JPH06138688A - 電子写真用転写紙 - Google Patents
電子写真用転写紙Info
- Publication number
- JPH06138688A JPH06138688A JP30786292A JP30786292A JPH06138688A JP H06138688 A JPH06138688 A JP H06138688A JP 30786292 A JP30786292 A JP 30786292A JP 30786292 A JP30786292 A JP 30786292A JP H06138688 A JPH06138688 A JP H06138688A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- curl
- fiber orientation
- difference
- transfer paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 46
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims abstract description 32
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 14
- 101100518501 Mus musculus Spp1 gene Proteins 0.000 abstract 1
- 101100119193 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) eta2 gene Proteins 0.000 abstract 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 70
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 5
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 5
- 239000013055 pulp slurry Substances 0.000 description 5
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- ZZUFCTLCJUWOSV-UHFFFAOYSA-N furosemide Chemical compound C1=C(Cl)C(S(=O)(=O)N)=CC(C(O)=O)=C1NCC1=CC=CO1 ZZUFCTLCJUWOSV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 3
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 229920003043 Cellulose fiber Polymers 0.000 description 1
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 150000008064 anhydrides Chemical class 0.000 description 1
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920006319 cationized starch Polymers 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011121 hardwood Substances 0.000 description 1
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 description 1
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複写機等に用いた場合の走行性、収容性及び
複写後の作業性に優れる、熱定着後のカールが小さい電
子写真用転写紙を提供すること。 【構成】 紙の画像記録面のパルプ繊維配向指数
(η1 )とその反対面のパルプ繊維配向指数(η2 )と
の差(η1 ─η2 )が、0〜0.20の範囲である電子
写真用転写紙。
複写後の作業性に優れる、熱定着後のカールが小さい電
子写真用転写紙を提供すること。 【構成】 紙の画像記録面のパルプ繊維配向指数
(η1 )とその反対面のパルプ繊維配向指数(η2 )と
の差(η1 ─η2 )が、0〜0.20の範囲である電子
写真用転写紙。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用転写紙に関
し、特に複写機やプリンター等(複写機等という)に用
いた場合の走行性及び収容性並びに複写後の作業性に優
れる、熱定着後のカールが小さい電子写真用転写紙に関
する。
し、特に複写機やプリンター等(複写機等という)に用
いた場合の走行性及び収容性並びに複写後の作業性に優
れる、熱定着後のカールが小さい電子写真用転写紙に関
する。
【0002】
【従来技術】電子写真方式においては、例えば、暗所中
でコロナ放電を行わせることによって電荷を感光体表面
に貯蔵させた後、原稿に対応した文字や画像状の光照射
をすることによって該感光体表面に形成された電荷潜像
に、逆極性のトナーを選択的に吸着させて現像し、この
トナー像を記録媒体である紙(転写紙という)の表面に
転写した後熱圧ロールを用いて定着し、画像を記録す
る。
