JPH0533323Y2 - - Google Patents

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JPH0533323Y2
JPH0533323Y2 JP2584789U JP2584789U JPH0533323Y2 JP H0533323 Y2 JPH0533323 Y2 JP H0533323Y2 JP 2584789 U JP2584789 U JP 2584789U JP 2584789 U JP2584789 U JP 2584789U JP H0533323 Y2 JPH0533323 Y2 JP H0533323Y2
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sheet material
water
wet towel
rolled
roller
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、巻きおしぼり製造部を移送される
シート材に水を供給して、シート材の全体に亘つ
て均一な湿り気を付与し得る巻きおしぼり製造装
置に関するものである。
従来技術 喫茶店やレストランその他の飲食施設では、接
客サービスとしてタオル地の「巻きおしぼり」を
提供することが行なわれている。この種の施設で
は一日に多量の「巻きおしぼり」を使用するた
め、その殆どがおしぼり製造業者から納入された
ものを使用しているのが現状である。しかし、タ
オル地の「巻きおしぼり」は、反復使用すること
ができる反面、その再生処理が不完全であると極
めて不衛生となる問題があるばかりでなく、コス
トが嵩む欠点もあつた。
そこで、安価で使い捨て可能な紙製や不織布製
等の「おしぼり」を、自家製造し得るコンパクト
なおしぼりの製造装置として、例えば実開昭63−
108730号に係る考案「巻きおしぼり製造装置」が
提案されている。この考案に係る製造装置は、例
えば紙や不織布を材質とするおしぼり用シート材
をロール状に巻回したシートロールが回転自在に
装着され、このシートロールからシート材が順次
引出される。シート材の給送方向下流側には、受
け刃と切断刃とからなるカツタが配設されると共
に、該カツタを通過したシート材を案内する路板
がカツタの下方に垂下配置されている。また、路
板の前面側には、噴射孔を路板に指向させたノズ
ルが配設され、カツタを通過して路板の前面側に
垂下するシート材にノズルを介して水が噴射供給
され、該シート材におしぼりとして必要な湿り気
が付与される。
そして、前記カツタの間を通過するシート材が
所定長さだけ給送された時点で、該カツタが作動
してシート材の上部が切断され、所定寸法長のシ
ート材が得られる。切断されたシート材は、前記
路板の下方に配設した巻きおしぼり製造部に落下
供給され、該製造部でロール状に巻き込まれて所
定直径の「巻きおしぼり」が製造される。
考案が解決しようとする課題 前述した構成に係る製造装置では、カツタの下
方に垂下するシート材に、前記ノズルを介して所
要量の水が噴射供給されるよう構成してある。従
つて、カツタから垂下するシート材の中間部や下
端部には、ノズルから充分な水が供給されるが、
カツタに近接する部位には水が供給されず、湿り
気にムラが生ずる問題があつた。このため、カツ
タで切断されたシート材は、湿り気にムラを生じ
たまま巻きおしぼり製造部に落下供給されるた
め、ロール巻きに必要な摩擦抵抗が得られず、正
常なロール状に巻き込むことができなくなる重大
な欠点があつた。また、シート材がロール状に巻
かれても、「巻きおしぼり」が製造部から排出さ
れた際に、湿り気が無い部位の巻きが戻つてしま
う難点も指摘される。
考案の目的 この考案は、前述した課題に鑑み、これを好適
に解決するべく提案されたものであつて、シート
材の全体に亘つて均一な湿り気を付与し得る手段
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達
成するため本考案は、供給源から引出したシート
材の給送経路に近接して配設した散水手段と、該
