JPH06185411A - 内燃機関用蓄熱装置 - Google Patents
内燃機関用蓄熱装置Info
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- JPH06185411A JPH06185411A JP4337645A JP33764592A JPH06185411A JP H06185411 A JPH06185411 A JP H06185411A JP 4337645 A JP4337645 A JP 4337645A JP 33764592 A JP33764592 A JP 33764592A JP H06185411 A JPH06185411 A JP H06185411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- storage material
- cooling water
- material container
- heat
- Prior art date
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】内燃機関が短時間だけ運転された場合において
も、少なくとも最上流に位置する蓄熱材容器内の固体状
態の蓄熱材を完全に融解させる。 【構成】冷却水通路4において、第二蓄熱材容器12の
上流と第四蓄熱材容器14の下流とを連通状態で接続す
るバイパス通路26を設ける。バイパス通路26を開閉
する第一電磁弁21を設ける。冷却水通路4において、
バイパス通路26の上流端が接続された箇所から下流端
が接続された箇所までの被バイパス部を開閉するための
第四電磁弁24を設ける。第一蓄熱材容器11内の蓄熱
材15の完全融解を検出する第一温度センサ31を設け
る。コントローラ35は、エンジンの暖機後に完全融解
が検出されるまでは、第一電磁弁21を開弁させるとと
もに第四電磁弁24を閉弁させ、完全融解が検出された
後には、第一電磁弁21を閉弁させるとともに第四電磁
弁24を開弁させる。
も、少なくとも最上流に位置する蓄熱材容器内の固体状
態の蓄熱材を完全に融解させる。 【構成】冷却水通路4において、第二蓄熱材容器12の
上流と第四蓄熱材容器14の下流とを連通状態で接続す
るバイパス通路26を設ける。バイパス通路26を開閉
する第一電磁弁21を設ける。冷却水通路4において、
バイパス通路26の上流端が接続された箇所から下流端
が接続された箇所までの被バイパス部を開閉するための
第四電磁弁24を設ける。第一蓄熱材容器11内の蓄熱
材15の完全融解を検出する第一温度センサ31を設け
る。コントローラ35は、エンジンの暖機後に完全融解
が検出されるまでは、第一電磁弁21を開弁させるとと
もに第四電磁弁24を閉弁させ、完全融解が検出された
後には、第一電磁弁21を閉弁させるとともに第四電磁
弁24を開弁させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、余剰の熱エネルギーを
吸収して蓄え、必要なときにその熱エネルギーを再び取
り出すことが可能な蓄熱材を用いることにより、内燃機
関を急速に暖機したり、車両の室内を急速に暖房したり
するようにした内燃機関用蓄熱装置に関するものであ
る。
吸収して蓄え、必要なときにその熱エネルギーを再び取
り出すことが可能な蓄熱材を用いることにより、内燃機
関を急速に暖機したり、車両の室内を急速に暖房したり
するようにした内燃機関用蓄熱装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱エネルギーは他のエネルギーへの変換
効率が低く、しかもそのままでは輸送困難なため質の低
いエネルギーとされている。しかし、消費されるエネル
ギーのうち熱エネルギーの形態で利用されるものが半分
近くを占めていることや、仕事に使われなかったエネル
ギーは全て熱エネルギーとして失われることからみて
も、熱エネルギーの有効利用が重要な課題となってく
る。
効率が低く、しかもそのままでは輸送困難なため質の低
いエネルギーとされている。しかし、消費されるエネル
ギーのうち熱エネルギーの形態で利用されるものが半分
近くを占めていることや、仕事に使われなかったエネル
ギーは全て熱エネルギーとして失われることからみて
も、熱エネルギーの有効利用が重要な課題となってく
る。
【0003】そこで、余剰の熱エネルギーを吸収して蓄
え、必要なときにその熱エネルギーを再び取り出すこと
が可能な蓄熱材が注目されている。この蓄熱材は、物質
の温度上昇により蓄熱を行う顕熱蓄熱材と、融解−凝固
等の相変化にともなう潜熱を利用して蓄熱を行う潜熱蓄
熱材と、可逆的化学反応の反応熱、吸着熱、希釈熱等に
より蓄熱を行う化学蓄熱材とに大別される。このうち、
潜熱蓄熱材は狭い温度範囲で大きな蓄熱が期待でき、し
かも一定温度の熱を得ることができることから、冷暖房
等の多分野において実用化の検討が盛んである。
え、必要なときにその熱エネルギーを再び取り出すこと
が可能な蓄熱材が注目されている。この蓄熱材は、物質
の温度上昇により蓄熱を行う顕熱蓄熱材と、融解−凝固
等の相変化にともなう潜熱を利用して蓄熱を行う潜熱蓄
熱材と、可逆的化学反応の反応熱、吸着熱、希釈熱等に
より蓄熱を行う化学蓄熱材とに大別される。このうち、
潜熱蓄熱材は狭い温度範囲で大きな蓄熱が期待でき、し
かも一定温度の熱を得ることができることから、冷暖房
等の多分野において実用化の検討が盛んである。
【0004】例えば、車両の分野においては、酢酸ナト
リウムの水和物(NaCH3COO・3H2O)等の過冷却性を有す
る材料を蓄熱材として用いた蓄熱装置の開発が進められ
ている。ここでの過冷却とは、液体状態の蓄熱材を冷却
する場合において、その材料自身の温度が液相から固相
へ相変化(転移)がおこるはずの温度以下になっても、
転移を起こさずにもとの相(この場合、液相)を保って
いる状態である。この過冷却は、上記蓄熱材料を静かに
ゆっくりと冷却していった場合に起こりやすい。
リウムの水和物(NaCH3COO・3H2O)等の過冷却性を有す
る材料を蓄熱材として用いた蓄熱装置の開発が進められ
ている。ここでの過冷却とは、液体状態の蓄熱材を冷却
する場合において、その材料自身の温度が液相から固相
へ相変化(転移)がおこるはずの温度以下になっても、
転移を起こさずにもとの相(この場合、液相)を保って
いる状態である。この過冷却は、上記蓄熱材料を静かに
ゆっくりと冷却していった場合に起こりやすい。
【0005】前記蓄熱装置では、車両に搭載された内燃
機関の冷却水を熱媒体として利用している。すなわち、
内燃機関の暖機後には冷却水が高温となっている。この
高温の冷却水が有する熱によって固体状態の蓄熱材料を
融解させて液体にしておく。内燃機関の運転停止後に
は、冷却水の温度が時間の経過に従い徐々に低下する。
これにともない蓄熱材料が過冷却状態となる。そして、
この状態で内燃機関の運転が再始動されたとき、蓄熱材
料に刺激を与えて発核させる。すなわち、液体状態の蓄
熱材料中に結晶の種を生じさせ、この種を成長させる。
すると、蓄熱材料が液相から固相へ転移する。この転移
のときに蓄熱材料が熱を放出する。前記蓄熱装置では、
この放出された熱(潜熱)を利用して内燃機関を急速に
暖機したり、車両の室内を急速に暖房させたりするよう
にしている。
機関の冷却水を熱媒体として利用している。すなわち、
内燃機関の暖機後には冷却水が高温となっている。この
高温の冷却水が有する熱によって固体状態の蓄熱材料を
融解させて液体にしておく。内燃機関の運転停止後に
は、冷却水の温度が時間の経過に従い徐々に低下する。
これにともない蓄熱材料が過冷却状態となる。そして、
この状態で内燃機関の運転が再始動されたとき、蓄熱材
料に刺激を与えて発核させる。すなわち、液体状態の蓄
熱材料中に結晶の種を生じさせ、この種を成長させる。
すると、蓄熱材料が液相から固相へ転移する。この転移
のときに蓄熱材料が熱を放出する。前記蓄熱装置では、
この放出された熱(潜熱)を利用して内燃機関を急速に
暖機したり、車両の室内を急速に暖房させたりするよう
にしている。
【0006】ここで、前記急速暖機や急速暖房を行うに
は、蓄熱材料を完全に融解させる必要がある。これは、
蓄熱材を一部でも固相で残すと、同蓄熱材が融点で徐々
に液相から固相へ相変化してしまい、過冷却性を利用で
きなくなるからである。しかし、短距離走行では、固相
の蓄熱材を完全に融解させることは困難である。
は、蓄熱材料を完全に融解させる必要がある。これは、
蓄熱材を一部でも固相で残すと、同蓄熱材が融点で徐々
に液相から固相へ相変化してしまい、過冷却性を利用で
きなくなるからである。しかし、短距離走行では、固相
の蓄熱材を完全に融解させることは困難である。
【0007】そこで、この不具合を解消するための技術
が、例えば、特開昭58ー195791号公報に開示さ
れている。この技術では図4で示すように、蓄熱装置5
1の本体ケース52内が、隔壁53により第一蓄熱室5
4、第二蓄熱室55及び第三蓄熱室56に仕切られてい
る。本体ケース52には冷却水の流入口52a及び流出
口52bが形成されている。そして、冷却水が流入口5