でコロナ放電を行わせることによって電荷を感光体表面
に貯蔵させた後、原稿に対応した文字や画像状の光照射
をすることによって該感光体表面に形成された電荷潜像
に、逆極性のトナーを選択的に吸着させて現像し、この
トナー像を記録媒体である紙(転写紙という)の表面に
転写した後熱圧ロールを用いて定着し、画像を記録す
る。
【0003】この場合、定着の際の熱圧ロールの温度は
通常180℃以上であるので、転写紙の内部に存在する
水分が急激に蒸発し、紙が収縮してカールが生じる。こ
のカールの程度が大きくなると、複写機等内で転写紙を
走行させる際のトラブルやソータでの記録用紙の収容性
及び複写後の作業性を、悪化させる原因となる。
通常180℃以上であるので、転写紙の内部に存在する
水分が急激に蒸発し、紙が収縮してカールが生じる。こ
のカールの程度が大きくなると、複写機等内で転写紙を
走行させる際のトラブルやソータでの記録用紙の収容性
及び複写後の作業性を、悪化させる原因となる。
【0004】従来、カールを防止する方法としては、使
用するパルプの濾水度を調整する方法、パルプに寸法安
定化薬品を添加する方法、抄紙工程に用いるドライヤー
の差圧を調整する方法、ドライヤーの上下シリンダーの
通気を止めることによって紙の水分含有量を調整する方
法等があり、又、近年では、パルプの微細繊維の含有量
を低減させて紙の平衡水分を低下させる方法(特開平4
−5662号公報)や紙の含有水分量が変化した場合の
紙表裏の収縮の差を調整する方法(特開平3−2360
62号公報)等もあるが、これらの何れの方法も、カー
ルを十分に防止することができないという欠点があっ
た。
用するパルプの濾水度を調整する方法、パルプに寸法安
定化薬品を添加する方法、抄紙工程に用いるドライヤー
の差圧を調整する方法、ドライヤーの上下シリンダーの
通気を止めることによって紙の水分含有量を調整する方
法等があり、又、近年では、パルプの微細繊維の含有量
を低減させて紙の平衡水分を低下させる方法(特開平4
−5662号公報)や紙の含有水分量が変化した場合の
紙表裏の収縮の差を調整する方法(特開平3−2360
62号公報)等もあるが、これらの何れの方法も、カー
ルを十分に防止することができないという欠点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者等は
上記の欠点を解決すべく鋭意検討した結果、転写紙の、
画像記録面とその反対面のパルプ繊維配向指数の差を特
定の範囲とすることによって、良好な結果が得られると
いうことを見出し本発明に到達した。従って本発明の目
的は、複写機等に用いた場合の走行性、収容性及び複写
後の作業性に優れる、熱定着後のカールが小さい電子写
真用転写紙を提供することにある。
上記の欠点を解決すべく鋭意検討した結果、転写紙の、
画像記録面とその反対面のパルプ繊維配向指数の差を特
定の範囲とすることによって、良好な結果が得られると
いうことを見出し本発明に到達した。従って本発明の目
的は、複写機等に用いた場合の走行性、収容性及び複写
後の作業性に優れる、熱定着後のカールが小さい電子写
真用転写紙を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
紙の画像記録面のパルプ繊維配向指数(η1 )とその反
対面のパルプ繊維配向指数(η2 )との差(η1 ─
η2 )が、0〜0.20の範囲である電子写真用転写紙
によって達成された。上記のパルプ繊維配向指数(η)
(以下単に繊維配向指数とする)は、下記に略記する如
く、特開平4−113205号公報に記載された方法に
従って容易に測定することができる。
紙の画像記録面のパルプ繊維配向指数(η1 )とその反
対面のパルプ繊維配向指数(η2 )との差(η1 ─
η2 )が、0〜0.20の範囲である電子写真用転写紙
によって達成された。上記のパルプ繊維配向指数(η)
(以下単に繊維配向指数とする)は、下記に略記する如
く、特開平4−113205号公報に記載された方法に
従って容易に測定することができる。
【0007】先ず、紙面に対する鉛直面に沿って一定角
度で光を照射し、前記紙面で反射した光のうち前記鉛直
面に沿って一定の反射角度で来る光を受光する。次に、
紙面と鉛直面との交線を軸として所定の煽り角度となる
ように紙面を回動させた後、入射光の光軸を軸として紙
面を一回転させ、回転角度(θ)に対応する反射光の強
度を測定する。この場合、光の入射角及び反射角は各々
60度、煽り角は40度とする。
度で光を照射し、前記紙面で反射した光のうち前記鉛直
面に沿って一定の反射角度で来る光を受光する。次に、
紙面と鉛直面との交線を軸として所定の煽り角度となる
ように紙面を回動させた後、入射光の光軸を軸として紙
面を一回転させ、回転角度(θ)に対応する反射光の強
度を測定する。この場合、光の入射角及び反射角は各々
60度、煽り角は40度とする。
【0008】このようにして得られた測定値を下記の式
を用いて演算する。 Z(θ)=C〔1+ηcos2(θ−δ)〕 ここで、Z(θ)は、紙面の回転角度θにおける反射光
を偏光処理した後の強度、Cは反射光強度の平均値、δ
は繊維配向角(配向の向きを表す)、ηは繊維配向指数
(配向の強さを表す)である。
を用いて演算する。 Z(θ)=C〔1+ηcos2(θ−δ)〕 ここで、Z(θ)は、紙面の回転角度θにおける反射光
を偏光処理した後の強度、Cは反射光強度の平均値、δ
は繊維配向角(配向の向きを表す)、ηは繊維配向指数
(配向の強さを表す)である。
【0009】(η1 −η2 )は、上記の如くして得られ
た紙の画像記録面の繊維配向指数(η1 )とその反対面
