JPH06264467A - ブルドーザの作業機支持装置 - Google Patents
ブルドーザの作業機支持装置Info
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- JPH06264467A JPH06264467A JP7898393A JP7898393A JPH06264467A JP H06264467 A JPH06264467 A JP H06264467A JP 7898393 A JP7898393 A JP 7898393A JP 7898393 A JP7898393 A JP 7898393A JP H06264467 A JPH06264467 A JP H06264467A
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- JP
- Japan
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- vehicle body
- working machine
- bulldozer
- vibration
- work machine
- Prior art date
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- Pending
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2217—Hydraulic or pneumatic drives with energy recovery arrangements, e.g. using accumulators, flywheels
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2203—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function
- E02F9/2207—Arrangements for controlling the attitude of actuators, e.g. speed, floating function for reducing or compensating oscillations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業機を動吸振器として作用させ、作業時お
よび走行時の車体振動を抑制することができることを目
的とたもの。 【構成】 車両本体1の前部にド−ザ作業機2を、後部
にリッパ作業機3をそれぞれ備えたブルド−ザの作業機
支持装置において、ド−サ作業機2のリフトシリンダ4
と、リッパ作業機3のリフトシリンダ5の各ヘッドポ−
ト4a,5aにそれぞれアキュムレ−タ6,7を接続し
て車両本体1の動吸振器を構成したもの。 【効果】 足回り装置を始めとした各部の耐久性を向上
させることがてきると共に、オペレ−タの乗り心地も向
上できる。
よび走行時の車体振動を抑制することができることを目
的とたもの。 【構成】 車両本体1の前部にド−ザ作業機2を、後部
にリッパ作業機3をそれぞれ備えたブルド−ザの作業機
支持装置において、ド−サ作業機2のリフトシリンダ4
と、リッパ作業機3のリフトシリンダ5の各ヘッドポ−
ト4a,5aにそれぞれアキュムレ−タ6,7を接続し
て車両本体1の動吸振器を構成したもの。 【効果】 足回り装置を始めとした各部の耐久性を向上
させることがてきると共に、オペレ−タの乗り心地も向
上できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設車両において、その
作業機装置を振動吸収器として作用させ、走行時および
作業時の車体振動を抑制するようにした作業機支持装置
に係り、特にブルド−ザの作業機支持装置に関する。
作業機装置を振動吸収器として作用させ、走行時および
作業時の車体振動を抑制するようにした作業機支持装置
に係り、特にブルド−ザの作業機支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図11に示すようなブルド−ザ
においては車両本体1の前部にトラックフレ−ム1aを
