JPH06180492A - 自動現像機用調液方法、装置及び該装置を内蔵した自動現像機 - Google Patents

自動現像機用調液方法、装置及び該装置を内蔵した自動現像機

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JPH06180492A
JPH06180492A JP33308292A JP33308292A JPH06180492A JP H06180492 A JPH06180492 A JP H06180492A JP 33308292 A JP33308292 A JP 33308292A JP 33308292 A JP33308292 A JP 33308292A JP H06180492 A JPH06180492 A JP H06180492A
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water
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mouth
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JP33308292A
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English (en)
Inventor
Akira Taguchi
あきら 田口
Akio Kashino
昭雄 樫野
Toshio Fujisaka
登志男 藤阪
Yuji Takeda
裕二 武田
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動現像機の補充液調液装置における原液だ
れ等の汚染を防止し、長時間原液カートリッジをセット
したままにしても酸化による原液劣化及び結晶化を防ぎ
硫黄分解を起すことのない迅速安定の定着調液とサブタ
ンク廃止による調液装置及びそれを内蔵する現像機のコ
ンパクト化と作業環境と作業性の向上をはかることを目
的にする。 【構成】 原液を封入したカートリッジの口部を逆さに
して鳥の水飲み部のバットに装着保持して開封し、混合
タンクに送液を行う構造をもった調液装置において、給
水も該送液と同じ流路をとらせるようにしたり該バット
の上層即ち、原液の上に水を満たし、酸化劣化を防止さ
せ、更に、A液B液と水の混合分割を途中で変えながら
調液して迅速調液と硫黄発生のない制御を行うように構
成させた。そしてこれらの調液装置によりコンパクトで
作業環境性の良さと取扱い易く省スペースの自動現像機
を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動現像機に内蔵される
鳥の水飲み部を利用した調液方法、装置及び自動現像機
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3の側断面図に示すように従来の鳥の
水飲み部を利用した調液装置は、図2の正面断面図に示
すような原液Aと原液Bを収納する別々に区郭して仕切
られた容器152と153を有しA,Bの各原液を入れて封印
されたカートリッジ151を逆さにして鳥の水飲み部のバ
ット112に装着保持しパイプ113を通してポンプ114によ
って混合タンク115に導くようにしたものである。混合
タンク115には希釈水がパイプ116を通して注水されるよ
うになっている。
【0003】図3には原液Aが容器152の部分から口部1
52Aを通して供給されている様子が示されているが、実
際にはこれと同じ装置で、原液Bが容器153の部分から
口部153Aを通して供給されるようになっており、混合
タンク115にはA,B両液が入り希釈水によって希釈さ
れて現像液が調液される。
【0004】Xレイフィルムの自現機では図1に示すよ
うに供給台10からフィルムが現像槽20に供給され、更に
定着槽30、水洗槽40、乾燥部50を経てバスケット70に現
像処理済みフィルムが回収される。そして補充液の調液
装置100が設けられている。
【0005】そして前述のようにカートリッジ151は現
像液用でありその原液Aが152の容器に原液Bが153の容
器に収容されている。
【0006】そして、定着液用のカートリッジ161は現
像用のものより遙かに大きいが同様の構造をもちそれに
も原液A用の容器162と原液B用の容器163があるわけで
あるが、これについては後程図10の断面図に現像用と定