散水手段の下方に配設され、所定寸法長に切断し
たシート材を移送しつつロール状の巻きを与える
巻きおしぼり製造部とからなるおしぼり製造装置
において、前記巻きおしぼり製造部の上方で、か
つ前記散水手段とシート材給送経路を挟んで対向
的に配設した水皿を備え、この水皿は、その底部
に穿設されて前記巻きおしぼり製造部の上方で開
口する穴を有し、前記散水手段から水皿に向けて
散布した水を、前記穴を介して巻きおしぼり製造
部を移送されるシート材に滴下供給するよう構成
したことを特徴とする。
実施例 次に、本考案に係る巻きおしぼり製造装置につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しな
がら以下説明する。第1図は、本考案の好適な実
施例に係る巻きおしぼり製造装置の縦断面図を示
し、第2図は第1図に示す製造装置からフロント
パネルを取外した状態で示す外観斜視図である。
(ロールホルダについて) 図面に示す如く、矩形状に形成した底板10の
短手方向両側に一対の側板11,11が立設され
ると共に、長手方向両端にフロントパネル12と
リアパネル13とが対向的に配設され、これらの
部材により上方に開口する略矩形状の空間14が
画成される。この空間14内には、例えば不織布
を材質とするシートを中芯となる紙管にロール状
に巻き付けたシートロール15を、自由回転可能
に収納するロールホルダ16が配設されている。
すなわち、このロールホルダ16の対向する側面
(一方のみ図示)には、第1図に示す如く、U字
状の段部16aが形成され、該段部16aにシー
トロール15の中芯や、該中芯に嵌合したホルダ
(何れも図示せず)が回転自在に支持される。
また、ロールホルダ16の上部前端には、該ホ
ルダ16に収納したシートロール15から引出し
たシート材15aを、後述する送りローラ21に
案内するべく機能する張出し部16bが形成され
ている。なお、この張出し部16bの所定位置
に、シートロール15から引出されるシート材1
5aの紙切れを検知する手段65が配設されてい
る。
ロールホルダ16には、後述する散水パイプ4
1に水を供給するための水タンク17が倒立状態
で着脱自在に収納される。すなわち、第1図に示
す如く、ロールホルダ16の底部には、水タンク
17の給水部17aを嵌挿する凹部16cが形成
され、この凹部16cから導出した給水管16d
は、前記底板10に設置したポンプ18の吸入管
18aに連通されている。また、ポンプ18の吐
出管18bは、散水パイプ41に供給管19を介
して連通接続されている。なお、前記水タンク1
7は、倒立状態で給水部17aを凹部16cに嵌
挿した時にのみタンク内の水を排出し得るよう構
成されている。従つて、水タンク17からポンプ
18を介して圧送される水は、後述する如く、散
水パイプ41に穿設した各散水孔41aからシー
ト材15aに散布供給される。
なお、前記凹部16cにはメツシユの粗いフイ
ルタ20が介装されており、シートロール15等
から生じる大きなゴミ等を補集して、ポンプ内に
ゴミが吸入されないよう構成してある。また、ポ
ンプ18の吐出管18b側には、メツシユの細か
いフイルタ(図示せず)が配設され、前記フイル
タ20で補集し得ない細かいゴミを補集し、前記
散水パイプ41に目詰りが生じるのを防止し得る
よう構成される。更に、これらフイルタは着脱自
在に配設されており、適宜取外して清掃すること
ができる。
(シート材の給送機構) 前記ロールホルダ16における張出し部16b
の下方には、第1図に示す如く、前記側板11,
11間に送りローラ21が回転自在に架設されて
いる。このローラ21の軸22には、一方の側板
11から突出する端部に歯車23が配設されてい
る。また、前記空間14内にモータ24が配設さ
れ、その回転軸における側板11から突出する端
部に歯車25が配設され、該歯車25は、第2図
に示す如く、後述する回転刃取付ローラ35の軸
37に配設した歯車38を介して歯車23に噛合
している。従つて、モータ24を駆動することに
より、送りローラ21は、第1図において反時計
方向に回転する。送りローラ21には、半径方向
