JPH0589755A - 圧縮ガス遮断器 - Google Patents
圧縮ガス遮断器Info
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- JPH0589755A JPH0589755A JP24638991A JP24638991A JPH0589755A JP H0589755 A JPH0589755 A JP H0589755A JP 24638991 A JP24638991 A JP 24638991A JP 24638991 A JP24638991 A JP 24638991A JP H0589755 A JPH0589755 A JP H0589755A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気回路が要求する最適な遮断特性を得るこ
とが可能であり、小電流遮断時に有害な過電圧が発生す
ることもなく、制動装置の強度及び駆動装置の駆動エネ
ルギーの消費量を必要最小限に抑制可能な圧縮ガス遮断
器を提供する。 【構成】 駆動装置として、鉄心とコイルからなる固定
部分4と、金属板状の可動部分3とを有する駆動装置5
を使用する。望ましくは、駆動装置に、予め設定された
複数の駆動特性パターンを記憶する記憶装置7を設け、
開路時には、回路条件に応じて記憶装置から最適な駆動
特性パターンを選択し、選択した駆動特性パターンに従
って可動接触子を駆動するように構成する。さらに望ま
しくは、蓄電池あるいは大容量の蓄電器と充電回路から
なる電源装置9を有する。電源装置には、遮断器の動作
の制動過程で発生する電力を供給する。
とが可能であり、小電流遮断時に有害な過電圧が発生す
ることもなく、制動装置の強度及び駆動装置の駆動エネ
ルギーの消費量を必要最小限に抑制可能な圧縮ガス遮断
器を提供する。 【構成】 駆動装置として、鉄心とコイルからなる固定
部分4と、金属板状の可動部分3とを有する駆動装置5
を使用する。望ましくは、駆動装置に、予め設定された
複数の駆動特性パターンを記憶する記憶装置7を設け、
開路時には、回路条件に応じて記憶装置から最適な駆動
特性パターンを選択し、選択した駆動特性パターンに従
って可動接触子を駆動するように構成する。さらに望ま
しくは、蓄電池あるいは大容量の蓄電器と充電回路から
なる電源装置9を有する。電源装置には、遮断器の動作
の制動過程で発生する電力を供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単圧式圧縮ガス遮断器
に係り、特にその駆動装置を、遮断器の動作の種類に応
じて最適な動作特性を得られるように改良した圧縮ガス
遮断器に関する。
に係り、特にその駆動装置を、遮断器の動作の種類に応
じて最適な動作特性を得られるように改良した圧縮ガス
遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】遮断器は、多くの回路条件の下で開路動
作を行う必要がある。例えば、数万Aの短絡電流の流れ
る回路を遮断することもあり、一方、ほとんど電流のな
い状態の回路を遮断することもある。図3は、一般的な
単圧式圧縮ガス遮断器を示す図であり、特に、消弧室内
の遮断部の概略構成を示す断面図である。この図3に示
すように、絶縁性に優れたガスが充填された消弧室内に
は、可動接触子部11及び固定接触子部12が対向配置
されている。可動接触子部11においては、可動アーク
接触子13の外周に、消弧ノズル14及び可動通電接触
子15が順次配置されており、これらは、シリンダ16
のフランジ部に固定され、図示していない駆動装置によ
って一体に駆動されるようになっている。またシリンダ
16には、ピストン17が挿入されており、消弧室内の
図示していない固定部に固定されている。一方、固定接
触子部12においては、固定アーク接触子18の外周
に、固定通電接触子19が配置されており、消弧室内の
図示していない固定部に固定されている。
作を行う必要がある。例えば、数万Aの短絡電流の流れ
る回路を遮断することもあり、一方、ほとんど電流のな
い状態の回路を遮断することもある。図3は、一般的な