着用の両符号を付して示してあるので参照されたい。
【0007】さて図3で示すような調液装置では第1の
問題点として逆さにされたカートリッジの口部152Aは
現像液の原液Aで濡れており、調液が終わってカートリ
ッジ151を外したとき、図のように原液ダレを生じてあ
たりを汚染してしまうことになり、また、バット112の
底部には原液Aの成分が結晶化析出して洗浄しにくく汚
れっぱなしになり、そのため調液の質にも影響を与えて
しまうことになる。
【0008】これは原液Bについても言えるし、定着用
カートリッジ161の各容器162,163についても言え、全
く好ましくない。
【0009】このような装置の第2の問題点として次の
ような現象が生ずる。即ち、図6の鳥の水飲み部の部分
断面図のハッチで示されるように原液は送液開始の準備
状態のまま長期間待機していることがあるが、その場
合、原液表面は空気に曝されることになり酸化及び蒸発
による結晶化がなされてしまい、正しい現像や定着の処
理性能を果たせなくなってしまう。
【0010】更に従来技術としては、図10のように鳥の
水飲み方式以外に例えば定着液の混合タンク164に直接
カートリッジ161のA液、B液を同時に移し込むと共に
給水を行うようにしたものもあるが、これには第3の問
題点として次のような現象が発生する。即ち、特に定着
液の場合に言えることであるがA液に対するB液の割合
が大きくなると、またA液に対する水の割合が小さくな
ると図11のグラフに示すように硫黄分解がし易くなって
しまい、定着能がなくなってしまう現象が起こってい
る。
【0011】これは定着主薬であるA液が低pHの状態
になると、 SO2+H+ → H2SO3+S H2SO3 → H2O+SO2 になり最終的には硫黄と亜硫酸ガスに分解してしまい定
着能力がなくなってしまうのである。
【0012】そのため従来は図10に示すようにA液の容
量をL1、流量をQ1、B液のそれをそれぞれL2,Q2
水のそれをそれぞれL3,Q3とした場合、 L1/Q1<L3/Q3 , L2/Q2<L3/Q3 になるようにして時間をかけて調液していた。
【0013】即ち、水の流量Q3を調節し、水が規定量
に達する前に原液が必ずなくなるようにしていたが、こ
の方法では供給時間が長くなり従って調液時間が長くな
ってしまっていた。
【0014】そして、このような従来の装置では、使用
する補充液がなくなってから原液をセットする迄の間、
補充液を使えないことになり、このため、図10で示すよ
うにサブタンク166を取付け、新しい原液カートリッジ
をセットする間そこから補充するようにしていた。従っ
てサブタンク166の設置のための内部専用スペースが増
加してしまう。
【0015】また、定着原液は軽量化のため、高濃度化
させている。そしてこのために通常は定着主薬の硫黄分
解を防ぐため、主薬の入った方を高pHにしたA液と
し、pH調整用にB液を用意し、この2液を定着原液と
している。これ等がほぼ同量入ってしまうと硫黄分解し
てしまう。これを防止するため、前記調液した補充液を
混合タンク164に所定量残しておいた。また、混合タン
ク164とサブタンク166の間には電磁弁165をとりつけ原
液がなくなり次の原液セットをするときには該バルブ16
5が閉まり、それ以外の定常の補充液補給時は開いてい
るようにしてある。
【0016】このように従来技術の第3の問題点は調液
時間が長くなりすぎて効率が悪くなり、これを解消する
ためにはサブタンクを付加して調液装置を大きくしなけ
ればならず、自動現像機の占める設置スペースが増えて
しまい好ましくなかった。
【0017】また、カートリッジの装着位置も現像機の
側面裏側であり、作業スペースを大きくとるという欠点
もあった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動現像機用調
液装置には前述のように3つの問題点があり本発明はこ
れ等の3つの問題点をそれぞれ解消するようにすること
を課題目的とするものであり、第3の問題点については
調液装置を内蔵する自動現像機の構成によっても解決す
ることを課題目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】これらの目的は次の技術
手段a,b,c,d,e,f,g,h及びiのいずれか
1項によって達成される。
【0020】(a)原液を封入したカートリッジの口部
を逆さにして鳥の水飲み部のバットに装着保持させるこ
とにより該口部が装着部に設けられた錐により開封さ
