JPH05269112A - 流れ補償されたssfpパルスシーケンスを使用するnmrイメージング法 - Google Patents
流れ補償されたssfpパルスシーケンスを使用するnmrイメージング法Info
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- JPH05269112A JPH05269112A JP4194356A JP19435692A JPH05269112A JP H05269112 A JPH05269112 A JP H05269112A JP 4194356 A JP4194356 A JP 4194356A JP 19435692 A JP19435692 A JP 19435692A JP H05269112 A JPH05269112 A JP H05269112A
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- G—PHYSICS
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- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
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- G01R33/48—NMR imaging systems
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 定常状態自由歳差運動高速パルスシーケンス
で読出し勾配を流れ補償し、パルスシーケンスを短縮す
る。 【構成】 パルスシーケンスに、横磁化を再集束して後
続のパルスシーケンスの間にS−NMR信号254を発
生させる読出し勾配波形256を設ける。部分的なエコ
ー信号取得が行われ、これにより流れ補償を乱すことな
くパルスシーケンスを短縮し、S+NMR信号をデータ
取得窓260からずらすことができる。位相サイクリン
グと組み合わせてビューの再順序付けを使用することに
より、S+NMR信号が抑圧される。
で読出し勾配を流れ補償し、パルスシーケンスを短縮す
る。 【構成】 パルスシーケンスに、横磁化を再集束して後
続のパルスシーケンスの間にS−NMR信号254を発
生させる読出し勾配波形256を設ける。部分的なエコ
ー信号取得が行われ、これにより流れ補償を乱すことな
くパルスシーケンスを短縮し、S+NMR信号をデータ
取得窓260からずらすことができる。位相サイクリン
グと組み合わせてビューの再順序付けを使用することに
より、S+NMR信号が抑圧される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の分野は核磁気共鳴イメー
ジングの方法およびシステムである。更に詳しくは、本
発明は定常状態自由歳差運動パルスシーケンスの流れ補
償に関するものである。
ジングの方法およびシステムである。更に詳しくは、本
発明は定常状態自由歳差運動パルスシーケンスの流れ補
償に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気モーメントを持つどの核もそれに加
えられる磁界の方向に自身を揃えようとする。しかし、
そうする際、核は磁界の強さおよび特定の核種の性質
(核の磁気回転比γ)によって決まる特性角周波数(ラ
ーモア周波数)で上記の方向を中心にして歳差運動を行
う。この現象を示す核をここでは「スピン」と呼ぶ。
えられる磁界の方向に自身を揃えようとする。しかし、
そうする際、核は磁界の強さおよび特定の核種の性質
(核の磁気回転比γ)によって決まる特性角周波数(ラ
ーモア周波数)で上記の方向を中心にして歳差運動を行
う。この現象を示す核をここでは「スピン」と呼ぶ。
【0003】人体組織のような物質に一様な磁界(分極
磁界B0 )が加えられたとき、組織内のスピンの個々の
磁気モーメントはこの分極磁界と揃おうとするが、それ
を中心としてそれらの特性ラーモア周波数でランダムな
順序に歳差運動を行う。分極磁界の方向に正味磁気モー
メントMz が作成されるが、垂直平面すなわち横平面
(x−y平面)内のランダムな方向を向いた磁気成分は
相互に相殺する。しかし、x−y平面の中にありラーモ
ア周波数に近い磁界(励起磁界B1 )が物質すなわち組
織に加えられると、正味の、揃えられたモーメントMz
をx−y平面へ回転すなわち「傾ける」ことにより、正
味横磁気モーメントMt が作成され、これはラーモア周
波数でx−y平面内で回転すなわちスピンする。正味磁
気モーメントMz が傾けられる程度、したがって正味横
磁気モーメントMt の大きさは主として、印加される励
起磁界B1 の時間長と大きさによって決まる。
磁界B0 )が加えられたとき、組織内のスピンの個々の
磁気モーメントはこの分極磁界と揃おうとするが、それ
を中心としてそれらの特性ラーモア周波数でランダムな
順序に歳差運動を行う。分極磁界の方向に正味磁気モー
メントMz が作成されるが、垂直平面すなわち横平面
(x−y平面)内のランダムな方向を向いた磁気成分は
相互に相殺する。しかし、x−y平面の中にありラーモ
ア周波数に近い磁界(励起磁界B1 )が物質すなわち組
織に加えられると、正味の、揃えられたモーメントMz
をx−y平面へ回転すなわち「傾ける」ことにより、正
味横磁気モーメントMt が作成され、これはラーモア周
波数でx−y平面内で回転すなわちスピンする。正味磁
気モーメントMz が傾けられる程度、したがって正味横
磁気モーメントMt の大きさは主として、印加される励
起磁界B1 の時間長と大きさによって決まる。
【0004】この現象の実際的な価値は励起信号B1 の
終了後に、励起されたスピンが放出する信号に存在す
る。簡単なシステムでは、励起されたスピンが受信コイ
ル内に振動する正弦波信号を誘導する。この信号の周波
数はラーモア周波数であり、その初期振幅A0 は横磁気
モーメントMt の大きさによって決定される。放出信号
の振幅Aは時間tとともに次式のように指数関数的に減
衰する。
終了後に、励起されたスピンが放出する信号に存在す
る。簡単なシステムでは、励起されたスピンが受信コイ
ル内に振動する正弦波信号を誘導する。この信号の周波
数はラーモア周波数であり、その初期振幅A0 は横磁気
モーメントMt の大きさによって決定される。放出信号
の振幅Aは時間tとともに次式のように指数関数的に減
衰する。
【0005】
【数1】
【0006】減衰定数1/T2 * は磁界の均一性、およ
び「スピンスピン緩和」定数または「横緩和」定数と呼
ばれるT2 によって左右される。T2 定数は完全に均一
な磁界で励起信号B1 が除去された後にスピンの揃った
歳差運動が位相外しされる指数速度に逆比例する。NM
R信号の振幅Aに寄与するもう一つの重要な要素はスピ
ン格子緩和プロセスと呼ばれ、これは時定数T1 で特徴
付けられる。これは正味磁気モーメントMの、その平衡
値への、磁気分極(z)の軸に沿った復帰を記述する。
T1 時定数はT2 より長く、医学的に関心のある殆どの
物質ではずっと長くなる。
び「スピンスピン緩和」定数または「横緩和」定数と呼
ばれるT2 によって左右される。T2 定数は完全に均一
な磁界で励起信号B1 が除去された後にスピンの揃った
歳差運動が位相外しされる指数速度に逆比例する。NM
R信号の振幅Aに寄与するもう一つの重要な要素はスピ
ン格子緩和プロセスと呼ばれ、これは時定数T1 で特徴
付けられる。これは正味磁気モーメントMの、その平衡
値への、磁気分極(z)の軸に沿った復帰を記述する。
T1 時定数はT2 より長く、医学的に関心のある殆どの
物質ではずっと長くなる。
【0007】本発明に特に関連するNMR測定は「パル
スNMR測定」と呼ばれる。このようなNMR測定は励
起期間と信号放出期間に分けられる。このような測定は
サイクリックに行われ、NMR測定が多数回繰り返され
ることにより、各サイクルの間に異なるデータが累積さ
れる。すなわち、対象の中の異なる位置で同じ測定が行
われる。非常に様々な予備励起手法が知られており、こ
れらの手法では大きさ、継続時間、および方向が異なる
1個以上の励起パルス(B1 )が印加される。このよう
な励起パルスは狭い周波数スペクトル(選択的励起パル
ス)を有していてもよく、あるいはある範囲の共鳴周波
数にわたって横方向磁化Mt を生じる広い周波数スペク
トル(非選択的励起パルス)を有していてもよい。従来
技術は特定のNMR現象を利用するように設計され、N
MR測定プロセスの特定の問題を克服する励起手法を充
分にそなえている。
スNMR測定」と呼ばれる。このようなNMR測定は励
起期間と信号放出期間に分けられる。このような測定は
サイクリックに行われ、NMR測定が多数回繰り返され
ることにより、各サイクルの間に異なるデータが累積さ
れる。すなわち、対象の中の異なる位置で同じ測定が行
われる。非常に様々な予備励起手法が知られており、こ
れらの手法では大きさ、継続時間、および方向が異なる
1個以上の励起パルス(B1 )が印加される。このよう
な励起パルスは狭い周波数スペクトル(選択的励起パル
ス)を有していてもよく、あるいはある範囲の共鳴周波
数にわたって横方向磁化Mt を生じる広い周波数スペク
トル(非選択的励起パルス)を有していてもよい。従来
技術は特定のNMR現象を利用するように設計され、N
MR測定プロセスの特定の問題を克服する励起手法を充
分にそなえている。
【0008】NMRを使って画像を作成するとき、対象
内の特定の位置からNMR信号を得るための手法が用い
られる。通常、イメージングすべき領域(関心のある領
域)は使用している特定の局部化法に応じて変わる一連
のNMR測定サイクルによって走査される。結果として
得られる受信したNMR信号の組をディジタル化し、処
理することにより、多数の周知の再構成手法のうちの一
つを使って画像が再構成される。このような走査を行う
ため、勿論、対象内の特定の位置からのNMR信号を引
き出す必要がある。これは分極磁界B0 と同じ方向を持
つがx、yおよびzの各軸に沿って勾配を持つ磁界(G
x、Gy、およびGz)を用いることによって行われ
る。各NMRサイクルの間にこれらの勾配の強さを制御
することによって、スピン励起の空間分布を制御するこ
とができ、結果として得られるNMR信号の位置を識別
することができる。
内の特定の位置からNMR信号を得るための手法が用い
られる。通常、イメージングすべき領域(関心のある領
域)は使用している特定の局部化法に応じて変わる一連
のNMR測定サイクルによって走査される。結果として
得られる受信したNMR信号の組をディジタル化し、処
理することにより、多数の周知の再構成手法のうちの一
つを使って画像が再構成される。このような走査を行う
ため、勿論、対象内の特定の位置からのNMR信号を引
き出す必要がある。これは分極磁界B0 と同じ方向を持
つがx、yおよびzの各軸に沿って勾配を持つ磁界(G
x、Gy、およびGz)を用いることによって行われ
る。各NMRサイクルの間にこれらの勾配の強さを制御
