JPH05259462A - 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ - Google Patents

絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ

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JPH05259462A
JPH05259462A JP5297992A JP5297992A JPH05259462A JP H05259462 A JPH05259462 A JP H05259462A JP 5297992 A JP5297992 A JP 5297992A JP 5297992 A JP5297992 A JP 5297992A JP H05259462 A JPH05259462 A JP H05259462A
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JP
Japan
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region
gate
layer
gate electrode
inductive load
Prior art date
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Pending
Application number
JP5297992A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Iwamuro
憲幸 岩室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ターンオフ時のdV/dtによりゲート電極を
含むコンデンサ構造を流れる変位電流を抑制してターン
オフSOAを大きくする。 【構成】ゲート電極とゲート電源の間に放電用ゲート抵
抗に直列接続された抵抗性負荷を挿入することにより変
位電流を抑制し、再ターンオンを防止してSOAを大き
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力用スイッチング素
子として用いられる絶縁ゲート型バイポーラトランジス
タ (以下IGBTと記す) に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力用スイッチング素子としてI
GBTが一般に使われ始めているが、これは縦型MOS
FETのドレイン領域のドレイン電極側に逆導電型の層
を付け加えた構成を有している。すなわち、図2に一つ
の単位セルについて示すように、p+ 基板1の上に低抵
抗のn+ 層2を介して高抵抗のn- 層3が形成され、そ
のn- 層3の表面層にp+ 層4、さらにそのp+ 層4の
表面層にn+ 層5がそれぞれ選択的に形成されている。
そして、p+ 層4のうちのn- 層3とn+ 層5にはさま
れた表面部をチャネル領域としてその上にゲート絶縁膜
6を介してゲート端子Gに接続されたゲート電極7が設
けられている。また、p+ 層4とn+ 層5の表面にはゲ
ート電極7と絶縁膜8によって絶縁されソース端子Sに
接続されたソース電極9が、p+ 基板1の表面にはドレ
イン端子Dに接続されたドレイン電極10がそれぞれ接触
している。
【0003】このIGBTは、ソース端子Sを接地し、
ゲート端子Gとドレイン端子Dに正の電圧を与えると、
+ 層2およびn- 層3、p+ 層4、n+ 層5ならびに
ゲート電極7およびソース電極9から構成される内蔵M
OSFETがオンし、前記チャネル領域を介してn-
3に電子が流れ込む。p+ 基板1からn- 層3には、n
+ 層2を介してその電子流入に対応した正孔の注入がお
こり、n- 層3では伝導度変調が生ずることにより、こ
の領域の抵抗が低くなり、低いオン抵抗が導通する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のIGBT
は、オン電圧は小さくなるが、n- 層3における電子と
正孔の再結合率が低いため、スイッチング時間が長いと
いう問題がある。この問題を解決するために、電子と正
孔の再結合率を高める目的で、シリコン素体に電子線を
照射したり、金の拡散を行ってライフタイムキラーを導
入し、ライフタイムを短くする方法がある。しかし、こ
れらの方法を実行すると、逆にオン電圧が大きくなって
しまう。オン電圧を低くおさえたままスイッチング時間
を短くするには、n- 層3の不純物濃度を低くして空乏
層を早く拡げる方法がある。しかしながらこのことによ
り、ターンオフ動作のある時、ドレイン電圧の単位時間
当たりの増加率dVD /dtが急激に上昇し、n- 層3
−ゲート絶縁膜6−ゲート電極7で形成されるコンデン
サに変位電流が流れてしまう。これによって一度オフし
たMOSFETが再びオンしてしまい、高ドレイン電圧
印加時に内蔵MOSFETがオンした状態になる。この
現象によって、IGBTのターンオフSOA (安全動作
領域) が減少してしまうという問題が生ずる。
【0005】本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、オ
ン電圧・スイッチング時間特性を低下させることなく、
ターンオフSOAが拡大したIGBTを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、第一導電型を有する第一領域と、その
第一領域上の第二導電型を有する第二領域と、その第二
領域上の第二導電型を有する低不純物濃度の第三領域
と、その第三領域表面層に選択的に形成された第一導電
型を有する第四領域と、その第四領域表面層に選択的に
形成された第二導電型を有する高不純物濃度の第五領域
と、前記第四領域表面部の第三領域および第五領域によ
ってはさまれた部分をチャネル領域としてその上にゲー
ト絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、前記第四領
域表面および第五領域表面に共通に接触するソース電極
と、前記第一領域に接触するドレイン電極とから構成さ
れたIGBTにおいて、ゲート電極とゲート電源の間に
抵抗と誘導性負荷とが直列接続して挿入されたものとす
る。そして、同一構造を有する複数の単位セルからな
り、各セルのゲート電極は連結して一体に形成され、そ
のゲート電極の1個所が抵抗および誘導性負荷を介して
ゲート電極に接続されたことが有効である。第一ないし
第五領域を有する半導体素体にライフタイムキラーが導
入されたこと、また、誘導性負荷のインダクタンスが0.
8μH以上であることが有効である。
【0007】
【作用】IGBTターンオフ時に発生する高いdVD
dtによってゲート電極とゲート電源を結ぶ回路に流れ
る変位電流が、その回路に挿入された誘導性負荷によっ
