JPH0622275B2 - 複合半導体装置 - Google Patents
複合半導体装置Info
- Publication number
- JPH0622275B2 JPH0622275B2 JP59017033A JP1703384A JPH0622275B2 JP H0622275 B2 JPH0622275 B2 JP H0622275B2 JP 59017033 A JP59017033 A JP 59017033A JP 1703384 A JP1703384 A JP 1703384A JP H0622275 B2 JPH0622275 B2 JP H0622275B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor unit
- region
- semiconductor device
- field effect
- effect transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D84/00—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
- H10D84/101—Integrated devices comprising main components and built-in components, e.g. IGBT having built-in freewheel diode
- H10D84/121—BJTs having built-in components
Landscapes
- Thyristors (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はバイポーラトランジスタと接合形電界効果トラ
ンジスタとを複合化した複合半導体装置に係り、特にそ
の接合構造に関するものである。
ンジスタとを複合化した複合半導体装置に係り、特にそ
の接合構造に関するものである。
ゲートからの信号で主電流を制御可能な半導体スイツチ
ング素子には、大別するとバイポーラ型とユニポーラ型
の2種類がある。バイポーラ型には、オン状態を自己保
持できるゲートターンオフサイリスタ(以下GTOと略
記)と自己保持できないトランジスタ(以下TRSと略
記)にわけられ、ユニポーラ型を代表する素子はnチヤ
ネル・エンハンスメントモードで動作するパワーMOS
FET(以下MOSと略記)がある。これらの素子には
それぞれ一長一短がある。例えば高耐圧化の点からはG
TO>TRS>MOSとなり、大電流化の点からもGT
O>TRS>MOSとなる。しかし高周波動作の点から
は逆にMOS>TRS>GTOとなる。つまりGTOは
低周波・大容量に、MOSは高周波・小容量に適し、T
RSはそれらの中間に位置する。次にこれらの素子の制
御のし易さ、換言するとゲート回路の電力損失が小さく
てすむのは、MOS<GTO<TRSの順となる。GT
OがTRSより良いのは、GTOはオン状態を自己保持
できるので幅の狭いパルス電流で制御できるからであ
る。それにも増してMOSが最も良い理由は、MOSは
本質的に電圧信号によつてオン・オフを制御可能だから
である。
ング素子には、大別するとバイポーラ型とユニポーラ型
の2種類がある。バイポーラ型には、オン状態を自己保
持できるゲートターンオフサイリスタ(以下GTOと略
記)と自己保持できないトランジスタ(以下TRSと略
記)にわけられ、ユニポーラ型を代表する素子はnチヤ
ネル・エンハンスメントモードで動作するパワーMOS
FET(以下MOSと略記)がある。これらの素子には
それぞれ一長一短がある。例えば高耐圧化の点からはG
TO>TRS>MOSとなり、大電流化の点からもGT
O>TRS>MOSとなる。しかし高周波動作の点から
は逆にMOS>TRS>GTOとなる。つまりGTOは
低周波・大容量に、MOSは高周波・小容量に適し、T
RSはそれらの中間に位置する。次にこれらの素子の制
御のし易さ、換言するとゲート回路の電力損失が小さく
てすむのは、MOS<GTO<TRSの順となる。GT
OがTRSより良いのは、GTOはオン状態を自己保持
できるので幅の狭いパルス電流で制御できるからであ
る。それにも増してMOSが最も良い理由は、MOSは
本質的に電圧信号によつてオン・オフを制御可能だから
である。
上に述べた各素子の特徴は素子を構成する接合構造によ