単圧式圧縮ガス遮断器を示す図であり、特に、消弧室内
の遮断部の概略構成を示す断面図である。この図3に示
すように、絶縁性に優れたガスが充填された消弧室内に
は、可動接触子部11及び固定接触子部12が対向配置
されている。可動接触子部11においては、可動アーク
接触子13の外周に、消弧ノズル14及び可動通電接触
子15が順次配置されており、これらは、シリンダ16
のフランジ部に固定され、図示していない駆動装置によ
って一体に駆動されるようになっている。またシリンダ
16には、ピストン17が挿入されており、消弧室内の
図示していない固定部に固定されている。一方、固定接
触子部12においては、固定アーク接触子18の外周
に、固定通電接触子19が配置されており、消弧室内の
図示していない固定部に固定されている。
【0003】以上のような単圧式ガス遮断器の開路動作
時には、駆動装置によって可動接触子部11を移動させ
ることにより、最初に可動・固定通電接触子15,19
間が開離し、続いて、可動・固定アーク接触子13,1
8間が開離し、この可動・固定アーク接触子13,18
間にアーク20が発生する。一方、可動接触子部11の
移動に伴うシリンダ16とピストン17の相対運動によ
り、シリンダ16内のガスが圧縮される。この圧縮され
たガスは、高速ガス流となり、消弧ノズル14を介して
アーク20に吹き付けられ、アーク20を消弧する。
時には、駆動装置によって可動接触子部11を移動させ
ることにより、最初に可動・固定通電接触子15,19
間が開離し、続いて、可動・固定アーク接触子13,1
8間が開離し、この可動・固定アーク接触子13,18
間にアーク20が発生する。一方、可動接触子部11の
移動に伴うシリンダ16とピストン17の相対運動によ
り、シリンダ16内のガスが圧縮される。この圧縮され
たガスは、高速ガス流となり、消弧ノズル14を介して
アーク20に吹き付けられ、アーク20を消弧する。
【0004】特に、このような単圧式圧縮ガス遮断器に
おいて、短絡電流のような数万Aもの大電流の流れる回
路を遮断する場合には、強い力により高速で可動接触子
部11を駆動し、高圧力の圧縮ガスを発生させ、強力な
吹き付けによって可動・固定アーク接触子13,18間
に発生したアーク20を消弧する必要がある。さらに、
アーク20の熱により、ガスが膨脹して高圧力となり、
駆動装置に対して大きな反力が作用することもあるた
め、駆動装置としては、高速で大きな力を発生できる高
出力の装置を使用しなければならない。なお、駆動装置
の駆動源としては、一般的に、圧縮ガス・電導バネや油
圧などが使用されている。
おいて、短絡電流のような数万Aもの大電流の流れる回
路を遮断する場合には、強い力により高速で可動接触子
部11を駆動し、高圧力の圧縮ガスを発生させ、強力な
吹き付けによって可動・固定アーク接触子13,18間
に発生したアーク20を消弧する必要がある。さらに、
アーク20の熱により、ガスが膨脹して高圧力となり、
駆動装置に対して大きな反力が作用することもあるた
め、駆動装置としては、高速で大きな力を発生できる高
出力の装置を使用しなければならない。なお、駆動装置
の駆動源としては、一般的に、圧縮ガス・電導バネや油
圧などが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように、単圧式圧縮ガス遮断器において、高出力の駆動
装置を使用した場合には、次のような問題を生じてしま
う。
ように、単圧式圧縮ガス遮断器において、高出力の駆動
装置を使用した場合には、次のような問題を生じてしま
う。
【0006】すなわち、遮断器にとっては、短絡電流の
ような大電流を遮断することは極めて希であり、一般の
開路動作は、小電流あるいは電流のほとんど流れていな
い状態での開路動作となる。このような開路動作を行う
ための駆動出力は、小さな駆動出力で十分である。従っ
て、遮断器は、一般の開路動作において、常に過剰な駆
動エネルギーを無駄に消費することになる。その上、小
電流あるいは電流のほとんど流れていない状態での開路
動作において、駆動出力が過剰である場合には、有害な
