JPH06285144A - 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 - Google Patents
脱臭装置およびその装置を用いた便座装置Info
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- JPH06285144A JPH06285144A JP5075499A JP7549993A JPH06285144A JP H06285144 A JPH06285144 A JP H06285144A JP 5075499 A JP5075499 A JP 5075499A JP 7549993 A JP7549993 A JP 7549993A JP H06285144 A JPH06285144 A JP H06285144A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は排便時の悪臭成分を浄化する脱臭装
置および脱臭機能を有する便座装置に関するもので、長
期にわたって脱臭効果が持続する脱臭装置を提供するこ
とを目的とするものである。 【構成】 セラミック繊維を骨格とする担持体に銅およ
びマンガンを主成分とする金属酸化物を含有させた第一
の脱臭体19と、セラミック繊維を骨格とするゼオライ
ト多孔体に金と鉄の金属酸化物を含有させた第二の脱臭
体20と、第一および第二の脱臭体19、20を内包す
るケース20から構成される脱臭体ユニット18を送風
ダクト13内に装着したもので、セラミック繊維を骨格
とする担持体を用いて多孔性を向上させるとともに悪臭
成分の分解に適し、かつ低温活性を有する触媒成分を組
み合わせたので、常温雰囲気で悪臭成分を酸化分解する
ことが可能となり、活性炭などの従来の脱臭剤に比べて
脱臭寿命が飛躍的に向上する。
置および脱臭機能を有する便座装置に関するもので、長
期にわたって脱臭効果が持続する脱臭装置を提供するこ
とを目的とするものである。 【構成】 セラミック繊維を骨格とする担持体に銅およ
びマンガンを主成分とする金属酸化物を含有させた第一
の脱臭体19と、セラミック繊維を骨格とするゼオライ
ト多孔体に金と鉄の金属酸化物を含有させた第二の脱臭
体20と、第一および第二の脱臭体19、20を内包す
るケース20から構成される脱臭体ユニット18を送風
ダクト13内に装着したもので、セラミック繊維を骨格
とする担持体を用いて多孔性を向上させるとともに悪臭
成分の分解に適し、かつ低温活性を有する触媒成分を組
み合わせたので、常温雰囲気で悪臭成分を酸化分解する
ことが可能となり、活性炭などの従来の脱臭剤に比べて
脱臭寿命が飛躍的に向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硫化水素、アンモニ
ア、各種メルカプタン、アミン類等の悪臭成分を除去す
る脱臭装置および排便行為によって放出される悪臭を脱
臭するための脱臭機能を有する便座装置に関するもので
ある。
ア、各種メルカプタン、アミン類等の悪臭成分を除去す
る脱臭装置および排便行為によって放出される悪臭を脱
臭するための脱臭機能を有する便座装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用機器に脱臭装置が導入され
つつあり、その中で悪臭発生源であるトイレに脱臭機能
を搭載した便座装置が提案されている。この種の脱臭機
能付き便座は、たとえば特開昭63−14672号公報
によって開示されたものがある。その構成を図6にもと
づいて説明する。
つつあり、その中で悪臭発生源であるトイレに脱臭機能
を搭載した便座装置が提案されている。この種の脱臭機
能付き便座は、たとえば特開昭63−14672号公報
によって開示されたものがある。その構成を図6にもと
づいて説明する。
【0003】同図において1は脱臭装置であり便器2の
内部後方あるいは側方に開口する吸引口3と、トイレ内
に臨む排出口4を有するダクト5の内部にファンモータ
からなる送風機6及び悪臭成分を浄化するための活性炭
からなる脱臭体7が設けられている。
内部後方あるいは側方に開口する吸引口3と、トイレ内
に臨む排出口4を有するダクト5の内部にファンモータ
からなる送風機6及び悪臭成分を浄化するための活性炭
からなる脱臭体7が設けられている。
【0004】上記構成において人が用便のため着座する
と送風機6が回転し、吸引口3から排出口4にいたる空
気流が発生し、排便時の悪臭成分を含んだ空気は吸引口
3から吸入され、脱臭体7を通過する時に悪臭成分が吸
着浄化されて排出口4からトイレ内に排出されて脱臭が
行われる構成となっている。
と送風機6が回転し、吸引口3から排出口4にいたる空
気流が発生し、排便時の悪臭成分を含んだ空気は吸引口
3から吸入され、脱臭体7を通過する時に悪臭成分が吸
着浄化されて排出口4からトイレ内に排出されて脱臭が
行われる構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の便座
装置では、脱臭体として活性炭等の物理吸着材を用いる
ため、吸着飽和に達すると活性炭を交換する必要があっ
た。また吸着飽和状態に近づくと臭気成分によっては逆
に脱離する場合があり、悪臭の雰囲気濃度がかえって増
加し不快感が増加する。また脱臭効果を長期にわたって
