JPH05263806A - 建設機械の油圧回路 - Google Patents
建設機械の油圧回路Info
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- JPH05263806A JPH05263806A JP4055578A JP5557892A JPH05263806A JP H05263806 A JPH05263806 A JP H05263806A JP 4055578 A JP4055578 A JP 4055578A JP 5557892 A JP5557892 A JP 5557892A JP H05263806 A JPH05263806 A JP H05263806A
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 abstract description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 9
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- 241000238558 Eucarida Species 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000013642 negative control Substances 0.000 description 1
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建設機械の床掘作業等に於いて、アームシリ
ンダとブームシリンダを複合操作する場合に、アーム増
速用の方向制御弁の影響を受けず、ブームの微動操作を
容易に行えるようにする。 【構成】 第1の油圧ポンプの上流側からブームシリン
ダ用の方向制御弁26とアームシリンダ増速用の方向制
御弁を縦列接続する。ブームシリンダ用の方向制御弁2
6のスプール27に、ブームシリンダが伸長する方向に
圧力補償する圧力制御弁30を設ける。この圧力制御弁
30はスプール27の開口の下流にスプール27と同軸
に設け、且つ、圧力制御弁30のばね32をスプール2
7の中心側に配置する。
ンダとブームシリンダを複合操作する場合に、アーム増
速用の方向制御弁の影響を受けず、ブームの微動操作を
容易に行えるようにする。 【構成】 第1の油圧ポンプの上流側からブームシリン
ダ用の方向制御弁26とアームシリンダ増速用の方向制
御弁を縦列接続する。ブームシリンダ用の方向制御弁2
6のスプール27に、ブームシリンダが伸長する方向に
圧力補償する圧力制御弁30を設ける。この圧力制御弁
30はスプール27の開口の下流にスプール27と同軸
に設け、且つ、圧力制御弁30のばね32をスプール2
7の中心側に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設機械の油圧回路に関
するものであり、特に、複数の油圧ポンプの油圧回路系
統を並列接続した建設機械の油圧回路に関するものであ
る。
するものであり、特に、複数の油圧ポンプの油圧回路系
統を並列接続した建設機械の油圧回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の此種建設機械の油圧回路を図12
に示す。第1の油圧ポンプ1の油圧回路系統に、上流側
からブームシリンダ2,2用の方向制御弁3とアームシ
リンダ4の増速用の方向制御弁5をタンデム接続する。
又、第2の油圧ポンプ6の油圧回路系統に、上流側から
ブームシリンダ2,2の増速用の方向制御弁7とアーム
シリンダ4用の方向制御弁8をパラレル接続する。そし
て、第1の油圧ポンプ1の油圧回路系統と第2の油圧ポ
ンプ6の油圧回路系統とは、ブームシリンダ増速用の合
流油路9及びアームシリンダ増速用の合流油路10を介
して接続されている。
に示す。第1の油圧ポンプ1の油圧回路系統に、上流側
からブームシリンダ2,2用の方向制御弁3とアームシ
リンダ4の増速用の方向制御弁5をタンデム接続する。
又、第2の油圧ポンプ6の油圧回路系統に、上流側から
ブームシリンダ2,2の増速用の方向制御弁7とアーム
シリンダ4用の方向制御弁8をパラレル接続する。そし
て、第1の油圧ポンプ1の油圧回路系統と第2の油圧ポ
ンプ6の油圧回路系統とは、ブームシリンダ増速用の合
流油路9及びアームシリンダ増速用の合流油路10を介
して接続されている。
【0003】前記従来の油圧回路は、方向制御弁5及び
8の下流に夫々絞り弁11及び12を設け、パイロット
油路15にパイロット圧PR を導出し、パイロット油路