することによって、スピン励起の空間分布を制御するこ
とができ、結果として得られるNMR信号の位置を識別
することができる。
【0009】画像を構成するためのNMRデータは多数
の利用可能な手法の一つを使って収集することができ
る。通常、このような手法には、順次構成される複数の
ビュー(view)から成るパルス系列が含まれる。各
ビューは一つ以上のNMR実験を含むことができ、各実
験に少なくともRF励起パルスおよび磁界勾配パルスが
含まれることにより、NMR信号に空間情報が符号化さ
れる。
の利用可能な手法の一つを使って収集することができ
る。通常、このような手法には、順次構成される複数の
ビュー(view)から成るパルス系列が含まれる。各
ビューは一つ以上のNMR実験を含むことができ、各実
験に少なくともRF励起パルスおよび磁界勾配パルスが
含まれることにより、NMR信号に空間情報が符号化さ
れる。
【0010】医用画像を作成するために現在使用されて
いる殆どのNMRスキャンでは、必要なデータを得るの
に何分も必要となる。このスキャン時間の減少は考慮す
べき重要な点である。というのは、スキャン時間が減少
すると、患者のスループットが増大し、患者の快適さが
改良され、また動きアーチファクト(motionar
tifact)の減少により画質が向上するからであ
る。反復時間(TR:repetition tim
e)が非常に短く、その結果何分ではなく何秒で完全な
スキャンを遂行できるようなパルスシーケンスの種別が
ある。従来のより多くのパルスシーケンスでは反復時間
TRをスピン−スピン緩和定数T2 よりずっと大きくし
て、横磁化が相次ぐシーケンスの位相コヒーレント励起
パルス相互の間で緩和する時間があるようにするのに対
して、高速パルスシーケンスでは反復時間TRをT2 よ
り小さくし、横磁化を平衡定常状態に駆動する。このよ
うな手法は定常状態自由歳差運動(SSFP:stea
dy−state freeprecession)手
法と呼ばれる。その特徴は横磁化のサイクリックパター
ンにあり、結果として得られるNMR信号を各RF励起
パルスで再集束することによりエコー信号が作成され
る。このエコー信号には、各RF励起パルスの後に作成
される第一の部分S+およびRF励起パルスの直前に形
成される第二の部分S−が含まれている。
いる殆どのNMRスキャンでは、必要なデータを得るの
に何分も必要となる。このスキャン時間の減少は考慮す
べき重要な点である。というのは、スキャン時間が減少
すると、患者のスループットが増大し、患者の快適さが
改良され、また動きアーチファクト(motionar
tifact)の減少により画質が向上するからであ
る。反復時間(TR:repetition tim
e)が非常に短く、その結果何分ではなく何秒で完全な
スキャンを遂行できるようなパルスシーケンスの種別が
ある。従来のより多くのパルスシーケンスでは反復時間
TRをスピン−スピン緩和定数T2 よりずっと大きくし
て、横磁化が相次ぐシーケンスの位相コヒーレント励起
パルス相互の間で緩和する時間があるようにするのに対
して、高速パルスシーケンスでは反復時間TRをT2 よ
り小さくし、横磁化を平衡定常状態に駆動する。このよ
うな手法は定常状態自由歳差運動(SSFP:stea
dy−state freeprecession)手
法と呼ばれる。その特徴は横磁化のサイクリックパター
ンにあり、結果として得られるNMR信号を各RF励起
パルスで再集束することによりエコー信号が作成され
る。このエコー信号には、各RF励起パルスの後に作成
される第一の部分S+およびRF励起パルスの直前に形
成される第二の部分S−が含まれている。
【0011】画像を作成するために使用される二つの周
知のSSFPパルスシーケンスがある。第一のものは勾
配再集束取得定常状態(GRASS:gradient
refocused acquired stead
y−state)と呼ばれ、これは読出し勾配Gxを使
って各RF励起パルスの後に作成されるS+信号内のピ
ークをパルスシーケンスの中心に向かってシフトする。
このパルスシーケンスが図1に示されている。図1で、
NMR信号は読出し勾配Gxによって誘導されるS+勾
配エコーである。二次元イメージングでは、スライス選
択勾配パルスが勾配Gzによって作成され、周知の方法
で直ちに再集束される。その後間もなく位相符号化勾配
パルスGyが作成され、取得されたNMRデータが位相
符号化され、定常状態平衡が維持される。位相符号化勾
配パルスGyの効果は米国特許第4,665,365号
に説明されているようにNMR信号が取得された後で次
のパルスシーケンスが開始する前に、対応するGy巻き
戻し(rewinder)勾配パルスによって無効にさ
れる。
知のSSFPパルスシーケンスがある。第一のものは勾
配再集束取得定常状態(GRASS:gradient
refocused acquired stead
y−state)と呼ばれ、これは読出し勾配Gxを使
って各RF励起パルスの後に作成されるS+信号内のピ
ークをパルスシーケンスの中心に向かってシフトする。
このパルスシーケンスが図1に示されている。図1で、
NMR信号は読出し勾配Gxによって誘導されるS+勾
配エコーである。二次元イメージングでは、スライス選
択勾配パルスが勾配Gzによって作成され、周知の方法
で直ちに再集束される。その後間もなく位相符号化勾配
パルスGyが作成され、取得されたNMRデータが位相
符号化され、定常状態平衡が維持される。位相符号化勾
配パルスGyの効果は米国特許第4,665,365号
に説明されているようにNMR信号が取得された後で次
のパルスシーケンスが開始する前に、対応するGy巻き
戻し(rewinder)勾配パルスによって無効にさ
れる。
【0012】第二の周知のSSFPパルスシーケンスは
コントラスト増強高速イメージング(SSFP−ECH
O)と呼ばれ、各RF励起パルスの直前に作成されるS
−信号を使用する。このパルスシーケンスが図2に示さ
れている。図2で、取得されるNMR信号は次のRF励
起パルスで再集束するはずの横磁化を勾配で再集束する
ことによって生じるS−エコー信号である。読出し勾配
Gxはこのパルスシーケンスで大幅に異なっており、実
際の読出しパルスの前の正パルスおよび読出しパルスの
後の負パルスを含んでいる。前のパルスはFID信号
(S+)を位相外しする。そうでないと、このFID信
号(S+)はデータ取得窓の間に作成され得る。後のパ
ルスにより、次のパルスシーケンスの間に横磁化が位相
戻しされることにより、取得窓の間にエコー信号S−が
作成される。SSFP−ECHOまたはS−パルスシー
ケンスの更に詳細な説明については、マグネティック・
レゾナンス・イン・メディシン誌所載のアール・シー・
ホークスおよびエス・パッツ執筆の論文、「定常状態の
自由歳差運動を使用する高速フーリエイメージング」を
参照されたい(R.C.Hawkes and S.P
atz, ”Rapid Fourier Imagi
ng Using Steady−StateFree
Precession”, Magnetic Re
sonance in Medicine 4, p
p.9−23, 1987)。
コントラスト増強高速イメージング(SSFP−ECH
O)と呼ばれ、各RF励起パルスの直前に作成されるS
−信号を使用する。このパルスシーケンスが図2に示さ
れている。図2で、取得されるNMR信号は次のRF励
起パルスで再集束するはずの横磁化を勾配で再集束する
ことによって生じるS−エコー信号である。読出し勾配
Gxはこのパルスシーケンスで大幅に異なっており、実
際の読出しパルスの前の正パルスおよび読出しパルスの
後の負パルスを含んでいる。前のパルスはFID信号
(S+)を位相外しする。そうでないと、このFID信
号(S+)はデータ取得窓の間に作成され得る。後のパ
ルスにより、次のパルスシーケンスの間に横磁化が位相
戻しされることにより、取得窓の間にエコー信号S−が
作成される。SSFP−ECHOまたはS−パルスシー
ケンスの更に詳細な説明については、マグネティック・
レゾナンス・イン・メディシン誌所載のアール・シー・
ホークスおよびエス・パッツ執筆の論文、「定常状態の
自由歳差運動を使用する高速フーリエイメージング」を
参照されたい(R.C.Hawkes and S.P
atz, ”Rapid Fourier Imagi
ng Using Steady−StateFree
Precession”, Magnetic Re
sonance in Medicine 4, p
p.9−23, 1987)。
【0013】完全なスキャンを2,3秒内に実行するこ
とを可能にする非常に短いパルスシーケンスである上
に、S−シーケンスは多数の医用用途でこれをGRAS
Sパルスシーケンスに比べてより有用にする属性をそな
えている。更に詳しく述べると、GRASSパルスシー
ケンスで取得されるS+信号の振幅はほぼ比T2 /T1
の関数であるのに対して、S−パルスシーケンスで取得
されるS−信号は付加的なT2 依存性をそなえている。
その結果、S−はT2 の異なる組織相互の間により良い
コントラストを与えるT2 重み付けされたパルスシーケ
ンスである。T2は病的な組織の良好な指標であるの
で、S−パルスシーケンスは再構成された画像で正常な
組織と病的な組織との間に良好なコントラストを与え
る。
とを可能にする非常に短いパルスシーケンスである上
に、S−シーケンスは多数の医用用途でこれをGRAS
Sパルスシーケンスに比べてより有用にする属性をそな
えている。更に詳しく述べると、GRASSパルスシー
ケンスで取得されるS+信号の振幅はほぼ比T2 /T1
の関数であるのに対して、S−パルスシーケンスで取得
されるS−信号は付加的なT2 依存性をそなえている。
その結果、S−はT2 の異なる組織相互の間により良い
コントラストを与えるT2 重み付けされたパルスシーケ
ンスである。T2は病的な組織の良好な指標であるの
で、S−パルスシーケンスは再構成された画像で正常な
組織と病的な組織との間に良好なコントラストを与え
る。
【0014】都合の悪いことに、S−パルスシーケンス
は動くスピンの結果として再構成画像に歪みまたはアー
チファクトを生じやすい。たとえば、読出し勾配の方向
の血流は不正確に位置符号化されるので、流れているス
ピンにより生じる信号は再構成画像で誤った位置に配置
される。この運動や流れのアーチファクトの生じ易さは
前のパルスシーケンスの間に発生されたRF励起パルス
によって作られる横磁化によりS−信号が作成されると
いう事実による。励起と読出しの間の長い時間(>2T
R)にわたって、勾配磁界は大きな双極子モーメントを
作成し、この双極子モーメントによりS−信号は流れと
運動に敏感になる。
は動くスピンの結果として再構成画像に歪みまたはアー
チファクトを生じやすい。たとえば、読出し勾配の方向
の血流は不正確に位置符号化されるので、流れているス
ピンにより生じる信号は再構成画像で誤った位置に配置
される。この運動や流れのアーチファクトの生じ易さは