れ、混合タンクに送液を行う構造を有する調液装置であ
って、該混合タンクへの希釈水の給水も該バットに合流
させて該原液と同じ流路をとらせたことを特徴とする自
動現像機用調液装置。
【0021】(b)原液を封入したカートリッジの口部
を逆さにして鳥の水飲み部のバット内に装着保持させる
ことにより該口部が装着部に設けられた錐により開封さ
れ、混合タンクに送液を行う構造を有する調液装置であ
って、該バットに原液に害がなく原液より比重の小さい
液を予め注入しておき該口部が装着保持開封されること
により該比重の小さい液が一部原液と入れ替わり、該バ
ットの液面で原液より上層になるようにしたことを特徴
とする自動現像機用調液装置。
【0022】(c)原液を封入したカートリッジの口部
を逆さにして鳥の水飲み部のバットに装着保持させるこ
とにより該口部が装着部に設けられた錐により開封さ
れ、混合タンクに送液を行う構造を有する調液装置であ
って、該バット内にフランジ付き仕切り筒を設け、該フ
ランジの下面を該バットの周縁に当て、該フランジ上面
で該カートリッジの胴体を受けるようにし、該仕切り筒
の先端部が該口部先端部より下部に来るようにし、該バ
ット内に原液に害がなく原液より比重の小さい液を予め
注入しておき、前記口部が装着時に開封されることによ
り該比重の小さい液が一部原液と入れ替わり該仕切り筒
の外側の該バット液面で原液より上層になるようにした
ことを特徴とする自動現像機用調液装置。
【0023】(d)b〜c項のいずれかにおいて原液よ
り比重の小さい液の前記バット内の注入は原液カートリ
ッジの鳥の水飲み部への装着開封後に注入口より設定レ
ベルまで注入させ、経時で該レベルを下廻るときは設定
レベルになるように自動注入されるようにしたことを特
徴とする自動現像機用調液装置。
【0024】(e)原液を封入したカートリッジの口部
を逆さにして鳥の水飲み部のバットに装着保持させるこ
とにより該口部が装着部に設けられた錐により開封さ
れ、混合タンクに送液を行う構造を有する調液装置にお
いて、混合タンクへの希釈水の給水も該バットに合流さ
せて該原液と同じ流路をとらせて行い、バット内の原液
と共に混合タンクに送液し特定レベルに達したとき該給
水を一時停止し、原液のみを全量送液したことを液面計
により確認後に給水を再開し所定レベルに達したことを
液面計で検出して給水を止め調液を完了させることによ
り水の給水速度を低下させることなく調液時間を短くし
たことを特徴とする自動現像機用調液方法。
【0025】(f)e項の方法によって混合タンクに各
液面検出計を設けて送液制御するようにしたことを特徴
とする自動現像機用調液装置。
【0026】(g)e項の方法によって、原液Aの調液
を開始し、原液Aの半量以上が混合タンクに供給された
ことを液面計で確認してから原液Bの調液をe項の方法
によって開始させるようにして各液の量を液面計で確認
して原液A,Bの全調液を完了させるようにしたことを
特徴とする自動現像機用調液装置。
【0027】(h)調液装置を内蔵する自動現像機にお
いて補充原液のカートリッジの交換をフィルム回収口側
下部で行うようにした構造を有することを特徴とする自
動現像機。
【0028】(i)h項に加えて無臭化装置が内蔵され
乾燥部で発生するSO2CH3COOHを含む高温高湿のガスを該
無臭化装置に送り込み、脱臭、除熱、除湿を行い乾燥部
へ送り返し自動現像装置外へ該ガスを放散しないように
したことを特徴とする自動現像機。
【0029】
【実施例】請求項1の実施例を図4の側断面図及び図5
の部分拡大図を用いて説明する。
【0030】以下特にことわらない限り定着液でなく現
像液用について説明する。
【0031】図に示すように給水を混合タンク115に直
接行わず鳥の水飲み部のバット112へ配管116によって給
水し、鳥の水飲み部でバット112へ給液される逆さにさ
れたカートリッジ内の原液は前記給水される水と一体に
なってパイプ113を通しその途中に設けられたポンプ114
によって混合タンク115内に送液される。
【0032】給水が鳥の水飲み部でカートリッジ口のま
わりを流れながら送液がなされるので口部が原液のまま
よりはるかに希釈された状態で洗われるのできれいにな
る。
【0033】また、カートリッジ151内の原液が出終わ
ったあとに必ず水が鳥の水飲み部を通過するようにする
ことができるので更にカートリッジ口部152A,153A及
びバット112内はきれいに洗浄される。
【0034】その際に121,122で表されるセンサーA,
