JPH0525639A - 多結晶ダイヤモンド切削工具およびその製造方法 - Google Patents

多結晶ダイヤモンド切削工具およびその製造方法

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JPH0525639A
JPH0525639A JP3291629A JP29162991A JPH0525639A JP H0525639 A JPH0525639 A JP H0525639A JP 3291629 A JP3291629 A JP 3291629A JP 29162991 A JP29162991 A JP 29162991A JP H0525639 A JPH0525639 A JP H0525639A
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JP
Japan
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polycrystalline diamond
tool
layer
cutting tool
brazing
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Pending
Application number
JP3291629A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nakamura
中村  勉
Yasuyuki Kaneda
泰幸 金田
Tetsuo Nakai
哲男 中井
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多結晶ダイヤモンドを用いた切削工具の耐熱
性および工具強度を向上させることである。 【構成】 多結晶ダイヤモンド切削工具は低圧気相法に
より構成された多結晶ダイヤモンドを工具素材とし、ロ
ウ付層を介在して超硬合金からなるシャンクに接合され
ている。多結晶ダイヤモンド層は厚みが0.1〜1.0
mmに設定されている。そして、ロウ付層は厚みが10
〜50μmに設定されている。ロウ付層は融点が950
〜1300℃の材料が用いられ、周期律表の第IVa、
Va、VIa、VIIa族の金属、およびこれらの炭化
物のうちから選ばれる1種以上の材料と、Au、Ag、
Cu、Pt、Pd、Niのうちから選ばれる1種以上の
材料とを含む合金層から形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高強度、耐熱性に優
れた多結晶ダイヤモンド切削工具の接合構造およびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダイヤモンドは、硬度と熱伝導率が高い
ため、切削工具や耐磨工具として優れた性能を発揮し、
種々の用途に利用されている。ダイヤモンドを用いた切
削工具の例としては、特に単結晶ダイヤモンドの欠点で
ある劈開性による欠損を抑制する目的で、たとえば特公
昭52−12126号公報に記載されているようなダイ
ヤモンド微粒子を鉄系の金属結合材で焼結したダイヤモ
ンド焼結体を用いたものが知られている。
【0003】しかしながら、ダイヤモンド焼結体を用い
たものは耐熱性が低いという問題があった。すなわち、
ダイヤモンド焼結体を750℃以上の温度に加熱する
と、耐摩耗性および強度が低下し、さらに900℃以上
の温度に加熱すると焼結体が破壊する。この原因として
は、ダイヤモンド粒子と鉄系金属の結合材との界面にお
いてダイヤモンドの黒鉛化が生じることや、両者の加熱
時における熱膨脹率の差に基づく熱応力が発生すること
などが考えられる。
【0004】そこで、耐熱性を改善するものとして、た
とえば特開昭53−114589号公報に示されるダイ
ヤモンド焼結体を用いた工具が開発された。これは、焼
結体を酸処理して大部分の結合金属層を除去する方法を
用いている。しかしながら、この技術では、除去された
接合金属層の部分が空孔となるため、耐熱性は向上する
ものの強度の低下が著しいという問題があった。
【0005】さらに、このような問題を改善するため
に、空孔の存在しない耐熱性ダイヤモンド焼結体を用い
たものが、たとえば特開昭59−161268号公報や
特開昭61−33865号公報に開示されている。これ
らの耐熱性ダイヤモンド焼結体は、結合材としてSiや
SiCあるいはNiとSiの合金などが用いられてい
る。これらの焼結体のダイヤモンド粒子間結合は弱く、
また結合材の含有量が多いため、耐摩耗性の点で不十分
なものであった。
【0006】このようなダイヤモンド焼結体を用いたダ
イヤモンド工具の問題点を改善するものとして、たとえ
ば特公平1−212767号公報に記載されているよう
な結合材を含まない多結晶ダイヤモンドを用いた切削工
具が開発されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】多結晶ダイヤモンドを