介してド−ザ作業機2が装着され、後部にはリッパ作業
機3が装着されている。そしてエンジン8で駆動された
油圧ポンプ9は作動油タンク10からの油を、ド−ザ作
業機用コントロ−ルバルブ11,リッパ作業機用コント
ロ−ルバルブ12に導入させ、これら各バルブ11,1
2からそれぞれブレ−ドリフトシリンダ4、リッパリフ
トシリンダ5に油を供給して作動させそれぞれの作業機
2,3をピン31,32を支点として回動するようにな
っている。
においては車両本体1の前部にトラックフレ−ム1aを
介してド−ザ作業機2が装着され、後部にはリッパ作業
機3が装着されている。そしてエンジン8で駆動された
油圧ポンプ9は作動油タンク10からの油を、ド−ザ作
業機用コントロ−ルバルブ11,リッパ作業機用コント
ロ−ルバルブ12に導入させ、これら各バルブ11,1
2からそれぞれブレ−ドリフトシリンダ4、リッパリフ
トシリンダ5に油を供給して作動させそれぞれの作業機
2,3をピン31,32を支点として回動するようにな
っている。
【0003】しかして、前記構成を模式的に示すと図1
2に示すようになる。ここでM:車両全体質量、K:車
両全体のばね定数、F:従来の車両全体がある速度で地
面に衝突した時の衝撃力、c1 :車両全体ばね系の減衰
係数、x1 :車両全体の上下振動の変位、u:地面の凹
凸等からくる車体に加えられる振動の上下方向の変位で
ある。これからも分かるように各作業機2,3と、車両
本体1との間に走行時や作業時の車体振動抑制機構とし
ては何も設けられていない。
2に示すようになる。ここでM:車両全体質量、K:車
両全体のばね定数、F:従来の車両全体がある速度で地
面に衝突した時の衝撃力、c1 :車両全体ばね系の減衰
係数、x1 :車両全体の上下振動の変位、u:地面の凹
凸等からくる車体に加えられる振動の上下方向の変位で
ある。これからも分かるように各作業機2,3と、車両
本体1との間に走行時や作業時の車体振動抑制機構とし
ては何も設けられていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらブルド−
ザおいては作業時の衝撃負荷が大きいため、振動が大き
くなって耐久性が劣るので、耐久性を確保するには足回
りを始めとした各部を強化しなければならず、必然的に
重量が重くなり、原価高となる欠点があった。
ザおいては作業時の衝撃負荷が大きいため、振動が大き
くなって耐久性が劣るので、耐久性を確保するには足回
りを始めとした各部を強化しなければならず、必然的に
重量が重くなり、原価高となる欠点があった。
【0005】本発明はこれに鑑み、作業機を動吸振器と
して作用させ、作業時および走行時の車体振動を抑制す
ることができるブルド−ザの作業機支持装置を提供して
従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなさ
れたものである。
して作用させ、作業時および走行時の車体振動を抑制す
ることができるブルド−ザの作業機支持装置を提供して
従来技術の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1は車両本体の前部にド−ザ作業機を、
後部にリッパ作業機をそれぞれ備えたブルド−ザの作業
機支持装置において、該ド−サ作業機のリフトシリンダ
と、該リッパ作業機のリフトシリンダの各ヘッドポ−ト
にそれぞれアキュムレ−タを接続して前記車両本体の動
吸振器を構成することを特徴とし、請求項2は請求項1
において、前記各作業機を車両本体に支持するアキュ−
ムレ−タのばね定数と、該アキュ−ムレ−タの上流側の
オリフィスの減衰係数は前記車両本体への振動伝達率を
最小とするように選定することを特徴とする。
本発明の請求項1は車両本体の前部にド−ザ作業機を、
後部にリッパ作業機をそれぞれ備えたブルド−ザの作業
機支持装置において、該ド−サ作業機のリフトシリンダ
と、該リッパ作業機のリフトシリンダの各ヘッドポ−ト
にそれぞれアキュムレ−タを接続して前記車両本体の動
吸振器を構成することを特徴とし、請求項2は請求項1
において、前記各作業機を車両本体に支持するアキュ−
ムレ−タのばね定数と、該アキュ−ムレ−タの上流側の
オリフィスの減衰係数は前記車両本体への振動伝達率を