前のパルスシーケンスの間に発生されたRF励起パルス
によって作られる横磁化によりS−信号が作成されると
いう事実による。励起と読出しの間の長い時間(>2T
R)にわたって、勾配磁界は大きな双極子モーメントを
作成し、この双極子モーメントによりS−信号は流れと
運動に敏感になる。
【0015】米国特許第4,973,906号、「流れ
補償されたNMR高速パルスシーケンス」(Flow
Compensated NMR Fast Puls
eSequence)に開示された本発明者による先行
発明では、流れ補償されたS−パルスシーケンスが開示
されている。本出願の図3に示すように、この先行発明
のGx読出し勾配パルスは中央の正の勾配パルス10、
先頭の負の勾配パルス11、および後尾の負の勾配パル
ス12で構成される。読出しパルス10はS−NMR信
号を再集束し、周知の方法で取得データを周波数符号化
する。後尾の負の勾配パルス12はスピンの位相外しを
行い、次のパルスシーケンスの間のS−NMR信号の作
成を設定する。この先行発明が教えるところによれば、
読出し勾配を流れ補償して流れアーチファクトの発生を
減らすように先頭の負の勾配パルス11が選択される。
実際上は、この補償は完全には行うことができず、妥協
値が使用される。
補償されたNMR高速パルスシーケンス」(Flow
Compensated NMR Fast Puls
eSequence)に開示された本発明者による先行
発明では、流れ補償されたS−パルスシーケンスが開示
されている。本出願の図3に示すように、この先行発明
のGx読出し勾配パルスは中央の正の勾配パルス10、
先頭の負の勾配パルス11、および後尾の負の勾配パル
ス12で構成される。読出しパルス10はS−NMR信
号を再集束し、周知の方法で取得データを周波数符号化
する。後尾の負の勾配パルス12はスピンの位相外しを
行い、次のパルスシーケンスの間のS−NMR信号の作
成を設定する。この先行発明が教えるところによれば、
読出し勾配を流れ補償して流れアーチファクトの発生を
減らすように先頭の負の勾配パルス11が選択される。
実際上は、この補償は完全には行うことができず、妥協
値が使用される。
【0016】
【発明の概要】本発明は取得されたS−NMR信号がS
+NMR信号から分離されて、運動アーチファクトを受
けにくいようにする改良SSFP−ECHOパルスシー
ケンスに関するものである。更に詳しく述べると、本発
明のNMRパルスシーケンスでは読出し勾配に、後続の
パルスシーケンスの読出し勾配と協力してS−NMR信
号を再集束する後尾の負のローブ、および運動に対する
感度を下げるように、またS+NMR信号をデータ取得
窓からずらすように選定された先頭の負のローブが設け
られている。また、読出し勾配ローブのサイズを小さく
して、充分に補償されていない残留双極子モーメントの
サイズを小さくするために、部分的なエコーデータ取得
が行われる。本発明の更にもう一つの側面によれば、S
+NMR信号が再構成画像に生じる干渉が位相サイクリ
ングにより大幅に低減され、またスキャンの間に位相符
号化シーケンスの順序を変えることにより、所望の定常
状態条件がこのような位相サイクリングによって乱され
ることは無い。
+NMR信号から分離されて、運動アーチファクトを受
けにくいようにする改良SSFP−ECHOパルスシー
ケンスに関するものである。更に詳しく述べると、本発
明のNMRパルスシーケンスでは読出し勾配に、後続の
パルスシーケンスの読出し勾配と協力してS−NMR信
号を再集束する後尾の負のローブ、および運動に対する
感度を下げるように、またS+NMR信号をデータ取得
窓からずらすように選定された先頭の負のローブが設け
られている。また、読出し勾配ローブのサイズを小さく
して、充分に補償されていない残留双極子モーメントの
サイズを小さくするために、部分的なエコーデータ取得
が行われる。本発明の更にもう一つの側面によれば、S
+NMR信号が再構成画像に生じる干渉が位相サイクリ
ングにより大幅に低減され、またスキャンの間に位相符
号化シーケンスの順序を変えることにより、所望の定常
状態条件がこのような位相サイクリングによって乱され
ることは無い。
【0017】本発明の一般的な目的は定常状態自由歳差
運動高速NMRパルスシーケンス内の読出し勾配の流れ
補償をすることである。各パルスシーケンスの間に部分
的なNMRエコー信号取得を行うことにより、読出し勾
配ローブのサイズを小さくすることができる。このロー
ブが運動に敏感な双極子勾配モーメントを発生するの
で、ローブのサイズを小さくすることにより、パルスシ
ーケンスの流れ補償を行う仕事が低減される。またこれ
により、先頭の負の読出し勾配ローブのサイズを大きく
して、著しい運動や流れのアーチファクトを生じること
なくS+NMR信号を取得窓からずらすこともできる。
運動高速NMRパルスシーケンス内の読出し勾配の流れ
補償をすることである。各パルスシーケンスの間に部分
的なNMRエコー信号取得を行うことにより、読出し勾
配ローブのサイズを小さくすることができる。このロー
ブが運動に敏感な双極子勾配モーメントを発生するの
で、ローブのサイズを小さくすることにより、パルスシ
ーケンスの流れ補償を行う仕事が低減される。またこれ
により、先頭の負の読出し勾配ローブのサイズを大きく
して、著しい運動や流れのアーチファクトを生じること
なくS+NMR信号を取得窓からずらすこともできる。
【0018】本発明のもう一つの目的はスライス選択方
向および位相符号化方向に於ける「クラッシャ」(cr
usher)勾配パルスの必要性を低減することであ
る。S+信号を取得窓からずらすことにより、クラッシ
ャ勾配パルスがS+信号の位相外しを行う必要性は低下
する。これにより、勾配増幅器に対する電力の要求が低
減し、パルスシーケンスを更に短縮することができる。
向および位相符号化方向に於ける「クラッシャ」(cr
usher)勾配パルスの必要性を低減することであ
る。S+信号を取得窓からずらすことにより、クラッシ
ャ勾配パルスがS+信号の位相外しを行う必要性は低下
する。これにより、勾配増幅器に対する電力の要求が低
減し、パルスシーケンスを更に短縮することができる。
【0019】本発明の更にもう一つの目的はS−パルス
シーケンスで遂行されるスキャンで必要とされる定常状
態条件を乱すことなくS+NMR信号からの干渉を低減
することである。RF励起パルスの位相がビュー毎に交
替するスキャンを遂行し、またNMRデータを位相が交
替しないスキャンから取得されたNMRデータと組み合
わせることにより、S+NMR信号を抑圧することがで
きる。定常状態条件を乱すことなくこれら二つのスキャ
ンからのビューの取得をはさみこむことはできないの
で、各スキャン内の対応するビューの取得相互の間にか
なりの時間が経過する。その時間の間に、患者の呼吸等
による運動が生じて、位相サイクリングプロセスが乱さ
れることがある。本発明の教えるところによれば、第一
のスキャンの最後の部分および第二のスキャンの最初の
部分の間に中央の位相符号化ビューを取得することによ
って、この問題を最小限にすることができる。
シーケンスで遂行されるスキャンで必要とされる定常状
態条件を乱すことなくS+NMR信号からの干渉を低減
することである。RF励起パルスの位相がビュー毎に交
替するスキャンを遂行し、またNMRデータを位相が交
替しないスキャンから取得されたNMRデータと組み合
わせることにより、S+NMR信号を抑圧することがで
きる。定常状態条件を乱すことなくこれら二つのスキャ
ンからのビューの取得をはさみこむことはできないの
で、各スキャン内の対応するビューの取得相互の間にか
なりの時間が経過する。その時間の間に、患者の呼吸等
による運動が生じて、位相サイクリングプロセスが乱さ
れることがある。本発明の教えるところによれば、第一
のスキャンの最後の部分および第二のスキャンの最初の
部分の間に中央の位相符号化ビューを取得することによ
って、この問題を最小限にすることができる。
【0020】本発明の上記および他の目的および利点は
以下の説明から明らかとなる。説明では付図を参照する
が、付図は本明細書の一部を構成し、本発明の一実施例
を図示している。しかし、このような実施例は必ずしも
本発明の全範囲を表すものではないので、本発明の範囲
の解釈に当たっては請求の範囲を参照しなければならな
い。
以下の説明から明らかとなる。説明では付図を参照する
が、付図は本明細書の一部を構成し、本発明の一実施例
を図示している。しかし、このような実施例は必ずしも
本発明の全範囲を表すものではないので、本発明の範囲
の解釈に当たっては請求の範囲を参照しなければならな
い。
【0021】
【詳しい説明】図4は本発明を用いる、ゼネラルエレク
トリック社(General Electric Co
mpany)から「シグナ」(S1GNA)という商標
名で販売されている好ましいNMRシステムの主要構成
要素をブロック図形式で示したものである。システム全
体の動作はデータゼネラル社(Data Genera
l)のMV7800のような主コンピュータ101を含
むホストコンピュータシステム100によって制御され
る。コンピュータにはインタフェース102が含まれて
おり、これを介して複数のコンピュータ周辺装置および
他のNMRシステム構成要素が結合されている。コンピ
ュータ周辺装置の中には磁気テープ駆動装置104があ
り、主コンピュータの指示のもとにこれを使って患者の
データおよび画像をテープに保管することができる。処
理された患者データは画像ディスク記憶装置110に格
納してもよい。画像プロセッサ108の機能は拡大、画
像比較、グレースケール調整、実時間データディスプレ
ーのような対話型画像ディスプレー操作を可能にするこ
とである。コンピュータシステムにはディスクデータ記
憶システム112を使用してなまデータ(すなわち画像
構成の前のデータ)を記憶するための手段が設けられて
いる。操作卓116もインタフェース102を介してコ
ンピュータに結合されており、これにより操作者は患者
の検査に関連するデータ、ならびに較正、スキャンの開
始および終了のようなNMRシステムの正しい動作に必
要な付加的なデータを入力する手段が得られる。操作卓
はディスクまたは磁気テープに記憶された画像をディス
プレーするためにも使用される。
トリック社(General Electric Co
mpany)から「シグナ」(S1GNA)という商標
名で販売されている好ましいNMRシステムの主要構成
要素をブロック図形式で示したものである。システム全
体の動作はデータゼネラル社(Data Genera
l)のMV7800のような主コンピュータ101を含
むホストコンピュータシステム100によって制御され
る。コンピュータにはインタフェース102が含まれて
おり、これを介して複数のコンピュータ周辺装置および
他のNMRシステム構成要素が結合されている。コンピ
ュータ周辺装置の中には磁気テープ駆動装置104があ
り、主コンピュータの指示のもとにこれを使って患者の
データおよび画像をテープに保管することができる。処