2aから本体ケース52内に流入すると、その冷却水は
第一蓄熱室54、第二蓄熱室55及び第三蓄熱室56の
順に流れ、流出口52bから本体ケース52外へ導出さ
れる。また、第一蓄熱室54内には、蓄熱材を封入した
複数の蓄熱材容器57が互いに離間した状態で配設され
ている。同様に、第二蓄熱室55及び第三蓄熱室56内
には、蓄熱材を封入した複数の蓄熱材容器58,59が
それぞれ配設されている。そして、前記のように冷却水
が各蓄熱室54〜56を順に通過する過程で、冷却水と
蓄熱材との間で熱交換が行われる。そして、少なくとも
蓄熱材容器57内の蓄熱材が融解されるようになってい
る。
が、例えば、特開昭58ー195791号公報に開示さ
れている。この技術では図4で示すように、蓄熱装置5
1の本体ケース52内が、隔壁53により第一蓄熱室5
4、第二蓄熱室55及び第三蓄熱室56に仕切られてい
る。本体ケース52には冷却水の流入口52a及び流出
口52bが形成されている。そして、冷却水が流入口5
2aから本体ケース52内に流入すると、その冷却水は
第一蓄熱室54、第二蓄熱室55及び第三蓄熱室56の
順に流れ、流出口52bから本体ケース52外へ導出さ
れる。また、第一蓄熱室54内には、蓄熱材を封入した
複数の蓄熱材容器57が互いに離間した状態で配設され
ている。同様に、第二蓄熱室55及び第三蓄熱室56内
には、蓄熱材を封入した複数の蓄熱材容器58,59が
それぞれ配設されている。そして、前記のように冷却水
が各蓄熱室54〜56を順に通過する過程で、冷却水と
蓄熱材との間で熱交換が行われる。そして、少なくとも
蓄熱材容器57内の蓄熱材が融解されるようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の技術におい
ては、内燃機関の高温の冷却水の熱を利用して固体状態
の蓄熱材を融解する場合に、その融解が第一蓄熱室5
4、第二の蓄熱室55、第三の蓄熱室56の順に進行し
てゆく。しかしながら、第一蓄熱室54に配設された蓄
熱材容器57内の蓄熱材の融解時には、冷却水の熱の全
部が同蓄熱材容器57に伝わるのではなく、実際には熱
の一部が他の蓄熱材容器58,59内の蓄熱材にも伝わ
る。その分、第一蓄熱室54内の蓄熱材に伝わる熱量が
少なくなる。このため、冬期等において内燃機関の運転
時間が極めて短いとき等には、最上流の第一蓄熱室54
内でさえも蓄熱材容器57内の蓄熱材が完全に融解しな
い場合がある。その結果、内燃機関の再始動時に蓄熱材
を過冷却状態にできず、十分な急速暖機や急速暖房がで
きなくなってしまう。
ては、内燃機関の高温の冷却水の熱を利用して固体状態
の蓄熱材を融解する場合に、その融解が第一蓄熱室5
4、第二の蓄熱室55、第三の蓄熱室56の順に進行し
てゆく。しかしながら、第一蓄熱室54に配設された蓄
熱材容器57内の蓄熱材の融解時には、冷却水の熱の全
部が同蓄熱材容器57に伝わるのではなく、実際には熱
の一部が他の蓄熱材容器58,59内の蓄熱材にも伝わ
る。その分、第一蓄熱室54内の蓄熱材に伝わる熱量が
少なくなる。このため、冬期等において内燃機関の運転
時間が極めて短いとき等には、最上流の第一蓄熱室54
内でさえも蓄熱材容器57内の蓄熱材が完全に融解しな
い場合がある。その結果、内燃機関の再始動時に蓄熱材
を過冷却状態にできず、十分な急速暖機や急速暖房がで
きなくなってしまう。
【0009】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は内燃機関が短時間だけ運転された
場合においても、少なくとも最上流に位置する蓄熱材容
器内の固体状態の蓄熱材を完全に融解させることが可能
な内燃機関用蓄熱装置を提供することにある。
のであり、その目的は内燃機関が短時間だけ運転された
場合においても、少なくとも最上流に位置する蓄熱材容
器内の固体状態の蓄熱材を完全に融解させることが可能
な内燃機関用蓄熱装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、内燃機関の冷却水通路において、冷却水の
流通方向に順に配設された複数の蓄熱材容器と、前記各
蓄熱材容器内に封入され、固相及び液相間での相変化に
ともなう潜熱を利用して蓄熱及び放熱を行う過冷却性の
蓄熱材とを備え、内燃機関の停止時には低温の冷却水に
より蓄熱材を過冷却状態の液相にして蓄熱させ、同内燃
機関の始動時には蓄熱材に刺激を与えることにより、同
蓄熱材を液相から固相へ転移させて放熱させ、内燃機関
の暖機後には高温の冷却水により蓄熱材を融解して固相
から液相へ転移させるようにした内燃機関用蓄熱装置で
あって、最上流に位置する上流側蓄熱材容器を通過した
高温の冷却水が、その下流側に位置する一つ以上の蓄熱
材容器からなる下流側蓄熱材容器を迂回し得るように、
冷却水通路において下流側蓄熱材容器の上流及び下流間
を連通状態で接続するバイパス通路と、前記バイパス通
路内に開閉可能に設けられ、開弁時にはバイパス通路で
の冷却水の流通を許容し、閉弁時にはバイパス通路での
冷却水の流通を遮断するバイパス切換え弁と、前記冷却
水通路において、バイパス通路の上流端が接続された箇
所から同バイパス通路の下流端が接続された箇所までの
被バイパス部に開閉可能に設けられ、開弁時には被バイ
パス部での冷却水の流通を許容し、閉弁時には被バイパ
ス部での冷却水の流通を遮断する被バイパス切換え弁
と、前記上流側蓄熱材容器内に配設され、同上流側蓄熱
材容器内の蓄熱材の完全融解を検出する融解検出手段
と、前記内燃機関の暖機後に前記融解検出手段により完
全融解が検出されるまでは、前記バイパス切換え弁を開
弁させるとともに被バイパス切換え弁を閉弁させ、同融
解検出手段により完全融解が検出された後には、バイパ
ス切換え弁を閉弁させるとともに被バイパス切換え弁を
開弁させる制御手段とを設けている。
に本発明は、内燃機関の冷却水通路において、冷却水の
流通方向に順に配設された複数の蓄熱材容器と、前記各
蓄熱材容器内に封入され、固相及び液相間での相変化に
ともなう潜熱を利用して蓄熱及び放熱を行う過冷却性の
蓄熱材とを備え、内燃機関の停止時には低温の冷却水に
より蓄熱材を過冷却状態の液相にして蓄熱させ、同内燃
機関の始動時には蓄熱材に刺激を与えることにより、同
蓄熱材を液相から固相へ転移させて放熱させ、内燃機関
の暖機後には高温の冷却水により蓄熱材を融解して固相
から液相へ転移させるようにした内燃機関用蓄熱装置で
あって、最上流に位置する上流側蓄熱材容器を通過した
高温の冷却水が、その下流側に位置する一つ以上の蓄熱
材容器からなる下流側蓄熱材容器を迂回し得るように、
冷却水通路において下流側蓄熱材容器の上流及び下流間
を連通状態で接続するバイパス通路と、前記バイパス通
路内に開閉可能に設けられ、開弁時にはバイパス通路で
の冷却水の流通を許容し、閉弁時にはバイパス通路での
冷却水の流通を遮断するバイパス切換え弁と、前記冷却
水通路において、バイパス通路の上流端が接続された箇
所から同バイパス通路の下流端が接続された箇所までの
被バイパス部に開閉可能に設けられ、開弁時には被バイ
パス部での冷却水の流通を許容し、閉弁時には被バイパ
ス部での冷却水の流通を遮断する被バイパス切換え弁
と、前記上流側蓄熱材容器内に配設され、同上流側蓄熱
材容器内の蓄熱材の完全融解を検出する融解検出手段
と、前記内燃機関の暖機後に前記融解検出手段により完
全融解が検出されるまでは、前記バイパス切換え弁を開
弁させるとともに被バイパス切換え弁を閉弁させ、同融
解検出手段により完全融解が検出された後には、バイパ
ス切換え弁を閉弁させるとともに被バイパス切換え弁を
開弁させる制御手段とを設けている。
【0011】
【作用】内燃機関の停止時には、低温の冷却水が冷却水
通路を流通する。この低温の冷却水により、各蓄熱材容
器内の蓄熱材が過冷却状態の液相となり、蓄熱する。ま
た、内燃機関の始動時に過冷却状態の蓄熱材に刺激が与
えられると、同蓄熱材中に結晶の種が生ずる。この結晶
が成長することにより、蓄熱材が液相から固相へ転移
し、それまで蓄熱していた熱を放出する。この放出によ
り、冷却水の温度が上昇する。内燃機関の暖機後には高
温の冷却水により蓄熱材が融解されて固相から液相へ転
移する。このようにして蓄熱材の蓄熱及び放熱が行われ
る。
通路を流通する。この低温の冷却水により、各蓄熱材容
器内の蓄熱材が過冷却状態の液相となり、蓄熱する。ま
た、内燃機関の始動時に過冷却状態の蓄熱材に刺激が与
えられると、同蓄熱材中に結晶の種が生ずる。この結晶
が成長することにより、蓄熱材が液相から固相へ転移
し、それまで蓄熱していた熱を放出する。この放出によ
り、冷却水の温度が上昇する。内燃機関の暖機後には高
温の冷却水により蓄熱材が融解されて固相から液相へ転
移する。このようにして蓄熱材の蓄熱及び放熱が行われ
る。
【0012】前記内燃機関の暖機後においては、最上流
に位置する上流側蓄熱材容器内の蓄熱材の融解状態が融
解検出手段によって検出される。この融解検出手段によ
り完全融解が検出されるまでは、制御手段によりバイパ
ス切換え弁が開弁されるとともに被バイパス切換え弁が
閉弁される。すると、上流側蓄熱材容器を通過した冷却
水はバイパス通路を通り、その上流側蓄熱材容器の下流
側に位置する下流側蓄熱材容器を迂回する。