る本質的なものであるので、従来はこれらの特徴を行か
せる分野に各素子が適用されてきた。しかしながら、近
年の半導体素子の設計および製造技術の進展に伴ない、
これら単体の素子では得られない性能を実現することが
可能になつてきた。その例として、MOSの制御電力の
小さい点とサイリスタの高耐圧・大電流化し易い点を共
に実現した素子(以下MOSサイリスタと略記)がある
(例えばIEEE Electron Device Letters,Vol.ED
L−4,No.3,March,1983,pp.63−65,著者:
J.P.Russell他)。この素子が従来のMOSより高
耐圧化・大電流化できる理由を簡単に説明する。従来M
OSもMOSサイリスタも共に、オフ状態を得るために
は高抵抗率で厚いnベース層を要するか、オン状態で
は、前者が多数キヤリヤのみであるのに対して、後者は
少数キヤリヤが注入されるので、その結果として、後者
ではnベース層の導電率が変調されて大きくなる。電力
用のMOSではオン状態における電圧降下はほとんどこ
のnベース層で生じる。このことは高耐圧化しようとす
ればする程即ちnベース層を厚くすればする程、顕著に
なる。これがMOSの高耐圧化・大電流化を阻んでいた
最大の理由である。これに対してMOSサイリスタで
は、上述したようにnベース層の導電率が少数キヤリヤ
の注入によつて大きくなるので、nベース層における電
圧降下を著しく小さくできる。従つて、高耐圧化・大電
流化し易くなつた。しかしこのMOSサイリスタは逆に
MOSの持つていた高周波化という特徴が失なわれてし
まつた。これは上記した低いオン電圧を得るために少数
キヤリヤを多量に注入した結果、ターンオフする時には
注入されたキヤリヤが消滅する期間中電流が流れ続ける
ためである。
る本質的なものであるので、従来はこれらの特徴を行か
せる分野に各素子が適用されてきた。しかしながら、近
年の半導体素子の設計および製造技術の進展に伴ない、
これら単体の素子では得られない性能を実現することが
可能になつてきた。その例として、MOSの制御電力の
小さい点とサイリスタの高耐圧・大電流化し易い点を共
に実現した素子(以下MOSサイリスタと略記)がある
(例えばIEEE Electron Device Letters,Vol.ED
L−4,No.3,March,1983,pp.63−65,著者:
J.P.Russell他)。この素子が従来のMOSより高
耐圧化・大電流化できる理由を簡単に説明する。従来M
OSもMOSサイリスタも共に、オフ状態を得るために
は高抵抗率で厚いnベース層を要するか、オン状態で
は、前者が多数キヤリヤのみであるのに対して、後者は
少数キヤリヤが注入されるので、その結果として、後者
ではnベース層の導電率が変調されて大きくなる。電力
用のMOSではオン状態における電圧降下はほとんどこ
のnベース層で生じる。このことは高耐圧化しようとす
ればする程即ちnベース層を厚くすればする程、顕著に
なる。これがMOSの高耐圧化・大電流化を阻んでいた
最大の理由である。これに対してMOSサイリスタで
は、上述したようにnベース層の導電率が少数キヤリヤ
の注入によつて大きくなるので、nベース層における電
圧降下を著しく小さくできる。従つて、高耐圧化・大電
流化し易くなつた。しかしこのMOSサイリスタは逆に
MOSの持つていた高周波化という特徴が失なわれてし
まつた。これは上記した低いオン電圧を得るために少数
キヤリヤを多量に注入した結果、ターンオフする時には
注入されたキヤリヤが消滅する期間中電流が流れ続ける
ためである。
このように従来の技術では、電力用途に適用可能な半導
体素子に、MOSの持つ制御性の良さと動作周波数の高
さを兼ね備えた半導体装置は実現されていなかつた。
体素子に、MOSの持つ制御性の良さと動作周波数の高
さを兼ね備えた半導体装置は実現されていなかつた。
本発明の目的は、大電流を高速度でスイツチングできる
複合半導体装置を提供することにある。
複合半導体装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、MOSでスイツチングできる複合
半導体装置を提供することにある。
半導体装置を提供することにある。
本発明複合半導体装置の特徴とするところは、同一半導
体基体内にバイポーラトランジスタと接合形電界効果ト
ランジスタとを、両トランジスタの欠点を補足し、利点
