JPH05239346A - シロキサンポリエーテルイミド共重合体用のハロゲン不含難燃化剤及び熱安定剤としての二酸化チタンの使用 - Google Patents
シロキサンポリエーテルイミド共重合体用のハロゲン不含難燃化剤及び熱安定剤としての二酸化チタンの使用Info
- Publication number
- JPH05239346A JPH05239346A JP4200069A JP20006992A JPH05239346A JP H05239346 A JPH05239346 A JP H05239346A JP 4200069 A JP4200069 A JP 4200069A JP 20006992 A JP20006992 A JP 20006992A JP H05239346 A JPH05239346 A JP H05239346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copolymer
- titanium dioxide
- composition
- siloxane polyetherimide
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/18—Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
- C08K3/20—Oxides; Hydroxides
- C08K3/22—Oxides; Hydroxides of metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L79/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon only, not provided for in groups C08L61/00 - C08L77/00
- C08L79/04—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain; Polyhydrazides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08L79/08—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規な難燃性で熱安定性のシロキサンポリエ
ーテルイミド共重合体組成物。 【構成】 難燃化及び熱安定化有効量の二酸化チタンを
含有してなるシロキサンポリエーテルイミド共重合体。
これらのシロキサンポリエーテルイミド共重合体組成物
は電気部品、電線被覆、建築材料及び航空機及び自動車
用部品に使用し得る。
ーテルイミド共重合体組成物。 【構成】 難燃化及び熱安定化有効量の二酸化チタンを
含有してなるシロキサンポリエーテルイミド共重合体。
これらのシロキサンポリエーテルイミド共重合体組成物
は電気部品、電線被覆、建築材料及び航空機及び自動車
用部品に使用し得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は難燃化剤及び熱安定剤と
しての二酸化チタンの使用に関する。特に本発明はシロ
キサンポリエーテルイミド共重合体用のハロゲン不含難
燃化剤及び熱安定剤としての二酸化チタンの使用に関す
るものである。
しての二酸化チタンの使用に関する。特に本発明はシロ
キサンポリエーテルイミド共重合体用のハロゲン不含難
燃化剤及び熱安定剤としての二酸化チタンの使用に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】シロキサンポリエーテルイミド、ポリエ
ーテルイミド、ポリカーボネート及びそれらの混合物の
ような熱可塑性樹脂は電気部品、電線被覆、建築材料、
自動車部品及び航空機部品用に利用されている。たとえ
ば1991年に発行されたIwaskow らの米国特許第4,
983,456号明細書にはポリエーテルイミド、ポリ
イミド、ポリエーテルエステル等を多数の電気的用途に
使用される導電性半金属繊維と組合わせてなる重合体組
成物が開示されている。これらの熱可塑性エラストマー
状樹脂は比較的高温、すなわち200℃を超える温度に
暴露される場合があり、かゝる高温に長時間暴露された
場合には該熱可塑性エラストマーの炭化又はその結晶質
又は非晶質構造の早過ぎる破壊をもたらすおそれがあ
る。したがって、かゝる物質が耐燃性であるか又は低い
燃焼性をもちかつ熱安定性であることがもっとも望まし
くかつしばしば必要である。
ーテルイミド、ポリカーボネート及びそれらの混合物の
ような熱可塑性樹脂は電気部品、電線被覆、建築材料、
自動車部品及び航空機部品用に利用されている。たとえ
ば1991年に発行されたIwaskow らの米国特許第4,
983,456号明細書にはポリエーテルイミド、ポリ
イミド、ポリエーテルエステル等を多数の電気的用途に
使用される導電性半金属繊維と組合わせてなる重合体組
成物が開示されている。これらの熱可塑性エラストマー
状樹脂は比較的高温、すなわち200℃を超える温度に
暴露される場合があり、かゝる高温に長時間暴露された
場合には該熱可塑性エラストマーの炭化又はその結晶質
又は非晶質構造の早過ぎる破壊をもたらすおそれがあ
る。したがって、かゝる物質が耐燃性であるか又は低い
燃焼性をもちかつ熱安定性であることがもっとも望まし
くかつしばしば必要である。
【0003】熱可塑性エラストマーに利用されている多
くの難燃化剤化合物は該樹脂物質の物理的性質に悪影響
を及ぼし得る。難燃化用添加剤は他の性能基準に悪影響
を与えるべきではない。したがって、難燃性及び熱安定
性の達成に加えて、難燃性重合体組成物は加工性を保有
し、その特定の物理的性質を実質的に保持しかつ長期老
化に対する適合性を示すべきである。
くの難燃化剤化合物は該樹脂物質の物理的性質に悪影響
を及ぼし得る。難燃化用添加剤は他の性能基準に悪影響
を与えるべきではない。したがって、難燃性及び熱安定
性の達成に加えて、難燃性重合体組成物は加工性を保有
し、その特定の物理的性質を実質的に保持しかつ長期老
化に対する適合性を示すべきである。
【0004】Liu の米国特許第4,992,505号明
細書には少なくとも一種のポリエーテルイミドエステル
樹脂及び難燃化有効量の少なくとも一種のポリホスフェ
ートエステルと少なくとも一種のアンモニウムポリホス
フェートとの混合物を含有してなる難燃性ポリエーテル
イミドエステル組成物が開示されている。こゝで使用さ
れるポリエーテルイミドエステルは重合体鎖中にイミド
基、ポリエーテル基及びエステル基を含有する。
細書には少なくとも一種のポリエーテルイミドエステル
樹脂及び難燃化有効量の少なくとも一種のポリホスフェ
ートエステルと少なくとも一種のアンモニウムポリホス
フェートとの混合物を含有してなる難燃性ポリエーテル
イミドエステル組成物が開示されている。こゝで使用さ
れるポリエーテルイミドエステルは重合体鎖中にイミド
基、ポリエーテル基及びエステル基を含有する。
【0005】1990年に発行されたMatsuoらの米国特
許第4,977,234号明細書には耐熱性、難燃性及
び耐溶剤性であるポリシアノアリールエーテルが開示さ
れている。アルミナ、水酸化アルミニウム、アルミニウ
ム粉末、二酸化チタン及びフッ化カルシウムからなる群
から選んだ結晶化用核剤がポリシアノアリールエーテル
の結晶化のために使用されている。
許第4,977,234号明細書には耐熱性、難燃性及
び耐溶剤性であるポリシアノアリールエーテルが開示さ
