JPH0575530B2 - - Google Patents

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JPH0575530B2
JPH0575530B2 JP12435485A JP12435485A JPH0575530B2 JP H0575530 B2 JPH0575530 B2 JP H0575530B2 JP 12435485 A JP12435485 A JP 12435485A JP 12435485 A JP12435485 A JP 12435485A JP H0575530 B2 JPH0575530 B2 JP H0575530B2
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JP
Japan
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shaft
boot
elastic membrane
grease
nozzle
Prior art date
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Application number
JP12435485A
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English (en)
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JPS61284329A (ja
Inventor
Mitsunori Aoshiba
Yutaka Kurihara
Toshio Oosawa
Yukio Takahashi
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP12435485A priority Critical patent/JPS61284329A/ja
Publication of JPS61284329A publication Critical patent/JPS61284329A/ja
Publication of JPH0575530B2 publication Critical patent/JPH0575530B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シヤフトの外周に装着された弾性膜
体内に所定量の液体を自動的に注入するために、
前記弾性膜体の端部を拡開する装置に関する。
(従来の技術) 自動車等のように、原動機としてのエンジンの
回転力を駆動車輪に伝達し、被駆動体としての自
動車を駆動するには、動力伝達機構が必須であ
る。この機構は、「自動車工学全書第9巻、動力
伝達装置、編者:自動車工学全書編集委員会、株
式会社海山堂発行」に示されている。
第7図は、動力伝達機構としてシヤフトに等速
ジヨイントを組付けた自動車用ドライブシヤフト
の要部断面図である。
このドライブシヤフトでは、シヤフト1の図中
左側にはトライポード型等速ジヨイント2が取り
付けられ、図中右側にはベル型等速ジヨイント3
が取り付けられている。これら等速ジヨイント
2,3は、前輪駆動のいわゆるFF車にとつて必
須のものであり、前輪が転蛇してもシヤフトから
ジヨイントに伝わる回転速度を一定に保持する機
能を有する。
トライポード型等速ジヨイント2は、この場
合、フアイナルドライブ側(車輪側)であり、シ
ヤフト1に形成された雄型のセレーシヨン4に対
応した雌型のセレーシヨン5が切られたインナー
レース6と、このインナーレース6の外周に円周
方向3等配に配設され突出するスパイダー7と、
当該スパイダー7の外周に回転可能に保持された
球状ローラ8と、これらを軸方向摺動自在に収容
するハウジング9と、内部の防水及び防塵等を保
つためのゴム材等からなるブーツ10とを有す
る。そして、シヤフト1がインナーレース6から
抜けないように抜け止め用のサークリツプ11を
シヤフトに装着してある。また、前記ハウジング
9にはフアイナルドライブ側シヤフト12が連結
している。
このようなドライポード型等速ジヨイント2で
は、シヤフト1の端部に装着されたインナーレー
ス6及び球状ローラ8がハウジング内周壁に摺接
することにより、シヤフト1がフアイナルドライ
ブ側シヤフト12の軸心に対して相対的に傾くの
を許容し、それにもかかわらず回転力を等速に伝
