JPH0553156B2 - - Google Patents

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JPH0553156B2
JPH0553156B2 JP14782789A JP14782789A JPH0553156B2 JP H0553156 B2 JPH0553156 B2 JP H0553156B2 JP 14782789 A JP14782789 A JP 14782789A JP 14782789 A JP14782789 A JP 14782789A JP H0553156 B2 JPH0553156 B2 JP H0553156B2
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ball
net
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protection net
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Shinya Muto
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RUSOO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 《発明の目的》 〈産業上の利用分野〉 本発明は例えばゴルフ練習場等に設けて外部へ
の飛球を防止する防球ネツトを主要部材として成
る防球装置に関するものであつて、特に防球ネツ
トを確実に昇降し得るようにした新規な構成に係
るものである。
〈発明の背景〉 周知のとおりゴルフ練習場は隣接した家屋等、
他の施設へのボールの飛び出しを防止するため、
周囲に高く防球ネツトを張設している。これらの
多くは支柱に対し単に防球ネツトを張設したもの
から、更に進んで防球ネツトを強風時等に引き降
ろすようにしたものまで種々存在する。しかしな
がら従来は強風時に備えて引き降ろし自在とした
タイプのものであつても、実際には充分その作用
が果たせていない。即ち従来は例えば防球ネツト
上縁を支柱において直接あるいは滑車を介してワ
イヤで吊持し、そのワイヤを緩めることにより防
球ネツトの自重でこれが降下格納されるようにし
たものである。そしてそれ以上の格別の工夫は殆
どないから、現実に強風下で防球ネツトを引き降
ろそうとしても風に煽られた防球ネツトが大きく
はらんで支柱に押し付けられてしまつて大きな抵
抗となり、実際にはこのような事態に至つては最
早引き降ろすことはできない。もとより防球ネツ
トの降下を自重に委ねるのではなく強制的に下方
に引き降ろす手法もあるが、先に述べたように支
柱等に防球ネツトが押し付けられている状態のも
とで強制的にこのような引き降ろし操作をすると
支柱に引つ掛かつている防球ネツトが切れたりす
るため実際には引き降ろすことができない。この
ため従来は殆ど一旦張設した防球ネツトは保守、
整備、交換などの機会以外は強風時などにおいて
も張設したままであり、そのため破損も多く更に
は強風下で煽られる防球ネツトを支えるだけの強
度が支柱等に要求されるから、それだけ支柱の耐
荷重も大きなものとしなければならず大掛かりと
なり設備コストも高くならざるを得ない。また支
柱等に関しては予想される最大風力を基礎に適宜
の安全率を見込んで強度設計をしてはいるもの
の、その前提はあくまで防球ネツト間を風が吹き
抜けることを前提としているから、例えば風によ
つて看板や農園芸用のビニルシート等が防球ネツ
トに張り付いてしまつたような場合にはそこで著
しい風圧を受け、これら装置全体が倒壊するなど
の不測の事態になりかねない。
〈従来技術〉 ところで本出願人はこのような背景に鑑み、常
に確実に防球ネツトの上げ降ろしができ、防球ネ
ツトの保全と安全対策を充分に具備することので
きる新規なゴルフ練習場等における防球装置の開
発を多数試み、すでに特許出願に及んでいる。こ
のものは例えば第15図aに示すように支柱3′
の上端からオーバーハング状に吊持ビームBを突
設し、この吊持ビームBの先端と地上との間にガ
イドワイヤGを張設し、このガイドワイヤGに案
内されるとともに、ウインチワイヤ16′で吊持
される昇降ビーム9′を設け、この昇降ビーム