継続させるためには吸着量を増加する、つまり吸着部材
の容積を大型化するしかなく、装置全体の大型化につな
がっていた。
装置では、脱臭体として活性炭等の物理吸着材を用いる
ため、吸着飽和に達すると活性炭を交換する必要があっ
た。また吸着飽和状態に近づくと臭気成分によっては逆
に脱離する場合があり、悪臭の雰囲気濃度がかえって増
加し不快感が増加する。また脱臭効果を長期にわたって
継続させるためには吸着量を増加する、つまり吸着部材
の容積を大型化するしかなく、装置全体の大型化につな
がっていた。
【0006】またその他の手段としては芳香剤を利用し
たマスキングによる脱臭装置、あるいは従来から知られ
ているオゾンの強力な酸化力を利用し、人体に対して有
害な残余のオゾンを分解するためのオゾン分解触媒を組
合せたオゾン脱臭装置などを搭載したものが実用化され
ているが、前者の場合芳香剤の交換が必要であり、また
後者の場合はオゾンを発生させるためのオゾン発生器お
よびそのための高圧電気回路などが必要であり、装置の
複雑化とコストアップとなるなどの課題がある。
たマスキングによる脱臭装置、あるいは従来から知られ
ているオゾンの強力な酸化力を利用し、人体に対して有
害な残余のオゾンを分解するためのオゾン分解触媒を組
合せたオゾン脱臭装置などを搭載したものが実用化され
ているが、前者の場合芳香剤の交換が必要であり、また
後者の場合はオゾンを発生させるためのオゾン発生器お
よびそのための高圧電気回路などが必要であり、装置の
複雑化とコストアップとなるなどの課題がある。
【0007】本発明は上記課題を解決するものであり、
常温雰囲気において悪臭成分を脱臭、酸化分解すること
によって長期にわたって脱臭効果が持続できるとともに
構成の簡素化が実現できる脱臭装置を提供するすること
を第一の目的とする。
常温雰囲気において悪臭成分を脱臭、酸化分解すること
によって長期にわたって脱臭効果が持続できるとともに
構成の簡素化が実現できる脱臭装置を提供するすること
を第一の目的とする。
【0008】第二の目的は、排便臭を効果的に脱臭可能
であるとともに脱臭体の長寿命化によって脱臭剤を長期
に亘って交換する必要がなく、装置全体の小型化が達成
でき、また低コストの脱臭機能付便座装置を提供するこ
とにある。
であるとともに脱臭体の長寿命化によって脱臭剤を長期
に亘って交換する必要がなく、装置全体の小型化が達成
でき、また低コストの脱臭機能付便座装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の脱臭装置は、吸引口と排出口を有するダク
トと、悪臭を吸引するための送風機と、前記ダクトに内
設され悪臭を除去する脱臭体ユニットを有し、前記脱臭
体ユニットは、セラミック繊維不織布を骨格とする担持
体に銅とマンガンを主成分とする金属酸化物を含有させ
た第一の脱臭体と、セラミック繊維不織布を骨格とする
ゼオライト多孔体に金と鉄の金属酸化物を含有させた第
二の脱臭体と、前記第一および第二の脱臭体を内包する
ケースから構成されるものである。
めに本発明の脱臭装置は、吸引口と排出口を有するダク
トと、悪臭を吸引するための送風機と、前記ダクトに内
設され悪臭を除去する脱臭体ユニットを有し、前記脱臭
体ユニットは、セラミック繊維不織布を骨格とする担持
体に銅とマンガンを主成分とする金属酸化物を含有させ
た第一の脱臭体と、セラミック繊維不織布を骨格とする
ゼオライト多孔体に金と鉄の金属酸化物を含有させた第
二の脱臭体と、前記第一および第二の脱臭体を内包する
ケースから構成されるものである。
【0010】また第二の目的を達成するために本発明の
便座装置は、便座と、悪臭を吸引する吸引口と脱臭体投
入口と排出口を有するダクトと、送風機と、前記脱臭体
投入口から前記ダクト内に着脱自在に装着され、セラミ
ック繊維不織布を骨格とする担持体に銅とマンガンを主
成分とする金属酸化物を含有させた第一の脱臭体と、セ
ラミック繊維不織布を骨格とするゼオライト多孔体に金
と鉄の金属酸化物を含有させた第二の脱臭体と、前記第
一および第二の脱臭体を内包するケースから構成される
脱臭体ユニットを有し、前記第一の脱臭体を前記吸入口
から吸引される空気流に対して上流側に配設し、前記第
二の脱臭体を前記第一の脱臭体の下流側に配設したもの
である。
便座装置は、便座と、悪臭を吸引する吸引口と脱臭体投
入口と排出口を有するダクトと、送風機と、前記脱臭体
投入口から前記ダクト内に着脱自在に装着され、セラミ
ック繊維不織布を骨格とする担持体に銅とマンガンを主
成分とする金属酸化物を含有させた第一の脱臭体と、セ
ラミック繊維不織布を骨格とするゼオライト多孔体に金
と鉄の金属酸化物を含有させた第二の脱臭体と、前記第
一および第二の脱臭体を内包するケースから構成される
脱臭体ユニットを有し、前記第一の脱臭体を前記吸入口
から吸引される空気流に対して上流側に配設し、前記第
二の脱臭体を前記第一の脱臭体の下流側に配設したもの
である。
【0011】
【作用】本発明の脱臭装置は上記構成により、悪臭成分
を含んだ空気が送風機によって吸引口から吸引され、ダ
クトを通過して第一および第二の脱臭体に至る。この
時、悪臭成分中の硫化水素、メルカプタンなどの含硫化
合物に対してはセラミック繊維を骨格とする担持体に銅
とマンガンを主成分とする金属酸化物を触媒成分として