理された患者データは画像ディスク記憶装置110に格
納してもよい。画像プロセッサ108の機能は拡大、画
像比較、グレースケール調整、実時間データディスプレ
ーのような対話型画像ディスプレー操作を可能にするこ
とである。コンピュータシステムにはディスクデータ記
憶システム112を使用してなまデータ(すなわち画像
構成の前のデータ)を記憶するための手段が設けられて
いる。操作卓116もインタフェース102を介してコ
ンピュータに結合されており、これにより操作者は患者
の検査に関連するデータ、ならびに較正、スキャンの開
始および終了のようなNMRシステムの正しい動作に必
要な付加的なデータを入力する手段が得られる。操作卓
はディスクまたは磁気テープに記憶された画像をディス
プレーするためにも使用される。
【0022】コンピュータシステム100はシステム制
御器118および勾配増幅システム128によってNM
Rシステムを制御する。コンピュータ100は熟練した
当業者には周知の方法でリンク103によつてシステム
制御器118と通信する。システム制御器118には、
パルス制御モジュール(PCM:pulse cont
rol module)120、アレープロセッサ10
6、無線周波数トランシーバ122、ステータス制御モ
ジュール(SCM:status and contr
ol module)124、および構成要素を付勢す
るために必要な、全体を126で表した電源のような数
個のサブシステムが含まれている。PCM120は主コ
ンピュータ101が発生する制御信号を使って、勾配コ
イル励起を制御するディジタル波形ならびにRF励起パ
ルスを変調するためトランシーバ122で使用されるR
Fエンベロープ波形のようなタイミングおよび制御用の
ディジタル信号を発生する。勾配波形はGx増幅器13
0、Gy増幅器132、およびGz増幅器134でほぼ
構成される勾配増幅システム128に印加される。各増
幅器130、132、134は磁石集合体146の一部
である集合体136の中の対応する勾配コイルを励起す
るために使用される。付勢されると、勾配コイルは主分
極磁界と同じ方向に磁界の磁界勾配Gx、GyおよびG
zを発生する。これらの勾配はカーテシアン座標系の互
いに直角なX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向に向い
ている。すなわち、主磁石(図示しない)が発生する磁
界がz方向を向いていてB0 と表すことにし、z方向の
総磁界をBzと表すことにすれば、Gx=dBz/d
x、Gy=dBz/dy、およびGz=dBz/dzと
なり、任意の点(x,y,z)での磁界はB(x,y,
z)=B0 +GxX+GyY+GzZで与えられる。
御器118および勾配増幅システム128によってNM
Rシステムを制御する。コンピュータ100は熟練した
当業者には周知の方法でリンク103によつてシステム
制御器118と通信する。システム制御器118には、
パルス制御モジュール(PCM:pulse cont
rol module)120、アレープロセッサ10
6、無線周波数トランシーバ122、ステータス制御モ
ジュール(SCM:status and contr
ol module)124、および構成要素を付勢す
るために必要な、全体を126で表した電源のような数
個のサブシステムが含まれている。PCM120は主コ
ンピュータ101が発生する制御信号を使って、勾配コ
イル励起を制御するディジタル波形ならびにRF励起パ
ルスを変調するためトランシーバ122で使用されるR
Fエンベロープ波形のようなタイミングおよび制御用の
ディジタル信号を発生する。勾配波形はGx増幅器13
0、Gy増幅器132、およびGz増幅器134でほぼ
構成される勾配増幅システム128に印加される。各増
幅器130、132、134は磁石集合体146の一部
である集合体136の中の対応する勾配コイルを励起す
るために使用される。付勢されると、勾配コイルは主分
極磁界と同じ方向に磁界の磁界勾配Gx、GyおよびG
zを発生する。これらの勾配はカーテシアン座標系の互
いに直角なX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向に向い
ている。すなわち、主磁石(図示しない)が発生する磁
界がz方向を向いていてB0 と表すことにし、z方向の
総磁界をBzと表すことにすれば、Gx=dBz/d
x、Gy=dBz/dy、およびGz=dBz/dzと
なり、任意の点(x,y,z)での磁界はB(x,y,
z)=B0 +GxX+GyY+GzZで与えられる。
【0023】トランシーバ122、RF増幅器123お
よびRFコイル138の発生する無線周波数(RF)パ
ルスと組み合わせて勾配磁界を使用することにより、空
間情報が符号化されて、検査している患者の領域から出
てくるNMR信号となる。パルス制御モジュール120
から与えられる波形制御信号はトランシーバサブシステ
ム122がRF搬送波の変調およびモード制御のために
使用する。送信モードでは、送信器は制御信号に従って
変調された無線周波数波形をRF電力増幅器123に供
給する。次に、RF電力増幅器123は主磁石集合体1
46の中にあるRFコイル138を励磁する。患者の中
の励起された核が放射するNMR信号が送信に使用され
るのと同じRFコイルまたは異なるRFコイルによって
検知され、前置増幅器139によって増幅される。この
NMR信号はトランシーバ122の受信部で増幅、復
調、フィルタリング、およびディジタル化される。処理
されたNMR信号は専用の片方向リンク105によって
アレープロセッサ106に送られて処理される。
よびRFコイル138の発生する無線周波数(RF)パ
ルスと組み合わせて勾配磁界を使用することにより、空
間情報が符号化されて、検査している患者の領域から出
てくるNMR信号となる。パルス制御モジュール120
から与えられる波形制御信号はトランシーバサブシステ
ム122がRF搬送波の変調およびモード制御のために
使用する。送信モードでは、送信器は制御信号に従って
変調された無線周波数波形をRF電力増幅器123に供
給する。次に、RF電力増幅器123は主磁石集合体1
46の中にあるRFコイル138を励磁する。患者の中
の励起された核が放射するNMR信号が送信に使用され
るのと同じRFコイルまたは異なるRFコイルによって
検知され、前置増幅器139によって増幅される。この
NMR信号はトランシーバ122の受信部で増幅、復
調、フィルタリング、およびディジタル化される。処理
されたNMR信号は専用の片方向リンク105によって
アレープロセッサ106に送られて処理される。
【0024】PCM120およびSCM124は独立な
サブシステムであり、両者とも直列通信リンク103に
より主コンピュータ101、患者位置ぎめシステム15
2等の周辺システムと通信し、また相互に通信する。P
CM120およびSCM124はそれぞれ、主コンピュ
ータ101からの命令を処理するためにインテル(In
tel)80286のような16ビットのマイクロプロ
セッサを含む。SCM124には、患者受台(crad
le)の位置および可動患者位置合わせ光扇状ビーム
(図示しない)の位置に関する情報を取得するための手
段が含まれている。主コンピュータ101はこの情報を
使って画像ディスプレーおよび再構成パラメータを修正
する。SCM124は患者輸送位置合わせシステムの作
動のような機能の開始も行う。
サブシステムであり、両者とも直列通信リンク103に
より主コンピュータ101、患者位置ぎめシステム15
2等の周辺システムと通信し、また相互に通信する。P
CM120およびSCM124はそれぞれ、主コンピュ
ータ101からの命令を処理するためにインテル(In
tel)80286のような16ビットのマイクロプロ
セッサを含む。SCM124には、患者受台(crad
le)の位置および可動患者位置合わせ光扇状ビーム
(図示しない)の位置に関する情報を取得するための手
段が含まれている。主コンピュータ101はこの情報を
使って画像ディスプレーおよび再構成パラメータを修正
する。SCM124は患者輸送位置合わせシステムの作
動のような機能の開始も行う。
【0025】勾配コイル集合体136およびRF送受信
コイル138は分極磁界を作成するために使用される磁
石の穴の中に取り付けられる。磁石は患者位置合わせシ
ステム148を含む主磁石集合体の一部を構成する。主
磁石と結合され、分極磁界の不均一を補正するために使
用されるシムコイルを付勢するために、シム電源140
が使用される。抵抗磁石の場合には、磁石を連続的に付
勢するために主磁石電源142が使用される。超電導磁
石の場合には、磁石の発生する分極磁界を適正な強さに
するため主電源142が使用された後、切り離される。
永久磁石の場合には、電源142は必要とされない。患
者位置合わせシステム148は患者クレードル輸送シス
テム150および患者位置ぎめシステム152との組み
合わせで動作する。外部発生源からの干渉を最小限にす
るため、主磁石集合体、勾配コイル集合体、RF送受信
コイル、および患者取り扱い装置を含むNMRシステム
構成要素は全体を144で表したRFシールド室に入れ
られている。
コイル138は分極磁界を作成するために使用される磁
石の穴の中に取り付けられる。磁石は患者位置合わせシ
ステム148を含む主磁石集合体の一部を構成する。主
磁石と結合され、分極磁界の不均一を補正するために使
用されるシムコイルを付勢するために、シム電源140
が使用される。抵抗磁石の場合には、磁石を連続的に付
勢するために主磁石電源142が使用される。超電導磁
石の場合には、磁石の発生する分極磁界を適正な強さに
するため主電源142が使用された後、切り離される。
永久磁石の場合には、電源142は必要とされない。患
者位置合わせシステム148は患者クレードル輸送シス
テム150および患者位置ぎめシステム152との組み
合わせで動作する。外部発生源からの干渉を最小限にす
るため、主磁石集合体、勾配コイル集合体、RF送受信
コイル、および患者取り扱い装置を含むNMRシステム
構成要素は全体を144で表したRFシールド室に入れ
られている。
【0026】特に図4および5に示すようにトランシー
バ122には、電力増幅器123を介してコイル138
AでRF励起磁界B1 を発生する構成要素およびコイル
138Bに結果として誘導されるNMR信号を受信する
構成要素が含まれている。RF励起磁界のベースすなわ
ち搬送波の周波数は周波数シンセサイザ200の制御下
で作成される。周波数シンセサイザ200は主コンピュ
ータ101から通信リンク103を介して一組みのデイ
ジタル信号(CF)を受ける。これらのディジタル信号
は出力201に作成されるRF搬送波信号の周波数およ
び位相を示す。この命令されたRF搬送波が変調器20
2に印加される。変調器202では、PCM120から
バス103を介して受けた信号R(t)に応じてRF搬
送波が変調される。信号R(t)は作成すべきRF励起
パルスのエンベロープ、したがって帯域幅を規定する。
これは、所望のエンベロープを表すRF励起パルスを作