Bを用いて水の液面を制御するとなお良い。例えば122
のセンサーBが液面を感知したら給水を止め送液を行
う。そして121のセンサーAが液面を感知しなくなった
ら送液を止め給水を行う。送液のON,OFFはポンプ
114にて行う。給水のON,OFFは電磁弁118にて行
う。調液中は元の電磁弁117は常にONにしておくが123
で表されるセンサーCが液面を感知したら該元の電磁弁
117をOFFにするという二重の安全機構にしてある。
【0035】また給水は、図4のようにバット112の底
部に配管するのでなくカートリッジ151の口の口部152
A,153Aに直接当たるように配管送水してしまうよう
にしても良い。
【0036】さらに自動洗浄機能として水だけが通過す
るようにしておけば手軽にユーザが洗浄を行えるのでメ
ンテサービス期間の延長化がはかられるという利点が生
まれる。
【0037】この調液装置の操作手順は先ず、鳥の水飲
み部のバット112が空の状態のときカートリッジ151を装
着すると共に口部の開封が自動的に図2に図示してある
が他図には図示してない錐112Aでつき破られて行われ
原液を滴下して液面を該カートリッジ151の口部まで上
昇させる。そして後は前述の機能と作用が自動的に発生
することになる。
【0038】請求項2についての実施例を図7,図8の
鳥の水飲み部の部分断面図によって説明する。
【0039】図7(a)に示すような鳥の水飲み部のバッ
ト112に水を入れておき、そこに図7(b)に示すように
原液の入ったカートリッジ151を逆さにして装填し、そ
の口部152Aを該水に浸して口部の封を切る。
【0040】このとき水に対して原液は比重(約1.3)
が大きいためカートリッジの先端の部分までは原液と水
が入れ替わるが、それより上層の部分は入れ替わりをせ
ずに水のままであるため、原液自体の酸化蒸発を防止で
きる。
【0041】次に、請求項4についての実施例について
述べる。図8(a)に示すようにバット112の給水口119A
をカートリッジ151の口部152Aの先端より上に配置し水
と原液の境界を破らないようにゆっくりと水を矢印のよ
うに入れてゆくようにしてある。この場合センサ124で
液面を制御しておけば図8(b)に示すように水は静止し
たまま釣合うが水が蒸発しても新たに図8(a)に示すよ
うに水が入ってくることにより水封効果が持続する。
【0042】更に、請求項3についての実施例を図9
(a)に示すように水を入れたバット112の中にフランジ
付きの仕切り筒131を入れておく。そして、フランジの
下面はバット112の上縁に乗っかり該フランジの上面は
カートリッジ151の胴体を受けている。そしてバット112
と仕切筒131は下部で通液可能になっている。そこに図
9(b)に示すようにカートリッジ151を装着してその口
部152Aの封をきると該仕切り筒131の下部先端より下の
水の部分が原液と入れ替り水の蓋ができる。この構造に
すると水の液面の位置がカートリッジ151の口部152Aの
先端と常に同じになるという利点がある。この場合も請
求項4の実施例のようにバット内に予め水を入れずに給
水口119Aをカートリッジ151の口部152Aの先端より上
部に配置し、水を原液の上にゆっくり送り込んでやる方
式にしてもよい。
【0043】以上3つの実施例では水を低比重液として
例示したが原液を水で薄めた希釈液でもよく、原液より
比重が小さく酸化,蒸発,結晶化しにくく原液に害がな
いものであれば良い。
【0044】次に請求項5,6,7 の実施例を図11,図
13のグラフ、図14のタイミングチャート図及び図12に示
す調液装置の側断面図を用いて説明する。
【0045】図12において、定着液のカートリッジ161
の原液は口部162Aで鳥の水飲み部のバット112に装填さ
れ、該カートリッジ161の原液Aの容器162の口部162A
から供給開始可能となる。以下順次図14のタイミングチ
ャートによって作動順序を説明する。171で表わされる
センサーDがON、159で表わされるセンサーCがOF
Fで調液開始がなされると共にバット112への給水管116
の中間に設けられた117の電磁弁Aと118の電磁弁Bが開
放され給水が開始されると共に原液Aも水と共にポンプ
114のONによって送液管113を通って定着液混合タンク
115内に送られる。このときから混合タンク115から自動
現像機1への補充液の供給は停止される。
【0046】そして、混合タンク115内に送られる送液
量は給水量よりも大きくしておき水と原液が同時に送液