工具素材として用いた切削工具は、1つの形態として工
具支持体に多結晶ダイヤモンド層を接合し、その多結晶
ダイヤモンド層に刃先を構成したものがある。しかしな
がら、この多結晶ダイヤモンドを工具素材として工具支
持体にロウ付けした切削工具は、工具素材そのものの性
能だけでなく、工具支持体との接合ロウ付け層の性能
が、工具としての性能を支配する要因となることを本発
明者らは見いだした。特に、ダイヤモンド多結晶体の厚
みが0.5mm以下の場合には、多結晶ダイヤモンドの
厚みに加えてロウ材の耐熱性や厚みが工具性能に大きな
影響を及ぼすことを見いだした。
【0008】すなわち、多結晶ダイヤモンド層の厚みは
必要最小限であることが加工コストの点からは望ましい
が、その厚みが薄くなるほど強度は低下することにな
る。さらに、多結晶ダイヤモンド層の厚みが強度的に問
題がない厚さであっても、ロウ材の耐熱性が低い場合や
ロウ材の厚みが厚すぎる場合には、特に刃先が高温とな
る切削条件下でロウ材の変形が顕著となり、工具全体と
しての強度を低下させることがある。
【0009】したがって、この発明は、上記のような問
題点を解消するためになされたもので、さらに耐熱性お
よび高強度を有する多結晶ダイヤモンド切削工具および
その製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明による多結晶ダ
イヤモンド切削工具は、低圧気相法により合成された多
結晶ダイヤモンドを工具素材とし、この工具素材をロウ
付層を介在して工具支持体に接合して構成されている。
そして、工具素材の多結晶ダイヤモンド層は、厚さが
0.1mm以上1.0mm以下に形成されている。ま
た、ロウ付層は厚みが10〜50μmに形成され、その
融点が950℃以上1300℃以下のロウ材を用いてい
ることを特徴としている。(なお、多結晶ダイヤモンド
層の厚みは、基板表面から鉛直方向に形成された層の厚
さで定義する。)また、この発明の多結晶ダイヤモンド
切削工具の製造方法は、以下の工程を備えている。ま
ず、基板上に低圧気相法により多結晶ダイヤモンド層を
形成する。そして、基板を除去するとともに、多結晶ダ
イヤモンド層を所定の素材形状に切断して工具素材を形
成する。さらに、この工具素材の接合面を工具支持体の
工具素材載置面との間にロウ材を介在させて加熱、溶融
することによって工具素材と工具支持体とを接合する。
ロウ材としては、周期律表第IVa、Va、VIa、V
IIa族のうちから選ばれた少なくとも1種類の金属
と、Au、Ag、Cu、Pt、Pd、Niのうちから選
ばれた少なくとも1種類の金属とを含む合金層が用いら
れる。
【0011】さらに、この発明の他の方法による多結晶
ダイヤモンド切削工具の製造方法は、以下の工程を備え
ている。まず、基板上に低圧気相法により多結晶ダイヤ
モンド層を形成する。次に、基板を除去するとともに、
多結晶ダイヤモンド層を所定の素材形状に切断して工具
素材を形成する。さらに、この多結晶ダイヤモンドの工
具素材の成長上面に周期律表第IVa、Va、VIa、
VIIa族の金属およびこれらの金属炭化物のうちから
選ばれた少なくとも1種類の材料で被覆して被覆層を形
成する。そして、被覆層が形成された工具素材の接合面
と工具支持体の素材載置面との間に、Au、Ag、C
u、Pt、Pd、Niのグループのうちから選ばれた少
なくとも1種類の材料を含むロウ材を介在させ、加熱、
溶融することによって工具素材と工具支持体とを接合す
る。
【0012】
【作用】発明者らは、多結晶ダイヤモンド切削工具の強
度および耐熱性を支配する要因として、多結晶ダイヤモ
ンド層自体の特性と、さらにロウ材の特性とが影響する
ことを種々の検討結果より見出だした。その結果、まず
工具素材となる多結晶ダイヤモンド層の厚みは0.1m
mから1.0mmの場合が好ましい範囲であることが判
明した。この値より厚い場合は、工具素材の加工効率の
上から好ましいものではない。また、この範囲より厚み
が薄い場合においては工具素材の強度が低下する。
【0013】さらに、ロウ材の特性としては、ロウ材の
材質や厚みが影響する。この発明によるロウ材は、その
融点が950〜1300℃であり、高温度下の切削条件
下においても十分な耐熱性を有している。また、ロウ材
の厚みが10〜50μmの範囲のおいては、ロウ材の変
形による工具強度の低下を抑制することができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明による多結晶ダイヤモンド切
削工具の実施例について説明する。
【0015】本発明による多結晶ダイヤモンド切削工具
の概要を製造工程に従って説明する。図1ないし図5お
よび図6は製造工程を順に示す工程図であり、図1ない
し図5は第1の方法を示し、図6は第2の方法を示して
いる。
【0016】まず、図1を参照して、金属あるいは合金
からなる基板1の表面上に低圧気相法を用いて多結晶ダ
イヤモンド層2を形成する。基板1の表面は、その表面