成するとき一連の記憶されたディジタル値を順次読み出
すことによりPCM120で作成される。これらの記憶
されたディジタル値をコンピュータ100が変更するこ
とにより、所望のRFパルスエンベロープを作成するこ
とができる。線205を介して出力されるRF励起パル
スの大きさは送信減衰回路206によって減衰される。
送信減衰回路206は主コンピュータ101から通信リ
ンク103を介してディジタル信号TAを受ける。減衰
されたRF励起パルスはRF送信コイル138Aを駆動
する電力増幅器123に印加される。トランシーバ12
2のこの部分の更に詳細な説明については、ここに引用
する米国特許第4,952,877号を参照されたい。
バ122には、電力増幅器123を介してコイル138
AでRF励起磁界B1 を発生する構成要素およびコイル
138Bに結果として誘導されるNMR信号を受信する
構成要素が含まれている。RF励起磁界のベースすなわ
ち搬送波の周波数は周波数シンセサイザ200の制御下
で作成される。周波数シンセサイザ200は主コンピュ
ータ101から通信リンク103を介して一組みのデイ
ジタル信号(CF)を受ける。これらのディジタル信号
は出力201に作成されるRF搬送波信号の周波数およ
び位相を示す。この命令されたRF搬送波が変調器20
2に印加される。変調器202では、PCM120から
バス103を介して受けた信号R(t)に応じてRF搬
送波が変調される。信号R(t)は作成すべきRF励起
パルスのエンベロープ、したがって帯域幅を規定する。
これは、所望のエンベロープを表すRF励起パルスを作
成するとき一連の記憶されたディジタル値を順次読み出
すことによりPCM120で作成される。これらの記憶
されたディジタル値をコンピュータ100が変更するこ
とにより、所望のRFパルスエンベロープを作成するこ
とができる。線205を介して出力されるRF励起パル
スの大きさは送信減衰回路206によって減衰される。
送信減衰回路206は主コンピュータ101から通信リ
ンク103を介してディジタル信号TAを受ける。減衰
されたRF励起パルスはRF送信コイル138Aを駆動
する電力増幅器123に印加される。トランシーバ12
2のこの部分の更に詳細な説明については、ここに引用
する米国特許第4,952,877号を参照されたい。
【0027】やはり図4および図5に示すように、被検
体で生じるNMR信号は受信コイル138Bによってピ
ックアップされ、受信器207の入力に印加される。受
信器207はNMR信号を増幅する。次に、これは主コ
ンピュータ101からリンク103を介して受けたディ
ジタル減衰信号(RA)によって定まる量だけ減衰され
る。受信器207もPCM120から線211を介して
与えられる信号によってターンオンおよびターンオフす
る。これにより、遂行している特定の取得が必要とする
期間だけNMR信号が取得される。
体で生じるNMR信号は受信コイル138Bによってピ
ックアップされ、受信器207の入力に印加される。受
信器207はNMR信号を増幅する。次に、これは主コ
ンピュータ101からリンク103を介して受けたディ
ジタル減衰信号(RA)によって定まる量だけ減衰され
る。受信器207もPCM120から線211を介して
与えられる信号によってターンオンおよびターンオフす
る。これにより、遂行している特定の取得が必要とする
期間だけNMR信号が取得される。
【0028】受信されるNMR信号はラーモア周波数ま
たはその近傍にある。ラーモア周波数は好ましくは6
3.86MHzの近辺にある。この高周波信号は復調器
208内で二段階の過程で復調される。復調器208は
まずNMR信号を線201の搬送波信号と混合した後、
結果として得られる差信号を線204の2.5MHzの
基準信号と混合する。線212の、結果として得られる
復調されたNMR信号は帯域幅が125kHzであり、
中心周波数が187.5kHzである。復調されたNM
R信号はアナログ−ディジタル(A/D)変換器209
の入力に印加される。A/D変換器209は250kH
zの速度でアナログ信号をサンプリングし、ディジタル
化する。A/D変換器209の出力はディジタル直角検
出器210に印加される。ディジタル直角検出器210
は受信されたディジタル信号に対応する16ビットの同
相(I:in−phase)値および16ビットの直角
(Q:quadrature)値を発生する。結果とし
て得られる、受信NMR信号のディジタル化されたI値
およびQ値の流れがバス105を介してアレープロセッ
サに出力され、アレープロセッサで画像を再構成するた
めに用いられる。
たはその近傍にある。ラーモア周波数は好ましくは6
3.86MHzの近辺にある。この高周波信号は復調器
208内で二段階の過程で復調される。復調器208は
まずNMR信号を線201の搬送波信号と混合した後、
結果として得られる差信号を線204の2.5MHzの
基準信号と混合する。線212の、結果として得られる
復調されたNMR信号は帯域幅が125kHzであり、
中心周波数が187.5kHzである。復調されたNM
R信号はアナログ−ディジタル(A/D)変換器209
の入力に印加される。A/D変換器209は250kH
zの速度でアナログ信号をサンプリングし、ディジタル
化する。A/D変換器209の出力はディジタル直角検
出器210に印加される。ディジタル直角検出器210
は受信されたディジタル信号に対応する16ビットの同
相(I:in−phase)値および16ビットの直角
(Q:quadrature)値を発生する。結果とし
て得られる、受信NMR信号のディジタル化されたI値
およびQ値の流れがバス105を介してアレープロセッ
サに出力され、アレープロセッサで画像を再構成するた
めに用いられる。
【0029】受信されたNMR信号の中に含まれる位相
情報を維持するため、送信部の中の変調器202と受信
部の中の復調器208はともに共通の信号で動作する。
更に詳しく述べると、周波数シンセサイザ200の出力
201の搬送波信号および基準周波数発生器203の出
力204の2.5MHzの基準信号は変調過程と復調過
程の両方で用いられる。このようにして位相の一貫性が
維持され、復調された受信NMR信号の位相変化は励起
されたスピンが発生する位相変化を正確に示す。基準周
波数発生器203は共通の10MHzのクロック信号か
ら2.5MHzの基準信号の他に5MHz、10MH
z、および60MHzの基準信号を作成する。周波数シ
ンセサイザ200は5MHz、10MHz、および60
MHzの基準信号を用いて搬送波信号を作成し、出力2
01に送出する。受信器の更に詳しい説明については、
ここに引用する米国特許第4,992,736号を参照
されたい。
情報を維持するため、送信部の中の変調器202と受信
部の中の復調器208はともに共通の信号で動作する。
更に詳しく述べると、周波数シンセサイザ200の出力
201の搬送波信号および基準周波数発生器203の出
力204の2.5MHzの基準信号は変調過程と復調過
程の両方で用いられる。このようにして位相の一貫性が
維持され、復調された受信NMR信号の位相変化は励起
されたスピンが発生する位相変化を正確に示す。基準周
波数発生器203は共通の10MHzのクロック信号か
ら2.5MHzの基準信号の他に5MHz、10MH
z、および60MHzの基準信号を作成する。周波数シ
ンセサイザ200は5MHz、10MHz、および60
MHzの基準信号を用いて搬送波信号を作成し、出力2
01に送出する。受信器の更に詳しい説明については、
ここに引用する米国特許第4,992,736号を参照
されたい。
【0030】A/D変換器209はパルス制御モジュー
ル120により駆動され、受信したNMR信号をサンプ
リングする。パルス制御モジュール120はサンプリン
グ速度、サンプリングの継続時間、およびサンプルの総
数を決定するパルス流を印加する。これから説明するよ
うに、NMRエコー信号の作成に対するデータ取得窓の
制御は本発明の重要な側面である。
ル120により駆動され、受信したNMR信号をサンプ
リングする。パルス制御モジュール120はサンプリン
グ速度、サンプリングの継続時間、およびサンプルの総
数を決定するパルス流を印加する。これから説明するよ
うに、NMRエコー信号の作成に対するデータ取得窓の
制御は本発明の重要な側面である。
【0031】図4のNMRシステムは一連のパルスシー
ケンスを遂行することにより、画像を再構成するのに充
分なNMRデータを収集する。本発明の一実施例を実行
する高速パルスシーケンスが図6に示されている。その
一つの特徴は一連のRF励起パルス250にある。この
一連のRF励起パルス250は再構成画像で希望される
コントラストに応じて10°から90°の角度だけ正味
磁化を傾けるのに充分な大きさと継続時間をそなえてい
る。相次ぐ各パルスシーケンスのRF励起パルス250
は非常に短い反復時間(TR)によって隔てられてい
る。この反復時間の代表的な値は20ミリ秒から50ミ
リ秒の範囲にある。この反復時間は水および組織のスピ
ン−スピン緩和時間T2 より短い。2,3パルスの後、
定常状態の平衡が成立し、各期間TRの間に横磁化が最
大値から最小値に、そして最大値に戻るというように循
環する。
ケンスを遂行することにより、画像を再構成するのに充
分なNMRデータを収集する。本発明の一実施例を実行
する高速パルスシーケンスが図6に示されている。その
一つの特徴は一連のRF励起パルス250にある。この
一連のRF励起パルス250は再構成画像で希望される
コントラストに応じて10°から90°の角度だけ正味
磁化を傾けるのに充分な大きさと継続時間をそなえてい
る。相次ぐ各パルスシーケンスのRF励起パルス250
は非常に短い反復時間(TR)によって隔てられてい
る。この反復時間の代表的な値は20ミリ秒から50ミ
リ秒の範囲にある。この反復時間は水および組織のスピ
ン−スピン緩和時間T2 より短い。2,3パルスの後、
定常状態の平衡が成立し、各期間TRの間に横磁化が最
大値から最小値に、そして最大値に戻るというように循
環する。
【0032】2DFT画像再構成手法に図6のパルスシ
ーケンスが用いられる場合、これはz軸磁界勾配Gzを
使用することにより、測定のためのスピンのスライスを
選択する。更に詳しく述べると、RF励起パルス250
は選択的であり、所望のスライス内のスピンを励起する
ため同時にGz勾配パルス251が発生される。次に、
Gz勾配部分が249で増大されることにより、静止ス
ピンと運動スピンの両方が計画的に位相外しされ、その
結果、各RF励起パルス250の後に生じるはずのS+
NMR信号が抑圧される。各スライス選択パルス251
の直前にGz勾配位相戻しパルス252が作成されるこ
とにより、S−NMR信号の読出しの前にスピンを位相
戻しする。
ーケンスが用いられる場合、これはz軸磁界勾配Gzを
使用することにより、測定のためのスピンのスライスを
選択する。更に詳しく述べると、RF励起パルス250
は選択的であり、所望のスライス内のスピンを励起する
ため同時にGz勾配パルス251が発生される。次に、
