JPH06249345A - 渦巻形ガスケット - Google Patents

渦巻形ガスケット

Info

Publication number
JPH06249345A
JPH06249345A JP6350193A JP6350193A JPH06249345A JP H06249345 A JPH06249345 A JP H06249345A JP 6350193 A JP6350193 A JP 6350193A JP 6350193 A JP6350193 A JP 6350193A JP H06249345 A JPH06249345 A JP H06249345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
filler material
paper
spiral
gasket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6350193A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Nakamura
俊二 中村
Eiji Yonemochi
英司 米持
Keiichi Tatsumi
恵一 辰巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichias Corp filed Critical Nichias Corp
Priority to JP6350193A priority Critical patent/JPH06249345A/ja
Publication of JPH06249345A publication Critical patent/JPH06249345A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温下で良好、かつ安定したシール性を有す
る渦巻形ガスケットを提供する。 【構成】 フープ材とフィラー材とを重ね合わせて渦巻
状に巻回して構成する渦巻形ガスケットにおいて、前記
フィラー材を、平均粒径0.1〜100.0μの膨潤性
雲母90.0〜99.7重量%と、無機繊維および/ま
たは結合材0.3〜10重量%とからなる組成物で形成
する。 【効果】 主成分である膨潤性雲母粒子は示差熱分析例
では930℃まで重量変化が見られず、1000℃まで
は若干の減量はあるが、実用上差し支えなく、優れた耐
熱性を有すること、また緻密で非常に平滑なペーパーを
作ることができる。そのため、前記ペーパーをフィラー
材とした渦巻形ガスケットは高温下で良好、かつ安定し
たシール性が発揮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械器具、圧力容器や
管などの接合面のような固定接着面の間に挾み、ボルト
その他の手段で締め付けて流体の漏れを防ぐ渦巻形ガス
ケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製薄帯板(フープ材)と、非
金属製材料(フィラー材)をクッションになるように交
互に重ね合わせ渦巻状に巻回して構成した渦巻形ガスケ
ットにおいては、前記フィラー材に石綿紙、膨張黒鉛シ
ート、ふっ素樹脂シート、石綿繊維以外の繊維を基材と
したペーパーが使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィラー材とし
て石綿紙を使用した渦巻形ガスケットでは、石綿の使用
が環境衛生上問題となっていることから、その使用が控
えられるようになっている。また、石綿紙の主成分であ
る石綿繊維(クリソタイル石綿)は400〜500℃の
温度範囲で、その組織内の結晶水が失われ始め、約80
0℃でほとんど結晶水が焼失し、脆化を生じるため、石
綿紙によるフィラー材は高温でのシール性は必ずしも充
分でなく、その向上が課題となっている。石綿紙にかわ
るフィラー材としては、膨張黒鉛シート、ふっ素樹脂シ
ートおよび石綿繊維以外の繊維を基材としたペーパーが
ある。
【0004】しかし、膨張黒鉛シートを使用した渦巻形
ガスケットでは最近の技術レベルの向上に伴う高圧化傾
向に追従し、シール性は石綿紙より向上しているが、5
00℃以上の酸化雰囲気下での使用では酸化焼失し、シ
ール性が悪くなるため、使用範囲に問題がある。
【0005】ふっ素樹脂シートを使用した渦巻形ガスケ
ットでは、ふっ素樹脂が熱可塑性高分子材料であり、耐
高温性についてはまったく問題にならない。石綿繊維以
外の繊維を基材としたペーパーを使用した渦巻形ガスケ
ットでは、ペーパーを抄造法により作るため、有機繊維
や有機バインダーを含んでおり、350℃までの使用が
限界であり耐熱性に問題がある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記の問題に鑑みてなされた
ものであって、400〜500℃以上の温度下で良好、
かつ安定したシール性を有する渦巻形ガスケットを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、フープ材にフ
ィラー材を重ね合わせて渦巻状に巻回して構成する渦巻
形ガスケットにおいて、フィラー材の素材として、膨潤
性雲母の特性に着目し、これを主成分として使用するこ
とによって、渦巻形ガスケットに要求される400〜5
00℃以上の高温下で良好、かつ安定したシール性が得
られることを見出し、その知見に基づいて本発明を完成
したものである。
【0008】即ち、本発明は、フープ材とフィラー材と
を重ね合わせて渦巻状に巻回して構成する渦巻形ガスケ
ットにおいて、前記フィラー材を、平均粒径0.1〜1
00.0μの膨潤性雲母90.0〜99.7重量%と、
無機繊維および/または結合材0.3〜10重量%とか
らなる組成物で形成したことを要旨としている。前記無
機繊維には、シリカ・アルミナ繊維、ガラス繊維等が挙
げられる。また、結合材には、PVA、アクリル酸エス
テルエマルジョン等が挙げられる。
【0009】
【作用】本発明の渦巻形ガスケットにおいて、フィラー
材の主成分として配合される膨潤性雲母は、合成雲母の
一種である膨潤性ナトリウムふっ素雲母である。この膨
潤性雲母粒子は示差熱分析例では930℃まで重量変化
が見られず、1000℃までは若干の減量はあるが、実
用上差し支えなく、非常に優れた耐熱性およびシール性
を有している。また、膨潤性雲母粒子は、特に強い自己
接着性を有すため、結合材を用いることなく、または極
く少量の結合材でペーパーにすることができ、高温での
結合材の消失による影響がなくなるため、耐熱性に優れ