9′に対し防球ネツト11′を吊下状態に張設して
成る。そしてこのような構成の場合、防球ネツト
11′が風を受けて支柱3′側に撓んだような場合
ガイドワイヤGには極めて大きな力がかかり、結
果的には第15図bに骨格的に示すように吊持ビ
ームBの先端を下方に引くような力F1として作
用し、それが例えばトラスメンバーを適用した支
柱3′におけるフエアウエー側のメイントラスメ
ンバーa1′に対し座屈応力に近い圧縮荷重F2をも
たらし、他方、外側のメイントラスメンバーa′に
は引張荷重F3を生じさせるため、特にフエアウ
エー側のメイントラスメンバーa′は、これにかか
る圧縮荷重を受けても充分なだけの寸法設定が行
われねばならず、支柱3′それ自体ないしはその
構成要素たるメイントラスメンバーa′のパイプ径
を極めて大きなものとしなければならなかつた。
〈開発を試みた技術的事項〉 本発明はこのような従来技術の改良を試みたも
のであつて、防球ネツトが風を受けた場合であつ
ても支柱に対してこのような曲げモーメントが働
かないような新規な構成を有するゴルフ練習場等
における防球装置の開発を試みたものである。
《発明の構成》 〈目的達成の手段〉 即ち本出願に係るゴルフ練習場等における防球
装置の第一の発明は、支柱を支持部材の一部とし
て防球ネツトを張設することにより、外部への飛
球を阻止する装置において、前記支柱は三角断面
とし、更にこの支柱に沿つてフエアウエー側に支
持レールを設け、この支持レールに対してスライ
ドピースを多数係止させ、このスライドピースに
よつて防球ネツトを支柱間に張設するとともに、
前記防球ネツトはその上端において昇降ビームに
対し吊下状態に取り付けられていることを特徴と
して成るものである。
また本出願の第二の発明は前記要件に加え、前
記各支柱及び昇降ビームはトラス構造を有するこ
とを特徴として成るものである。
更にまた本出願の第三の発明は前記要件に加
え、前記防球ネツトは、その上端がフエアウエー
側に庇状に張り出していることを特徴として成る
ものである。
これら構成により前記目的を達成しようとする
ものである。
〈発明の作用〉 本発明では昇降ビームに上端が取り付けられた
防球ネツトは支柱に沿った位置において支柱に取
り付けられたガイドレールに対してスライドピー
スを介して保持されるものであるから、防球ネツ
トが風を受けて撓むような場合であつても、支柱
に対して従来型のようにガイドワイヤの引つ張り
に起因した曲げモーメントが加わることがなく、
支柱に対する負荷を著しく軽減させることができ
る。またスライドピースがガイドレールに滑動自
在に取り付けられているから、その昇降作用も円
滑になされる。また請求項3で定義したように、
防球ネツトの上端縁がゴルフコースのフエアウエ
ー側に向かつて庇状に張り出しているときには、
例えばゴルフボールにスピンがかかつていた場合
に防球ネツトをよじのぼるような運動をすること
もある場合でも、ボールは確実にフエアウエー側
に落とされるように案内され、外部に飛び出すこ
とが完全に防止される。
〈実施例〉 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に
説明する。符号1は本発明たる防球装置であつ
て、このものは例えばゴルフ練習場の飛球範囲を
囲むようにその周囲に設けられるものである。勿
論この発明自体はこのようなゴルフ練習場に限ら
ず、他の種々の飛球あるいは他の放擲物の放擲範
囲を規制するために用いることができることは言
うまでもない。この防球装置1を設置するあたつ
ては、まず地面に対しコンクリート製の適宜の基
礎2を設け、このものに支柱3を立設する。尚こ
の基礎の好ましい実施例としては、第4図に示す
ような潜函基礎ボツクス2a内に支柱下部3aを
収納し、これにコンクリートCを流し込んで構成
するものがあり、この場合には基礎のために要す
る幅寸法を従来比1/4程度に狭くすることがで
き、延いては敷地の有効利用を図ることができ
る。この支柱3は高張力鋼管に例えば溶融亜鉛メ
ツキ等適宜の防錆処理をして成るものであり、適
宜その高さに応じて何段階かに分断して形成し、
それらを順次接続して形成する。またこれら支柱
3は断面を三角断面とし、加えて請求項2で定義
するようにトラス構造であれば更に好ましい。尚
この支柱3をトラス構造とした場合においては、
トラス構造は一例として長手方向に延びる三本の