粗さがRmaxで0.2μm以下の鏡面に仕上げ加工さ
れている。この表面上に多結晶ダイヤモンド層を析出さ
せる方法としては、次のような低圧気相法が用いられ
る。たとえば、熱電子放射やプラズマ放電を利用して原
料ガスの分解・励起を生じさせる方法、あるいは、燃焼
炎を用いた成膜方法が有効である。原料ガスとしては、
たとえばメタン、エタン、プロパンなどの炭化水素類、
メタノール、エタノールなどのアルコール類、エステル
類などの有機炭素化合物と水素とを主成分とする混合ガ
スが一般的に用いられる。これ以外にはアルゴンなどの
不活性ガスや酸素、二酸化炭素、水などもダイヤモンド
の合成反応やその特性を阻害しない範囲内で原料中に含
有されても構わない。このような低圧気相法により、そ
の表面をRmaxで0.2μm以下の鏡面に仕上げた金
属あるいは合金からなる基板上に、実質的にダイヤモン
ドのみからなり、ダイヤモンドの平均粒径が成長初期の
基板側で0.01〜1μm、成長完了位置の成長面側で
はダイオード相の厚さの5〜15%と粗大化する断面構
造を有する多結晶ダイヤモンドを膜厚が0.1〜1.0
mmとなるように析出させる。ここで、多結晶ダイヤモ
ンドの粒径を上記のように規定するのは、これよりも粒
径が大きくなると欠損しやすくなるからである。また、
膜厚が0.1mmよりも少なくなると多結晶ダイヤモン
ド層自体の強度が低下するためである。また、通常の仕
上げ加工に用いられるダイヤモンド工具の素材厚みとし
ては、工具寿命時点での逃げ面摩耗幅(0.1mm以
下)以上、たとえば0.1〜0.2mm程度あれば十分
であるという点も理由の1つである。膜厚が1.0mm
よりも厚い場合には、工具切削時の加工コストが増大す
るため好ましくない。しかしながら、必要であれば1.
0mm以上のものでも性能的には問題とならない。
【0017】なお、基板としては多結晶ダイヤモンドの
内部応力を低減させるために、その熱膨張率がダイヤモ
ンドの熱膨張率と近いものが好ましい。また、基板上に
合成された多結晶ダイヤモンド層は、塩酸、硫酸、硝
酸、フッ酸あるいはこれらの混合液で化学処理によって
基板を溶解・除去することにより回収され工具素材とさ
れる。したがって、このような条件を満足する基板材料
として、Mo、W、Siなどを用いることが好ましい。
さらに、基板の表面をRmaxで0.2μm以下の鏡面
に仕上げておく理由は、後述するように、工具製造コス
トと工具性能の両方の面から好ましいからである。
【0018】次に、図2に示すように、レーザビーム1
2により基板1上に形成された多結晶ダイヤモンド層2
中に所定の工具素材形状に沿った切断線を形成する。
【0019】さらに、図3に示すように、塩酸、硫酸、
硝酸、弗酸あるいはこれらの混合液により化学処理を施
して基板1を溶解し、多結晶ダイヤモンド層2から除去
する。このようにして形成された多結晶ダイヤモンド工
具素材3は、その積層方向の厚みが0.1〜1.0mm
に形成される。
【0020】次に、図4に示すように、多結晶ダイヤモ
ンド工具素材3と工具支持体4とがロウ材5を介して接
合される。多結晶ダイヤモンド工具素材3と工具支持体
4との接合に際しては、多結晶ダイヤモンドの合成時に
基板と接していた表面が工具のすくい面となるように配
置することが重要である。多結晶ダイヤモンドの合成時
において、基板表面は予め表面粗さがRmaxで0.2
μm以下の鏡面に仕上げられている。このため、この基
板の表面上に合成された多結晶ダイヤモンド層の表面は
その転写面として基板表面と同様の平滑面になってい
る。したがって、この面が工具のすくい面となるように
配置してロウ付けすれば、加工が難しいとされる多結晶
ダイヤモンドの表面を加工することなく平滑な工具すく
い面を得ることができる。さらに、上記のように、多結
晶ダイヤモンドの基板側の面はダイヤモンドの結晶粒が
微粒であり、成長上面に向かって粗大化するように形成
されている。このために工具すくい面を基板側の微粒ダ
イヤモンド面とすることにより、耐欠損性にすぐれた工
具を構成することができる。ロウ材としては、Li、周
期律表第IVa、Va、VIa、VIIa族の金属のう
ちの1種類以上をロウ材全体の0.2〜50体積%含有
し、ロウ材の残りの部分がAu、Ag、Cu、Pt、P
d、Niのうちから少なくとも1種類以上の材料を含む
合金が用いられる。そして、このような合金からなるロ
ウ材はその融点が800〜1300℃、好ましくは95
0〜1300℃である。これらのロウ材を工具素材3と
工具支持体4の載置面との間に配置し、高温度に加熱し
てロウ材を溶融した後、冷却して工具支持体4と工具素
材3とを接合する。ここで、ロウ材の組成として、周期
率表第IVa、Va、VIa、VIIa族の1種以上を
0.2〜50体積%含有すると規定しているのは、これ
らの金属あるいは炭化物がダイヤモンドと反応して接合
する特性を有するからである。このうち、特にTi、
W、Ta、Zrあるいはこれらの炭化物は接合強度が優
れている。また、ロウ材の融点を制限するのは、この融