れている。アルミナ、水酸化アルミニウム、アルミニウ
ム粉末、二酸化チタン及びフッ化カルシウムからなる群
から選んだ結晶化用核剤がポリシアノアリールエーテル
の結晶化のために使用されている。
【0006】1991年に発行されたPenneck らの米国
特許第4,985,313号明細書にはポリオレフィ
ン、ハロゲン含有重合体又はポリエーテルケトンを非処
理の及び処理された金属酸化物難燃化剤、たとえば水和
アルミナ及びチタニアと組合せてなる重合体状絶縁体が
開示されている。現在、シロキサンポリエーテルイミド
共重合体について改善された難燃性を付与することが必
要とされている。
特許第4,985,313号明細書にはポリオレフィ
ン、ハロゲン含有重合体又はポリエーテルケトンを非処
理の及び処理された金属酸化物難燃化剤、たとえば水和
アルミナ及びチタニアと組合せてなる重合体状絶縁体が
開示されている。現在、シロキサンポリエーテルイミド
共重合体について改善された難燃性を付与することが必
要とされている。
【0007】
【発明の概要】本発明に従う新規組成物はシロキサンポ
リエーテルイミド共重合体を難燃化及び熱安定化有効量
の二酸化チタンと組合せて含有してなるものである。本
発明のシロキサンポリエーテルイミド共重合体/二酸化
チタン組成物は電気部品、電線被覆、建築材料及び自動
車及び航空機部品用の用途において重要な物理的性質及
び耐化学薬品性を有することが認められた。
リエーテルイミド共重合体を難燃化及び熱安定化有効量
の二酸化チタンと組合せて含有してなるものである。本
発明のシロキサンポリエーテルイミド共重合体/二酸化
チタン組成物は電気部品、電線被覆、建築材料及び自動
車及び航空機部品用の用途において重要な物理的性質及
び耐化学薬品性を有することが認められた。
【0008】
【発明の詳細な開示】本発明の難燃性及び熱安定性組成
物の製造に使用されるシロキサンポリエーテルイミド共
重合体は式:
物の製造に使用されるシロキサンポリエーテルイミド共
重合体は式:
【0009】
【化10】
【0010】の反復単位及び式:
【0011】
【化11】
【0012】の反復単位[上記二つの式中、Tは−O−
又は式: −O−Z−O− の基であり(該基−O−又は−O−Z−O−の二価結合
手は3,3′;3,4′;4,3′又は4,4′の位置
にある);Zは(A)
又は式: −O−Z−O− の基であり(該基−O−又は−O−Z−O−の二価結合
手は3,3′;3,4′;4,3′又は4,4′の位置
にある);Zは(A)
【0013】
【化12】
【0014】の基又は(B)一般式:
【0015】
【化13】
【0016】 り;yは1ないし約5の整数である)の二価有機基であ
り;Rは(a)6ないし約20個の炭素原子をもつ芳香
族炭化水素基、(b)2ないし約20個の炭素原子をも
つアルキレン基及び(c)式:
り;Rは(a)6ないし約20個の炭素原子をもつ芳香
族炭化水素基、(b)2ないし約20個の炭素原子をも
つアルキレン基及び(c)式:
【0017】
【化14】
【0018】 ないし5の整数である)の二価の基からなる群から選ん
だ二価有機基であり;n及びmはそれぞれ独立的に1な
いし約10の整数であり;gは1ないし約40の整数で
あり;そしてR1 ないしR4 はそれぞれ独立的に−H,
−CH3 ,−CzH2zCH3 又はフェニル基であり;z
は1ないし約5の整数である]を含んでなるものであ
る。R1 ないしR4 の各々はメチル基であることが好ま
しい。
だ二価有機基であり;n及びmはそれぞれ独立的に1な
いし約10の整数であり;gは1ないし約40の整数で
あり;そしてR1 ないしR4 はそれぞれ独立的に−H,
−CH3 ,−CzH2zCH3 又はフェニル基であり;z
は1ないし約5の整数である]を含んでなるものであ
る。R1 ないしR4 の各々はメチル基であることが好ま
しい。
【0019】シロキサンポリエーテルイミド共重合体は
また、さらに式:
また、さらに式:
【0020】
【化15】
【0021】[式中、Mは
【0022】
【化16】
【0023】 義したごときR又は式: (式中、n及びmはそれぞれ独立的に1ないし約10の
整数であり;gは1ないし約40の整数であり;そして
R1 ないしR4 によって表わされる基の例は、それぞれ
独立的に、−H,−CH3 ,−Cz H2zCH3 又はフェ
ニル基であり;zは1ないし約5の整数である)の基で
ある]の反復ポリイミド単位を含有し得る。R1 ないし
R4 の各々はメチル基であることが好ましい。
整数であり;gは1ないし約40の整数であり;そして
R1 ないしR4 によって表わされる基の例は、それぞれ
独立的に、−H,−CH3 ,−Cz H2zCH3 又はフェ
ニル基であり;zは1ないし約5の整数である)の基で
ある]の反復ポリイミド単位を含有し得る。R1 ないし
R4 の各々はメチル基であることが好ましい。
【0024】本発明のシロキサンポリエーテルイミド共
重合体は当業者に周知の任意の方法によって製造するこ
とができる。かゝる製造法の一例は式:
重合体は当業者に周知の任意の方法によって製造するこ
とができる。かゝる製造法の一例は式:
【0025】
【化17】
【0026】(式中、Tは前記の意義を有する)の芳香
族ビス(エーテル無水物)を式: のアミン末端オルガノシロキサン及び式: H2 N−R−NH2 (III ) の有機ジアミン(上記両式中、Rは前記定義したとおり
であり;n及びmはそれぞれ独立的に1ないし約10、
好ましくは1ないし約5の整数であり;gは1ないし約
40、好ましくは5ないし約25の整数であり;そして
R1 ないしR4 によって表わされる基の例は、それぞれ
独立的に、−H,−CH3 ,−Cz H2zCH3 又はフェ
ニル基であり;zは1ないし約5の整数である)と反応
させる方法である。R1 ないしR4 の各々はメチル基で
あることが好ましい。
族ビス(エーテル無水物)を式: のアミン末端オルガノシロキサン及び式: H2 N−R−NH2 (III ) の有機ジアミン(上記両式中、Rは前記定義したとおり
であり;n及びmはそれぞれ独立的に1ないし約10、
好ましくは1ないし約5の整数であり;gは1ないし約
40、好ましくは5ないし約25の整数であり;そして
R1 ないしR4 によって表わされる基の例は、それぞれ
独立的に、−H,−CH3 ,−Cz H2zCH3 又はフェ
ニル基であり;zは1ないし約5の整数である)と反応
させる方法である。R1 ないしR4 の各々はメチル基で
あることが好ましい。
【0027】式(I)のビス(エーテル無水物の例はつ
ぎの化合物を包含する。 1,3−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンジ無水物;1,4−ビス(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)ベンゼンジ無水物;1,3−ビス(3,4−
ジカルボキシフェノキシ)ベンゼンジ無水物;1,4−
ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベンゼンジ無
水物;及び4,4′−ビス(無水フタル酸)エーテル。
ぎの化合物を包含する。 1,3−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンジ無水物;1,4−ビス(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)ベンゼンジ無水物;1,3−ビス(3,4−
ジカルボキシフェノキシ)ベンゼンジ無水物;1,4−
ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベンゼンジ無
水物;及び4,4′−ビス(無水フタル酸)エーテル。
【0028】式(I)に包含される好ましいビス(エー
テル無水物)の好ましい一群は次式(IV)、(V)及び
(VI):
テル無水物)の好ましい一群は次式(IV)、(V)及び
(VI):
【0029】
【化18】
【0030】 それらの混合物を包含する。
【0031】式(IV)の芳香族ビス(エーテル無水物)
の例はつぎの化合物を包含する。 2,2−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)フェニル]プロパンジ無水物;4,4′−ビス
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテ
ルジ無水物;4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルフィドジ無水物;4,4′−
ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベンゾフェノ
ンジ無水物;4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルホンジ無水物;及びそれらの
混合物。
の例はつぎの化合物を包含する。 2,2−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)フェニル]プロパンジ無水物;4,4′−ビス
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテ
ルジ無水物;4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルフィドジ無水物;4,4′−
ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベンゾフェノ
ンジ無水物;4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルホンジ無水物;及びそれらの
混合物。
【0032】式(V)の芳香族ビス(エーテル無水物)
の例はつぎの化合物を包含する。 2,2−ビス[4−(2,3−ジカルボキシフェノキ
シ)フェニル]プロパンジ無水物;4,4′−ビス
(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテ
ルジ無水物;4,4′−ビス(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルフィドジ無水物;4,4′−
ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベンゾフェノ
ンジ無水物;4,4′−ビス(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルホンジ無水物;及びそれらの
混合物。
の例はつぎの化合物を包含する。 2,2−ビス[4−(2,3−ジカルボキシフェノキ
シ)フェニル]プロパンジ無水物;4,4′−ビス
(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテ
ルジ無水物;4,4′−ビス(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルフィドジ無水物;4,4′−
ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベンゾフェノ
ンジ無水物;4,4′−ビス(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルスルホンジ無水物;及びそれらの
混合物。
【0033】式(VI)の芳香族ビス(エーテル無水物)
の例はつぎの化合物を包含する。 4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニル−2,
2−プロパンジ無水物;4−(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)−4′−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)ジフェニルエーテルジ無水物;4−(2,3−ジカ
ルボキシフェノキシ)−4′−(3,4−ジカルボキシ
フェノキシ)ジフェニルスルフィドジ無水物;4−
(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−(3,4
−ジカルボキシフェノキシ)ベンゾフェノンジ無水物;
4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホ
ンジ無水物;及びそれらの混合物。
の例はつぎの化合物を包含する。 4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニル−2,
2−プロパンジ無水物;4−(2,3−ジカルボキシフ
ェノキシ)−4′−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)ジフェニルエーテルジ無水物;4−(2,3−ジカ
ルボキシフェノキシ)−4′−(3,4−ジカルボキシ
フェノキシ)ジフェニルスルフィドジ無水物;4−
(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−(3,4
−ジカルボキシフェノキシ)ベンゾフェノンジ無水物;
4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホ
ンジ無水物;及びそれらの混合物。
【0034】式(I)の芳香族ビス(エーテル無水物)
のいくつかはHeath らの米国特許第3,972,902
号明細書に示されている。該米国特許明細書に記載され
ているごとく、ビス(エーテル無水物はニトロ置換フェ
ニルジニトリルと二価フェノール化合物の金属塩とを双
極性非プロトン溶剤の存在下で反応させて得られる反応
生成物を加水分解し、ついで脱水することによって製造
することができる。
のいくつかはHeath らの米国特許第3,972,902
号明細書に示されている。該米国特許明細書に記載され
ているごとく、ビス(エーテル無水物はニトロ置換フェ
ニルジニトリルと二価フェノール化合物の金属塩とを双
極性非プロトン溶剤の存在下で反応させて得られる反応
生成物を加水分解し、ついで脱水することによって製造
することができる。
【0035】上記式(I)に包含される別の芳香族ビス
(エーテル無水物)はKoton,M.M.,Florinski,F.S.,Bess
onov,M.I. 及び Rudakov,A.P.(Institute of Heteroorg
anicCompounds,Academy of Sciences,U.S.S.R.);U.S.S.
R. 特許第257,010号明細書(1969年11月
11日発行;1967年5月3日出願);及びM.M.Koto
n,F.S.Florinski,Zh.Orq.Khin. 4(5),774(1
968)に記載されている。
(エーテル無水物)はKoton,M.M.,Florinski,F.S.,Bess
onov,M.I. 及び Rudakov,A.P.(Institute of Heteroorg
anicCompounds,Academy of Sciences,U.S.S.R.);U.S.S.
