引抜槽8が接続
されている。この汚泥引抜槽8の底部8aは、上記開口
部6の開口位置よりも下方に位置されている。
【0017】さらに、上記連通管7の開口部側近傍部7
aは、ロート状配管9にて形成されている。すなわち、
このロート状配管9の下面9aは上記リアクタ1側へ向
けて下方に傾斜させて形成され、例えば、水平面に対し
30〜75度の傾斜角度で形成されている。通常は、こ
のロート状配管9の下面の傾斜角度は、45〜60度に
設定する。そして、上記ロート状配管9の上面9bは上
記リアクタ1側へ向けて上方に傾斜させて形成され、例
えば、水平面に対し0〜75度の傾斜角度で形成されて
いる。従って、このロート状配管9には、例えば、レジ
ューサ等の管継手を採用する。また、上記連通管7の長
手方向中央部7bは、略水平に形成されている。さら
に、この連通管7の汚泥引抜槽側の部分7cは、該汚泥
引抜槽8へ向けて下方に傾斜させた斜め配管10にて形
成されている。尚、上記連通管7は、上記ロート状配管
9を汚泥引抜槽8に直接接続するように構成しても良
い。また、このロート状配管9は、その基端部を上記リ
アクタ1の内部に突出させるようにして取付けても良
い。
aは、ロート状配管9にて形成されている。すなわち、
このロート状配管9の下面9aは上記リアクタ1側へ向
けて下方に傾斜させて形成され、例えば、水平面に対し
30〜75度の傾斜角度で形成されている。通常は、こ
のロート状配管9の下面の傾斜角度は、45〜60度に
設定する。そして、上記ロート状配管9の上面9bは上
記リアクタ1側へ向けて上方に傾斜させて形成され、例
えば、水平面に対し0〜75度の傾斜角度で形成されて
いる。従って、このロート状配管9には、例えば、レジ
ューサ等の管継手を採用する。また、上記連通管7の長
手方向中央部7bは、略水平に形成されている。さら
に、この連通管7の汚泥引抜槽側の部分7cは、該汚泥
引抜槽8へ向けて下方に傾斜させた斜め配管10にて形
成されている。尚、上記連通管7は、上記ロート状配管
9を汚泥引抜槽8に直接接続するように構成しても良
い。また、このロート状配管9は、その基端部を上記リ
アクタ1の内部に突出させるようにして取付けても良
い。
【0018】そして、上記汚泥引抜槽8の上部には、そ
の内部で発生したガスを放出させるためのガス抜き配管
11が接続され、上記リアクタ1の上面よりも高い位置
で開口している。また、このガス抜き配管11には、こ
れから分岐して上記リアクタ1内へ延出された上澄水戻
り配管12が接続されている。この上澄水戻り配管12
は、上記開口部6と上記三相分離部1bとの間の高さ位
置で、上記リアクタ1内に挿入接続されている。本実施
例にあっては、上記上澄水戻り配管12を上記ガス抜き
配管11から分岐させて形成したが、これらを上記汚泥
引抜槽8の上部に別個の配管として設けても良い。ま
た、上記ガス抜き配管11を上記汚泥引抜槽8と同径に
形成して、これらを一体として形成しても良い。
の内部で発生したガスを放出させるためのガス抜き配管
11が接続され、上記リアクタ1の上面よりも高い位置
で開口している。また、このガス抜き配管11には、こ
れから分岐して上記リアクタ1内へ延出された上澄水戻
り配管12が接続されている。この上澄水戻り配管12
は、上記開口部6と上記三相分離部1bとの間の高さ位
置で、上記リアクタ1内に挿入接続されている。本実施
例にあっては、上記上澄水戻り配管12を上記ガス抜き
配管11から分岐させて形成したが、これらを上記汚泥
引抜槽8の上部に別個の配管として設けても良い。ま
た、上記ガス抜き配管11を上記汚泥引抜槽8と同径に
形成して、これらを一体として形成しても良い。
【0019】次に、上記実施例における作用を述べる。
【0020】上述したように、処理対象としての廃水
は、上記流入管3から上記リアクタ1の下部に導入さ
れ、上記反応部1a内の嫌気性微生物を主体とする汚泥
床2によってメタン醗酵され、三相分離部1bを経て流
出管5から流出する。そして、上記リアクタ1内で発生
するメタンガス等のガスは、上記ガス排出管4から排出
される。
は、上記流入管3から上記リアクタ1の下部に導入さ
れ、上記反応部1a内の嫌気性微生物を主体とする汚泥
床2によってメタン醗酵され、三相分離部1bを経て流
出管5から流出する。そして、上記リアクタ1内で発生
するメタンガス等のガスは、上記ガス排出管4から排出
される。
【0021】流入廃水中のSSは嫌気性微生物を主体と
する汚泥床2と混じり合うが、SSの付着性が強い場合
を除き、SSの方が粒子が細かく沈降性が小さいため、
上記汚泥床2より上方に集まる。そして、SSが流入し
続け、SSの層が膨脹して上記リアクタ側壁の上記三相