最小とするように選定することを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、請求項1ではアキュ−ムレ
−タにより作業機の振動が吸収され、請求項2ではアキ
ュ−ムレ−タのばね定数と、該アキュ−ムレ−タの上流
側のオリフィスの減衰係数は所定の値を選定することに
より、前記車両本体への振動伝達率を最小とすることが
できる。
−タにより作業機の振動が吸収され、請求項2ではアキ
ュ−ムレ−タのばね定数と、該アキュ−ムレ−タの上流
側のオリフィスの減衰係数は所定の値を選定することに
より、前記車両本体への振動伝達率を最小とすることが
できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の請求項1にかかるブルド−ザ
の作業機支持装置の一実施例を示すブルド−ザの側面を
含む油圧回路図、図2は図1のブルザ−ザの走行姿勢
図、図3は図1のブルド−ザのド−ジング作業時の状態
図、図4は図1のブルド−ザのリッピング作業時の状態
図、図5は本発明の構成のモデル図、図6は本発明およ
び従来の振動波形イメ−ジを示すグラフ、図7は本発明
の振動数比と振動伝達率の関係を示すグラフ、図8は図
1のブルド−ザの岩石乗り上げ状態図、図9は図1のブ
ルド−ザの岩石乗り越え・落下状態を示し、(a)は落
下寸前、(b)は落下時、図10は本発明の軟式マウン
ト重量比と緩衝率の関係を示すグラフである。
の作業機支持装置の一実施例を示すブルド−ザの側面を
含む油圧回路図、図2は図1のブルザ−ザの走行姿勢
図、図3は図1のブルド−ザのド−ジング作業時の状態
図、図4は図1のブルド−ザのリッピング作業時の状態
図、図5は本発明の構成のモデル図、図6は本発明およ
び従来の振動波形イメ−ジを示すグラフ、図7は本発明
の振動数比と振動伝達率の関係を示すグラフ、図8は図
1のブルド−ザの岩石乗り上げ状態図、図9は図1のブ
ルド−ザの岩石乗り越え・落下状態を示し、(a)は落
下寸前、(b)は落下時、図10は本発明の軟式マウン
ト重量比と緩衝率の関係を示すグラフである。
【0009】本発明の請求項1は図1(図11と同一の
部品は図11と同符号)で示すように車両本体1の前部
にド−ザ作業機2を、後部にリッパ作業機3をそれぞれ
備えたブルド−ザの作業機支持装置において、該ド−サ
作業機2のリフトシリンダ4と、該リッパ作業機3のリ
フトシリンダ5の各ヘッドポ−ト4a,5aにそれぞれ
アキュムレ−タ6,7を接続して前記車両本体1の動吸
振器を構成したもので、請求項2は請求項1において前
記各作業機2,3を車両本体1に支持するアキュムレ−
タ6,7のばね定数kと、該アキュムレ−タの上流側の
オリフィスの減衰係数c2 は前記車両本体1への振動伝
達率Tを最小とするように選定するものである。
部品は図11と同符号)で示すように車両本体1の前部
にド−ザ作業機2を、後部にリッパ作業機3をそれぞれ
備えたブルド−ザの作業機支持装置において、該ド−サ
作業機2のリフトシリンダ4と、該リッパ作業機3のリ
フトシリンダ5の各ヘッドポ−ト4a,5aにそれぞれ
アキュムレ−タ6,7を接続して前記車両本体1の動吸
振器を構成したもので、請求項2は請求項1において前
記各作業機2,3を車両本体1に支持するアキュムレ−
タ6,7のばね定数kと、該アキュムレ−タの上流側の
オリフィスの減衰係数c2 は前記車両本体1への振動伝
達率Tを最小とするように選定するものである。
【0010】ド−ザ作業機2、およびリッパ作業機3を
作動させるにはエンジン8により駆動される油圧ポンプ
9があって、作動油タンク10から吸い上げた油をド−
ザ作業機用コントロ−ルバルブ11,およびリッパ作業
機用コントロ−ルバルブ12に導き、各バルブ11,1
2の操作で、それぞれのリフトシリンダ4、および5に
供給される回路13,14の何れか、および15,16
の何れかを経て行われるが、本発明では、回路13,1
4,15,16からそれぞれ回路13′,14′,1
5′,16′をそれぞれ分岐して分岐した回路13′と
14′、および15′と16′とにそれぞれON,OF
F2位置を有する電磁切換弁(油圧パイロット式でも
可)17,18を設け、その下流にそれぞれチェック弁