を生かすように複合化した点にある。具体的には、バイ
ポーラトランジスタのコレクタ領域と接合形電界効果ト
ランジスタのドレイン領域とを同一半導体領域で形成さ
れるように複合化し、かつ両トランジスタを並列接続す
ると共に両トランジスタのベース電極及びゲート電極へ
同時に同一制御信号を付与するようにした点にある。
体基体内にバイポーラトランジスタと接合形電界効果ト
ランジスタとを、両トランジスタの欠点を補足し、利点
を生かすように複合化した点にある。具体的には、バイ
ポーラトランジスタのコレクタ領域と接合形電界効果ト
ランジスタのドレイン領域とを同一半導体領域で形成さ
れるように複合化し、かつ両トランジスタを並列接続す
ると共に両トランジスタのベース電極及びゲート電極へ
同時に同一制御信号を付与するようにした点にある。
以下本発明を実施例として示した図面により詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明複合半導体装置の基本的構成を示すもの
で、半導体基体1内にバイポーラトランジスタ単位10
と接合形電界効果トランジスタ単位11とが交互に並設
された構成となつている。バイポーラトランジスタ単位
10は、n型の高濃度を有するn+層20とn型でn+
層20より低濃度を有するn層30とからなるコレクタ
領域、n層30に隣接してn層30との間にコレクタ接
合Jcを形成するp型のベース領域40、ベース領域4
0内に形成され、ベース領域40との間にエミツタ接合
Jeを形成するn形のエミツタ領域50からなり、n+
層20表面にコレクタ電極60を、エミツタ領域50表
面にエミツタ電極70を、ベース領域40表面にベース
電極80をそれぞれオーミツク接触している。接合形電
界効果トランジスタ単位11は、n型の高濃度を有する
n+層21とn型でn+層21より低濃度を有するn層
31とからなるドレイン領域、n型でn層31にn+層
21とは反対側において隣接するn層31より高濃度を
有するソース領域51、p型でn層31にn+層21と
は反対側において隣接しソース領域51の包囲に位置し
かソース領域51より深く形成されたゲート領域41か
らなり、n+層21表面にドレイン電極61を、ソース
領域51表面にソース電極71を、ゲート領域41表面
にゲート電極81をそれぞれオーミック接触している。
コレクタ電極60及びドレイン電極61は第1の端子1
00に、エミッタ電極70及びソース電極71は第2の
端子200に、ベース電極80及びゲート電極81は第
3の端子300にそれぞれ電気的に接続されている。バ
イポーラトランジスタ単位10と接合形電界効果トラン
ジスタ単位11とからなる複合半導体装置単位12が、
半導体基体1内に複数個並設されて複合半導体装置が構
成されている。
で、半導体基体1内にバイポーラトランジスタ単位10
と接合形電界効果トランジスタ単位11とが交互に並設
された構成となつている。バイポーラトランジスタ単位
10は、n型の高濃度を有するn+層20とn型でn+
層20より低濃度を有するn層30とからなるコレクタ
領域、n層30に隣接してn層30との間にコレクタ接
合Jcを形成するp型のベース領域40、ベース領域4
0内に形成され、ベース領域40との間にエミツタ接合
Jeを形成するn形のエミツタ領域50からなり、n+
層20表面にコレクタ電極60を、エミツタ領域50表
面にエミツタ電極70を、ベース領域40表面にベース
電極80をそれぞれオーミツク接触している。接合形電
界効果トランジスタ単位11は、n型の高濃度を有する
n+層21とn型でn+層21より低濃度を有するn層
31とからなるドレイン領域、n型でn層31にn+層
21とは反対側において隣接するn層31より高濃度を
有するソース領域51、p型でn層31にn+層21と
は反対側において隣接しソース領域51の包囲に位置し
かソース領域51より深く形成されたゲート領域41か
らなり、n+層21表面にドレイン電極61を、ソース
領域51表面にソース電極71を、ゲート領域41表面
にゲート電極81をそれぞれオーミック接触している。
コレクタ電極60及びドレイン電極61は第1の端子1
00に、エミッタ電極70及びソース電極71は第2の
端子200に、ベース電極80及びゲート電極81は第
3の端子300にそれぞれ電気的に接続されている。バ
イポーラトランジスタ単位10と接合形電界効果トラン
