JPH05315818A - 同軸型誘電体共振器 - Google Patents
同軸型誘電体共振器Info
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- JPH05315818A JPH05315818A JP4114556A JP11455692A JPH05315818A JP H05315818 A JPH05315818 A JP H05315818A JP 4114556 A JP4114556 A JP 4114556A JP 11455692 A JP11455692 A JP 11455692A JP H05315818 A JPH05315818 A JP H05315818A
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- Japan
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- dielectric
- conductor
- terminal
- inner peripheral
- dielectric resonator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄等の作業性や生産性に優れ、高品質で過
激なヒートサイクル下でも誘電体にクラックやクレーズ
を生ぜず共振周波数の劣化を生じさせず耐久性に優れた
低原価で量産性に適した同軸型誘電体共振器の提供を目
的とする。 【構成】 本発明の同軸型誘電体共振器は、外周面が円
形又は多角形状で内周面が多角形状に形成された中空状
の誘電体1と、誘電体1の外周面を被覆する外部導体3
と、外部導体3と連設し誘電体1の一端面を被覆する短
絡導体4と、短絡導体4と連設し誘電体の内周面を被覆
する内部導体2と、誘電体1の開放端より内部導体2の
内周孔5に挿着されるターミナル6と、を備えた同軸型
誘電体共振器であって、ターミナル6の少なくとも前記
内周孔5への挿入部7が金属製板状物でL字形に形成さ
れてなる構成を有している。
激なヒートサイクル下でも誘電体にクラックやクレーズ
を生ぜず共振周波数の劣化を生じさせず耐久性に優れた
低原価で量産性に適した同軸型誘電体共振器の提供を目
的とする。 【構成】 本発明の同軸型誘電体共振器は、外周面が円
形又は多角形状で内周面が多角形状に形成された中空状
の誘電体1と、誘電体1の外周面を被覆する外部導体3
と、外部導体3と連設し誘電体1の一端面を被覆する短
絡導体4と、短絡導体4と連設し誘電体の内周面を被覆
する内部導体2と、誘電体1の開放端より内部導体2の
内周孔5に挿着されるターミナル6と、を備えた同軸型
誘電体共振器であって、ターミナル6の少なくとも前記
内周孔5への挿入部7が金属製板状物でL字形に形成さ
れてなる構成を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波帯で用いられる同
軸型誘電体共振器に関するものである。
軸型誘電体共振器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、同軸型誘電体共振器は各種通信機
器・測定機器等の電子機器に広く利用されている。この
同軸型誘電体共振器として特開昭59−144203号
公報が知られている。
器・測定機器等の電子機器に広く利用されている。この
同軸型誘電体共振器として特開昭59−144203号
公報が知られている。
【0003】以下に従来の同軸型誘電体共振器について
説明する。図5は従来の同軸型誘電体共振器のターミナ
ルを外した状態を示す斜視図であり、図6はターミナル
を挿着した状態の同軸型誘電体共振器の断面図である。
説明する。図5は従来の同軸型誘電体共振器のターミナ
ルを外した状態を示す斜視図であり、図6はターミナル
を挿着した状態の同軸型誘電体共振器の断面図である。
【0004】11は中空状に形成された誘電体、12は
誘電体11の内周面を被覆する内部導体、13は誘電体
11の外周面を被覆し内部導体12と略同軸状に形成さ
れた外部導体、14は誘電体11の1端面を被覆し内部
導体12と外部導体13を接続する短絡導体、15は内
部導体12の内周孔、25は短絡導体14の被覆端面と
は反対の端面の開放端から内部導体12の内周孔15に
挿入されて電気的に接続されるターミナル、26は外部
接続用の端子、27は内部導体12の内周孔よりも大き
い径に形成されターミナル25を内部導体12内に挿入
のする際に挿入のしすぎを防止するストッパ、28は内