外方に突出する複数のOリング26が軸方向に所
定間隔離間して巻装され、このOリング26は、
シート材15aを円滑に給送するべく機能する。
前記送りローラ21を挟んでロールホルダ16
と反対側には、第1図に示す如く、前記両側板1
1,11間に軸27が送りローラ21と平行に架
設され、この軸27に「く」字状の押え板28が
枢支されている。すなわち、押え板28の下部折
曲片28aには、長手方向両端に送りローラ21
から離間する方向に突出する突片28b,28b
が形成され、軸27は両突片28b,28bに挿
通されている。また、押え板28の上部折曲片2
8c挟んで送りローラ21と反対側に捩りばね2
9が配設され、この捩りばね29は、上部折曲片
28cを常に送りローラ21のOリング26に圧
接するべく機能する。従つて、前記シートロール
15から引出したシート材15aを、Oリング2
6と押え板28との間に介装すれば、シート材1
5aは送りローラ21に圧接されるので、該ロー
ラ21の回転に伴つてシート材15aはシートロ
ール15から順次引出される(第6図a参照)。
また、送りローラ21と押え板28との間に
は、該ローラ21に沿つてガイド30が垂直に配
設され、このガイド30は送りローラ21により
給送されるシート材15aを垂直下方に案内する
べく機能する。このガイド30には、第2図に示
す如く、送りローラ21に巻装したOリング26
の配設位置と対応する位置に、上方に開放する切
欠30aが形成されている。そして、送りローラ
21のOリング26を、第1図に示す如く、該ガ
イド30の切欠30aから押え板28方向に突出
するよう構成してある。すなわち、ガイド30
は、送りローラ21のOリング26によるシート
材15aの給送を許容すると共に、シート材15
aの給送方向先端が送りローラ21に巻き込まれ
るのを防止するべく機能する。
(シート材の切断機構) 前記送りローラ21の下方において、該ローラ
21から垂下給送されるシート材15aの右側
に、逆「く」字状に形成された固定刃用ブラケツ
ト31が、前記両側板11,11間に架設した軸
32に回動自在に枢支されている。すなわち、固
定刃用ブラケツト31の下部折曲片31aには、
長手方向両端に背面側(送りローラ21から垂下
給送されるシート材15aから離間する方向)に
突出する突片31b,31b(一方のみ図示)が
形成され、軸32は両突片31b,31bに挿通
されている。この固定刃用ブラケツト31の上部
折曲片31cには、フロントパネル12方向を指
向する固定刃33が長手方向に沿つて配設され、
この固定刃33は、シート材15aの幅寸法より
も長尺な長さ寸法に設定されている。また、固定
刃用ブラケツト31が枢支される軸32には、捩
りばね34が介装され、このばね34によりブラ
ケツト31および固定刃33は、後述する回転刃
36方向に常時弾力付勢されている。
前記押え板28の下方には、送りローラ21か
ら垂下するシート材15aを挟んで固定刃用ブラ
ケツト31と対向すると共に、該固定刃用ブラケ
ツト31と平行に延在する回転刃取付ローラ35
が、両側板11,11間に回転自在に架設されて
いる。そしてこのローラ35には、ローラ35の
軸方向に沿つて延在する回転刃36が、その刃先
を半径方向外方に突出させた状態で配設されてい
る。なお、回転刃36は、ローラの軸心に対して
若干の角度をもつて配設されており、シート材1
5aを切断するに際し回転刃取付ローラ35を回
転させると、回転刃36と固定刃33とは、長手
方向の一端から他端に向けて順次当接するよう構
成されている。
また、回転刃取付ローラ35の軸37には、一
方の側板11から突出する端部(前記送りローラ
21の軸22に配設した歯車23が配設される端
部と同一端部)に歯車38が配設されている。こ
の歯車38は、第2図に示す如く、前記モータ2
4に連結された歯車25と、送りローラ21の軸
22に配設した歯車23とに共通的に噛合してお
り、モータ24を駆動することにより回転刃取付
ローラ35は第1図において時計方向い回転す
る。
前記回転刃取付ローラ35における前記側板1
1の内方の軸端(歯車38が配設される端部と反