19とオリフィス20とを並列に配置してさらにその下
流の一方を前記アキュ−ムレ−タ6,7に連結し、他方
をタンク10,10に流れるようにしたものである。図
中21はコントロ−ラで、コントロ−ラ21へ入力され
る信号iは走行ON−OFF、ド−ジング作業中か否
か、リッピング作業中か否か等がセンシングされ入って
くるものとする。22,23はコントロ−ラ21から発
せられる電気信号である。
作動させるにはエンジン8により駆動される油圧ポンプ
9があって、作動油タンク10から吸い上げた油をド−
ザ作業機用コントロ−ルバルブ11,およびリッパ作業
機用コントロ−ルバルブ12に導き、各バルブ11,1
2の操作で、それぞれのリフトシリンダ4、および5に
供給される回路13,14の何れか、および15,16
の何れかを経て行われるが、本発明では、回路13,1
4,15,16からそれぞれ回路13′,14′,1
5′,16′をそれぞれ分岐して分岐した回路13′と
14′、および15′と16′とにそれぞれON,OF
F2位置を有する電磁切換弁(油圧パイロット式でも
可)17,18を設け、その下流にそれぞれチェック弁
19とオリフィス20とを並列に配置してさらにその下
流の一方を前記アキュ−ムレ−タ6,7に連結し、他方
をタンク10,10に流れるようにしたものである。図
中21はコントロ−ラで、コントロ−ラ21へ入力され
る信号iは走行ON−OFF、ド−ジング作業中か否
か、リッピング作業中か否か等がセンシングされ入って
くるものとする。22,23はコントロ−ラ21から発
せられる電気信号である。
【0011】つぎに作動を説明する。まず、走行中、図
2に示すように各作業機2,3を地面から離れた状態と
して走行しているものとすると、ド−ザ作業機2、およ
びリッパ作業機3は共に作業していないので、電磁切換
弁17,18はON位置にコントロ−ラ21からの電気
信号22,23により切換えられる。この状態で路面か
らの振動に対しては、ド−ザ作業機2、およびリッパ作
業機3は共に上下に加振されるが、各シリンダ4,5の
ヘッドポ−ト4a,5aがアキュ−ムレ−タ6,7にそ
れぞれ接続されているため、ばね作用をする。また、各
オリフィス20が各シリンダ4,5の伸縮時の油の通過
に対して抵抗を示すことにより減衰作用をする。また、
図3はド−ジング作業時を示すもので、このときはド−
ザ作業機2を使用しているため、電磁切換弁17は作用
せず、18のみがON位置に切換えられるが、作用効果
は前述と同じである。同様に図4はリッピング作業時を
示すもので、このときはリッパ作業機3を使用している
ため、電磁切換弁18は作用せず、17のみがON位置
に切換えられて動吸振器のマスとなり前述のように制振
作用をする。このことは図5に模式的に示される2自由
度系の扱われる振動解析が当てはまることになり、図1
2に示した従来の1自由度系で決まる車両の振動変位x
1 に対してk,c2 を適度に設定することにより小さな
x1 にすることができる。ここで、図12で示した分を
除いた記号説明を下記に示す。 x2 :作業機全体の上下方向変位(ド−ザ作業機、リッ
パ作業機の平均値) F1 :本発明の車両全体がある速度で地面に衝突したと
きの衝撃力 m1 :M−m2 =車両本体質量 m2 :作業機全質量(ド−ザ作業機+リッパ作業機) c2 :アキュムレ−タ手前のオリフィスの減衰係数 umax :地面の凹凸等からくる車体に加えられる振動の
上下方向の最大変位 k:アキュムレ−タのばね定数
2に示すように各作業機2,3を地面から離れた状態と
して走行しているものとすると、ド−ザ作業機2、およ
びリッパ作業機3は共に作業していないので、電磁切換
弁17,18はON位置にコントロ−ラ21からの電気
信号22,23により切換えられる。この状態で路面か
らの振動に対しては、ド−ザ作業機2、およびリッパ作
業機3は共に上下に加振されるが、各シリンダ4,5の
ヘッドポ−ト4a,5aがアキュ−ムレ−タ6,7にそ
れぞれ接続されているため、ばね作用をする。また、各
オリフィス20が各シリンダ4,5の伸縮時の油の通過
に対して抵抗を示すことにより減衰作用をする。また、
図3はド−ジング作業時を示すもので、このときはド−
ザ作業機2を使用しているため、電磁切換弁17は作用
せず、18のみがON位置に切換えられるが、作用効果