R. 特許第257,010号明細書(1969年11月
11日発行;1967年5月3日出願);及びM.M.Koto
n,F.S.Florinski,Zh.Orq.Khin. 4(5),774(1
968)に記載されている。
【0036】式(III )の有機ジアミンの例はつぎの化
合物を包含する。 m−フェニレンジアミン;p−フェニレンジアミン;
4,4′−ジアミノジフェニルプロパン;4,4′−ジ
アミノジフェニルメタン(通称4,4′−メチレンジア
ニリン);4,4′−ジアミノジフェニルスルフィド;
4,4′−ジアミノジフェニルスルホン;4,4′−ジ
アミノジフェニルエーテル(通称4,4′−オキシジア
ニリン);1,5−ジアミノナフタリン;3,3−ジメ
チルベンジジン;3,3−ジメトキシベンジジン;2,
4−ビス(β−アミノ−t−ブチルフェニル)トルエ
ン;ビス(p−β−アミノ−t−ブチルフェニル)エー
テル;ビス(p−β−メチル−o−アミノフェニル)ベ
ンゼン;1,3−ジアミノ−4−イソプロピルフェニル
ベンゼン;1,2−ビス(3−アミノプロポキシ)エタ
ン;ベンジジン;m−キシリレンジアミン;2,4−ジ
アミノトルエン;2,6−ジアミノトルエン;ビス(4
−アミノシクロヘキシル)メタン;3−メチルヘプタメ
チレンジアミン;4,4−ジメチルヘプタメチレンジア
ミン;2,11−ドデカンジアミン;2,2−ジメチル
プロピレンジアミン;オクタメチレンジアミン;3−メ
トキシヘキサメチレンジアミン;2,5−ジメチルヘキ
サメチレンジアミン;3−メチルヘプタメチレンジアミ
ン;5−メチルノナメチレンジアミン;1,4−シクロ
ヘキサンジアミン;1,12−オクタデカンジアミン;
ビス(3−アミノプロピル)スルフィド;N−メチル−
ビス(3−アミノプロピル)アミン;ヘキサメチレンジ
アミン;ノナメチレンジアミン;デカメチレンジアミ
ン;及びそれらの混合物。
合物を包含する。 m−フェニレンジアミン;p−フェニレンジアミン;
4,4′−ジアミノジフェニルプロパン;4,4′−ジ
アミノジフェニルメタン(通称4,4′−メチレンジア
ニリン);4,4′−ジアミノジフェニルスルフィド;
4,4′−ジアミノジフェニルスルホン;4,4′−ジ
アミノジフェニルエーテル(通称4,4′−オキシジア
ニリン);1,5−ジアミノナフタリン;3,3−ジメ
チルベンジジン;3,3−ジメトキシベンジジン;2,
4−ビス(β−アミノ−t−ブチルフェニル)トルエ
ン;ビス(p−β−アミノ−t−ブチルフェニル)エー
テル;ビス(p−β−メチル−o−アミノフェニル)ベ
ンゼン;1,3−ジアミノ−4−イソプロピルフェニル
ベンゼン;1,2−ビス(3−アミノプロポキシ)エタ
ン;ベンジジン;m−キシリレンジアミン;2,4−ジ
アミノトルエン;2,6−ジアミノトルエン;ビス(4
−アミノシクロヘキシル)メタン;3−メチルヘプタメ
チレンジアミン;4,4−ジメチルヘプタメチレンジア
ミン;2,11−ドデカンジアミン;2,2−ジメチル
プロピレンジアミン;オクタメチレンジアミン;3−メ
トキシヘキサメチレンジアミン;2,5−ジメチルヘキ
サメチレンジアミン;3−メチルヘプタメチレンジアミ
ン;5−メチルノナメチレンジアミン;1,4−シクロ
ヘキサンジアミン;1,12−オクタデカンジアミン;
ビス(3−アミノプロピル)スルフィド;N−メチル−
ビス(3−アミノプロピル)アミン;ヘキサメチレンジ
アミン;ノナメチレンジアミン;デカメチレンジアミ
ン;及びそれらの混合物。
【0037】好ましいシロキサンポリエーテルイミドは
米国、マサチューセッツ州、ピッツバーグ在;ゼネラル
・エレクトリック社から登録商標アルテム(Ultem )及
びシルテム(Siltem)の名称で商業的に入手し得る。式
(II)のアミン末端オルガノシロキサン及び式(VI)の
有機ジアミンはビス(エーテル無水物)との反応前に物
理的に混合することができ、それによって実質的にラン
ダム型の共重合体を形成し得る。一方、ブロック又は交
互共重合体は重合体技術において周知のごとく初期重合
体を形成するか又は反応剤を逐次添加することによって
形成し得る。
米国、マサチューセッツ州、ピッツバーグ在;ゼネラル
・エレクトリック社から登録商標アルテム(Ultem )及
びシルテム(Siltem)の名称で商業的に入手し得る。式
(II)のアミン末端オルガノシロキサン及び式(VI)の
有機ジアミンはビス(エーテル無水物)との反応前に物
理的に混合することができ、それによって実質的にラン
ダム型の共重合体を形成し得る。一方、ブロック又は交
互共重合体は重合体技術において周知のごとく初期重合
体を形成するか又は反応剤を逐次添加することによって
形成し得る。
【0038】好ましいアミン末端オルガノシロキサンは
式(II)においてn及びmがそれぞれ3でありかつgが
約9ないし約20の範囲の平均値をもつような分子量分
布をもつものである。シロキサンポリエーテルイミド共
重合体のジアミン成分は一般に式(II)のアミン末端オ
ルガノシロキサン約20ないし約50モル%及び式(II
I )の有機ジアミン約50ないし約80モル%を含んで
なる。好ましい共重合体においては、ジアミン成分は約
25ないし約40モル%、もっとも好ましくは約30モ
ル%のアミン末端オルガノシロキサンを含有する。
式(II)においてn及びmがそれぞれ3でありかつgが
約9ないし約20の範囲の平均値をもつような分子量分
布をもつものである。シロキサンポリエーテルイミド共
重合体のジアミン成分は一般に式(II)のアミン末端オ
ルガノシロキサン約20ないし約50モル%及び式(II
I )の有機ジアミン約50ないし約80モル%を含んで
なる。好ましい共重合体においては、ジアミン成分は約
25ないし約40モル%、もっとも好ましくは約30モ
ル%のアミン末端オルガノシロキサンを含有する。
【0039】本発明のシロキサンポリエーテルイミド共
重合体はシロキサンポリエーテルイミドの製造のための
任意慣用の方法によって製造することができる。米国特
許第4,417,044号明細書にはシロキサンポリエ
ーテルイミド共重合体の製造に使用し得る方法が記載さ
れており、ここに参考文献として引用する。本発明の組
成物には難燃化及び熱安定化有効量の二酸化チタンが使
用される。これらの組成物の製造に好ましい手段は二酸
化チタンと該共重合体とを溶融配合することである。こ
の配合は当該技術において既知の方法によって、たとえ
ば押出機中で又はその他の加熱混合装置中で、達成し得
る。別法によれば、二酸化チタンはシロキサンポリエー
テルイミド共重合体の合成及び重合工程中に前記した反
応剤と混合し得る。
重合体はシロキサンポリエーテルイミドの製造のための
任意慣用の方法によって製造することができる。米国特
許第4,417,044号明細書にはシロキサンポリエ
ーテルイミド共重合体の製造に使用し得る方法が記載さ
れており、ここに参考文献として引用する。本発明の組
成物には難燃化及び熱安定化有効量の二酸化チタンが使
用される。これらの組成物の製造に好ましい手段は二酸
化チタンと該共重合体とを溶融配合することである。こ
の配合は当該技術において既知の方法によって、たとえ
ば押出機中で又はその他の加熱混合装置中で、達成し得
る。別法によれば、二酸化チタンはシロキサンポリエー
テルイミド共重合体の合成及び重合工程中に前記した反
応剤と混合し得る。
【0040】二酸化チタンは共重合体組成物の約1ない
し約25重量%の範囲の量で添加される。二酸化チタン
の好ましい添加量は約2ないし約25重量%、もっとも
好ましくは約5ないし約10重量%の範囲である。使用
される二酸化チタンはシロキサンポリエーテルイミド共
重合体の反応剤と混和し得る任意適当な形態であり得
る。本発明の実施に使用される二酸化チタンは種々の製
造業者から種々の商標名で商業的に入手し得る。たとえ
ば、登録商標“ゾパク(Zopaque )”(SCM Chemicals
社製)、登録商標“Ti−ピュア(Ti-pure )”(E.