メイントラスメンバーaと、これらに直交する状
態に設けられるクロストラスメンバーbと、クロ
ストラスメンバーb間に形成されるブレーストラ
スメンバーcとから成る。勿論、各トラスメンバ
ーについては適宜の組合形態がとり得るものであ
る。このような支柱3に対してそのほぼ上端にお
いてジヨイントビーム5によつてそれらを連結す
るものであり、これによつて各支柱3の全体がラ
ーメン構造となつて、更に全体としての剛性を向
上させる。勿論、設計的には各支柱3それのみ単
独でもタワー構造として充分な剛性を独立的に具
える。更に本発明の特徴的な構成として各支柱3
における三本のメイントラスメンバーaのうち、
フエアウエー側に位置する一本のメイントラスメ
ンバーa1にはそのフエアウエー側にそのほぼ全高
さにわたつてガイドレール6を設けるものであつ
て、一定間隔ごとにブラケツト6aを介して支柱
3とガイドレール6とは接続されている。そして
このガイドレール6は一例として第6図に示すよ
うに断面T字状をしたものであり、これを囲むよ
うなスライド面を有するスライドピース7が多数
ガイドレール6に対して滑動自在に外嵌状態に取
り付けられる。勿論両者の摺擦面には摺擦状態を
良好にするために適宜のグリス等の給油をした
り、あるいは無給油状態の合成樹脂コーテイング
を施したり、あるいはボールベアリング等を介在
させるなど適宜の手法がとり得る。勿論この第6
図に示す実施例以外にも後述するように種々の実
施例がとり得る。そしてこのガイドレール6に対
しては昇降ビーム9も案内されるものであつて、
一例として三角断面の立体トラスから成る昇降ビ
ーム9は、その背面に取り付けた昇降ビーム用ス
ライドピース9aを介してガイドレール6に対し
滑動自在に保持されるのである。このような昇降
ビーム9に対して、その下方に防球作用を直接担
う防球ネツト11が下方に吊持されるように張設
される。そしてこの防球ネツト11は本発明の特
徴的な構成として前記ガイドレール6に対し取り
付けられている多数のスライドピース7によつて
支柱3に沿つて上下方向に一定間隔をおいて保持
されるものであつて、具体的には防球ネツト11
における芯状ワイヤ11wに対してクリツプ7a
によつて固定される。尚この防球ネツト11と三
角断面トラスを適用された支柱3との関係につい
て述べると、第6図において拡大して示すよう
に、支柱3の三角断面の頂点が防球ネツト11側
にあることが望ましい。風を受けて撓んだ場合で
も防球ネツト11と支柱3との接触が防げるから
である。この防球ネツト11を支持する昇降ビー
ム9の昇降機構について述べると、このものはウ
インチユニツト13によつてその昇降シフトが行
われるものであつて、ウインチユニツト13は減
速機14とモータM1とを主体とした駆動部と、
ウインチドラム15を主体とした巻上部とによつ
て構成される。即ち減速機14の出力軸はウイン
チドラム15の主軸に直結されており、このウイ
ンチドラム15に対してウインチワイヤ16が巻
き取られ、一方このウインチワイヤ16の作用端
は支柱3に沿つて上方に至り、支柱3の上部の基
端側と先端側とに設けたガイドローラ17によつ
て適宜方向を90°ずつ屈曲するように案内され、
その端部を昇降ビーム9に接続される。尚、支柱
3の適宜の位置にはリミツトスイツチ18を取り
付けて昇降ビーム9の上死点及び下死点の位置設
定を行う。尚リミツトスイツチ18に触れてこれ
を動作させる部材としては、ウインチワイヤ16
それ自体や、それに対して取り付けられた作動片
を利用する。更に適宜の支柱上方には風力・風向
計20を設けるものであつて、これによつて周囲
の風の状態を検出するものであり、それらのデー
タに基づき防球ネツト11を吊持した昇降ビーム
9の昇降制御を自動的に行わせるようにすること
も可能である。勿論、風力・風向計20のデータ
を管理者が常時監視してマニユアル設定すること
も可能である。
本発明は以上述べたような具体的な実施例を一
例とするものであるが、全体構成ないしは部分的
な構成において種々の実施例がとり得る。まず第
8図に示す実施例は全体構成において、すでに特
に第1,2図に示して説明したタイプと比較する
と、支柱3の上端において支柱3相互を接続する
ジヨイントビーム5を設けない点が異なる。この
ものは支柱3それ自体も充分な剛性を具えること