16にパイロット圧PL を導出して、夫々レギュレータ
17及び18を作動させ、第1の油圧ポンプ1の吐出量
Q1 及び第2の油圧ポンプ6の吐出量Q2 を変化させる
ネガティブ制御の油圧回路を構成している。
8の下流に夫々絞り弁11及び12を設け、パイロット
油路15にパイロット圧PR を導出し、パイロット油路
16にパイロット圧PL を導出して、夫々レギュレータ
17及び18を作動させ、第1の油圧ポンプ1の吐出量
Q1 及び第2の油圧ポンプ6の吐出量Q2 を変化させる
ネガティブ制御の油圧回路を構成している。
【0004】図示した状態は、各方向制御弁3,5,
7,8のすべてが中立位置にあり、図13のグラフに示
すように、パイロット圧PR 及びPL は夫々PR =
PR1,PL=PL1となり、第1の油圧ポンプ1の吐出量
Q1 並びに第2の油圧ポンプ6の吐出量Q2 は夫々最小
量minとなる。ここで、例えばブームシリンダ用の方
向制御弁3を3aの位置へ切り替えるとともに、ブーム
シリンダ増速用の方向制御弁7を7aの位置へ切り替え
た場合は、第1の油圧ポンプ1の吐出油は方向制御弁3
から下流には流れず、絞り弁11から導出されるパイロ
ット圧PR は図13のグラフに示すように、PR =PR2
と低下して、第1の油圧ポンプ1の吐出量Q1 は最大量
maxとなる。又、これと同様に絞り弁12から導出さ
れるパイロット圧PL もPL =PL2と低下して、第2の
油圧ポンプ6の吐出量Q2 も最大量maxとなる。
7,8のすべてが中立位置にあり、図13のグラフに示
すように、パイロット圧PR 及びPL は夫々PR =
PR1,PL=PL1となり、第1の油圧ポンプ1の吐出量
Q1 並びに第2の油圧ポンプ6の吐出量Q2 は夫々最小
量minとなる。ここで、例えばブームシリンダ用の方
向制御弁3を3aの位置へ切り替えるとともに、ブーム
シリンダ増速用の方向制御弁7を7aの位置へ切り替え
た場合は、第1の油圧ポンプ1の吐出油は方向制御弁3
から下流には流れず、絞り弁11から導出されるパイロ
ット圧PR は図13のグラフに示すように、PR =PR2
と低下して、第1の油圧ポンプ1の吐出量Q1 は最大量
maxとなる。又、これと同様に絞り弁12から導出さ
れるパイロット圧PL もPL =PL2と低下して、第2の
油圧ポンプ6の吐出量Q2 も最大量maxとなる。
【0005】そして、第2の油圧ポンプ6の吐出油は合
流油路9を介して第1の油圧ポンプ1の吐出油へ合流
し、油路19を経てブームシリンダ2,2の一方の油口
2a,2aへ流入する。従って、ブームシリンダ2,2
が増速されながら伸長する。ブームシリンダ2,2の他
方の油口2b,2bから流出した油は油路20から方向
制御弁3を経てタンク21へ戻る(本油圧回路はブーム
シリンダ2が伸長するときのみ増速できる)。
流油路9を介して第1の油圧ポンプ1の吐出油へ合流
し、油路19を経てブームシリンダ2,2の一方の油口
2a,2aへ流入する。従って、ブームシリンダ2,2
が増速されながら伸長する。ブームシリンダ2,2の他
方の油口2b,2bから流出した油は油路20から方向
制御弁3を経てタンク21へ戻る(本油圧回路はブーム
シリンダ2が伸長するときのみ増速できる)。
【0006】又、アームシリンダ4の作動についても同
様であり、アームシリンダ用の方向制御弁8及びアーム
シリンダ増速用の方向制御弁5を切り替えることによ
り、アームシリンダを開き側或いは閉じ側へ作動させる
(本油圧回路はアームシリンダ4が開閉何れの場合も増
速できる)。
様であり、アームシリンダ用の方向制御弁8及びアーム
シリンダ増速用の方向制御弁5を切り替えることによ
り、アームシリンダを開き側或いは閉じ側へ作動させる
(本油圧回路はアームシリンダ4が開閉何れの場合も増
速できる)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の建設機械の油圧
回路は、前述したように、複数の油圧ポンプの夫々の油
圧回路系統を接続して複合操作している。例えば、図1
4に示したパワーショベルのブーム22とアーム23と
を同時に作動させながら、バケットの爪先24を水平移
動させる所謂床掘作業の場合には、図12に示したアー
ムシリンダ用の方向制御弁8及びアームシリンダ増速用
の方向制御弁5を中立位置から徐々に8a及び5aのフ
ルストローク側へ切り替えていき、ブームシリンダ用の
方向制御弁3及びブームシリンダ増速用の方向制御弁7
は、図15に示すようにアーム23の動きに合わせて微
動操作して制御している。
回路は、前述したように、複数の油圧ポンプの夫々の油