達するようになつている。
また、ベル型等速ジヨイント3は、この場合、
ホイール側(駆動側)であり、シヤフト1に形成
された雄型のセレーシヨン4に対応した雌型のセ
レーシヨン5が切られたインナーレース13と、
このインナーレース13の外周にあるボールケー
ジ14に回転自在に保持されたスチールボール1
5と、このスチールボール15が内接するハウジ
ング16と、内部の防水及び防塵を保つためのゴ
ム材等からなるブーツ17とを有する。なお、こ
の等速ジヨイント3の場合にも、シヤフト1がイ
ンナーレース13から抜けないように、抜け止め
用のサークリツプ11がシヤフトに装着してあ
る。
また、前記ハウジング16にはホイール側シヤ
フト18が連結してある。このようなベル型等速
ジヨイント3では、シヤフト1の端部に装着され
たインナーレース13及びボールケージ14に保
持されたスチールボール15がハウジング16内
周壁に摺接することにより、シヤフト1がホイー
ル側シヤフト18の軸心に対して相対的に傾くの
を許容し、これにもかかわらず回転力を等速に伝
達するようになつている。
そして、このドライブシヤフトの場合には、フ
アイナルドライブ側にあるトライポート側等速ジ
ヨイント2内で、シヤフト1の端部に装着された
スパイダー7がハウジング9内周面を軸方向に摺
接し、熱ひずみその他の原因によるシヤフト1の
軸方向移動をそこで吸収するようにしてある。し
かも、シヤフト1の軸方向移動にかかわらず、シ
ヤフト1の回転力はハウジング9を介してフアイ
ナルドライブ側シヤフト12に有利に伝達される
ようになつている。
各ジヨイント2,3は、シヤフト1が各シヤフ
ト12,18に対して相対的に傾斜したとしても
回転速度を等速に伝達できるように、各々摺接部
(インナーレース6,13、スパイダー7、球状
ローラ8、スチールボール15等)を有する。そ
して、この摺接部を円滑に摺接させる必要がある
ことから、ハウジング9,16内部に所定量のグ
リスを注入しておく必要がある。
この所定量のグリスを各ハウジング8,16内
に注入する作業は、従来、次のようにして行なつ
ていた。
第8図に示すように、シヤフト1の両端部にそ
れぞれトライポード型等速ジヨイント2とベル型
等速ジヨイント3とを組付けた状態で、この軸部
品をベース20上に固定された支持台21,22
上に載置する。
トライポード型等速ジヨイント2におけるハウ
ジング9は、シヤフト1の端部に装着されたイン
ナーレース6及びスパイダー7に対して、その軸
方向に相対的に移動可能である。
したがつて、ハウジング9の外周に一端10a
が圧着され、他端10bがシヤフト1の所定の軸
方向位置に形成されたブーツ装着溝1aに圧着さ
れたブーツ10における軸方向ブーツ長さLaも、
前記ハウジング9のシヤフト1に対する相対的軸
方向移動に応じて変化する。このブーツ長さLa
が正常の作動状態時より短かすぎる場合に、ブー
ツ19aの端部10bを手作業にて拡開し(図
中、二点鎖線の位置)、そこからグリス缶23内
のグリス若しくは図示しないポンプにより圧送さ
れてきたグリスをブーツ10内すなわちハウジン
グ9内部に手作業にて注入すると、ブーツ10の
内容積が通常の状態よりも小さいため、所定量の
グリスを注入する前に内部がグリスで溢れ、必要
な所定量のグリスを内部に充填することができな
い虞れがあつた。
また、前記ブーツ長さが正常の作動状態時より
長すぎる場合に、ブーツ10の端部10bを手作
業にて拡開し、そこからグリス缶23内のグリス
若しくは図示しないポンプにより圧送されてきた
グリスをブーツ10内すなわちハウジング9内部
に手作業にて注入すると、ブーツ10の内容積が
通常の状態よりも大きいため、必要な所定量のグ
リスを内部に充填しておくことはできる。しか
し、グリスを注入し終えて、ブーツ10の端部1
0bをシヤフト1における溝部に圧着させ、車体
に取り付ける際に、ブーツ長さLaが正常の作動
状態の長さに戻るため、内部の空気がブーツ10
を膨らましてしまう虞れがあつた。
このような不都合を解消するために、従来で
は、各ジヨイント2,3が載置される支持台2
1,22に相互の面間距離Lbが予め一定値に設
定されたシート面21a,22aを形成し、各シ
ート面21a,22aに各ジヨイント2,3にお
けるハウジング8,16に形成された各第1、第
2基準面9a,16aを手作業にて当接させるよ
うにしている。
ベル型等速ジヨイント3の場合、ハウジング1
6はシヤフト1に対し、その軸方向には移動しな