含有する第一の脱臭体の化学吸着作用によって効率的に
脱臭体表面に吸着されて脱臭が行われ、またアンモニ
ア、各種アミンなどの含窒化合物はゼオライト多孔体に
金と鉄の金属酸化物を含有させた第二の脱臭体の表面に
吸着されて効率的に脱臭される。
を含んだ空気が送風機によって吸引口から吸引され、ダ
クトを通過して第一および第二の脱臭体に至る。この
時、悪臭成分中の硫化水素、メルカプタンなどの含硫化
合物に対してはセラミック繊維を骨格とする担持体に銅
とマンガンを主成分とする金属酸化物を触媒成分として
含有する第一の脱臭体の化学吸着作用によって効率的に
脱臭体表面に吸着されて脱臭が行われ、またアンモニ
ア、各種アミンなどの含窒化合物はゼオライト多孔体に
金と鉄の金属酸化物を含有させた第二の脱臭体の表面に
吸着されて効率的に脱臭される。
【0012】ここで前記銅とマンガンを主成分とする金
属酸化物から構成される第一の脱臭体は含硫化合物は効
率的に吸着するが、含窒化合物に対しては吸着能が低
い。一方ゼオライト多孔体に金と鉄の金属酸化物を含有
させた第二の脱臭体は、逆に含窒化合物は効率的に吸着
するが、含硫化合物は吸着しにくい。一般的に悪臭は含
窒化合物と含硫化合物が混合された複合臭であり、前記
第一の脱臭体と第二の脱臭体を組合せることにより広範
囲の悪臭に対して効率的な脱臭効果が得られる。
属酸化物から構成される第一の脱臭体は含硫化合物は効
率的に吸着するが、含窒化合物に対しては吸着能が低
い。一方ゼオライト多孔体に金と鉄の金属酸化物を含有
させた第二の脱臭体は、逆に含窒化合物は効率的に吸着
するが、含硫化合物は吸着しにくい。一般的に悪臭は含
窒化合物と含硫化合物が混合された複合臭であり、前記
第一の脱臭体と第二の脱臭体を組合せることにより広範
囲の悪臭に対して効率的な脱臭効果が得られる。
【0013】またセラミック繊維不織布を骨格とする担
持体を用いたことにより、単位重量当たりの表面積およ
び細孔容積が大きく、触媒成分を多量に担持することが
できるとともに担持された触媒成分が脱落しにくく信頼
性が高められる。
持体を用いたことにより、単位重量当たりの表面積およ
び細孔容積が大きく、触媒成分を多量に担持することが
できるとともに担持された触媒成分が脱落しにくく信頼
性が高められる。
【0014】またこの点に関してのメカニズムは十分解
明されていないが、脱臭体の表面に吸着された含硫化合
物に対しては銅およびマンガンの金属イオンの相互作用
によって脱臭体表面および/もしくは吸着された悪臭成
分が活性化され、また含窒化合物に対しては金と鉄の金
属イオンの相互作用およびゼオライト多孔体に取込まれ
た活性酸素の相互作用によって酸素共存下、常温雰囲気
において酸化分解反応が起こる。この時、セラミック繊
維不織布を骨格とする担持体を用いたため、多孔性が高
く、酸化に必要な活性酸素の拡散性が良好であり、この
点が常温雰囲気での酸化分解に大きく寄与している。こ
の結果、悪臭成分が徐々に分解されて脱離および/もし
くは解離吸着されて吸着受容サイトが再現され、新たな
悪臭成分の吸着が可能となる。したがって長期に亘って
脱臭効果が持続する。また悪臭成分を通過接触するのみ
で脱臭が可能であるため、酸化分解のための付加エネル
ギーが不要であり脱臭装置の簡素化が実現できる。
明されていないが、脱臭体の表面に吸着された含硫化合
物に対しては銅およびマンガンの金属イオンの相互作用
によって脱臭体表面および/もしくは吸着された悪臭成
分が活性化され、また含窒化合物に対しては金と鉄の金
属イオンの相互作用およびゼオライト多孔体に取込まれ
た活性酸素の相互作用によって酸素共存下、常温雰囲気
において酸化分解反応が起こる。この時、セラミック繊
維不織布を骨格とする担持体を用いたため、多孔性が高
く、酸化に必要な活性酸素の拡散性が良好であり、この
点が常温雰囲気での酸化分解に大きく寄与している。こ
の結果、悪臭成分が徐々に分解されて脱離および/もし
くは解離吸着されて吸着受容サイトが再現され、新たな
悪臭成分の吸着が可能となる。したがって長期に亘って
脱臭効果が持続する。また悪臭成分を通過接触するのみ
で脱臭が可能であるため、酸化分解のための付加エネル
ギーが不要であり脱臭装置の簡素化が実現できる。
【0015】また本発明による便座装置は、ダクトの脱
臭体投入口に着脱自在に、セラミック繊維不織布を骨格
とする担持体に銅とマンガンを主成分とする金属酸化物
を含有させた第一の脱臭体と、セラミック繊維不織布を
骨格とするゼオライト多孔体に金と鉄の金属酸化物を含
有させた第二の脱臭体から構成される脱臭体ユニットを
設けたものであるので第一、第二の脱臭体の作用により
吸着された悪臭成分が酸化分解され、長期に亘って脱臭
効果が持続する。この結果従来のように脱臭剤を頻繁に
交換する必要がなく、また便座装置の構成の簡素化ある
いは低コスト化が実現できる。また排便時の悪臭成分に
対応して二種類の脱臭体を設けたので効果的な脱臭性能
が得られるとともに、脱臭体ユニットを着脱自在に設け
たので着衣などの繊維を吸引することによって脱臭体表
面に堆積する粉塵を除去するなどのメインテナンス性が
向上する。
臭体投入口に着脱自在に、セラミック繊維不織布を骨格
とする担持体に銅とマンガンを主成分とする金属酸化物
を含有させた第一の脱臭体と、セラミック繊維不織布を
骨格とするゼオライト多孔体に金と鉄の金属酸化物を含
