JPH0535225U - 成形型 - Google Patents
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- JPH0535225U JPH0535225U JP8514791U JP8514791U JPH0535225U JP H0535225 U JPH0535225 U JP H0535225U JP 8514791 U JP8514791 U JP 8514791U JP 8514791 U JP8514791 U JP 8514791U JP H0535225 U JPH0535225 U JP H0535225U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 円筒状の成形品の内周面側に成形されるバリ
の除去が容易にできるようにするとともに、バリの成形
位置、成形状態を安定させることによって、成形品の品
質を安定させる。 【構成】 第1の型2に一端が一体に取り付けられてい
る中子型5の他端を第3の型4に当接させて、中子型5
の他端の突出部32を第3の型4のテーパ孔24内に嵌
合させ、中子型5と外型1との間で円筒状の成形空所3
5、およびこの成形空所35に連通するバリ溝を成形空
所35の内外周面にそれぞれ形成する。成形空所35の
内周面側に形成されるバリ溝41は、その先端部が成形
空所35外に位置するように形成されているので、その
バリ溝41内に成形されるバリの先端部は成形空所35
内に成形される成形品外に位置することになり、バリの
除去作業が容易になる。
の除去が容易にできるようにするとともに、バリの成形
位置、成形状態を安定させることによって、成形品の品
質を安定させる。 【構成】 第1の型2に一端が一体に取り付けられてい
る中子型5の他端を第3の型4に当接させて、中子型5
の他端の突出部32を第3の型4のテーパ孔24内に嵌
合させ、中子型5と外型1との間で円筒状の成形空所3
5、およびこの成形空所35に連通するバリ溝を成形空
所35の内外周面にそれぞれ形成する。成形空所35の
内周面側に形成されるバリ溝41は、その先端部が成形
空所35外に位置するように形成されているので、その
バリ溝41内に成形されるバリの先端部は成形空所35
内に成形される成形品外に位置することになり、バリの
除去作業が容易になる。
Description
【0001】
この考案は成形型に関し、特に、自動車のブリーザー等のパッキンのように、 内径が小径で全長が長い円筒状の成形品を成形するための成形型に関するもので ある。
【0002】
一般に、この種の成形型は図18に示すように、型閉め型開き可能に配設され る4つの型からなる外型51と、この外型51の中空部に配設される中子型56 とを具えている。 前記外型51は、第1の型52と、この第1の型52の下面側に相対的に当接 離隔可能に配設される第2の型53と、この第2の型53の下面側に相対的に当 接離隔可能に配設される第3の型54と、この第3の型54の下面側に相対的に 当接離隔可能に配設される第4の型55とから構成されている。
【0003】 前記第1の型52の上面側には、成形材料を収納するためのポット61が形成 されているとともに、このポット61の底面中央部には、型52の下面側に貫通 する断面が凸形状の孔63が穿設されおり、この孔63の周縁部の同心円上には ポット61の底面から型52の下面側に貫通する先細の注入孔62が等配に穿設 され、さらに、型52の下面側の前記注入孔62の周縁部には断面が半円形状を なす溝64が穿設されている(図19参照)。
【0004】 前記第2の型53の中央部には、上面側から下面側に貫通する断面が逆凸形状 の孔65が穿設されていて、この孔65の上面側開口部内に前記第1の型52の 注入孔62が開口するようになっているとともに、この孔65の上面側開口部の 周縁部の前記第1の型52の溝64に対応する位置、および下面側開口部の周縁 部には、それぞれ所望の形状の溝66、67が穿設されている(図20参照)。
【0005】 前記第3の型54の中央部には、上面側から下面側に貫通する前記第2の型5 3の孔65の下面側開口部とほぼ同一の大きさの孔69が穿設されているととも に、この孔69の上面側開口部の周縁部の前記第2の型53の下面側の溝67に 対応する位置、および下面側開口部の周縁部には、それぞれ所望の形状の溝70 、71が穿設されている(図21参照)。
【0006】 前記第4の型55の上面中央部には、円錐台形状の大凸部74とこの大凸部7 4の上面中央部に一体に形成される円錐台形状の小凸部75とからなる突出部7 3が一体に形成されていて、大凸部74の上面には略扇形状の溝部76(図23 、図24参照)が周方向に向かって等配に穿設されているとともに、隣接する溝 部76、76間は図25に示すような形状の溝77によって互いに連通され、さ らに、大凸部74の根元部の周縁部の第4の型55の上面には、断面が半円形状 の溝78が穿設されている(図22〜図25参照)。