に位置する上流側蓄熱材容器内の蓄熱材の融解状態が融
解検出手段によって検出される。この融解検出手段によ
り完全融解が検出されるまでは、制御手段によりバイパ
ス切換え弁が開弁されるとともに被バイパス切換え弁が
閉弁される。すると、上流側蓄熱材容器を通過した冷却
水はバイパス通路を通り、その上流側蓄熱材容器の下流
側に位置する下流側蓄熱材容器を迂回する。
【0013】また、融解検出手段により完全融解が検出
された後には、制御手段によりバイパス切換え弁が閉弁
されるとともに被バイパス切換え弁が開弁される。する
と、上流側蓄熱材容器を通過した冷却水はバイパス通路
を流通せずに、冷却水通路に沿って下流側蓄熱材容器へ
導かれる。
された後には、制御手段によりバイパス切換え弁が閉弁
されるとともに被バイパス切換え弁が開弁される。する
と、上流側蓄熱材容器を通過した冷却水はバイパス通路
を流通せずに、冷却水通路に沿って下流側蓄熱材容器へ
導かれる。
【0014】このように、融解の対象となる蓄熱材が上
流側蓄熱材容器内の蓄熱材に限定され、この蓄熱材が完
全に融解するまで、下流側蓄熱材容器内の蓄熱材へは冷
却水が導入されない。このため、下流側蓄熱材容器内の
蓄熱材によって、高温の冷却水の熱が奪われることがな
い。従って、内燃機関が短時間だけ運転された場合であ
っても上流側蓄熱容器内の蓄熱材は確実に融解される。
流側蓄熱材容器内の蓄熱材に限定され、この蓄熱材が完
全に融解するまで、下流側蓄熱材容器内の蓄熱材へは冷
却水が導入されない。このため、下流側蓄熱材容器内の
蓄熱材によって、高温の冷却水の熱が奪われることがな
い。従って、内燃機関が短時間だけ運転された場合であ
っても上流側蓄熱容器内の蓄熱材は確実に融解される。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。車両のエンジンルーム内には、
図3において二点鎖線で示す内燃機関としてのエンジン
1が搭載されている。エンジン1内には冷却水の流通可
能なウォータジャケット2が形成されており、その途中
には冷却水を矢印A方向へ強制的に圧送させるためのウ
ォータポンプPが配設されている。冷却水は前記ウォー
タジャケット2を通過する過程でシリンダ、燃焼室等の
熱を奪い、これらを冷却する。
図3に従って説明する。車両のエンジンルーム内には、
図3において二点鎖線で示す内燃機関としてのエンジン
1が搭載されている。エンジン1内には冷却水の流通可
能なウォータジャケット2が形成されており、その途中
には冷却水を矢印A方向へ強制的に圧送させるためのウ
ォータポンプPが配設されている。冷却水は前記ウォー
タジャケット2を通過する過程でシリンダ、燃焼室等の
熱を奪い、これらを冷却する。
【0016】車両の前部(図3の左側部)において、前
記エンジン1から前方へ離間した位置には、前記ウォー
タジャケット2を通って温められた冷却水を冷やすため
のラジエータ3が取付けられている。ウォータジャケッ
ト2とラジエータ3とは二本の冷却水通路4,5によっ
て接続されている。一方の冷却水通路4は、ラジエータ
3で冷却された冷却水をエンジン1へ導くための通路で
あり、他方の冷却水通路5は、エンジン1で温められた
冷却水をラジエータ3へ戻すための通路である。
記エンジン1から前方へ離間した位置には、前記ウォー
タジャケット2を通って温められた冷却水を冷やすため
のラジエータ3が取付けられている。ウォータジャケッ
ト2とラジエータ3とは二本の冷却水通路4,5によっ
て接続されている。一方の冷却水通路4は、ラジエータ
3で冷却された冷却水をエンジン1へ導くための通路で
あり、他方の冷却水通路5は、エンジン1で温められた
冷却水をラジエータ3へ戻すための通路である。
【0017】前記両冷却水通路4,5は連通路6によっ
て相互に連通されており、エンジン1からラジエータ3
へ向けて冷却水通路5を流れる冷却水の一部が、連通路
6を通って冷却水通路4に直接流入可能となっている。
冷却水通路4と連通路6との接続部分には、サーモスタ
ット7が設けられている。
て相互に連通されており、エンジン1からラジエータ3
へ向けて冷却水通路5を流れる冷却水の一部が、連通路
6を通って冷却水通路4に直接流入可能となっている。
冷却水通路4と連通路6との接続部分には、サーモスタ
ット7が設けられている。
【0018】サーモスタット7は、冷却水温が予め定め
られた所定温度αよりも低いときには、連通路6と冷却
水通路4との連通を許容する。このときには、エンジン
1で温められた冷却水はラジエータ3内へは流入せず、
冷却水通路5の途中から連通路6内へ流入し、冷却水通
路4を通ってエンジン1に導かれる。また、冷却水温が
所定温度αを越えてエンジン1が暖機状態になると、サ
ーモスタット7は連通路6と冷却水通路4との連通を遮
断する。このときには、所定温度α以上の冷却水が、エ
ンジン1から冷却水通路5、ラジエータ3、冷却水通路
4、サーモスタット7を順に通ってエンジン1に導かれ
る。
られた所定温度αよりも低いときには、連通路6と冷却
水通路4との連通を許容する。このときには、エンジン
1で温められた冷却水はラジエータ3内へは流入せず、
冷却水通路5の途中から連通路6内へ流入し、冷却水通
路4を通ってエンジン1に導かれる。また、冷却水温が
所定温度αを越えてエンジン1が暖機状態になると、サ
ーモスタット7は連通路6と冷却水通路4との連通を遮
断する。このときには、所定温度α以上の冷却水が、エ
ンジン1から冷却水通路5、ラジエータ3、冷却水通路
4、サーモスタット7を順に通ってエンジン1に導かれ
る。
【0019】前記冷却水通路4において、サーモスタッ
ト7とエンジン1との間には、本実施例の蓄熱装置8が
配設されている。この蓄熱装置8の概略構成を図1に示
す。蓄熱装置8は四角箱状をなす本体ケース9を備えて
いる。本体ケース9内は隔壁10により、第一蓄熱材容
器11、第二蓄熱材容器12、第三蓄熱材容器13及び
第四蓄熱材容器14に四分割されている。各蓄熱材容器
11〜14内には蓄熱材15が封入されている。蓄熱材
15は余剰の熱エネルギーを吸収して蓄え、必要なとき
にその熱エネルギーを再び取り出すことが可能な材料で
ある。この蓄熱材15として、本実施例では、固相及び
液相間での相変化にともなう潜熱を利用して蓄熱を行う
過冷却性の潜熱蓄熱材が用いられている。具体的には、
酢酸ナトリウムの水和物(NaCH3COO・3H2O)が蓄熱材1
5として用いられている。この蓄熱材15の融点は約5
8℃である。
ト7とエンジン1との間には、本実施例の蓄熱装置8が
配設されている。この蓄熱装置8の概略構成を図1に示
す。蓄熱装置8は四角箱状をなす本体ケース9を備えて
いる。本体ケース9内は隔壁10により、第一蓄熱材容
器11、第二蓄熱材容器12、第三蓄熱材容器13及び
第四蓄熱材容器14に四分割されている。各蓄熱材容器
11〜14内には蓄熱材15が封入されている。蓄熱材
15は余剰の熱エネルギーを吸収して蓄え、必要なとき
にその熱エネルギーを再び取り出すことが可能な材料で
ある。この蓄熱材15として、本実施例では、固相及び
液相間での相変化にともなう潜熱を利用して蓄熱を行う
過冷却性の潜熱蓄熱材が用いられている。具体的には、
酢酸ナトリウムの水和物(NaCH3COO・3H2O)が蓄熱材1
5として用いられている。この蓄熱材15の融点は約5
8℃である。
【0020】各蓄熱材容器11〜14の蓄熱材15中に
は、それぞれ対向電極16が配置されている。これらの
対向電極16は、過冷却状態にある液相の蓄熱材15を
固相へ相変化(転移)させる際に、同蓄熱材15に電気
的刺激を与えて結晶の種を生じさせるためのものであ
る。本実施例では、これらの対向電極16の正極として
銀が用いられ、負極としてステンレス鋼が用いられてい
る。各蓄熱材容器11〜14内の対向電極16には、図
3で示す電源17及びスイッチが直列に接続されてい
る。このスイッチとして本実施例ではイグニションスイ
ッチ18が用いられている。そして、エンジン1を始動
するためにイグニションスイッチ18がオン操作される
と、対向電極16間に所定の電圧が印加されて、蓄熱材
15に電気的刺激が与えられるようになっている。
は、それぞれ対向電極16が配置されている。これらの
対向電極16は、過冷却状態にある液相の蓄熱材15を
固相へ相変化(転移)させる際に、同蓄熱材15に電気
的刺激を与えて結晶の種を生じさせるためのものであ
る。本実施例では、これらの対向電極16の正極として
銀が用いられ、負極としてステンレス鋼が用いられてい
る。各蓄熱材容器11〜14内の対向電極16には、図
3で示す電源17及びスイッチが直列に接続されてい
る。このスイッチとして本実施例ではイグニションスイ
ッチ18が用いられている。そして、エンジン1を始動
するためにイグニションスイッチ18がオン操作される
と、対向電極16間に所定の電圧が印加されて、蓄熱材
15に電気的刺激が与えられるようになっている。
【0021】図1に示すように、本体ケース9内には前
記冷却水通路4の一部が設けられている。この本体ケー
ス9内での冷却水通路4は上流部4a、中流部4b及び
下流部4cからなる。上流部4aは本体ケース9の上端