ジスタ単位11とからなる複合半導体装置単位12が、
半導体基体1内に複数個並設されて複合半導体装置が構
成されている。
次に、かかる構成の複合半導体装置の動作を説明する。
(i) 定常オフ状態 バイポーラトランジスタ単位10は通常と同じ動作をす
る。接合形電界効果トランジスタ単位11は二通りのケ
ースがある。一つはゲート電極81とソース電極71の
間にゲート電極81が負になる向きにバイアスすること
によつて始めてオフ状態を保持できるタイプ(以下これ
をノーマリオン型と呼ぶ)であり、他の一つはバイアス
を印加しなくてもオフ状態を保持できるタイプ(以下こ
れをノーマリオフ型と呼ぶ)である。通常の接合形電界
効果トランジスタは前者即ちノーマリオン型が多いが、
ゲート領域41の間のドレイン領域のn層31の幅(こ
れをチヤネル幅と呼ぶ)を狭くし、ソース領域51とド
レイン領域のn層31の境界からゲート領域41とドレ
イン領域のn層31の境界までの、ソース電極71から
ドレイン電極61へ向かう直線に沿う距離(これをチヤ
ネル長と呼ぶ)を長くする等の策を施せばノーマリオフ
型にすることも可能である。
る。接合形電界効果トランジスタ単位11は二通りのケ
ースがある。一つはゲート電極81とソース電極71の
間にゲート電極81が負になる向きにバイアスすること
によつて始めてオフ状態を保持できるタイプ(以下これ
をノーマリオン型と呼ぶ)であり、他の一つはバイアス
を印加しなくてもオフ状態を保持できるタイプ(以下こ
れをノーマリオフ型と呼ぶ)である。通常の接合形電界
効果トランジスタは前者即ちノーマリオン型が多いが、
ゲート領域41の間のドレイン領域のn層31の幅(こ
れをチヤネル幅と呼ぶ)を狭くし、ソース領域51とド
レイン領域のn層31の境界からゲート領域41とドレ
イン領域のn層31の境界までの、ソース電極71から
ドレイン電極61へ向かう直線に沿う距離(これをチヤ
ネル長と呼ぶ)を長くする等の策を施せばノーマリオフ
型にすることも可能である。
(ii) 定常オン状態 バイポーラトランジスタ単位10は通常と同じように、
ベース電極80とエミツタ電極70の間にベース電極8
0が正になる向きにバイアスすることによつて達成され
る。接合形電界効果トランジスタ単位11はノーマリオ
ン型であれ、ノーマリオフ型であれ、バイポーラトラン
ジスタ単位10をオン状態に保持させるための上記のバ
イアスの結果、ゲート電極81はソース電極71に対し
て正の向きにバイアスされるので、nソース領域51と
ドレイン領域のn層31の境界近傍に形成されていた電
子に対する障壁がなくなり電流が流れる。このとき、隣
接するバイポーラトランジスタ単位10からの正孔の拡
散によつてドレイン領域のn層31の抵抗が低くなるの
で、接合形電界効果トランジスタ単位11が単独に存在
している場合よりも多くの電流を流せることに注意を要
する。
ベース電極80とエミツタ電極70の間にベース電極8
0が正になる向きにバイアスすることによつて達成され
る。接合形電界効果トランジスタ単位11はノーマリオ
ン型であれ、ノーマリオフ型であれ、バイポーラトラン
ジスタ単位10をオン状態に保持させるための上記のバ
イアスの結果、ゲート電極81はソース電極71に対し
て正の向きにバイアスされるので、nソース領域51と
ドレイン領域のn層31の境界近傍に形成されていた電
子に対する障壁がなくなり電流が流れる。このとき、隣
接するバイポーラトランジスタ単位10からの正孔の拡
散によつてドレイン領域のn層31の抵抗が低くなるの
で、接合形電界効果トランジスタ単位11が単独に存在
している場合よりも多くの電流を流せることに注意を要
する。
(iii) ターンオン動作 バイポーラトランジスタ単位10は通常と同じである。
しかし接合形電界効果トランジスタ単位11では、本来
ユニポーラ動作なので、スイツチング時間に誘電緩和時
間で定まり、バイポーラ動作のように少数キヤリヤの移
動に要する時間とくらべると桁違いに速い。複合半導体
装置単位12でみると、ターンオンの速い接合形電界効
果トランジスタ単位11の特性の影響がより強く現われ
る。
しかし接合形電界効果トランジスタ単位11では、本来
ユニポーラ動作なので、スイツチング時間に誘電緩和時
間で定まり、バイポーラ動作のように少数キヤリヤの移
動に要する時間とくらべると桁違いに速い。複合半導体
装置単位12でみると、ターンオンの速い接合形電界効