は前述と同じである。同様に図4はリッピング作業時を
示すもので、このときはリッパ作業機3を使用している
ため、電磁切換弁18は作用せず、17のみがON位置
に切換えられて動吸振器のマスとなり前述のように制振
作用をする。このことは図5に模式的に示される2自由
度系の扱われる振動解析が当てはまることになり、図1
2に示した従来の1自由度系で決まる車両の振動変位x
1 に対してk,c2 を適度に設定することにより小さな
x1 にすることができる。ここで、図12で示した分を
除いた記号説明を下記に示す。 x2 :作業機全体の上下方向変位(ド−ザ作業機、リッ
パ作業機の平均値) F1 :本発明の車両全体がある速度で地面に衝突したと
きの衝撃力 m1 :M−m2 =車両本体質量 m2 :作業機全質量(ド−ザ作業機+リッパ作業機) c2 :アキュムレ−タ手前のオリフィスの減衰係数 umax :地面の凹凸等からくる車体に加えられる振動の
上下方向の最大変位 k:アキュムレ−タのばね定数
【0012】つぎに図12に示す従来の振動モデルと比
較しながら、図5に示す2自由度系の振動モデルにより
動吸振器の作動原理について説明する。図12において
周期的に変位する凹凸状の地面上を振動モデルが移動す
る強制振動に関する運動の方程式、Mx1 ″+c1 (x
1 ′−u′)+K(x1 −u)=0を立て、その解を求
めると、x1 =a1 cos{ωt−φ1 )},u=a0
cosωtとなる。なお、a1 はx1 の振幅、a0 はu
の振幅、ωは円振動数、φ1 は位相である。また、a1
=a0 √{K2 +(c1 ω)2 }/√{(K−Mω)2
+(c1 ω)2}、tanδ=c1 ω/(k−Mω2
),tanα=−c1 ω/kである。
較しながら、図5に示す2自由度系の振動モデルにより
動吸振器の作動原理について説明する。図12において
周期的に変位する凹凸状の地面上を振動モデルが移動す
る強制振動に関する運動の方程式、Mx1 ″+c1 (x
1 ′−u′)+K(x1 −u)=0を立て、その解を求
めると、x1 =a1 cos{ωt−φ1 )},u=a0
cosωtとなる。なお、a1 はx1 の振幅、a0 はu
の振幅、ωは円振動数、φ1 は位相である。また、a1
=a0 √{K2 +(c1 ω)2 }/√{(K−Mω)2
+(c1 ω)2}、tanδ=c1 ω/(k−Mω2
),tanα=−c1 ω/kである。
【0013】これに対して、図5に示す本考案における
2自由度系の振動モデルが、周期的に変位する凹凸状の
地面上を移動する場合は、図6(a),(b),(c)
に示すものとなる。即ち、図6(a)に示すように、地
面の凹凸による強制振動のための上下方向変位をu=a
0 cosωtとすると、該強制振動のための車両本体1
の上下方向変位x1 は図6(b)に示すようにx1 =a
1 cos(ωt−φ1)で表され、作業機2,3の上下
方向変位x2 は図6(c)に示すようにx2 =a1 co
s(ωt−φ2 )で表される。ここでφ2 −φ1 =π、
あるいはこれに近似する値となるように設計することに
よりx1 とx2 の符号は互いに逆となるため、作業機
2,3の上下方向変位:x2 を考慮した車両本体1の上
下方向変位:x1 ′は図6(b)に示すように、x1 ′
=a1 ′cos(ωt−φ1 )となり、作業機2,3の
上下方向変位を考慮しない従来の技術に較べ、振動によ
る車両本体1の振幅がa1 からa1 ′に減少することが
分かる。
2自由度系の振動モデルが、周期的に変位する凹凸状の
地面上を移動する場合は、図6(a),(b),(c)
に示すものとなる。即ち、図6(a)に示すように、地
面の凹凸による強制振動のための上下方向変位をu=a
0 cosωtとすると、該強制振動のための車両本体1
の上下方向変位x1 は図6(b)に示すようにx1 =a
1 cos(ωt−φ1)で表され、作業機2,3の上下
方向変位x2 は図6(c)に示すようにx2 =a1 co
s(ωt−φ2 )で表される。ここでφ2 −φ1 =π、
あるいはこれに近似する値となるように設計することに
よりx1 とx2 の符号は互いに逆となるため、作業機
2,3の上下方向変位:x2 を考慮した車両本体1の上
下方向変位:x1 ′は図6(b)に示すように、x1 ′