いようになつているため、ハウジング16におけ
る基準面16aから前記溝部1aまでの長さLc
は不変である。一方、このブーツ装着溝1aから
トライポード型等速ジヨイント2におけるハウジ
ング9に形成された基準面9aまでの長さLdは
ブーツ長さLaが不変であることから同様に可変
である。
したがつて、ブーツ長さLaが正常の作動状態
時の長さになるように、長さLd及び面間距離Lb
を設定し、前述のようにハウジング9,16にそ
れぞれ形成された各第1、第2基準面9a,16
aを手作業にて、各シート面21a,22aに当
接すれば、ブーツ長さLaは正常の作動状態時の
長さに保たれる。
次に、ブーツ10の端部10bを工具(例え
ば、ドライバー等)を用いて拡開し、そこからグ
リス缶23内のグリス若しくは図示しないポンプ
によ圧送されてきたグリスを内部に注入すれば、
所定量のグリスをブーツ10内部すなわちハウジ
ング9内部に必要な量だけ注入することができ
る。しかも、このドライブシヤフトを車体に取付
ける際にもブーツ10内部の空気により過大に膨
らむことはない。
なお、ベル型等速ジヨイント3に取付けられる
ブーツ17のブーツ長さは不変なので、上述した
ような問題点は有さず、ブーツ17の端部を工具
を用いて手作業で拡開して、そこからグリス缶2
3内のグリス若しくは図示しないポンプにより圧
送されてきたグリスをブーツ17内部すなわちハ
ウジング16内部に必要な量だけ注入することが
できる。
(発明が解決しようとする問題点) しかして、このように、工具を用いて手作業で
ブーツの端部を拡開し、そこから同じく手作業で
グリスを注入する作業では、その作業中にグリス
が飛散し、ブーツ内部に所定量のグリスを注入す
ることができない虞れがあると共に、飛散したグ
リスの処理等に熟練度を要し、作業が繁雑なもの
となつていた。さらに、手作業が要求されるの
で、工程時間がかかり、ひいては製造コストの低
下を阻害する一因となつていた。
本発明は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、シヤフトの外周に装着された弾
性膜体としてのブーツの端部を拡介する作業を機
械により自動的に行ない、その作業を確実なもの
とし、しかも工程時間の短縮を図り、ひいては製
造コストの低下を図ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するための本発明は、シヤフ
トの外周に装着された弾性膜体の端部円周方向所
定間隔の二点に当接し、前記弾性膜体における各
二点位置を円周方向近接させる方向に移動し、当
該弾性膜体を円周方向に撓ませて拡開し、前記シ
ヤフトと弾性膜体の端部との間に注入用開口部を
形成する爪部と、当該各爪部を同期させて駆動す
る駆動手段とからなり、前記注入用開口部にノズ
ルを挿通して当該ノズルから前記弾性膜体の内部
に所定量の液体を注入することを特徴とする。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は本発明に係る弾性膜体拡開装置の正面
を示し、第3図に示す−線に添う一部断面矢
視図、第2図は第1図に示す−線に沿う一部
破断面の側面図、第3図は本弾性膜体拡開装置と
共に使用される軸方向位置出し装置の一部破断側
面図、第4図は第3図に示す−線に沿う平面
図、第5図は第4図に示す−線に沿う一部断
面矢視図、第6図はグリス注入部を示す一部破断
側面図であり、第7,8図に示す部材と共通する
部材には同一符号を付しその説明は一部省略す
る。
第1,2図に詳示する本発明に係る弾性膜体拡
開装置80は、本実施例では、第3図に示すよう
に、自動車用ドライブシヤフトの組付工程に使用
される。そこで、本発明に係る弾性膜体拡開装置
80の構造を詳細に説明する前に、まず組付装置
全体について説明する。
第3図に示すように、前の工程で、シヤフト1
にトライポード型等速ジヨイント2及びベル型等
速ジヨイント3が組付けられた軸部品は、シヤフ
ト1の略中央をパレツト31により保持されて、
第1位置出し装置32と第2位置出し装置33と
の間に位置する。
第1位置出し装置32は、ガイドレール34に
より案内されてシヤフト1の軸方向に進退移動可
能になつている第1ベース35上に設置してあ
る。第1ベース35は図示しないNC(数値制御)
用モータにより駆動され、かなりの精度で第1ベ
ースの進退移動を制御するようになつている。
そして、このNC用モータが後述する第1把持