果トランジスタ単位11の特性の影響がより強く現われ
る。
(iv) ターンオフ動作 この場合はコレクタ領域のn層30、ドレイン領域のn
層31の両方共に少数キヤリヤである正孔が蓄積してい
るので、このキヤリヤの消減時間でターンオフ時間が定
まる。消減時間は、蓄積されたキヤリヤ濃度で決まる。
接合形電界効果トランジスタ単位11のドレイン領域の
n層31における正孔の量は少ないので、複合半導体装
置単位12あたりでみると正孔濃度は複合半導体装置単
位がすべてバイポーラトランジスタ単位から成る場合よ
りも少ない。従つてターンオフ時間はその場合よりも短
かくなる。
層31の両方共に少数キヤリヤである正孔が蓄積してい
るので、このキヤリヤの消減時間でターンオフ時間が定
まる。消減時間は、蓄積されたキヤリヤ濃度で決まる。
接合形電界効果トランジスタ単位11のドレイン領域の
n層31における正孔の量は少ないので、複合半導体装
置単位12あたりでみると正孔濃度は複合半導体装置単
位がすべてバイポーラトランジスタ単位から成る場合よ
りも少ない。従つてターンオフ時間はその場合よりも短
かくなる。
第2図は、バイポーラトランジスタ単位10と接合形電
界効果トランジスタ単位11とを接近させた場合の実施
例で、複合半導体装置単位を示している。第1図と相違
する点は、エミツタ領域50とソース領域51及びベー
ス領域40とゲート領域41をそれぞれ一体化すると共
に、ゲート領域41をソース領域に接するように構成し
た点にある。かかる構成にすれば、バイポーラトランジ
スタ単位10と接合形電界効果トランジスタ単位11と
が第1図に比較して接近させることができ、第1図の動
作説明から理解できるように両単位間の相互作用が強く
なり、その結果通電電流が大きくかつスイツチングを速
くすることができる。また、副次的効果として第1図よ
り、複合半導体装置単位当りの動作領域の利用効率を高
くすることができる。
界効果トランジスタ単位11とを接近させた場合の実施
例で、複合半導体装置単位を示している。第1図と相違
する点は、エミツタ領域50とソース領域51及びベー
ス領域40とゲート領域41をそれぞれ一体化すると共
に、ゲート領域41をソース領域に接するように構成し
た点にある。かかる構成にすれば、バイポーラトランジ
スタ単位10と接合形電界効果トランジスタ単位11と
が第1図に比較して接近させることができ、第1図の動
作説明から理解できるように両単位間の相互作用が強く
なり、その結果通電電流が大きくかつスイツチングを速
くすることができる。また、副次的効果として第1図よ
り、複合半導体装置単位当りの動作領域の利用効率を高
くすることができる。
第3図は第2図の変形例で、接合形電界効果トランジス
タ単位11を中央部に、その両側にバイポーラトランジ
スタ単位10を配置した場合の実施例である。このよう
な構成にすれば、バイポーラトランジスタ単位10と接
合形電界効果トランジスタ単位11との対向長が第2図
の比較して2倍となり、そのため両単位間の相互作用を
更に強めることができる。但し、接合形電界効果トラン
ジスタ単位11のゲート電極81は見かけ上はなくな
り、バイポーラトランジスタ単位10のベース電極80
からベース領域40を介して信号が付与される。
タ単位11を中央部に、その両側にバイポーラトランジ
スタ単位10を配置した場合の実施例である。このよう
な構成にすれば、バイポーラトランジスタ単位10と接
合形電界効果トランジスタ単位11との対向長が第2図
の比較して2倍となり、そのため両単位間の相互作用を
更に強めることができる。但し、接合形電界効果トラン
ジスタ単位11のゲート電極81は見かけ上はなくな
り、バイポーラトランジスタ単位10のベース電極80
からベース領域40を介して信号が付与される。
第4図,第5図及び第6図は、本発明複合半導体装置を
制御するMOSトランジスタを同一半導体基体内に複合
化した場合の実施例を示す。この実施例における複合半
導体装置単位は第2図と同一構造とした。MOSトラン
ジスタ13は、n層30の露出部をソース領域、ベース
領域40内に設けたドレイン領域52、ゲート電極9
0、ソース領域52とベース領域40とに接続するドレ
イン電極82とから構成され、ゲート電極90が第3の
端子300に、ソース電極83は第1の端子100に接
続されている。
制御するMOSトランジスタを同一半導体基体内に複合
化した場合の実施例を示す。この実施例における複合半