=a1 ′cos(ωt−φ1 )となり、作業機2,3の
上下方向変位を考慮しない従来の技術に較べ、振動によ
る車両本体1の振幅がa1 からa1 ′に減少することが
分かる。
【0014】また、図1に示されるド−ザおよびリッパ
作業機2,3を車両本体1に支持することにより構成し
た動吸振器による車両本体1(運転室)への振動伝達率
Tは一般に次のように表される。 振動伝達率T=x1 /umax =√〔{(α2 −p2 )2
+(2ζαp)2 }/[{(α2 −p2 )(1−p2 )
−α2 p2 μ}2 +(2ζαp)2 (1−p2−p2
μ)2 }〕 ここで上式の記号は下記の通りとする。 α:固有振動数比(=ω2 /ω1 ) ω1 :主系(車両本体)の固有振動数 ω2 :副系(作業機による動吸振器)の固有振動数 p:振動数比(=ω2 /ω1 ) ω:車両本体からの加振振動数 μ:質量比(=m2 /m1 ) ζ:減衰比〔=c2 /{2√(m2 /k)}〕 前記振動伝達率Tを示す式において、α(=ω2 /ω1
)はω2 =√(k/m2)で示されるので、α=√(k
/m2 )/ω1 と表すことができるが、m2 は作業機の
形状と強度上から決まる定数であるため、あるω1 に対
してα=f(k)となる。また、μ(=m2 /m1 )は
作業機と車体の質量により決まる定数であり、ζ〔=c
2 /{2√(m2 /k)}〕は前記同様、=f(c2 ,
k)となる。従って、作業機をばね定数:kのアキュム
レ−タにより車両本体1に支持するものとすれば、オリ
フィス20の減衰係数:c2 がほぼ一定の場合には、結
局、T=f(k)となる。そのため、請求項2は前記振
動伝達率Tが最小となるアキュムレ−タのばね定数:k
を決定すれば良いことになり、図7に示すように振動伝
達率Tを低くすることができ、乗り心地を向上させるこ
とができる。
作業機2,3を車両本体1に支持することにより構成し
た動吸振器による車両本体1(運転室)への振動伝達率
Tは一般に次のように表される。 振動伝達率T=x1 /umax =√〔{(α2 −p2 )2
+(2ζαp)2 }/[{(α2 −p2 )(1−p2 )
−α2 p2 μ}2 +(2ζαp)2 (1−p2−p2
μ)2 }〕 ここで上式の記号は下記の通りとする。 α:固有振動数比(=ω2 /ω1 ) ω1 :主系(車両本体)の固有振動数 ω2 :副系(作業機による動吸振器)の固有振動数 p:振動数比(=ω2 /ω1 ) ω:車両本体からの加振振動数 μ:質量比(=m2 /m1 ) ζ:減衰比〔=c2 /{2√(m2 /k)}〕 前記振動伝達率Tを示す式において、α(=ω2 /ω1
)はω2 =√(k/m2)で示されるので、α=√(k
/m2 )/ω1 と表すことができるが、m2 は作業機の
形状と強度上から決まる定数であるため、あるω1 に対
してα=f(k)となる。また、μ(=m2 /m1 )は
作業機と車体の質量により決まる定数であり、ζ〔=c
2 /{2√(m2 /k)}〕は前記同様、=f(c2 ,
k)となる。従って、作業機をばね定数:kのアキュム
レ−タにより車両本体1に支持するものとすれば、オリ
フィス20の減衰係数:c2 がほぼ一定の場合には、結
局、T=f(k)となる。そのため、請求項2は前記振
動伝達率Tが最小となるアキュムレ−タのばね定数:k
を決定すれば良いことになり、図7に示すように振動伝
達率Tを低くすることができ、乗り心地を向上させるこ
とができる。
【0015】さらに図8に示すように岩石への乗り上げ
時、図9に示す乗り越え、落下時に足回りにかかる衝撃
負荷をFとすると、それぞれの作業機2,3をアキュム
レ−タ6,7で作業機2,3の重量分の運動エネルギ−
を吸収することになり、衝撃負荷F1 は小さくなると云
う緩衝効果を有する。その量は作業機2,3の車両本体
1に対する重量割合とばね定数により決まるが、本発明
によるブルド−ザで試算すると、図10に示すように従
来のものを100%とした場合、約87%の衝撃負荷に
減少することが分かる。このことから足回りを始めとし
た車体各部の耐久制向上と共にオペレ−タの乗り心地の
向上を図ることができる。
時、図9に示す乗り越え、落下時に足回りにかかる衝撃
負荷をFとすると、それぞれの作業機2,3をアキュム