手段の第1駆動手段となる。
第1ベース35の第3図中右端には、ストツパ
36が固設され、このストツパ36にはロツド3
7を2段階に進退移動させるシリンダ38,39
が連結してある。これらシリンダ38,39は第
1ベース35に対して回り止め40により固定さ
れている。
前記ロツド37には、第4図に詳示するよう
に、その先端にレバー受け部37aが形成してあ
り、そのレバー受け部37aに「く」字形状のレ
バー41,41の一方の先端41a,41aが連
結してある。この「く」字形状のレバー41,4
1の中央基部は支軸42,42によりブラケツト
43,43に回動自在に連結してあり、ブラケツ
ト43,43はベース35上に立設された側壁4
4,44に固定してある。レバー41,41の他
方の端部41b,41bは、前記側壁44,44
間に架け渡された上下二本のガイドバー45,4
6に案内されて移動するアーム47,47の一端
部47a,47aに連結してある。アーム47,
47の他端部47b,47bには第1把持手段と
してのクランプ爪48,48が固定してある。
クランプ爪48,48には、シヤフト1に対し
てホイール側シヤフト18の軸線の交差角が所定
範囲で可変でかつ軸方向相対移動不可能に連結さ
れたジヨイント3における当該ホイール側シヤフ
ト18の外周に当接し、その軸芯位置を固定する
クランプ用縁部48aが形成してある(第3図参
照)。また、クランプ爪48,48には、ジヨイ
ント3に形成された第1基準面16aに当接する
シート面48a,48bを有する。この第1基準
面16aは、シヤフト1とジヨイント3とは相対
的軸方向移動不可能なことから、シヤフト1のジ
ヨイント21に対する軸方向相対位置の基準とな
る。
シート面48b,48bは、第1駆動手段とし
ての図示しないNC用モータにより第1ベース3
5がシヤフト1に対して前進移動する際に、第1
基準面16aに当接し、第6図中a位置にあつた
第1基準面16aをシヤフト1と共に所定の第1
初期位置bまで軸方向に移動させるようになつて
いる。その際には、シリンダ38が作動し、ロツ
ド37を第1図中矢印A方向に移動し、レバー4
1を矢印B方向に回動させ、アーム47を矢印C
方向に移動させ、ホイール側シヤフト18を中間
クランプするようにしてある。ここで、中間クラ
ンプとは、シヤフト18を完全に把持している状
態ではないが、シヤフト18の軸芯をシヤフト1
の軸芯と略一致させる程度にまで保持する状態を
いう。
そして、前記第1駆動手段としてのNC用モー
タにより第1基準面16aが所定の初期位置bま
で前進移動した際には、第1把持手段しての前記
クランプ爪48が、シリンダ38,39の働きで
ホイール側シヤフト18を完全に把持するように
なつている。その際には、第1基準面16aにシ
ート面48bを当接させた状態となつている、そ
の後、この第1把持手段としてのクランプ爪48
がホイール側シヤフト18を把持した状態でジヨ
イント3をシヤフト1と共に、第1駆動手段とし
てのNC用モータで第1ベース35を後退移動す
ることにより後退移動させ、前記第1基準面16
aを第1基準位置Cに位置させるようにしてあ
る。
また、第3図に示すように、この第1位置出し
装置32には、シヤフト1及びジヨイント3の軸
方向位置出しが終了した後に、ブーツ17の端部
17bを拡開する本発明に係る弾性膜体拡開装置
50が装着してある。さらに、装置32には、弾
性膜体拡開装置50により拡開されたブーツ17
の端部17bから、ノズル51を介してグリスを
ブーツ17内部に注入するためのグリス注入装置
52が装着してある。
このグリス注入装置52は、先端から所定量の
グリスが噴出するノズル51と、このノズル51
を保持するノズルホルダ53と、このノズルホル
ダ53の移動を制御する各種シリンダ54,55
とからなる。
一方、前記第1位置出し装置33はガイドレー
ル56により案内されてシヤフト1の軸方向に進
退移動可能となつている第2ベース57上に設置
してある。この第2ベース57は図示しない圧力
シリンダ等により駆動され、シヤフト1がパレツ
ト31により第1、第2位置出し装置32,33
間に搬送されてきた際に、シヤフト1方向に前進
移動するようになつている。
第2ベース57上にはガイドレール58を介し
て移動ベース59がシヤフト1の軸方向に進退移
動可能に保持してある。この移動ベース59は固
定部60を介してシリンダ61,62が連結して
あり、このシリンダ61,62は回り止め63に
