JPH06151825A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH06151825A JPH06151825A JP30018492A JP30018492A JPH06151825A JP H06151825 A JPH06151825 A JP H06151825A JP 30018492 A JP30018492 A JP 30018492A JP 30018492 A JP30018492 A JP 30018492A JP H06151825 A JPH06151825 A JP H06151825A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 21
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スイッチング素子と逆並列に順方向電圧降下が
小さく逆回復特性の良い回生ダイオードを1チップで形
成した小型で高信頼性の半導体装置を提供する。 【構成】静電誘導サイリスタや絶縁ゲート型のトランジ
スタのように、半導体基体の表面に、主電流の量を制御
する構造を有する半導体装置において、その陽極領域
を、下面のみならず側面にも設けて、この陽極領域を取
り囲むように形成した回生ダイオード用の陰極領域と表
面電極により接続した。また、ダイオードの陽極領域
は、高濃度領域と低濃度領域とを交互に備える。 【効果】外部配線を増やすことなく、スイッチング素子
と逆並列にダイオードを接続でき、小型化できるという
効果がある。また、キャリア注入量が制限されて、順方
向電圧が小さく、逆回復特性の良い回生ダイオードを形
成できる。
小さく逆回復特性の良い回生ダイオードを1チップで形
成した小型で高信頼性の半導体装置を提供する。 【構成】静電誘導サイリスタや絶縁ゲート型のトランジ
スタのように、半導体基体の表面に、主電流の量を制御
する構造を有する半導体装置において、その陽極領域
を、下面のみならず側面にも設けて、この陽極領域を取
り囲むように形成した回生ダイオード用の陰極領域と表
面電極により接続した。また、ダイオードの陽極領域
は、高濃度領域と低濃度領域とを交互に備える。 【効果】外部配線を増やすことなく、スイッチング素子
と逆並列にダイオードを接続でき、小型化できるという
効果がある。また、キャリア注入量が制限されて、順方
向電圧が小さく、逆回復特性の良い回生ダイオードを形
成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電誘導サイリスタと
逆方向ダイオードを集積した半導体装置に関するもので
あり、例えば、パワーエレクトロニクス分野に用いられ
るインバータ回路の主スイッチング素子として利用され
るものである。
逆方向ダイオードを集積した半導体装置に関するもので
あり、例えば、パワーエレクトロニクス分野に用いられ
るインバータ回路の主スイッチング素子として利用され
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近、パワーエレクトロニクス機器の高
効率化、小型化並びに低コスト化のために、ブリッジ方
式や共振方式のインバータ回路が広く使用されている。
そのうち、特にモーターコントロールや中大型電源に用
いられる三相ブリッジインバータ回路では、図5に示す
ような主回路を一体化したパワーモジュールや、さらに
駆動回路や保護回路を付加したインテリジェントパワー
モジュールが出現して、機器の小型化に大きく貢献して
いる。
効率化、小型化並びに低コスト化のために、ブリッジ方
式や共振方式のインバータ回路が広く使用されている。
そのうち、特にモーターコントロールや中大型電源に用
いられる三相ブリッジインバータ回路では、図5に示す
ような主回路を一体化したパワーモジュールや、さらに
駆動回路や保護回路を付加したインテリジェントパワー
モジュールが出現して、機器の小型化に大きく貢献して
いる。
【0003】図6にインテリジェントパワーモジュール
の内部構成を概略的に示している。このモジュールの中
には、三相ブリッジインバータの主回路を構成している
パワースイッチング素子1と回生用のダイオード13が
各6個ずつと、パワースイッチング素子1を駆動する6
個のドライバーIC25がモジュール外枠26上に搭載
されている。
の内部構成を概略的に示している。このモジュールの中
には、三相ブリッジインバータの主回路を構成している
パワースイッチング素子1と回生用のダイオード13が
各6個ずつと、パワースイッチング素子1を駆動する6
個のドライバーIC25がモジュール外枠26上に搭載
されている。
【0004】上記のようなインテリジェントパワーモジ