に因み、上端にジヨイントビーム5が存在せず、
支柱3が独立的に設置されたような形状を有す
る。尚このようにジヨイントビーム5を具えない
タイプのものにあつては支柱3が独立的に設置さ
れるだけでよいから、相互の寸法設定を極端に厳
密にしなくともよく、施工作業が容易になる点で
好ましい。
また本発明の特徴的な構成であるガイドレール
6とスライドピース7と防球ネツト11との相互
の結合構成において種々の実施例がとり得る。例
えば第9図aに示すものは、平面的にほぼコ字状
断面を有するスライドピース7の開放端側にガイ
ドレール6を嵌め合わせ、これを裏面から押さえ
込むようにローラ7Rを設けるようにしたもので
ある。また第9図bに示すものはこのローラ7R
を平面的に見て、ガイドレール6をその裏面と表
面との双方から挟み込むように四基取り付けて成
るものである。更にまた第9図cに示すものはガ
イドレール6の形状をいわゆるC形チヤンネル材
状に構成し、ほぼ断面T字状のスライドピース7
を内嵌めするようなかたちで支持したものであ
る。このような場合にあつても適宜必要に応じて
滑動面にベアリング、あるいは滑動機能の優れた
合成樹脂被膜、あるいはローラ等を適宜取り付け
ることが可能である。更にまた第10図に示す実
施例は一本の支柱3に並列的に二本のガイドレー
ル6を取り付け、高さ方向において交互にスライ
ドピース7を取り付けけるようにしたものであ
る。因みにこのように構成する場合には防球ネツ
ト11を完全に引き降ろした場合において、より
収まり高さを低く設定することができる。勿論こ
のような技術思想はガイドレール6を並列的に設
置するほか、第11図に示すように前後に並列的
に設置するような形態をとつてもよい。更にまた
第12図に示す実施例は防球ネツト11の上げ降
ろし時における支柱3との干渉を防ぐために、防
球ネツト11をスライドピース7に対して直接支
持させることなくパンタグラフ状のリンク10を
介してその先端に取り付けるようにしたものであ
り、このようにする場合には防球ネツト11が比
較的張られていない引き上げ途中において風等を
受けた場合にあつても、防球ネツト11が充分に
支柱3から離れてこれとの干渉がなされないよう
に図り得るものである。
更にまた本発明のようにガイドレール6によつ
て防球ネツト11と昇降ビーム9とを案内するよ
うにしたことに伴い、例えば昇降ビーム9に関し
てはその昇降動作をウインチワイヤ16による吊
持手法をとらなくとも昇降動作がなし得る。即ち
第13図に示すように昇降ビーム9に対して駆動
モータM2を取り付け、これを適宜の減速機を介
してピニオンギヤ30に伝達し、一方これに対応
してガイドレール6に沿つてラツク31を設けて
おき、いわゆるラツクピニオン機構による昇降が
なされるようにしてもよい。勿論前記ピニオンギ
ヤ30は通常の平歯車あるいは斜歯歯車に代え、
ウオームギヤ状のものであつてもよい。尚このよ
うな構成の場合、駆動モータM2に対する給電は
ウインチワイヤ16の張設手法を当踏襲したよう
なケーブル線によるほか、ガイドレール近傍にト
ロリー線を配設して例えばブラシ状の端子を摺擦
させながら、給電するような形態をとることも可
能である。更にまた他の実施例として防球ネツト
11の張設手法において次のような手法をとるこ
とができる。即ち防球ネツト11が単に垂直に張
設されている状態であると、例えば上端近くにゴ
ルフボールの打球が当たつたときにゴルフボール
に回転力たるスピンがかかつている場合には、あ
たかもゴルフボールが防球ネツト11の垂直面を
よじのぼるような転がり方をして外部に飛び出す
場合も生ずるものであり、このような場合の対策
である。即ち防球ネツト11の上端を第14図に
示すようにフエアウエー側に向けて庇状に張り出
すように構成するのである。勿論、庇状に張り出
させる具体例としては、第14図aに示すように
昇降ビーム9の三角断面トラスのフエアウエー側
面を利用して昇降ビーム9の内フエアウエー側面
をも防球ネツト11で覆うようにすれば斜め上方
に向かつた庇状張出部11aが構成される。勿論
これ以外に第14図bに示すように昇降ビーム9
の上端に更にサブフレームを設けて水平方向に防
球ネツト11が張り出すようにして庇状張出部1
1aを構成してもよいし、また第14図cに示す
ように昇降ビーム9の下端側から水平にサブフレ
