JPH0628271U - グリースポンプのシール構造 - Google Patents
グリースポンプのシール構造Info
- Publication number
- JPH0628271U JPH0628271U JP7004792U JP7004792U JPH0628271U JP H0628271 U JPH0628271 U JP H0628271U JP 7004792 U JP7004792 U JP 7004792U JP 7004792 U JP7004792 U JP 7004792U JP H0628271 U JPH0628271 U JP H0628271U
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- JP
- Japan
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- pipe
- grease
- diameter
- fixed
- movable plate
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】主にグリースを通す管2と、それによって垂直
に貫通された状態に固定された円板状の固定板3と、管
2の内径と同一径の外径を持った小径管4の一端部5に
小径管4によって垂直に貫通された状態に固定された円
板状の可動板6と、ゴム等の弾性体から成り内周側が開
口するU字状の断面を持つ環状のシール部材8によって
構成されている。 【効果】グリースポンプ下降時にのみ固定板と可動板の
接近することでシール部材が外径方向に拡径する如く変
形するので、缶とグリースポンプのシール性を損なうこ
となく、缶からグリースポンプを容易に抜き取ることが
できる。また缶内にグリースポンプ挿入後、可動板とグ
リースが当接するまでシール部材は拡径しないので、缶
へのグリースポンプ挿入を容易に行なうことができる。
に貫通された状態に固定された円板状の固定板3と、管
2の内径と同一径の外径を持った小径管4の一端部5に
小径管4によって垂直に貫通された状態に固定された円
板状の可動板6と、ゴム等の弾性体から成り内周側が開
口するU字状の断面を持つ環状のシール部材8によって
構成されている。 【効果】グリースポンプ下降時にのみ固定板と可動板の
接近することでシール部材が外径方向に拡径する如く変
形するので、缶とグリースポンプのシール性を損なうこ
となく、缶からグリースポンプを容易に抜き取ることが
できる。また缶内にグリースポンプ挿入後、可動板とグ
リースが当接するまでシール部材は拡径しないので、缶
へのグリースポンプ挿入を容易に行なうことができる。
Description
【0001】
本考案は、円筒状の缶に入ったグリースを管を通して適所に給油するグリース ポンプのシール構造に関する。
【0002】
グリースとは液体潤滑剤に濃厚化剤を分散させた固体もしくは半固体状の潤滑 剤であり、通常の液体よりも流動性が低く摩擦部分より流出しにくく長期間給油 する必要がないので、給油困難な箇所に利用される。
【0003】 例えば、このようなグリースを使う自動車の懸架装置及び操舵装置等に使用さ れるボールジョイントは一般に球状の球頭部を有するボールスタッドと、ボール スタッドの球頭部を揺動回動自在に保持する合成樹脂製のベアリングと、ベアリ ングを内包するハウジングから構成されている。このようなボールジョイントは 、ボールスタッドの球頭部とベアリングとの間で揺動回動するため、特にベアリ ングの内壁面はボールスタッドの揺動回動により摩耗してしまい、ボールスタッ ドの球頭部とベアリングとの間に間隙が発生することがあるため、ボールスタッ ドの球頭部とベアリングとの間にグリースを介在させボールスタッドの球頭部と ベアリングとの間の摩擦抵抗を減らしベアリングの内壁面の摩耗を抑える方法が 用いられている。
【0004】 一般にボールジョイントは、揺動回動部へのダスト等の侵入を防ぐためのダス トカバーによって覆われており、組立後の分解も極めて困難であるため、潤滑剤 にグリースを用いることは極めて有効である。
【0005】 上述の如きに使用されるグリースは一般的に円筒状の缶に入っており、缶内の グリースを適量取り出すためにグリースポンプが使用されている。
【0006】 従来グリースポンプ201は、図6に示す如く一端部に開口213を備えたグ リースを通す管202と、該管202の開口213方向端部に管202によって 垂直に貫通された状態に固定された円板状の固定板203と前記固定板203の 外周に周状に突出する如く設けられたゴム製シール部材208より構成されてい る。
【0007】 次に上述の如きグリースポンプの使用方法について説明する。
【0008】 グリースの入った上方に開口する円筒状の缶に、上述の如きグリースポンプ2 01を開口213側から挿入させる(図示せず)。ここで缶内部は固定板203 及びシール部材208によって缶外部と遮断され、開口213のみ管202によ って缶外部と連通する状態となる。
【0009】 さらに図示せぬ油圧ピストン等によりグリースポンプ201の挿入を続けるこ とによって、缶内部のグリースは前記固定板203及びシール部材208によっ て圧縮されるため、唯一缶外部と連通している開口213より管202へグリー スが侵入し、管202を通って軸受の摩擦部分等の給油箇所にグリースを給油し ていた。
【0010】
しかし上述の如きグリースポンプのシール部材は、缶とグリースポンプ間のシ ール性を良くするためシール部材の外径を通常の状態よりも若干大径に設定する と、缶とシール部材との摩擦抵抗が大きくなるため、グリース使用後缶からグリ ースポンプを抜き取るのが大変困難であるという問題があった。