I.デュポン社製)、登録商標“チタノックス(Titano
x )”(NL Chemicals社及びNL Chem Canada社製)、登
録商標“ティソーリット(Tiso-Lit)”(Gulf and Wes
tern社製)、たとえばデグサ(Degussa)社によって(等
級P−25として)及びTioxide UK社によって製造さ
れた微粒状二酸化チタン、等は本発明の実施に使用し得
る商業的に入手可能な二酸化チタン製品である。一般
に、本発明の組成物に使用される二酸化チタンは約20
ナノメートル(nm)ないし約200nm又はそれ以上
の粒度を有する。これより大きい粒度の二酸化チタンは
顔料等級二酸化チタンとして典型的に知られている。よ
り小さい粒度の二酸化チタンはしばしば紫外線吸収用と
して使用されている。本発明の組成物に使用するために
最適の難燃性及び熱安定性は顔料等級二酸化チタンを用
いるよりも、より小さい粒度の二酸化チタン(たとえば
約20nmの平均粒度)をより低濃度で用いて達成し得
ることが認められた。
し約25重量%の範囲の量で添加される。二酸化チタン
の好ましい添加量は約2ないし約25重量%、もっとも
好ましくは約5ないし約10重量%の範囲である。使用
される二酸化チタンはシロキサンポリエーテルイミド共
重合体の反応剤と混和し得る任意適当な形態であり得
る。本発明の実施に使用される二酸化チタンは種々の製
造業者から種々の商標名で商業的に入手し得る。たとえ
ば、登録商標“ゾパク(Zopaque )”(SCM Chemicals
社製)、登録商標“Ti−ピュア(Ti-pure )”(E.
I.デュポン社製)、登録商標“チタノックス(Titano
x )”(NL Chemicals社及びNL Chem Canada社製)、登
録商標“ティソーリット(Tiso-Lit)”(Gulf and Wes
tern社製)、たとえばデグサ(Degussa)社によって(等
級P−25として)及びTioxide UK社によって製造さ
れた微粒状二酸化チタン、等は本発明の実施に使用し得
る商業的に入手可能な二酸化チタン製品である。一般
に、本発明の組成物に使用される二酸化チタンは約20
ナノメートル(nm)ないし約200nm又はそれ以上
の粒度を有する。これより大きい粒度の二酸化チタンは
顔料等級二酸化チタンとして典型的に知られている。よ
り小さい粒度の二酸化チタンはしばしば紫外線吸収用と
して使用されている。本発明の組成物に使用するために
最適の難燃性及び熱安定性は顔料等級二酸化チタンを用
いるよりも、より小さい粒度の二酸化チタン(たとえば
約20nmの平均粒度)をより低濃度で用いて達成し得
ることが認められた。
【0041】二酸化チタンを本発明において特定した割
合でシロキサンポリエーテルイミド共重合体に添加する
ことによって該共重合体物質の難燃化性を改善し得る。
特定的にいえば、二酸化チタンの添加はオハイオ州立大
学(OSU)の放熱速度測定装置によって測定された2
分間放熱量(2MHRと略称)及びピーク放熱速度(P
HRRと略称)及び米国商務省標準局(NBS)制定の
煙室試験によって測定された最大煙密度(Ds maxと略
称)をいずれも低減する。二酸化チタンはまた等温重量
減少及び揮発性シロキサン環状体の減少によって認め得
るごとく、比較的高温、すなわち約200℃を超える温
度で解重合するシロキサンポリエーテルイミド共重合体
の割合を低下させることによってシロキサンポリエーテ
ルイミド共重合体を熱安定化する。この効果はたとえば
典型的な加工温度に加熱された製品の試料の上のヘッド
スペースのガスクロマトグラフィー−質量スペクトル分
析によって実証し得る。
合でシロキサンポリエーテルイミド共重合体に添加する
ことによって該共重合体物質の難燃化性を改善し得る。
特定的にいえば、二酸化チタンの添加はオハイオ州立大
学(OSU)の放熱速度測定装置によって測定された2
分間放熱量(2MHRと略称)及びピーク放熱速度(P
HRRと略称)及び米国商務省標準局(NBS)制定の
煙室試験によって測定された最大煙密度(Ds maxと略
称)をいずれも低減する。二酸化チタンはまた等温重量
減少及び揮発性シロキサン環状体の減少によって認め得
るごとく、比較的高温、すなわち約200℃を超える温
度で解重合するシロキサンポリエーテルイミド共重合体
の割合を低下させることによってシロキサンポリエーテ
ルイミド共重合体を熱安定化する。この効果はたとえば
典型的な加工温度に加熱された製品の試料の上のヘッド
スペースのガスクロマトグラフィー−質量スペクトル分
析によって実証し得る。
【0042】本発明の組成物はシロキサンポリエーテル
イミド共重合体及び二酸化チタンのほかに、随意成分と
して充填剤、添加剤、補強剤等のごとき他の物質を含有
し得る。かゝる随意物質の例はガラス繊維、ガラス球状
体、雲母、クレー、炭素繊維、炭素粉末等を包含する
が、それらに限定されるものではない。
イミド共重合体及び二酸化チタンのほかに、随意成分と
して充填剤、添加剤、補強剤等のごとき他の物質を含有
し得る。かゝる随意物質の例はガラス繊維、ガラス球状
体、雲母、クレー、炭素繊維、炭素粉末等を包含する
が、それらに限定されるものではない。
【0043】
【実施例の記載】つぎに実施例をあげて本発明をより詳
細に説明するが、これらの実施例は何等本発明を限定す
るものではない。実施例1 本実施例で使用したシロキサンポリエーテルイミド共重
合体はゼネラル・エレクトリック社から登録商標アルテ
ム(ULTEM)D9000又はシルテム(SILTE
M)の名称で販売されているものである。また本実施例
で使用した二酸化チタンは登録商標ゾパクR69又はデ
グサP25である。
細に説明するが、これらの実施例は何等本発明を限定す
るものではない。実施例1 本実施例で使用したシロキサンポリエーテルイミド共重
合体はゼネラル・エレクトリック社から登録商標アルテ
ム(ULTEM)D9000又はシルテム(SILTE
M)の名称で販売されているものである。また本実施例
で使用した二酸化チタンは登録商標ゾパクR69又はデ
グサP25である。
【0044】本実施例で使用したシロキサンポリエーテ
ルイミド共重合体はランダム共重合体であり、m−フェ
ニレンジアミン60モル%及び式(II)においてn及び
mがそれぞれ3でありかつgが約9の平均値をもつアミ
ン末端オルガノシロキサン40モル%の混合物と2,2
−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェ
ニル]プロパンジ無水物との反応生成物である。このシ
ロキサンポリエーテルイミド共重合体の12個の別々の
バッチを製造した。該共重合体のこれら12個のバッチ
のうちの10個のバッチに二酸化チタンを約2ないし約
25重量%の範囲内の種々の割合で溶融配合した。これ
らの試料のいくつかについて、2分間発熱量、ピーク発
熱速度及び最大煙密度を測定しそしてそれらの値を決定