過電圧を発生させる原因となってしまう場合もある。さ
らに、駆動装置の過大な出力に対応させるために、遮断
器には、十分強力な制動装置及び機械的強度を有するこ
とが要求される。特に、開路動作の終点近くでは(前述
の大電流遮断時において強力な反力を生じた場合を除い
て)、一般的に、強力に制動力を作用させる必要がある
ため、遮断器は、駆動エネルギーの多くを制動装置で消
費することになる。従って、遮断器は、開路動作におい
て、特に、制動装置により、大きな駆動エネルギーを消
費してしまうことになる。
ような大電流を遮断することは極めて希であり、一般の
開路動作は、小電流あるいは電流のほとんど流れていな
い状態での開路動作となる。このような開路動作を行う
ための駆動出力は、小さな駆動出力で十分である。従っ
て、遮断器は、一般の開路動作において、常に過剰な駆
動エネルギーを無駄に消費することになる。その上、小
電流あるいは電流のほとんど流れていない状態での開路
動作において、駆動出力が過剰である場合には、有害な
過電圧を発生させる原因となってしまう場合もある。さ
らに、駆動装置の過大な出力に対応させるために、遮断
器には、十分強力な制動装置及び機械的強度を有するこ
とが要求される。特に、開路動作の終点近くでは(前述
の大電流遮断時において強力な反力を生じた場合を除い
て)、一般的に、強力に制動力を作用させる必要がある
ため、遮断器は、駆動エネルギーの多くを制動装置で消
費することになる。従って、遮断器は、開路動作におい
て、特に、制動装置により、大きな駆動エネルギーを消
費してしまうことになる。
【0007】以上のように、従来の単圧式圧縮ガス遮断
器は、短絡電流のような低頻度の大電流を遮断するため
に、強力な制動装置及び高い機械的強度を有しているた
め、一般の開路動作においては、過剰な駆動エネルギー
を浪費してしまうという欠点を有している。
器は、短絡電流のような低頻度の大電流を遮断するため
に、強力な制動装置及び高い機械的強度を有しているた
め、一般の開路動作においては、過剰な駆動エネルギー
を浪費してしまうという欠点を有している。
【0008】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、回
路条件に応じた最適な駆動特性が得られるような駆動装
置を実現することにより、電気回路が要求する最適な遮
断特性を得ることが可能であり、小電流遮断時に有害な
過電圧が発生することもなく、制動装置の強度及び駆動
装置の駆動エネルギーの消費量を必要最小限に抑制可能
な、優れた圧縮ガス遮断器を提供することである。
解決するために提案されたものであり、その目的は、回
路条件に応じた最適な駆動特性が得られるような駆動装
置を実現することにより、電気回路が要求する最適な遮
断特性を得ることが可能であり、小電流遮断時に有害な
過電圧が発生することもなく、制動装置の強度及び駆動
装置の駆動エネルギーの消費量を必要最小限に抑制可能
な、優れた圧縮ガス遮断器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による圧縮ガス遮
断器は、駆動装置の駆動力により可動接触子を開路動作
させ、この動作に伴うシリンダとピストンの相対運動に
よって、アーク消弧性能の優れたガスを圧縮し、可動・
固定接触子間に発生するアークに吹き付ける単圧式の圧
縮ガス遮断器において、駆動装置が、鉄心とコイルから
なる固定部分と、金属板状の可動部分とを有する駆動装
置であることを特徴としている。
断器は、駆動装置の駆動力により可動接触子を開路動作
させ、この動作に伴うシリンダとピストンの相対運動に
よって、アーク消弧性能の優れたガスを圧縮し、可動・
固定接触子間に発生するアークに吹き付ける単圧式の圧
縮ガス遮断器において、駆動装置が、鉄心とコイルから
なる固定部分と、金属板状の可動部分とを有する駆動装
置であることを特徴としている。
【0010】すなわち、本発明の駆動装置は、リニアモ
ータを有するため、例えば、エレベータの駆動に見られ
るように、駆動の加速・減速の所用のパターンを、予め
入力しておき、多様なパターンに応じて多様な駆動出力