部9aにおいて開口し、第一蓄熱材容器11内及び第二
蓄熱材容器12内を通り、下端部9bへ向けて真っ直ぐ
に延びている。中流部4bは、本体ケース9の下端部9
bと第二蓄熱材容器12との間、及び同下端部9bと第
三蓄熱材容器13との間に形成されている。下流部4c
は、中流部4bから第三蓄熱材容器13内及び第四蓄熱
材容器14内を通り、本体ケース9の上端部9aへ向け
て真っ直ぐに延びている。そして、下流部4cは本体ケ
ース9の上端部9aにおいて開口している。
記冷却水通路4の一部が設けられている。この本体ケー
ス9内での冷却水通路4は上流部4a、中流部4b及び
下流部4cからなる。上流部4aは本体ケース9の上端
部9aにおいて開口し、第一蓄熱材容器11内及び第二
蓄熱材容器12内を通り、下端部9bへ向けて真っ直ぐ
に延びている。中流部4bは、本体ケース9の下端部9
bと第二蓄熱材容器12との間、及び同下端部9bと第
三蓄熱材容器13との間に形成されている。下流部4c
は、中流部4bから第三蓄熱材容器13内及び第四蓄熱
材容器14内を通り、本体ケース9の上端部9aへ向け
て真っ直ぐに延びている。そして、下流部4cは本体ケ
ース9の上端部9aにおいて開口している。
【0022】このため、本体ケース9内に流入した冷却
水は、冷却水通路4の上流部4a、中流部4b、下流部
4cの順に流れる。冷却水がこの冷却水通路4に沿って
流れる過程で、各蓄熱材容器11〜14内の蓄熱材15
と冷却水との間で熱交換が行われる。その後、冷却水は
本体ケース9外へ導かれる。
水は、冷却水通路4の上流部4a、中流部4b、下流部
4cの順に流れる。冷却水がこの冷却水通路4に沿って
流れる過程で、各蓄熱材容器11〜14内の蓄熱材15
と冷却水との間で熱交換が行われる。その後、冷却水は
本体ケース9外へ導かれる。
【0023】換言すると、前記第一蓄熱材容器11、第
二蓄熱材容器12、第三蓄熱材容器13及び第四蓄熱材
容器14は、冷却水通路4において、冷却水の流通方向
に順に配設されていることになる。これらの四つの蓄熱
材容器11〜14のうち、最上流に位置する第一蓄熱材
容器11は上流側蓄熱材容器を構成している。また、第
二蓄熱材容器12、第三蓄熱材容器13及び第四蓄熱材
容器14は、第一蓄熱材容器11の下流側に位置する下
流側蓄熱材容器を構成している。
二蓄熱材容器12、第三蓄熱材容器13及び第四蓄熱材
容器14は、冷却水通路4において、冷却水の流通方向
に順に配設されていることになる。これらの四つの蓄熱
材容器11〜14のうち、最上流に位置する第一蓄熱材
容器11は上流側蓄熱材容器を構成している。また、第
二蓄熱材容器12、第三蓄熱材容器13及び第四蓄熱材
容器14は、第一蓄熱材容器11の下流側に位置する下
流側蓄熱材容器を構成している。
【0024】冷却水通路4において、第二蓄熱材容器1
2の上流と第四蓄熱材容器14の下流とは、バイパス通
路26によって連通状態で接続されている。すなわち、
バイパス通路26は、前記冷却水通路4の上流部4a途
中から分岐し、第一蓄熱材容器11及び第二蓄熱材容器
12間の隔壁10内を通り、本体ケース9外へ延出して
いる。そして、バイパス通路26は本体ケース9の外形
形状に沿って下流側へ延びながら複数箇所で屈曲し、本
体ケース9よりも下流の冷却水通路4に接続されてい
る。このため、最上流に位置する第一蓄熱材容器11を
通過した高温の冷却水が、その下流側に位置する第二〜
第四蓄熱材容器12〜14を迂回して、本体ケース9下
流の冷却水通路4へ流入可能である。
2の上流と第四蓄熱材容器14の下流とは、バイパス通
路26によって連通状態で接続されている。すなわち、
バイパス通路26は、前記冷却水通路4の上流部4a途
中から分岐し、第一蓄熱材容器11及び第二蓄熱材容器
12間の隔壁10内を通り、本体ケース9外へ延出して
いる。そして、バイパス通路26は本体ケース9の外形
形状に沿って下流側へ延びながら複数箇所で屈曲し、本
体ケース9よりも下流の冷却水通路4に接続されてい
る。このため、最上流に位置する第一蓄熱材容器11を
通過した高温の冷却水が、その下流側に位置する第二〜
第四蓄熱材容器12〜14を迂回して、本体ケース9下
流の冷却水通路4へ流入可能である。
【0025】前記冷却水通路4の中流部4bとバイパス
通路26とは連通路27によって連通されている。この
ため、第一蓄熱材容器11及び第二蓄熱材容器12を順
に通過した冷却水が連通路27を通ってバイパス通路2
6へ流入可能である。また、前記冷却水通路4の下流部
4cとバイパス通路26とは連通路28によって連通さ
れている。連通路28は、第三蓄熱材容器13及び第四
蓄熱材容器14間の隔壁10内を貫通している。このた
め、第一蓄熱材容器11、第二蓄熱材容器12及び第三
蓄熱材容器13を順に通過した冷却水は、連通路28を
通ってバイパス通路26へ流入可能である。
通路26とは連通路27によって連通されている。この
ため、第一蓄熱材容器11及び第二蓄熱材容器12を順
に通過した冷却水が連通路27を通ってバイパス通路2
6へ流入可能である。また、前記冷却水通路4の下流部
4cとバイパス通路26とは連通路28によって連通さ
れている。連通路28は、第三蓄熱材容器13及び第四
蓄熱材容器14間の隔壁10内を貫通している。このた
め、第一蓄熱材容器11、第二蓄熱材容器12及び第三
蓄熱材容器13を順に通過した冷却水は、連通路28を
通ってバイパス通路26へ流入可能である。
【0026】前記バイパス通路26において、連通路2
7との接続部分よりも上流側には、バイパス切換え弁と
しての第一電磁弁21が設けられている。また、前記連
通路27には第二電磁弁22が設けられ、連通路28に
は第三電磁弁23が設けられている。バイパス通路26
において、連通路28との接続部分よりも下流側には第
五電磁弁25が設けられている。さらに、本体ケース9
下流の冷却水通路4において、前記バイパス通路26の
下流端との接続部分よりの上流側には、被バイパス切換
え弁としての第四電磁弁24が設けられている。各電磁
弁21〜25は、コイルに通電することによりプランジ
ャを移動させて各通路を開き、通電している間開弁状態
が続き、通電を絶つとプランジャが復帰して各通路を閉
じることが可能な切換え弁である。
7との接続部分よりも上流側には、バイパス切換え弁と
しての第一電磁弁21が設けられている。また、前記連
通路27には第二電磁弁22が設けられ、連通路28に
は第三電磁弁23が設けられている。バイパス通路26
において、連通路28との接続部分よりも下流側には第
五電磁弁25が設けられている。さらに、本体ケース9
下流の冷却水通路4において、前記バイパス通路26の
下流端との接続部分よりの上流側には、被バイパス切換
え弁としての第四電磁弁24が設けられている。各電磁
弁21〜25は、コイルに通電することによりプランジ
ャを移動させて各通路を開き、通電している間開弁状態
が続き、通電を絶つとプランジャが復帰して各通路を閉
じることが可能な切換え弁である。
【0027】前記五つの電磁弁21〜25は次のように
作動する。第一電磁弁21及び第五電磁弁25は、開弁
時にはバイパス通路26での冷却水の流通を許容し、閉
弁時には同バイパス通路26での冷却水の流通を遮断す
る。第二電磁弁22は、開弁時には連通路27からバイ
パス通路26への冷却水の流通を許容し、閉弁時には同
連通路27からバイパス通路26への冷却水の流通を遮
断する。第三電磁弁23は、開弁時には連通路28から
バイパス通路26への冷却水の流通を許容し、閉弁時に
は同連通路28からバイパス通路26への冷却水の流通
を遮断する。
作動する。第一電磁弁21及び第五電磁弁25は、開弁
時にはバイパス通路26での冷却水の流通を許容し、閉
弁時には同バイパス通路26での冷却水の流通を遮断す
る。第二電磁弁22は、開弁時には連通路27からバイ
パス通路26への冷却水の流通を許容し、閉弁時には同
連通路27からバイパス通路26への冷却水の流通を遮
断する。第三電磁弁23は、開弁時には連通路28から
バイパス通路26への冷却水の流通を許容し、閉弁時に
は同連通路28からバイパス通路26への冷却水の流通
を遮断する。
【0028】ここで、冷却水通路4において、バイパス
通路26の上流端が接続された箇所から同バイパス通路
26の下流端が接続された箇所までを被バイパス部とす
る。具体的には、この被バイパス部は、前記冷却水通路
4の上流部4aの一部、中流部4bの全部及び下流部4
cの全部からなる。このように定義すると、前記第四電
磁弁24は、開弁時には被バイパス部での冷却水の流通
を許容し、閉弁時には被バイパス部での冷却水の流通を
遮断する。
通路26の上流端が接続された箇所から同バイパス通路
26の下流端が接続された箇所までを被バイパス部とす
る。具体的には、この被バイパス部は、前記冷却水通路
4の上流部4aの一部、中流部4bの全部及び下流部4
cの全部からなる。このように定義すると、前記第四電
磁弁24は、開弁時には被バイパス部での冷却水の流通
を許容し、閉弁時には被バイパス部での冷却水の流通を
遮断する。
【0029】前記第一蓄熱材容器11内には、蓄熱材1
5の温度T1 を検出する第一温度センサ31が配設さ
れ、第二蓄熱材容器12内には、蓄熱材15の温度T2