有させた第二の脱臭体から構成される脱臭体ユニットを
設けたものであるので第一、第二の脱臭体の作用により
吸着された悪臭成分が酸化分解され、長期に亘って脱臭
効果が持続する。この結果従来のように脱臭剤を頻繁に
交換する必要がなく、また便座装置の構成の簡素化ある
いは低コスト化が実現できる。また排便時の悪臭成分に
対応して二種類の脱臭体を設けたので効果的な脱臭性能
が得られるとともに、脱臭体ユニットを着脱自在に設け
たので着衣などの繊維を吸引することによって脱臭体表
面に堆積する粉塵を除去するなどのメインテナンス性が
向上する。
【0016】さらに含硫化合物を脱臭する第一の脱臭体
を吸入口から吸引される空気流に対して上流側に配設し
たので、含硫化合物中に含まれる硫黄による第二の脱臭
体の触媒被毒信頼性が向上する。
を吸入口から吸引される空気流に対して上流側に配設し
たので、含硫化合物中に含まれる硫黄による第二の脱臭
体の触媒被毒信頼性が向上する。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0018】図1は本発明の一実施例を示す便座装置の
要部断面図、図2は脱臭体の拡大斜視図、図3は脱臭体
の断面図である。同図において8は便器、9は便座、1
0は便蓋、11は便座装置、12は脱臭装置である。脱
臭装置12は以下の部材から構成されている。すなわち
13はダクトであり、便器8の内部つまり便槽内に充満
した悪臭成分を含む空気を吸引する吸引口14、脱臭体
投入口15、トイレ空間に開口する排出口16、を有
し、その内部には臭気を吸引するための送風機17が設
けられている。
要部断面図、図2は脱臭体の拡大斜視図、図3は脱臭体
の断面図である。同図において8は便器、9は便座、1
0は便蓋、11は便座装置、12は脱臭装置である。脱
臭装置12は以下の部材から構成されている。すなわち
13はダクトであり、便器8の内部つまり便槽内に充満
した悪臭成分を含む空気を吸引する吸引口14、脱臭体
投入口15、トイレ空間に開口する排出口16、を有
し、その内部には臭気を吸引するための送風機17が設
けられている。
【0019】18は脱臭体投入口15からダクト13内
に着脱自在に装着された脱臭体ユニットであり、通過す
る空気流に対して上流側に設けられた第一の脱臭体19
と、その下流に設けられた第二の脱臭体20および第一
および第二の脱臭体19、20を内包するケース21か
ら構成されている。第一の脱臭体19は、セラミック繊
維不織布を骨格とする担持体に銅およびマンガンを主成
分とする金属酸化物を含有させた(以下Cu−Mn系触
媒という)ものであり、主に硫化水素などの含硫化合物
の脱臭を行う。
に着脱自在に装着された脱臭体ユニットであり、通過す
る空気流に対して上流側に設けられた第一の脱臭体19
と、その下流に設けられた第二の脱臭体20および第一
および第二の脱臭体19、20を内包するケース21か
ら構成されている。第一の脱臭体19は、セラミック繊
維不織布を骨格とする担持体に銅およびマンガンを主成
分とする金属酸化物を含有させた(以下Cu−Mn系触
媒という)ものであり、主に硫化水素などの含硫化合物
の脱臭を行う。
【0020】また第二の脱臭体20は、セラミック繊維
不織布を骨格とするゼオライト多孔体に金と鉄の金属酸
化物を含有させた(以下ゼオライト/Au−Fe系触媒
という)ものでアンモニアなどの含窒素化合物の脱臭を
行う。なお第一および第二の脱臭体19、20の外周面
にはケース21の内面と脱臭体19、20の間に形成さ
れる間隙から臭気が洩れるのを防止するとともに緩衝材
としての作用をはたす帯状の弾性部材22aが設けられ
ており、またケース21の外面には同様にダクト13と
の間に弾性部材22bが設けられている。なお第一およ
び第二の脱臭体19、20はハニカム状に成型されてお
り、図2の矢印で示した方向に空気が通過可能に配置さ
れている。
不織布を骨格とするゼオライト多孔体に金と鉄の金属酸
化物を含有させた(以下ゼオライト/Au−Fe系触媒
という)ものでアンモニアなどの含窒素化合物の脱臭を
行う。なお第一および第二の脱臭体19、20の外周面
にはケース21の内面と脱臭体19、20の間に形成さ
れる間隙から臭気が洩れるのを防止するとともに緩衝材
としての作用をはたす帯状の弾性部材22aが設けられ
ており、またケース21の外面には同様にダクト13と
の間に弾性部材22bが設けられている。なお第一およ
び第二の脱臭体19、20はハニカム状に成型されてお
り、図2の矢印で示した方向に空気が通過可能に配置さ
れている。
【0021】ケース21のフランジ部23とダクト13
の脱臭体投入口15の周辺部には凹部24と凸部25か
らなる嵌合部26が設けられており、通過空気流に対す
る第一および第二の脱臭体19、20の配置方向を限定
している。なお27は肛門を洗浄するための温水洗浄ノ
ズルであり温水洗浄機能、および洗浄後肛門部周辺の乾
燥を行う乾燥装置(図示せず)を便座装置11に内蔵し
ている。
の脱臭体投入口15の周辺部には凹部24と凸部25か
らなる嵌合部26が設けられており、通過空気流に対す
る第一および第二の脱臭体19、20の配置方向を限定
している。なお27は肛門を洗浄するための温水洗浄ノ
ズルであり温水洗浄機能、および洗浄後肛門部周辺の乾
燥を行う乾燥装置(図示せず)を便座装置11に内蔵し