点の下限より低い場合には切削条件によってはロウ材の
軟化、流動が生じるためであり、また上限を定めるの
は、この上限値よりも高いと多結晶ダイヤモンドが劣化
するためである。
【0021】その後、図5に示すように、研削加工ある
いはレーザ加工によって刃先部分8の加工を行なう。刃
先加工にレーザ加工を用いることにより、刃先部のチッ
ピングの大きさは0.5〜5μmに形成することができ
る。以上の工程により多結晶ダイヤモンド切削工具が製
造される。
【0022】図6は、工具素材3と工具支持体4との接
合方法の他の実施例を示している。その方法は、まず工
具素材3の多結晶ダイヤモンドの成長上面に被覆層を厚
さ0.1〜5μm程度に形成する。この被覆層はたとえ
ばイオンプレーティング法、スパッタリング法あるいは
蒸着法などを用いて形成される。そして、被覆層として
はLi、周期律表の第IVa、Va、VIa、VIIa
族の金属、あるいはこれらの炭化物から選ばれる1種類
以上の材料が用いられる。被覆層の厚さを0.1〜5μ
mの範囲と規定するのは、0.1μmより薄いと酸化防
止の効果がなくなるからである。また、5μmよりも厚
い場合にはコストが増大するため好ましくないからであ
る。工具素材3に被覆層6を形成した後、工具支持体4
の接合面上に、Au、Ag、Cu、Pt、Pd、Niの
うちから選ばれる少なくとも1種類以上の材料7を配置
した後、工具素材3と工具支持体4とを接合位置に配置
し、加熱し、ロウ材を溶融させる。この工程によって工
具素材3と工具支持体4とがロウ材を介して接合され
る。なお、金属被覆部6として、Ti、W、Ta、Zr
およびこれらの炭化物のうちの1種類以上の材料を用い
た場合には、特に接合強度が優れる。
【0023】以上の方法でロウ付けした後、逃げ面のみ
を確保して刃先を形成することにより所望の工具を作製
することができる。刃付けの方法としては、従来の切削
加工も適用できるが、レーザ加工技術を用いて、より鋭
利でチッピングの少ない刃先を低コストで形成すること
ができる。このレーザ加工による刃先のチッピングの大
きさが0.5〜5μmの切削工具は、従来のダイヤモン
ド焼結体工具や気相合成ダイヤモンドを工具素材として
ロウ付けした研削刃付けの工具に比べて刃先の鋭利性の
点で特に優れる。なお、レーザ加工による刃先形成加工
については本発明者らの先願、特願平2−27101号
あるいは特願平2−326277号に開示されている。
【0024】実施例1 マイクロ波プラズマCVD法により、その表面がRma
xで0.08μmの鏡面状態であるSi基板上にダイヤ
モンド多結晶体を10時間合成した。合成は以下の条件
で行なった。
【0025】 原料ガス(流量) :H2 300 sccm CH4 20 sccm ガス圧力 :120 Torr マイクロ波発振出力 :750 W 合成後、弗硝酸に浸漬してSi基板のみを溶解除去する
ことによって、厚さが0.2mmのダイヤモンド多結晶
体を回収することができた。ダイヤモンドの平均粒径
は、すくい面側で0.2μm、ろう付け面側では20μ
mと粗大化する断面構造を有していた。また、基板側の
面はRmaxで0.08μmであった。このダイヤモン
ド多結晶体を、Ag、Cu、Tiを各々容量で6%、9
5%、4%ずつ含んだ耐熱性ロウ材を用いて超硬合金製
のシャンクにロウ付けした。なお、ロウ付けは工具素材
の成長面側を接合面として、5×10- 5 torrの真
空中において、ロウ材の融点である1050℃に10分
間加熱して行なった。回収した接合体のロウ層厚みは3
0μmであった。そのうち、#1500のダイヤモンド
砥石により逃げ面のみ加工して刃付けを行ない、切削工
具(A)を作製した。
【0026】比較として、上記と同様のダイヤモンド多
結晶体と超硬合金製シャンクをAgとCuを各々容量で
30%と70%含んだ融点が700℃のロウ材を用いて
接合を行なったもの(B)を作製した。切削工具(B)
のロウ層厚みは40μmであった。
【0027】さらに、粒径が5μmで結合材としてCo
を12容量%含有する焼結ダイヤモンドをRmaxで
0.09μmに表面加工して工具素材とした後、切削工
具(B)と同じロウ材で超硬合金製シャンクに接合した
もの(C)も作製した。なお、これらについても、切削
工具(A)と同じダイヤモンド砥石を用いた切削加工で
刃付けを行なった。 これらのスローアウエイチップ工
具としての性能評価を以下の条件で行なった。
【0028】(切削条件) 被削材 :A390−T6(A1−17%Si)丸
棒 切削速度 :800m/min 切り込み量 :1.5mm 送り速度 :0.2mm/rev. 冷却液 :水溶性油剤 (評価方法) 5分切削後および60分切削後の刃先状態の比較。
【0029】その結果、表1に示すように、本発明の工
具は、焼結ダイヤモンド工具に比べ長時間にわたって鋭
利な切れ刃が維持されることが明らかとなった。また、
耐熱性ロウ材を使用しない工具は、ロウ材が流失した後
に大きな欠陥が発生し、工具として致命的な損傷をきた