されるようにし、混合タンク115に設けられた158で表さ
れるセンサーBに液面が接したら電磁弁118を閉めて、
給水を止め、鳥の水飲み部のバット112の171で表される
センサーDが液面を検出しなくなるまで送液を続け該セ
ンサーDが一定時間以上検出しなくなったら原液がない
と判断し、電磁弁118を開き、給水を再開する。そして
所定量の給水を157で表わされるセンサーAによって検
出して調整を終了する。
【0047】以上が原液Aの調液であるが原液Bの調液
が同様に行なわれる。即ち図2の模式図に示すようにカ
ートリッジ161は原液Aの容器162に対して原液Bの容器
163が一体に作られたものであり、各々口部162A,163
Aを有している。
【0048】原液Aの容器162の口部162Aがバット112
に装着されると共に原液Bの容器163の口部163Aが別の
バット112に装着され、別々の給水管119で各バット119
を通して送水されると共に、各ポンプ114によって混合
タンク115に送液されるようにしてある。
【0049】そしてA液とB液の供給開始時期は同時で
なく、A液が半量以上供給されたらB液の供給を開始
し、B液の供給のタイミングチャートは図14で示したタ
イミングチャートとほぼ同じタイミングで行なわれるよ
うにしてある。
【0050】このようにして、給水速度を制限すること
なく調液時間を短くすることができる。
【0051】また、調液終了後、自動現像機1へ補充液
を必要に応じて供給して行き、158のセンサーBが液面
を検知しなくなるまで補充が行なわれ、そのときユーザ
にカートリッジの交換時期を警報で知らせると共に、そ
の検出時から159で表されるセンサーCが液面を検出し
て補充液がなくなるまでの間がカートリッジの交換時期
となるのでユーザの作業にゆとりができる。
【0052】そして図13に示すように補充液を補充しな
くても、処理特性としての写真性能のγ,S,Dmの良
好な範囲の保てる上限と下限があり、時間と共に、即
ち、自動現像機における連続処理枚数と共に性能は低下
して行く。そして図13では上限下限に性能が保てる範囲
が無補充可能時間であり、その時間内に調液時間が入っ
て完了するようにすればよいことを示している。
【0053】即ち、この実施例においては、図13のよう
に調液時間を短縮させることができたので、従来のよう
にサブタンクを設ける必要が全くなくなり省スペースの
目的も充分達成できた。
【0054】また、例えば前述のように原液Aの送液を
半量以上済ませてから原液Bの送液を行うようにするこ
ともできるし、原液Aと原液Bや各水の途中の混合割合
を自由にコントロールすることができるので図11のグラ
フに示すように硫黄分解しない領域で調液が可能にな
り、有用である。
【0055】以上、図12の説明においては特に定着液用
の原液カートリッジ161について説明したが、同様のこ
とが現像液用のカートリッジ151による調液も同様に行
なわれ、定着用の各容器162,163、口部162A,163Aに
対して現像用の各容器152,153,152A,153Aが対応す
る。
【0056】次に請求項8に対する実施例を図16,図17
の自動現像機の側断面図、図18のその斜視図、図19、図
20の操作状態図によって説明する。
【0057】従来、図15の側断面図に示すように水洗水
のオーバーフロー装置41の水で、現像槽20の循環路22,
23を囲む温調タンク44に供給して冷却に使い、水洗槽40
の水はドレンから直接排水させるシステムをとり各水路
に電磁弁46,47を設けていたが、本実施例では図16に示
すように水洗槽40の水を直接冷却に使い、電磁弁47は廃
止し、電磁弁46のみとした。そして冷却用に水洗水を流
したときは水洗槽40には水道水を電磁弁49で補充制御す
るようにし、温調回路を簡略化した。また、排水管45の
電磁弁46の近傍は水がたまったままになり管路に水あか
が堆積したりするので図21に示すようにポンプ48を設け
てそれらの水を排出するようにして水あか発生を防止し
た。
【0058】そして、内蔵する調液装置は自動現像機1
の下部におき、重い原液カートリッジ151や161は上部へ
持上げることなく、床に出来るだけ近い位置で装填操作
が可能なようにした。
【0059】更に、回収バスケット70がカートリッジ装
填部の上部にあり図19に示すように装填時に回収されて
来る現像済フィルムによってオペレータの顔に傷がつく
ようなことがあるのでバスケットにはガイド板を設け、
顔が当ればばねを介して現像機側に倒れるようにしたの