導体装置単位は第2図と同一構造とした。MOSトラン
ジスタ13は、n層30の露出部をソース領域、ベース
領域40内に設けたドレイン領域52、ゲート電極9
0、ソース領域52とベース領域40とに接続するドレ
イン電極82とから構成され、ゲート電極90が第3の
端子300に、ソース電極83は第1の端子100に接
続されている。
次にかかる複合半導体装置の動作を説明する。
まず、第2の端子200を0電位とし、第1の端子10
0に正の電圧を負荷(図示せず)を介して印加する。第
3の端子300を開放するとMOSトランジスタ13は
ノーマリオフなので、接合形電界効果トランジスタ単位
11のゲート領域及びバイポーラトランジスタ単位のベ
ース領域からは信号が入らない。バイポーラトランジス
タ単位10は勿論のこと接合形電界効果トランジスタ単
位11もノーマリオフであるから、複合半導体装置全体
でみると、印加電圧がバイポーラトランジスタ単位10
や接合形電界効果トランジスタ単位11の降伏電圧以下
の場合はオフ状態を保持している。次に、第3の端子3
00にMOSトランジスタ13のしきい値電圧以上の電
圧を印加すると、チヤネルコンダクタンスが大きくなり
バイポーラトランジスタ単位10と接合形電界効果トラ
ンジスタ単位11にベース電流・ゲート電流が流れ、バ
イポーラトランジスタ単位10と接合形電界効果トラン
ジスタ単位11が共にオン状態に移行する。第3の端子
300から印加する制御電力は、極めて少ない。即ちタ
ーンオンの過度状態でMOSトランジスタ13のゲート
入力容量を充電するためにごくわずかの電流が流れる
が、充電し終ると、MOSトランジスタ13のゲート直
流入力抵抗は第3の端子300に印加する電圧がMOS
トランジスタ13のゲート耐圧以下ではほとんど無限大
に近いので電流はほとんど流れない。一方、主電流はB
JTバイポーラトランジスタ単位10と接合形電界効果
トランジスタ単位11に分かれて流れている。バイポー
ラトランジスタ単位10には少数キヤリヤが蓄積する
が、接合形電界効果トランジスタ単位11は多数キヤリ
ヤ素子(ユニポーラ素子)などで少数キヤリヤの蓄積は
ない。バイポーラトランジスタ単位10の蓄積キヤリヤ
の量はバイポーラトランジスタ単位10を流れる電流に
比例する。ところが前述のように、バイポーラトランジ
スタ単位10には全電流の内のある割合いだけしか流れ
ていない。従つて複合半導体装置全体でみると少数キヤ
リヤの蓄積量は、全電流がバイポーラトランジスタ単位
10だけに流れる場合とくらべると大幅に少なくでき
る。次にオン状態にある本装置をターンオフするには、
第3の端子300に印加する電圧を0にすればよい。即
ち、MOSトランジスタ13のチヤネルコンダクタンス
が0になり、バイポーラトランジスタ単位10と接合形
電界効果トランジスタ単位11のベース電流とゲート電
流がなくなるのでオフ状態に移行する。この際、上記し
たように少数キヤリヤの蓄積量が少ないので、ターンホ
フ時間は短かい。
0に正の電圧を負荷(図示せず)を介して印加する。第
3の端子300を開放するとMOSトランジスタ13は
ノーマリオフなので、接合形電界効果トランジスタ単位
11のゲート領域及びバイポーラトランジスタ単位のベ
ース領域からは信号が入らない。バイポーラトランジス
タ単位10は勿論のこと接合形電界効果トランジスタ単
位11もノーマリオフであるから、複合半導体装置全体
でみると、印加電圧がバイポーラトランジスタ単位10
や接合形電界効果トランジスタ単位11の降伏電圧以下
の場合はオフ状態を保持している。次に、第3の端子3
00にMOSトランジスタ13のしきい値電圧以上の電
圧を印加すると、チヤネルコンダクタンスが大きくなり
バイポーラトランジスタ単位10と接合形電界効果トラ
ンジスタ単位11にベース電流・ゲート電流が流れ、バ
イポーラトランジスタ単位10と接合形電界効果トラン
ジスタ単位11が共にオン状態に移行する。第3の端子
300から印加する制御電力は、極めて少ない。即ちタ
ーンオンの過度状態でMOSトランジスタ13のゲート
入力容量を充電するためにごくわずかの電流が流れる
が、充電し終ると、MOSトランジスタ13のゲート直
流入力抵抗は第3の端子300に印加する電圧がMOS
トランジスタ13のゲート耐圧以下ではほとんど無限大
に近いので電流はほとんど流れない。一方、主電流はB
JTバイポーラトランジスタ単位10と接合形電界効果