圧回路系統を接続して複合操作している。例えば、図1
4に示したパワーショベルのブーム22とアーム23と
を同時に作動させながら、バケットの爪先24を水平移
動させる所謂床掘作業の場合には、図12に示したアー
ムシリンダ用の方向制御弁8及びアームシリンダ増速用
の方向制御弁5を中立位置から徐々に8a及び5aのフ
ルストローク側へ切り替えていき、ブームシリンダ用の
方向制御弁3及びブームシリンダ増速用の方向制御弁7
は、図15に示すようにアーム23の動きに合わせて微
動操作して制御している。
【0008】然し、図12に示すようにブームシリンダ
用の方向制御弁3の下流にアームシリンダ増速用の方向
制御弁5があるため、第1の油圧ポンプ1の吐出量Q1
はブームシリンダ2,2へ供給され、第2の油圧ポンプ
6の吐出量Q2 は、油路25によりブームシリンダ2,
2の負荷圧とアームシリンダ4の負荷圧との差に応じ
て、その大部分がアームシリンダ4へ供給され、残りの
一部分が合流油路9からブームシリンダ2,2へ供給さ
れる。従って、ブームシリンダ2,2へ供給される流量
がアームシリンダ増速用の方向制御弁5の操作によって
影響を受けて変化し、ブーム22の微動操作が困難とな
る。
用の方向制御弁3の下流にアームシリンダ増速用の方向
制御弁5があるため、第1の油圧ポンプ1の吐出量Q1
はブームシリンダ2,2へ供給され、第2の油圧ポンプ
6の吐出量Q2 は、油路25によりブームシリンダ2,
2の負荷圧とアームシリンダ4の負荷圧との差に応じ
て、その大部分がアームシリンダ4へ供給され、残りの
一部分が合流油路9からブームシリンダ2,2へ供給さ
れる。従って、ブームシリンダ2,2へ供給される流量
がアームシリンダ増速用の方向制御弁5の操作によって
影響を受けて変化し、ブーム22の微動操作が困難とな
る。
【0009】そこで、建設機械の床掘作業等に於いて、
アームシリンダとブームシリンダを複合操作する場合
に、ブームの微動操作を容易にするために解決すべき技
術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解
決することを目的とする。
アームシリンダとブームシリンダを複合操作する場合
に、ブームの微動操作を容易にするために解決すべき技
術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解
決することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、複数の油圧ポンプを
備え、第1の油圧ポンプの油圧回路系統に上流側からブ
ームシリンダ用の方向制御弁とアームシリンダ増速用の
方向制御弁をタンデム接続し、第2の油圧ポンプの油圧
回路系統に上流側からブームシリンダ増速用の方向制御
弁とアームシリンダ用の方向制御弁をパラレル接続する
とともに、ブームシリンダ増速用の方向制御弁の下流側
とブームシリンダ用の方向制御弁の上流側との間、及び
アームシリンダ増速用の方向制御弁の上流側とアームシ
リンダ用の方向制御弁の上流側との間を、夫々合流油路
にて接続した油圧回路に於いて、前記ブームシリンダ用
の方向制御弁のスプール内に、ブームシリンダが伸長す
る方向に圧力補償する圧力制御弁をスプール開口の下流
に該スプールと同軸に設け、且つ、該圧力制御弁のばね
をスプールの中心側に配置したことを特徴とする建設機
械の油圧回路を提供するものである。
するために提案されたものであり、複数の油圧ポンプを
備え、第1の油圧ポンプの油圧回路系統に上流側からブ
ームシリンダ用の方向制御弁とアームシリンダ増速用の
方向制御弁をタンデム接続し、第2の油圧ポンプの油圧
回路系統に上流側からブームシリンダ増速用の方向制御
弁とアームシリンダ用の方向制御弁をパラレル接続する
とともに、ブームシリンダ増速用の方向制御弁の下流側
とブームシリンダ用の方向制御弁の上流側との間、及び
アームシリンダ増速用の方向制御弁の上流側とアームシ
リンダ用の方向制御弁の上流側との間を、夫々合流油路
にて接続した油圧回路に於いて、前記ブームシリンダ用
の方向制御弁のスプール内に、ブームシリンダが伸長す
る方向に圧力補償する圧力制御弁をスプール開口の下流
に該スプールと同軸に設け、且つ、該圧力制御弁のばね
をスプールの中心側に配置したことを特徴とする建設機
械の油圧回路を提供するものである。
【0011】
【作用】ブームシリンダ用の方向制御弁を、ブームシリ
ンダが伸長する方向へ切り替えた場合、該方向制御弁に
内蔵した圧力制御弁により、該方向制御弁の開口面積即
ち方向制御弁の操作量に比例した流量が通過する。従っ