【0011】 逆に缶からグリースポンプを抜き取り易くするためシール部材の外径を通常の 状態よりも若干小径に設定すると、缶とグリースポンプ間のシール性が悪くなり 、グリースポンプに圧縮されたグリースにより缶内に生ずる圧力が高くなった際 に缶とグリースポンプ間からグリースが漏れるという問題があった。
【0012】 本考案は上述の如き問題を解決し、グリース使用後缶からグリースポンプを抜 き取り易く、かつグリースポンプ挿入時に缶とグリースポンプ間のシール性を高 く維持することができるグリースポンプを提供することを目的とする。
【0013】
本考案は以下の如き構成である。
【0014】 1.グリースを通す管と、管によって垂直に貫通された状態に固定された缶の 内径よりも小径の円板状の固定板と、管の内径と同一径の外径を持った小径管の 一端部に小径管によって垂直に貫通された状態に固定された缶の内径よりも小径 の円板状の可動板と、ゴム等の弾性体から成り内周側が開口するU字状の断面を 持つ環状のシール部材とから成り、可動板を有する小径管の他端部が管内に挿入 された状態で管内を進退可能となる如く配設され、シール部材の外周部が固定板 及び可動板の外径方向に周状に突出する如く外周部から続いてシール部材の軸心 に向かってフランジ状に延びる平端部が固定板及び可動板の外周端部に各々固着 される。
【0015】 2.グリースを通す管と、管によって垂直に貫通された状態に固定された缶の 内径よりも小径の円板状の固定板と、固定板よりも先端寄りの位置に管によって 垂直に貫通された状態で管の軸線方向に進退可能となる缶の内径よりも小径の円 板状の可動板と、ゴム等の弾性体から成る内周側が開口するU字状の断面を持つ 環状のシール部材とから成り、シール部材の外周部が固定板及び可動板の外径方 向に周状に突出する如く外周部から続いてシール部材の軸心に向かってフランジ 状に延びる平端部が固定板及び可動板の外周端部に各々固着される。
【0016】
以下、本考案の実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0017】 図1は本考案によるグリースポンプ1を表し、主にグリースを通す管2と、そ の管2によって垂直に貫通された状態に固定された円板状の固定板3と、管2の 内径と同一径の外径を持った小径管4の一端部5に小径管4によって垂直に貫通 された状態に固定された円板状の可動板6と、ゴム等の弾性体から成り内周側が 開口するU字状の断面を持つ環状のシール部材8によって構成されている。
【0018】 可動板6を有する小径管4は、他端部7が固定板3を有する管2内に挿入され た状態で管2内を進退可能となる如く配設されており、管2内径側に小径管4の 管2内への後退を抑制するための段部11が設けられている。また固定板3及び 可動板6は、グリースの入った缶内へのグリースポンプ1の挿入を可能とするた め缶の内径よりも小径となっている。
【0019】 シール部材8は、そのシール部材8外周部9が固定板3及び可動板6の外径方 向に周状に突出する如く設けられており、またシール部材8の外周部9から続い てシール部材8の軸心に向かってフランジ状に延びる平坦部10,10が固定板 3及び可動板6の外周端部に固着され、可動板6が固定板3に吊り下げられる如 く保持されている。
【0020】 次に上記グリースポンプ1の使用方法について図2及び図3に基づいて説明す る。
【0021】 まずグリースの入った缶12内にグリースポンプ1を挿入する。グリースポン プ1が図示せぬ油圧ピストンで下降されることによって、缶12内のグリースと 可動板6が当接して可動板6の下降が一時止まるが、固定板3は下降を続けるの で可動板6と固定板3が接近し、可動板6と固定板3との間に介在するシール部 材8は可動板6及び固定板3によって軸線方向に圧縮され外径方向へ拡径する如 く変形する。シール部材8の変形によって缶12内側と全周に渡って当接し、図 2に示す如く缶12内部は、小径管4の先端の開口13を除き可動板6とシール 部材8によって缶12外部と遮断される。
【0022】 グリースと可動板6の当接によって止まっていた可動板6の下降は管2の内径 側に設けられた段部11と小径管4の他端部7との当接によって再開するので、 グリースは可動板6によって圧縮され、唯一缶12外部と連通している小径管4 の先端の開口13から小径管4へ侵入する。そして小径管4へ侵入したグリース は管2を通って軸受の摩擦部分等の給油箇所に給油される。
【0023】 また缶12内のグリース使用後、缶12内からグリースポンプ1を抜き取る時 、グリースポンプ1を上昇させることによって、図3に示す如く可動板6は固定 板3に吊り下げられる如くなるため、固定板3と可動板6の接近によって外径方 向に拡径する如く変形していたシール部材8は、外径方向に拡径する如き変形を する以前の状態に戻り、グリースポンプ1は缶12から抜き取られる。
【0024】 尚、図4に示す如く管2と固定板3、小径管4と可動板6は、プレス、鍛造等 の手段により予め一体に成形してもよい。
【0025】 上記実施例では、管2に固定された固定板3と、小径管4に固定された可動板 6とを設け、小径管4の進退によって前記固定板3と可動板6とを接近させシー ル部材8を軸線方向に変形させる如き構成であったが、図5に示す如く管102 によって垂直に貫通された状態に固定された固定板103と、固定板103より も先端寄りの位置に管102によって垂直に貫通された状態で管102の軸線方 向に進退可能となる如く可動板106と、可動板106の抜け止めとなる周状の 突起部114を設け、固定板103と可動板106との間にシール部材108を 介在させる如き構成のものでもよい。