で、現像済みの回収時のフィルムによりオペレータが傷
害を受けるようなことがなくなり、自動現像機の小型軽
量化が実現できると共に作業面積もコンパクトな所で危
険なく行なえるようになった。
【0060】請求項9に対する実施例は図17に示すよう
に無臭化装置を内蔵させ、乾燥部50からの亜硫酸ガス等
をダクト53で導き吸収させた後ダクト54で送風機51をも
つ乾燥部に返すようにしたものである。これにより、定
着剤の調液時の硫黄分解を防止させることと相まって作
業環境を良好にすることができるようになった。
【0061】
【発明の効果】本発明の請求項1により自動現像機まわ
りの原液の液ダレによる汚染やバット内の汚れが解消さ
れ清潔が保たれるようになった。
【0062】また請求項2,3,4のいずれかの発明に
より、原液カートリッジを装填したまま長時間待機させ
ていても酸化による原液劣化や結晶化が簡単に避けられ
るようになった。
【0063】更に請求項5,6,7のいずれかの発明に
より、定着液の調液方法がコンパクトな方法及び装置に
よって、硫黄分解することなく行われるようになり、従
来のようにサブタンクを使用する必要もない程に迅速で
正確な調液が行われるようになった。
【0064】そして、請求項8,9の発明により迅速な
安定調液に基く、コンパクトな設置面積とコンパクトな
作業面積によって安全作業の可能な自動現像機の確立が
できた。また更に硫黄分解の起こらない調液装置と乾燥
部での悪臭を消滅させる無臭化装置を装着した作業環境
性の良好さを加えた自動現像機の確立ができるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動現像機の側面図。
【図2】調液装置の正面断面図。
【図3】従来の鳥の水飲み式調液装置の側断面図。
【図4】本発明の1実施例の調液装置の側断面図。
【図5】図4の一部拡大図。
【図6】従来の鳥の水飲み部の部分断面図。
【図7】水封を行った鳥の水飲み部の部分断面図。
【図8】図7の状態に加えて蒸発時の水の補給が行える
ようにした鳥の水飲み部の部分断面図。
【図9】フランジ付き仕切り筒を設けた水封部をもった
鳥の水飲み部の部分断面図。
【図10】従来の定着液の調液装置の断面図。
【図11】A,B2液及びA液と水の混合割合による硫
黄分解しない領域を示すグラフ。
【図12】本発明の定着液調液装置の側断面図。
【図13】無補充可能時間と処理特性の劣化特性の関係
を示すグラフ。
【図14】調液のタイミングチャート図。
【図15】一部改良前の自動現像機の側断面図。
【図16】改良後の自動現像機の側断面図。
【図17】無臭化装置を組込んだ自動現像機の側断面
図。
【図18】補充原液カートリッジを正面に置いた自動現
像機の斜視図。
【図19】改良前のカートリッジ装填時の作業状態を示
す図。
【図20】改良後のカートリッジ装填時の安全作業状態
を示す図。
【図21】自動現像機の排水部の水溜りを除去する配管
処理図。
【符号の説明】
1 自動現像機 60 無臭化装置 100 調液装置 112 鳥の水飲み部バット 113 送液管 114 ポンプ 115 混合タンク 131 仕切り筒 151 カートリッジ(現像用) 152 原液A容器(現像用) 152A 原液A容器口部(現像用) 153 原液B容器(現像用) 153A 原液B容器口部(現像用) 161 カートリッジ(定着用) 162 原液A容器(定着用) 162A 原液A容器口部(定着用) 163 原液B容器(定着用) 163A 原液B容器口部(定着用) 121 センサーA 122 センサーB 123 センサーC 157 センサーA 158 センサーB 159 センサーC 171 センサーD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 裕二 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原液を封入したカートリッジの口部を逆
    さにして鳥の水飲み部のバットに装着保持させることに
    より該口部が装着部に設けられた錐により開封され、混
    合タンクに送液を行う構造を有する調液装置であって、
    該混合タンクへの希釈水の給水も該バットに合流させて
    該原液と同じ流路をとらせたことを特徴とする自動現像
    機用調液装置。
  2. 【請求項2】 原液を封入したカートリッジの口部を逆
    さにして鳥の水飲み部のバットに装着保持させることに