て、アームシリンダ用の方向制御弁及びアームシリンダ
増速用の方向制御弁を操作し、更に、ブームシリンダ用
の方向制御弁とブームシリンダ増速用の方向制御弁を微
動操作した場合であっても、アームシリンダ増速用の方
向制御弁の操作量の影響を受けず、ブームシリンダには
ブームシリンダ用の方向制御弁の操作量に比例した流量
が流れ、ブームの微動操作が容易となる。
ンダが伸長する方向へ切り替えた場合、該方向制御弁に
内蔵した圧力制御弁により、該方向制御弁の開口面積即
ち方向制御弁の操作量に比例した流量が通過する。従っ
て、アームシリンダ用の方向制御弁及びアームシリンダ
増速用の方向制御弁を操作し、更に、ブームシリンダ用
の方向制御弁とブームシリンダ増速用の方向制御弁を微
動操作した場合であっても、アームシリンダ増速用の方
向制御弁の操作量の影響を受けず、ブームシリンダには
ブームシリンダ用の方向制御弁の操作量に比例した流量
が流れ、ブームの微動操作が容易となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図11に
従って詳述する。尚、説明の都合上、従来技術と同一構
成部分には同一符号を付して説明を省略する。図1は建
設機械の油圧回路を示したものであり、符号26はブー
ムシリンダ2,2用の方向制御弁であり、このブームシ
リンダ用の方向制御弁26以外の構成は図12に示した
従来の油圧回路と同一である。
従って詳述する。尚、説明の都合上、従来技術と同一構
成部分には同一符号を付して説明を省略する。図1は建
設機械の油圧回路を示したものであり、符号26はブー
ムシリンダ2,2用の方向制御弁であり、このブームシ
リンダ用の方向制御弁26以外の構成は図12に示した
従来の油圧回路と同一である。
【0013】図2及び図3は、前記ブームシリンダ用の
方向制御弁26の詳細を示し、図示した状態はスプール
27が中立位置Cにあり、第1の油圧ポンプ1の吐出油
路28はアームシリンダ増速用の方向制御弁5への油路
29に連通する。前記ブームシリンダ用の方向制御弁2
6のスプール27の内部に、スプール27と同軸に圧力
制御弁30のスプール31を設け、該圧力制御弁30の
ばね32を方向制御弁26のスプール27の中心側に配
置する。
方向制御弁26の詳細を示し、図示した状態はスプール
27が中立位置Cにあり、第1の油圧ポンプ1の吐出油
路28はアームシリンダ増速用の方向制御弁5への油路
29に連通する。前記ブームシリンダ用の方向制御弁2
6のスプール27の内部に、スプール27と同軸に圧力
制御弁30のスプール31を設け、該圧力制御弁30の
ばね32を方向制御弁26のスプール27の中心側に配
置する。
【0014】ここで、前記ブームシリンダ用の方向制御
弁26が中立位置Cにあり、且つ、ブームシリンダ2,
2が作動していないときには、吐出油路28の油圧PP
とブームシリンダ2,2への油路19の油圧PB とを比
較すれば、PP >PB となる。従って、吐出油路28の
圧力油は油路29を経てアームシリンダ増速用の方向制
御弁5へ送られるとともに、吐出油路28の圧力油の一
部はチェック弁33を通過し、油路34,34に分岐す
る。一方の油路34の圧力油はスプール31内に設けた
パイロット油路35を通過してスプール31の右端部へ
導出される。又、油路19の圧力油は絞り36を通過し
てパイロット油路37へ導出されるが、パイロット油路
37のパイロット圧Pu とばね32のばね力FS との合
力が、パイロット油路35のパイロット圧PP より小で
あるため、スプール31はばね32の押圧に抗して図中
左方へ移動し、図2及び図3に示したように、スプール
27に内蔵した圧力制御弁30は閉じ側へ作用する。
弁26が中立位置Cにあり、且つ、ブームシリンダ2,
2が作動していないときには、吐出油路28の油圧PP
とブームシリンダ2,2への油路19の油圧PB とを比
較すれば、PP >PB となる。従って、吐出油路28の
圧力油は油路29を経てアームシリンダ増速用の方向制
御弁5へ送られるとともに、吐出油路28の圧力油の一
部はチェック弁33を通過し、油路34,34に分岐す
る。一方の油路34の圧力油はスプール31内に設けた
パイロット油路35を通過してスプール31の右端部へ
導出される。又、油路19の圧力油は絞り36を通過し
てパイロット油路37へ導出されるが、パイロット油路
37のパイロット圧Pu とばね32のばね力FS との合
力が、パイロット油路35のパイロット圧PP より小で
あるため、スプール31はばね32の押圧に抗して図中
左方へ移動し、図2及び図3に示したように、スプール
27に内蔵した圧力制御弁30は閉じ側へ作用する。