Gz勾配部分が249で増大されることにより、静止ス
ピンと運動スピンの両方が計画的に位相外しされ、その
結果、各RF励起パルス250の後に生じるはずのS+
NMR信号が抑圧される。各スライス選択パルス251
の直前にGz勾配位相戻しパルス252が作成されるこ
とにより、S−NMR信号の読出しの前にスピンを位相
戻しする。
【0033】Y軸に沿った位置はGy位相符号化勾配パ
ルス255により次のTR期間のS−NMR信号に位相
符号化される。この位相符号化は後続のパルスシーケン
スの間にS−NMR信号254が取得される前に行われ
る。そして第二のGyパルス253が巻き戻し(rew
ind)、すなわち位相戻しを行うことにより平衡を維
持する。これらの位相符号化勾配パルス253および2
55は振幅が等しく、符号が逆になっている。それらの
振幅をビュー毎に変えることにより、完全なスキャンに
対するNMRデータが取得される。
ルス255により次のTR期間のS−NMR信号に位相
符号化される。この位相符号化は後続のパルスシーケン
スの間にS−NMR信号254が取得される前に行われ
る。そして第二のGyパルス253が巻き戻し(rew
ind)、すなわち位相戻しを行うことにより平衡を維
持する。これらの位相符号化勾配パルス253および2
55は振幅が等しく、符号が逆になっている。それらの
振幅をビュー毎に変えることにより、完全なスキャンに
対するNMRデータが取得される。
【0034】これらの位相符号化勾配パルス253と2
55との間に読出し勾配パルス256が配置されてい
る。この読出し勾配パルス256はS−NMR信号25
4を取得するときに印加される。この読出し勾配パルス
256はS−NMR信号を再集束し、取得されたデータ
を周知の方法で周波数符号化する。更に、読出しパルス
256の後に負のGx勾配パルス257が作成されるこ
とにより、スピンが位相外しされ、次のパルスシーケン
スの間にS−NMR信号254の作成が設定される。読
出し勾配パルス256の直前に負のGx勾配パルス25
8が作成される。米国特許第4,973,906号に述
べられているように、このパルス258は負のパルス2
57より大きい。これは読出し勾配を部分的に流れ補償
するためである。
55との間に読出し勾配パルス256が配置されてい
る。この読出し勾配パルス256はS−NMR信号25
4を取得するときに印加される。この読出し勾配パルス
256はS−NMR信号を再集束し、取得されたデータ
を周知の方法で周波数符号化する。更に、読出しパルス
256の後に負のGx勾配パルス257が作成されるこ
とにより、スピンが位相外しされ、次のパルスシーケン
スの間にS−NMR信号254の作成が設定される。読
出し勾配パルス256の直前に負のGx勾配パルス25
8が作成される。米国特許第4,973,906号に述
べられているように、このパルス258は負のパルス2
57より大きい。これは読出し勾配を部分的に流れ補償
するためである。
【0035】本発明の実施例では二次元(2D)のパル
スシーケンスが用いられているが、熟練した当業者には
明らかなように三次元(3D)の構成も可能である。こ
のような場合、一対のGz位相符号化パルス(図示しな
い)が付加される。Gy位相符号化勾配パルス253お
よび255の場合と同様に、この一対のGz位相符号化
パルスは一組の離散値を順次用いる。
スシーケンスが用いられているが、熟練した当業者には
明らかなように三次元(3D)の構成も可能である。こ
のような場合、一対のGz位相符号化パルス(図示しな
い)が付加される。Gy位相符号化勾配パルス253お
よび255の場合と同様に、この一対のGz位相符号化
パルスは一組の離散値を順次用いる。
【0036】やはり図6に示すように、本発明の重要な
側面はNMRエコー信号254の非対称な、すなわち部
分的な取得である。すぐわかるように、エコー時間TE
に生じるNMRエコー信号254の中心は260で表さ
れるデータ取得窓の中心にない。その代わりに、これは
中心の右側にシフトされている。したがって、そのピー
クの前のすべてのNMRエコー信号が取得されるが、ピ
ークに続くエコー信号は一部だけが取得される。この非
対称な取得はパルスシーケンスを短縮するだけでなく、
パルスシーケンスのより正確な流れ補償を可能とする。
更に詳しく述べると、NMRエコー信号254の後方で
の発生は読出し勾配の負パルス257を小さくすること
によって達成される。負パルスを小さくすることによ
り、流れ補償の問題の大きさが小さくなる。更に、前方
の負の読出し勾配パルス258の面積を読出し勾配ロー
ブ256の面積を超えて大きくすれば、S+信号がデー
タ取得窓から押し出される。S+信号がデータ取得窓か
ら押し出されるので、勾配パルス249のようなy軸お
よびz軸のクラッシャ(crusher)勾配パルスを
著しく小さくすることができる。このようなクラッシャ
勾配パルスは、再構成画像に望ましくない流れアーチフ
ァクトを招くことがある。このようにして、勾配ローブ
258のサイズを大きくすることによるS+信号の遅延
と勾配ローブ257のサイズを縮小させる部分的なエコ
ー取得の使用により、流れ補償がより容易なS−パルス
シーケンスが得られる。
側面はNMRエコー信号254の非対称な、すなわち部
分的な取得である。すぐわかるように、エコー時間TE
に生じるNMRエコー信号254の中心は260で表さ
れるデータ取得窓の中心にない。その代わりに、これは
中心の右側にシフトされている。したがって、そのピー
クの前のすべてのNMRエコー信号が取得されるが、ピ
ークに続くエコー信号は一部だけが取得される。この非
対称な取得はパルスシーケンスを短縮するだけでなく、
パルスシーケンスのより正確な流れ補償を可能とする。
更に詳しく述べると、NMRエコー信号254の後方で
の発生は読出し勾配の負パルス257を小さくすること
によって達成される。負パルスを小さくすることによ
り、流れ補償の問題の大きさが小さくなる。更に、前方
の負の読出し勾配パルス258の面積を読出し勾配ロー
ブ256の面積を超えて大きくすれば、S+信号がデー
タ取得窓から押し出される。S+信号がデータ取得窓か
ら押し出されるので、勾配パルス249のようなy軸お
よびz軸のクラッシャ(crusher)勾配パルスを
著しく小さくすることができる。このようなクラッシャ
勾配パルスは、再構成画像に望ましくない流れアーチフ
ァクトを招くことがある。このようにして、勾配ローブ
258のサイズを大きくすることによるS+信号の遅延
と勾配ローブ257のサイズを縮小させる部分的なエコ
ー取得の使用により、流れ補償がより容易なS−パルス
シーケンスが得られる。
【0037】上記のように、別々に位相符号化された一
組のNMRエコー信号を取得することによってスキャン
が行われる。このような完全なNMRデータセットには
たとえば、128個の個別に位相符号化された「ビュ
ー」(view)からのサンプリングされた信号を含め
ることができる。各ビューには128個の個別に周波数
符号化されたサンプルが含まれる。このようなNMRデ
ータセットは図7に、第一のスキャンから取得されたN
MRデータを記憶するデータ構造275として示されて
いる。データ構造275はアレープロセッサ106(図
4)に記憶され、各個別位相符号値(ky )に対応する
128行と各周波数符号化値(kx )に対応する128
列で構成される。記憶される各サンプルは上記のように
16ビットのI値と16ビットのQ値である。代表的に
は、ky =1からky =128まで位相符号化勾配を逐
次的に増加させることにより、一度に1行づつこのデー
タが取得される。S+NMR信号からの干渉を少なくす
るための既知の方法は位相サイクリング手法を用いるも
のである。クラッシャ勾配パルスを使用しないでS+N
MR信号とS−NMR信号を分離するために位相サイク
ルを使用することができる。このような手法の一つがエ
スエムアールアイ・アブストラクト(SMRI abs
tract)403、1989に於いてジー・ラウブ
(G.Laub)およびエム・デイムリング(M.De
imling)によって説明されている。この手法では
k空間の二つの個別スキャンが使用される。一方のスキ
ャンではすべてのRF励起パルスが同じ位相を有してお
り、他方のスキャンでは一つ置きのビューのRF励起パ
ルスの位相が180°だけ逆転される。次に、結果とし
て得られる二つのNMRデータセットのデータを組み合
わせることにより、S+NMR信号が抑圧される。この
手法が図7に示されている。図7では、固定されたRF
励起パルス位相を使用する第一のスキャンの間にNMR
データセット275が取得され、位相が180°づつ交
替するRF励起パルスを使用する第二のスキャンの間に
第二のNMRデータセット276が取得される。上記文
献に教示されているように、これらの二つのNMRデー
タセット275と276を組合わせることにより、単一
のk空間NMRデータセット277が形成され、その中
ではS+NMR信号が抑圧されている。
組のNMRエコー信号を取得することによってスキャン
が行われる。このような完全なNMRデータセットには
たとえば、128個の個別に位相符号化された「ビュ
ー」(view)からのサンプリングされた信号を含め
ることができる。各ビューには128個の個別に周波数
符号化されたサンプルが含まれる。このようなNMRデ
ータセットは図7に、第一のスキャンから取得されたN
MRデータを記憶するデータ構造275として示されて
いる。データ構造275はアレープロセッサ106(図
4)に記憶され、各個別位相符号値(ky )に対応する
128行と各周波数符号化値(kx )に対応する128
列で構成される。記憶される各サンプルは上記のように
16ビットのI値と16ビットのQ値である。代表的に
は、ky =1からky =128まで位相符号化勾配を逐
次的に増加させることにより、一度に1行づつこのデー
タが取得される。S+NMR信号からの干渉を少なくす
るための既知の方法は位相サイクリング手法を用いるも
のである。クラッシャ勾配パルスを使用しないでS+N
MR信号とS−NMR信号を分離するために位相サイク
ルを使用することができる。このような手法の一つがエ
スエムアールアイ・アブストラクト(SMRI abs
tract)403、1989に於いてジー・ラウブ
(G.Laub)およびエム・デイムリング(M.De
imling)によって説明されている。この手法では
k空間の二つの個別スキャンが使用される。一方のスキ
ャンではすべてのRF励起パルスが同じ位相を有してお
り、他方のスキャンでは一つ置きのビューのRF励起パ
ルスの位相が180°だけ逆転される。次に、結果とし
て得られる二つのNMRデータセットのデータを組み合
わせることにより、S+NMR信号が抑圧される。この
手法が図7に示されている。図7では、固定されたRF
励起パルス位相を使用する第一のスキャンの間にNMR
データセット275が取得され、位相が180°づつ交
替するRF励起パルスを使用する第二のスキャンの間に
第二のNMRデータセット276が取得される。上記文
