JPH0678728B2 - 吸音体 - Google Patents

吸音体

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JPH0678728B2
JPH0678728B2 JP61296746A JP29674686A JPH0678728B2 JP H0678728 B2 JPH0678728 B2 JP H0678728B2 JP 61296746 A JP61296746 A JP 61296746A JP 29674686 A JP29674686 A JP 29674686A JP H0678728 B2 JPH0678728 B2 JP H0678728B2
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清司 長嶋
等 矢嶋
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は蒸気、空気、燃焼ガス等の雰囲気に設置される
消音器、防音壁に使用される吸音体に係るものである。
(従来の技術) 従来、この種の消音器に使用されている吸音体として
は、第7図に示す如きグラスウール等の繊維状吸音材
(a)をグラスクロス(b)、パンチングメタル(c)
等で挾み込んだ繊維状吸音体と、第8図に示す如き、セ
ラミツク吸音板(d)間に空気層(e)を設けたセラミ
ツク吸音体との2種類に大別される。
(発明が解決しようとする問題点) 前記繊維状吸音材は第9図の吸音特性図におけるpで示
すように、比較的低温域まで延びたフラツトな吸音特性
を持つているが、高速流れの中に置くと繊維が飛散し、
また流体中に灰分が含まれている場合は、灰分が繊維表
面に附着したり、繊維内に侵入して吸音特性を低下さ
せ、しかも一旦繊維中に侵入した灰分は除去することが
できない。更に流体中に水分、蒸気が含有されている場
合、繊維中に侵入し、吸音特性を低下させるとともに、
繊維自体の強度面での特性を低下させる。
一方、空気層を設けた吸音体には前記繊維状吸音材の有
する上記のような欠点はないが、第9図の吸音特性図に
おけるqで示すように、中音域から低温域にかけて繊維
状吸音体と比して吸音特性が低いという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決するために提案された
もので、繊維状吸音材の両側を、セラミツク粒子耐熱体
結合剤で焼結した多孔質のセラミツク吸音板で挾み込ん
でなる吸音体において、前記繊維状吸音材とセラミツク
吸音板との間に空気層を設けてなることを特徴とする吸
音体に係るものである。
(作用) 本発明に係る吸音体は前記したように繊維状吸音材の両
側に、中間に空気層が介在するようにセラミツク吸音板
が配設されているので、前記繊維状吸音体の有する比較
的低音域まで延びたフラツトな吸音特性が保持され、ま
た前記セラミツク吸音板によつて繊維状吸音材の表面が
掩覆されているので、高速流れの中においても繊維が飛
散することなく、繊維状吸音体中に流体中の灰分や水
分、蒸気が繊維中に侵入するのを防止され、また前記繊
維状吸音材とセラミツク吸音板との間に空気層が介在す
ることによつて、セラミツク吸音体の表面を必要に応じ
て水洗することができる。
(発明の効果) このように本発明に係る吸音体は、繊維状吸音材の両側
を空気層を介してセラミツク吸音板を介して挾み込むこ
とによつて、繊維状吸音材の有する比較的低音域まで延
びなフラツトな吸音特性を保持するとともに、前記繊維
状吸音材の飛散を防止し、同吸音材に対する流体中の灰
分、水分、蒸気の侵入を防止し、同吸音材の吸音特性、
強度の低下を防止するものであり、また前記空気層が前
記繊維状吸音材のセラミツク吸音板との間に介在するこ
とによつて、同セラミツク吸音板の表面を水洗すること
ができる。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
第1図において(1)はグラスウール等の繊維状吸音材
で、その表裏面側を空気層(2)を介してセラミツク粒
子を耐熱性結合剤で焼結して結合させた多孔質のセラミ
ツク吸音板(3)が挾み込んでいる。
このようにして構成された吸音体(A)は例えば第2図
に示すようにスプリツタとして使用し、サイレンサを構
成する。
図中(B)はケーシングである。
なお前記繊維状吸音材(1)は中音域、低音域の吸音特
性を改善するもので、比重80Kg/m3程度のものを150mm程
度の厚みで設けるのがよい。
空気層(2)はセラミツク吸音板(3)の表面を圧力水
で水洗したとき、同セラミツク吸音板(3)を貫通して
きた水が、繊維状吸音材(1)に達しないように設けた
もので、後述の圧力水噴射実験の結果、厚さを5mm以上
にとればよく、厚さ5〜15mm程度の空気層を設けても吸