トランジスタ単位11に分かれて流れている。バイポー
ラトランジスタ単位10には少数キヤリヤが蓄積する
が、接合形電界効果トランジスタ単位11は多数キヤリ
ヤ素子(ユニポーラ素子)などで少数キヤリヤの蓄積は
ない。バイポーラトランジスタ単位10の蓄積キヤリヤ
の量はバイポーラトランジスタ単位10を流れる電流に
比例する。ところが前述のように、バイポーラトランジ
スタ単位10には全電流の内のある割合いだけしか流れ
ていない。従つて複合半導体装置全体でみると少数キヤ
リヤの蓄積量は、全電流がバイポーラトランジスタ単位
10だけに流れる場合とくらべると大幅に少なくでき
る。次にオン状態にある本装置をターンオフするには、
第3の端子300に印加する電圧を0にすればよい。即
ち、MOSトランジスタ13のチヤネルコンダクタンス
が0になり、バイポーラトランジスタ単位10と接合形
電界効果トランジスタ単位11のベース電流とゲート電
流がなくなるのでオフ状態に移行する。この際、上記し
たように少数キヤリヤの蓄積量が少ないので、ターンホ
フ時間は短かい。
第7図は、接合形電界効果トランジスタ単位の代りにM
OSトランジスタを並列接続したものである。動作原理
はこれまでに説明した実施例と同じである。但し、MO
Sトランジスタをドライブするための第4の端子310
が別に必要となる。
OSトランジスタを並列接続したものである。動作原理
はこれまでに説明した実施例と同じである。但し、MO
Sトランジスタをドライブするための第4の端子310
が別に必要となる。
以上説明したように、本発明によれば電流容量が大きく
かつスイツチング速度の速い複合半導体装置を得ること
ができる。
かつスイツチング速度の速い複合半導体装置を得ること
ができる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第2図及
び第3図は本発明の他の実施例を示す概略断面図、第4
図は本発明装置をMOSトランジスタと組合せた実施例
を示す回路図、第5図は第4図の装置の平面図、第6図
は第5図のA−A線に沿う断面図、第7図は本発明の更
に他の実施例を示す断面図である。 10……バイポーラトランジスタ単位、11……接合形
電界効果トランジスタ単位。
び第3図は本発明の他の実施例を示す概略断面図、第4
図は本発明装置をMOSトランジスタと組合せた実施例
を示す回路図、第5図は第4図の装置の平面図、第6図
は第5図のA−A線に沿う断面図、第7図は本発明の更
に他の実施例を示す断面図である。 10……バイポーラトランジスタ単位、11……接合形
電界効果トランジスタ単位。
Claims (2)
- 【請求項1】一対の主表面を有する半導体基体内にバイ
ポーラトランジスタ単位と接合形電界効果トランジスタ
単位とを一体形成した複合半導体装置単位を有する複合
半導体装置において、 バイポーラトランジスタ単位のコレクタ領域と接合形電
界効果トランジスタ単位のドレイン領域とが同一半導体
領域により形成されるとともに、 バイポーラトランジスタ単位のエミッタ領域と接合形電
界効果トランジスタ単位のソース領域とが同一半導体領
域により形成され、 前記半導体基体の一方の主面における、バイポーラトラ
ンジスタ単位のコレクタ領域と接合形電界効果トランジ
スタ単位のドレイン領域の露出部に第1の主電極手段を
接続し、 前記半導体基体の他方の主面における、バイポーラトラ
ンジスタ単位のエミッタ領域と接合形電界効果形トラン
ジスタ単位のソース領域の露出部に第2の主電極手段を
接続し、 バイポーラトランジスタ単位のベース領域と接合形電界
効果形トランジスタ単位のゲート領域とに制御電極手段
を接続したことを特徴とする複合半導体装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、複数の複
合半導体装置単位を有することを特徴とする複合半導体
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59017033A JPH0622275B2 (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 複合半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59017033A JPH0622275B2 (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 複合半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60163461A JPS60163461A (ja) | 1985-08-26 |