ュールを小型化するために、パワースイッチング素子と
回生電流を流すための逆方向ダイオードを1つのデバイ
スの中に作成することが提案されている(国際公開WO
91/03842)。例えば、パワースイッチング素
子として静電誘導サイリスタを用いた場合の断面構造を
図7に示す。この例では、表面側に高濃度P型のゲート
領域14と高濃度N型のカソード領域15とその各々の
電極16,17とを有し、その下に低濃度N型のベース
領域18を有し、その下に高濃度P型のアノード領域1
9とその電極20を有する静電誘導サイリスタにおい
て、ベース領域18とアノード領域19の接合を跨ぐよ
うに、高濃度N型のベース領域22を設け、さらにベー
ス領域18の表面側で素子周辺部に、高濃度N型のエミ
ッタ領域23を形成して、これとアノード電極20とを
外部電極27,20により短絡させている。
ュールを小型化するために、パワースイッチング素子と
回生電流を流すための逆方向ダイオードを1つのデバイ
スの中に作成することが提案されている(国際公開WO
91/03842)。例えば、パワースイッチング素
子として静電誘導サイリスタを用いた場合の断面構造を
図7に示す。この例では、表面側に高濃度P型のゲート
領域14と高濃度N型のカソード領域15とその各々の
電極16,17とを有し、その下に低濃度N型のベース
領域18を有し、その下に高濃度P型のアノード領域1
9とその電極20を有する静電誘導サイリスタにおい
て、ベース領域18とアノード領域19の接合を跨ぐよ
うに、高濃度N型のベース領域22を設け、さらにベー
ス領域18の表面側で素子周辺部に、高濃度N型のエミ
ッタ領域23を形成して、これとアノード電極20とを
外部電極27,20により短絡させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示したような構
造にすると、半導体装置の本来の電流通電方向とは逆方
向にも電流が流れるので、図8の等価回路に示すよう
に、逆方向の回生ダイオード24が接続されていること
になる。特に、図5に示すようなインバータ回路のスイ
ッチング素子として動作させた場合には、静電誘導サイ
リスタ21がオンするときに、その電流波形に、図10
の曲線Aのようなダイオードの逆回復電流が流れるが、
本構造では、それが殆どなくなる。しかし、一方では図
9の曲線aのように、電流が大きくなる程電圧降下が大
きくなる。これが例えばIGBT等の絶縁ゲート型の素
子の場合、内部に寄生ダイオードを有しているので、高
濃度N型のエミッタ領域23を併せ持つことにより、図
9の曲線bのように逆方向電圧降下は小さいが、図10
のように、順方向にオンする時に曲線Bのような大きな
逆回復電流が流れ、誤動作を招くノイズの原因を誘発す
る。以上のように、主回路に用いるスイッチング素子に
よって、逆導通電圧降下とオン時に流れる逆回復電流と
の間に二律背反が生じて、両者を同時に満足することが
出来ない。また、この方式では、2つのデバイスを逆並
列に接続するために正負両極ともチップ外のワイヤで接
続しなければならないので、そのためのランドが必要に
なるため、やや小型化を阻害する。
造にすると、半導体装置の本来の電流通電方向とは逆方
向にも電流が流れるので、図8の等価回路に示すよう
に、逆方向の回生ダイオード24が接続されていること
になる。特に、図5に示すようなインバータ回路のスイ
ッチング素子として動作させた場合には、静電誘導サイ
リスタ21がオンするときに、その電流波形に、図10
の曲線Aのようなダイオードの逆回復電流が流れるが、
本構造では、それが殆どなくなる。しかし、一方では図
9の曲線aのように、電流が大きくなる程電圧降下が大
きくなる。これが例えばIGBT等の絶縁ゲート型の素
子の場合、内部に寄生ダイオードを有しているので、高
濃度N型のエミッタ領域23を併せ持つことにより、図
9の曲線bのように逆方向電圧降下は小さいが、図10
のように、順方向にオンする時に曲線Bのような大きな
逆回復電流が流れ、誤動作を招くノイズの原因を誘発す
る。以上のように、主回路に用いるスイッチング素子に
よって、逆導通電圧降下とオン時に流れる逆回復電流と
の間に二律背反が生じて、両者を同時に満足することが
出来ない。また、この方式では、2つのデバイスを逆並
列に接続するために正負両極ともチップ外のワイヤで接
続しなければならないので、そのためのランドが必要に
なるため、やや小型化を阻害する。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、外部配線を減らし
て小型化を実現すると共に、順方向電圧降下が小さく、
逆回復特性の良い回生ダイオードをスイッチング素子と
逆並列に1チップで形成することにより、パワーモジュ