ている。
【0022】図3に第一、第二の脱臭体19、20の部
分外観図を示し、図4(a)、(b)に第一、第二の脱
臭体19、20の部分拡大図を示す。なお外観図につい
ては第一、第二の脱臭体19、20ともに同様であるの
で図3によって代表させた。
分外観図を示し、図4(a)、(b)に第一、第二の脱
臭体19、20の部分拡大図を示す。なお外観図につい
ては第一、第二の脱臭体19、20ともに同様であるの
で図3によって代表させた。
【0023】第一の脱臭体19は図4(a)に示すよう
にセラミック繊維28aの周囲にアルミナ、シリカなど
の無機系バインダー29aを介して触媒成分である銅お
よびマンガンを主成分とする金属酸化物30が担持され
ている。なお製造方法については銅およびマンガンの金
属酸化物30に無機系バインダー29aを混合するとと
もにセラミック繊維28aを混合し、さらに溶媒を加え
て適当な粘度に調整した混合スラリーを作製し、抄紙法
により触媒シート19aを作製した。この触媒シート1
9aを予備乾燥したものをコルゲーターにより波状加工
を施し、さらに波状加工した触媒シート19aとしない
ものを無機系バインダーを用いて接着し、これを一対と
して複数を積層してハニカム状に成型した後、所定温度
で焼成することにより製造した。
にセラミック繊維28aの周囲にアルミナ、シリカなど
の無機系バインダー29aを介して触媒成分である銅お
よびマンガンを主成分とする金属酸化物30が担持され
ている。なお製造方法については銅およびマンガンの金
属酸化物30に無機系バインダー29aを混合するとと
もにセラミック繊維28aを混合し、さらに溶媒を加え
て適当な粘度に調整した混合スラリーを作製し、抄紙法
により触媒シート19aを作製した。この触媒シート1
9aを予備乾燥したものをコルゲーターにより波状加工
を施し、さらに波状加工した触媒シート19aとしない
ものを無機系バインダーを用いて接着し、これを一対と
して複数を積層してハニカム状に成型した後、所定温度
で焼成することにより製造した。
【0024】第二の脱臭体20は図4(b)に示すよう
にセラミック繊維28bの空隙31に無機系バインダー
29bを介してゼオライト微粉末32が結合されてお
り、このゼオライト微粉末32の表面に触媒成分である
金および鉄の金属酸化物33が担持された構成となって
いる。製造方法は、ゼオライト微粉末32にセラミック
繊維28bおよび無機系バインダー29bを混合し、こ
れに溶媒を加えて混合スラリーを作製し、同様に抄紙法
により担持体シート20aを作製した。この担持体シー
ト20aを予備乾燥したものをコルゲーターにより波状
加工し、波状加工したものとしないものを積層してハニ
カム状に成型し、所定温度で焼成した後に触媒成分であ
る金と鉄の酸化物に溶媒を加えた水溶液を作製し、この
水溶液にハニカム成型した担持体シート20aを浸漬す
ることにより、いわゆる含浸法によって担持し、所定温
度で焼成することにより製造した。
にセラミック繊維28bの空隙31に無機系バインダー
29bを介してゼオライト微粉末32が結合されてお
り、このゼオライト微粉末32の表面に触媒成分である
金および鉄の金属酸化物33が担持された構成となって
いる。製造方法は、ゼオライト微粉末32にセラミック
繊維28bおよび無機系バインダー29bを混合し、こ
れに溶媒を加えて混合スラリーを作製し、同様に抄紙法
により担持体シート20aを作製した。この担持体シー
ト20aを予備乾燥したものをコルゲーターにより波状
加工し、波状加工したものとしないものを積層してハニ
カム状に成型し、所定温度で焼成した後に触媒成分であ
る金と鉄の酸化物に溶媒を加えた水溶液を作製し、この
水溶液にハニカム成型した担持体シート20aを浸漬す
ることにより、いわゆる含浸法によって担持し、所定温
度で焼成することにより製造した。
【0025】以上の構成において次に本実施例の作用、
動作について説明する。排便時に便座に着座すると送風
機17が動作し、吸引口14から排出口16にいたる悪
臭成分を含んだ空気の流れが発生する。一般的に排便時
の悪臭成分は硫化水素、メルカプタン類に代表される含
硫化合物とアンモニア、アミン類、インドールなどに代
表される含窒化合物の混合した複合臭である。悪臭成分
を含んだ空気がダクト13を通過する際に、まず第一の
脱臭体19の表面に接触する。この時悪臭成分中の含硫
化合物が第一の脱臭体19の表面に選択的に吸着され
る。一方含窒化合物の第一の脱臭体19に対する結合力
は比較的弱く、吸着されることなく通過する。通過した
含窒化合物は次に第二の脱臭体20の表面に接触し、ゼ
オライト/Au−Fe系触媒の表面に吸着される。
動作について説明する。排便時に便座に着座すると送風
機17が動作し、吸引口14から排出口16にいたる悪
臭成分を含んだ空気の流れが発生する。一般的に排便時
の悪臭成分は硫化水素、メルカプタン類に代表される含
硫化合物とアンモニア、アミン類、インドールなどに代
表される含窒化合物の混合した複合臭である。悪臭成分
を含んだ空気がダクト13を通過する際に、まず第一の
脱臭体19の表面に接触する。この時悪臭成分中の含硫
化合物が第一の脱臭体19の表面に選択的に吸着され
る。一方含窒化合物の第一の脱臭体19に対する結合力
は比較的弱く、吸着されることなく通過する。通過した