【0015】一方、前記ブームシリンダ用の方向制御弁
26が中立位置Cにあり、且つ、ブームシリンダ2,2
が吊り荷状態で油路19内の保持圧PB が高いときは、
PP<PB となる。従って、前述と同様に吐出油路28
の圧力油は油路29を経てアームシリンダ増速用の方向
制御弁5へ送られる。然し、油路19から絞り36を通
過してパイロット油路37へ導出されたパイロット圧P
u とばね32のばね力FS との合力が、パイロット油路
35のパイロット圧PP より大となるため、スプール3
5は図中右方へ移動し、図4及び図5に示したように、
スプール27に内蔵した圧力制御弁30は開き側へ作用
する。
26が中立位置Cにあり、且つ、ブームシリンダ2,2
が吊り荷状態で油路19内の保持圧PB が高いときは、
PP<PB となる。従って、前述と同様に吐出油路28
の圧力油は油路29を経てアームシリンダ増速用の方向
制御弁5へ送られる。然し、油路19から絞り36を通
過してパイロット油路37へ導出されたパイロット圧P
u とばね32のばね力FS との合力が、パイロット油路
35のパイロット圧PP より大となるため、スプール3
5は図中右方へ移動し、図4及び図5に示したように、
スプール27に内蔵した圧力制御弁30は開き側へ作用
する。
【0016】次に、前記ブームシリンダ用の方向制御弁
26を中立位置Cからブーム伸長位置Aへ切り替えた場
合は、図6及び図7に示すように、スプール27全体が
図中左方向へスライドし、吐出油路28と油路29とが
遮断され、吐出油路28からはアーム増速用の方向制御
弁5に圧力油が流入しない。従って、吐出油路28の圧
力油はチェック弁33を通過し、油路34,34に分岐
する。一方の油路34の圧力油は絞り36を通過して油
路19からブームシリンダ2,2の一方の油口2a,2
aへ流入し、ブームシリンダ2,2が伸長する。そし
て、ブームシリンダ2,2の他方の油口2b,2bから
流出した油は油路20から方向制御弁26を経てタンク
21へ戻る。又、絞り36を通過した圧力油の一部はパ
イロット油路37へ導出され、パイロット圧Pu とばね
32のばね力FS との合力がパイロット油路35のパイ
ロット圧PP に対抗する。
26を中立位置Cからブーム伸長位置Aへ切り替えた場
合は、図6及び図7に示すように、スプール27全体が
図中左方向へスライドし、吐出油路28と油路29とが
遮断され、吐出油路28からはアーム増速用の方向制御
弁5に圧力油が流入しない。従って、吐出油路28の圧
力油はチェック弁33を通過し、油路34,34に分岐
する。一方の油路34の圧力油は絞り36を通過して油
路19からブームシリンダ2,2の一方の油口2a,2
aへ流入し、ブームシリンダ2,2が伸長する。そし
て、ブームシリンダ2,2の他方の油口2b,2bから
流出した油は油路20から方向制御弁26を経てタンク
21へ戻る。又、絞り36を通過した圧力油の一部はパ
イロット油路37へ導出され、パイロット圧Pu とばね
32のばね力FS との合力がパイロット油路35のパイ
ロット圧PP に対抗する。
【0017】ここで、ブームシリンダ2へ流入する流量
Qは次式で表される。
Qは次式で表される。
【0018】
【数1】
【0019】又、圧力制御弁30のスプール31の釣り
合いは次式で表される。
合いは次式で表される。
【0020】
【数2】
【0021】従って、(1式)及び(3式)から、
【0022】
【数3】
【0023】ここで、流量係数C及びばね力FS は一定
であるから、ブームシリンダ2へ流入する流量Qは方向
制御弁26の開口面積aに比例する。即ち、ブームシリ
ンダ用の方向制御弁26の操作量に比例した流量がブー
ムシリンダ2へ流れる。従って、第1の油圧ポンプ1の
吐出圧が低く、パイロット油路37のパイロット圧Pu
とばね32のばね力FS との合力が、パイロット油路3
5のパイロット圧PP より極めて大であれば、図6及び
図7に示すように、圧力制御弁30のスプール31が図
中右方へ移動し、圧力制御弁30は開き側に作用する。
これに対して、第1の油圧ポンプ1の吐出圧が高く、パ
イロット油路37のパイロット圧Pu とばね32のばね
力FS との合力が、パイロット油路35のパイロット圧
P P より極めて小となれば、図8及び図9に示すように
圧力制御弁30のスプール31が図中左方へ移動し、圧
力制御弁30は閉じ側に作用する。
であるから、ブームシリンダ2へ流入する流量Qは方向
制御弁26の開口面積aに比例する。即ち、ブームシリ
ンダ用の方向制御弁26の操作量に比例した流量がブー
ムシリンダ2へ流れる。従って、第1の油圧ポンプ1の