ールに使用したときのスイッチングノイズを小さくし
て、信頼性を向上できる半導体装置を提供することにあ
る。
のであり、その目的とするところは、外部配線を減らし
て小型化を実現すると共に、順方向電圧降下が小さく、
逆回復特性の良い回生ダイオードをスイッチング素子と
逆並列に1チップで形成することにより、パワーモジュ
ールに使用したときのスイッチングノイズを小さくし
て、信頼性を向上できる半導体装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、例えば、図1に示すように、
P型のアノード領域7と、低濃度N型のベース領域2を
有するサイリスタにおいて、その主電流を制御するゲー
ト領域3と、カソード領域4を底側と側面で囲むよう
に、且つその素子の耐圧を確保できるような所定の深さ
に形成された、P型アノード領域7を更に包み込むよう
に、回生ダイオードを形成するための低濃度N型の第2
カソード領域8を設け、さらに、逆回復特性の良いダイ
オードにするために、その下に、高濃度P型領域10と
低濃度P型領域11を併せ持つ第2のアノード領域を形
成し、さらに2つの素子の逆並列回路の一方を成立させ
るために、主電流を制御する領域を囲んでいるP型アノ
ード領域7と、第2のカソード領域8を表面金属電極9
により短絡することを特徴とするものである。
の課題を解決するために、例えば、図1に示すように、
P型のアノード領域7と、低濃度N型のベース領域2を
有するサイリスタにおいて、その主電流を制御するゲー
ト領域3と、カソード領域4を底側と側面で囲むよう
に、且つその素子の耐圧を確保できるような所定の深さ
に形成された、P型アノード領域7を更に包み込むよう
に、回生ダイオードを形成するための低濃度N型の第2
カソード領域8を設け、さらに、逆回復特性の良いダイ
オードにするために、その下に、高濃度P型領域10と
低濃度P型領域11を併せ持つ第2のアノード領域を形
成し、さらに2つの素子の逆並列回路の一方を成立させ
るために、主電流を制御する領域を囲んでいるP型アノ
ード領域7と、第2のカソード領域8を表面金属電極9
により短絡することを特徴とするものである。
【0008】なお、図1では、P型アノード領域7とN
型カソード領域4を有する静電誘導サイリスタを例示し
ているが、これに代えて、P型コレクタ領域とN型ソー
ス領域を有する絶縁ゲート型トランジスタに同様の構造
を適用しても良い。また、アノード領域とカソード領域
を逆にする場合には、N型とP型を逆にすれば良い。
型カソード領域4を有する静電誘導サイリスタを例示し
ているが、これに代えて、P型コレクタ領域とN型ソー
ス領域を有する絶縁ゲート型トランジスタに同様の構造
を適用しても良い。また、アノード領域とカソード領域
を逆にする場合には、N型とP型を逆にすれば良い。
【0009】
【作用】本発明の構造によれば、主電流を制御する領域
を囲んでいるP型アノード領域7が、本来のスイッチン
グ素子の一部として機能し、ダイオードのカソード領域
8と短絡しているので、図2の回路と等価な構造になっ
ている。また、ダイオードのアノード領域が、高濃度と
低濃度のP型領域10,11で形成されているので、オ
ン時の注入キャリア量が抑えられ、図3のように逆方向
導通時の電圧降下Vcが0.7〜0.9Vと小さく、イ
ンバータ回路に使用した場合には、図4の曲線Cのよう
にオン時の逆回復電流も小さくなる。またスイッチング
素子1のアノード領域7とダイオード13のカソード領
域8が、表面電極9で接続されているので、ワイヤを打
つためのランドも少なくてよい。
を囲んでいるP型アノード領域7が、本来のスイッチン
グ素子の一部として機能し、ダイオードのカソード領域
8と短絡しているので、図2の回路と等価な構造になっ
ている。また、ダイオードのアノード領域が、高濃度と
低濃度のP型領域10,11で形成されているので、オ
ン時の注入キャリア量が抑えられ、図3のように逆方向
導通時の電圧降下Vcが0.7〜0.9Vと小さく、イ
ンバータ回路に使用した場合には、図4の曲線Cのよう
にオン時の逆回復電流も小さくなる。またスイッチング
素子1のアノード領域7とダイオード13のカソード領
域8が、表面電極9で接続されているので、ワイヤを打
つためのランドも少なくてよい。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例の断面構造を図1に示す。
本実施例では、スイッチング素子として図2に示すよう
な静電誘導サイリスタ1が使用されており、低濃度N型
ベース領域2の表面側に、高濃度P型ゲート領域3と、
これに挟まれた高濃度N型カソード領域4と、各々のゲ
ート電極5とカソード電極6が形成されている。そし
て、この低濃度N型ベース領域2を囲むように、高濃度