【0026】
以上にように本考案によれば、グリースポンプ下降時にのみ固定板と可動板の 接近することでシール部材が外径方向に拡径する如く変形するので、缶とグリー スポンプのシール性を損なうことなく、缶からグリースポンプを容易に抜き取る ことができる。
【0027】 また、缶内にグリースポンプ挿入後、可動板とグリースが当接するまでシール 部材は拡径しないので、缶へのグリースポンプ挿入を容易に行なうことができる 。
【図1】本考案の第1番目の実施例によるグリースポン
プを示す部分断面平面図である。
プを示す部分断面平面図である。
【図2】本考案の第1番目の実施例によるグリースポン
プの缶内への挿入時を示す部分断面平面図である。
プの缶内への挿入時を示す部分断面平面図である。
【図3】本考案の第1番目の実施例によるグリースポン
プの缶内からの抜き取り時を示す部分断面平面図であ
る。
プの缶内からの抜き取り時を示す部分断面平面図であ
る。
【図4】本考案の第1番目の実施例の管と固定板、小径
管と可動板を一体としたグリースポンプを示す部分断面
平面図である。
管と可動板を一体としたグリースポンプを示す部分断面
平面図である。
【図5】本考案の第2番目の実施例によるグリースポン
プを示す部分断面平面図である。
プを示す部分断面平面図である。
【図6】従来のグリースポンプを示す部分断面平面図で
ある。
ある。
2,102 管 3,103 固定板 4 小径管 5 小径管一端部 6,106 可動板 7 他端部 8,108 シール部材 9,109 外周部 10,110 平坦部
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒状の缶に入ったグリースを管(2)
を通して適所に給油するグリースポンプのシール構造に
おいて、グリースを通す管(2)と、該管(2)によっ
て垂直に貫通された状態に固定された前記缶の内径より
も小径の円板状の固定板(3)と、前記管(2)の内径
と同一径の外径を持った小径管(4)の一端部(5)に
前記小径管(4)によって垂直に貫通された状態に固定
された前記缶の内径よりも小径の円板状の可動板(6)
と、ゴム等の弾性体から成る内周側が開口するU字状の
断面を持つ環状のシール部材(8)とから成り、前記可
動板(6)を有する小径管(4)の他端部(7)が前記
管(2)内に挿入された状態で管(2)内を進退可能と
なる如く配設され、前記シール部材(8)の外周部
(9)が前記固定板(3)及び可動板(6)の外径方向
に周状に突出する如く前記外周部(9)から続いてシー
ル部材(8)の軸心に向かってフランジ状に延びる平坦
部(10),(10)が前記固定板(3)及び可動板
(6)の外周端部に各々固着されたことを特徴とするグ
リースポンプのシール構造。 - 【請求項2】 円筒状の缶に入ったグリースを管(10
2)を通して適所に給油するグリースポンプのシール構
造において、グリースを通す管(102)と、該管(1
02)によって垂直に貫通された状態に固定された前記
缶の内径よりも小径の円板状の固定板(103)と、前
記固定板(103)よりも先端寄りの位置に管(10
2)によって垂直に貫通された状態で管(102)の軸
線方向に進退可能となる前記缶の内径よりも小径の円板
状の可動板(106)と、ゴム等の弾性体から成る内周
側が開口するU字状の断面を持つ環状のシール部材(1
08)とから成り、前記シール部材(108)の外周部
(109)が前記固定板(103)及び可動板(10
6)の外径方向に周状に突出する如く前記外周部(10
9)から続いてシール部材(108)の軸心に向かって
フランジ状に延びる平坦部(110),(110)が前
記固定板(103)及び可動板(106)の外周端部に
各々固着されたことを特徴とするグリースポンプのシー
ル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004792U JPH0628271U (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | グリースポンプのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004792U JPH0628271U (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | グリースポンプのシール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628271U true JPH0628271U (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=13420272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7004792U Pending JPH0628271U (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | グリースポンプのシール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628271U (ja) |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP7004792U patent/JPH0628271U/ja active Pending
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