部導体12と導電性接着剤や半田等によって固着され電
気的に接続する内部導体接続部である。
誘電体11の内周面を被覆する内部導体、13は誘電体
11の外周面を被覆し内部導体12と略同軸状に形成さ
れた外部導体、14は誘電体11の1端面を被覆し内部
導体12と外部導体13を接続する短絡導体、15は内
部導体12の内周孔、25は短絡導体14の被覆端面と
は反対の端面の開放端から内部導体12の内周孔15に
挿入されて電気的に接続されるターミナル、26は外部
接続用の端子、27は内部導体12の内周孔よりも大き
い径に形成されターミナル25を内部導体12内に挿入
のする際に挿入のしすぎを防止するストッパ、28は内
部導体12と導電性接着剤や半田等によって固着され電
気的に接続する内部導体接続部である。
【0005】以上のように構成された従来の同軸型誘電
体共振器について、以下その動作を説明する。
体共振器について、以下その動作を説明する。
【0006】ターミナル25の直径が内部導体12の内
周孔15の直径と略等しく、かつ内部導体接続部28の
長さが誘電体の長さに対して十分短く、このターミナル
25の端部のストッパ27が内部導体12の内周孔15
より大きいために、ターミナル25の挿着固定が簡単に
行えるようになっている。
周孔15の直径と略等しく、かつ内部導体接続部28の
長さが誘電体の長さに対して十分短く、このターミナル
25の端部のストッパ27が内部導体12の内周孔15
より大きいために、ターミナル25の挿着固定が簡単に
行えるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、内部導体接続部は内部導体との良好な導通
を図るため且つ端子が同軸型誘電体共振器のほぼ中央に
位置するように内部導体接続部の径は誘電体の内周孔の
径とほぼ同じ径にて形成されており、かつ、ストッパが
誘電体の開放端面に蓋をした状態なので、導電性接着剤
等によるターミナルと内部導体との接続作業が大変面倒
で作業性に欠け生産性を落とすという問題点があった。
また、内部導体接続部と内部導体の接触面積が広いので
温度変化によりターミナルが熱膨張し誘電体にクラック
やクレイズを発生させるという問題点があった。また、
このような同軸型誘電体共振器は温度差の大きいヒート
サイクルを加えると、共振周波数が変化し信頼性に欠け
るという問題点を有していた。
の構成では、内部導体接続部は内部導体との良好な導通
を図るため且つ端子が同軸型誘電体共振器のほぼ中央に
位置するように内部導体接続部の径は誘電体の内周孔の
径とほぼ同じ径にて形成されており、かつ、ストッパが
誘電体の開放端面に蓋をした状態なので、導電性接着剤
等によるターミナルと内部導体との接続作業が大変面倒
で作業性に欠け生産性を落とすという問題点があった。
また、内部導体接続部と内部導体の接触面積が広いので
温度変化によりターミナルが熱膨張し誘電体にクラック
やクレイズを発生させるという問題点があった。また、
このような同軸型誘電体共振器は温度差の大きいヒート
サイクルを加えると、共振周波数が変化し信頼性に欠け
るという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、作業性、生産性に優れ、高品質で過激なヒートサイ
クル下でも誘電体にクラックやクレーズを生ぜず共振周
波数の劣化を生じさせず耐久性に優れた低原価で量産性
に適した同軸型誘電体共振器を提供することを目的とす
る。
で、作業性、生産性に優れ、高品質で過激なヒートサイ
クル下でも誘電体にクラックやクレーズを生ぜず共振周
波数の劣化を生じさせず耐久性に優れた低原価で量産性
に適した同軸型誘電体共振器を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1の同軸型誘電体共振器は、外周面が
円形又は多角形状で内周面が多角形状に形成された中空
状の誘電体と、前記誘電体の外周面を被覆する外部導体
と、前記外部導体と連設し前記誘電体の一端面を被覆す
る短絡導体と、前記短絡導体と連設し前記誘電体の内周
面を被覆する内部導体と、前記誘電体の開放端より前記
内部導体の内周孔に挿着される黄銅等の導電性の金属か
らなるターミナルと、を備えた同軸型誘電体共振器であ
って、前記ターミナルの少なくとも前記内周孔への挿入
部が金属製板状物でL字形に形成されてなる構成を有し
ている。
に本発明の請求項1の同軸型誘電体共振器は、外周面が
円形又は多角形状で内周面が多角形状に形成された中空
状の誘電体と、前記誘電体の外周面を被覆する外部導体