    より該口部が装着部に設けられた錐により開封され、混
    合タンクに送液を行う構造を有する調液装置であって、
    該バット内に原液に害がなく原液より比重の小さい液を
    予め注入しておき該口部が装着保持開封されることによ
    り該比重の小さい液が一部原液と入れ替わり、該バット
    の液面で原液より上層になるようにしたことを特徴とす
    る自動現像機用調液装置。
  3. 【請求項3】 原液を封入したカートリッジの口部を逆
    さにして鳥の水飲み部のバットに装着保持させることに
    より該口部が装着部に設けられた錐により開封され、混
    合タンクに送液を行う構造を有する調液装置であって、
    該バット内にフランジ付き仕切り筒を設け、該フランジ
    の下面を該バットの周縁に当て、該フランジ上面で該カ
    ートリッジの胴体を受けるようにし、該仕切り筒の先端
    部が該口部先端部より下部に来るようにし、該バット内
    に原液に害がなく原液より比重の小さい液を予め注入し
    ておき、前記口部が装着時に開封されることにより該比
    重の小さい液が一部原液と入れ替わり該仕切り筒の外側
    の該バット液面で原液より上層になるようにしたことを
    特徴とする自動現像機用調液装置。
  4. 【請求項4】 請求項2〜3のいずれかにおいて原液よ
    り比重の小さい液の前記バット内の注入は原液カートリ
    ッジの鳥の水飲み部への装着開封後に注入口より設定レ
    ベルまで注入させ、経時で該レベルを下廻るときは設定
    レベルになるように自動注入されるようにしたことを特
    徴とする自動現像機用調液装置。
  5. 【請求項5】 原液を封入したカートリッジの口部を逆
    さにして鳥の水飲み部のバットに装着保持させることに
    より該口部が装着部に設けられた錐により開封され、混
    合タンクに送液を行う構造を有する調液装置において、
    混合タンクへの希釈水の給水も該バットに合流させて該
    原液と同じ流路をとらせて行い、バット内の原液と共に
    混合タンクに送液し特定レベルに達したとき該給水を一
    時停止し、原液のみを全量送液したことを液面計により
    確認後に給水を再開し所定レベルに達したことを液面計
    で検出して給水を止め調液を完了させることにより水の
    給水速度を低下させることなく調液時間を短くしたこと
    を特徴とする自動現像機用調液方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の方法を用い、混合タンクに各
    液面検出計を設けて送液制御するようにしたことを特徴
    とする自動現像機用調液装置。
  7. 【請求項7】 請求項5の方法によって、原液Aの調液
    を開始し、原液Aの半量以上が混合タンクに供給された
    ことを液面計で確認してから原液Bの調液を請求項5の
    方法によって開始させるようにして各液の量を液面計で
    確認して原液A,Bの全調液を完了させるようにしたこ
    とを特徴とする自動現像機用調液装置。
  8. 【請求項8】 調液装置を内蔵する自動現像機において
    補充原液のカートリッジの交換をフィルム回収口側下部
    で行うようにした構造を有することを特徴とする自動現
    像機。
  9. 【請求項9】 請求項8に加えて無臭化装置が内蔵され
    乾燥部で発生するSO2CH3COOHを含む高温高湿のガスを該
    無臭化装置に送り込み、脱臭、除熱、除湿を行い乾燥部
    へ送り返し自動現像装置外へ該ガスを放散しないように
    したことを特徴とする自動現像機。
JP33308292A 1992-12-14 1992-12-14 自動現像機用調液方法、装置及び該装置を内蔵した自動現像機 Pending JPH06180492A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9337777B2 (en) 2014-01-06 2016-05-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Amplifier

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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