【0007】 前記中子型56は、図26に示すように、棒状をなすとともに、一端から他端 にかけて中径部79、大径部80、および小径部81の3段に形成されていて、 小径部81の端面には、内周面が前記第4の型55の小凸部75の外周面のテー パ角度と同一角度のテーパ内周面を有する凹部82に形成されていて、この凹部 82内に前記第4の型55の突出部73の小凸部75が嵌合するようになってお り、また、一端側の中径部79および大径部80は、前記第1の型52の中央部 の孔63内に嵌合取り付けされるようになっているとともに、嵌合取り付けされ た後に、第1の型52の上面から突出した部分は旋削加工により削り落とされる ようになっている。
【0008】 そして、上記のように構成した第1の型52、第2の型53、第3の型54お よび第4の型55からなる外型51と、第1の型52に一体に取り付けられてい る中子型56とを用いて図17に示すような円筒状の成形品100を成形するに は、まず、第1の型52の下面に第2の型53を、第2の型53の下面に第3の 型54を、第3の型54の下面に第4の型55を当接させて外型51の型閉めを する。
【0009】 この外型51の型閉めによって、第1の型52に一体に取り付けられている中 子型56の他端の凹部82内に第4の型55の突出部73の小凸部75が嵌合す るとともに、突出部73の大凸部74の上面と中子型56の端面とが接触して、 中子型56と外型51との間で密閉された略円筒状の成形空所85が形成される とともに、各型52、53、54、55に形成した各溝によって、前記成形空所 85と連通するバリ溝90、91、92、93がそれぞれ形成されることになる 。
【0010】 そして、この後に、第1の型52のポット61内に成形材料を充填するととも に、第1の型52の上方に位置しているプランジャ95を下降させて前記ポット 61内に嵌合させて、ポット61内に充填した成形材料を押圧してポット61の 底面側の各注入孔62を介して前記成形空所85および成形空所85に連通する 各バリ溝90、91、92、93内に注入し、成形空所85および成形空所85 に連通する各バリ溝90,91,92,93内を成形材料で充填する。
【0011】 このようにして、成形空所85および各バリ溝90,91,92,93内に成 形材料を充填することによって、成形空所85の形状に合致した図17に示すよ うな成形品100、および各バリ溝90,91,92,93の形状に合致したバ リ(図示せず)が一体に成形されることになる。 この場合、成形品100の外周面側には、第1の型52の下面側の溝64と第 2の型53の上面側の溝66とによるバリ溝90、第2の型53の下面側の溝6 7と第3の型54の上面側の溝70とによるバリ溝91、第3の型54の下面側 の溝71と第4の型55の上面側の溝78とによるバリ溝92の形状に合致した バリ(図示せず)が一体に成形され、また、成形品100の内周面側には、第4 の型55の突出部73の大凸部74の上面側の溝76と中子型56の端面との間 に形成されるバリ溝93の形状に合致したバリ(図示せず)が一体に成形される ことになる。
【0012】 しかしながら、上記のような成形型を用いて成形品100とバリとを一体に成 形した場合には、成形品100の外周面側に成形されるバリは、何等問題なく容 易に除去できるものであるが、成形品100の内周面側に成形されるバリは、成 形品100の内部に没入した状態で成形されるために、成形品100の内径が小 寸法の場合にはバリを指でつかむことが困難となり、バリの除去作業に非常に手 間がかかってしまう。
【0013】 また、中子型56の外型51(第4の型55)との合わせ面にズレが生じない ように、中子型56と外型51とは図27に示すようにインロー合わせとなって いるが、成形時の圧力によって第1の型52の中央部に撓みが発生して、この撓 みによって第1の型52に一体に取り付けられている中子型56に下向きの力が 加わった場合、中子型5と外型51(第4の型55)との接触面積が小さいため 、中子型5と外型51(第4の型55)との接触部に型ダレが発生しやすくなる 。 そして、型ダレが発生した場合には、図29に示すような正常な状態のバリ9 8が成形されずに、その部分に図28に示すような薄バリ99が成形されること になり、この薄バリ99は成形品100の内部に没入した状態で一体に形成され るため、成形品100の内径が小径である場合には、その除去作業に非常に手間 がかかることになる。