の繊維配向指数(η2 )の差(以下繊維配向指数の差と
いう)を求めることによって容易に得ることができる。
本発明の電子写真用転写紙は、熱圧定着後のカールを防
止し、複写機内での転写紙の走行性、収容性及び複写後
の作業性を良好なものとする観点から、上記(η1 ─η
2 )が0〜0.20の範囲であることが好ましい。
た紙の画像記録面の繊維配向指数(η1 )とその反対面
の繊維配向指数(η2 )の差(以下繊維配向指数の差と
いう)を求めることによって容易に得ることができる。
本発明の電子写真用転写紙は、熱圧定着後のカールを防
止し、複写機内での転写紙の走行性、収容性及び複写後
の作業性を良好なものとする観点から、上記(η1 ─η
2 )が0〜0.20の範囲であることが好ましい。
【0010】繊維配向指数の差が0〜0.20の範囲以
外のものを用いた場合には、カールの発生を十分に防止
することができず、電子写真用転写紙として不適当なも
のとなる。これは、カールと繊維配向指数の差との関係
が、以下に記述する如く密接な相関関係にあるからであ
る。即ち、紙を構成しているパルプ繊維の加熱による収
縮量は、該パルプ繊維の断面方向の収縮量が長さ方向の
収縮量よりも約10〜20倍と大きいため、パルプ繊維
の繊維配向の強さ、即ち繊維配向指数が加熱時の紙の収
縮挙動に大きく影響する。
外のものを用いた場合には、カールの発生を十分に防止
することができず、電子写真用転写紙として不適当なも
のとなる。これは、カールと繊維配向指数の差との関係
が、以下に記述する如く密接な相関関係にあるからであ
る。即ち、紙を構成しているパルプ繊維の加熱による収
縮量は、該パルプ繊維の断面方向の収縮量が長さ方向の
収縮量よりも約10〜20倍と大きいため、パルプ繊維
の繊維配向の強さ、即ち繊維配向指数が加熱時の紙の収
縮挙動に大きく影響する。
【0011】例えば、抄紙マシンの流れ方向にセルロー
ス繊維が並ぶ傾向の強い紙の面(繊維配向指数の大きい
紙の面)は、流れ方向に並んでいる繊維が多いので、紙
の流れ方向の加熱による収縮率が小さくなる一方、紙の
流れ方向に対して直角方向(クロス方向)に対しては収
縮率が大きくなる。従って、紙の表裏でパルプ繊維の配
向指数に差が生じると、表裏で加熱収縮量に差が生じる
結果、カールが発生する。
ス繊維が並ぶ傾向の強い紙の面(繊維配向指数の大きい
紙の面)は、流れ方向に並んでいる繊維が多いので、紙
の流れ方向の加熱による収縮率が小さくなる一方、紙の
流れ方向に対して直角方向(クロス方向)に対しては収
縮率が大きくなる。従って、紙の表裏でパルプ繊維の配
向指数に差が生じると、表裏で加熱収縮量に差が生じる
結果、カールが発生する。
【0012】そして、紙の表裏の繊維配向指数の差が大
きくなるに従ってカールも大きくなる。また、紙の加熱
による収縮量は、一般に、含まれる水分の蒸発量(単
に、蒸発量という)に依り、温度条件の高い熱圧定着の
ような場合には、該蒸発量は紙の含有する水分量に依存
する。この場合、紙のカールは含有する水分量が多くな
るほど大きくなる。
きくなるに従ってカールも大きくなる。また、紙の加熱
による収縮量は、一般に、含まれる水分の蒸発量(単
に、蒸発量という)に依り、温度条件の高い熱圧定着の
ような場合には、該蒸発量は紙の含有する水分量に依存
する。この場合、紙のカールは含有する水分量が多くな
るほど大きくなる。
【0013】ところで、複写機等における熱圧定着は、
通常、加熱ロール(高温ロール)と圧力ロール(低温ロ
ール)との間に現像した転写紙を通すことによって行わ
れる。この場合、含有水分の蒸発量が紙の2重量%以下
である場合には、加熱ロールと接触する面(画像記録
面)の収縮率が大きくなって、該面を内側とするカール
(内巻きカールという)が発生するが、蒸発水分量が少
ないので該カールは小さいものである。
通常、加熱ロール(高温ロール)と圧力ロール(低温ロ
ール)との間に現像した転写紙を通すことによって行わ
れる。この場合、含有水分の蒸発量が紙の2重量%以下
である場合には、加熱ロールと接触する面(画像記録
面)の収縮率が大きくなって、該面を内側とするカール
(内巻きカールという)が発生するが、蒸発水分量が少
ないので該カールは小さいものである。
【0014】一方、蒸発量が2重量%以上となる場合に
は、圧力ロールに接触する面の方が収縮率が大きくなっ
て、該面を内側とするカール(外巻きカール)が発生す
る。そして、この場合には、蒸発水分量も多いので、該
カールも大きいものとなる。従って、熱圧定着後のカー
ルが小さい転写紙を得るためには、転写紙の含有水分量
を少なくすると共に、画像記録面(熱定着側)の繊維配
向指数をその反対面(圧力ロール側)の繊維配向指数よ
り大きくして内巻きカールを発生させ、これを前記外巻
きカールを発生させる力とバランスさせることが必要で
ある。上記の観点から、本発明の電子写真用転写紙の水
分含有率は5.3重量%以下であることが好ましい。
は、圧力ロールに接触する面の方が収縮率が大きくなっ
て、該面を内側とするカール(外巻きカール)が発生す
る。そして、この場合には、蒸発水分量も多いので、該
カールも大きいものとなる。従って、熱圧定着後のカー
ルが小さい転写紙を得るためには、転写紙の含有水分量
を少なくすると共に、画像記録面(熱定着側)の繊維配
向指数をその反対面(圧力ロール側)の繊維配向指数よ
り大きくして内巻きカールを発生させ、これを前記外巻
きカールを発生させる力とバランスさせることが必要で
ある。上記の観点から、本発明の電子写真用転写紙の水
分含有率は5.3重量%以下であることが好ましい。