含窒化合物は次に第二の脱臭体20の表面に接触し、ゼ
オライト/Au−Fe系触媒の表面に吸着される。
【0026】ここでゼオライトはカチオンによる静電引
力により、双極子モーメントの大きい分子を選択的に吸
着する。またセラミック繊維28a、28bを骨格とし
たので図4に示すように多孔性が高く、脱臭体19、2
0の表面のみでなく内部にも分散して触媒活性点を有
し、悪臭成分を効果的に吸着することができる。これら
二種類の脱臭体により複合臭を効率的に脱臭することが
でき、悪臭は無臭化されて排出口15からトイレ内に放
出される。この時脱臭体19、20はハニカム状に成型
されているため空気通過時の圧力損失を小さくすること
ができる。
力により、双極子モーメントの大きい分子を選択的に吸
着する。またセラミック繊維28a、28bを骨格とし
たので図4に示すように多孔性が高く、脱臭体19、2
0の表面のみでなく内部にも分散して触媒活性点を有
し、悪臭成分を効果的に吸着することができる。これら
二種類の脱臭体により複合臭を効率的に脱臭することが
でき、悪臭は無臭化されて排出口15からトイレ内に放
出される。この時脱臭体19、20はハニカム状に成型
されているため空気通過時の圧力損失を小さくすること
ができる。
【0027】またこの点に関してのメカニズムは十分解
明されていないが、脱臭体19、20の表面に吸着され
た含硫化合物に対しては銅およびマンガンの金属イオン
の相互作用によって脱臭体表面および/もしくは吸着さ
れた悪臭成分が活性化され、また含窒化合物に対しては
金と鉄の金属イオンの相互作用およびゼオライト多孔体
に取込まれた活性酸素の相互作用によって酸素共存下、
常温雰囲気において酸化分解反応が起こる。この時セラ
ミック繊維不織布28a、28bを骨格とする担持体を
用いたため、多孔性が高く、酸化に必要な活性酸素の拡
散性が良好であり、この点が常温雰囲気での酸化分解に
大きく寄与している。この結果、悪臭成分が徐々に分解
されて脱離および/もしくは解離吸着されて吸着受容サ
イトが再現され、新たな悪臭成分の吸着が可能となる。
したがって長期に亘って脱臭効果が持続する。これによ
り脱臭体ユニット18を頻繁に交換する必要がなく、ま
た悪臭成分を通過接触するのみで脱臭が可能であるた
め、酸化分解のための付加エネルギーが不要であり脱臭
装置12あるいは便座装置11の構成の簡素化が実現で
きる。
明されていないが、脱臭体19、20の表面に吸着され
た含硫化合物に対しては銅およびマンガンの金属イオン
の相互作用によって脱臭体表面および/もしくは吸着さ
れた悪臭成分が活性化され、また含窒化合物に対しては
金と鉄の金属イオンの相互作用およびゼオライト多孔体
に取込まれた活性酸素の相互作用によって酸素共存下、
常温雰囲気において酸化分解反応が起こる。この時セラ
ミック繊維不織布28a、28bを骨格とする担持体を
用いたため、多孔性が高く、酸化に必要な活性酸素の拡
散性が良好であり、この点が常温雰囲気での酸化分解に
大きく寄与している。この結果、悪臭成分が徐々に分解
されて脱離および/もしくは解離吸着されて吸着受容サ
イトが再現され、新たな悪臭成分の吸着が可能となる。
したがって長期に亘って脱臭効果が持続する。これによ
り脱臭体ユニット18を頻繁に交換する必要がなく、ま
た悪臭成分を通過接触するのみで脱臭が可能であるた
め、酸化分解のための付加エネルギーが不要であり脱臭
装置12あるいは便座装置11の構成の簡素化が実現で
きる。
【0028】なおこの際の酸化分解の反応速度は比較的
遅いものであり、脱臭体19、20の表面に一旦悪臭成
分を吸着し、その後徐々に反応する形態をとる。したが
って比較的低濃度の脱臭に好適であり、また連続脱臭で
なく間欠脱臭に適している。すなわち酸化分解のために
所定時間大気に放置する必要がある。実用上一世帯当た
りの平均家族数を4人とし、大便時使用時間10分/
人、女子小便使用時間を2分/人すると脱臭装置12の
動作時間は約1時間/日となる。すなわち便座装置11
の非使用時間23時間/日が前記大気放置時間となる。
遅いものであり、脱臭体19、20の表面に一旦悪臭成
分を吸着し、その後徐々に反応する形態をとる。したが
って比較的低濃度の脱臭に好適であり、また連続脱臭で
なく間欠脱臭に適している。すなわち酸化分解のために
所定時間大気に放置する必要がある。実用上一世帯当た
りの平均家族数を4人とし、大便時使用時間10分/
人、女子小便使用時間を2分/人すると脱臭装置12の
動作時間は約1時間/日となる。すなわち便座装置11
の非使用時間23時間/日が前記大気放置時間となる。
【0029】さらに含硫化合物に含まれる硫黄Sは一般
的に金および鉄の金属酸化物などの触媒成分に対して被
毒成分となる。本実施例では含硫化合物を吸着する第一
の脱臭体19を悪臭流体の通過に対して上流側に配設し
たため、含硫化合物を吸着した後に第二の脱臭体20に
接触し、第二の脱臭体20の硫黄Sによる被毒に対する
信頼性を向上させることができる。また図2に示したよ
うにケース21のフランジ部23に凹部24を設けると
ともに脱臭剤投入口15の周辺部に凸部25を設けて嵌
合部26を構成したたため、脱臭体ユニット18の投入
方向を誤ることが防止される。
的に金および鉄の金属酸化物などの触媒成分に対して被
毒成分となる。本実施例では含硫化合物を吸着する第一
