JPH06342534A - 光ディスク用スタンパおよびその製造法 - Google Patents
光ディスク用スタンパおよびその製造法Info
- Publication number
- JPH06342534A JPH06342534A JP13074593A JP13074593A JPH06342534A JP H06342534 A JPH06342534 A JP H06342534A JP 13074593 A JP13074593 A JP 13074593A JP 13074593 A JP13074593 A JP 13074593A JP H06342534 A JPH06342534 A JP H06342534A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stamper
- film
- surface layer
- optical disk
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
- B29C45/2632—Stampers; Mountings thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 光ディスク用スタンパの製造において、金属
表面層形成時の成膜条件を調節することにより、形成さ
れる金属表面層の膜応力が−40kgf/mm2ないし
40kgf/mm2の範囲となるようにする。 【効果】 耐久性に優れた光ディスク用スタンパを得る
ことができ、そのスタンパを用いることにより、光ディ
スク製造の生産性を向上させることができる。
表面層形成時の成膜条件を調節することにより、形成さ
れる金属表面層の膜応力が−40kgf/mm2ないし
40kgf/mm2の範囲となるようにする。 【効果】 耐久性に優れた光ディスク用スタンパを得る
ことができ、そのスタンパを用いることにより、光ディ
スク製造の生産性を向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の信号が記録され
た光記録媒体などに用いられる複数基板成形のためのス
タンパに関する。
た光記録媒体などに用いられる複数基板成形のためのス
タンパに関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクやレーザーディス
ク、メモリー用の光ディスク、光磁気ディスクなどの記
録媒体には、音声、映像その他の情報信号に対応するピ
ット列やトラッキング用のグルーブなどが形成されてい
るが、そのような記録媒体を製造するために、スタンパ
と呼ばれる金属製の金型を用いた射出成形によって基板
が大量生産される。
ク、メモリー用の光ディスク、光磁気ディスクなどの記
録媒体には、音声、映像その他の情報信号に対応するピ
ット列やトラッキング用のグルーブなどが形成されてい
るが、そのような記録媒体を製造するために、スタンパ
と呼ばれる金属製の金型を用いた射出成形によって基板
が大量生産される。
【0003】このスタンパの作製には通常、所望の信号
で変調されたレーザー光でカッティングされたガラス原
盤上のフォトレジストを現像し、パターンが得られたと
ころで導電用の金属膜を形成し、その原盤を電鋳した後
に剥離する方法が使用されている。
で変調されたレーザー光でカッティングされたガラス原
盤上のフォトレジストを現像し、パターンが得られたと
ころで導電用の金属膜を形成し、その原盤を電鋳した後
に剥離する方法が使用されている。
【0004】導電用の金属膜形成方法としては、(1)
Ni、銀などの金属をスパッタにより原盤表面に堆積さ
せる方法、(2)湿式(無電界メッキなど)により形成
する方法などがある。
Ni、銀などの金属をスパッタにより原盤表面に堆積さ
せる方法、(2)湿式(無電界メッキなど)により形成
する方法などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来法で作製されたスタンパを用いて成形を行なった場
合、1〜2万枚程度の成形でスタンパの表面層(導電膜
層)の剥離が発生し、部分的に微細欠陥を生じてそれが
欠陥となって基板に転写される。すなわち、スタンパの
耐久枚数は1〜2万枚程度しかないことから、その耐久
性向上が強く望まれている。
来法で作製されたスタンパを用いて成形を行なった場
合、1〜2万枚程度の成形でスタンパの表面層(導電膜
層)の剥離が発生し、部分的に微細欠陥を生じてそれが
欠陥となって基板に転写される。すなわち、スタンパの
耐久枚数は1〜2万枚程度しかないことから、その耐久
性向上が強く望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、凹凸パターン
の施された金属表面層を有する光ディスク用スタンパに
おいて、金属表面層が−40kgf/mm2ないし40
kgf/mm2の範囲の膜応力を有することを特徴とす