【0015】本発明の電子写真用転写紙は、長網抄紙機
やツインワイヤー抄紙機等の公知の抄紙機、及び公知の
抄紙用薬品を適宜の量添加したパルプスラリーを用い、
ワイヤー速度(W)とパルプスラリーのジェット流速度
(J)との比(J/W)やワイヤー上での脱水パターン
を調整し、或いは、スライスの上リップと下リップとの
開度や上リップの水平位置をコトロールすることによっ
て、容易に製造することができる。特に、前記J/Wを
調整することによって、紙のおもて面と裏面の繊維配向
指数の差をきめ細かく制御することができる。
やツインワイヤー抄紙機等の公知の抄紙機、及び公知の
抄紙用薬品を適宜の量添加したパルプスラリーを用い、
ワイヤー速度(W)とパルプスラリーのジェット流速度
(J)との比(J/W)やワイヤー上での脱水パターン
を調整し、或いは、スライスの上リップと下リップとの
開度や上リップの水平位置をコトロールすることによっ
て、容易に製造することができる。特に、前記J/Wを
調整することによって、紙のおもて面と裏面の繊維配向
指数の差をきめ細かく制御することができる。
【0016】紙の繊維配向は、ワイヤー速度とジェット
流速度の差による剪断力によって、パルプ繊維が抄紙の
方向に並べられることによって生じるので、剪断力が大
きい程繊維配向が強くなる。また、紙の表裏の繊維配向
の差は、紙の表裏において剪断力に差が生ずることに基
づく。
流速度の差による剪断力によって、パルプ繊維が抄紙の
方向に並べられることによって生じるので、剪断力が大
きい程繊維配向が強くなる。また、紙の表裏の繊維配向
の差は、紙の表裏において剪断力に差が生ずることに基
づく。
【0017】例えば、長網抄紙機を用いた場合について
説明すると、ワイヤー速度がジェット流速度より大きい
(J/W<1)場合にはフェルト側の繊維配向が強くな
るのに対し、J/W>1の場合にはワイヤー側の繊維配
向が強くなり、J/Wが1に近い程表裏の繊維配向の差
が小さくなる。特に、ツインワイヤー抄紙機を用いた場
合には、紙の表裏の繊維配向をより容易に制御すること
ができるので、繊維配向の差を制御することも容易とな
る。
説明すると、ワイヤー速度がジェット流速度より大きい
(J/W<1)場合にはフェルト側の繊維配向が強くな
るのに対し、J/W>1の場合にはワイヤー側の繊維配
向が強くなり、J/Wが1に近い程表裏の繊維配向の差
が小さくなる。特に、ツインワイヤー抄紙機を用いた場
合には、紙の表裏の繊維配向をより容易に制御すること
ができるので、繊維配向の差を制御することも容易とな
る。
【0018】また、紙の含水率については、抄紙の際の
ドライヤーの条件をコントロールすることによって容易
に調整することとができる。尚、本発明の電子写真用転
写紙は、中性抄きの中質紙、上質紙又は再生紙の何れで
あっても良く、公知の原料及び抄紙用薬品からなるパル
プスラリーを用いて製造される。
ドライヤーの条件をコントロールすることによって容易
に調整することとができる。尚、本発明の電子写真用転
写紙は、中性抄きの中質紙、上質紙又は再生紙の何れで
あっても良く、公知の原料及び抄紙用薬品からなるパル
プスラリーを用いて製造される。
【0019】
【発明の効果】本発明の電子写真用転写紙は、熱圧定着
時のカールが少ないので、電子写真用転写紙として用い
た場合の走行性、収容性及び複写後の作業性が著しく改
善される。
時のカールが少ないので、電子写真用転写紙として用い
た場合の走行性、収容性及び複写後の作業性が著しく改
善される。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例に従って更に詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
尚、重量%は、パルプ絶乾重量に対する割合を表す。
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
尚、重量%は、パルプ絶乾重量に対する割合を表す。
【0021】実施例1〜3及び比較例1〜3.ろ水度4
20ml(カナダ標準ろ水度)に叩解した広葉樹クラフ
トパルプ(製紙用原料パルプ)に、アルケニルコハク酸
無水物を0.1重量%、炭酸カルシウムを5.0重量%
及びカチオン化澱粉を0.5重量%となるように各々添
加してなるパルプスラリーから、ツインワイヤー抄紙機
を用い、抄紙速度を680m/分に維持した状態でパル
プスラリーのジェット流速度を682〜698m/分の
範囲で変化させ、坪量が64g/m2 で繊維配向指数の
差が各々異なる転写紙を製造した。得られた転写紙にお
ける繊維配向指数の差、評価試験及びカール値の測定
を、各々下記のようにして行った結果は表1に示した通
りである。
20ml(カナダ標準ろ水度)に叩解した広葉樹クラフ
トパルプ(製紙用原料パルプ)に、アルケニルコハク酸
無水物を0.1重量%、炭酸カルシウムを5.0重量%
及びカチオン化澱粉を0.5重量%となるように各々添
加してなるパルプスラリーから、ツインワイヤー抄紙機
を用い、抄紙速度を680m/分に維持した状態でパル
プスラリーのジェット流速度を682〜698m/分の
範囲で変化させ、坪量が64g/m2 で繊維配向指数の
差が各々異なる転写紙を製造した。得られた転写紙にお
ける繊維配向指数の差、評価試験及びカール値の測定
を、各々下記のようにして行った結果は表1に示した通
りである。
【0022】
【表1】
【0023】繊維配向指数の差(η1 −η2 )の測定 特開平4−113205号公報に記載された方法に従っ
て、紙面の繊維方向の測定を行う装置として、自動変角
光度計GP−1R及びあおり付面内回転型試料台(株式