より第1ベース57上に固定してある。また、こ
のシリンダ61,62は第2ベース57上に固定
されたストツパ64によりその軸方向移動が規制
され、それぞれのシリンダ61,62の伸縮によ
り、移動ベース59をシヤフト1の軸方向に2段
階に進退移動できるようにしてある。そして、こ
の二個のシリンダ61,62が後述する第2把持
手段を駆動する第2駆動手段となる。
移動ベース59上に固定された固定部60に
は、シリンダ61,62が連結された側と反対側
に、シリンダ65,66が連結され、これらのシ
リンダ65,66は回り止め67により移動ベー
ス59上に設置してある。そして、シリンダ6
5,66にはロツド68が装着してあり、シリン
ダ65,66の伸縮により2段階に進退移動する
ようにしてある。
このロツド68は、第4図に示すロツド37に
相当し、同様にその先端にレバー受け部68a
(第2図に示す符号37aに相当する)が形成さ
れ、そこにレバー69(同図中、符号41に相当
する)の先端が連結してある。レバー69は第2
図に示すレバー41と同様に支軸を中心として回
動し、アーム70(第4図中、符号47に相当す
る)を上下二本のガイドバー71,72(同図
中、符号45,46に相当する)に沿つて移動さ
せるようにしてある。アーム70の先端には、第
4図に示す第1把持手段としてのクランプ爪48
に相当する第2把持手段としてのクランプ爪73
が固定してある。
このクランプ爪73は、第4,5図に示すクラ
ンプ爪48と全く同一の構造であり、第6図に示
すように、シヤフト1に対して軸方向移動可能に
連結されたジヨイント2におけるフアイナルドラ
イブ側シヤフト12の外周に当接し、その軸芯位
置を固定するクランプ用縁部73aを有してい
る。また、同様に、クランプ爪73は、ジヨイン
ト2に形成された第2基準面9aに当接するシー
ト面73b有する。この基準面9aは、ジヨイン
ト2のシヤフト1に対する軸方向相対位置の基準
となる。
シート面73bは、第2駆動手段としてのシリ
ンダ61,62が駆動されて伸張し、移動ベース
59がシヤフト1に対して前進移動する際に、第
2基準面9aに当接し、第6図中d位置にあつた
第2基準面9aをジヨイント2と共に所定の第2
初期位置eまで軸方向に移動するようにしてあ
る。その際には、シリンダ65が伸張し、ロツド
68、レバー69を駆動し、クランプ爪73でシ
ヤフト12を中間クランプするようにしてある。
ここで、中間クランプとは、シヤフト12を完全
に把持している状態ではないが、シヤフト12の
軸芯をシヤフト1の軸芯と略一致させる程度に保
持する状態をいう。
第2基準面9aが第2初期位置eにまで移動す
ると、第2把持手段としてのクランプ爪73が、
シリンダ65,66の働きでフアイナルドライブ
側シヤフト12を、第2基準面9aにシート面7
3bを当接させた状態で、完全に把持するように
なつている。その後、クランプ爪73がシヤフト
12を把持した状態で、ジヨイント2を後退移動
させ、第2基準面9aを第2基準位置fに位置さ
せるようにしてある。この後退移動は、シリンダ
61のみを駆動収縮して、その分だけ、移動ベー
ス59を後退移動させることにより行う。
また、第3図に示すように、この第2位置出し
装置には、シヤフト1とジヨイント2との相対的
な軸方向位置出しが終了した後に、ブーツ10の
端部10bを拡開する本発明に係る弾性膜体拡開
装置80が装着してある。さらに、装置32に
は、弾性膜体拡開装置80により拡開されたブー
ツ10の端部10bから、ノズル81を介してグ
リスをブーツ10内部に注入するためのグリス注
入装置82が装着してある。
このグリス注入装置82は、先端から所定量の
グリスが噴出するノズル81と、このノズル81
を保持するノズルホルダ83と、このノズルホル
ダ83の移動を制御する各種シリンダ84,85
とからなる。
上記第1、第2位置出し装置32,33からな
る軸方向位置出し装置は、第6図に示すように、
第1、第2基準位置c,f間の距離Lbを正常の
作動状態時の一定の距離に保ち、第1基準位置c
から各ブーツ17,10の端部17b,10bま
での距離Le,Lcが一定であることから、各ブー
ツ端部17b,10bの絶対位置を特定する。し
たがつて、第3図に示すように、各ブーツ端部1
7b,10bに対する各弾性膜体拡開装置50,
80及びグリス注入装置52,82の相対的位置
ずれが防止されるようになつている。
次に、上述した本発明に係る弾性膜体拡開装置