【0014】 一方、中子型56に作用する前記下向きの力は常に一定のものではなく、成形 ごとに多少のばらつきがあるため、中子型56と第4の型55との間に形成され る合わせ面も、位置、状態等に多少のばらつきが発生することになり、この合わ せ面のばらつきによって、合わせ面のバリ溝93内に成形されるバリの成形位置 、バリの成形状態にばらつきが発生し、成形品の仕上げ状態を一体に保つことが できずに、安定した品質の成形品を得ることができないという問題点もあった。
【0015】 この考案は、前記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、 バリの成形位置、およびバリの成形状態を安定させることによって成形品の品質 を安定させるとともに、成形品の内周面に成形されるバリの除去を容易にするこ とのできる成形型を提供することを目的とするものである。
【0016】
上記の問題点を解決するためにこの考案は、型閉め型開き可能に配設される少 なくとも2つの型からなる外型と、前記何れか一方の型に一端が一体に取り付け られるとともに、型閉めの際に何れか他方の型に他端が当接するようになってい る中子型とを具え、型閉めの際に、外型と中子型との間で密閉された円筒状の成 形空所を形成するとともに、この成形空所と連通するバリ溝を成形空所の内周面 側および外周面側にそれぞれ形成し、前記成形空所および前記各バリ溝内に成形 材料を充填することによって、前記成形空所の形状に合致した円筒状の成形品と 前記バリ溝の形状に合致したバリとを一体に成形するようになっている成形型に おいて、前記内周側のバリ溝の先端部が円筒状の前記成形空所の外方に位置する ようにしたという手段を採用したものである。 また、前記中子型の他端には突出部が形成されているとともに、この中子型の 他端が当接する前記何れか他方の型には、前記突出部と嵌合する孔が穿設され、 この孔と前記突出部との接触面に前記バリ溝が形成されるようになっているとい う手段を採用したものである。
【0017】
この考案は前記の手段を採用したことにより、外型と中子型との間の合わせ面 に形成されるバリ溝の先端部を成形空所外に位置させることができることになり 、したがって、成形品の内周面側に成形されるバリの先端部は成形品外に位置す ることになるので、成形品の内周面側に成形されるバリの除去が容易にできるこ とになる。
【0018】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。 図1〜図13には、この考案による成形型の一実施例が示されていて、図1は 全体を示す概略断面図、図2は第1の型を示す断面図、図3は第2の型を示す断 面図、図4は第2の型の内型を示す断面図、図5および図6は図4の部分拡大図 、図7は第3の型を示す断面図、図8は図7の部分拡大図、図9は第3の型の内 型を示す断面図、図10は中子型を示す図、図11は図10の部分拡大図、図1 2は図11の下面図、図13は中子型と第3の型との合わせ面の拡大図であり、 この成形型は、型閉め型開き可能に配設される3つの型からなる外型1と、この 外型1の中空部に配設される中子型5とを具えている。
【0019】 前記外型1は、第1の型2と、この第1の型2の下面側に相対的に当接離隔可 能に配設される第2の型3と、この第2の型3の下面側に相対的に当接離隔可能 に配設される第3の型4とから構成されている。
【0020】 前記第1の型2の上面には、成形材料を収納するためのポット11が形成され ているとともに、このポット11の底面中央部の同心円上には、型2の下面側に 貫通する先細の注入孔12が複数箇所に所定の間隔ごとに穿設され、さらに、型 2の下面側の前記注入孔12の内側の部分には所定の深さの穴13が穿設され、 さらに、この穴13の周縁部には、溝14が所望の形状に穿設されている(図2 参照)。
【0021】 前記第2の型3の中心部には、上面側から下面側に貫通する断面が逆凸形状の 孔15が穿設されていて、この孔15の上面側開口部内に前記第1の型2の各注 入孔12が開口するようになっているとともに、この孔15の上面側開口部の周 縁部および下面側開口部の周縁部には、それぞれ孔15内と連通する溝16、1 7が所望に形状に穿設されており、さらに、型3の下面には凹部18が穿設され ているとともに、この凹部18内には、中心部に上面側から下面側に貫通する前 記孔15の下面側開口部とほぼ同一の大きさの孔19が穿設されている板状の内 型6が嵌合され、この内型6の孔19の上面側開口部の前記第2の型3の溝17 に対応する位置、および下面側開口部の周縁部には、それぞれ孔19内と連通す る溝20、21が所望の形状に穿設されている(図3〜図6参照)。