を容易に発生することが可能である。従って、駆動装置
には、予め設定された複数の駆動特性パターンを記憶す
る記憶装置を設け、開路時には、回路条件に応じて記憶
装置から最適な駆動特性パターンを選択し、選択した駆
動特性パターンに従って可動接触子を駆動するように構
成することが望ましい。
ータを有するため、例えば、エレベータの駆動に見られ
るように、駆動の加速・減速の所用のパターンを、予め
入力しておき、多様なパターンに応じて多様な駆動出力
を容易に発生することが可能である。従って、駆動装置
には、予め設定された複数の駆動特性パターンを記憶す
る記憶装置を設け、開路時には、回路条件に応じて記憶
装置から最適な駆動特性パターンを選択し、選択した駆
動特性パターンに従って可動接触子を駆動するように構
成することが望ましい。
【0011】また、駆動装置は、一般的には、蓄電池あ
るいは大容量の蓄電器と充電回路からなる電源装置を有
する構成とされる。この場合、駆動装置は、遮断器の動
作の制動過程で発生する電力を電源装置に供給するよう
に構成されることが望ましい。なお、遮断器を開路する
際の回路条件は、事前に保護リレーなどの手段によって
検出され、あるいは系統運用の条件から意図的に決めら
れる。一方、遮断器には、一般的には駆動信号のみが与
えられる。これは、従来の遮断器が、単純に駆動信号の
みしか受入れることができないためである。
るいは大容量の蓄電器と充電回路からなる電源装置を有
する構成とされる。この場合、駆動装置は、遮断器の動
作の制動過程で発生する電力を電源装置に供給するよう
に構成されることが望ましい。なお、遮断器を開路する
際の回路条件は、事前に保護リレーなどの手段によって
検出され、あるいは系統運用の条件から意図的に決めら
れる。一方、遮断器には、一般的には駆動信号のみが与
えられる。これは、従来の遮断器が、単純に駆動信号の
みしか受入れることができないためである。
【0012】
【作用】以上のような構成を有する本発明の作用は、次
の通りである。まず、本発明においては、圧縮ガス・電
動バネや油圧を使用する代わりに、駆動装置としてリニ
アモータを使用することにより、駆動特性の適切な切り
換えを行うことが可能である。すなわち、リニアモータ
は、多様な駆動特性パターンに応じて多様な駆動出力を
容易に発生することが可能であるため、回路条件に応じ
た最適な駆動特性を得ることができる。そして、具体的
には、前述のように、記憶装置を使用して最適な駆動特
性パターンを選択し、選択したパターンに従って可動接
触子を駆動するように構成することにより、電気回路が
要求する最適な遮断特性を得ることが可能となる。従っ
て、一般の小電流遮断時における駆動装置の出力を大電
流遮断時における出力よりも格段に低減できるため、遮
断器自体の制動装置の強度を低減可能であり、駆動エネ
ルギーの浪費を有効に回避できる。その上、小電流遮断
時に有害な過電圧を発生させることもない。
の通りである。まず、本発明においては、圧縮ガス・電
動バネや油圧を使用する代わりに、駆動装置としてリニ
アモータを使用することにより、駆動特性の適切な切り
換えを行うことが可能である。すなわち、リニアモータ
は、多様な駆動特性パターンに応じて多様な駆動出力を
容易に発生することが可能であるため、回路条件に応じ
た最適な駆動特性を得ることができる。そして、具体的
には、前述のように、記憶装置を使用して最適な駆動特
性パターンを選択し、選択したパターンに従って可動接
触子を駆動するように構成することにより、電気回路が
要求する最適な遮断特性を得ることが可能となる。従っ
て、一般の小電流遮断時における駆動装置の出力を大電
流遮断時における出力よりも格段に低減できるため、遮
断器自体の制動装置の強度を低減可能であり、駆動エネ
ルギーの浪費を有効に回避できる。その上、小電流遮断
時に有害な過電圧を発生させることもない。
【0013】また、遮断器の動作の制動過程で発生する
電力を電源装置に供給するように構成した場合には、消
費する駆動エネルギーをさらに低減できる。すなわち、
一般的に、遮断器の駆動には、瞬間的に大きなパワーを
必要とするが、このような駆動は間欠的である。そのた