分離部近傍に形成された開口部6の位置を越えると、該
開口部6には連通管7を介して汚泥引抜槽8が接続さ
れ、該汚泥引抜槽8の底部8aは上記開口部6よりも下
方に位置されているので、SSは連通管7を経て自らの
重さにより汚泥引抜槽8へ落下する。この汚泥引抜槽8
内の上澄水は、その分だけ押出されて上澄水戻り配管1
2を経てリアクタ1内に戻る。また、上記汚泥引抜槽8
内でガスが発生した場合には、そのガスはガス抜き配管
11を経て抜出される。さらに、この汚泥引抜槽8内に
沈澱したSSは、ドレン配管(図示せず)により適宜抜
出される。
する汚泥床2と混じり合うが、SSの付着性が強い場合
を除き、SSの方が粒子が細かく沈降性が小さいため、
上記汚泥床2より上方に集まる。そして、SSが流入し
続け、SSの層が膨脹して上記リアクタ側壁の上記三相
分離部近傍に形成された開口部6の位置を越えると、該
開口部6には連通管7を介して汚泥引抜槽8が接続さ
れ、該汚泥引抜槽8の底部8aは上記開口部6よりも下
方に位置されているので、SSは連通管7を経て自らの
重さにより汚泥引抜槽8へ落下する。この汚泥引抜槽8
内の上澄水は、その分だけ押出されて上澄水戻り配管1
2を経てリアクタ1内に戻る。また、上記汚泥引抜槽8
内でガスが発生した場合には、そのガスはガス抜き配管
11を経て抜出される。さらに、この汚泥引抜槽8内に
沈澱したSSは、ドレン配管(図示せず)により適宜抜
出される。
【0022】一方、上記嫌気性微生物は、SSの層と混
じらないとは云え、その一部は、ガスと付着して浮上す
る途中に、或いは三相分離部1bでガスと離れ再沈降す
る途中に、上記開口部6から連通管7に入ろうとする。
しかし、上記連通管7の開口部側近傍部に位置されたロ
ート状配管9の上面9bは上記リアクタ1側へ向けて上
方に傾斜させて形成され、その下面9aは上記リアクタ
1側へ向けて下方に傾斜させて形成されている。従っ
て、浮上するものは、上記ロート状配管9の上面9bに
当たって、その傾斜によりリアクタ1へ戻る。また、沈
降するものは上記ロート状配管9の下面9aに当たっ
て、その傾斜によりリアクタ1へ戻る。また、上記ロー
ト状配管9の上面9bに当たった浮上嫌気性微生物は、
ここでガスと離れ、ロート状配管9の下面9aに落ちて
リアクタ1へ戻ることもある。
じらないとは云え、その一部は、ガスと付着して浮上す
る途中に、或いは三相分離部1bでガスと離れ再沈降す
る途中に、上記開口部6から連通管7に入ろうとする。
しかし、上記連通管7の開口部側近傍部に位置されたロ
ート状配管9の上面9bは上記リアクタ1側へ向けて上
方に傾斜させて形成され、その下面9aは上記リアクタ
1側へ向けて下方に傾斜させて形成されている。従っ
て、浮上するものは、上記ロート状配管9の上面9bに
当たって、その傾斜によりリアクタ1へ戻る。また、沈
降するものは上記ロート状配管9の下面9aに当たっ
て、その傾斜によりリアクタ1へ戻る。また、上記ロー
ト状配管9の上面9bに当たった浮上嫌気性微生物は、
ここでガスと離れ、ロート状配管9の下面9aに落ちて
リアクタ1へ戻ることもある。
【0023】このように、リアクタ1に蓄積するSSを
嫌気性微生物と分離して選択的に汚泥引抜槽8内に抜出
せるように構成したので、SSを高濃度に含む廃水の処
理を行うことができるものである。
嫌気性微生物と分離して選択的に汚泥引抜槽8内に抜出
せるように構成したので、SSを高濃度に含む廃水の処
理を行うことができるものである。
【0024】すなわち、上記ロート状配管9を備えた連
通管7により、流入するSSをリアクタ1から抜出すこ
とができ、一方、SSに伴って抜出されようとする嫌気
性微生物の流出を上記ロート状配管9の部分で防止し、
リアクタ1ヘ戻すことができる。
通管7により、流入するSSをリアクタ1から抜出すこ
とができ、一方、SSに伴って抜出されようとする嫌気
性微生物の流出を上記ロート状配管9の部分で防止し、
リアクタ1ヘ戻すことができる。
【0025】また、それにより、リアクタ1内の嫌気性
微生物の濃度を維持しながら流入SSを抜出せるので、
SS濃度の高い廃水が流入しても、リアクタ1の性能を
高く維持することができる。
微生物の濃度を維持しながら流入SSを抜出せるので、
SS濃度の高い廃水が流入しても、リアクタ1の性能を
高く維持することができる。
【0026】さらに、上記リアクタ1がUASBリアク
タの場合、上述した効果は顕著に現れるが、他の上向流
式嫌気性リアクタでもグラニュールを形成することが多
いので、本発明を適用することができる。
タの場合、上述した効果は顕著に現れるが、他の上向流
式嫌気性リアクタでもグラニュールを形成することが多
いので、本発明を適用することができる。