対側)に、ローラ35と一体的に回転するカム3
9が配設されている。このカム39の外周には、
第2図に示す如く、半径方向外方に突出する突部
39aが形成され、この突部39aは前記押え板
28における下部折曲片28aの下端に当接する
よう設定されている。また、該突部39aは、前
記回転刃36が回転しつつ固定刃33と当接して
いる間(シート材15aを切断する間)、前記押
え板28の下部折曲片28aに当接するように、
その形成範囲が設定されている。従つて、回転刃
取付ローラ35が回転し、カム39の突部39a
が押え板28に当接すると、第6図cに示す如
く、押え板28は前記軸27を中心に反時計方向
に回動し、上部折曲片28cがOリング26から
離間し、シート材15aは送りローラ21に押圧
されなくなる。そして、このタイミングで回転刃
36と固定刃33とが当接し、シート材15aは
その給送方向と交差する方向に切断される。
すなわち、前記押え板28の上部折曲片28c
がOリング26から離間する結果、送りローラ2
1が回転しても、シート材15aは該ローラ21
上でスリツプするだけで積極的な送りが付与され
なくなる。これにより、回転刃36と固定刃33
との連繋作用下にシート材15aが切断される際
に、該シート材15aが移動して切断面が歪んだ
りすることがなく、整つた切断面を得ることがで
きる。
なお、前記回転刃取付ローラ35におけるカム
39の配設端部と反対側に、該ローラ35より大
径のローラ(図示せず)が配設されている。ま
た、前記固定刃33における軸方向の端部に、固
定刃33の刃部から回転刃取付ローラ35方向に
突出する突部(図示せず)が形成され、この突部
は前記捩りばね34の弾力作用下に常に前記ロー
ラに当接するよう構成されている。これにより、
回転刃36と固定刃33との連繋作用時以外は、
回転刃取付ローラ35と固定刃33の刃部との間
に、シート材15aの通過を許容する隙間が画成
される。
(水皿について) 前記固定刃用ブラケツト31の下方には、後述
する巻きおしぼり製造部43に配設した位置決め
部材62,62に、前記回転刃取付ローラ35と
固定刃33との間を通過したシート材15aを製
造部43に案内すると共に、散水パイプ41から
散布される水を受ける水皿40が着脱自在に載置
されている。また、この水皿40は、第1図に示
す如く、その上端部が前記固定刃用ブラケツト3
1の背面側に臨んでおり、上方から給送されるシ
ート材15aが、水皿40の表面側に確実に案内
されるよう構成してある。なお、水皿40は前記
位置決め部材62,62に載置されているだけな
ので、清掃やメンテナンスを行なう際には、製造
装置9から簡単に取外すことができる(第3図参
照)。
水皿40は、第1図および第3図に示す如く、
垂直な背面板40aと、該背面板40aの長手方
向(シート材給送方向と交差する方向)に適宜の
間隔で配設した複数のリブ40bとからなり、こ
のリブ40bの下端部には、フロントパネル方向
に膨出する膨出部40eが形成されている。この
膨出部40eは、シート材15aの給送方向先端
に折返し部を形成するべく機能するものであつ
て、該折返し部が形成されたシート材15aは、
第4図に示す如く、当該水皿40の底部と後述す
る無端ベルト47との間を通過した後、ロール状
に巻き込まれるよう構成されている。
また、各膨出部40eの無端ベルト47と対向
する面に底板40cが配設され、該底板40cと
背面板40aとの間に、無端ベルト47の上方に
開口する穴40dが画成される。この穴40d
は、散水パイプ41から散布された水を、無端ベ
ルト47により移送されて水皿40の下面を通過
するシート材15aに滴下させるべく機能する。
(散水パイプについて) 第2図に示す如く、水皿40の前面側の両側板
11,11間には、散水パイプ41が着脱自在に
架設されている。この散水パイプ41には水皿4
0を指向する散水孔41aが複数穿設され、この
散水孔41aからは前記水タンク17からポンプ
18を介して圧送された水が、水皿40の背面板
40aに向けて散布される。なお、前記ポンプ1
8は、シート材15aが回転刃取付ローラ35と