会社村上色彩技術研究所製)を用い、光の入射角及び反
射角を各々60度、あおり角を40度に設定すると共
に、入射光部と受光部に偏光板を設置し、偏光処理を行
った。繊維配向指数を算出する演算用計算機としては、
パーソナルコンピューター(PC−9801 VX4
1:日本電機株式会社製)を用いた。上記の方法によ
り、紙の回転角度(θ)に対応する反射光強度を測定
し、その偏光処理後の値2(θ)を下記の式に適用して
(η1 −η2 )を求めた。 Z(θ)=C〔1+ηcos2(θ−δ)〕 但し、Cは反射光強度の平均値、δは繊維配向角であ
る。
て、紙面の繊維方向の測定を行う装置として、自動変角
光度計GP−1R及びあおり付面内回転型試料台(株式
会社村上色彩技術研究所製)を用い、光の入射角及び反
射角を各々60度、あおり角を40度に設定すると共
に、入射光部と受光部に偏光板を設置し、偏光処理を行
った。繊維配向指数を算出する演算用計算機としては、
パーソナルコンピューター(PC−9801 VX4
1:日本電機株式会社製)を用いた。上記の方法によ
り、紙の回転角度(θ)に対応する反射光強度を測定
し、その偏光処理後の値2(θ)を下記の式に適用して
(η1 −η2 )を求めた。 Z(θ)=C〔1+ηcos2(θ−δ)〕 但し、Cは反射光強度の平均値、δは繊維配向角であ
る。
【0024】評価試験 ソーター(mitaAS−7020A:三田工業株式会
社製の自動ソーティング装置の商品名)を備えた高速電
子写真複写機(mitaDC−8585:三田工業株式
会社製の商品名)を用い、A4サイズとした転写紙1,
000枚を複写し、生じたトラブルの回数で転写紙の走
行性を評価した。また、ソーターの収容性に関しては、
ソータ収容枚数で評価した。
社製の自動ソーティング装置の商品名)を備えた高速電
子写真複写機(mitaDC−8585:三田工業株式
会社製の商品名)を用い、A4サイズとした転写紙1,
000枚を複写し、生じたトラブルの回数で転写紙の走
行性を評価した。また、ソーターの収容性に関しては、
ソータ収容枚数で評価した。
【0025】カール値(H)の測定(図1参照) 熱圧定着後カールして略半円筒状となった転写紙(1)
を、該円筒軸が垂直となるように水平台(2)上に載
せ、該紙の下端部を円弧状に形成させた。次いで、該円
弧(3)の弦(4)に円弧から垂直に下ろした直線距離
の最大値を測定し、カール値(H)とした。
を、該円筒軸が垂直となるように水平台(2)上に載
せ、該紙の下端部を円弧状に形成させた。次いで、該円
弧(3)の弦(4)に円弧から垂直に下ろした直線距離
の最大値を測定し、カール値(H)とした。
【0026】実施例4〜7及び比較例4〜5 ドライヤーの条件を変えて、転写紙の水分含有率を変化
させた他は、実施例1と全く同様にして転写紙を製造
し、全く同様にして繊維配向指数の差、評価試験及びカ
ール値の測定を行った。結果は表2に示した通りであ
る。
させた他は、実施例1と全く同様にして転写紙を製造
し、全く同様にして繊維配向指数の差、評価試験及びカ
ール値の測定を行った。結果は表2に示した通りであ
る。
【0027】
【表2】 以上の結果は、本発明の電子写真用転写紙が複写機等に
おける走行性、収容性及び複写後の作業性を著しく改善
することができることを実証するものである。
おける走行性、収容性及び複写後の作業性を著しく改善
することができることを実証するものである。
【図1】カール値の測定方法を示す概略図である。
【符号の説明】 1 複写後の転写紙 2 水平台 3 円弧 4 弦 H カール値
Claims (2)
- 【請求項1】 紙の画像記録面のパルプ繊維配向指数
(η1 )とその反対面の繊維配向指数(η2 )との差
(η1 −η2 )が、0〜0.20の範囲である電子写真
用転写紙。 - 【請求項2】 水分の含有率が5.3重量%以下である
請求項1に記載の電子写真用転写紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30786292A JPH06138688A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 電子写真用転写紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30786292A JPH06138688A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 電子写真用転写紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06138688A true JPH06138688A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17974065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30786292A Pending JPH06138688A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 電子写真用転写紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06138688A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0718702A2 (en) | 1994-12-20 | 1996-06-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic transfer paper |