め、遮断器の動作過程で発生する電力を電源装置に供給
した場合には、このエネルギーを蓄積し、蓄積したエネ
ルギーを次の動作の駆動エネルギーの一部として使用す
ることができ、これにより、エネルギー効率を向上でき
る。
電力を電源装置に供給するように構成した場合には、消
費する駆動エネルギーをさらに低減できる。すなわち、
一般的に、遮断器の駆動には、瞬間的に大きなパワーを
必要とするが、このような駆動は間欠的である。そのた
め、遮断器の動作過程で発生する電力を電源装置に供給
した場合には、このエネルギーを蓄積し、蓄積したエネ
ルギーを次の動作の駆動エネルギーの一部として使用す
ることができ、これにより、エネルギー効率を向上でき
る。
【0014】
【実施例】以上のような本発明による圧縮ガス遮断器の
一実施例を、図1及び図2を参照して具体的に説明す
る。この場合、図1は、圧縮ガス遮断器全体の構成を模
式的に示す原理図、図2は、リニアモータ駆動装置を示
す斜視図である。なお、本発明は、駆動装置に特徴を有
するものであるため、消弧室内の遮断部の具体的構成に
ついては特に図示していないが、例えば、図3に示した
ような構成を適用することが可能である。
一実施例を、図1及び図2を参照して具体的に説明す
る。この場合、図1は、圧縮ガス遮断器全体の構成を模
式的に示す原理図、図2は、リニアモータ駆動装置を示
す斜視図である。なお、本発明は、駆動装置に特徴を有
するものであるため、消弧室内の遮断部の具体的構成に
ついては特に図示していないが、例えば、図3に示した
ような構成を適用することが可能である。
【0015】まず、図1に示すように、遮断器の消弧室
1の図示していない可動接触子には、絶縁物を主体とし
て構成された連結棒2を介して、金属板状の可動片3が
連結されている。この可動片(可動部分)3と電磁石
(固定部分)4とによってリニアモータ駆動装置5が構
成されている。また、図2に示すように、可動片3は、
一般的に、軽量で導電性の優れたアルミニウム板で構成
するのが最適である。電磁石4は、鉄心と溝部分のコイ
ルから構成され、可動片3を両側から挟む形で配置され
ており、その向かい合った断面は、櫛形に形成されてい
る。さらに、電磁石4を構成する鉄心は、一般的に、積
層したケイ素鋼板で構成するのが最適である。
1の図示していない可動接触子には、絶縁物を主体とし
て構成された連結棒2を介して、金属板状の可動片3が
連結されている。この可動片(可動部分)3と電磁石
(固定部分)4とによってリニアモータ駆動装置5が構
成されている。また、図2に示すように、可動片3は、
一般的に、軽量で導電性の優れたアルミニウム板で構成
するのが最適である。電磁石4は、鉄心と溝部分のコイ
ルから構成され、可動片3を両側から挟む形で配置され
ており、その向かい合った断面は、櫛形に形成されてい
る。さらに、電磁石4を構成する鉄心は、一般的に、積
層したケイ素鋼板で構成するのが最適である。
【0016】一方、図1中6は、駆動特性パターンに応
じた電気出力を電磁石4のコイルに与える出力装置であ
り、7は複数の駆動特性パターンを記憶している記憶装
置である。記憶装置7は、図示していないリレー回路な
どから回路条件に応じた駆動条件を伴う駆動信号8が与
えられた際に、最適な駆動特性パターンを選択し、出力
装置6に与えるように構成されている。また、出力装置
6には、駆動電源(電源装置)9及び整流装置10が接
続されている。駆動電源9は、蓄電池あるいは大容量の
蓄電器で構成されている。整流装置10は、商用周波電
源の電気エネルギーを整流し、駆動電源9に充電するた
めに設けられている。なお、駆動電源9には、リニアモ
ータ駆動装置5による制動過程で発生する電気エネルギ
ーが、出力装置6を介して供給されるようになってい
る。
じた電気出力を電磁石4のコイルに与える出力装置であ
り、7は複数の駆動特性パターンを記憶している記憶装
置である。記憶装置7は、図示していないリレー回路な
どから回路条件に応じた駆動条件を伴う駆動信号8が与
えられた際に、最適な駆動特性パターンを選択し、出力
装置6に与えるように構成されている。また、出力装置
6には、駆動電源(電源装置)9及び整流装置10が接