固定刃36との間を通過し、水皿40における背
面板40aの前面側に所定長さだけ垂下した際に
付勢されるよう設定されている。これにより、水
皿40の前面に垂下するシート材15aに、おし
ぼりとして必要な湿り気が与えられる(第6図b
参照)。
また、後述する如く、切断されたシート材15
aが巻きおしぼり製造部43に落下供給された際
に、散水ポンプ41から水皿40に向けて直接散
布され、この水は第4図に示す如く、背面板40
aを伝つて前記穴40dから無端ベルト47で移
送されるシート材15aに滴下される。これによ
り、シート材15aが水皿40の前面側に垂下し
た際に水が散布されなかつた部位にも水を供給す
ることができ、シート材全体に亘つて均一な湿り
気を付与し得る。なお、シート材15aの巻き終
り端部となる部位が水皿40の下面を通過する際
に、多量の水を散布供給することにより、「巻き
おしぼり」の巻き終りを整えることができる。
前記ポンプ18の吐出管18bと散水パイプ4
1とを連通接続する供給管19には、ポンプ18
から圧送される水の圧力を調整するスロツト弁4
2が介装されている。また、供給管19に逆止弁
90が介装され、散布が終了た際に散水パイプ4
1および供給管19内に残つている全ての水が、
ポンプ18に逆流しないよう構成してある。すな
わち、散水パイプ41および供給管19内に水が
残つていないと、次回の散布の際に、ポンプ18
により圧送される水が散水パイプ41に到るまで
に時間が掛かり、散水タイミングにズレを生ずる
ので、常に散水パイプ41および供給管19内に
水を残しておくことにより、散水タイミングのズ
レを有効に防止することができる。
(巻きおしぼり製造部について) 前記シート材15aの切断機構部から所定間隔
離間した下方の両側板11,11には、フロント
パネル12から離間するにつれて下方に傾斜する
一対のガイドレール54,54が対向的に配設さ
れている。そして、このガイドレール54,54
に、前記水皿40により案内されたシート材15
aに、ロール状の巻きを付与する巻きおしぼり製
造部43が摺動自在に載置される。また、当該巻
きおしぼり製造部43は、第3図に示す如く、巻
きおしぼり製造装置9から取外すことができ、清
掃やメンテナンス等を容易に行ない得るよう構成
されている。
巻きおしぼり製造部43は、第1図および第3
図に示す如く、所定間隔離間して対向的に配設し
た一対の支持フレーム44,44の長手方向両端
部に、従動ローラ45と駆動ローラ46とを回転
自在に備え、両ローラ45,46間に無端ベルト
47が巻掛けられている。また、駆動ローラ46
の軸方向一端に歯車57が同軸的に配設され、こ
の歯車57は、当該巻きおしぼり製造部43を巻
きおしぼり製造装置9内に収納配置した際に、前
記空間14内に配設したモータ55の回転軸に配
設した歯車56と噛合するよう構成してある。
前記両支持フレーム44,44の略中間位置に
は、無端ベルト47の上部搬送部を挟んで、走行
方向に所定間隔離間して第1固定ローラ48と第
2固定ローラ49とが架設されている。そして、
両ローラ48,49に当接して間を通過する無端
ベルト47は、該ベルト47の走行方向に向かつ
て固定ベルト51(後述)に近接する傾斜が付与
される。また、前記両ローラ48,49の間にお
いて、無端ベルト47の上方位置には、両ローラ
48,49と平行に延在する第3固定ローラ50
が配設されている。この第3固定ローラ50は、
後述する如く、無端ベルト47により移送される
シート材15aの先端が固定ベルト51に当接し
た際に、該シート材15aの先端が無端ベルト4
7の走行方向と逆方向に移動するのを規制するべ
く機能する。
前記両支持フレーム44,44の上下両端に
は、対向する支持フレーム方向に突出する張出し
部44a,44bが形成され、上方の対向する張
出し部44a,44bの下面に、固定ベルト51
の一端を固定したブラケツト52が着脱自在に配
設される。また、下方の対向する張出し部44
b,44bの上面には、固定ベルト51の他端部
を固定したブラケツト53が着脱自在に配設され
ている。すなわち、固定ベルト51は、第1図に