を検出する第二温度センサ32が配設されている。同様
に、第三蓄熱材容器13内には、蓄熱材15の温度T3
を検出する第三温度センサ33が配設され、第四蓄熱材
容器14内には、蓄熱材15の温度T4 を検出する第四
温度センサ34が配設されている。第一温度センサ31
は、第一蓄熱材容器11内での蓄熱材15の完全融解を
検出するための融解検出手段を構成している。各温度セ
ンサ31〜34は制御手段としてのコントローラ35の
入力側に電気的に接続されている。また、コントローラ
35の出力側には前記した五つの電磁弁21〜25がそ
れぞれ電気的に接続されている。コントローラ35は、
各温度センサ31〜34による各蓄熱材15の温度に応
じて各電磁弁21〜25に駆動信号を出力する。
5の温度T1 を検出する第一温度センサ31が配設さ
れ、第二蓄熱材容器12内には、蓄熱材15の温度T2
を検出する第二温度センサ32が配設されている。同様
に、第三蓄熱材容器13内には、蓄熱材15の温度T3
を検出する第三温度センサ33が配設され、第四蓄熱材
容器14内には、蓄熱材15の温度T4 を検出する第四
温度センサ34が配設されている。第一温度センサ31
は、第一蓄熱材容器11内での蓄熱材15の完全融解を
検出するための融解検出手段を構成している。各温度セ
ンサ31〜34は制御手段としてのコントローラ35の
入力側に電気的に接続されている。また、コントローラ
35の出力側には前記した五つの電磁弁21〜25がそ
れぞれ電気的に接続されている。コントローラ35は、
各温度センサ31〜34による各蓄熱材15の温度に応
じて各電磁弁21〜25に駆動信号を出力する。
【0030】次に、前記のように構成された本実施例の
作用及び効果を、図2のタイミングチャートを用いて説
明する。エンジン1の停止時には冷却水温が低く、各蓄
熱材容器11〜14内の蓄熱材15が安定した過冷却状
態にある、すなわち、本体ケース9内の蓄熱材15は全
て液体状態となっているものとする。
作用及び効果を、図2のタイミングチャートを用いて説
明する。エンジン1の停止時には冷却水温が低く、各蓄
熱材容器11〜14内の蓄熱材15が安定した過冷却状
態にある、すなわち、本体ケース9内の蓄熱材15は全
て液体状態となっているものとする。
【0031】図3において、イグニションスイッチ18
のオン操作によりエンジン1が始動されると、その始動
にともないウォータポンプPが作動し、冷却水の循環が
強制的に行われる。このときには、冷却水温が所定温度
αよりも低く、サーモスタット7の作動により、冷却水
通路4と連通路6との連通が許容され、かつ、サーモス
タット7上流の冷却水通路4とサーモスタット7下流の
冷却水通路4との連通が遮断される。このため、冷却水
はラジエータ3内に流入することなく、図3において実
線の矢印で示すように循環する。すなわち、冷却水はウ
ォータジャケット2、冷却水通路5、連通路6、冷却水
通路4及び蓄熱装置8よりなる経路を循環する。
のオン操作によりエンジン1が始動されると、その始動
にともないウォータポンプPが作動し、冷却水の循環が
強制的に行われる。このときには、冷却水温が所定温度
αよりも低く、サーモスタット7の作動により、冷却水
通路4と連通路6との連通が許容され、かつ、サーモス
タット7上流の冷却水通路4とサーモスタット7下流の
冷却水通路4との連通が遮断される。このため、冷却水
はラジエータ3内に流入することなく、図3において実
線の矢印で示すように循環する。すなわち、冷却水はウ
ォータジャケット2、冷却水通路5、連通路6、冷却水
通路4及び蓄熱装置8よりなる経路を循環する。
【0032】また、このときコントローラ35は図1に
示すように蓄熱装置8の第四電磁弁24を開弁させ、第
一電磁弁21、第二電磁弁22、第三電磁弁23及び第
五電磁弁25を閉弁させるための信号を出力する。各電
磁弁21〜23,25の閉弁により、バイパス通路26
への冷却水の流入が遮断される。このため、冷却水通路
4から蓄熱装置8に流入した冷却水は、図1において破
線の矢印で示すように冷却水通路4の上流部4a、中流
部4b、下流部4cを順に通った後、本体ケース9外へ
導出されることになる。
示すように蓄熱装置8の第四電磁弁24を開弁させ、第
一電磁弁21、第二電磁弁22、第三電磁弁23及び第
五電磁弁25を閉弁させるための信号を出力する。各電
磁弁21〜23,25の閉弁により、バイパス通路26
への冷却水の流入が遮断される。このため、冷却水通路
4から蓄熱装置8に流入した冷却水は、図1において破
線の矢印で示すように冷却水通路4の上流部4a、中流
部4b、下流部4cを順に通った後、本体ケース9外へ
導出されることになる。
【0033】一方、前記イグニションスイッチ18のオ
ン操作と同時に、各蓄熱材容器11〜14内の対向電極
16間に電源17の電圧が瞬間的に印加される。この電
圧印加により、全蓄熱材容器11〜14内の各蓄熱材1
5に電気的刺激が与えられる。すると、液体状態の各蓄
熱材15中に結晶の種が生ずる。この結晶は、時間の経
過に従い成長する。そして、各蓄熱材15は液相から固
相へ転移する過程で熱を放出する。この際に放出された
熱は、冷却水通路4の上流部4a、中流部4b及び下流
部4cの冷却水に伝達される。このため、冷却水は蓄熱
装置8内の冷却水通路4を通過する過程で昇温する。こ
の昇温した冷却水は冷却水通路4を通りエンジン1のウ
ォータジャケット2に取り込まれる。従って、エンジン
1の始動時から暖機が完了するまでに要する時間は、蓄
熱装置8を用いない場合よりも短くなる。つまり、蓄熱
装置8の作動により暖機が急速に行われる。
ン操作と同時に、各蓄熱材容器11〜14内の対向電極
16間に電源17の電圧が瞬間的に印加される。この電
圧印加により、全蓄熱材容器11〜14内の各蓄熱材1
5に電気的刺激が与えられる。すると、液体状態の各蓄
熱材15中に結晶の種が生ずる。この結晶は、時間の経
過に従い成長する。そして、各蓄熱材15は液相から固
相へ転移する過程で熱を放出する。この際に放出された
熱は、冷却水通路4の上流部4a、中流部4b及び下流
部4cの冷却水に伝達される。このため、冷却水は蓄熱
装置8内の冷却水通路4を通過する過程で昇温する。こ
の昇温した冷却水は冷却水通路4を通りエンジン1のウ
ォータジャケット2に取り込まれる。従って、エンジン
1の始動時から暖機が完了するまでに要する時間は、蓄
熱装置8を用いない場合よりも短くなる。つまり、蓄熱
装置8の作動により暖機が急速に行われる。
【0034】前記のように、蓄熱材15の温度上昇にと
もない冷却水温も上昇する。そして、全蓄熱材15の温
度T1 ,T2 ,T3 ,T4 が約50℃になった図2のタ
イミングt1では、蓄熱装置8内の蓄熱材15は全て固
体状態となっている。
もない冷却水温も上昇する。そして、全蓄熱材15の温
度T1 ,T2 ,T3 ,T4 が約50℃になった図2のタ
イミングt1では、蓄熱装置8内の蓄熱材15は全て固
体状態となっている。
【0035】ところで、エンジン1の暖機により冷却水
温が所定温度α以上になると、サーモスタット7の作動
により、ラジエータ3及びサーモスタット7間の冷却水
通路4と、同サーモスタット7及び蓄熱装置8間の冷却
水通路4との連通が許容され、かつ、連通路6と冷却水
通路4との連通が遮断される。このため、冷却水は連通
路6内に流入することなく、図3において破線の矢印で
示すように循環する。すなわち、冷却水はウォータジャ
ケット2、冷却水通路5、ラジエータ3、冷却水通路4
及び蓄熱装置8よりなる経路を循環する。
温が所定温度α以上になると、サーモスタット7の作動
により、ラジエータ3及びサーモスタット7間の冷却水
通路4と、同サーモスタット7及び蓄熱装置8間の冷却
水通路4との連通が許容され、かつ、連通路6と冷却水
通路4との連通が遮断される。このため、冷却水は連通
路6内に流入することなく、図3において破線の矢印で
示すように循環する。すなわち、冷却水はウォータジャ
ケット2、冷却水通路5、ラジエータ3、冷却水通路4
及び蓄熱装置8よりなる経路を循環する。
【0036】前記図2のタイミングt1において、全蓄
熱材15の温度T1 ,T2 ,T3 ,T4 が約50℃にな
ったことが各温度センサ31〜34によって検出される
と、コントローラ35は第一電磁弁21及び第五電磁弁
25をともに開弁させ、残りの電磁弁22〜24を全て
閉弁させるための信号を出力する。すると、本体ケース
9内の冷却水通路4において、上流部4aの下流側部
分、中流部4b及び下流部4cと、両連通路27,28
とが閉空間となる。
熱材15の温度T1 ,T2 ,T3 ,T4 が約50℃にな
ったことが各温度センサ31〜34によって検出される
と、コントローラ35は第一電磁弁21及び第五電磁弁
25をともに開弁させ、残りの電磁弁22〜24を全て
閉弁させるための信号を出力する。すると、本体ケース
9内の冷却水通路4において、上流部4aの下流側部
分、中流部4b及び下流部4cと、両連通路27,28
とが閉空間となる。
【0037】従って、高温の冷却水は図1において実線
の矢印で示すように、最上流に位置する第一蓄熱材容器
11内を流れた後、バイパス通路26を通過し、本体ケ