続されている。駆動電源9は、蓄電池あるいは大容量の
蓄電器で構成されている。整流装置10は、商用周波電
源の電気エネルギーを整流し、駆動電源9に充電するた
めに設けられている。なお、駆動電源9には、リニアモ
ータ駆動装置5による制動過程で発生する電気エネルギ
ーが、出力装置6を介して供給されるようになってい
る。
【0017】以上のような構成を有する本実施例の圧縮
ガス遮断器において、開路動作を行う際には、まず、図
示していないリレー回路などから、記憶装置7に、回路
条件に応じた駆動条件を伴う駆動信号8が入力される。
これによって、記憶装置7は、最適な駆動特性パターン
を選択し、選択した駆動特性パターンを出力装置6に与
える。次に、出力装置6は、駆動特性パターンに応じた
電気出力を電磁石4のコイルに与える。この電気出力に
より、電磁石4は、駆動特性パターンに応じた移動磁界
を発生し、この結果、可動片3に渦電流が生じ、可動片
3が電磁力によって駆動される。
ガス遮断器において、開路動作を行う際には、まず、図
示していないリレー回路などから、記憶装置7に、回路
条件に応じた駆動条件を伴う駆動信号8が入力される。
これによって、記憶装置7は、最適な駆動特性パターン
を選択し、選択した駆動特性パターンを出力装置6に与
える。次に、出力装置6は、駆動特性パターンに応じた
電気出力を電磁石4のコイルに与える。この電気出力に
より、電磁石4は、駆動特性パターンに応じた移動磁界
を発生し、この結果、可動片3に渦電流が生じ、可動片
3が電磁力によって駆動される。
【0018】そして、このようなリニアモータ駆動装置
5の可動片3の動作に従い、連結棒2を介して消弧室1
の可動接触子が駆動され、開路動作が行われる。また、
開路動作の終点近くにおいては、リニアモータ駆動装置
5の電磁石4に反対方向の移動磁界を発生させることに
よって、強力な制動作用を容易に実現可能である。さら
に、リニアモータ駆動装置5によるこのような制動過程
で発生する電気エネルギーは、出力装置6を介して、駆
動電源9に供給される。この結果、開路動作の都度、駆
動電源9にエネルギーが供給され、このエネルギーは、
次の動作の駆動エネルギーの一部として使用されるた
め、エネルギー効率を向上できる。
5の可動片3の動作に従い、連結棒2を介して消弧室1
の可動接触子が駆動され、開路動作が行われる。また、
開路動作の終点近くにおいては、リニアモータ駆動装置
5の電磁石4に反対方向の移動磁界を発生させることに
よって、強力な制動作用を容易に実現可能である。さら
に、リニアモータ駆動装置5によるこのような制動過程
で発生する電気エネルギーは、出力装置6を介して、駆
動電源9に供給される。この結果、開路動作の都度、駆
動電源9にエネルギーが供給され、このエネルギーは、
次の動作の駆動エネルギーの一部として使用されるた
め、エネルギー効率を向上できる。
【0019】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、電源装置の構成や駆動信号を与えるため
の構成などは、自由に選択可能である。また、遮断器本
体の具体的な構成も自由に選択可能である。すなわち、
本発明は、駆動装置に特に特徴を有するものであり、こ
の特徴を有する遮断器である限り、その他の各部の構成
は自由に選択可能であり、その場合にも、前記実施例と
同様の優れた作用効果が得られる。
ものではなく、電源装置の構成や駆動信号を与えるため
の構成などは、自由に選択可能である。また、遮断器本
体の具体的な構成も自由に選択可能である。すなわち、
本発明は、駆動装置に特に特徴を有するものであり、こ
の特徴を有する遮断器である限り、その他の各部の構成
は自由に選択可能であり、その場合にも、前記実施例と
同様の優れた作用効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、駆動装置としてリニアモータを使用することによ
り、回路条件に応じた最適な駆動特性が得られるため、
電気回路が要求する最適な遮断特性を得ることが可能で
あり、小電流遮断時に有害な過電圧が発生することもな