示す如く、無端ベルト47の移送面から所定間隔
離間すると共に、第1固定ローラ48の配設位置
から駆動ローラ46を取囲むように延在してい
る。
前記上方のブラケツト52における無端ベルト
47の走行方向下流側の端部は、前記第3固定ロ
ーラ50よりも下流側において無端ベルト47に
近接する傾斜が付されている。この傾斜部に沿つ
て延在する固定ベルト51の傾斜部51aに、前
記第1固定ローラ48および第2固定ローラ49
の間を通過する無端ベルト47が指向するよう設
定されている。従つて、該無端ベルト47により
移送されるシート材15aの先端は、第6図dに
示す如く、固定ベルト51の傾斜部51aに確実
に当接する。また、第3固定ローラ50は固定ベ
ルト51の傾斜部51aよりも上流側に配設され
ているので、固定ベルト51に当接して移送方向
と逆方向に折り返されたシート材15aの先端
は、当該第3固定ローラ50に当接して内側に巻
き込まれ、ロール巻きの巻き込み始端が確実に形
成される。なお、無端ベルト47と固定ベルト5
1との離間寸法を調節自在に構成することによ
り、製造するべき「巻きおしぼり」の直径寸法を
任意に設定することが可能となる。
前記支持フレーム44,44における従動ロー
ラ45に近接する位置(前記ブラケツト52より
も無端ベルト47の走行方向上流側)に、前記水
皿40を載置する逆L字型の位置決め部材62,
62(一方のみ図示)が配設されている。また、
支持フレーム44,44における下部張出し部4
4b,44bの従動ローラ45の下方位置に、先
端部が鈎状に形成されたブラケツト63が架設さ
れ、このブラケツト63の先端部が前記ガイドレ
ール54,54の先端に係止されて、当該巻きお
しぼり製造部43の位置決めがなされる。また、
前記無端ベルト47を走行駆動させる際には、巻
きおしぼり製造部43を駆動ローラ46を中心に
反時計方向に回動させる反力が加わるが、前記ブ
ラケツト63は、この反力により製造部43が回
動するのを防止する機能も兼ねている。なお図面
において符号64は、巻きおしぼり製造部43で
製造した「巻きおしぼり」を、後述する受け皿兼
用蓋58に案内する案内板を示す。
(フロントパネル,リアパネルおよびトツプパ
ネルについて) 前記底板10の前面側に配設したフロントパネ
ル12は、その下方に受け皿兼用蓋58が開閉自
在に枢支され、前記巻きおしぼり製造部43で製
造された「巻きおしぼり」は、第5図に示す如
く、該蓋58を開放することにより取出し得るよ
う構成してある。すなわち、フロントパネル12
の下部には、図示形状の凹部12aが形成され、
該凹部12aの下端に受け皿兼用蓋58がピン5
9を介して回動自在に枢支されている。なお、受
け皿兼用蓋58の側面に凸部(図示せず)が形成
されると共に、前記凹部12aの内側面には、受
け皿兼用蓋58を開閉した際に凸部と対応する位
置に、夫々嵌凹部(図示せず)が形成されてお
り、当該蓋58は、凸部と嵌凹部との嵌合作用下
に位置決めされる。
また、前記凹部12aの傾斜する上板に開口1
2bが開設され、この開口12bから、前記巻き
おしぼり製造部43で製造された「巻きおしぼ
り」が受け皿兼用蓋58内に落下する。なお、フ
ロントパネル12の前面側には、第5図に示すよ
うに、始動ボタンや製造する「巻きおしぼり」の
本数を設定するボタンおよび表示ランプ等が配設
される。また、底板10の背面側に配設したリア
パネル13には、前記モータ24やポンプ18等
の制御部品を配設した制御部60が設けられてい
る。
前記両側板11,11、フロントパネル12お
よびリアパネル13により画成される空間14の
上部開口には、これを閉成するトツプパネル61
が、第2図に示す如く、リアパネル13に近接す
る端部を支点として開閉可能に配設されている。
また、このトツプパネル61は、必要に応じて製
造装置9から取外すことができるよう構成してあ
る。
第1図に示す如く、トツプパネル61の中央部
は上方に膨出する弧状に形成され、前記ロールホ
ルダ16に収納したシートロール15の上部を覆
い得るよう構成してある。また、該弧状部61a
から前面側の水平部に到る部位には、下方に突出