の脱臭体19を悪臭流体の通過に対して上流側に配設し
たため、含硫化合物を吸着した後に第二の脱臭体20に
接触し、第二の脱臭体20の硫黄Sによる被毒に対する
信頼性を向上させることができる。また図2に示したよ
うにケース21のフランジ部23に凹部24を設けると
ともに脱臭剤投入口15の周辺部に凸部25を設けて嵌
合部26を構成したたため、脱臭体ユニット18の投入
方向を誤ることが防止される。
【0030】また一般的に排便に含まれる悪臭成分は、
硫化水素、メチルメルカプタンなどの含硫化合物が多
く、これに対してアンモニア、アミン類など含窒化合物
は比較的少ない。このことに着目して図5に示すように
第一の脱臭体19の長さT1を第二の脱臭体20の長さ
T2よりも大きく設定して第一の脱臭体19の容積を大
きく設定することにより含硫化合物をより効果的に脱臭
することができるとともに、臭気濃度に応じて脱臭寿命
を第二の脱臭体20と同等となるように調整できる。
硫化水素、メチルメルカプタンなどの含硫化合物が多
く、これに対してアンモニア、アミン類など含窒化合物
は比較的少ない。このことに着目して図5に示すように
第一の脱臭体19の長さT1を第二の脱臭体20の長さ
T2よりも大きく設定して第一の脱臭体19の容積を大
きく設定することにより含硫化合物をより効果的に脱臭
することができるとともに、臭気濃度に応じて脱臭寿命
を第二の脱臭体20と同等となるように調整できる。
【0031】またこの種の脱臭機能付便座装置では脱臭
時に、着衣およびトイレットペーパーなどに含まれる繊
維などの粉塵も悪臭を含んだ空気と共に吸引し、ハニカ
ム状に成型された第一の脱臭体19の上流側表面に吸着
される。このため長期に使用した場合粉塵が堆積し、通
気量が減少して十分な脱臭効果が得られなくなる。本実
施例では脱臭体ユニット18を着脱自在に設けたので着
衣などの繊維を吸引することによって脱臭体表面に堆積
した粉塵を除去するなどのメインテナンスを容易に行う
ことができる。
時に、着衣およびトイレットペーパーなどに含まれる繊
維などの粉塵も悪臭を含んだ空気と共に吸引し、ハニカ
ム状に成型された第一の脱臭体19の上流側表面に吸着
される。このため長期に使用した場合粉塵が堆積し、通
気量が減少して十分な脱臭効果が得られなくなる。本実
施例では脱臭体ユニット18を着脱自在に設けたので着
衣などの繊維を吸引することによって脱臭体表面に堆積
した粉塵を除去するなどのメインテナンスを容易に行う
ことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の脱臭装置
は、セラミック繊維不織布を骨格とする担持体に銅およ
びマンガンの金属酸化物を主成分とする第一の脱臭体
と、セラミック繊維不織布を骨格とするゼオライト多孔
体に金と鉄の金属酸化物を含有させた第二の脱臭体を有
する脱臭体ユニットを送風ダクト内に設けたものであ
り、セラミック繊維不織布を骨格とする担持体を用いて
多孔性を向上させるとともに悪臭成分の分解に適し、か
つ低温活性を有する触媒成分を組み合わせたので、常温
雰囲気で悪臭成分を酸化分解することが可能となり、活
性炭などの従来の脱臭剤に比べて脱臭寿命が飛躍的に向
上する。
は、セラミック繊維不織布を骨格とする担持体に銅およ
びマンガンの金属酸化物を主成分とする第一の脱臭体
と、セラミック繊維不織布を骨格とするゼオライト多孔
体に金と鉄の金属酸化物を含有させた第二の脱臭体を有
する脱臭体ユニットを送風ダクト内に設けたものであ
り、セラミック繊維不織布を骨格とする担持体を用いて
多孔性を向上させるとともに悪臭成分の分解に適し、か
つ低温活性を有する触媒成分を組み合わせたので、常温
雰囲気で悪臭成分を酸化分解することが可能となり、活
性炭などの従来の脱臭剤に比べて脱臭寿命が飛躍的に向
上する。
【0033】またこれにより長寿命化のために脱臭剤の
容積を大型化する必要がなく、小型の脱臭装置が実現で
きるとともにオゾン発生器などの分解のための付帯部材
が不要であるため脱臭装置の小型、低コスト化が達成で
きる。
容積を大型化する必要がなく、小型の脱臭装置が実現で
きるとともにオゾン発生器などの分解のための付帯部材
が不要であるため脱臭装置の小型、低コスト化が達成で
きる。
【0034】さらに臭気成分に対応して二種類の脱臭体
を設けたので広範囲の複合臭の脱臭が可能であり、また
複合臭の臭気成分、濃度に応じて最も効果的に脱臭が行
えるように各々の脱臭体の容積を調整可能である。
を設けたので広範囲の複合臭の脱臭が可能であり、また
複合臭の臭気成分、濃度に応じて最も効果的に脱臭が行
えるように各々の脱臭体の容積を調整可能である。
【0035】本発明の便座装置は、排便臭の主成分であ
る含硫化合物と含窒化合物に対応して各々の成分の脱臭
および分解に好適な第一および第二の脱臭体を設けたの
で排便臭を効果的に脱臭できるとともに吸着された悪臭
成分が酸化分解され、長期に亘って脱臭効果が持続す
る。このため従来のように脱臭剤を頻繁に交換する必要
がなく、使い勝手が向上する。また悪臭を含んだ空気を
脱臭体に通過接触するのみで脱臭が行えるため、構造が
簡単であり便座装置の小型、低コスト化が達成できる。
このことは特に狭いトイレにこの種の便座装置を設置す
る場合に好適である。
る含硫化合物と含窒化合物に対応して各々の成分の脱臭
および分解に好適な第一および第二の脱臭体を設けたの