献に教示されているように、これらの二つのNMRデー
タセット275と276を組合わせることにより、単一
のk空間NMRデータセット277が形成され、その中
ではS+NMR信号が抑圧されている。
【0038】これらのスキャンの間に図6のSSFP−
ECHOパルスシーケンスで作成される定常状態条件を
維持するため、各データセット275、276のビュー
をはさみこまないことが必要である。その結果、第一の
スキャンの間に対応するビューが取得された後、相当な
期間経ったときに第二のNMRデータセット276のビ
ューが取得される。この期間の間に患者のきわだった運
動があると、組合わされたNMRデータセットから再構
成した再構成画像は劣化する。このような患者の運動は
通常、呼吸と心臓周期によって生じる。
ECHOパルスシーケンスで作成される定常状態条件を
維持するため、各データセット275、276のビュー
をはさみこまないことが必要である。その結果、第一の
スキャンの間に対応するビューが取得された後、相当な
期間経ったときに第二のNMRデータセット276のビ
ューが取得される。この期間の間に患者のきわだった運
動があると、組合わされたNMRデータセットから再構
成した再構成画像は劣化する。このような患者の運動は
通常、呼吸と心臓周期によって生じる。
【0039】本発明の教示するところによれば、各スキ
ャンのビューを取得するシーケンスを再順序付け(re
−order)することにより上記の問題を著しく軽減
することができる。更に詳しく述べると、図7の278
および279で示される中央ビューは再構成画像の大き
な物の形に最も強く寄与するのに対して、取得される各
データセット275および276の周辺のビューは画像
の小さな物体と細部の精細度に寄与することが知られて
いる。第一のスキャンの中央のビュー278の取得の直
後に第二のスキャンの中央のビュー279を取得すれ
ば、患者の運動による画像の品質の劣化を著しく少なく
することができることがわかった。
ャンのビューを取得するシーケンスを再順序付け(re
−order)することにより上記の問題を著しく軽減
することができる。更に詳しく述べると、図7の278
および279で示される中央ビューは再構成画像の大き
な物の形に最も強く寄与するのに対して、取得される各
データセット275および276の周辺のビューは画像
の小さな物体と細部の精細度に寄与することが知られて
いる。第一のスキャンの中央のビュー278の取得の直
後に第二のスキャンの中央のビュー279を取得すれ
ば、患者の運動による画像の品質の劣化を著しく少なく
することができることがわかった。
【0040】実施例では、二つのNMRデータセット2
75および276の取得のこの再順序付けは中央の10
個のビューに対して行われる。更に詳しく述べると、第
一のスキャンは次のビュー順序で行われる。1−59、
次に70−128、次に60−69。その直後に第二の
スキャンが次の順序で行われる。
75および276の取得のこの再順序付けは中央の10
個のビューに対して行われる。更に詳しく述べると、第
一のスキャンは次のビュー順序で行われる。1−59、
次に70−128、次に60−69。その直後に第二の
スキャンが次の順序で行われる。
【0041】60−69、次に1−59、次に70−1
28。本発明の代替実施例では、次のビュー順序が用い
られ、同様の結果が得られる。 第一のスキャン−1,128,2,127,.....
60,69,61,68,62,67,63,66,6
4,65。
28。本発明の代替実施例では、次のビュー順序が用い
られ、同様の結果が得られる。 第一のスキャン−1,128,2,127,.....
60,69,61,68,62,67,63,66,6
4,65。
【0042】第二のスキャン−64,65,63,6
6,62,67,61,68,60,69.....
1,128。 これはマグネティック・レゾナンス・イン・メディシン
誌所載のエー・イー・ホルシンガーおよびエス・ジェー
・リーデラーの「超短TRスナップショットMRイメー
ジングに於ける位相符号化順序の重要性」(A.E.H
olsinger and S.J.Riedere
r,”The Importance Of Phas
e Encoding Order In Ultra
−Short TR Snapshot MR Ima
ging”,Magnetic Resonance
in Medicine,pp.481−88,199
0)に述べられている中央ビューの順序付けの変形であ
る。
6,62,67,61,68,60,69.....
1,128。 これはマグネティック・レゾナンス・イン・メディシン
誌所載のエー・イー・ホルシンガーおよびエス・ジェー
・リーデラーの「超短TRスナップショットMRイメー
ジングに於ける位相符号化順序の重要性」(A.E.H
olsinger and S.J.Riedere
r,”The Importance Of Phas
e Encoding Order In Ultra
−Short TR Snapshot MR Ima
ging”,Magnetic Resonance
in Medicine,pp.481−88,199
0)に述べられている中央ビューの順序付けの変形であ
る。
【0043】重要なことは磁化の定常状態平衡を乱すこ
となく中央の10個のビュー(60−69)が時間的に
できる限り互いに近接して取得されるということであ
る。上記のビュー順序はS−イメージングで特に有用で
あるが、k空間を2回スキャンすることを必要とし、ま
た運動または流れの画像のアーチファクトを最小限にし
なければならない任意のNMR測定でも有用であること
は明らかである。
となく中央の10個のビュー(60−69)が時間的に
できる限り互いに近接して取得されるということであ
る。上記のビュー順序はS−イメージングで特に有用で
あるが、k空間を2回スキャンすることを必要とし、ま
た運動または流れの画像のアーチファクトを最小限にし
なければならない任意のNMR測定でも有用であること
は明らかである。
【0044】やはり図7に示すように、これらの二つの
スキャンで取得されたデータから形成される、組合わさ
れたk空間NMRデータセット277をフーリエ変換す
ることにより、画像が再構成される。しかし、部分NM
Rエコー信号254(図6)だけが取得されたので、本
発明の実施例ではデータセット277は完全には充たさ
れず、画像再構成の通常の二次元フーリエ変換法に対す
る修正が行われる。
スキャンで取得されたデータから形成される、組合わさ
れたk空間NMRデータセット277をフーリエ変換す
ることにより、画像が再構成される。しかし、部分NM
Rエコー信号254(図6)だけが取得されたので、本
発明の実施例ではデータセット277は完全には充たさ
れず、画像再構成の通常の二次元フーリエ変換法に対す
る修正が行われる。
【0045】更に詳しく述べると、ホモダイン再構成手
法を使って画像を作成するためにNMRデータセット2
77が用いられる。これは、コンピュータ101(図
4)によって実行され図8に示されるプログラムの指示
のもとに行われる。再構成プロセスの第一のステップは
NMRデータセット277(GK )から別個の二つのデ
ータセット(GL )および(GH )を作成することであ
る。これはNMRデータセット277の各行に次の低周
波窓関数WL を乗算することにより行われる。
法を使って画像を作成するためにNMRデータセット2
77が用いられる。これは、コンピュータ101(図
4)によって実行され図8に示されるプログラムの指示
のもとに行われる。再構成プロセスの第一のステップは
NMRデータセット277(GK )から別個の二つのデ
ータセット(GL )および(GH )を作成することであ
る。これはNMRデータセット277の各行に次の低周
波窓関数WL を乗算することにより行われる。
【0046】
【数2】
【0047】但し、T=本実施例では4 k1 =本実施例では18 k=読出し次元(kx )に沿って窓が設けられた値の位
置、k=−64から64 プロセスブロック350に示すように、NMRデータセ
ット277(0を入れた点を含む)の各行の128個の
値(GK )に窓関数WL の値が乗算される。これによ
り、別個のアレーGL が作成される。
置、k=−64から64 プロセスブロック350に示すように、NMRデータセ
ット277(0を入れた点を含む)の各行の128個の
値(GK )に窓関数WL の値が乗算される。これによ
り、別個のアレーGL が作成される。
【0048】 GL =WL ・GK (2) 同様に、プロセスブロック351に示すように、NMR
データセット277の各値GK にも次式のように高周波
窓WH が乗算される。 GH =WH ・GK (3) 但し、
データセット277の各値GK にも次式のように高周波
窓WH が乗算される。 GH =WH ・GK (3) 但し、
【0049】
【数3】
【0050】T=4 k1 =18 k=読出し次元(kx )に沿って窓が設けられた値の位
置、k=−64から64 次に、プロセスブロック352および353に示すよう
に、128×128要素のデータアレーGL およびGH
がそれぞれ別個にフーリエ変換される。これらは2DF
T再構成で通常行われる水平の、行方向に沿った複素フ
ーリエ変換である。二つの別個の、128×128要素
のアレーgH およびgL が得られる。フーリエ変換プロ
セスのエルミート対称性により、NMRデータセット2
77の0が入った部分に変換プロセスにより書込みが行
われ、アレーgH の変換後のデータは完全であり、画像
作成に充分である。しかし、画像に存在する、空間に依
存する位相シフトは補正しなければならない。変換され
たデータアレーgL のデータには、この補正を行うのに
必要な低周波数の位相情報が含まれている。これは、空
間に依存する位相シフトには主として低周波変動があ
り、位相シフトがデータアレーgL の位相で近似できる
という仮定に基いている。したがって、プロセスの次の
ステップはプロセスブロック354に示すようにアレー
要素gH の位相を補正することである。これは多数のや
り方で行うことができるが、これは本質において変換後
のアレーgH の中の各複素要素の位相(φH )が変換後
のアレーgL の中の対応する要素の位相(φL )だけ変
えられるプロセスである。本実施例では、これは次式の
ように行われる。
置、k=−64から64 次に、プロセスブロック352および353に示すよう
に、128×128要素のデータアレーGL およびGH
がそれぞれ別個にフーリエ変換される。これらは2DF
T再構成で通常行われる水平の、行方向に沿った複素フ
ーリエ変換である。二つの別個の、128×128要素
のアレーgH およびgL が得られる。フーリエ変換プロ
セスのエルミート対称性により、NMRデータセット2
77の0が入った部分に変換プロセスにより書込みが行
われ、アレーgH の変換後のデータは完全であり、画像
作成に充分である。しかし、画像に存在する、空間に依
存する位相シフトは補正しなければならない。変換され
