JPH05788U - インターレースノズル - Google Patents
インターレースノズルInfo
- Publication number
- JPH05788U JPH05788U JP4863991U JP4863991U JPH05788U JP H05788 U JPH05788 U JP H05788U JP 4863991 U JP4863991 U JP 4863991U JP 4863991 U JP4863991 U JP 4863991U JP H05788 U JPH05788 U JP H05788U
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- Japan
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- yarn
- nozzle
- interlace nozzle
- ceramics
- interlace
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- Pending
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】糸に交絡処理を施すためのインターレースノズ
ル10において、耐摩耗性、耐食性に優れるとともに、
糸20に与えるダメージを少なくする。 【構成】インターレースノズル10の糸処理部11をセ
ラミックスにて形成し、その糸処理部11の表面11a
の中心線平均粗さ(Ra)を0.4〜1.5μmとす
る。
ル10において、耐摩耗性、耐食性に優れるとともに、
糸20に与えるダメージを少なくする。 【構成】インターレースノズル10の糸処理部11をセ
ラミックスにて形成し、その糸処理部11の表面11a
の中心線平均粗さ(Ra)を0.4〜1.5μmとす
る。
Description
【0001】
本考案は、フィラメント糸に交絡を付与するインターレースノズルに関するも のであり、特に紡糸工程に利用されるインターレースノズルに関する。
【0002】
従来より、糸に交絡処理を施すためのインターレースノズルが用いられていた 。例えば紡糸工程に用いるインターレースノズルは、図1(A)に側面図を示す ように、中央に糸が通過する糸処理部11を有し、この糸処理部11と連通する スリット12、および糸処理部11に空気を噴出するためのノズル孔13を備え ていた。そして図1(B)に断面図を示すように、上記糸処理部11中に紡糸後 の糸20を通過させながら、上記ノズル孔13より空気を噴出することによって 、糸20に交絡処理を施すようになっていた。
【0003】 このようなインターレースノズル10の材質は、従来ステンレス系材料や鉄系 材料に耐摩耗性を高めるための硬質クロームメッキやチタンカーバイトなどの硬 質材料をコーティングした物が利用されてきたが、使用初期は糸20に対してダ メージを与えないものの、紡糸工程にて使用される酸性油剤や糸20との摩耗に て次第に硬質部が剥離し、糸20にダメージを与えてしまうなど、耐久性に劣っ ていた。従って、1〜2ケ月に1回程度の交換を余儀なくされ、ライン停止のた め、著しい生産性の低下を招いていた。
【0004】 そこで、例えば特公昭57−40255号公報などに示されるようにアルミナ などのセラミックスを用いることによって、耐磨耗性、耐食性に優れたインター レースノズルとすることが提案されていた。
【0005】
しかしながら、アルミナなどのセラミックス製のインターレースノズルを使用 した場合、特に紡糸工程では糸が軟らかく、しかも速度が速いため、糸20に毛 羽が多く発生し、交絡処理後の糸20の強度、伸度を低下させてしまうという問 題点があったため、広く普及するに至っていなかった。
【0006】
上記に鑑みて、本考案はインターレースノズルの糸処理部の表面を、中心線平 均粗さ(Ra)0.4〜1.5μmとしたことにより、耐摩耗性、耐食性に優れ るとともに、糸に対してダメージを与えにくくしたものである。
【0007】
以下に本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1(A)に側面図を示すように、本考案のインターレースノズル10は、中 央に糸が通過する糸処理部11を有し、この糸処理部11と連通するスリット1 2および糸処理部11に空気を噴出するためのノズル孔13を備えていた。そし て、図1(B)に断面図を示すように、上記糸処理部11中に紡糸後の糸20を 通過させながら、上記ノズル孔13より空気を噴出することによって、糸20に 交絡処理を施すようになっていた。
【0009】 また、このインターレースノズル10は、少なくとも糸処理部11がアルミナ 、ジルコニア、炭化珪素、窒化珪素などのセラミックスからなっているため、耐 磨耗性、耐食性に優れ、長期間使用することができる。実際には、糸処理部11 近傍部のみをセラミックスで形成し、他の部分は金属等で形成して、互いに接着 すればよいが、好適には全体をセラミックスで一体的に形成することが望ましい 。図1に示すような形状をセラミックスで一体的に形成するためには、射出成形 を行うか、またはブロック状に成形しておいて切削加工すればよい。
【0010】 さらに、このようなセラミックス製のインターレースノズル10において、糸 処理部11は糸20をガイドするとともに、糸20に交絡処理を施すように作用 するため、この表面11aの状態が問題となるが、本考案では表面11aの中心 線平均粗さ(Ra)を0.4〜1.5μmとしてあることによって、糸20にダ メージを与えにくく、かつ優れた交絡処理を施すことができる。また、この表面 11aにおける平均結晶粒子径は4〜20μmとしたものが良く、しかも各結晶 が丸みを帯びた形状とすることが望ましい。このように、結晶を丸みを帯びた形 状とするためには、化学処理や再焼成を施せばよい。
【0011】 また、上記実施例では、図1に示す紡糸工程用インターレースノズルについて のみ説明したが、本考案はこの形状に限定されるものではなく、他のさまざまな 形状のインターレースノズルに適用することができる。
【0012】 さらに、上記したように紡糸工程では、糸20が軟らかく、かつ速度が速いた め、特に本考案のインターレースノズル10を好適に用いることができる。