ームを突出して庇状張出部11aを構成するよう
にしてもよい。
本発明たるゴルフ練習場等における防球装置の
具体的な構造は以上述べたような構成を有するも
のであり、次のように動作する。例えばウインチ
ワイヤ16によつて防球ネツト11を昇降させる
タイプのものについて述べれば、防球ネツト11
を充分に降下させた状態ではウインチドラム15
に巻き付けられているウインチワイヤ16も捨巻
部を残して殆ど繰り出された状態となつている。
この状態から防球ネツト11を張設するには適宜
のスイツチング操作によつてモータM1を起動し、
その回転を減速機14を介してウインチドラム1
5に伝達し、ウインチワイヤ16を順次巻き取つ
てゆく。このようにするときにはウインチワイヤ
16の先端が上昇してゆき、昇降ビーム9を上方
に吊り上げるようにして移動させてゆく。このと
き防球ネツト11は各支柱3に沿つた位置におい
ては、支柱3に沿つて設けられているガイドレー
ル6に対して滑動自在に案内されているスライド
ピース7によつて保持されながら上昇してゆく。
実際には昇降ビーム9の昇降に従つて引き上げら
れてゆく防球ネツト11によつて駒状の各スライ
ドピース7が順次移動してゆくのである。このよ
うにしてモータM1の駆動を続けるとウインチワ
イヤ16が完全に巻き取られた位置で適宜上死点
検出用のリミツトスイツチ18に接触して、その
駆動を停止する。勿論、常時防球ネツト11を上
死点まで張設する必要はなく、適宜の高さに張設
した状態で停止しておくことも可能である。この
ような張設状態において防球装置1が過大な風力
を受けた場合であつても防球ネツト11はスライ
ドピース7とガイドレール6とを介して支柱3に
あたかも直接支持されたような状態となつている
から、支柱3に沿った位置においては支柱3側に
撓むようなことがない。従つて防球ネツト11は
支柱3に絡み付くことがなく、強風下においての
降下も上昇と逆の操作によつて確実になされる。
また強風下では支柱3がトラス構造であることに
より、その間を風が充分に抜けることができ、風
による抵抗を最小限とどめている。尚、以上述べ
た実施例はゴルフ練習場の飛球範囲をほぼ平面コ
字状に囲んだ一ユニツトとして構成したが、防球
ネツト11を更に多数に分断したような小ユニツ
トとして形成し、これらを適宜基数組み合わせて
所望の形状を得るようにしてもよい。この場合に
は各々の小ユニツトごとに防球ネツト11の張設
高さを変えて設定することもできる。
《発明の効果》 本発明は以上述べたような構成を有するもので
あつて、支柱3に固定したガイドレール6に対し
てスライドピース7を介して防球ネツト11を支
持したものであるから、防球ネツトが強風を受け
た場合であつても支柱3に対して無理な応力がか
からず、結果的に耐応力をより低い値として支柱
3の設計が可能である。因みに先に述べた第15
図に示すような従来型のものは、例えば30mの高
さに防球ネツト11を張設するような場合、フエ
アウエー側のメイントラスメンバーa1′について
は第6図二点鎖線に示すように直径が約165mm程
度の高張力鋼管を必要としていたが、本発明にお
いては設計的にはほぼその半分の直径の高張力鋼
管によつてメイントラスメンバーを構成すること
が可能となる。このことは延いては支柱3に対す
る風による抵抗もより減少させることができ、総
合的により有利な設計がなし得る。また防球ネツ
ト11は支柱3に沿った位置では、あたかも支柱
3に直接支持されたような状態となつているか
ら、防球ネツト11が強風下で支柱3等に絡み付
いたり、断続的に煽られて接触したりすることが
なく、昇降動作が常に確実になし得るとともに、
その損傷を著しく減少させる。このことは延いて
は防球ネツト11の交換補修のコストを下げ、ま
た補修作業も防球ネツト11を降ろした状態で行
えばよいから高所作業は不要であり、この点でも
作業コストを下げることができ、これらが相乗的
に作用して、従来に比して著しい保守管理コスト
の低減を実現したものである。また請求項1に定
義した発明においては支柱3は独立的に設けられ
ていても、また上端がビーム5で相互に接続され
ていてもよいものであるが、独立的に配設される
場合においては支柱3は上端部における相互の位
置設定を厳密に行わなくともよく、その設置作業
が著しく簡単に行い得る。因みにビーム5を設け
