JPH0615430B2 - 耐凍害alcパネル - Google Patents

耐凍害alcパネル

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JPH0615430B2
JPH0615430B2 JP58234397A JP23439783A JPH0615430B2 JP H0615430 B2 JPH0615430 B2 JP H0615430B2 JP 58234397 A JP58234397 A JP 58234397A JP 23439783 A JP23439783 A JP 23439783A JP H0615430 B2 JPH0615430 B2 JP H0615430B2
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JP
Japan
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water
panel
alc
zinc
resistance
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JP58234397A
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JPS60127275A (ja
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信彌 斎藤
洪 岡崎
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐凍害性の優れた高温高圧蒸気養生軽量気泡コ
ンクリート(以下、ALCと称する)に関するものであ
る。
ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)は微粉砕
した珪石、珪砂、フライアツシユ等の珪酸質原料とセメ
ント、生石灰、消石灰等の石灰質原料の粉砕物に水を混
合し、この水硬性粉末体の水スラリー中にアルミニウム
等の金属粉末を加えて化学反応によりガスを発生させ発
泡させるか、あるいは起泡剤をスラリーに混入し混練し
て泡立てるか、あるいはあらかじめ作つた泡末をスラリ
ー中に混入する等の方法によりスラリー中に気泡を混入
する。この気泡含有スラリーを型枠内に注入し、半硬化
状態にさせた後、所定の寸法にピアノ線等を用いて切断
する。この切断されたパネルを一般的に160〜210
℃の高温高圧条件下で最高温度の保持時間は4〜10時
間養生して得られる建築材料であつて、軽量性・断熱耐
火性・加工性にすぐれ外壁材・屋根材などとしても広く
賞用されている。
しかしながら、ALCはコンクリート系製品の一般の傾
向である耐凍実性に難点があり、この解決が急務とされ
ていた。
従来、耐凍害性は吸水率と密接な関係があるものとさ
れ、耐凍害性を向上させるためには吸水率を減少させる
ことが最も効果的であるとの見地から、シリコンオイル
などの撥水剤や防水剤を原料スラリー中に混入したり、
あるいは養生後の製品に高分子物質を塗布または含浸せ
しめることにより吸水性を低下せしめ、もつて耐凍害性
を向上させることが各種検討され市販されているが、実
際の凍害発生状況をみると、その効果は思わしくなく、
経済性にも難点があつた。
ところで、現在市販されているALCとしては大別し
て、通常のALCとジメチルシロキサン等の撥水性物質
を原料スラリー中に混合して防水性を付与したALCと
がある。
通常のALCでは後述の凍結融解法での抵抗性は充分で
あり、実用的にもスケーリング現象を起すことは少な
い。しかし、後述の一面凍結法では7〜9日でキレツ破
壊を起し、実用的にもキレツによる破壊現象を起すこと
があり、問題があつた。
一方、上述の防水性を付与したALCでは通常のALC
の凍害現象は逆の傾向を示す。即ち、一面凍結法に於い
ては、28日以上経過後もキレツの発生はなく、実用的
にもキレツ発生も見当つておらず優れた抵抗性を有して
いる。ところが、凍結融解法に於ける抵抗性は通常のA
LCと比較して劣り、実用上でもスケーリング現象を起
し問題があつた。
本発明者は、凍結融解法でのスケーリング現象に対する
抵抗性が優れ、かつ、一面凍結法に於けるキレツ現象に
対する抵抗性の優れたパネルの研究を進めた結果、驚く
べきことに、粉末状のケイ酸質と石灰質原料とを主要原
料とするALCに於いて、任意の位置より採取した50
mm立方の補強筋を含まないコンクリート部中の亜鉛化合
物がZnO換算で全固形分に対して0.05重量%以上含