すことが明らかとなった。
【0030】
【表1】
【0031】実施例2 熱電子放射材に直径0.5mm、長さ100mmの直線
状タングステンフィラメントを用いた熱CVD法によ
り、その表面がRmaxで0.03μmのMo基板上に
以下の条件で20時間合成した。合成条件を以下に示
す。
【0032】 原料ガス(流量) :H2 500 sccm C2 2 10 sccm ガス圧力 :70 Torr フィラメント温度 :2200℃ フィラメント−基板間距離 :6mm 基板温度 :900℃ 合成後、熱王水に浸漬してMo基板のみを溶解除去する
ことにより厚さが0.3mmのダイヤモンド多結晶体を
回収することができた。ダイヤモンドの平均粒径は、す
くい面側で0.1μm、ロウ付け面側では25μmと粗
大化する断面構造を有していた。また、基板側の面はR
maxで0.03μmであった。このダイヤモンド多結
晶体を、Au、Cu、Taを各々容量で35%、60
%、5%ずつ含んだ耐熱性ロウ材を用いて超硬合金製の
シャンクにロウ付けした。なお、ロウ付けは工具素材の
成長面側を接合面として、4×10- 5 torrの真空
中においてロウ材の融点である1100℃に5分間加熱
して行なった。回収した接合体のロウ層厚みは40μm
であった。その後、YAGレーザにより刃付けを行な
い、切削工具(D)を作製した。
【0033】比較として、切削工具(D)と同様の工具
素材とロウ材を用いて接合を行ない、ロウ層厚みを10
0μmとしたもの(E)も作製した。
【0034】さらに、粒径が10μmで、結合材として
Coを10容量%含有する焼結ダイヤモンドをRmax
で0.06μmに鏡面加工して工具素材とした後、P
d、Ag、Cuを各々容量で10%、60%、30%含
んだ融点が800℃のロウ材を用いて超硬合金製シャン
クに接合したもの(F)も作製した。なお、切削工具
(E)、(F)については#1500のダイヤモンド砥
石を用いた研削加工で刃付けを行なった。
【0035】これらのスローアウェイチップ工具として
の性能評価を以下の条件で行なった。
【0036】(切削条件) 被削材 :硬質カーボン 切削速度 :1000m/min 切り込み量 :1.5mm 送り速度 :0.2mm/rev. 切削時間 :40分 冷却液 :水溶性油剤 (評価方法) 5分切削後および40分切削後の刃先状態の比較。
【0037】その結果、表2に示すように、本発明の工
具は焼結ダイヤモンド工具に比べ長時間にわたって鋭利
な切れ刃が維持されることが明らかとなった。また、同
じ組成のロウ材を使用したとしても、ロウ層の厚みによ
り大きな変位が生じ、ダイヤモンド多結晶体が欠損する
ことが明らかとなった。
【0038】
【表2】
【0039】実施例3 熱電子放射材に直径0.3mm、長さ120mmの直線
状タンタルフィラメントを用いた熱CVD法により、そ
の表面がRmaxで0.12μmのSi基板上に以下の
条件で多結晶ダイヤモンドを30時間合成した。合成条
件を以下に示す。
【0040】 原料ガス(流量) :H2 400 sccm CH4 10 sccm ガス圧力 :100 Torr フィラメント温度 :2100℃ フィラメント−基板間距離 :5mm 基板温度 :950℃ 合成後、加熱した弗硝酸に浸漬してSi基板のみを溶解
除去することにより厚さが0.4mmのダイヤモンド多
結晶体を回収することができた。ダイヤモンドの平均粒
径は、すくい面側で0.4μm、ロウ付け面側では30
μmと粗大化する断面構造を有していた。また、基板側
の面はRmaxで0.12μmであった。このダイヤモ
ンド多結晶体の成長上面を、厚さ2μmのTiで被覆し
た後、酸化防止膜としてさらにこの上にNiを3μm被
覆した。この金属被覆されたダイヤモンド多結晶体を、
Pt、Pd、Niからなるロウ材を用いて超硬合金製の
シャンクにロウ付けした。なお、ロウ付けは工具素材の
成長面側を接合面として、大気中でロウ材の融点である
980℃に2分間加熱して行なった。回収した接合体の
ロウ層厚みは30μmであった。その後、YAGレーザ
により刃付けを行ない、切削工具(G)を作製した。
【0041】比較として、切削工具(G)と同様の金属
被覆された工具素材をAg、Cuからなり、融点が70
0℃のロウ材を用いて超硬合金製シャンクと接合を行な
ったもの(H)も作製した。
【0042】さらに、粒径が3μmで結合材としてCo
を12容量%含有する焼結ダイヤモンドをRmaxで
0.12μmに鏡面加工して工具素材とした後、Pd、
Ag、Cuを各々容量で10%、60%、30%含んだ
融点が800℃のロウ材を用いて超硬合金製シャンクに
接合したもの(I)も作製した。なお、切削工具
(H)、(I)については#1500のダイヤモンド砥
石を用いた研削加工で刃付けを行なった。
【0043】これらのスローアウェイチップ工具として
の性能評価を、以下の条件で行なった。