て抑制されるので、内蔵MOSFETが再オンすること
が防止できる。従ってSOAが大きくなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例のIGBTの単一セ
ルを示し、図2と共通の部分には同一の符号が付されて
いる。このような単一セルを複数個有するIGBTは、
従来と同様次の方法で製造された。まず、p+ 基板1
(第一領域) の表面にエピタキシャル成長法でn+ 層2
(第二領域) 、n- 層3 (第三領域) を積層した。次に
ゲート酸化膜6を形成した後にゲート電極7を形成し、
そのゲート電極パターニングと同一マスクを用いてp+
チャネル形成層4 (第四領域) のためイオン注入を行っ
た。そして熱拡散によりp+ 層4を形成した後、ゲート
電極7をマスクとしてn+ 層5 (第五領域) をイオン注
入法と熱拡散法により形成した。つづいて、絶縁膜8を
形成し、その後絶縁膜8の表面にソース電極9を形成し
た。最後に裏面側にドレイン電極10を形成した。さら
に、再結合率を高める目的でシリコン基体に電子線照射
を行ってライフタイムキラーとなる格子欠陥を形成し、
そのあと330 ℃、2時間の熱処理を施した。シリコン基
体の表面上の各セルのゲート電極7は連結された多結晶
シリコン層で形成されており、その1個所とゲート端子
Gとの間に誘導性負荷 (LG )11 および放電用ゲート抵
抗 (RG )12 を直列に挿入した。LG は1μH、RG
25Ωである。このIGBTのn+ 層2は抵抗率0.05Ωc
m、厚さ10μm、n- 層3は抵抗率120 Ωcm、厚さ65μ
mで、素子定格は耐圧600 V、電流容量100 Aである。
【0009】図3にこのIGBTと、同様にして製造さ
れ、LG が接続されないIGBTとの室温でのそれぞれ
のターンオフSOAを線31および32に示す。図4はその
SOA測定に用いた測定回路で供試IGBT41には300
μHの誘導負荷42と逆流阻止ダイオード43を介して600
Vの電源44が接続されている。ゲート電源はパルス電源
45である。図3から明らかなように、ゲート回路に誘導
性負荷を接続したIGBTの方がターンオフSOAが大
きく、定格の6倍である600 Aまで破壊せずオフしてい
る。
【0010】図5は同様なSOAの比較を125 ℃におい
て行ったもので、上記の実施例のIGBTの場合を線5
1、LG が接続されない場合を線52で示す。図4から明
らかなように、ゲート回路に誘導性負荷を接続したIG
BTの方がSOAが大きく、定格の5倍である500 Aま
で破壊せずオフしている。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ゲート回路に誘導性負
荷を挿入することにより、ターンオフ時のdVD /dt
によりMOS構造部に形成されるコンデンサに流れる変
位電流を抑制することができ、再ターンオンが防止され
るのでSOAが大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のIGBTの断面図
【図2】従来のIGBTの単一セルの断面図
【図3】本発明の一実施例のIGBTと従来のIGBT
の室温でのSOA比較図
【図4】図3のSOAの測定回路図
【図5】本発明の一実施例のIGBTと従来のIGBT
の125 ℃でのSOA比較図
【符号の説明】
1 p+ 第一領域 2 n+ 第二領域 3 n- 第三領域 4 p+ 第四領域 5 n+ 第五領域 6 ゲート絶縁膜 7 ゲート電極 9 ソース電極 10 ドレイン電極 11 誘導性負荷 12 放電用ゲート抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一導電型を有する第一領域と、その第一
    領域上の第二導電型を有する第二領域と、その第二領域
    上の第二導電型を有する低不純物濃度の第三領域と、そ
    の第三領域表面層に選択的に形成された第一導電型を有
    する第四領域と、その第四領域表面層に選択的に形成さ
    れた第二導電型を有する高不純物濃度の第五領域と、前
    記第四領域表面部の第三領域および第五領域によっては
    さまれた部分をチャネル領域としてその上にゲート絶縁
    膜を介して設けられたゲート電極と、前記第四領域表面
    および第五領域表面に共通に接触するソース電極と、前
    記第一領域に接触するドレイン電極とから構成されたも
    のにおいて、ゲート電極とゲート電源の間に抵抗と誘導
    性負荷とが直列接続して挿入されたことを特徴とする絶
    縁ゲート型バイポーラトランジスタ。
  2. 【請求項2】同一構造を有する複数の単位セルからな
    り、各セルのゲート電極は連結して一体に形成され、そ
    のゲート電極の1個所が抵抗および誘導性負荷を介して
    ゲート電極に接続された請求項1記載の絶縁ゲート型バ
    イポーラトランジスタ。
  3. 【請求項3】第一ないし第五領域を有する半導体素体に
    ライフタイムキラーが導入された請求項1あるいは2記
    載の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ。
  4. 【請求項4】誘導性負荷のインダクタンスが0.8μH以
    上である請求項1、2あるいは3記載の絶縁ゲート型バ
    イポーラトランジスタ。
JP5297992A 1992-03-12 1992-03-12 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ Pending JPH05259462A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6040598A (en) * 1997-03-18 2000-03-21 Kabushiki Kaisha Toshiba High-breakdown-voltage semiconductor apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6040598A (en) * 1997-03-18 2000-03-21 Kabushiki Kaisha Toshiba High-breakdown-voltage semiconductor apparatus
USRE40705E1 (en) * 1997-03-18 2009-05-05 Kabushiki Kaisha Toshiba High-breakdown-voltage semiconductor apparatus
USRE40712E1 (en) 1997-03-18 2009-05-19 Kabushiki Kaisha Toshiba High-breakdown-voltage semiconductor apparatus

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