P型アノード領域7があり、さらにこの外側に図2に示
すような回生ダイオード13の低濃度N型カソード領域
8があり、高濃度P型アノード領域7と低濃度N型カソ
ード領域8を短絡する表面電極9が形成されている。裏
面側には、低濃度N型カソード領域8と接合を形成して
いる第2の高濃度P型アノード領域10とこれ以外の所
に低濃度P型アノード領域11があり、これらに接続さ
れる裏面のアノード電極12が設けられている。このよ
うに、1チップ内にスイッチング素子と逆並列に接続さ
れた逆回復特性の良いダイオードを有することにより、
パワーモジュールの小型化を実現できると共に、特にイ
ンバータ回路に使用した場合において、スイッチング素
子のオン時の逆回復電流を少なくすることができる。
本実施例では、スイッチング素子として図2に示すよう
な静電誘導サイリスタ1が使用されており、低濃度N型
ベース領域2の表面側に、高濃度P型ゲート領域3と、
これに挟まれた高濃度N型カソード領域4と、各々のゲ
ート電極5とカソード電極6が形成されている。そし
て、この低濃度N型ベース領域2を囲むように、高濃度
P型アノード領域7があり、さらにこの外側に図2に示
すような回生ダイオード13の低濃度N型カソード領域
8があり、高濃度P型アノード領域7と低濃度N型カソ
ード領域8を短絡する表面電極9が形成されている。裏
面側には、低濃度N型カソード領域8と接合を形成して
いる第2の高濃度P型アノード領域10とこれ以外の所
に低濃度P型アノード領域11があり、これらに接続さ
れる裏面のアノード電極12が設けられている。このよ
うに、1チップ内にスイッチング素子と逆並列に接続さ
れた逆回復特性の良いダイオードを有することにより、
パワーモジュールの小型化を実現できると共に、特にイ
ンバータ回路に使用した場合において、スイッチング素
子のオン時の逆回復電流を少なくすることができる。
【0011】図示実施例では、低濃度N型のベース領域
2の表面に、高濃度N型のカソード領域4と、前記カソ
ード領域4を挟むように前記N型のベース領域2の表面
に高濃度P型のゲート領域3を有する静電誘導型の半導
体装置において、前記高濃度N型のカソード領域4と高
濃度P型のゲート領域3から成る主電流の量を制御する
領域の外側と、前記低濃度N型のベース領域2の所定の
深さの部分に、前記主電流の量を制御する領域を囲むよ
うに形成された第2の高濃度P型領域7を有し、前記第
2の高濃度P型領域7により分離され、前記主電流の量
を制御する領域とは別の低濃度N型の第1の領域8と、
前記第2の高濃度P型領域7とを前記ベース領域2を構
成する半導体基体の表面で金属電極9により短絡し、前
記低濃度N型のベース領域2を構成する半導体基体のも
う一方の表面に第3の高濃度P型領域10と、低濃度P
型領域11とを交互に有する静電誘導サイリスタを例示
しているが、請求項3に記載したように、IGBTのよ
うな絶縁ゲート型の半導体装置に適用することもでき
る。すなわち、低濃度N型の半導体基体の表面に、中濃
度P型のウェル領域を形成し、前記中濃度P型のウェル
領域内に高濃度N型のソース領域を形成し、前記中濃度
P型のウェル領域と前記高濃度N型のソース領域とを短
絡させる第1の表面金属電極を設け、絶縁膜を介して中
濃度P型のウェル領域上で前記第1の表面金属電極の無
い部分に形成された第2の表面金属電極を設けた絶縁ゲ
ート型の半導体装置において、前記中濃度P型のウェル
領域と前記高濃度N型のソース領域と前記第1の表面金
属電極と前記第2の表面金属電極から成る主電流の量を
制御する領域の外側と、前記低濃度N型の半導体基体の
所定の深さの部分に、前記主電流の量を制御する領域を
囲むように形成された第1の高濃度P型領域を有し、前
記第1の高濃度P型領域により分離され、前記主電流の
量を制御する領域とは別の低濃度N型の第1の領域と、
前記第1の高濃度P型領域とを前記半導体基体の表面で
金属電極により短絡し、前記低濃度N型の半導体基体の
もう一方の表面に第2の高濃度P型領域と、低濃度P型
領域とを交互に有する構造を用いても良い。また、実施
例の説明では、第1導電型をN型とし、第2導電型をP
型としたが、第1導電型をP型とし、第2導電型をN型
としても良い。
2の表面に、高濃度N型のカソード領域4と、前記カソ
ード領域4を挟むように前記N型のベース領域2の表面
に高濃度P型のゲート領域3を有する静電誘導型の半導
体装置において、前記高濃度N型のカソード領域4と高
濃度P型のゲート領域3から成る主電流の量を制御する
領域の外側と、前記低濃度N型のベース領域2の所定の
深さの部分に、前記主電流の量を制御する領域を囲むよ
うに形成された第2の高濃度P型領域7を有し、前記第
2の高濃度P型領域7により分離され、前記主電流の量