と、前記外部導体と連設し前記誘電体の一端面を被覆す
る短絡導体と、前記短絡導体と連設し前記誘電体の内周
面を被覆する内部導体と、前記誘電体の開放端より前記
内部導体の内周孔に挿着される黄銅等の導電性の金属か
らなるターミナルと、を備えた同軸型誘電体共振器であ
って、前記ターミナルの少なくとも前記内周孔への挿入
部が金属製板状物でL字形に形成されてなる構成を有し
ている。
【0010】請求項2の同軸型誘電体共振器は、請求項
1において、前記誘電体の内周面及び内部導体に1乃至
複数の段差部が形成され前記段差部より前記短絡導体側
の内周が円筒状又は楕円筒状に形成されていることを特
徴とする請求項1に記載の同軸型誘電体共振器。
1において、前記誘電体の内周面及び内部導体に1乃至
複数の段差部が形成され前記段差部より前記短絡導体側
の内周が円筒状又は楕円筒状に形成されていることを特
徴とする請求項1に記載の同軸型誘電体共振器。
【0011】請求項3の同軸型誘電体共振器は、請求項
1又は2のいずれか1において、前記内部導体が複層か
らなり誘電体側が銅層、その表面に半田層が形成され、
かつ、前記ターミナルの少なくとも前記挿入部の前記内
周孔当接面の表面に半田層が形成された構成を有してい
る。
1又は2のいずれか1において、前記内部導体が複層か
らなり誘電体側が銅層、その表面に半田層が形成され、
かつ、前記ターミナルの少なくとも前記挿入部の前記内
周孔当接面の表面に半田層が形成された構成を有してい
る。
【0012】ここで、ターミナルの材質としては、黄銅
等の他リン青銅又はベリリュウム銅等が好適に用いられ
る。弾性が大きく内周孔への挿着が容易だからである。
等の他リン青銅又はベリリュウム銅等が好適に用いられ
る。弾性が大きく内周孔への挿着が容易だからである。
【0013】
【作用】この構成によって、ターミナルを誘電体に挿着
するときはターミナルの少なくとも挿入部が金属製なの
で容易に弾性変形して誘電体の内周部に挿入することが
できる。また、挿入後はその復元力によりターミナルを
誘電体の内部導体に強固に固定することができる。ター
ミナルは板状体なので内周孔との間の間隙部から容易に
半田付け等で固着させることもできる。また、その間隙
部から内周孔の内部に導電性接着剤を容易に充填するこ
ともできる。更に間隙部が形成されているので洗浄作業
も容易でかつ短時間に洗浄を終えることができる。
するときはターミナルの少なくとも挿入部が金属製なの
で容易に弾性変形して誘電体の内周部に挿入することが
できる。また、挿入後はその復元力によりターミナルを
誘電体の内部導体に強固に固定することができる。ター
ミナルは板状体なので内周孔との間の間隙部から容易に
半田付け等で固着させることもできる。また、その間隙
部から内周孔の内部に導電性接着剤を容易に充填するこ
ともできる。更に間隙部が形成されているので洗浄作業
も容易でかつ短時間に洗浄を終えることができる。
【0014】ヒートサイクルによりターミナルが熱膨張
してもL字形の挿入部により応力を緩和することができ
るので内部導体等に物理的変形を生じさせることを防止
できる。
してもL字形の挿入部により応力を緩和することができ
るので内部導体等に物理的変形を生じさせることを防止
できる。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の第1実施例の同軸型誘電体
共振器の斜視図であり、図2はその断面図、図3はター
ミナルの斜視図である。
共振器の斜視図であり、図2はその断面図、図3はター
ミナルの斜視図である。
【0017】1は外周面及び内周面の断面が四角形状に
形成された中空状の誘電体、2は誘電体1の内周面に被
覆された内部導体、3は誘電体1の外周面に被覆された
外部導体、4は内部導体2と外部導体3間に連設された
短絡導体、5は内部導体2の内周孔、6は黄銅の他燐青
銅,ベリリュウム銅等の弾性を有する導電性合金等の金
属板をL字状に形成したターミナル、7はターミナル6
の挿入部、8はターミナル6の端子である。
形成された中空状の誘電体、2は誘電体1の内周面に被
覆された内部導体、3は誘電体1の外周面に被覆された
外部導体、4は内部導体2と外部導体3間に連設された
短絡導体、5は内部導体2の内周孔、6は黄銅の他燐青
銅,ベリリュウム銅等の弾性を有する導電性合金等の金
属板をL字状に形成したターミナル、7はターミナル6
の挿入部、8はターミナル6の端子である。
【0018】以上のように構成された第1実施例の同軸
型誘電体共振器について、以下その動作を説明する。
型誘電体共振器について、以下その動作を説明する。