【0044】(切削条件) 被削材 :AI−25%Si丸棒 切削速度 :1000m/min 切り込み量 :1.2mm 送り速度 :0.15mm/rev. 切削時間 :30分 冷却液 :なし(乾式) (評価方法)10分切削後および30分切削後の刃先状
態の比較。
【0045】その結果、表3に示したように、本発明の
工具は、焼結ダイヤモンド工具に比べ、長時間にわたっ
て鋭利な切れ刃が維持されることが明らかとなった。ま
た、耐熱性ロウ材を使用せずに作製された工具は、ロウ
材が流出した後に大きな欠損が発生し、工具として致命
的な損傷をきたすことが明らかとなった。
【0046】
【表3】
【0047】実施例4 表4に示す条件で、その表面がRmaxで0.05μm
の鏡面状態であるW基板の置かれた反応管中に、H2
2 6 とArを7:2:1の割合で混合したガスを流
量500sccmで供給し、圧力120Torrに調整
した。次に、高周波発振機から高周波(13.56MH
z、出力:700W)を与え、混合ガスを励起してプラ
ズマを発生させ、ダイヤモンド多結晶体の合成を行なっ
た。
【0048】合成後、酸処理により基板のみを溶解除去
することで、基板側の表面がRmaxで0.05μmの
鏡面状態であるダイヤモンド多結晶体のみを回収するこ
とができた。その特性を表4に併せて示す。
【0049】このダイヤモンド多結晶体を工具素材と
し、その成長面側を接合面とし、表4に示すロウ材を用
いて超硬合金製のシャンクとロウ付け接合を行なった。
その後、ダイヤモンド砥石あるいはレーザ加工により刃
付けを行なった。
【0050】これらのスローアウェイチップ工具として
の性能評価を以下の条件で行なった。
【0051】(切削条件) 被削材 :Al−22%Si 軸方向に8本のV字状断面の溝を有する丸棒 切削速度 :900m/min 切り込み量 :0.8mm 送り速度 :0.12mm/rev. 冷却液 :水溶性油剤 (評価方法)60分切削までの刃先状態の比較。
【0052】結果を表4に示す
【0053】
【表4】
【0054】工具K、L、N、Pはいずれも初期に欠損
が生じた。しかし、工具J、M、Oは、優れた耐摩耗
性、耐欠損性および耐熱性を示し、また長時間にわたっ
て鋭利な切れ刃が維持されることが明らかとなった。
【0055】
【発明の効果】このように、本発明による多結晶ダイヤ
モンド切削工具は、ロウ付層として耐熱性を有する材料
を用い、かつ多結晶ダイヤモンド層とロウ付層との厚み
を所定の範囲に設定することにより、耐熱性に優れかつ
十分な強度を有する多結晶ダイヤモンド切削工具を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による多結晶ダイヤモンド切削工具の
製造工程の第1工程を示す工程図である。
【図2】この発明による多結晶ダイヤモンド切削工具の
製造工程の第2工程を示す工程図である。
【図3】この発明による多結晶ダイヤモンド切削工具の
製造工程の第3工程を示す工程図である。
【図4】この発明による多結晶ダイヤモンド切削工具の
製造工程の第4工程を示す工程図である。
【図5】この発明による多結晶ダイヤモンド切削工具の
製造工程の第5工程を示す工程図である。
【図6】この発明による多結晶ダイヤモンド切削工具の
他の製造工程の主要な工程を示す工程図である。
【符号の説明】
1 基板 2 多結晶ダイヤモンド層 3 工具素材 4 工具支持体 5 ロウ付層 6 被覆層 7 ロウ付材料

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に低圧気相法により合成された多
    結晶ダイヤモンドを工具素材とし、この工具素材をロウ
    付層を介在して工具支持体に接合して構成された多結晶
    ダイヤモンド切削工具において、 前記多結晶ダイヤモンドは、膜厚が0.1mm以上.0
    1mm以下であり、 前記ロウ付層は、融点が950℃以上1300℃以下の
    ロウ材で構成されていることを特徴とする、多結晶ダイ
    ヤモンド切削工具。
  2. 【請求項2】 前記ロウ付層は、周期律表第IVa、V
    a、VIa、VIIa族の金属、周期律表第IVa、V
    a、VIa、VIIa族の金属の炭化物のうちから選ば
    れた1種以上のものと、Au、Ag、Cu、Pt、P
    d、Niのうちから選ばれた1種以上のものとを含む、
    請求項1に記載の多結晶ダイヤモンド切削工具。
  3. 【請求項3】前記ロウ付層は、前記工具支持体側に位置
    し、かつAu、Ag、Cu、Pt、Pd、Niのうちか
    ら選ばれた1種類以上の金属を含む第1層と、 前記工具素材側に位置し、周期律表第IVa、Va、V
    Ia、VIIa族の金属、周期律表第IVa、Va、V
    Ia、VIIa族の金属の炭化物のうちから選ばれた1
    種以上のものを含む第2層とからなる、請求項1または
    請求項2に記載の多結晶ダイヤモンド切削工具。
  4. 【請求項4】 前記ロウ付層の第2層は、Ti、W、T
    a、Zrおよびこれらの炭化物のうちから選ばれた1種