る場合にあつては、支柱3の上端は相互に正確な
位置設定をしておかないとビーム5の接続が不可
能になり、その組立施工作業が極めて手間を要す
ることとなる。また請求項1または2で定義した
ように支柱3等をトラス構造とし、且つ三角断面
とする場合には軽量であつて、且つ風の抵抗を最
小限としながらも充分な強度が得られ、また三角
断面であることは例えば四角形断面等に比較して
捩じり剛性に優れ、最小限の資材で充分に強度的
な効果が得られる。特にすでに述べたようにメイ
ントラスメンバーaに対してかかる曲げモーメン
トがより小さい値となることにより、メイントラ
スメンバーaの径も小径にすることができるか
ら、この効果をより相乗的に発揮される。更に本
発明にあつては、特にトラス構成したタワー構造
をとる場合には、それ自体で充分な強度が得られ
るから、柱間距離を充分大きくとることができ、
従つて周辺への電波障害が殆ど生じない。更に請
求項3で定義したように防球ネツト11の上端フ
エアウエー側に向けて突出させるようにして庇状
張出部11aを設けるときには、ゴルフボールに
スピンがかかつていた場合であつてもゴルフボー
ルが防球ネツト11を這い上がるようにして外部
に落下するようなことが完全に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のゴルフ練習場等における防球
装置の使用状態を示す斜視図、第2図は同上正面
図、第3図は支柱を拡大して示す側面図、第4図
は基礎構造の一実施例を示す断面図、第5図は支
柱の上部を更に拡大して示す側面図、第6図は第
5図−線で破断した状態を示す断面図、第7
図はウインチユニツト付近を拡大して示す斜視
図、第8図はジヨイントビームを設けない防球装
置の実施例を示す斜視図、第9図はガイドレール
とスライドピースとの結合構成における種々の実
施例を示す横断面図、第10図はガイドレールを
並列的に設けた実施例を示す斜視図、第11図は
同上前後に並列的に設けた実施例を示す横断面
図、第12図はパンタグラフ状のリンクを取り付
けるようにした実施例を示す側面図、第13図は
ラツクピニオン機構により昇降動作を行うように
した実施例を示す側面図、第14図は防球ネツト
上端に庇状張出部を設けた種々の実施例を骨格的
に示す説明図、第15図は従来型の防球装置を示
す側面図並びにその一部を拡大して示す説明図で
ある。 1……防球装置、2……基礎、2a……潜函基
礎ボツクス、3……支柱、3a……支柱下部、5
……ジヨイントビーム、6……ガイドレール、6
a……ブラケツト、7……スライドピース、7a
……クリツプ、7R……ローラ、9……昇降ビー
ム、9a……昇降ビーム用スライドピース、10
……リンク、11……防球ネツト、11a……庇
状張出部、11w……芯状ワイヤ、13……ウイ
ンチユニツト、14……減速機、15……ウイン
チドラム、16……ウインチワイヤ、17……ガ
イドローラ、18……リミツトスイツチ、20…
…風力・風向計、30……ピニオンギヤ、31…
…ラツク、a,a1……メイントラスメンバー、b
……クロストラスメンバー、c……ブレーストラ
スメンバー、C……コンクリート、M1……モー
タ、M2……駆動モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支柱を支持部材の一部として防球ネツトを張
    設することにより、外部への飛球を阻止する装置
    において、前記支柱は三角断面とし、更にこの支
    柱に沿つてフエアウエー側に支持レールを設け、
    この支持レールに対してスライドピースを多数係
    止させ、このスライドピースによつて防球ネツト
    を支柱に張設するとともに、前記防球ネツトはそ
    の上端において昇降ビームに対し吊下状態に取り
    付けられていることを特徴とするゴルフ練習場等
    における防球装置。 2 前記各支柱及び昇降ビームはトラス構造を有
    することを特徴とする請求項1記載のゴルフ練習
    場等における防球装置。 3 前記防球ネツトは、その上端がフエアウエー
    側に庇状に張り出していることを特徴とする請求
    項1または2記載のゴルフ練習場等における防球
    装置。
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