80の構造について詳細に説明する。
この弾性膜体拡開装置80は、前記第2位置出
し装置33における第2ベース57上に設置され
るが、前記第1位置出し装置32における第1ベ
ース35上に設置される弾性膜体拡開装置50と
同様な構造である。
第1,2図に示すように、弾性膜体拡開装置8
0は、シヤフト1の外周に装着された弾性膜体と
してのブーツ10の端部10bにおける円周方向
所定間隔の二点90,91に当接する爪部92,
93を有している。この爪部92,93は、それ
ぞれアーム94,95の先端に形成してある。ア
ーム94,95は、それぞれ第2ベース57上に
設置された軸受け部96,97に回動自在に保持
された回動軸98,99に連結してある。回動軸
98,99は、それぞれ第2ベース57上に設け
られたシリンダ100,101により駆動される
レバー102,103に連結してある。
また、回動軸98,99にはそれぞれ第2図に
示す傘歯歯車104,104が連動しており、こ
の傘歯歯車104,104が連動軸105に形成
された歯車にかみ合つており、一方の回動軸98
(又は99)が回動すると他方の回動軸99(又
は98)が同期して回動するようになつている。
これら傘歯歯車104及び連動軸105は同調機
構106を構成している。
一方、前記各爪部92,93が最も近接した部
位に形成されるブーツ10の注入用開口部10C
には、グリス注入装置82におけるノズル81が
挿入されるようにしてある。このノズル81は、
先端から所定量のグリスが噴出するようにしてあ
り、ノズルホルダ83により保持される。ノズル
ホルダ83は回動ベース107に対して支軸10
8を中心として矢印D方向に回動するようになつ
ている。このノズルホルダ83は支軸109を介
してダンパ110に連結してある。
ダンパ110は、支軸109を中心として回動
し、内部にスプリング111を有する。スプリン
グ111の一端はダンパ110における固定端1
12に連結してあり、他端はシリンダ85により
駆動されるロツド113と共に軸方向移動する可
動体114に連結してある。そして、この可動体
114と固定端112との間には、可動体114
が固定端112に近接したことを検知するリミツ
トスイツチ115が装着してある。
前記回動ベース107は、第二ベース57上に
立設された側壁44,44に保持された支軸11
7を中心として矢印E方向に回動し、アーム11
8を介してシリンダ84により駆動されるロツド
119に連結している。
したがつて、前記ノズル81は、まず、シリン
ダ84によつて矢印E方向に回動し、次にシリン
ダ85により矢印D方向に回動するようになつて
いる。このように、ノズル81を2段階に回動す
るようにしたのは、ジヨイント2が組付けられた
シヤフト1の端部が第2位置出し装置33に装着
又は離脱する際の邪魔にならないようにするため
である。
次に、このような本発明に係る弾性膜体拡開装
置の作用を説明する。
第3図及び第6図に示すように、ジヨイント
2,3が組み付けられたシヤフト1の軸方向位置
出しが第1、第2位置出し装置32,33により
完了すると、各ブーツ17,10の端部17b,
10bが各弾性膜体拡開装置50,80上に位置
ずれ等なく位置する。
すると、第1図に示すシリンダ100,101
が駆動される。この時、シリンダ100,101
の駆動にわずかの時間差が生じたとしても、同調
機構106のために、回動軸98,99は同時に
回動し、アーム94,95が同時に矢印E方向に
回動する。このアーム94,95が駆動されて、
その先端に形成された爪部92,93がブーツ1
0の端部10bにおける円周方向所定間隔の二点
90,91に当接する。そしてその後もアーム9
4,95は同期して駆動されるため、爪部92,
93は各二点90,91の位置を円周方向近接さ
せる方向に移動し、所定間隔位置で停止する。
このため、弾性膜体としてのブーツ10の端部
10bが円周方向に撓んで拡開し、各爪部92,
93間でシヤフト1とブーツ10の端部10bと
の間に注入用開口部10cが形成される。
注入用開口部10cが形成された段階でシリン
ダ84が駆動され、アーム118及びノズル81
が回動ベース107と共に支軸117を中心に矢
印E方向に回動する。次に、シリンダ85が駆動
され、ロツド113を前進移動させる。ロツド1
13が前進移動すると、ノズル81の先端が途中
で障害物に当接しない限り、ノズル81はノズル
ホルダ83と共に支軸108を中心として矢印D