たデータアレーgL のデータには、この補正を行うのに
必要な低周波数の位相情報が含まれている。これは、空
間に依存する位相シフトには主として低周波変動があ
り、位相シフトがデータアレーgL の位相で近似できる
という仮定に基いている。したがって、プロセスの次の
ステップはプロセスブロック354に示すようにアレー
要素gH の位相を補正することである。これは多数のや
り方で行うことができるが、これは本質において変換後
のアレーgH の中の各複素要素の位相(φH )が変換後
のアレーgL の中の対応する要素の位相(φL )だけ変
えられるプロセスである。本実施例では、これは次式の
ように行われる。
【0051】 fx =GH ・|GL |/GL (5) 但し、fx はハイブリッド空間のNMR画像データを表
す128×128要素のアレー(f)内の各要素の複素
値である。図7および図8のプロセスブロック355に
示すように、次のステップは列すなわち位相符号化方向
にハイブリッド空間アレーfをフーリエ変換することで
ある。これは通常の2DFT再構成で行われるような複
素フーリエ変換である。これにより128×128要素
のデータセット357が作成され、このデータセット3
57を用いて所望の画像が作成される(ブロック35
6)。
す128×128要素のアレー(f)内の各要素の複素
値である。図7および図8のプロセスブロック355に
示すように、次のステップは列すなわち位相符号化方向
にハイブリッド空間アレーfをフーリエ変換することで
ある。これは通常の2DFT再構成で行われるような複
素フーリエ変換である。これにより128×128要素
のデータセット357が作成され、このデータセット3
57を用いて所望の画像が作成される(ブロック35
6)。
【図1】従来技術のSSFPパルスシーケンスを示すグ
ラフである。
ラフである。
【図2】従来技術のSSFPパルスシーケンスを示すグ
ラフである。
ラフである。
【図3】従来技術のSSFPパルスシーケンスを示すグ
ラフである。
ラフである。
【図4】本発明を用いるNMRシステムのブロック図で
ある。
ある。
【図5】図4のNMRシステムの一部を形成するトラン
シーバの電気ブロック図である。
シーバの電気ブロック図である。
【図6】本発明を実行するための好ましいパルスシーケ
ンスを示すグラフである。
ンスを示すグラフである。
【図7】図4のNMRシステムで本発明を用いたときに
作成されるデータ構造のブロック図である。
作成されるデータ構造のブロック図である。
【図8】本発明に従って取得されたNMRデータから画
像を再構成するプログラムの流れ図である。
像を再構成するプログラムの流れ図である。
142 主磁石電源 146 主磁石集合体 250 RF励起パルス 253 位相符号化勾配パルス 254 S−NMR信号 256 中央ローブ 257 遅れローブ 258 進みローブ 260 データ取得窓 275 第一のNMRデータセット 276 第二のNMRデータセット 277 組合わされたk空間NMRデータセット
Claims (7)
- 【請求項1】 関心のある領域の中にある被検体に分極
磁界、複数の磁界勾配、およびRF励起磁界を印加し、
被検体からのNMR信号を受け、このようなNMR信号
から画像を再構成するNMRシステムで、一連の定常状
態自由歳差運動パルスシーケンスを実行してNMRシス
テムを動作させる方法に於いて、 (a) パルスシーケンス全体の間に関心のある領域に
ほぼ一定で均一な分極磁界を印加するステップ、 (b) 関心のある領域にRF励起磁界パルスを印加す
るステップ、 (c) 関心のある領域に位相符号化磁界勾配パルスを
印加するステップ、 (d) 関心のある領域に読出し磁界勾配パルスを印加
するステップであって、読出し磁界勾配パルスは一方の
極性の中央ローブならびに中央ローブの進み側と遅れ側
にそれぞれ配置された逆極性の進みローブおよび遅れロ
ーブをそなえており、次のパルスシーケンスの間の読出
し磁界勾配パルスの中央ローブの印加中にS−NMR信
号のピークが生ずるように遅れローブの大きさが選択さ
れ、上記ピークが中央ローブの後縁の近くに非対称に位
置ぎめされており、また、S+NMR信号のピークが読
出し磁界勾配パルスの中央ローブと揃わないように読出
し磁界勾配の進みローブの大きさが選択されているステ
ップ、および (e) 読出し磁界勾配パルスの中央ローブが生じてい
る間にNMR信号を取得するステップを含み、 パルスシーケンス列の間に取得されたNMR信号が関心
のある領域の被検体の画像を再構成するために用いられ
るNMRシステムの動作方法。 - 【請求項2】 取得されたNMR信号に対してホモダイ
ン補正されたフーリエ変換を行うことにより、取得され
たNMR信号からの画像の再構成が遂行される請求項1
記載のNMRシステムの動作方法。 - 【請求項3】 関心のある領域の中にある被検体に分極
磁界、複数の磁界勾配、およびRF励起磁界を印加し、
被検体からのNMR信号を受け、このようなNMR信号
から画像を再構成するNMRシステムで、一連の定常状
態自由歳差運動パルスシーケンスを実行してNMRシス
テムを動作させる方法に於いて、 (a) パルスシーケンス全体の間に関心のある領域に
ほぼ一定で均一な分極磁界を印加するステップ、 (b) 関心のある領域にRF励起磁界パルスを印加す
るステップ、 (c) 関心のある領域に位相符号化磁界勾配パルスを
印加するステップ、 (d) 関心のある領域に読出し磁界勾配パルスを印加
するステップであって、読出し磁界勾配パルスは一方の
極性の中央ローブならびに中央ローブの進み側と後尾側
にそれぞれ配置された逆極性の進みローブおよび後尾ロ
ーブをそなえており、次のパルスシーケンスの間の読出
し磁界勾配パルスの中央ローブの印加中にS−NMR信
号のピークが生ずるように後尾ローブの大きさが選択さ
れ、上記ピークが中央ローブの後縁の近くに非対称に位
置ぎめされているステップ、および (e) 読出し磁界勾配パルスの中央ローブが生じてい
る間にNMR信号を取得するステップを含み、 第一列の上記定常状態自由歳差運動パルスシーケンスを
実行することにより第一のスキャンのNMRデータセッ
トを取得し、上記第一のスキャンのNMRデータセット
では取得された各NMR信号が個別に位相符号化され、
また中央の位相符号化されたNMR信号のセットが最後
に取得されるように位相符号化の順序が選択されてお
り、 第二列の上記定常状態自由歳差運動パルスシーケンスを
実行することにより第二のスキャンのNMRデータセッ
トを取得し、上記第二のスキャンのNMRデータセット
では取得された各NMR信号が個別に位相符号化され、
また位相符号化されたNMR信号の対応する中央のセッ
トが最初に取得されるように位相符号化の順序が選択さ
れており、 第一スキャンおよび第二スキャンのNMRデータセット
の中の対応する取得された信号を組み合わせることによ
り組合わされたk空間のNMRデータセットを形成し、
上記の組合わされたk空間のNMRデータセットでは取
得されたS−NMR信号に対してS+NMR信号が抑圧
され、そして組合わされたk空間のNMRデータセット
から画像が再構成されることを特徴とするNMRシステ
ムの動作方法。 - 【請求項4】 第一列の定常状態自由歳差運動パルスシ
ーケンスの間に作成されるRF励起磁界パルスの位相が
第二列の定常状態自由歳差運動パルスシーケンスの間に
作成されるRF励起磁界パルスの位相とは異なっている
請求項3記載のNMRシステムの動作方法。 - 【請求項5】 組合わされたk空間NMRデータセット
に対してホモダイン補正されたフーリエ変換を行うこと
により、画像の再構成が遂行される請求項3記載のNM
Rシステムの動作方法。 - 【請求項6】 読出し磁界勾配パルスの第一モーメント
を最小にするように読出し磁界勾配パルスの進みローブ
が選択される請求項3記載のNMRシステムの動作方
法。 - 【請求項7】 関心のある領域の中にある被検体に分極
磁界、複数の磁界勾配、およびRF励起磁界を印加し、
被検体からのNMR信号を取得し、このようなNMR信
号から画像を再構成するNMRシステムで、一連のパル
スシーケンスを実行し、一連の値に位相符号化勾配パル
スを歩進させることによりk空間を2回スキャンするN
MRシステムの動作方法に於いて、 第一順序の値に位相符号化勾配パルスを歩進させること
によりk空間の一回目のスキャンを行うステップであっ
て、k空間の中央部からNMR信号を取得する位相符号
化勾配パルス値を持つパルスシーケンスが最後に実行さ
れるようにするステップ、および第二順序の値に位相符
号化勾配パルスを歩進させることによりk空間の二回目
のスキャンを行うステップであって、k空間の中央部か
らNMR信号を取得する位相符号化勾配パルス値を持つ
パルスシーケンスが最初に実行されるようにするステッ
プを含むことを特徴とするNMRシステムの動作方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/735,419 US5170122A (en) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | NMR imaging using flow compensated SSFP pulse sequences |
| US735419 | 1991-07-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05269112A true JPH05269112A (ja) | 1993-10-19 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4194356A Pending JPH05269112A (ja) | 1991-07-25 | 1992-07-22 | 流れ補償されたssfpパルスシーケンスを使用するnmrイメージング法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5170122A (ja) |
| EP (1) | EP0526065A1 (ja) |
| JP (1) | JPH05269112A (ja) |
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1991
- 1991-07-25 US US07/735,419 patent/US5170122A/en not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-07-20 EP EP92306620A patent/EP0526065A1/en not_active Withdrawn
- 1992-07-22 JP JP4194356A patent/JPH05269112A/ja active Pending
Also Published As
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020115 |