【0022】 前記第3の型4の中心部には、前記第2の型3の下面側の凹部18とほぼ同一 の大きさの凹部22が穿設されているとともに、この凹部22の底面中央部には 、上方に突出する円錐台形状の突出部23が一体に形成され、さらに、この突出 部23の根元部の周縁部には、溝36が所望の形状に穿設されている。 また、前記突出部23の上面中央部には、下方に行くほど小径となるテーパ孔 24が穿設されていて、この場合のテーパ孔24は、先端部が前記凹部22の底 面よりも下方に位置する深さに穿設され、さらに、このテーパ孔24の開口部の 周縁部の前記突出部23の上面には、断面が半円形状の溝25が環状に穿設され ている。
【0023】 また、前記凹部22内には、中心部に上面側から下面側に貫通する孔26が穿 設されている板状の内型7が嵌合取り付けされていて、この内型7の孔26は前 記第2の型3の内型6の孔19とほぼ同一の大きさに形成され、さらに、この内 型7の孔26の上面側開口部の周縁部および下面側開口部の周縁部には、それぞ れ孔26内と連通する溝27、28が所望の形状に穿設されている(図7〜図9 参照)。
【0024】 前記中子型5は、図10に示すように、棒状をなすとともに、一端から他端に かけて中径部29、大径部30、小径部31の3段に形成されていて、小径部3 1の端面は中央部が下方に円錐台形状に突出する突出部32に形成されていて、 この突出部32の外周面は先端(下方)に行くほど小径となるテーパ面に形成さ れ、この場合のテーパ角度は、前記第3の型4のテーパ孔24のテーパ角度と同 一角度となっている。また、この突出部32の外周面には、周方向に向かって等 配に、図11および図12に示すように、先端部から根元部まで垂直に切れ込む 円弧状の切欠部33が形成されており、この場合、各切欠部33の根元部間は、 断面が半円形状の環状の溝34によって互いに連通され、さらに、この溝34は 前記第3の型4の突出部23の上面の溝25に対応するようになっているととも に、この溝34の外周側の面は内周側の面よりも一段低く形成されていて、第3 の型4の突出部23のテーパ孔24内に嵌合した際に、突出部23の上面との間 に微小隙間42を形成するようになっている。
【0025】 そして、上記のように構成した第1の型2、第2の型3および第3の型4から なる外型1と、第1の型2に一端が一体に取り付けられている中子型5とを用い て図17に示すような円筒形状の成形品8を成形するには、まず、第1の型2の 下面側に第2の型3を、第2の型3の下面に第3の型4をそれぞれ当接させて外 型1の型閉めを行う。
【0026】 この外型1の型閉めによって、第1の型2に一端が一体に取り付けられている 中子型5の他端の突出部32が、第3の型4の突出部23の中心部のテーパ孔2 4内に嵌合して、中子型5の外周面と外型1の各型2、3、4との間で密閉され た略円筒形状の成形空所35が形成されるとともに、各型2、3、4の各溝によ って、前記成形空所35と連通するバリ溝37、38、39、40、41が形成 されることになる。
【0027】 すなわち、第1の型2の下面側の溝14と第2の型3の上面側の溝16とによ ってバリ溝37が、第2の型3の下面の溝17と第2の型3の内型6の上面側の 溝20によってバリ溝38が、第2の型3の内型6の下面側の溝21と第3の型 4の内型7の上面側の溝27とによってバリ溝39が、第3の型4の内型7の下 面側の溝28と第3の型4の上面側の溝36とによってバリ溝40がそれぞれ形 成され、これらのバリ溝は成形空所35の外周面側に位置し、また、中子型5と 第3の型3との合わせ面にバリ溝41が形成されるとともに、このバリ溝41は 、成形空所35の内周面側に位置することになる。
【0028】 この場合、前記成形空所35の内周面側に形成されるバリ溝41は、図14に 示すように、成形空所35内と連通する中子型5の端面と第3の型4の突出部2 3の上面との間に形成される微小隙間42、この微小隙間42に連通する第3の 型4の突出部23の上面の環状の溝25と中子型5の突出部32の周縁部の溝3 4との間に形成される環状の空所、およびこの環状の空所に連通する第3の型4 の突出部23の中心部のテーパ孔24の内面と中子型5の突出部32の外周面の 切欠部33との間に形成される柱状の空所、およびこの空所に連通するテーパ孔 24の深部24aとから構成されることになる。