した。表1及び表2にこれらの実験結果を示す。これら
の実験結果は、約2ないし約25重量%の範囲の割合で
添加された二酸化チタンを含むシロキサンポリエーテル
イミド共重合体は二酸化チタンを含まない対応するシロ
キサンポリエーテルイミド共重合体と比較して低減され
た2MHR、PHRR及びNBS値をもつことを示して
いる。
ルイミド共重合体はランダム共重合体であり、m−フェ
ニレンジアミン60モル%及び式(II)においてn及び
mがそれぞれ3でありかつgが約9の平均値をもつアミ
ン末端オルガノシロキサン40モル%の混合物と2,2
−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェ
ニル]プロパンジ無水物との反応生成物である。このシ
ロキサンポリエーテルイミド共重合体の12個の別々の
バッチを製造した。該共重合体のこれら12個のバッチ
のうちの10個のバッチに二酸化チタンを約2ないし約
25重量%の範囲内の種々の割合で溶融配合した。これ
らの試料のいくつかについて、2分間発熱量、ピーク発
熱速度及び最大煙密度を測定しそしてそれらの値を決定
した。表1及び表2にこれらの実験結果を示す。これら
の実験結果は、約2ないし約25重量%の範囲の割合で
添加された二酸化チタンを含むシロキサンポリエーテル
イミド共重合体は二酸化チタンを含まない対応するシロ
キサンポリエーテルイミド共重合体と比較して低減され
た2MHR、PHRR及びNBS値をもつことを示して
いる。
【0045】シロキサンポリエーテルイミド共重合体へ
の二酸化チタンの添加はシロキサンポリエーテルイミド
共重合体の難燃性を増強する。使用された共重合体はい
わゆる“ランダム共重合体”であるが、それは実際には
ポリエーテルイミドセグメント及びシロキサンセグメン
トの交互の短鎖セグメントをさらに含み得る。実施例2 本実施例で使用したシロキサンポリエーテルイミド共重
合体は実施例1に述べた方法に従って製造されたもので
ある。シロキサンポリエーテルイミド共重合体の6個の
別々のバッチを製造しそしてこれらのバッチ試料の5個
に二酸化チタン(登録商標ゾパクR69)を約1ないし
約15重量%の範囲の濃度で添加した。これら6個の試
料の熱安定性を熱重量分析(TGA)による等温重量減
少の測定及びシロキサンポリエーテルイミド共重合体を
371℃(700°F)に加熱することによって生成す
る揮発性シロキサン環式体のガスクロマトグラフィー
(GC)−質量スペクトルによるヘッドスペース分析に
よる測定によって決定した。表3に示した結果は二酸化
チタンを含むシロキサンポリエーテルイミド共重合体が
二酸化チタンを含まないシロキサンポリエーテルイミド
共重合体と比較して低減された重量減少及び低減された
揮発性シロキサン環式体生成量を示すことを例証してい
る。
の二酸化チタンの添加はシロキサンポリエーテルイミド
共重合体の難燃性を増強する。使用された共重合体はい
わゆる“ランダム共重合体”であるが、それは実際には
ポリエーテルイミドセグメント及びシロキサンセグメン
トの交互の短鎖セグメントをさらに含み得る。実施例2 本実施例で使用したシロキサンポリエーテルイミド共重
合体は実施例1に述べた方法に従って製造されたもので
ある。シロキサンポリエーテルイミド共重合体の6個の
別々のバッチを製造しそしてこれらのバッチ試料の5個
に二酸化チタン(登録商標ゾパクR69)を約1ないし
約15重量%の範囲の濃度で添加した。これら6個の試
料の熱安定性を熱重量分析(TGA)による等温重量減
少の測定及びシロキサンポリエーテルイミド共重合体を
371℃(700°F)に加熱することによって生成す
る揮発性シロキサン環式体のガスクロマトグラフィー
(GC)−質量スペクトルによるヘッドスペース分析に
よる測定によって決定した。表3に示した結果は二酸化
チタンを含むシロキサンポリエーテルイミド共重合体が
二酸化チタンを含まないシロキサンポリエーテルイミド
共重合体と比較して低減された重量減少及び低減された
揮発性シロキサン環式体生成量を示すことを例証してい
る。
【0046】図1及び図2は二酸化チタンを含むシロキ
サンポリエーテルイミド共重合体が改善された熱安定性
を示すことを明確に例証している。図1はTGAによっ
て測定されたシロキサンポリエーテルイミド共重合体試
料の等温重量減少値のグラフである。最適の熱安定性は
シロキサンポリエーテルイミド共重合体が二酸化チタン
の添加量約5重量%をもつ場合に得られることが認めら
れた。すなわちこの場合は371℃で136分後に僅か
に5.5%の重量減少を示すのみであった。これに対
し、二酸化チタンを含まないシロキサンポリエーテルイ
ミド共重合体は371℃で136分後に約8.8%の重
量減少を示し、前者よりも著しく熱安定性に劣るもので
あった。
サンポリエーテルイミド共重合体が改善された熱安定性
を示すことを明確に例証している。図1はTGAによっ
て測定されたシロキサンポリエーテルイミド共重合体試
料の等温重量減少値のグラフである。最適の熱安定性は
シロキサンポリエーテルイミド共重合体が二酸化チタン
の添加量約5重量%をもつ場合に得られることが認めら
れた。すなわちこの場合は371℃で136分後に僅か
に5.5%の重量減少を示すのみであった。これに対
し、二酸化チタンを含まないシロキサンポリエーテルイ
ミド共重合体は371℃で136分後に約8.8%の重
量減少を示し、前者よりも著しく熱安定性に劣るもので
あった。
【0047】図2は質量スペクトル分析によって測定さ
れた揮発性シロキサン環式体量を示すグラフである。こ
の場合にも、最適の熱安定性はシロキサンポリエーテル
イミド共重合体が二酸化チタンを約5重量%の添加量で
含有する場合に認められた。すなわち、この場合は37
1℃で僅かに約72のD3 カウント数が得られた。一
方、二酸化チタンを含まないシロキサンポリエーテルイ
ミド共重合体は371℃で約246のD3 カウント数を
もち、前者よりも著しく低い熱安定性を示した。
れた揮発性シロキサン環式体量を示すグラフである。こ
の場合にも、最適の熱安定性はシロキサンポリエーテル
イミド共重合体が二酸化チタンを約5重量%の添加量で
含有する場合に認められた。すなわち、この場合は37
1℃で僅かに約72のD3 カウント数が得られた。一
方、二酸化チタンを含まないシロキサンポリエーテルイ
ミド共重合体は371℃で約246のD3 カウント数を
もち、前者よりも著しく低い熱安定性を示した。
【0048】二酸化チタンの添加はまたシロキサンポリ
エーテルイミド共重合体の加工のために有用な溶融レオ
ロジー(たとえばメルトインデックス;MI)を安定化
させるという効果を達成することも認められた。この現
象は、二酸化チタンを含まない該共重合体と比較して、
加工後の物理的性質のより良好な保持を達成する点によ
って明示される。この効果は約2ないし約10重量%の
範囲の二酸化チタン濃度において特に顕著である。
エーテルイミド共重合体の加工のために有用な溶融レオ