【0019】ターミナル6を誘電体1の内周孔5に治具
等を用いて弾性変形させながら挿入しその治具を取り外
すと、ターミナル6の弾性復元力により誘電体1の内部
導体2に固定され電気的に接続される。更に、固定され
ている時の強度は、ターミナル6の形状寸法を調整する
ことにより容易に調節することができる。
等を用いて弾性変形させながら挿入しその治具を取り外
すと、ターミナル6の弾性復元力により誘電体1の内部
導体2に固定され電気的に接続される。更に、固定され
ている時の強度は、ターミナル6の形状寸法を調整する
ことにより容易に調節することができる。
【0020】そしてこの固定した状態にて半田、導電性
接着剤によってターミナル6と内部導体2とをより強固
に固着することもできる。
接着剤によってターミナル6と内部導体2とをより強固
に固着することもできる。
【0021】(実施例2)以下本発明の第2実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
【0022】図4(a)は本発明の第2実施例の同軸型
誘電体共振器の断面図であり、図4(b)はその平面図
である。
誘電体共振器の断面図であり、図4(b)はその平面図
である。
【0023】第1実施例と異なるのは内部導体2に段差
部9を形成し大径部と小径部の内周孔5a,5bが形成
され、ターミナル6をその大径部の内周孔5aに固着で
きるようにした点である。
部9を形成し大径部と小径部の内周孔5a,5bが形成
され、ターミナル6をその大径部の内周孔5aに固着で
きるようにした点である。
【0024】尚、ターミナル6を内部導体2の大径内周
孔5a面に接続するか、小径内周孔5b面に接続するか
は、誘電体共振器の外径寸法、特に大径端から段差部9
までの長さによって異なるが、この長さが短いときは一
般的に大径内周孔5a面に接続し、長いときは小径内周
孔5b面に接続するようにしてもよい。このようにする
ことにより各種の誘電体共振器を製造する際の部品点数
を減らすことができる。
孔5a面に接続するか、小径内周孔5b面に接続するか
は、誘電体共振器の外径寸法、特に大径端から段差部9
までの長さによって異なるが、この長さが短いときは一
般的に大径内周孔5a面に接続し、長いときは小径内周
孔5b面に接続するようにしてもよい。このようにする
ことにより各種の誘電体共振器を製造する際の部品点数
を減らすことができる。
【0025】なお、内部導体2、外部導体3の誘電体1
に近い第1層を銅、第2層を半田で処理された同軸型誘
電体共振器とし、これに表面が半田メッキ処理されたタ
ーミナル6を挿入し、半田溶融温度まで加熱し、内部導
体2とターミナル6が半田の合金層により電気的、機械
的に接合された構造としてもよい。本発明によれば内部
導体2とターミナル6の挿入部7の接触面が狭いため内
部導体2に与える応力等は極めて小さくすることができ
る。
に近い第1層を銅、第2層を半田で処理された同軸型誘
電体共振器とし、これに表面が半田メッキ処理されたタ
ーミナル6を挿入し、半田溶融温度まで加熱し、内部導
体2とターミナル6が半田の合金層により電気的、機械
的に接合された構造としてもよい。本発明によれば内部
導体2とターミナル6の挿入部7の接触面が狭いため内
部導体2に与える応力等は極めて小さくすることができ
る。
【0026】また、内部導体2の内面にターミナル6が
弾力をもって接触しているので、ヒートサイクルによる
ターミナルの熱的応力をターミナル6が吸収できる。更
に、内部導体2の内面に対して間隙部を有しているので
放熱を容易に行うことができる。
弾力をもって接触しているので、ヒートサイクルによる
ターミナルの熱的応力をターミナル6が吸収できる。更
に、内部導体2の内面に対して間隙部を有しているので
放熱を容易に行うことができる。
【0027】更にターミナル6を挿入した後、内部導体
2とターミナル6との電気的接続をもターミナル6が平
板なので極めて容易に行うことができる。
2とターミナル6との電気的接続をもターミナル6が平
板なので極めて容易に行うことができる。
【0028】以上のように構成されているので、同軸型
誘電体共振器の大小にかかわらずターミナル6を最適の
状態で内部導体2に電気的に接続できる。また、温度差
の大きいヒートサイクルを受けてもターミナル6の膨張
による内部導体2への応力はターミナル6の撓み等によ
り吸収されるので内部導体2を変形させることもなく耐
久性を著しく高めることができる。
誘電体共振器の大小にかかわらずターミナル6を最適の
状態で内部導体2に電気的に接続できる。また、温度差