有し、かつ、撥水性物質を含有したパネルは2つの試験
方法で著るしく優れた抵抗性を示すことを見い出し、本
発明を完成させるに到つた。
本パネルの製造に当つては、亜鉛化合物及び撥水性物質
を原料中に投入する、あるいは、亜鉛化合物を原料中に
投入し製造したALCに撥水性物質を含浸せしめる、等
の方法を用いることができる。
ここで言う亜鉛化合物としては酸化亜鉛,水酸化亜鉛,
硝酸亜鉛,硫酸アンモニウム亜鉛,等の化合物の少なく
とも1種類又は2種類以上の混合物を用いることができ
る。撥水性物質としては、シロキサン系化合物,脂肪
酸,脂肪酸塩等の他;エポキシ系樹脂,ウレタン系樹
脂,シリコーン系樹脂,酢ビ系樹脂,アクリル系樹脂,
スチレン・ブタジエン系樹脂等のエマルジョン,等の撥
水性物質の内、少なくとも1種類又は2種類以上の混合
物を用いることが出来る。
凍結融解法に於いては(株)丸井製、凍結融解試験機型式
TIM-1682-32型を用いて測定した。
まず、試料は50mm立方に切断後、含水率が5±1体積
%に調整した。この後20mmの水頭圧で48時間吸水さ
せたこの同一種類試料3体の上面が融解時の水面より、
それぞれ、20mm,80mm及び140mmの位置になる様に
設置し、気中凍結水中融解を1日10サイクルで行う。
融解に際しては+10℃の水中で1.4時間行う。ま
た、凍結は気中にて行い、1時間で雰囲気温度が−30
℃になる度で行い、−30℃に到達后、直ちに+10℃
の水の導入を始め、融解を開始する。50サイクル後に
試料3体を取り出す。2のメスシリンダー中に1の
水を入れ、その水中に上試の試料3体を埋没させた時の
メスシリンダーの体積増分を残存体積とした。体積残存
率は、次の計算式より求めた。
一面凍結法とは、凍結融解を行わず、試料内の凍結点
(水と氷とが共存する領域)をできるだけ移動させるこ
となく試験する方法である。
試料下面の雰囲気温度を20±3℃、試料上面の雰囲気
温度を−20±3℃にコントロールした装置内に、含水
率を5±1体積%に調整した後、側面をシーリング剤で
被覆し、更に2日間の吸水を行なつた100φ×100mmの円
枉形試料を設置する。高温雰囲気内に設置した水槽に片
端を浸した多数のサラシを取り付け、もう一方の片端を
試料下面(試料高温側表面)全面と接触している脱脂綿
と接触させ、試料下面からの均一な吸い上げによる吸水
を可能にさせ、かつ、試料内に凍結点を保有せしめる方
法である。評価にあたつては、所定の時間後に試料を取
り出し、キレツによる破壊の有無を確認する。
亜鉛系化合物の含有量は全固形分に対し、ZnO換算で
0.05重量%より少ない場合には、一面凍結法に於け
る母材キレツに対する抵抗性の向上効果が少なく好まし
くない。
また、亜鉛系化合物の含有量がZnO換算で0.05重量
%以上の場合では、母材キレツに対する抵抗性が大巾に
向上するが、撥水剤が共存する場合に、その向上効果が
特に著るしくなるため好ましい。その中でも、特に好ま
しい亜鉛系化合物のZnO換算の含有率及び撥水剤の含有
率はそれぞれ0.2〜0.6重量%、及び0.2〜2.
0重量%である。
以下に、本発明を実施例及び比較例をもつて具体的に説
明する。
(実施例1) 粉末状生石灰7重量部(以下、部とあるのは全て重量部
を指す。)、普通ボルトランドセメント34部、粉末状
珪石(重量平均径20〜30μm)40部、粉末状石こ
う2部、オートクレーブ養生前のALCブロツク破砕物
17部、金属アルミニウム粉末0.068部、混練水70部
の配合とした。原料混合に際しては粉末状珪石、オート
クレーブ養生前のALC破砕物、粉末状石こう、及び混
練水を充分に混合しながら40℃まで加温する。その混
合液に硫酸アンモニウム亜鉛(ZnSO4・(NH4)2SO4・6H2O)
を1.4部(ZnO換算で0.28部)、撥水性物質とし
てジメチルポリシロキサン(20℃での粘度100cp)を
2部を添加した。
次いで、粉末状生石灰及び普通ポルトランドセメントを
投入混合後、最後に金属アルミニウム粉末を投入混合
し、150×150×500mmの型枠中に流し込み50℃の蒸気
中で、山中式硬度性による値が10mm以上となるまで硬
化後、180℃10kg/cm2の高温高圧下で5時間養生
し、パネルを得た。
本ALCパネルの任意の位置より採取した50mm立方の
補強筋を含まないコンクリート部の化学分析の結果、及
び一面凍結法に於ける母材キレツの発生日数並びに凍結
融解法に於ける50サイクル後の体積残存率の結果を
(表−1)に示した。また、(表−1)には28日経過