たフィラー材が得られる。また、膨潤性雲母を主成分と
したペーパーにおいては、膨潤性雲母粒子が平均粒径
(5ミクロン以下)で薄層化しており、薄層化粒子は乾
燥過程で再配列する自己制御性を有しているため、緻密
で非常に平滑なペーパーになるため、シール性に優れた
フィラー材が得られる。これらのことが、高温下で良
好、かつ安定したシール性を有する渦巻形ガスケットを
提供する要因となっている。
【0010】また、従来のマイカ板なるものは非常に硬
く脆いもので、ペーパーにするのは不可能であったが、
平均粒径0.1〜100μの粒度の細かい膨潤性雲母粒
子を使用することにより、柔軟なペーパーにすることが
可能である。さらに、無機質繊維および/または結合材
を添加することによって、引張強度と柔軟性を持たせる
ことができ、また抄造法により製造する場合は濾水性を
確保することができる。
【0011】前記膨潤性雲母の配合は、前述したよう
に、90.0〜99.7重量%の範囲がよく、90重量
%未満では耐熱性が低下して好ましくない。また、使用
する膨潤性雲母の平均粒径は100μ以上に大きくなる
と、自己接着性が弱くなり、得られたペーパーはボード
のように硬くなり、柔軟性が失われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例に基づい
て具体的に説明する。
【0013】実施例(1) 膨潤性雲母90重量%、シリカ・アルミナ繊維10重量
%よりなる組成物を用いて、水分散スラリーを調整し、
これを長網式抄造機や円網式抄造機等による通常の抄造
法によって抄造することにより得られるペーパーをフィ
ラー材として用いて渦巻形ガスケットを得た。
【0014】実施例(2) 膨潤性雲母97重量%、PVA3重量%よりなる組成物
を用いて、これをドクターブレード法により得られるシ
ートをフィラー材として用いて渦巻形ガスケットを得
た。
【0015】実施例(3) 膨潤性雲母95重量%、PVA3重量%、シリカ・アル
ミナ繊維2重量%よりなる組成物を用いて、これをドク
ターブレード法により得られるシートをフィラー材とし
て用い渦巻形ガスケットを得た。
【0016】比較例(1) 膨潤性雲母82重量%、アラミド繊維10重量%、アク
リル酸エステルエマルジョン8重量%よりなる組成物を
用いて、水分散スラリーを調整し、これを長網式抄造機
や円網式抄造機等による通常の抄造法によって抄造する
ことにより得られるペーパーをフィラー材として用いて
渦巻形ガスケットを得た。
【0017】比較例(2) 膨潤性雲母30重量%、アラミド繊維5重量%、シリカ
・アルミナ繊維5重量%タルク25重量%、グラファイ
ト25重量%、アクリル酸エステルエマルジョン10重
量%よりなる組成物を用いて、水分散スラリーを調整
し、これを長網式抄造機や円網式抄造機等による通常の
抄造法によって抄造することにより得られるペーパーを
フィラー材として用いて渦巻形ガスケットを得た。
【0018】比較例(3) 膨潤性雲母82重量%、充填材(タルクとグラファイ
ト)10重量%、シリカ・アルミナ繊維8重量%よりな
る組成物を用いて、水分散スラリーを調整し、これを長
網式抄造機や円網式抄造機等による通常の抄造法によっ
て抄造することにより得られるペーパーをフィラー材と
して用いて渦巻形ガスケットを得た。
【0019】比較例(4) 膨潤性雲母50重量%、充填材(タルクとグラファイ
ト)45重量%、シリカ・アルミナ繊維2重量%、PV
A3重量%よりなる組成物を用いて、これをドクターブ
レード法により得られたシートをフィラー材として用い
て渦巻形ガスケットを得た。
【0020】比較例(5) 石綿繊維90重量%、有機結合材10重量%よりなる組
成物を用い、抄造法によって得られたペーパーをフィラ
ー材として用いて渦巻形ガスケットを得た。
【0021】ガスケットのシール性:上記実施例および
各比較例のフィラー材を用いた外輪付き渦巻形ガスケッ
ト(JPI クラス150 1B)を試料とし、これを
所定のフランジに挾み、所定の締付面圧700kgf/cm2
で締め付け、内部流体としてN2ガスを用いて所定の内
圧(10.5kgf/cm2)を加え、10分間の漏れ量を水
上置換で測定した。さらに、これを電気炉で400℃、
5時間加熱後、500℃、5時間加熱後の漏れ量を同様
にして測定した。結果を表1に示す。なお、試料本体の
みのシール性を測定するため、外輪には両面に各4本づ
つ溝を入れておいた。
【0022】
【表1】
【0023】表1に示すように、膨潤性雲母と、無機質
繊維および/または結合材とよりなる組成物を用いて形
成したフィラー材を使用した渦巻形ガスケットは、40
0〜500℃の温度では、石綿紙を使用した渦巻形ガス
ケットと同程度以上の良好なシール性を有し、さらに高
温下でも膨潤性雲母、無機質繊維の劣化がない1000
℃位までは安定したシール性が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
膨潤性雲母と、無機質繊維および/または結合材とより
なる組成物をフィラー材に使用したので、400〜50
0℃以上の高温下で良好、かつ安定したシール性を確保
することができる渦巻形ガスケットが得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フープ材とフィラー材とを重ね合わせて
    渦巻状に巻回して構成する渦巻形ガスケットにおいて、
    前記フィラー材を、平均粒径0.1〜100.0μの膨
    潤性雲母90.0〜99.7重量%と、無機繊維および
    /または結合材0.3〜10重量%とからなる組成物で
    形成したことを特徴とする渦巻形ガスケット。
JP6350193A 1993-02-26 1993-02-26 渦巻形ガスケット Pending JPH06249345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6350193A JPH06249345A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 渦巻形ガスケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6350193A JPH06249345A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 渦巻形ガスケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06249345A true JPH06249345A (ja) 1994-09-06