吐出圧が低く、パイロット油路37のパイロット圧Pu
とばね32のばね力FS との合力が、パイロット油路3
5のパイロット圧PP より極めて大であれば、図6及び
図7に示すように、圧力制御弁30のスプール31が図
中右方へ移動し、圧力制御弁30は開き側に作用する。
これに対して、第1の油圧ポンプ1の吐出圧が高く、パ
イロット油路37のパイロット圧Pu とばね32のばね
力FS との合力が、パイロット油路35のパイロット圧
P P より極めて小となれば、図8及び図9に示すように
圧力制御弁30のスプール31が図中左方へ移動し、圧
力制御弁30は閉じ側に作用する。
【0024】而して、ブームシリンダ用の方向制御弁2
6のスプール27に内蔵した圧力制御弁30は、該方向
制御弁26をブーム伸長側へ操作したときに、該方向制
御弁26の操作量に対して大きな流量が通過するのを防
止し、(3式)に示した関係を保持するように、図7に
示した状態と図9に示した状態の範囲内でスプール31
が適宜移動する。
6のスプール27に内蔵した圧力制御弁30は、該方向
制御弁26をブーム伸長側へ操作したときに、該方向制
御弁26の操作量に対して大きな流量が通過するのを防
止し、(3式)に示した関係を保持するように、図7に
示した状態と図9に示した状態の範囲内でスプール31
が適宜移動する。
【0025】斯くして、建設機械によって床掘作業を行
う場合に、アームシリンダ用の方向制御弁8及びアーム
シリンダ増速用の方向制御弁5を操作しながら、ブーム
シリンダ用の方向制御弁26を微動操作したときには、
従来型のようにアームシリンダ増速用の方向制御弁5の
操作量の影響を受けず、ブームシリンダ2,2には前記
方向制御弁26の操作量に比例した流量が流れ、ブーム
の微動操作が極めて容易となる。
う場合に、アームシリンダ用の方向制御弁8及びアーム
シリンダ増速用の方向制御弁5を操作しながら、ブーム
シリンダ用の方向制御弁26を微動操作したときには、
従来型のようにアームシリンダ増速用の方向制御弁5の
操作量の影響を受けず、ブームシリンダ2,2には前記
方向制御弁26の操作量に比例した流量が流れ、ブーム
の微動操作が極めて容易となる。
【0026】次に、前記ブームシリンダ用の方向制御弁
26を中立位置Cからブーム収縮位置Bへ切り替えた場
合は、図10及び図11に示すように、スプール27全
体が図中右方向へスライドし、吐出油路28と油路29
とが遮断され、吐出油路28からはアーム増速用の方向
制御弁5に圧力油が流入しない。従って、吐出油路28
の圧力油はチェック弁33を通過し、油路34,34に
分岐し、図11に示したように一方の油路34は行き止
まりとなるが、他方の油路34がバイパス油路38を介
して油路20と連通する。即ち、吐出油路28の圧力油
は油路20からブームシリンダ2,2の他方の油口2
b,2bへ流入し、ブームシリンダ2,2が収縮する。
26を中立位置Cからブーム収縮位置Bへ切り替えた場
合は、図10及び図11に示すように、スプール27全
体が図中右方向へスライドし、吐出油路28と油路29
とが遮断され、吐出油路28からはアーム増速用の方向
制御弁5に圧力油が流入しない。従って、吐出油路28
の圧力油はチェック弁33を通過し、油路34,34に
分岐し、図11に示したように一方の油路34は行き止
まりとなるが、他方の油路34がバイパス油路38を介
して油路20と連通する。即ち、吐出油路28の圧力油
は油路20からブームシリンダ2,2の他方の油口2
b,2bへ流入し、ブームシリンダ2,2が収縮する。
【0027】そして、ブームシリンダ2,2の一方の油
口2a,2aから流出した油は、油路19から方向制御
弁26の絞り36を通過してタンク21へ戻るととも
に、その一部はパイロット油路37へ導出され、パイロ
ット圧Pu を発生する。又、パイロット油路35内の油
が油路19からの油とともにタンク21へ戻るため、圧
力制御弁30のスプール31は図中右方向へ移動した状
態となる。
口2a,2aから流出した油は、油路19から方向制御
弁26の絞り36を通過してタンク21へ戻るととも
に、その一部はパイロット油路37へ導出され、パイロ
ット圧Pu を発生する。又、パイロット油路35内の油
が油路19からの油とともにタンク21へ戻るため、圧
力制御弁30のスプール31は図中右方向へ移動した状
態となる。
【0028】尚、この発明は、この発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この発
明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この発