ロジー(たとえばメルトインデックス;MI)を安定化
させるという効果を達成することも認められた。この現
象は、二酸化チタンを含まない該共重合体と比較して、
加工後の物理的性質のより良好な保持を達成する点によ
って明示される。この効果は約2ないし約10重量%の
範囲の二酸化チタン濃度において特に顕著である。
【0049】
【表1】 表 1 アルテム 100.0 98.0 95.0 93.0 90.0 85.0 80.0 75.0 D9000-1000 TiO2 0 2.0 5.0 7.0 10.0 15.0 20.0 25.0 (ゾパクR69) 難燃性 2MHR 68 * 46* 39* 35* 31* 31 * 15 15 (KW* 分/m2 ) PHRR 106 * 83* 71* 74* 72* 75 * 50 60 (KW/m2 ) NBS煙密度 212 * 185 * 90* 93* 73* 120 * − − (最大) *実験の平均値
【0050】
【表2】 表 2 アルテム D9000-1000 100 98 95 90 TiO2 (デグサP25) − 2 5 10 難燃性 2MHR(KW* 分/m2 ) 88 47 41 35 PHRR(KW/m2 ) 139 191 92 77 NBS最大煙密度(Ds max) 238 73 75 48 *実験の平均値
【0051】
【表3】 表 3 組成 シルテム 100 99 98 95 90 85 (アルテム D9000 ) TiO2 0 1 2 5 10 15 (ゾパクR69) 性質 700°Fにおける 8.8 6.2 6.0 5.8 7.3 9.7 重量減少%* 700°Fにおける 246 184 119 72 97 103 シロキサン環式体揮発物 (カウント数)* (×103 ) ペレットのMI 1.03 1.00 1.05 1.00 1.04 0.98 パートのMI 1.39 1.12 1.12 1.15 1.02 1.09 OSU 73 56 50 35 37 27 2分間のピーク放熱速度 102 74 75 61 70 47 *シルテム含量に起因するよう標準化した。
【図1】二酸化チタンを種々の割合で含有するシロキサ
ンポリエーテルイミド共重合体の700°Fにおける等
温重量減少を説明するグラフ。
ンポリエーテルイミド共重合体の700°Fにおける等
温重量減少を説明するグラフ。
【図2】二酸化チタンを種々の割合で含有するシロキサ
ンポリエーテルイミド共重合体を700°Fに加熱する
際に生成する揮発性シロキサン環式体を説明するグラ
フ。
ンポリエーテルイミド共重合体を700°Fに加熱する
際に生成する揮発性シロキサン環式体を説明するグラ
フ。
Claims (12)
- 【請求項1】 シロキサンポリエーテルイミド共重合体
及び難燃化有効量の二酸化チタンを含有してなる共重合
体組成物。 - 【請求項2】 シロキサンポリエーテルイミド共重合体
が式: 【化1】 の反復単位及び式: 【化2】 の反復単位[上記二つの式中、Tは−O−又は式: −O−Z−O− の基であり(該基−O−又は−O−Z−O−の二価結合
手は3,3′;3,4′;4,3′又は4,4′の位置
にある);Zは(A) 【化3】 の基又は(B)一般式: 【化4】 り;yは1ないし約5の整数である)の二価有機基であ
り;Rは(a)6ないし約20個の炭素原子をもつ芳香
族炭化水素基、(b)2ないし約20個の炭素原子をも
つアルキレン基及び(c)式: 【化5】 ないし5の整数である)の二価の基からなる群から選ん
だ二価有機基であり;n及びmはそれぞれ独立的に1な
いし約10の整数であり;gは1ないし約40の整数で
あり;そしてR1 ないしR4 はそれぞれ独立的に−H,
−CH3 ,−CzH2zCH3 又はフェニル基であり;z
は1ないし約5の整数である]を有する請求項1記載の
共重合体組成物。 - 【請求項3】 シロキサンポリエーテルイミド共重合体
がさらに式: 【化6】 [式中、Mは 【化7】 (式中、n及びmはそれぞれ独立的に1ないし約10の
整数でありそしてgは1ないし約40の整数である)の
基である]の反復単位を含有してなる請求項2記載の共
重合体組成物。 - 【請求項4】 n及びmが1ないし約5の整数でありそ
してgが5ないし約25の整数である請求項2記載の共
重合体組成物。 - 【請求項5】 シロキサンポリエーテルイミド共重合体
が実質的にランダム共重合体である請求項2記載の共重
合体組成物。 - 【請求項6】 シロキサンポリエーテルイミド共重合体
がブロック共重合体である請求項2記載の共重合体組成
物。 - 【請求項7】 シロキサンポリエーテルイミド共重合体
が交互共重合体である請求項2記載の共重合体組成物。 - 【請求項8】 二酸化チタン濃度が組成物の約1ないし
約25重量%の範囲である請求項2記載の共重合体組成
物。 - 【請求項9】 二酸化チタン濃度が組成物の約1ないし
約15重量%の範囲でありかつ二酸化チタンが約20な
いし約200nmの平均粒度をもつ請求項2記載の共重
合体組成物。 - 【請求項10】 二酸化チタン濃度が組成物の約5ない
し約10重量%の範囲である請求項9記載の共重合体組
成物。 - 【請求項11】 シロキサンポリエーテルイミド共重合
体が組成物の約90ないし約95重量%を構成しそして
二酸化チタンが組成物の約5ないし約10重量%を構成
する請求項1記載の共重合体組成物。 - 【請求項12】 シロキサンポリエーテルイミド共重合
体が式: 【化8】 及び 【化9】 (式中、gは約9ないし約20の平均値をもつ)の反復
単位を含有してなる請求項11記載の共重合体組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US73961491A | 1991-08-02 | 1991-08-02 | |
| US739614 | 1991-08-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05239346A true JPH05239346A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=24973089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4200069A Pending JPH05239346A (ja) | 1991-08-02 | 1992-07-28 | シロキサンポリエーテルイミド共重合体用のハロゲン不含難燃化剤及び熱安定剤としての二酸化チタンの使用 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0526161A1 (ja) |
| JP (1) | JPH05239346A (ja) |