するリブ61bが幅方向(シート材15aの給送
方向と交差する方向)に亘つて形成されている。
更に、ロールホルダ16の張出し部16bの前端
に対応する位置に、リブ61bと平行な押え91
が配設され、リブ61bおよび押え91は、シー
トロール15から引出されたシート材15aを、
前記ロールホルダ16の張出し部16bに当接さ
せて、前記紙切れ検知手段65を作動させるべく
機能する。なお、第5図において、符号92は、
側板11の外側に配設した化粧板を示す。
実施例の作用 次に、実施例に係る巻きおしぼり製造装置の作
用および「巻きおしぼり」の製造工程につき説明
する。
先ず、第6図aに示す如く、前記ロールホルダ
16に収納したシートロール15からシート材1
5a先端を引出し、これを前記送りローラ21と
押え板28との間に介装する。なおこのとき前記
回転刃36は、固定刃33から離間した直後の状
態になつている。また、ロールホルダ16内に
は、水を充填した水タンク17が倒立させた状態
で収納してある。
この状態で始動ボタンを押すと、モータ24が
駆動されて前記歯車25,38,23を介して回
転刃取付ローラ35および送りローラ21が相互
に反対方向に回転する。これにより、ロールホル
ダ16内に回転自在に収納されたシートロール1
5からシート材15aが引出され、該シート材1
5aは送りローラ21に近接して配設したガイド
30に沿つて垂直下方に給送される。
そしてシート材15aが所定長さだけ下方に給
送されて、前記固定刃33および回転刃取付ロー
ラ35の間に画成された隙間を通過して水皿40
の前面にまで垂下すると、前記ポンプ18が付勢
される。これにより、第6図bに示す如く、水タ
ンク17からポンプ18を介して散水パイプ41
に圧送された水が、各散水孔41aを介してシー
ト材15aに散布される。従つて、水皿40の前
面側に臨むシート材15aの中間部および下端部
に所要の湿り気が付与される。なお、この時点で
は、シート材15aにおける固定刃36に近接す
る部位には、未だ湿り気は付与されない。
前記回転刃取付ローラ35が所定角度まで回転
すると、該ローラ35の軸端部に配設したカム3
9の突部39aが押え板28に当接し、該押え板
28の上部折曲片28cを送りローラ21から離
間させる(第6図c参照)。これにより、シート
材15aには積極的な送りが付与されなくなる。
そして更に回転刃取付ローラ35が回転すると、
回転刃36が前記固定刃33に当接し、両刃3
6,33の間に位置するシート材15a画切断さ
れるに到る。なお、前記ポンプ18は適宜のタイ
ミングで停止されて、前記散水パイプ41からの
散布は停止される。
所定寸法長のシート材15aが切断されると、
第6図cに示す如く、該シート材15aの上部は
水皿40から離間する方向に倒れ込み、巻きおし
ぼり製造部43の無端ベルト47に接触する。な
お、このとき、シート材15aの上部が前記散水
パイプ41に接触しつつ倒れ込むので、散水パイ
プ41の各散水孔41aに付着している水滴を拭
くことができる。前記無端ベルト47は走行駆動
されているので、当該ベルト47上に倒れ込んだ
シート材15aは、無端ベルト47によつて移送
される。このとき、シート材15aの下端部は、
水皿40の膨出部40eの上部に位置しているの
で、シート材15aが所定長さだけ移送された時
点で、該下端部が折返されてシート材15aの走
行方向先端にシートが二重に重なつた折返し部が
形成される。
更に、前記ポンプ18が再び付勢されて、第4
図に示す如く、散水パイプ41から水皿40の背
面板40aに向けて直接散布がなされ、この水は
背面板40aを伝つて前記穴40dから滴下す
る。水皿40の下面には、前記無端ベルト47に
よりシート材15aが移送されているので、穴4
0dから滴下する水滴は、シート材上に滴下して
該シート材15aに湿り気を付与し得る。前述し
た如く、シート材15aの給送方向後端部側、す
なわち、回転刃33と固定刃36との連繋作用下
に切断された端部側は、未だ湿り気が付与されて
いなかつたが、この部位に穴40dから水滴を滴
下し得るので、シート材15aの全体に亘つて均