ース9よりも下流の冷却水通路4に至る。つまり、高温
の冷却水は蓄熱材容器12〜14を迂回する。このた
め、蓄熱装置8に流入する前の高温の冷却水が有する熱
は、全蓄熱材容器11〜14内の蓄熱材15に伝達され
ず、その熱のほとんどが第一蓄熱材容器11内の蓄熱材
15に伝達される。このため、第二〜第四蓄熱材容器1
2〜14内の蓄熱材15によって、高温の冷却水の熱が
奪われることがなく、タイミングt1以降には第一蓄熱
材容器11内の蓄熱材15の温度T1 のみが時間の経過
とともに上昇する。第二蓄熱材容器12内の蓄熱材15
の温度T2、第三蓄熱材容器13内の蓄熱材15の温度
T3 、第四蓄熱材容器14内の蓄熱材15の温度T4 は
いずれも約50℃のままである。
の矢印で示すように、最上流に位置する第一蓄熱材容器
11内を流れた後、バイパス通路26を通過し、本体ケ
ース9よりも下流の冷却水通路4に至る。つまり、高温
の冷却水は蓄熱材容器12〜14を迂回する。このた
め、蓄熱装置8に流入する前の高温の冷却水が有する熱
は、全蓄熱材容器11〜14内の蓄熱材15に伝達され
ず、その熱のほとんどが第一蓄熱材容器11内の蓄熱材
15に伝達される。このため、第二〜第四蓄熱材容器1
2〜14内の蓄熱材15によって、高温の冷却水の熱が
奪われることがなく、タイミングt1以降には第一蓄熱
材容器11内の蓄熱材15の温度T1 のみが時間の経過
とともに上昇する。第二蓄熱材容器12内の蓄熱材15
の温度T2、第三蓄熱材容器13内の蓄熱材15の温度
T3 、第四蓄熱材容器14内の蓄熱材15の温度T4 は
いずれも約50℃のままである。
【0038】前記の上昇により温度T1 が蓄熱材15の
融点(約58℃)になると、第一蓄熱材容器11内の蓄
熱材15が融解し始める。この蓄熱材15が完全に融解
するまでは、温度T1 は約58℃に保持される。そし
て、タイミングt1aで前記蓄熱材15が完全に融解す
ると、温度T1 は再び上昇し始める。
融点(約58℃)になると、第一蓄熱材容器11内の蓄
熱材15が融解し始める。この蓄熱材15が完全に融解
するまでは、温度T1 は約58℃に保持される。そし
て、タイミングt1aで前記蓄熱材15が完全に融解す
ると、温度T1 は再び上昇し始める。
【0039】この温度上昇により温度T1 が約70℃に
なったことが第一温度センサ31によって検出されると
(タイミングt2)、コントローラ35は第一蓄熱材容
器11内の蓄熱材15が全部確実に融解したと判断し、
第二電磁弁22及び第五電磁弁25を開弁させ、第一電
磁弁21、第三電磁弁23及び第四電磁弁24を閉弁さ
せるための信号を出力する。すると、本体ケース9内の
冷却水通路4における下流部4cと連通路28とが閉空
間となる。
なったことが第一温度センサ31によって検出されると
(タイミングt2)、コントローラ35は第一蓄熱材容
器11内の蓄熱材15が全部確実に融解したと判断し、
第二電磁弁22及び第五電磁弁25を開弁させ、第一電
磁弁21、第三電磁弁23及び第四電磁弁24を閉弁さ
せるための信号を出力する。すると、本体ケース9内の
冷却水通路4における下流部4cと連通路28とが閉空
間となる。
【0040】従って、高温の冷却水は第一蓄熱材容器1
1内及び第二蓄熱材容器12内を順に流れた後、連通路
27からバイパス通路26へ流入し、本体ケース9より
も下流の冷却水通路4に至る。つまり、高温の冷却水は
第三蓄熱材容器13及び第四蓄熱材容器14を迂回す
る。このため、蓄熱装置8に流入する前の冷却水が有す
る熱は、第三蓄熱材容器13及び第四蓄熱材容器14内
の各蓄熱材15に伝達されず、その熱のほとんどが第一
蓄熱材容器11及び第二蓄熱材容器12内の各蓄熱材1
5に伝達される。このため、タイミングt2以降には、
第一蓄熱材容器11内の蓄熱材15の温度T1 が70℃
よりも高くなるとともに、約50℃に保持されていた第
二蓄熱材容器12内の蓄熱材15の温度T2 が時間の経
過とともに上昇する。他の蓄熱材15の温度T3 ,T4
はいずれも約50℃のままである。
1内及び第二蓄熱材容器12内を順に流れた後、連通路
27からバイパス通路26へ流入し、本体ケース9より
も下流の冷却水通路4に至る。つまり、高温の冷却水は
第三蓄熱材容器13及び第四蓄熱材容器14を迂回す
る。このため、蓄熱装置8に流入する前の冷却水が有す
る熱は、第三蓄熱材容器13及び第四蓄熱材容器14内
の各蓄熱材15に伝達されず、その熱のほとんどが第一
蓄熱材容器11及び第二蓄熱材容器12内の各蓄熱材1
5に伝達される。このため、タイミングt2以降には、
第一蓄熱材容器11内の蓄熱材15の温度T1 が70℃
よりも高くなるとともに、約50℃に保持されていた第
二蓄熱材容器12内の蓄熱材15の温度T2 が時間の経
過とともに上昇する。他の蓄熱材15の温度T3 ,T4
はいずれも約50℃のままである。
【0041】前記の上昇により温度T2 が約58℃にな
ると、第二蓄熱材容器12内の蓄熱材15が融解し始め
る。この蓄熱材15が完全に融解するまでは、温度T2
は約58℃に保持される。そして、タイミングt2aで
前記蓄熱材15が完全に融解すると、温度T2 は再び上
昇し始める。
ると、第二蓄熱材容器12内の蓄熱材15が融解し始め
る。この蓄熱材15が完全に融解するまでは、温度T2
は約58℃に保持される。そして、タイミングt2aで
前記蓄熱材15が完全に融解すると、温度T2 は再び上
昇し始める。
【0042】このように、第一蓄熱材容器11内の蓄熱
材15が完全に融解した後に、第二蓄熱材容器12内の
蓄熱材15が融解し始める。そして、第二蓄熱材容器1
2内の蓄熱材15の温度T2 は、第一蓄熱材容器11内
の蓄熱材15の温度T1 と同様な傾向で昇温する。
材15が完全に融解した後に、第二蓄熱材容器12内の
蓄熱材15が融解し始める。そして、第二蓄熱材容器1
2内の蓄熱材15の温度T2 は、第一蓄熱材容器11内
の蓄熱材15の温度T1 と同様な傾向で昇温する。
【0043】前記温度上昇により温度T2 が約70℃に
なったことが第二温度センサ32によって検出されると
(タイミングt3)、コントローラ35は第三電磁弁2
3及び第五電磁弁25を開弁させ、第一電磁弁21、第
二電磁弁22及び第四電磁弁24を閉弁させるための信
号を出力する。すると、高温の冷却水は第一蓄熱材容器
11、第二蓄熱材容器12及び第三蓄熱材容器13を順
に流れる。第三蓄熱材容器13を通過後の冷却水は連通
路28からバイパス通路26に流入し、本体ケース9よ
りも下流の冷却水通路4に至る。つまり、冷却水は第四
蓄熱材容器14を迂回する。
なったことが第二温度センサ32によって検出されると
(タイミングt3)、コントローラ35は第三電磁弁2
3及び第五電磁弁25を開弁させ、第一電磁弁21、第
二電磁弁22及び第四電磁弁24を閉弁させるための信
号を出力する。すると、高温の冷却水は第一蓄熱材容器
11、第二蓄熱材容器12及び第三蓄熱材容器13を順
に流れる。第三蓄熱材容器13を通過後の冷却水は連通
路28からバイパス通路26に流入し、本体ケース9よ
りも下流の冷却水通路4に至る。つまり、冷却水は第四
蓄熱材容器14を迂回する。
【0044】従って、蓄熱装置8に流入する前の冷却水
が有する熱は、第四蓄熱材容器14内の蓄熱材15に伝
達されず、その熱のほとんどが第一蓄熱材容器11内、
第二蓄熱材容器12内及び第三蓄熱材容器13内の各蓄
熱材15に伝達される。このため、タイミングt3以降
には第一蓄熱材容器11内での温度T1 が約80℃に収
束し、第二蓄熱材容器12内での蓄熱材15の温度T2
が70℃を越えるともに、約50℃に保持されていた第
三蓄熱材容器13内の蓄熱材15の温度T3 が時間の経
過とともに上昇する。第四蓄熱材容器14内の蓄熱材1
5の温度T4 は約50℃のままである。
が有する熱は、第四蓄熱材容器14内の蓄熱材15に伝
達されず、その熱のほとんどが第一蓄熱材容器11内、
第二蓄熱材容器12内及び第三蓄熱材容器13内の各蓄
熱材15に伝達される。このため、タイミングt3以降
には第一蓄熱材容器11内での温度T1 が約80℃に収
束し、第二蓄熱材容器12内での蓄熱材15の温度T2
が70℃を越えるともに、約50℃に保持されていた第
三蓄熱材容器13内の蓄熱材15の温度T3 が時間の経
過とともに上昇する。第四蓄熱材容器14内の蓄熱材1
5の温度T4 は約50℃のままである。
【0045】温度T3 が70℃になったことが第三温度
センサ33によって検出されると(タイミングt4)、
コントローラ35は既述したタイミングt1以前と同様
に、第四電磁弁24を開弁させ、第一電磁弁21、第二
電磁弁22、第三電磁弁23及び第五電磁弁25を閉弁
させるための信号を出力する。すると、高温の冷却水は
第一蓄熱材容器11、第二蓄熱材容器12、第三蓄熱材
容器13、第四蓄熱材容器14を順に流れる。そして、
冷却水が有する熱は、第一〜第四蓄熱材容器11〜14
内の各蓄熱材15に伝達される。このため、温度T1 ,
T2 ,T3 がそれぞれ上昇するとともに、約50℃に保
持されていた第四蓄熱材容器14内の蓄熱材15の温度
T4 が時間の経過とともに上昇し、同蓄熱材15が融解
される。
センサ33によって検出されると(タイミングt4)、