る光ディスク用スタンパを提供する。
の施された金属表面層を有する光ディスク用スタンパに
おいて、金属表面層が−40kgf/mm2ないし40
kgf/mm2の範囲の膜応力を有することを特徴とす
る光ディスク用スタンパを提供する。
【0007】金属表面層は、層形成時の成膜法、装置な
どによってその膜質が異なる。例えば、スパッタ法にて
Ni膜を成膜する場合、装置、ターゲット材料、ガス条
件、成膜電源などの数々の要因が膜質に大きな影響を与
える。しかしながら、製造されたスタンパの耐久性を評
価したところ、スタンパの耐久性を決めるのは主として
表面層の膜応力であることが認められた。すなわち、ス
タンパの耐久性に好適な表面層応力の範囲が存在し、具
体的には、表面層応力が上記の−40kgf/mm2な
いし40kgf/mm2の範囲にある場合に、成形時の
膜剥がれが発生しにくくなり、スタンパの耐久性が高
い。
どによってその膜質が異なる。例えば、スパッタ法にて
Ni膜を成膜する場合、装置、ターゲット材料、ガス条
件、成膜電源などの数々の要因が膜質に大きな影響を与
える。しかしながら、製造されたスタンパの耐久性を評
価したところ、スタンパの耐久性を決めるのは主として
表面層の膜応力であることが認められた。すなわち、ス
タンパの耐久性に好適な表面層応力の範囲が存在し、具
体的には、表面層応力が上記の−40kgf/mm2な
いし40kgf/mm2の範囲にある場合に、成形時の
膜剥がれが発生しにくくなり、スタンパの耐久性が高
い。
【0008】このように通常の金型の表面処理と異なる
要因が発生するのは、成形時に使用されるスタンパの厚
さが約0.3mm〜0.6mm程度であり、成形される
基板の厚さが1〜2mmであって、高精度の基板物性が
要求されることに原因があると考えられ、特にそれは、
金型本体表面に取り付けられ、急速な加熱・冷却および
高圧樹脂の流れなどに曝される光ディスク用スタンパに
特有の現象である。
要因が発生するのは、成形時に使用されるスタンパの厚
さが約0.3mm〜0.6mm程度であり、成形される
基板の厚さが1〜2mmであって、高精度の基板物性が
要求されることに原因があると考えられ、特にそれは、
金型本体表面に取り付けられ、急速な加熱・冷却および
高圧樹脂の流れなどに曝される光ディスク用スタンパに
特有の現象である。
【0009】形成される金属表面層の応力は各種の成膜
条件に影響されることから、表面層の応力制御は、成膜
法、装置などに応じて個別に成膜条件を決めることによ
って行なう。例えば、スパッタ法によりNi膜を形成す
る場合は、打入パワー、装置内のArガス圧などを調節
し、無電解メッキによりNi膜形成する場合は液温度、
成分濃度などを調節する。
条件に影響されることから、表面層の応力制御は、成膜
法、装置などに応じて個別に成膜条件を決めることによ
って行なう。例えば、スパッタ法によりNi膜を形成す
る場合は、打入パワー、装置内のArガス圧などを調節
し、無電解メッキによりNi膜形成する場合は液温度、
成分濃度などを調節する。
【0010】なお本発明は、表面層が金属の導電膜であ
る場合の他に、スタンパの導電膜表面にTiNなどの膜
層を形成する場合、例えば、Ni導電化膜表面上にTi
N膜などを成膜して多層膜とする場合などにも応用でき
る。
る場合の他に、スタンパの導電膜表面にTiNなどの膜
層を形成する場合、例えば、Ni導電化膜表面上にTi
N膜などを成膜して多層膜とする場合などにも応用でき
る。
【0011】
(実施例1)本実施例では、スパッタ法によりガラス原
盤にNi膜を形成してスタンパを製造した。
盤にNi膜を形成してスタンパを製造した。
【0012】徳田製作所(株)社製スパッタ装置を用
い、ターゲットとしてフルウチ(株)社製高純度Niタ
ーゲットを使用して、DC電源によるスパッタ膜を約1
000Å成膜した。成膜条件のうち、成膜時の打入パワ
ーを200W、600Wおよび1000Wと変化させ、
さらに成膜時に流入するArガスによる装置内の圧力を
0.3Pa、0.6Paおよび0.9Paと変化させて
導電膜形成を行なった。その後、Ni電鋳、剥離および
内外径裏面加工を行なって、スタンパとして仕上げた。
このようにして得られたスタンパを射出成形用金型にセ
ットし、ポリカーボネートなどの樹脂材料から成る基板
を大量生産した。
い、ターゲットとしてフルウチ(株)社製高純度Niタ
ーゲットを使用して、DC電源によるスパッタ膜を約1
000Å成膜した。成膜条件のうち、成膜時の打入パワ
ーを200W、600Wおよび1000Wと変化させ、
さらに成膜時に流入するArガスによる装置内の圧力を
0.3Pa、0.6Paおよび0.9Paと変化させて
導電膜形成を行なった。その後、Ni電鋳、剥離および
内外径裏面加工を行なって、スタンパとして仕上げた。
このようにして得られたスタンパを射出成形用金型にセ
ットし、ポリカーボネートなどの樹脂材料から成る基板
を大量生産した。
【0013】図1には、上記成膜条件(Ar圧力および