【0013】実験例1 ここで、図1に示すインターレースノズル10を試作して紡糸工程中の交絡処 理に使用する実験を行い、糸処理部11の表面11aの表面粗さを変化させたと きの、交絡処理後の糸の伸度、交絡数を比較した。
【0014】 なお、インターレースノズル10の材質は、Al2 O3 含有量99重量%で、 焼結助剤としてSiO2 、CaO、MgOなどを含むアルミナセラミックスで一 体的に形成し、表面11aを研摩するときのダイヤモンド砥粒の大きさを変化さ せることによって、表面11aの中心線平均粗さ(Ra)を変化させた。また、 交絡処理の条件は表1に示す通りである。
【0015】 結果は表2に示す通りである。なお、表2中の伸度とは交絡処理後の糸20を 長さ方向に引っ張ったときの伸び量の割合であり、また交絡数は1m当たりの交 絡数のことである。さらに、比較例として、従来の金属製インターレースノズル を用いた場合の伸度、交絡数も示した。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】 これらの結果から明らかなように、No.1〜4のものは表面11aが滑らか 過ぎるため、糸20の摺動抵抗が大きく、その結果毛羽が発声して伸度が低下し ていた。また、No.11〜12のものは、逆に表面11aが粗過ぎるため、交 絡数は多いが、糸20に傷を付けやすく伸度が低かった。これらに対し、本考案 実施例であるNo.5〜10は、表面11aの中心線平均粗さ(Ra)が0.4 〜1.5μmであり、伸度、交絡数ともに優れていることがわかる。
【0019】実験例2 次に、上記実験例1中のNo.8に示す本考案実施例のインターレースノズル と、比較例としてステンレス製のインターレースノズルを用意し、実験例1と同 一条件で交絡処理を施す使用試験を行った。それぞれ、糸に対するダメージが大 きくなり使用不能となるまでの期間を調べたところ、比較例では1〜2ヶ月であ ったのに対し、本考案実施例では6ヶ月後も使用可能であり、長期間使用できる ことが確認された。
【0020】
このように、本考案によれば、インターレースノズルの少なくとも糸処理部を セラミックスで形成するとともに、該糸処理部表面の中心線平均粗さ(Ra)を 0.4〜1.5μmとしたことによって、糸にダメージを与えにくく、優れた交 絡処理を施すことのできるインターレースノズルを提供できる。また本考案のイ ンターレースノズルは耐摩耗性、耐食性に優れており、長期間の使用が可能であ るから、交換による製造ラインの停止を激減させることができる。
【図1】本考案のインターレースノズルを示しており、
(A)は側面図、(B)は同図(A)中のX−X線断面
図である。
(A)は側面図、(B)は同図(A)中のX−X線断面
図である。
10・・・インターレースノズル 11・・・糸処理部 12・・・スリット 13・・・ノズル孔 20・・・糸
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】少なくとも糸が通過する糸処理部をセラミ
ックスで形成するとともに、該糸処理部の表面を中心線
平均粗さ(Ra)0.4〜1.5μmとしたことを特徴
とするインターレースノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4863991U JPH05788U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | インターレースノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4863991U JPH05788U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | インターレースノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05788U true JPH05788U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12808945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4863991U Pending JPH05788U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | インターレースノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05788U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011089237A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Tmt Machinery Inc | 糸条交絡装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338710A (en) * | 1976-09-14 | 1978-04-10 | Allied Chem | Low abrasion aspirator nozzle |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP4863991U patent/JPH05788U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5338710A (en) * | 1976-09-14 | 1978-04-10 | Allied Chem | Low abrasion aspirator nozzle |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011089237A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Tmt Machinery Inc | 糸条交絡装置 |
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