方向に回動する。もし、ノズル81の先端がブー
ツ端部10bに形成された注入用開口部10cに
挿入されず、途中でブーツ端部10bに当接した
場合には、ダンパ110内のスプリング111が
圧縮され、可動体114が固定端112に近接
し、正常状態にないことをリミツトスイツチ11
5が検知する。その場合に、ノズル81の先端か
らグリスが噴出すると、ブーツ10の外部にグリ
スが飛散することから、リミツトスイツチ115
の働きで、動作のやり直しを命じる信号を各装置
に伝達したり、警報を出したりする。
ノズル81が正常に矢印D方向に回動し、ノズ
ル81の先端が挿入用開口部10cを通してブー
ツ10内部に挿入されると、図示しない電磁弁が
開口し、所定量のグリスがノズル81先端からブ
ーツ10内部に注入される。
以上でグリス注入作業が終了するが、このよう
なグリス注入作業は第3図に示す第1位置出し装
置32側に設置された弾性膜体拡開装置50及び
グリス注入装置52においても同様に行なわれ
る。
そして、グリス注入作業が終了すると、ジヨイ
ント2,3が組付けられたシヤフト1を次の作業
工程に移すため、弾性膜体拡開装置等は上述した
動作と逆の動作を行い、シヤフト1及びジヨイン
ト2,3に対する把持を解放し、パレツト31に
よりシヤフト1が搬送される。
なお、本発明は、上述した実施例に限定される
ものではなく、シヤフトの外周に装着された弾性
膜体の内部にその端部から所定量の液体を注入す
る必要がある場合に全て応用することができる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明によれば、シ
ヤフトの外周に装着された弾性膜体の端部円周方
向所定間隔の二点に当接し、前記弾性膜体におけ
る各二点位置を円周方向近接させる方向に移動
し、当該弾性膜体を円周方向に撓ませて拡開し、
前記シヤフトと弾性膜体の端部との間に注入用開
口部を形成する爪部と、当該各爪部を同期させて
駆動する駆動手段とからなり、前記注入用開口部
にノズルを挿通して当該ノズルから前記弾性膜体
の内部に所定量の液体を注入するようにしたの
で、弾性膜体としてのブーツの端部を拡開する作
業が自動化でき、作業が確実なものとなると共に
工程時間を短縮することができる。さらには、製
造コストの低下にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る弾性膜体拡開装置の正面
を示し、第3図に示す−線に沿う一部断面矢
視図、第2図は第1図に示す−線に沿う一部
破断面の側面図、第3図は本弾性膜体拡開装置と
共に使用される軸方向位置出し装置の一部破断側
面図、第4図は第3図に示す−線に沿う平面
図、第5図は第4図に示す−線に沿う一部断
面矢視図、第6図はグリス注入部を示す一部破断
側面図、第7図は自動車用ドライブシヤフトの要
部破断側面図、第8図は従来のグリス注入作業工
程を示す一部破断側面図である。 1……シヤフト、2,3……等速ジヨイント、
10,17……ブーツ、10b,17b……ブー
ツ端部、10c……注入用開口部、92,93…
…爪部、94,95……アーム、98,99……
回動軸、100,101……シリンダ、106…
…同調機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シヤフトの外周に装着された弾性膜体の端部
    円周方向所定間隔の二点に当接し、前記弾性膜体
    における各二点位置を円周方向近接させる方向に
    移動し、当該弾性膜体を円周方向に撓ませて拡開
    し、前記シヤフトと弾性膜体の端部との間に注入
    用開口部を形成する爪部と、当該各爪部を同期さ
    せて駆動する駆動手段とからなり、前記注入用開
    口部にノズルを挿通して当該ノズルから前記弾性
    膜体の内部に所定量の液体を注入することを特徴
    とする弾性膜体拡開装置。
JP12435485A 1985-06-10 1985-06-10 弾性膜体拡開装置 Granted JPS61284329A (ja)

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JPH0611452B2 (ja) * 1988-03-18 1994-02-16 本田技研工業株式会社 継手ユニット用ブーツ内への液体注入方法及びその装置

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