【0027】次に、図2は、本発明に係る嫌気性廃水処
理装置の他の実施例を示すものである。
理装置の他の実施例を示すものである。
【0028】図示されているように、本実施例にあって
は、上記汚泥引抜槽8の上部に上記ガス抜き配管11及
び上澄水戻り配管12を設けず、該汚泥引抜槽8の上部
を密閉して形成したものである。この場合には、上記汚
泥引抜槽8の上部に盲フランジを取付けたノズルを設け
ておき、適宜ヘッドスペースガスを吸引するようにして
も良い。
は、上記汚泥引抜槽8の上部に上記ガス抜き配管11及
び上澄水戻り配管12を設けず、該汚泥引抜槽8の上部
を密閉して形成したものである。この場合には、上記汚
泥引抜槽8の上部に盲フランジを取付けたノズルを設け
ておき、適宜ヘッドスペースガスを吸引するようにして
も良い。
【0029】本実施例は、上記実施例と基本的には同様
の作用効果を示し、特に上記汚泥引抜槽8内でのガスの
発生が少ない場合には経済的である。
の作用効果を示し、特に上記汚泥引抜槽8内でのガスの
発生が少ない場合には経済的である。
【0030】図3及び図4は更に別の実施例を示すもの
である。
である。
【0031】図3に示される実施例では、図示されるよ
うにリアクタ1の反応部1aに形成される開口部6には
リアクタ1内にロート状配管9が突出して形成されてい
る。このロート状配管9は反応部1aの下方に臨んで傾
斜した下面9aを有しており、本実施例にあっては上面
を有しておらず上部が開放されている。また、ロート状
配管9はこれに接続される連通管7より大きな口径を有
している。連通管7は前記実施例同様に下方に傾斜させ
た斜め配管10を形成して汚泥引抜槽8に挿通されてい
る。
うにリアクタ1の反応部1aに形成される開口部6には
リアクタ1内にロート状配管9が突出して形成されてい
る。このロート状配管9は反応部1aの下方に臨んで傾
斜した下面9aを有しており、本実施例にあっては上面
を有しておらず上部が開放されている。また、ロート状
配管9はこれに接続される連通管7より大きな口径を有
している。連通管7は前記実施例同様に下方に傾斜させ
た斜め配管10を形成して汚泥引抜槽8に挿通されてい
る。
【0032】また、ガス抜き配管11にはこれから分岐
して上記リアクタ1内へ延出された上澄水戻り配管12
が接続されていると共にこの上澄水戻り配管12には流
量制御弁13が設けられている。
して上記リアクタ1内へ延出された上澄水戻り配管12
が接続されていると共にこの上澄水戻り配管12には流
量制御弁13が設けられている。
【0033】更に、汚泥引抜槽8の上部には開閉蓋14
が取り付けられている。
が取り付けられている。
【0034】本実施例は上記実施例と基本的には同様の
作用効果を呈し、特に、ロート状配管9の構造を簡単に
し、経済性を高めている。
作用効果を呈し、特に、ロート状配管9の構造を簡単に
し、経済性を高めている。
【0035】図4に示す実施例は、図3に示す実施例と
ロート状配管9の上面を有すること以外は同じである。
すなわち、図4に示されるように、リアクタ1内に突出
して形成されているロート状配管9は上面9bを有し、
この上面9bが下面9aよりも短く形成されている。
ロート状配管9の上面を有すること以外は同じである。
すなわち、図4に示されるように、リアクタ1内に突出
して形成されているロート状配管9は上面9bを有し、
この上面9bが下面9aよりも短く形成されている。
【0036】このように構成しても、本実施例は上記実
施例と同様の作用効果を呈する。また、ロート状配管9
はその上面9bを有し、その上面9bが下面9aよりも
短く形成されているため、ガスと付着して浮上する嫌気
性微生物はロート状配管9内に入ることなく浮上する。
又、三相分離部1bでガスと離れ沈降する嫌気性微生物
が開口部6からロート状配管9内へと入ろうとしても、
ロート状配管9は上面9bを有しているため、ロート状
配管9内へ入り難く、入っても沈降しやすいためにロー
ト状配管9の下面9aに当たってその傾斜によりリアク
タ1へ戻る。よって、嫌気性微生物がリアクタ1外へ流
出することが確実に防止され、リアクタ1に蓄積するS
Sを一層選択的に汚泥引抜槽8内に抜出すことができ
る。
施例と同様の作用効果を呈する。また、ロート状配管9
はその上面9bを有し、その上面9bが下面9aよりも
短く形成されているため、ガスと付着して浮上する嫌気
性微生物はロート状配管9内に入ることなく浮上する。
又、三相分離部1bでガスと離れ沈降する嫌気性微生物
が開口部6からロート状配管9内へと入ろうとしても、
ロート状配管9は上面9bを有しているため、ロート状
配管9内へ入り難く、入っても沈降しやすいためにロー