レ−タ6,7で作業機2,3の重量分の運動エネルギ−
を吸収することになり、衝撃負荷F1 は小さくなると云
う緩衝効果を有する。その量は作業機2,3の車両本体
1に対する重量割合とばね定数により決まるが、本発明
によるブルド−ザで試算すると、図10に示すように従
来のものを100%とした場合、約87%の衝撃負荷に
減少することが分かる。このことから足回りを始めとし
た車体各部の耐久制向上と共にオペレ−タの乗り心地の
向上を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1は
車両本体の前部にド−ザ作業機を、後部にリッパ作業機
をそれぞれ備えたブルド−ザの作業機支持装置におい
て、該ド−サ作業機のリフトシリンダと、該リッパ作業
機のリフトシリンダの各ヘッドポ−トにそれぞれアキュ
ムレ−タを接続して前記車両本体の動吸振器を構成し、
請求項2は請求項1において前記各作業機を車両本体に
支持するアキュ−ムレ−タのばね定数と、該アキュ−ム
レ−タの上流側のオリフィスの減衰係数は前記車両本体
への振動伝達率を最小とするように選定するようにした
から、足回りへの負荷が軽減されることによる足回り装
置を始めとした各部の耐久性の向上、または重量軽減に
よる原価低減、および動吸振作用による車体振動(揺
動)を抑制できるため、オペレ−タの乗り心地が向上で
きる。
車両本体の前部にド−ザ作業機を、後部にリッパ作業機
をそれぞれ備えたブルド−ザの作業機支持装置におい
て、該ド−サ作業機のリフトシリンダと、該リッパ作業
機のリフトシリンダの各ヘッドポ−トにそれぞれアキュ
ムレ−タを接続して前記車両本体の動吸振器を構成し、
請求項2は請求項1において前記各作業機を車両本体に
支持するアキュ−ムレ−タのばね定数と、該アキュ−ム
レ−タの上流側のオリフィスの減衰係数は前記車両本体
への振動伝達率を最小とするように選定するようにした
から、足回りへの負荷が軽減されることによる足回り装
置を始めとした各部の耐久性の向上、または重量軽減に
よる原価低減、および動吸振作用による車体振動(揺
動)を抑制できるため、オペレ−タの乗り心地が向上で
きる。
【図1】本発明の請求項1にかかるブルド−ザの作業機
支持装置の一実施例を示すブルド−ザの側面を含む油圧
回路の説明図である。
支持装置の一実施例を示すブルド−ザの側面を含む油圧
回路の説明図である。
【図2】図1のブルド−ザの走行姿勢を示す説明図であ
る。
る。
【図3】図1のブルド−ザのド−ジング作業時の状態の
説明図である。
説明図である。
【図4】図1のブルド−ザのリッピング作業時の状態の
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明の構成のモデルの説明図である。
【図6】本発明および従来の振動波形イメ−ジを示すグ
ラフによる説明図である。
ラフによる説明図である。
【図7】本発明の振動数比と振動伝達率の関係を示すグ
ラフによる説明図である。
ラフによる説明図である。
【図8】図1のブルド−ザの岩石乗り上げ状態を示す説
明図である。
明図である。
【図9】図1のブルド−ザの岩石乗り越え落下状態を示
し、(a)は落下寸前、(b)は落下時の説明図であ
る。
し、(a)は落下寸前、(b)は落下時の説明図であ
る。
【図10】本発明の軟式マウント重量比と緩衝率の関係
を示すグラフによる説明図である。
を示すグラフによる説明図である。
【図11】従来のブルド−ザの作業機支持装置の一実施
例を示すブルド−ザの側面を含む油圧回路の説明図であ
る。
例を示すブルド−ザの側面を含む油圧回路の説明図であ
る。
【図12】従来の構成のモデルの説明図である。
1 車両本体 2 ド−ザ作業機 3 リッパ作業機 4,5 リフトシリンダ 4a,5a ヘッドポ−ト 6,7 アキュムレ−タ k ばね定数 c2 減衰係数 T 振動伝達率
Claims (2)
- 【請求項1】 車両本体の前部にド−ザ作業機を、後部
にリッパ作業機をそれぞれ備えたブルド−ザの作業機支
持装置において、該ド−サ作業機のリフトシリンダと、
該リッパ作業機のリフトシリンダの各ヘッドポ−トにそ
れぞれアキュムレ−タを接続して前記車両本体の動吸振
器を構成することを特徴とするブルド−ザの作業機支持