【0029】 このようにして、成形空所35および成形空所35に連通するバリ溝37、3 8、39、40、41を形成した後に、第1の型2のポット11内に成形材料を 充填して、第1の型2の上方に位置する図示しないプランジャを下降させて前記 ポット11内に嵌合させ、ポット11内に充填した成形材料を押圧してポット1 1の底面側の各注入孔12を介して前記成形空所35内に注入するとともに、成 形空所35を介して成形空所35に連通している各バリ溝37、38、39、4 0、41内にも成形材料を注入し、成形空所35および各バリ溝37、38、3 9、40、41内を成形材料で充填することによって、図16および図17に示 すような成形空所35の形状に合致した成形品8、および各バリ溝37、38、 39、40、41の形状に合致したバリ9(外周面側のバリは図示せず)が一体 に成形されることになり、この場合、成形品8の外周面側には、バリ溝37、3 8、39、40によるバリ(図示せず)が、成形品8の内周面側には、図16に 示すように、中子型5と第3の型4との合わせ面に形成されたバリ溝41の形状 に合致したバリ9がそれぞれ一体に成形されることになる。
【0030】 そして、上記のように成形品8とバリ9とを一体に成形した後に、外型1の型 開きを行うとともに、成形品8と一体に成形されているバリ9の除去を行うこと によって、所望の形状の成形品8が得られることになる。
【0031】 この場合、成形品8の外周面側に成形されたバリは、何の問題もなく容易に除 去でき、また、成形品8の内周面側に成形されたバリ9は、成形品8の内径が指 を挿入することができないほど小径であっても、先端部が成形品8の外部に突出 した状態で成形品8と一体に成形されているので、成形品8から突出している部 分を指で引っ張ることによって容易に除去できることになる。また、この場合の バリ9の形状は、成形品8との連結部が極薄に形成されているので、成形品8を 傷付けることなく容易に除去できるものである。
【0032】 一方、成形時の圧力によって第1の型2に撓みが発生して、この撓みが第1の 型2に一体に取り付けられている中子型5に下向きの力として作用したとしても 、中子型5と第3の型4との接触部は図15に示すように大きくとってあるので 、前記従来のように、中子型5と外型1(第3の型4)との接触部に型ダレが発 生する恐れが全くなく、両者間の微小隙間42を常に一定の間隔に維持すること ができることになる。 したがって、成形品8の内周面側に成形されるバリ9の成形位置、およびバリ 9の成形状態を常に一定の状態とすることができることになり、これによって、 安定した品質の成形品8を得ることができることになる。
【0033】
この考案は前記のように構成したことにより、円筒状の成形空所の内周面側に 形成されるバリ溝の先端部を成形空所外に位置させることができることになるの で、成形品の内周面側に成形品と一体に成形されるバリを、その先端部が成形品 外に位置するように成形することができることになる。したがって、成形品の内 周面側に成形されるバリの除去作業が容易にできることになる。また、成形品の 内周面側に形成されるバリ溝の先端部が成形空所外に位置していることにより、 バリ溝内へ成形材料を十分に流出させることができることになり、これにより、 安定した状態のバリを成形することができるので、安定した優れた品質の成形品 を得ることができることになる等の優れた効果を有するものである。
【図1】この考案による成形型の一実施例を示した概略
断面図である。
断面図である。
【図2】第1の型を示した断面図である。
【図3】第2の型を示した断面図である。
【図4】第2の型の内型を示した断面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】図4の部分拡大図である。
【図7】第4の型を示した断面図である。
【図8】図7の部分拡大図である。
【図9】第3の型の内型を示した断面図である。
【図10】中子型を示した図である。
【図11】図10の部分拡大図である。
【図12】図10の下面図である。
【図13】中子型と第3の型との合わせ面の拡大図であ
る。
る。
【図14】中子型と第3の型の合わせ面の拡大図であ
る。
る。
【図15】中子型の端面を示した説明図である。
【図16】成形品とバリとの関係を示した図である。
【図17】成形品を示した図である。
【図18】従来の成形型を示した概略断面図である。
【図19】従来の第1の型を示した断面図である。
【図20】従来の第2の型を示した断面図である。
【図21】従来の第3の型を示した断面図である。
【図22】従来の第4の型を示した断面図である。
【図23】図22の部分拡大図である。
【図24】図22の上面図である。
【図25】図24の部分説明図である。
【図26】従来の中子型を示した図である。
【図27】中子型と第4の型との合わせ面の拡大図であ
る。
る。
【図28】従来の成形品とバリとの関係の一例を示した
説明図である。
説明図である。
【図29】従来の成形品とバリとの関係の他の例を示し
た説明図である。
た説明図である。