    以上のものを含み、その膜厚が0.1μm以上5μm以
    下である、請求項3に記載の多結晶ダイヤモンド切削工
    具。
  5. 【請求項5】 前記ロウ付層の厚みは、10μm以上5
    0μm以下である、請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の多結晶ダイヤモンド切削工具。
  6. 【請求項6】 前記多結晶ダイヤモンド層の成長上面
    は、前記ロウ付層に接合されており、前記多結晶ダイヤ
    モンド層の工具すくい面は合成時に前記基板に接してい
    た面からなり、かつ表面粗さが最大高さ表示Rmaxで
    0.2μm以下である、請求項1ないし請求項5のいず
    れかに記載の多結晶ダイヤモンド切削工具。
  7. 【請求項7】 前記多結晶ダイヤモンドの粒径は、前記
    すくい面側から前記ロウ付け側へ向かって粗大化してお
    り、その粒径は、前記すくい面側で0.01μm以上1
    μm以下であり、前記ロウ付け面側で前記多結晶多結晶
    ダイヤモンド層の厚さの5%以上15%以下である、請
    求項1ないし請求項6のいずかに記載の多結晶ダイヤモ
    ンド切削工具。
  8. 【請求項8】 前記多結晶ダイヤモンド層は、工具すく
    い面と工具逃げ面との交線に沿う刃先のチッピングの大
    きさが0.5μm以上5μm以下である、請求項1ない
    し請求項7のいずれかに記載の多結晶ダイヤモンド切削
    工具。
  9. 【請求項9】 前記工具支持体は超硬合金からなる、請
    求項1ないし請求項8のいずれかに記載の多結晶ダイヤ
    モンド切削工具。
  10. 【請求項10】 基板上に低圧気相法により多結晶ダイ
    ヤモンド層を形成する工程と、 前記基板を前記多結晶ダイヤモンド層から除去するとと
    もに、前記多結晶ダイヤモンド層を所定のチップ形状に
    切断して工具素材を形成する工程と、 多結晶ダイヤモンドの前記工具素材の成長上面と工具支
    持体の工具素材載置面との間に、周期律表第IVa、V
    a、VIa、VIIa族の金属および、これらの炭化物
    のうちから選ばれた少なくとも1種類の金属と、Au、
    Ag、Cu、Pt、Pd、Niのうちから選ばれた少な
    くとも1種類の金属とを含む合金からなるロウ材を介在
    させ、加熱、溶融することにより前記工具素材と前記工
    具支持体とを接合する工程とを備えた、多結晶ダイヤモ
    ンド切削工具の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ロウ材は融点が950℃以上13
    00℃以下の合金を用いる、請求項10記載の多結晶ダ
    イヤモンド切削工具の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記ロウ材は、周期律表第IVa、V
    a、VIa、VIIa族のうちから選ばれた少なくとも
    1種類の金属を0.2体積%以上50体積%以下含む、
    請求項10または請求項11のいずれかに記載の多結晶
    ダイヤモンド切削工具の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記ロウ材の厚さは10μm以上50
    μm以下に形成される、請求項10ないし請求項12の
    いずれかに記載の多結晶ダイヤモンド切削工具の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記多結晶ダイヤモンド層を形成する
    工程は、表面粗さがRmaxで0.2μm以下の前記基
    板の表面上に、結晶成長方向に沿って平均粒径が粗大化
    し、前記基板側で平均粒径が0.01μm以上1μm以
    下であり、成長上面側で前記多結晶ダイヤモンドの厚さ
    の5%以上15%以下となる条件下で行なわれており、 前記多結晶ダイヤモンド層の前記基板に接していた表面
    が工具すくい面となるように前記多結晶ダイヤモンド層
    と前記工具支持体とがロウ付けされる、請求項10ない
    し請求項13のいずれかに記載の多結晶ダイヤモンド切
    削工具の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記工具素材の厚さは、0.1mm以
    上1.0mm以下に形成される、請求項10ないし請求
    項14のいずれかに記載の多結晶ダイヤモンド切削工具
    の製造方法。
  16. 【請求項16】前記基材は、塩酸、硫酸、硝酸、弗酸の
    うちの少なくとも1つの溶液中で溶解することによって
    前記多結晶ダイヤモンド層から除去される、請求項10
    ないし請求項15のいずれかに記載の多結晶ダイヤモン
    ド切削工具の製造方法。
  17. 【請求項17】 基板上に低圧気相法により多結晶ダイ