音特性の面からは影響がない。第3図は前記吸音体
(A)使用時の吸音特性を示し、(γ)は参考例として
繊維状吸音材とセラミツク吸音板とを重層した場合の吸
音特性を示し、(s)は繊維状吸音材とセラミツク吸音
板との間に10mm幅の空気層を設けた吸音特性を示し、前
記空気層の存在は吸音特性の面からは影響がないことが
判る。
またセラミツク吸音板(3)は繊維状吸音材(1)の飛
散を防止し、流体中に含有された灰分、その他の汚れ分
を表面で受止めて繊維状吸音材(1)の内部に侵入させ
ることのないようにし、更に流体が繊維状吸音材(1)
に直接に接することのないようにして、流体中の水分、
蒸気の繊維状吸音材(1)中への侵入を阻止して、吸音
特性の低下を防止するもので、5〜20mm程度の厚みとす
るのが適当である。
第4図及び第5図は夫々0.5〜2mmサイズのセラミツク粒
子を耐熱性結合剤で焼結して結合させた厚さ20mmの多孔
質のセラミツク吸音板の表面に平均粒径20μの灰及びグ
ラスウール材を破砕した細破片を置き、前記セラミツク
吸音板裏面を負圧とし、灰及びグラスウール細破片のセ
ラミツク吸音板に対する貫通率を試験した結果を示すも
ので、灰及びグラスウール細破片の貫通量は極めて微量
であり、前述のセラミツク吸音板(3)の役割が十分に
果されることが確認された。
第6図は前記セラミツク吸音板(3)の表面から約3Kg/
cm2の圧力水(t)を当て、同圧力水が前記吸音板
(3)の裏面にどのように貫通するかを試験した状態を
示し、圧力水(t)の大部分はセラミツク吸音板(3)
の表面で反射し、微量が裏面にまで貫通するが、裏面に
まで達した水(u)は動圧が全くなくなり、厚さ2〜3m
m程度の薄い水膜となつて前記吸音板(3)の裏面に沿
つて流れることが確認された。
従つてグラスウール等の繊維状吸音材(1)とセラミツ
ク吸音板(3)との間隔を5mm程度以上とつておけば、
セラミツク吸音板(3)の表面を圧力水で水洗しても、
同水洗水が内部の繊維状吸音材(1)に達しないことが
判る。
このように本発明によるときは繊維状吸音材とセラミツ
ク吸音材との間に空気層を設けたものであるから繊維状
吸音材とセラミツク吸音材と空気層とのそれぞれ幅の割
合調整ができ、音源の周波数特性に合わせた減音特性の
ベストチユニングを可能とし、又セラミツク吸音板は流
体音源側に設置されているため流体の熱とか、流れへの
防御となるのみならず、流体流れが、セラミツク吸音板
を通じ内部に侵入しても、空気層があるため繊維状吸音
材に達せず、同繊維状吸音材をクリーンに保持して、劣
化を格段に改善でき、更に通常運転時または停止時に蒸
気流体がドレン化、セラミツク吸音板を通じ内部に侵入
しても空気層があるために繊維状吸音材に達せず、同繊
維状吸音材をクリーンに保持して劣化を格段に改善でき
る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る吸音体の一実施例を示す縦断面
図、第2図はその使用例を示す一部欠截斜面図、第3図
は本発明に係る吸音体の吸着特性を示す図、第4図は灰
のセラミツク吸音板貫通率を示す図、第5図はグラスウ
ール細破片のセラミツク吸音板貫通率を示す図、第6図
は圧力水のセラミツク吸音体貫通状態を示す図、第7図
及び第8図は夫々従来の吸音体の縦断面図、第9図は同
従来の吸音体の吸音特性を示す図である。 (1)……繊維状吸音材、(2)……空気層、 (3)……セラミツク吸音板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維状吸音材の両側を、セラミツク粒子を
    耐熱性結合剤で焼結した多孔質のセラミツク吸音板で挾
    み込んでなる吸音体において、前記繊維状吸音材とセラ
    ミツク吸音板との間に空気層を設けてなることを特徴と
    する吸音体。
JP61296746A 1986-12-15 1986-12-15 吸音体 Expired - Fee Related JPH0678728B2 (ja)

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JPS63150412A JPS63150412A (ja) 1988-06-23
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JPS57181992U (ja) * 1981-05-13 1982-11-18
JPS6139443A (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 Jeol Ltd リンクドスキヤン質量分析装置

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