を制御する領域とは別の低濃度N型の第1の領域8と、
前記第2の高濃度P型領域7とを前記ベース領域2を構
成する半導体基体の表面で金属電極9により短絡し、前
記低濃度N型のベース領域2を構成する半導体基体のも
う一方の表面に第3の高濃度P型領域10と、低濃度P
型領域11とを交互に有する静電誘導サイリスタを例示
しているが、請求項3に記載したように、IGBTのよ
うな絶縁ゲート型の半導体装置に適用することもでき
る。すなわち、低濃度N型の半導体基体の表面に、中濃
度P型のウェル領域を形成し、前記中濃度P型のウェル
領域内に高濃度N型のソース領域を形成し、前記中濃度
P型のウェル領域と前記高濃度N型のソース領域とを短
絡させる第1の表面金属電極を設け、絶縁膜を介して中
濃度P型のウェル領域上で前記第1の表面金属電極の無
い部分に形成された第2の表面金属電極を設けた絶縁ゲ
ート型の半導体装置において、前記中濃度P型のウェル
領域と前記高濃度N型のソース領域と前記第1の表面金
属電極と前記第2の表面金属電極から成る主電流の量を
制御する領域の外側と、前記低濃度N型の半導体基体の
所定の深さの部分に、前記主電流の量を制御する領域を
囲むように形成された第1の高濃度P型領域を有し、前
記第1の高濃度P型領域により分離され、前記主電流の
量を制御する領域とは別の低濃度N型の第1の領域と、
前記第1の高濃度P型領域とを前記半導体基体の表面で
金属電極により短絡し、前記低濃度N型の半導体基体の
もう一方の表面に第2の高濃度P型領域と、低濃度P型
領域とを交互に有する構造を用いても良い。また、実施
例の説明では、第1導電型をN型とし、第2導電型をP
型としたが、第1導電型をP型とし、第2導電型をN型
としても良い。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、上述のように、静電誘
導サイリスタや絶縁ゲート型のトランジスタのように、
半導体基体の表面に、主電流の量を制御する構造を有す
る半導体装置において、その陽極領域を下面のみならず
側面にも設けて、この陽極領域を取り囲むように形成し
た回生ダイオード用の陰極領域と表面電極により接続し
たので、外部配線を増やすことなく、スイッチング素子
と逆並列にダイオードを接続することができ、小型化が
実現できるという効果がある。また、ダイオードの陽極
領域は、高濃度領域と低濃度領域とを交互に有するの
で、キャリア注入量が制限されて、順方向電圧が小さ
く、逆回復特性の良い回生ダイオードを形成できるの
で、例えば、インバータ回路の主回路を構成するための
パワーモジュールに使用した場合には、逆回復電流が小
さくなり、スイッチングノイズを小さくして、信頼性を
向上できるという効果がある。
導サイリスタや絶縁ゲート型のトランジスタのように、
半導体基体の表面に、主電流の量を制御する構造を有す
る半導体装置において、その陽極領域を下面のみならず
側面にも設けて、この陽極領域を取り囲むように形成し
た回生ダイオード用の陰極領域と表面電極により接続し
たので、外部配線を増やすことなく、スイッチング素子
と逆並列にダイオードを接続することができ、小型化が
実現できるという効果がある。また、ダイオードの陽極
領域は、高濃度領域と低濃度領域とを交互に有するの
で、キャリア注入量が制限されて、順方向電圧が小さ
く、逆回復特性の良い回生ダイオードを形成できるの
で、例えば、インバータ回路の主回路を構成するための
パワーモジュールに使用した場合には、逆回復電流が小
さくなり、スイッチングノイズを小さくして、信頼性を
向上できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の一実施例の等価回路図である。
【図3】本発明の一実施例の双方向電流−電圧特性図で
ある。
ある。
【図4】本発明の一実施例のスイッチング波形図であ
る。
る。
【図5】従来のインバータ回路の主回路の回路図であ
る。
る。
【図6】従来のインテリジェントパワーモジュールの内
部構成を示す斜視図である。
部構成を示す斜視図である。
【図7】従来例の断面図である。
【図8】従来例の等価回路図である。
【図9】従来例の双方向電流−電圧特性図である。
【図10】従来例のスイッチング波形図である。
1 静電誘導サイリスタ 2 ベース領域 3 ゲート領域 4 カソード領域 5 ゲート電極 6 カソード電極 7 アノード領域 8 第2カソード領域 9 表面電極 10 高濃度P型領域 11 低濃度P型領域 12 裏面アノード電極
Claims (3)
- 【請求項1】 低濃度第1導電型の半導体基体の表面
に、主電流の量を制御する構造を有する半導体装置にお
いて、前記主電流の量を制御する領域の外側と、前記低
濃度第1導電型の半導体基体の所定の深さの部分に、前