コントローラ35は既述したタイミングt1以前と同様
に、第四電磁弁24を開弁させ、第一電磁弁21、第二
電磁弁22、第三電磁弁23及び第五電磁弁25を閉弁
させるための信号を出力する。すると、高温の冷却水は
第一蓄熱材容器11、第二蓄熱材容器12、第三蓄熱材
容器13、第四蓄熱材容器14を順に流れる。そして、
冷却水が有する熱は、第一〜第四蓄熱材容器11〜14
内の各蓄熱材15に伝達される。このため、温度T1 ,
T2 ,T3 がそれぞれ上昇するとともに、約50℃に保
持されていた第四蓄熱材容器14内の蓄熱材15の温度
T4 が時間の経過とともに上昇し、同蓄熱材15が融解
される。
【0046】上記のようにして、第一蓄熱材容器11内
の蓄熱材15が完全に融解された後に、その下流の第二
蓄熱材容器12の蓄熱材15が融解される。また、第二
蓄熱材容器12の蓄熱材15が完全に融解された後に、
その下流の第三蓄熱材容器13の蓄熱材15が融解され
る。さらに、第三蓄熱材容器13の蓄熱材15が完全に
融解された後に、その下流の第四蓄熱材容器14の蓄熱
材15が融解される。
の蓄熱材15が完全に融解された後に、その下流の第二
蓄熱材容器12の蓄熱材15が融解される。また、第二
蓄熱材容器12の蓄熱材15が完全に融解された後に、
その下流の第三蓄熱材容器13の蓄熱材15が融解され
る。さらに、第三蓄熱材容器13の蓄熱材15が完全に
融解された後に、その下流の第四蓄熱材容器14の蓄熱
材15が融解される。
【0047】このように、本実施例では最上流に位置す
る第一蓄熱材容器(上流側蓄熱材容器)11内の蓄熱材
15が完全融解するまでは、第一電磁弁(バイパス切換
え弁)21を開弁させるとともに第五電磁弁(被バイパ
ス切換え弁)25を閉弁させる。また、第一蓄熱材容器
11内の蓄熱材15が完全融解した後には、第一電磁弁
21を閉弁させるとともに第五電磁弁25を開弁させる
ようにした。
る第一蓄熱材容器(上流側蓄熱材容器)11内の蓄熱材
15が完全融解するまでは、第一電磁弁(バイパス切換
え弁)21を開弁させるとともに第五電磁弁(被バイパ
ス切換え弁)25を閉弁させる。また、第一蓄熱材容器
11内の蓄熱材15が完全融解した後には、第一電磁弁
21を閉弁させるとともに第五電磁弁25を開弁させる
ようにした。
【0048】このため、融解の対象となる蓄熱材が第一
蓄熱材容器11内の蓄熱材15に限定され、この蓄熱材
15が完全に融解するまで、第二〜第四蓄熱材容器12
〜14内の蓄熱材15へは冷却水が導入されない。第二
〜第四蓄熱材容器12〜14内の蓄熱材15によって、
高温の冷却水の熱が奪われることがない。つまり、図4
に示す従来技術では、冷却水が蓄熱装置51全体を流れ
ることから流出口52bでの冷却水の温度が蓄熱材の融
点近くまで下がり、エンジン通過後に蓄熱装置51の流
入口52aに流入する冷却水の温度が十分には上がらな
い。これに対し、本実施例では固体状態の蓄熱材15を
融解させる場合に、最初に最上流の第一蓄熱材容器11
のみに冷却水を流しエンジン1に戻すため、蓄熱装置8
入口での温度は十分高くなっている。そのため、第一蓄
熱材容器11においては、冷却水温と蓄熱材15の融点
との差が従来技術よりも大きくなり、冷却水から奪うこ
とが可能な熱量が大きくなる。従って、エンジン1が極
めて短時間だけ運転された場合であっても、従来技術と
は異なり、第一蓄熱容器11内の蓄熱材15を確実に融
解させることができる。
蓄熱材容器11内の蓄熱材15に限定され、この蓄熱材
15が完全に融解するまで、第二〜第四蓄熱材容器12
〜14内の蓄熱材15へは冷却水が導入されない。第二
〜第四蓄熱材容器12〜14内の蓄熱材15によって、
高温の冷却水の熱が奪われることがない。つまり、図4
に示す従来技術では、冷却水が蓄熱装置51全体を流れ
ることから流出口52bでの冷却水の温度が蓄熱材の融
点近くまで下がり、エンジン通過後に蓄熱装置51の流
入口52aに流入する冷却水の温度が十分には上がらな
い。これに対し、本実施例では固体状態の蓄熱材15を
融解させる場合に、最初に最上流の第一蓄熱材容器11
のみに冷却水を流しエンジン1に戻すため、蓄熱装置8
入口での温度は十分高くなっている。そのため、第一蓄
熱材容器11においては、冷却水温と蓄熱材15の融点
との差が従来技術よりも大きくなり、冷却水から奪うこ
とが可能な熱量が大きくなる。従って、エンジン1が極
めて短時間だけ運転された場合であっても、従来技術と
は異なり、第一蓄熱容器11内の蓄熱材15を確実に融
解させることができる。
【0049】その結果、次回のエンジン1の始動に備
え、第一蓄熱材容器11内の蓄熱材15を過冷却状態に
することができる。これにともない、蓄熱材15の過冷
却性を利用したエンジン1の急速暖機を確実に行うこと
が可能となる。
え、第一蓄熱材容器11内の蓄熱材15を過冷却状態に
することができる。これにともない、蓄熱材15の過冷
却性を利用したエンジン1の急速暖機を確実に行うこと
が可能となる。
【0050】さらに、本実施例では第一蓄熱容器11内
の蓄熱材15を完全に融解させた後にも、第二〜第四蓄
熱材容器12〜14の各蓄熱材15を順に融解させるよ
うにしたので、エンジン1の運転時間が長くなるに従
い、蓄熱材15の融解量を増加させることができる。
の蓄熱材15を完全に融解させた後にも、第二〜第四蓄
熱材容器12〜14の各蓄熱材15を順に融解させるよ
うにしたので、エンジン1の運転時間が長くなるに従
い、蓄熱材15の融解量を増加させることができる。
【0051】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば以下のように発明の趣旨から
逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。 (1)各蓄熱材容器11〜14での伝熱効果を向上させ
るために、本体ケース9に放熱フィンを設けてもよい。
れるものではなく、例えば以下のように発明の趣旨から
逸脱しない範囲で任意に変更してもよい。 (1)各蓄熱材容器11〜14での伝熱効果を向上させ
るために、本体ケース9に放熱フィンを設けてもよい。
【0052】(2)蓄熱材容器の数は四つに限らず、二
つ、三つ、あるいは五つ以上に変更してもよい。 (3)過冷却性を有する蓄熱材15としては、酢酸ナト
リウムの水和物(NaCH 3COO・3H2O)以外にも、チオ硫酸
ナトリウム水和物(NaS2O3・5H2O)を用いてもよい。こ
の蓄熱材の融点は48℃であり、潜熱は48cal/g
である。
つ、三つ、あるいは五つ以上に変更してもよい。 (3)過冷却性を有する蓄熱材15としては、酢酸ナト
リウムの水和物(NaCH 3COO・3H2O)以外にも、チオ硫酸
ナトリウム水和物(NaS2O3・5H2O)を用いてもよい。こ
の蓄熱材の融点は48℃であり、潜熱は48cal/g
である。
【0053】(4)前記実施例では蓄熱材15が液相か
ら固相へ転移する際に放出される熱を利用してエンジン
1を急速暖機するようにしたが、前記放出熱を利用して
車両の室内を急速暖房するようにしてもよい。
ら固相へ転移する際に放出される熱を利用してエンジン
1を急速暖機するようにしたが、前記放出熱を利用して
車両の室内を急速暖房するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、最
上流に位置する上流側蓄熱材容器内の蓄熱材が完全に融
解するまでは、バイパス切換え弁を開弁させるとともに
被バイパス切換え弁を閉弁させることにより、高温の冷
却水を下流側蓄熱材容器へ導かず、上流側蓄熱材容器内
の蓄熱材が完全に融解した後に、バイパス切換え弁を閉
弁させるとともに被バイパス切換え弁を開弁させること
により、高温の冷却水を下流側蓄熱材容器へ導くように
したので、内燃機関が短時間だけ運転された場合におい
ても、少なくとも最上流に位置する蓄熱材容器内の固体
状態の蓄熱材を完全に融解させることが可能になるとい
う優れた効果を奏する。
上流に位置する上流側蓄熱材容器内の蓄熱材が完全に融
解するまでは、バイパス切換え弁を開弁させるとともに
被バイパス切換え弁を閉弁させることにより、高温の冷
却水を下流側蓄熱材容器へ導かず、上流側蓄熱材容器内
の蓄熱材が完全に融解した後に、バイパス切換え弁を閉
弁させるとともに被バイパス切換え弁を開弁させること
により、高温の冷却水を下流側蓄熱材容器へ導くように
したので、内燃機関が短時間だけ運転された場合におい
ても、少なくとも最上流に位置する蓄熱材容器内の固体
状態の蓄熱材を完全に融解させることが可能になるとい
う優れた効果を奏する。
【図1】本発明を具体化した一実施例の蓄熱装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図2】一実施例における蓄熱材の温度と各電磁弁の開
閉状態との対応関係を示すタイミングチャートである。
閉状態との対応関係を示すタイミングチャートである。
【図3】一実施例における冷却水の循環経路を示す概略
図である。
図である。
【図4】従来の蓄熱装置を示す断面図である。
1…内燃機関としてのエンジン、4…冷却水通路、11
…上流側蓄熱材容器としての第一蓄熱材容器、12…下