| KR (1) | KR930004400A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1283362B1 (it) * | 1996-07-30 | 1998-04-17 | Pirelli Cavi S P A Ora Pirelli | Cavo autoestinguente e a bassa emissione di fumi e gas tossici e corrosivi |
| US7250612B2 (en) | 2005-09-28 | 2007-07-31 | General Electric Company | Devices and methods capable of authenticating batteries |
| US8318847B2 (en) | 2005-09-30 | 2012-11-27 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Plastic compositions and products produced therefrom |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6038464A (ja) * | 1983-08-11 | 1985-02-28 | Sumitomo Chem Co Ltd | ポリエ−テルイミド樹脂組成物 |
| JPH01113462A (ja) * | 1987-09-04 | 1989-05-02 | General Electric Co <Ge> | 耐炎性ポリエーテルイミド‐シロキサンポリエーテルイミドコポリマーブレンド |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP4200069A patent/JPH05239346A/ja active Pending
- 1992-07-28 EP EP92306866A patent/EP0526161A1/en not_active Withdrawn
- 1992-08-01 KR KR1019920013897A patent/KR930004400A/ko not_active Ceased
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6038464A (ja) * | 1983-08-11 | 1985-02-28 | Sumitomo Chem Co Ltd | ポリエ−テルイミド樹脂組成物 |
| JPH01113462A (ja) * | 1987-09-04 | 1989-05-02 | General Electric Co <Ge> | 耐炎性ポリエーテルイミド‐シロキサンポリエーテルイミドコポリマーブレンド |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR930004400A (ko) | 1993-03-22 |
| EP0526161A1 (en) | 1993-02-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0921161B1 (en) | Flame retardant polyetherimide resin composition | |
| EP0126781B1 (en) | Polyetherimide-fluorinated polyolefin blends | |
| JPH07166040A (ja) | ハロゲンを含まない難燃性ブレンド | |
| CN103946273A (zh) | 聚酰亚胺树脂的蒸汽提纯 | |
| JPH0791460B2 (ja) | ポリエーテルイミド、シロキサン−ポリエーテルイミド共重合体及びポリカーボネートの延性を有し非ハロゲン化の難燃性を示す三元配合物 | |
| CN107849257A (zh) | 制备聚合物分散体的方法以及由此制备的聚合物分散体 | |
| CN107250268B (zh) | 耐漏电起痕组合物、由其形成的制品及其制造方法 | |
| EP2760936A1 (en) | Blends of polysiloxane/polyimide block copolymer and poly(arylene sulfide) | |
| CN107257826B (zh) | 耐漏电起痕性组合物、由其形成的制品及其制造方法 | |
| EP2707434B1 (en) | Silicone polyetherimide copolymers | |
| US20250230328A1 (en) | Polyamic acid composition and method for preparing same | |
| JPH01113462A (ja) | 耐炎性ポリエーテルイミド‐シロキサンポリエーテルイミドコポリマーブレンド | |
| EP0181000A2 (en) | Foamable polyetherimide resin formulation | |
| JPH05239346A (ja) | シロキサンポリエーテルイミド共重合体用のハロゲン不含難燃化剤及び熱安定剤としての二酸化チタンの使用 | |
| JPH05247346A (ja) | シロキサンポリエーテルイミド共重合体用のハロゲン不含難燃化剤としての二酸化チタン及びホウ酸亜鉛の使用 | |
| JPH03166259A (ja) | 難燃性ポリエーテルイミド―シロキサン―ポリエーテルイミド共重合体配合物 | |
| CA1192692A (en) | Polyetherimide-polypropylene blends | |
| US20250019541A1 (en) | Polyamic acid composition and method for preparing same | |
| JPH05506475A (ja) | 高メルトフローのポリエーテルイミドホモポリマーを含むポリエーテルイミドシロキサン共重合体組成物 | |
| EP0091116B1 (en) | Polyetherimide blends | |
| CN111094396B (zh) | 改性聚酰亚胺的方法及由其产生的聚酰亚胺 | |
| EP0134252A1 (en) | Polyetherimide-polysulfide blends | |
| AU1556383A (en) | Polyetherimide-polypropylene blends | |
| EP0122304B1 (en) | Polyetherimide-polypropylene blends | |
| CA1245799A (en) | Polyetherimide-polyethersulphoneimide copolymers |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950425 |