ト状配管9の下面9aに当たってその傾斜によりリアク
タ1へ戻る。よって、嫌気性微生物がリアクタ1外へ流
出することが確実に防止され、リアクタ1に蓄積するS
Sを一層選択的に汚泥引抜槽8内に抜出すことができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る嫌気性
廃水処理装置よれば、リアクタに蓄積する懸濁物を嫌気
性微生物と分離して選択的に抜出せるように構成したの
で、懸濁物を高濃度に含む廃水の処理を行うことができ
る、という優れた効果を発揮する。
廃水処理装置よれば、リアクタに蓄積する懸濁物を嫌気
性微生物と分離して選択的に抜出せるように構成したの
で、懸濁物を高濃度に含む廃水の処理を行うことができ
る、という優れた効果を発揮する。
【図1】本発明に係る嫌気性廃水処理装置の一実施例を
示す概略側面図である。
示す概略側面図である。
【図2】本発明に係る嫌気性廃水処理装置の他の実施例
を示す概略側面図である。
を示す概略側面図である。
【図3】本発明に係る嫌気性廃水処理装置の更に別の実
施例を示す概略側面図である。
施例を示す概略側面図である。
【図4】本発明に係る嫌気性廃水処理装置の更に別の実
施例を示す概略側面図である。
施例を示す概略側面図である。
【図5】従来の嫌気性廃水処理装置の一例を示す概略側
面図である。
面図である。
1 リアクタ 1a 反応部 1b 三相分離部 2 汚泥床 3 廃水の導入部(流入管) 6 開口部 7 連通管 7a 連通管の開口部側近傍部 8 汚泥引抜槽 8a 汚泥引抜槽の底部
Claims (2)
- 【請求項1】 廃水を導入し、これを上向流で嫌気性微
生物を主体とする汚泥床を通過させて処理するリアクタ
内に、その下方に上記廃水の導入部及び汚泥床を有する
反応部を設け、その上部にガス−固体物−水をそれぞれ
分離する三相分離部を設けた嫌気性廃水処理装置におい
て、上記反応部を区画するリアクタ側壁の上記三相分離
部近傍に開口部を形成し、該開口部に連通管を介して上
記開口部よりも下方に底部を有する汚泥引抜槽を接続
し、上記連通管の開口部側近傍部の下面を上記リアクタ
側へ向けて下方に傾斜させて形成したことを特徴とする
嫌気性廃水処理装置。 - 【請求項2】 前記連通管の開口部側近傍部の上面が、
上記リアクタ側へ向けて上方に傾斜させて形成されたこ
とを特徴とする、請求項1に記載の嫌気性廃水処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21936292A JPH05192685A (ja) | 1991-10-31 | 1992-08-18 | 嫌気性廃水処理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-286430 | 1991-10-31 | ||
| JP28643091 | 1991-10-31 | ||
| JP21936292A JPH05192685A (ja) | 1991-10-31 | 1992-08-18 | 嫌気性廃水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05192685A true JPH05192685A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=26523077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21936292A Pending JPH05192685A (ja) | 1991-10-31 | 1992-08-18 | 嫌気性廃水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05192685A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103523918A (zh) * | 2013-10-28 | 2014-01-22 | 河北科技大学 | 一种气流机械双助推内循环式高悬浮固体厌氧消化装置 |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP21936292A patent/JPH05192685A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103523918A (zh) * | 2013-10-28 | 2014-01-22 | 河北科技大学 | 一种气流机械双助推内循环式高悬浮固体厌氧消化装置 |
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