の大きいヒートサイクルを受けてもターミナル6の膨張
による内部導体2への応力はターミナル6の撓み等によ
り吸収されるので内部導体2を変形させることもなく耐
久性を著しく高めることができる。
【0029】次に、ヒートサイクルの影響について確認
試験を行った。試料として第1実施例のものと、市販の
図5に示す従来品を各々5個ずつ準備した。
試験を行った。試料として第1実施例のものと、市販の
図5に示す従来品を各々5個ずつ準備した。
【0030】試験方法は、各同軸型誘電体共振器を−4
0℃の環境に30分間放置し、その後+85℃に温度を
上昇させ、30分間放置して1サイクルとし、これを繰
り返し行い、共振周波数の変化を測定した。その結果を
図7(a),(b)に示した。図7(a)は第1実施例
の同軸型誘電体共振器の共振周波数のヒートサイクル依
存性を示す図、図7(b)は従来例の同軸型誘電体共振
器の共振周波数のヒートサイクル依存性を示す図であ
る。尚、図中横軸はヒートサイクルの回数、縦軸のΔf
は共振周波数の変化を示している。
0℃の環境に30分間放置し、その後+85℃に温度を
上昇させ、30分間放置して1サイクルとし、これを繰
り返し行い、共振周波数の変化を測定した。その結果を
図7(a),(b)に示した。図7(a)は第1実施例
の同軸型誘電体共振器の共振周波数のヒートサイクル依
存性を示す図、図7(b)は従来例の同軸型誘電体共振
器の共振周波数のヒートサイクル依存性を示す図であ
る。尚、図中横軸はヒートサイクルの回数、縦軸のΔf
は共振周波数の変化を示している。
【0031】図7(a)からわかるように、第1実施例
の試料は最も周波数の変化が大きいサンプルにあっても
±0.1MHz程度しか共振周波数が変化していない。
これに対して、図7(b)から明らかなように従来品は
最も周波数の変化の大きいサンプルにあっては+4MH
z近く共振周波数が変化し、最も周波数の変化の小さい
サンプルでも+2.6MHzの共振周波数の変化が認め
られた。
の試料は最も周波数の変化が大きいサンプルにあっても
±0.1MHz程度しか共振周波数が変化していない。
これに対して、図7(b)から明らかなように従来品は
最も周波数の変化の大きいサンプルにあっては+4MH
z近く共振周波数が変化し、最も周波数の変化の小さい
サンプルでも+2.6MHzの共振周波数の変化が認め
られた。
【0032】この結果、本実施例は従来品に比し共振周
波数の安定性が数十倍以上勝りその結果として耐久性が
著しく優れていることがわかる。
波数の安定性が数十倍以上勝りその結果として耐久性が
著しく優れていることがわかる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は、ターミナルが金
属製の平板状でかつ少なくともその挿入部がL字形状に
加工されているので、内部導体内への装着も挿入部を弾
性変形させることにより極めて容易に行うことができ、
かつその復元力によりターミナルは誘電体の内部に強固
に固定されるとともにターミナルと内部導体との半田付
け等の接着作業も簡単に行え、或いは導電性接着剤を容
易に充填することができ作業性、生産性を著しく高める
ことができる。また、半田付け作業後洗浄液に浸漬する
と、洗浄液は内部導体の中まで侵入するので簡単にフラ
ックスを完全に取り除くことができる。更にヒートサイ
クルに対しても共振周波数の変化がほとんどない高品質
で耐久性に優れ、かつ、低原価で量産性に適した同軸型
誘電体共振器を実現できるものである。
属製の平板状でかつ少なくともその挿入部がL字形状に
加工されているので、内部導体内への装着も挿入部を弾
性変形させることにより極めて容易に行うことができ、
かつその復元力によりターミナルは誘電体の内部に強固
に固定されるとともにターミナルと内部導体との半田付
け等の接着作業も簡単に行え、或いは導電性接着剤を容
易に充填することができ作業性、生産性を著しく高める
ことができる。また、半田付け作業後洗浄液に浸漬する
と、洗浄液は内部導体の中まで侵入するので簡単にフラ
ックスを完全に取り除くことができる。更にヒートサイ
クルに対しても共振周波数の変化がほとんどない高品質
で耐久性に優れ、かつ、低原価で量産性に適した同軸型
誘電体共振器を実現できるものである。
【図1】本発明の第1実施例の同軸型誘電体共振器の斜
視図
視図
【図2】本発明の第1実施例の同軸型誘電体共振器の断
面図
面図
【図3】本発明の第1実施例のターミナルの斜視図
【図4】(a)本発明の第2実施例の同軸型誘電体共振
器の断面図 (b)本発明の第2実施例の同軸型誘電体共振器の平面