Family

ID=13231048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6350193A Pending JPH06249345A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 渦巻形ガスケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06249345A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000043389A1 (fr) * 1999-01-21 2000-07-27 L'oreal Nouveaux di-methylenedioxy-benzenes cationiques, leur utilisation pour la teinture d'oxydation des fibres keratiniques
WO2004046590A1 (ja) * 2002-11-20 2004-06-03 Nippon Valqua Industries, Ltd. グランドパッキン
JP2007127178A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Nippon Valqua Ind Ltd うず巻形ガスケット
EP1748041A4 (en) * 2004-05-19 2008-02-06 Mitsubishi Chem Corp PROCESS FOR PRODUCING (METH) ACROLEIN OR (METH) ACRYLIC ACID
WO2015015737A1 (ja) 2013-08-01 2015-02-05 ニチアス株式会社 薄片状粘土鉱物からなるシート及びその製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000043389A1 (fr) * 1999-01-21 2000-07-27 L'oreal Nouveaux di-methylenedioxy-benzenes cationiques, leur utilisation pour la teinture d'oxydation des fibres keratiniques
FR2788774A1 (fr) * 1999-01-21 2000-07-28 Oreal Nouveaux di-methylenedioxy-benzenes cationiques, leur utilisation pour la teinture d'oxydation des fibres keratiniques, compositions tinctoriales et procedes de teinture
WO2004046590A1 (ja) * 2002-11-20 2004-06-03 Nippon Valqua Industries, Ltd. グランドパッキン
US7270875B2 (en) 2002-11-20 2007-09-18 Nippon Valqua Industries, Ltd. Gland packing
CN100376826C (zh) * 2002-11-20 2008-03-26 日本华尔卡工业株式会社 压盖填料
EP1748041A4 (en) * 2004-05-19 2008-02-06 Mitsubishi Chem Corp PROCESS FOR PRODUCING (METH) ACROLEIN OR (METH) ACRYLIC ACID
US7868202B2 (en) 2004-05-19 2011-01-11 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing (meth)acrolein or (meth)acrylic acid
JP2007127178A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Nippon Valqua Ind Ltd うず巻形ガスケット
WO2015015737A1 (ja) 2013-08-01 2015-02-05 ニチアス株式会社 薄片状粘土鉱物からなるシート及びその製造方法
US10563104B2 (en) 2013-08-01 2020-02-18 Nichias Corporation Sheet composed of exfoliated clay mineral and method for producing same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5240766A (en) Gasket material
US4443517A (en) Gasketing material
US4600634A (en) Flexible fibrous endothermic sheet material for fire protection
US4271228A (en) Sheet material containing exfoliated vermiculite
CA1204255A (en) Flexible sheet material
US5443887A (en) Asbestos-free composition for gaskets containing an oil absorbent agent and gaskets including the composition
US5437767A (en) Wet-laying process for making liquid sealing gasket sheet materials
EP0023512B1 (en) Sheet material containing exfoliated vermiculite
JPH06249345A (ja) 渦巻形ガスケット
JP2008274053A (ja) シートガスケット
EP1836271B1 (en) A gasket material and its process of production
US20210206649A1 (en) Sealing material
CN108474476B (zh) 螺旋缠绕衬垫
JP2002194331A (ja) ガスケット
KR102463763B1 (ko) 소용돌이형 개스킷
JP2538509B2 (ja) 流体封止用のシ―ト状ガスケット
GB2037343A (en) Gasket Material and Method of Manufacture Thereof
JP2602086B2 (ja) 耐熱性ガスケット
JP2607890B2 (ja) オイルシール用ガスケット材
JPH0115744B2 (ja)
JP4949331B2 (ja) 非石綿系ジョイントシートの製造方法
JPH0261994B2 (ja)
JPH0124920B2 (ja)
JP4907033B2 (ja) 非石綿系ジョイントシート
JPH01279170A (ja) エンジンの排気系用ガスケット