流側蓄熱材容器の一部を構成する第二蓄熱材容器、13
…下流側蓄熱材容器の一部を構成する第三蓄熱材容器、
14…下流側蓄熱材容器の一部を構成する第四蓄熱材容
器、15…蓄熱材、21…バイパス切換え弁としての第
一電磁弁、24…被バイパス切換え弁としての第四電磁
弁、26…バイパス通路、31…融解検出手段としての
第一温度センサ、35…制御手段としてのコントローラ
…上流側蓄熱材容器としての第一蓄熱材容器、12…下
流側蓄熱材容器の一部を構成する第二蓄熱材容器、13
…下流側蓄熱材容器の一部を構成する第三蓄熱材容器、
14…下流側蓄熱材容器の一部を構成する第四蓄熱材容
器、15…蓄熱材、21…バイパス切換え弁としての第
一電磁弁、24…被バイパス切換え弁としての第四電磁
弁、26…バイパス通路、31…融解検出手段としての
第一温度センサ、35…制御手段としてのコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 雄志郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 茂木 和久 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 前田 明宏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内 (72)発明者 清村 正博 神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番地1号 エヌオーケー 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の冷却水通路において、冷却水
の流通方向に順に配設された複数の蓄熱材容器と、 前記各蓄熱材容器内に封入され、固相及び液相間での相
変化にともなう潜熱を利用して蓄熱及び放熱を行う過冷
却性の蓄熱材とを備え、内燃機関の停止時には低温の冷
却水により蓄熱材を過冷却状態の液相にして蓄熱させ、
同内燃機関の始動時には蓄熱材に刺激を与えることによ
り、同蓄熱材を液相から固相へ転移させて放熱させ、内
燃機関の暖機後には高温の冷却水により蓄熱材を融解し
て固相から液相へ転移させるようにした内燃機関用蓄熱
装置であって、 最上流に位置する上流側蓄熱材容器を通過した高温の冷
却水が、その下流側に位置する一つ以上の蓄熱材容器か
らなる下流側蓄熱材容器を迂回し得るように、冷却水通
路において下流側蓄熱材容器の上流及び下流間を連通状
態で接続するバイパス通路と、 前記バイパス通路内に開閉可能に設けられ、開弁時には
バイパス通路での冷却水の流通を許容し、閉弁時にはバ
イパス通路での冷却水の流通を遮断するバイパス切換え
弁と、 前記冷却水通路において、バイパス通路の上流端が接続
された箇所から同バイパス通路の下流端が接続された箇
所までの被バイパス部に開閉可能に設けられ、開弁時に
は被バイパス部での冷却水の流通を許容し、閉弁時には
被バイパス部での冷却水の流通を遮断する被バイパス切
換え弁と、 前記上流側蓄熱材容器内に配設され、同上流側蓄熱材容
器内の蓄熱材の完全融解を検出する融解検出手段と、 前記内燃機関の暖機後に前記融解検出手段により完全融
解が検出されるまでは、前記バイパス切換え弁を開弁さ
せるとともに被バイパス切換え弁を閉弁させ、同融解検
出手段により完全融解が検出された後には、バイパス切
換え弁を閉弁させるとともに被バイパス切換え弁を開弁
させる制御手段とを設けたことを特徴とする内燃機関用
蓄熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4337645A JPH06185411A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 内燃機関用蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4337645A JPH06185411A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 内燃機関用蓄熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06185411A true JPH06185411A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18310613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4337645A Pending JPH06185411A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 内燃機関用蓄熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06185411A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012127610A1 (ja) * | 2011-03-22 | 2012-09-27 | トヨタ自動車 株式会社 | 車両の蓄熱装置 |
| JP2013036626A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-21 | Toyota Motor Corp | 蓄熱装置 |
| JP2014508911A (ja) * | 2011-03-23 | 2014-04-10 | アイゼントロピック リミテッド | 改良蓄熱装置 |
| JP2019168137A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 株式会社東芝 | 蓄熱材温度検出装置及び蓄熱装置 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP4337645A patent/JPH06185411A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012127610A1 (ja) * | 2011-03-22 | 2012-09-27 | トヨタ自動車 株式会社 | 車両の蓄熱装置 |
| CN102803695A (zh) * | 2011-03-22 | 2012-11-28 | 丰田自动车株式会社 | 车辆的蓄热装置 |
| DE112011100535T5 (de) | 2011-03-22 | 2013-01-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Wärmespeichergerät für ein Fahrzeug |
| JP5187459B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2013-04-24 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の蓄熱装置 |
| US9140500B2 (en) | 2011-03-22 | 2015-09-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Heat storage apparatus for vehicle |
| DE112011100535B4 (de) | 2011-03-22 | 2022-02-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Wärmespeichergerät für ein Fahrzeug |
| JP2014508911A (ja) * | 2011-03-23 | 2014-04-10 | アイゼントロピック リミテッド | 改良蓄熱装置 |
| JP2014508912A (ja) * | 2011-03-23 | 2014-04-10 | アイゼントロピック リミテッド | 改良蓄熱システム |
| US9658004B2 (en) | 2011-03-23 | 2017-05-23 | Energy Technologies Institute Llp | Layered thermal store with selectively alterable gas flow path |
| US9709347B2 (en) | 2011-03-23 | 2017-07-18 | Energy Technologies Institute Llp | Thermal storage system |
| JP2013036626A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-21 | Toyota Motor Corp | 蓄熱装置 |
| JP2019168137A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 株式会社東芝 | 蓄熱材温度検出装置及び蓄熱装置 |
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