で排便臭を効果的に脱臭できるとともに吸着された悪臭
成分が酸化分解され、長期に亘って脱臭効果が持続す
る。このため従来のように脱臭剤を頻繁に交換する必要
がなく、使い勝手が向上する。また悪臭を含んだ空気を
脱臭体に通過接触するのみで脱臭が行えるため、構造が
簡単であり便座装置の小型、低コスト化が達成できる。
このことは特に狭いトイレにこの種の便座装置を設置す
る場合に好適である。
【0036】また含硫化合物を吸着する第一の脱臭体を
悪臭流体の通過に対して上流側に配設したため、含硫化
合物を吸着した後に第二の脱臭体に接触することとな
り、第二の脱臭体の硫黄Sによる触媒被毒に対する信頼
性を向上させることができる。
悪臭流体の通過に対して上流側に配設したため、含硫化
合物を吸着した後に第二の脱臭体に接触することとな
り、第二の脱臭体の硫黄Sによる触媒被毒に対する信頼
性を向上させることができる。
【0037】さらに脱臭体ユニットを着脱自在に設けた
ので着衣などの繊維を吸引することによって脱臭体表面
に堆積する粉塵を除去するなどのメインテナンスを容易
に行うことができる。
ので着衣などの繊維を吸引することによって脱臭体表面
に堆積する粉塵を除去するなどのメインテナンスを容易
に行うことができる。
【図1】本発明の一実施例における便座装置の断面図
【図2】同脱臭体ユニットの要部斜視図
【図3】同脱臭体ユニットの拡大断面図
【図4】(a)同第一の脱臭体の拡大図 (b)同第二の脱臭体の拡大図
【図5】同脱臭体の部分拡大図
【図6】従来の便座装置の断面図
9 便座 11 便座装置 12 脱臭装置 13 ダクト 14 吸引口 15 脱臭剤投入口 16 排出口 17 送風機 18 脱臭体ユニット 19 第一の脱臭体 20 第二の脱臭体 21 ケース 28a、28b セラミック繊維 30 銅、マンガンの金属酸化物 32 ゼオライト微粉末 33 金、鉄の金属酸化物
Claims (2)
- 【請求項1】吸引口と排出口を有するダクトと、このダ
クト内に設けられた送風機と、前記ダクトに内設され悪
臭を除去する脱臭体ユニットから構成され、前記脱臭体
ユニットは、セラミック繊維不織布を骨格とする担持体
に銅とマンガンを主成分とする金属酸化物を含有させた
第一の脱臭体と、セラミック繊維不織布を骨格とするゼ
オライト多孔体に金と鉄の金属酸化物を含有させた第二
の脱臭体と、前記第一および第二の脱臭体を内包するケ
ースから構成した脱臭装置。 - 【請求項2】便座と、便槽内に臨む位置に開口し悪臭を
吸引する吸引口と脱臭体投入口と排出口を有するダクト
と、このダクト内に設けられた送風機と、前記脱臭体投
入口から前記ダクト内に着脱自在に装着され、セラミッ
ク繊維不織布を骨格とする担持体に銅とマンガンを主成
分とする金属酸化物を含有させた第一の脱臭体と、セラ
ミック繊維不織布を骨格とするゼオライト多孔体に金と
鉄の金属酸化物を含有させた第二の脱臭体と、前記第一
および第二の脱臭体を内包するケースから構成される脱
臭体ユニットを有し、前記第一の脱臭体を前記吸引口か
ら吸引される空気流に対して上流側に配設し、前記第二
の脱臭体を前記第一の脱臭体の下流側に配設した便座装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5075499A JPH06285144A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5075499A JPH06285144A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06285144A true JPH06285144A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=13578025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5075499A Pending JPH06285144A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 脱臭装置およびその装置を用いた便座装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06285144A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016017454A1 (ja) * | 2014-08-01 | 2016-02-04 | シャープ株式会社 | 脱臭保存庫 |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP5075499A patent/JPH06285144A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016017454A1 (ja) * | 2014-08-01 | 2016-02-04 | シャープ株式会社 | 脱臭保存庫 |
| JP2016034863A (ja) * | 2014-08-01 | 2016-03-17 | シャープ株式会社 | 脱臭保存庫 |
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