装置。 - 【請求項2】 前記各作業機を車両本体に支持するアキ
ュ−ムレ−タのばね定数と、該アキュ−ムレ−タの上流
側のオリフィスの減衰係数は前記車両本体への振動伝達
率を最小とするように選定することを特徴とする請求項
1記載のブルド−ザの作業機支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7898393A JPH06264467A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | ブルドーザの作業機支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7898393A JPH06264467A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | ブルドーザの作業機支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264467A true JPH06264467A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=13677132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7898393A Pending JPH06264467A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | ブルドーザの作業機支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264467A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2072692A1 (en) | 2007-12-21 | 2009-06-24 | Caterpillar Inc. | Machine having selective ride control |
| WO2011073721A1 (en) * | 2009-12-17 | 2011-06-23 | Volvo Compact Equipment Sas | Construction equipment machine with improved boom suspension |
| CN120615385A (zh) * | 2025-08-15 | 2025-09-12 | 浙江汉祥科学研究院有限公司 | 一种移动式沙漠土壤处理机及其控制方法 |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP7898393A patent/JPH06264467A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2072692A1 (en) | 2007-12-21 | 2009-06-24 | Caterpillar Inc. | Machine having selective ride control |
| US20090158726A1 (en) * | 2007-12-21 | 2009-06-25 | Caterpillar Inc. | Machine having selective ride control |
| US8307641B2 (en) | 2007-12-21 | 2012-11-13 | Caterpillar Inc. | Machine having selective ride control |
| WO2011073721A1 (en) * | 2009-12-17 | 2011-06-23 | Volvo Compact Equipment Sas | Construction equipment machine with improved boom suspension |
| CN120615385A (zh) * | 2025-08-15 | 2025-09-12 | 浙江汉祥科学研究院有限公司 | 一种移动式沙漠土壤处理机及其控制方法 |
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