明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したように
構成したので、建設機械によって床掘作業を行う場合
に、アームシリンダ用の方向制御弁及びアームシリンダ
増速用の方向制御弁を操作しながら、ブームシリンダ用
の方向制御弁を微動操作しても、アームシリンダ増速用
の方向制御弁の操作量の影響を受けない。
構成したので、建設機械によって床掘作業を行う場合
に、アームシリンダ用の方向制御弁及びアームシリンダ
増速用の方向制御弁を操作しながら、ブームシリンダ用
の方向制御弁を微動操作しても、アームシリンダ増速用
の方向制御弁の操作量の影響を受けない。
【0030】従って、ブームシリンダにはブームシリン
ダ用の方向制御弁の操作量に比例した流量が流れ、ブー
ムの微動操作が極めて容易となり、建設機械の油圧回路
の操作性が向上する。
ダ用の方向制御弁の操作量に比例した流量が流れ、ブー
ムの微動操作が極めて容易となり、建設機械の油圧回路
の操作性が向上する。
【図1】本発明の一実施例である建設機械の油圧回路
図。
図。
【図2】ブームシリンダ用の方向制御弁が中立位置にあ
り、ブームが作動していないときの方向制御弁のスプー
ルの油圧回路図。
り、ブームが作動していないときの方向制御弁のスプー
ルの油圧回路図。
【図3】図2に示した状態のときのスプールの断面図。
【図4】ブームシリンダ用の方向制御弁が中立位置にあ
り、ブームに負荷がかかっているときの方向制御弁のス
プールの油圧回路図。
り、ブームに負荷がかかっているときの方向制御弁のス
プールの油圧回路図。
【図5】図4に示した状態のときのスプールの断面図。
【図6】ブームシリンダ用の方向制御弁がブーム伸長位
置にあり、スプール内の圧力制御弁が開き側に作用した
ときの方向制御弁のスプールの油圧回路図。
置にあり、スプール内の圧力制御弁が開き側に作用した
ときの方向制御弁のスプールの油圧回路図。
【図7】図6に示した状態のときのスプールの断面図。
【図8】ブームシリンダ用の方向制御弁がブーム伸長位
置にあり、スプール内の圧力制御弁が閉じ側に作用した
ときの方向制御弁のスプールの油圧回路図。
置にあり、スプール内の圧力制御弁が閉じ側に作用した
ときの方向制御弁のスプールの油圧回路図。
【図9】図8に示した状態のときのスプールの断面図。
【図10】ブームシリンダ用の方向制御弁がブーム収縮
位置にあるときの方向制御弁のスプールの油圧回路図。
位置にあるときの方向制御弁のスプールの油圧回路図。
【図11】図10に示した状態のときのスプールの断面
図。
図。
【図12】従来型の建設機械の油圧回路図。
【図13】パイロット圧と油圧ポンプの吐出量との関係
を示すグラフ。
を示すグラフ。
【図14】建設機械の一例としてのパワーショベルが床
掘作業を行っている状態を示す側面図。
掘作業を行っている状態を示す側面図。
【図15】建設機械の一例としてのパワーショベルが床
掘作業を行っている状態を示す側面図。
掘作業を行っている状態を示す側面図。
1 第1の油圧ポンプ 2 ブームシリンダ 4 アームシリンダ 5 アームシリンダ増速用の方向制御弁 6 第2の油圧ポンプ 7 ブームシリンダ増速用の方向制御弁 8 アームシリンダ用の方向制御弁 9,10 合流油路 26 ブームシリンダ用の方向制御弁 27 スプール 30 圧力制御弁 31 スプール 32 ばね 35,37 パイロット油路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の油圧ポンプを備え、第1の油圧ポ
ンプの油圧回路系統に上流側からブームシリンダ用の方
向制御弁とアームシリンダ増速用の方向制御弁をタンデ
ム接続し、第2の油圧ポンプの油圧回路系統に上流側か
らブームシリンダ増速用の方向制御弁とアームシリンダ
用の方向制御弁をパラレル接続するとともに、ブームシ
リンダ増速用の方向制御弁の下流側とブームシリンダ用
の方向制御弁の上流側との間、及びアームシリンダ増速
用の方向制御弁の上流側とアームシリンダ用の方向制御
弁の上流側との間を、夫々合流油路にて接続した油圧回
路に於いて、前記ブームシリンダ用の方向制御弁のスプ
ール内に、ブームシリンダが伸長する方向に圧力補償す
る圧力制御弁をスプール開口の下流に該スプールと同軸
に設け、且つ、該圧力制御弁のばねをスプールの中心側