く、制動装置の強度及び駆動装置の駆動エネルギーの消
費量を必要最小限に抑制可能な、優れた圧縮ガス遮断器
を提供することができる。
は、駆動装置としてリニアモータを使用することによ
り、回路条件に応じた最適な駆動特性が得られるため、
電気回路が要求する最適な遮断特性を得ることが可能で
あり、小電流遮断時に有害な過電圧が発生することもな
く、制動装置の強度及び駆動装置の駆動エネルギーの消
費量を必要最小限に抑制可能な、優れた圧縮ガス遮断器
を提供することができる。
【図1】本発明による圧縮ガス遮断器の一実施例におい
て、圧縮ガス遮断器全体の構成を模式的に示す原理図。
て、圧縮ガス遮断器全体の構成を模式的に示す原理図。
【図2】図1の圧縮ガス遮断器に使用するリニアモータ
駆動装置を示す斜視図。
駆動装置を示す斜視図。
【図3】一般的な圧縮ガス遮断器において、消弧室内の
遮断部の概略構成を示す断面図。
遮断部の概略構成を示す断面図。
1…消弧室 2…連結棒 3…可動片(可動部分) 4…電磁石(固定部分) 5…リニアモータ駆動装置 6…出力装置 7…記憶装置 8…駆動信号 9…駆動電源(電源装置) 10…整流装置
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動装置の駆動力により可動接触子を開
路動作させ、この動作に伴うシリンダとピストンの相対
運動によって、アーク消弧性能の優れたガスを圧縮し、
可動・固定接触子間に発生するアークに吹き付ける単圧
式の圧縮ガス遮断器において、 前記駆動装置が、鉄心とコイルからなる固定部分と、金
属板状の可動部分とを有する駆動装置であることを特徴
とする圧縮ガス遮断器。 - 【請求項2】 駆動装置が、予め設定された複数の駆動
特性パターンを記憶する記憶装置を有し、回路条件に応
じて記憶手段から最適な駆動特性パターンを選択し、選
択した駆動特性パターンに従って可動接触子を駆動する
ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮ガス遮断器。 - 【請求項3】 駆動装置が、蓄電池あるいは大容量の蓄
電器と充電回路からなる電源装置を有することを特徴と
する請求項1に記載の圧縮ガス遮断器。 - 【請求項4】 駆動装置が、遮断器の動作の制動過程で
発生する電力を電源装置に供給するように構成されたこ
とを特徴とする請求項3に記載の圧縮ガス遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24638991A JPH0589755A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 圧縮ガス遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24638991A JPH0589755A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 圧縮ガス遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589755A true JPH0589755A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17147805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24638991A Pending JPH0589755A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 圧縮ガス遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0589755A (ja) |
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- 1991-09-26 JP JP24638991A patent/JPH0589755A/ja active Pending
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