    ヤモンド層を形成する工程と、 前記基板を前記多結晶ダイヤモンド層から除去するとと
    もに、前記多結晶ダイヤモンド層を所定の素材形状に切
    断して工具素材を形成する工程と、 多結晶ダイヤモンドの前記工具素材の成長上面に、周期
    律表第IVa、Va、VIa、VIIa族の金属、およ
    びこれらの金属炭化物のうちから選ばれた少なくとも1
    種類の材料を被覆して被覆層を形成する工程と、 被覆された前記工具素材の接合面と工具支持体の工具素
    材載置面との間にAu、Ag、Cu、Pt、Pd、Ni
    のうちから選ばれた少なくとも1種類の材料を含むロウ
    材を介在させ、加熱、溶融することにより前記工具素材
    と前記工具支持体とを接合する工程とを備えた、多結晶
    ダイヤモンド切削工具の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記ロウ材は、融点が950℃以上1
    300℃以下の合金を用いる、請求項17に記載の多結
    晶ダイヤモンド切削工具の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記被覆層は厚さは0.1μm以上5
    μm以下に形成される、請求項17ないし請求項18の
    いずれかに記載の多結晶ダイヤモンド切削工具の製造方
    法。
  20. 【請求項20】 前記工具素材と前記工具支持体との間
    に介在する接合層の厚さは、10μm以上50μm以下
    に形成される、請求項17ないし請求項19のいずれか
    に記載の多結晶ダイヤモンド切削工具の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記多結晶ダイヤモンド層を形成する
    工程は、表面粗さがRmaxで0.2μm以下の前記基
    板の表面上に、結晶成長方向に沿って平均粒径が粗大化
    し、前記基板側で平均粒径が0.01μm以上1μm以
    下であり、成長上面側で前記多結晶ダイヤモンドの厚さ
    の5%以上15%以下となる条件下で行なわれており、 前記多結晶ダイヤモンド層の前記基板に接していた表面
    が工具すくい面となるように前記多結晶ダイヤモンド層
    と前記工具指示体とがロウ付けされる、請求項17ない
    し請求項20のいずれかに記載の多結晶ダイヤモンド切
    削工具の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記工具素材の厚さは0.1mm以上
    1.0mm以下に形成される、請求項17ないし請求項
    21のいずれかに記載の多結晶ダイヤモンド切削工具の
    製造方法。
  23. 【請求項23】前記基材は、塩酸、硫酸、硝酸、弗酸の
    うちの少なくとも1つの溶液中で溶解することによって
    前記多結晶ダイヤモンド層から除去される、請求項17
    ないし請求項22のいずれかに記載の多結晶ダイヤモン
    ド切削工具の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記工具素材に接合された前記多結晶
    ダイヤモンドは、レーザ加工を用いて刃先が形成され
    る、請求項17ないし請求項23のいずれかに記載の多
    結晶ダイヤモンド切削工具の製造方法。
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US07/970,798 US5366522A (en) 1991-11-07 1992-11-03 Polycrystalline diamond cutting tool and method of manufacturing the same
DE69232133T DE69232133T2 (de) 1991-11-07 1992-11-04 Schneidewerkzeug aus polykristallinen Diamanten und Verfahren zur Herstellung desselben
EP92118904A EP0541071B1 (en) 1991-11-07 1992-11-04 Polycrystalline diamond cutting tool and method of manufacturing the same
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109262098A (zh) * 2018-09-13 2019-01-25 金合钻石刀具(深圳)有限公司 一种金刚石刀具
WO2025066135A1 (zh) * 2023-09-26 2025-04-03 武汉锐科光纤激光技术股份有限公司 金刚石散热片的制备方法及金刚石散热片

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