打入パワー)と膜応力との関係を示し、表1に導電化処
理されて得られたスタンパの成形耐久結果を示した。
打入パワー)と膜応力との関係を示し、表1に導電化処
理されて得られたスタンパの成形耐久結果を示した。
【0014】
【表1】 図1および表1より、膜応力が−40〜+40kg/m
m2の場合にスタンパの耐久性が良いことがわかる。さ
らに、膜応力と耐久性との関係を示す表2から、+10
〜+30kg/mm2の範囲の場合にスタンパの耐久性
が特に高いことがわかる。
m2の場合にスタンパの耐久性が良いことがわかる。さ
らに、膜応力と耐久性との関係を示す表2から、+10
〜+30kg/mm2の範囲の場合にスタンパの耐久性
が特に高いことがわかる。
【0015】
【表2】 表中の判定は下記の基準で行なった。
【0016】×:10000〜20000 ○:20000〜30000 ◎:30000以上。
【0017】(実施例2)次に、湿式での成膜(無電解
メッキによるNi膜形成)を、液温度、成分濃度などの
条件を変化させて行ない、実施例1同様の検討を行なっ
たところ、実施例1同様の結果が得られた。
メッキによるNi膜形成)を、液温度、成分濃度などの
条件を変化させて行ない、実施例1同様の検討を行なっ
たところ、実施例1同様の結果が得られた。
【0018】
【発明の効果】本発明により、耐久性に優れた光ディス
ク用スタンパを得ることができ、そのスタンパを用いる
ことにより、光ディスク製造の生産性を向上させること
ができる。
ク用スタンパを得ることができ、そのスタンパを用いる
ことにより、光ディスク製造の生産性を向上させること
ができる。
【図1】スパッタ法にて形成したNi膜におけるAr圧
力および打入パワーと膜応力との関係を示すグラフであ
る。
力および打入パワーと膜応力との関係を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C23C 14/34 U 9046−4K B29L 17:00 4F
Claims (5)
- 【請求項1】 凹凸パターンの施された金属表面層を有
する光ディスク用スタンパにおいて、金属表面層が−4
0kgf/mm2ないし40kgf/mm2の範囲の膜応
力を有することを特徴とする光ディスク用スタンパ。 - 【請求項2】 少なくとも、パターン形成された原盤表
面への導電用金属膜の成膜、該原盤の電鋳および剥離の
工程から成る光ディスク用スタンパ製造法において、導
電用金属膜成膜時の成膜条件を調節して、形成される金
属表面層の膜応力を−40kgf/mm2ないし40k
gf/mm2の範囲に設定することを特徴とする光ディ
スク用スタンパ製造法。 - 【請求項3】 導電用金属膜成膜法がスパッタ法であ
り、打入パワーおよび/または装置内のArガス圧力の
調節によって金属表面層の膜応力設定を行なう請求項2
記載の光ディスク用スタンパ製造法。 - 【請求項4】 導電用金属膜成膜法が湿式法であり、液
温度および/または成分濃度の調節によって金属表面層
の膜応力設定を行なう請求項2記載の光ディスク用スタ
ンパ製造法。 - 【請求項5】 請求項1記載の光ディスク用スタンパを
用いて作製される光情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13074593A JPH06342534A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 光ディスク用スタンパおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13074593A JPH06342534A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 光ディスク用スタンパおよびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06342534A true JPH06342534A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15041625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13074593A Pending JPH06342534A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 光ディスク用スタンパおよびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06342534A (ja) |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP13074593A patent/JPH06342534A/ja active Pending
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