| JPH0622275B2 true JPH0622275B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=11932687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59017033A Expired - Lifetime JPH0622275B2 (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 複合半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622275B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5436036B2 (ja) * | 1974-12-26 | 1979-11-07 |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP59017033A patent/JPH0622275B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60163461A (ja) | 1985-08-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5014102A (en) | MOSFET-gated bipolar transistors and thyristors with both turn-on and turn-off capability having single-polarity gate input signal | |
| EP0565349B1 (en) | MOS-controlled thyristor | |
| US4502070A (en) | FET Controlled thyristor | |
| JPS62296474A (ja) | 縦形mosfet | |
| JP3356644B2 (ja) | 半導体整流装置の駆動方法 | |
| JPS608628B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
| JPS6016753B2 (ja) | 半導体スイツチング素子およびその制御方法 | |
| EP0065346A2 (en) | Semiconductor switching device | |
| JPH0560263B2 (ja) | ||
| JPH0465552B2 (ja) | ||
| JP3111725B2 (ja) | デュアルゲート半導体装置 | |
| JP2513665B2 (ja) | 絶縁ゲ−ト型サイリスタ | |
| JP2601862B2 (ja) | アノードショート型導電変調mosfet | |
| JPH0817234B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
| JPH0622275B2 (ja) | 複合半導体装置 | |
| JPS6141146B2 (ja) | ||
| US5998811A (en) | Trench emitter controlled thyristor | |
| JPH0430476A (ja) | 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ | |
| JP2660001B2 (ja) | 導電変調型mosfet | |
| JPS6231167A (ja) | バイポ−ラのオン状態を有する双方向性電力fet | |
| JPH045274B2 (ja) | ||
| JPH05299639A (ja) | 縦型構造のmos制御サイリスタ | |
| JPH025016B2 (ja) | ||
| JP3196575B2 (ja) | 複合半導体装置及びそれを使った電力変換装置 | |
| JPH0213937B2 (ja) |