| WO2006059358A1 (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-08 | Pt. Pabrik Kertas Tjiwi Kimia Tbk. | 小判情報用紙 |
| JP2007052136A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真用記録用紙 |
| JP2011208334A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-20 | Oji Paper Co Ltd | 再生葉書用紙ならびにその製造方法 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP30786292A patent/JPH06138688A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0718702A2 (en) | 1994-12-20 | 1996-06-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic transfer paper |
| US5637383A (en) * | 1994-12-20 | 1997-06-10 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic transfer paper |
| WO2006059358A1 (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-08 | Pt. Pabrik Kertas Tjiwi Kimia Tbk. | 小判情報用紙 |
| JP2007052136A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真用記録用紙 |
| JP2011208334A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-20 | Oji Paper Co Ltd | 再生葉書用紙ならびにその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06138688A (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| US6221210B1 (en) | Transfer paper for electrophotography and a method for producing thereof | |
| JP3311399B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP3228304B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP4759933B2 (ja) | 電子写真用転写用紙および画像形成方法 | |
| JP3653136B2 (ja) | 電子写真フルカラー用転写用紙 | |
| JP3234783B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| US5403445A (en) | Recycled paper for electrophotography and image forming method making use of the same | |
| JP3370737B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP2858665B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JPH07128897A (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP2874134B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP2000284521A (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP2855778B2 (ja) | 転写用紙 | |
| JPH03287895A (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JPH02217862A (ja) | 転写用紙 | |
| JP2811642B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP3136805B2 (ja) | 電子写真用転写用紙 | |
| JP2811643B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP2001281903A (ja) | 電子写真用転写紙及びその製造方法 | |
| JPH0482991A (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JP3992758B2 (ja) | 電子写真用転写紙 | |
| JPH0934157A (ja) | 電子写真用転写紙および印刷方法 | |
| JP2893925B2 (ja) | 転写用紙 | |
| JPH10221876A (ja) | 情報記録用紙 |