に配置したことを特徴とする建設機械の油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055578A JPH05263806A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 建設機械の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055578A JPH05263806A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 建設機械の油圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05263806A true JPH05263806A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=13002623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4055578A Pending JPH05263806A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 建設機械の油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05263806A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002181004A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-26 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 掘削旋回作業車のブームシリンダ用切換弁 |
| WO2015049828A1 (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-09 | 川崎重工業株式会社 | コントロール弁 |
| EP3444484A1 (en) * | 2017-08-03 | 2019-02-20 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Hydraulic driving device of industrial vehicle |
| JP2019178722A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社豊田自動織機 | 油圧駆動装置 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4055578A patent/JPH05263806A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002181004A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-26 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 掘削旋回作業車のブームシリンダ用切換弁 |
| EP1342923A4 (en) * | 2000-12-11 | 2004-03-10 | Yanmar Diesel Engine Co | SWITCHING VALVE FOR EXHAUST CYLINDER OF AN EXCAVATOR / SWIVELING CAR |
| KR100792611B1 (ko) * | 2000-12-11 | 2008-01-09 | 얀마 가부시키가이샤 | 굴삭선회작업차의 붐실린더용 스위칭밸브 |
| WO2015049828A1 (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-09 | 川崎重工業株式会社 | コントロール弁 |
| JP2015072055A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-16 | 川崎重工業株式会社 | コントロール弁 |
| EP3444484A1 (en) * | 2017-08-03 | 2019-02-20 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Hydraulic driving device of industrial vehicle |
| JP2019178722A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社豊田自動織機 | 油圧駆動装置 |
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