1、51……外型 2、52……第1の型 3、53……第2の型 4、54……第3の型 5、56……中子型 6、7……内型 8、100……成形品 9、98、99……バリ 11、61……ポット 12、62……注入孔 13……穴 14、16、17、20、21、25、27、28、3
4、36、64、66、67、70、71、77、78
……溝 15、19、26、63、65、698……孔 18、22、82……凹部 23、32、73……突出部 24……テーパ孔 29、79……中径部 30、80……大径部 31、81……小径部 33……切欠部 35、85……成形空所 37、38、39、40、41、90、91、92、9
3……バリ溝 42……微小隙間 55……第4の型 74……大凸部 75……小凸部 76……溝部
4、36、64、66、67、70、71、77、78
……溝 15、19、26、63、65、698……孔 18、22、82……凹部 23、32、73……突出部 24……テーパ孔 29、79……中径部 30、80……大径部 31、81……小径部 33……切欠部 35、85……成形空所 37、38、39、40、41、90、91、92、9
3……バリ溝 42……微小隙間 55……第4の型 74……大凸部 75……小凸部 76……溝部
Claims (2)
- 【請求項1】 型閉め型開き可能に配設される少なくと
も2つの型(2)(3)(4)からなる外型(1)と、
前記何れか一方の型(2)に一端が一体に取り付けられ
るとともに、型閉めの際に何れか他方の型(4)に他端
が当接するようになっている中子型(5)とを具え、型
閉めの際に、外型(1)と中子型(5)との間で密閉さ
れた円筒状の成形空所(35)を形成するとともに、こ
の成形空所(35)と連通するバリ溝(37)(38)
(39)(40)(41)を成形空所(35)の内周面
側および外周面側にそれぞれ形成し、前記成形空所(3
5)および前記各バリ溝(37)(38)(39)(4
0)(41)内に成形材料を充填することによって、前
記成形空所(35)の形状に合致した円筒状の成形品
(8)と前記バリ溝(37)(38)(39)(40)
(41)の形状に合致したバリ(9)とを一体に成形す
るようになっている成形型において、前記内周側のバリ
溝(41)の先端部が円筒状の前記成形空所(35)の
外方に位置するようにしたことを特徴とする成形型。 - 【請求項2】 前記中子型(5)の他端には突出部(3
2)が形成されているとともに、この中子型(5)の他
端が当接する前記何れか他方の型(4)には、前記突出
部(32)と嵌合する孔(24)が穿設され、この孔
(24)と前記突出部(32)との接触面に前記バリ溝
(41)が形成されるようになっている請求項1記載の
成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8514791U JPH0535225U (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8514791U JPH0535225U (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 成形型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535225U true JPH0535225U (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=13850556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8514791U Pending JPH0535225U (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0535225U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014037153A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-27 | Tokai Rika Co Ltd | ウェビング巻取装置 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP8514791U patent/JPH0535225U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014037153A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-27 | Tokai Rika Co Ltd | ウェビング巻取装置 |
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