後まで母材キレツのない試料については、一面凍結28
日間の吸水量を示してある。
(実施例2) (実施例1)中の水酸化亜鉛の添加量を0.34(ZnO
換算0.28部)に変更し、パネルを得た。パネルの各
種試験結果を(表−1)に示した。
(実施例3) (実施例1)中の亜鉛系化合物を水酸化亜鉛とし、その
添加量を0.68部(ZnO換算0.56部)とし、撥水
性物質としてジメチルポリシロキサン(20℃粘度300c
P)の添加量を1部とし、パネルを得た。
パネルの各種試験結果を(表−1)中に示した。
(実施例4) (実施例1)中のジメチルポリシロキサンを添加せずパ
ネルを得た。得られたパネルに対して水溶性シリコーン
(東芝シリコーン(株)製TSW−870)の固形分濃度1重量
%の水溶液をパネル固形分に対して70重量%減圧下で
含浸させ乾燥し供試体用パネルを得た。このパネルの各
種性能を(表−1)に示した。
(比較例1) (実施例1)中の亜鉛系化合物並びに撥水性物質を添加
せずにパネルを得た。本パネルは通常のALCに相当す
るパネルである。各種試験結果を(表−1)中に示し
た。
(比較例2) (実施例1)中の亜鉛系化合物を添加せず、かつ、ジメ
チルシロキサンの添加量を1.5部としパネルを得た。
本パネルは防水性を付与したALCに相当するパネルで
ある。各種試験結果を(表−1)中に示した。
(実施例1)において、撥水性物質のジメチルポリシロ
キサンを使用すること無く、実施例3に使用した水酸化
亜鉛を同様に添加し、ALCパネルを得た。各種試験結
果を(表−1)中に示した。
(表−1)より、実施例−1,2,3,4ではいずれも
一面凍結法に於ける母材キレツは28日までは認められ
ず、通常のALCに相当する比較例−1の7日にキレツ
の発生したものに比較して、優れた抵抗性を示している
ことが判る。
また、実施例−1,2,3,4はいずれも防水性を付与
したALCに相当する比較例−2と比較し、一面凍結法
では28日間での吸水量が少なく母材キレツの発生が遅
いばかりでなく、凍結融解法に対する抵抗性が優れてい
ることが判る。
更に実施例3と撥水性物質を含有していない比較例3と
比較すると、撥水性物質が亜鉛化合物と共存する実施例
の3の方が一面凍結法及び凍結融解法の双方の評価方法
で優れた抵抗性を示し、優れた耐凍害性を示しているこ
とが明らかである。
つまり、亜鉛化合物を含有させず、撥水性物質を単独で
含有させた場合、比較例2のように凍結融解法による試
験の体積残存率が極めて低くなるが、撥水性物質及び亜
鉛化合物とが共存する実施例3では凍結融解法による試
験の体積残存率が比較例3よりも多くなっている。ま
た、一面凍結後の28日間の吸水量も少なく、この点で
も耐凍害性が向上している。
以上の如く、本発明によるALCは一面凍結法及び凍結
融解法いずれの評価方法に於いても優れた抵抗性を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末状の珪酸質原料と石灰質原料とを主要
    原料とする高温高圧蒸気養生軽量気泡コンクリートに於
    いて、任意の位置より採取した50mm立方の補強筋を含
    まないコンクリート部分中の亜鉛化合物がZnO換算で全
    固形分に対して0.05重量%以上含有しており、か
    つ、撥水性物質を含有していることを特徴とするパネル
JP58234397A 1983-12-14 1983-12-14 耐凍害alcパネル Expired - Lifetime JPH0615430B2 (ja)

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JP58234397A JPH0615430B2 (ja) 1983-12-14 1983-12-14 耐凍害alcパネル

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JPS60127275A JPS60127275A (ja) 1985-07-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5854086B2 (ja) * 1974-12-30 1983-12-02 日本セメント株式会社 水熱反応用添加剤

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JPS60127275A (ja) 1985-07-06

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