一な湿り気を付与することができる。
そして、シート材15aの先端が、前記第1固
定ローラ48および第2固定ローラ49の配設位
置まで移送されると、該両ローラ48,49間を
通過する無端ベルト47が傾斜されている結果と
して、シート材15aの先端は、第6図dに示す
如く、前記固定ベルト51の傾斜部51aに当接
する。固定ベルト51に当接したシート材15a
の先端は、移送方向と逆方向に折り返された後、
内側へ巻き込まれてロール巻きの始端が形成され
る。このとき、仮に固定ベルト51に当接したシ
ート材15aの先端が移送方向と逆方向に折り返
された後、内側へ巻き込まれないまま送りが進行
すると、該端部は移送方向と逆方向に移動してロ
ール巻きがなされなくなる。しかし、前述した如
く、シート材15aの先端が当接する固定ベルト
51の上流側に第3固定ローラ50が配設されて
いるので、シート材15aが移送方向と逆方向に
移動しても、該端部は第3固定ローラ50に当接
して内側に巻き込まれ、確実にロール巻きの始端
を形成することができる。
前記ロール巻きの始端が形成されたシート材1
5aは、固定ベルト51と無端ベルト47との間
を移送しつつ転動されて所定直径にまで巻回され
る。このとき、シート材15aの全体に亘つて必
要な湿り気が付与されているので、該シート材1
5aの円滑なロール巻きが達成される。このロー
ル巻きされたシート材15aは、第6図dに示す
ように、前記ガイドレール54,54に架設した
案内板64を介して前記フロントパネル12の開
口12bから受け皿兼用蓋58に落下する。従つ
て、第5図に示す如く、該蓋58を開放すれば、
「巻きおしぼり」を取出すことができる。
考案の効果 以上説明した如く、本考案に係る巻きおしぼり
製造装置によれば、水皿の穴を介して巻きおしぼ
り製造部を移送されるシート材に水を供給するこ
とができるので、該シート材の全体に亘つて均一
な湿り気を付与し得る。従つて、巻きおしぼり製
造部での円滑なロール巻きを達成することができ
ると共に、製造された「巻きおしぼり」の巻きが
戻るのを有効に防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な実施例に係る巻きおし
ぼり製造装置の縦断面図、第2図は第1図に示す
製造装置からフロントパネルを取外した状態を示
す概略斜視図、第3図は第2図に示す状態から巻
きおしぼり製造部および水皿を取外した状態を示
す概略斜視図、第4図は水皿と巻きおしぼり製造
部とを示す説明縦断面図、第5図は巻きおしぼり
製造装置の外観斜視図、第6図a,b,c,dは
巻きおしぼりの製造工程を経時的に示す説明図で
ある。 15a……シート材、40……水皿、40d…
…穴、41……散水パイプ、43……巻きおしぼ
り製造部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 供給源から引出したシート材15aの給
    送経路に近接して配設した散水手段41と、該
    散水手段41の下方に配設され、所定寸法長に
    切断したシート材15aを移送しつつロール状
    の巻きを与える巻きおしぼり製造部43とから
    なるおしぼり製造装置において、 前記巻きおしぼり製造部43の上方で、かつ
    前記散水手段41とシート材給送経路を挟んで
    対向的に配設した水皿40を備え、 この水皿40は、その底部に穿設されて前記
    巻きおしぼり製造部43の上方で開口する穴4
    0dを有し、 前記散水手段41から水皿40に向けて散布
    した水を、前記穴40dを介して巻きおしぼり
    製造部43を移送されるシート材15aに滴下
    供給するよう構成した ことを特徴とする巻きおしぼり製造装置。 〔2〕 前記散水手段41は、供給源から引出さ
    れたシート材15aが水皿40の前面側に垂下
    したタイミングで、該シート材15aに向け水
    を散布するよう設定される請求項1記載の巻き
    おしぼり製造装置。
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