記主電流の量を制御する領域を囲むように形成された高
濃度第2導電型領域を有し、前記高濃度第2導電型領域
により分離され、前記主電流の量を制御する領域とは別
の低濃度第1導電型の第1の領域と、前記高濃度第2導
電型領域とを前記半導体基体の表面で金属電極により短
絡し、前記低濃度第1導電型の半導体基体のもう一方の
表面に高濃度第2導電型領域と、低濃度第2導電型領域
とを交互に有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 低濃度第1導電型の半導体基体の表面
に、高濃度第1導電型のカソード領域と、前記カソード
領域を挟むように前記第1導電型の半導体基体の表面に
高濃度第2導電型のゲート領域を有する静電誘導型半導
体装置において、前記高濃度第1導電型のカソード領域
と高濃度第2導電型のゲート領域から成る主電流の量を
制御する領域の外側と、前記低濃度第1導電型の半導体
基体の所定の深さの部分に、前記主電流の量を制御する
領域を囲むように形成された第2の高濃度第2導電型領
域を有し、前記第2の高濃度第2導電型領域により分離
され、前記主電流の量を制御する領域とは別の低濃度第
1導電型の第1の領域と、前記第2の高濃度第2導電型
領域とを前記半導体基体の表面で金属電極により短絡
し、前記低濃度第1導電型の半導体基体のもう一方の表
面に第3の高濃度第2導電型領域と、低濃度第2導電型
領域とを交互に有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 低濃度第1導電型の半導体基体の表面
に、中濃度第2導電型のウェル領域と、前記中濃度第2
導電型のウェル領域内に高濃度第1導電型のソース領域
と、前記中濃度第2導電型のウェル領域と前記高濃度第
1導電型のソース領域とを短絡させる第1の表面金属電
極と、絶縁膜を介して中濃度第2導電型のウェル領域上
であって前記第1の表面金属電極の無い部分に形成され
た第2の表面金属電極とを有する絶縁ゲート型半導体装
置において、前記中濃度第2導電型のウェル領域と前記
高濃度第1導電型のソース領域と前記第1の表面金属電
極と前記第2の表面金属電極から成る主電流の量を制御
する領域の外側と、前記低濃度第1導電型の半導体基体
の所定の深さの部分に、前記主電流の量を制御する領域
を囲むように形成された第1の高濃度第2導電型領域を
有し、前記第1の高濃度第2導電型領域により分離さ
れ、前記主電流の量を制御する領域とは別の低濃度第1
導電型の第1の領域と、前記第1の高濃度第2導電型領
域とを前記半導体基体の表面で金属電極により短絡し、
前記低濃度第1導電型の半導体基体のもう一方の表面に
第2の高濃度第2導電型領域と、低濃度第2導電型領域
とを交互に有することを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30018492A JPH06151825A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30018492A JPH06151825A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06151825A true JPH06151825A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17881749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30018492A Pending JPH06151825A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06151825A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019525716A (ja) * | 2016-08-24 | 2019-09-05 | ビーワイディー カンパニー リミテッド | インテリジェント電力モジュール、モータコントローラ、および車両 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP30018492A patent/JPH06151825A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019525716A (ja) * | 2016-08-24 | 2019-09-05 | ビーワイディー カンパニー リミテッド | インテリジェント電力モジュール、モータコントローラ、および車両 |
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