図
器の断面図 (b)本発明の第2実施例の同軸型誘電体共振器の平面
図
【図5】従来の同軸型誘電体共振器のターミナルを外し
た状態を示す斜視図
た状態を示す斜視図
【図6】ターミナルを挿着した状態の同軸型誘電体共振
器の断面図
器の断面図
【図7】(a)第1実施例の同軸型誘電体共振器の共振
周波数のヒートサイクル依存性を示す図 (b)従来例の同軸型誘電体共振器の共振周波数のヒー
トサイクル依存性を示す図
周波数のヒートサイクル依存性を示す図 (b)従来例の同軸型誘電体共振器の共振周波数のヒー
トサイクル依存性を示す図
1,11 誘電体 2,12 内部導体 3,13 外部導体 4,14 短絡導体 5,15 内部導体の円周孔 5a 大径内周孔 5b 小径内周孔 6 ターミナル 7 挿入部 8 端子 9 段差部 25 ターミナル 26 端子 27 ストッパ 28 内部導体接続部
フロントページの続き (72)発明者 内山 忠信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 米田 毅彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 多木 宏光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】外周面が円形又は多角形状で内周面が多角
形状に形成された中空状の誘電体と、前記誘電体の外周
面を被覆する外部導体と、前記外部導体と連設し前記誘
電体の一端面を被覆する短絡導体と、前記短絡導体と連
設し前記誘電体の内周面を被覆する内部導体と、前記誘
電体の開放端より前記内部導体の内周孔に挿着されるタ
ーミナルと、を備えた同軸型誘電体共振器であって、前
記ターミナルの少なくとも前記内周孔への挿入部が金属
製板状物でL字形に形成されていることを特徴とする同
軸型誘電体共振器。 - 【請求項2】前記誘電体の内周面及び内部導体に段差部
が形成され前記段差部より前記短絡導体側の内周が円筒
形又は楕円筒状に形成されていることを特徴とする請求
項1に記載の同軸型誘電体共振器。 - 【請求項3】前記内部導体が複層からなり誘電体側が銅
層、その表面に半田層が形成され、かつ、前記ターミナ
ルの少なくとも前記挿入部の前記内周孔当接面の表面に
半田層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至
3の内いずれか1に記載の同軸型誘電体共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11455692A JP3370699B2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 同軸型誘電体共振器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11455692A JP3370699B2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 同軸型誘電体共振器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05315818A true JPH05315818A (ja) | 1993-11-26 |
| JP3370699B2 JP3370699B2 (ja) | 2003-01-27 |
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ID=14640766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11455692A Expired - Fee Related JP3370699B2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 同軸型誘電体共振器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370699B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP11455692A patent/JP3370699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3370699B2 (ja) | 2003-01-27 |
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