JPH0696470A - 光学記録媒体 - Google Patents
光学記録媒体Info
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- JPH0696470A JPH0696470A JP4269402A JP26940292A JPH0696470A JP H0696470 A JPH0696470 A JP H0696470A JP 4269402 A JP4269402 A JP 4269402A JP 26940292 A JP26940292 A JP 26940292A JP H0696470 A JPH0696470 A JP H0696470A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】光記録媒体が、ポリカーボネートのように透水
性の高い基板材料を用いた場合においても、記録情報が
基板透過水分により劣化しない光記録媒体を開発する。 【構成】 透明基板上/有機色素系記録膜/反射膜の積
層体で構成され、有機色素系記録膜が一般式[1]で示
される化合物を用い、さらに透明基板の記録レーザー光
が入射する面に防湿性のコーテイング膜を設けること。 一般式[1] 【化1】 【効果】本発明により、透明基板を透過してくる水分が
低減され、高湿度環境下におても記録情報が劣化しない
高信頼性の光記録媒体が得られる。
性の高い基板材料を用いた場合においても、記録情報が
基板透過水分により劣化しない光記録媒体を開発する。 【構成】 透明基板上/有機色素系記録膜/反射膜の積
層体で構成され、有機色素系記録膜が一般式[1]で示
される化合物を用い、さらに透明基板の記録レーザー光
が入射する面に防湿性のコーテイング膜を設けること。 一般式[1] 【化1】 【効果】本発明により、透明基板を透過してくる水分が
低減され、高湿度環境下におても記録情報が劣化しない
高信頼性の光記録媒体が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レ−ザ−光線によっ
て、情報を書き込んだり、読み取ったりすることが可能
な光学記録媒体に関する。
て、情報を書き込んだり、読み取ったりすることが可能
な光学記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レ−ザ−光線を用いて情報を記録
する媒体には種々のものがあるが、その一つにシアニン
色素、フタロシアニン色素等の有機系色素を記録膜と
し、レ−ザ−光を基板上の記録層に照射することによっ
て、照射部分を局部的に加熱し、融解、蒸発、昇華ある
いは分解等の物理的あるいは化学的変化を起こさせる、
即ちピットを形成して情報を記録するものがある。
する媒体には種々のものがあるが、その一つにシアニン
色素、フタロシアニン色素等の有機系色素を記録膜と
し、レ−ザ−光を基板上の記録層に照射することによっ
て、照射部分を局部的に加熱し、融解、蒸発、昇華ある
いは分解等の物理的あるいは化学的変化を起こさせる、
即ちピットを形成して情報を記録するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録前
の記録層が湿度に対して十分安定な化合物より構成され
ていても、前述のようにレ−ザ−光を基板上の記録層に
照射することによって、照射部分を局部的に加熱し、融
解、蒸発、昇華または分解等の物理的あるいは化学的変
化を起こさせた場合には、その記録部分が化合物の変質
あるいは形状変化により耐湿性が低下するため、結果的
に記録情報の安定性が不十分となってしまう場合があ
る。
の記録層が湿度に対して十分安定な化合物より構成され
ていても、前述のようにレ−ザ−光を基板上の記録層に
照射することによって、照射部分を局部的に加熱し、融
解、蒸発、昇華または分解等の物理的あるいは化学的変
化を起こさせた場合には、その記録部分が化合物の変質
あるいは形状変化により耐湿性が低下するため、結果的
に記録情報の安定性が不十分となってしまう場合があ
る。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明者は、鋭意検討を行なっ
た結果、ポリカーボネートのように透水性の高い基板材
料を用いた場合でも、記録情報が基板透過水分により劣
化しない光記録媒体を開発し、本発明を完成するに至っ
た。即ち、第一の発明は、透明基板上/有機色素系記録
膜/反射膜の積層体で構成される光記録媒体において、
有機色素系記録膜が下記一般式[1]で示される化合物
よりなり、さらに透明基板の記録レーザー光が入射する
面に防湿性のコーテイング膜を設けてなることを特徴と
する光記録媒体である。次に、第二の発明は、透明基板
上/有機色素系記録膜/反射膜の積層体で構成される光
記録媒体において、有機色素系記録膜が下記一般式
(1)で示される化合物よりなり、さらに透明基板の記
録レーザー光が入射する面に防湿性のコーテイング膜と
してフッ素含有ポリマーを用いることを特徴とする光記
録媒体である。
た結果、ポリカーボネートのように透水性の高い基板材
料を用いた場合でも、記録情報が基板透過水分により劣
化しない光記録媒体を開発し、本発明を完成するに至っ
た。即ち、第一の発明は、透明基板上/有機色素系記録
膜/反射膜の積層体で構成される光記録媒体において、
有機色素系記録膜が下記一般式[1]で示される化合物
よりなり、さらに透明基板の記録レーザー光が入射する
面に防湿性のコーテイング膜を設けてなることを特徴と
する光記録媒体である。次に、第二の発明は、透明基板
上/有機色素系記録膜/反射膜の積層体で構成される光
記録媒体において、有機色素系記録膜が下記一般式
(1)で示される化合物よりなり、さらに透明基板の記
録レーザー光が入射する面に防湿性のコーテイング膜と
してフッ素含有ポリマーを用いることを特徴とする光記
録媒体である。
【0005】一般式[1]
【化2】
【0006】[式中、X1 〜X4 は、それぞれ独立にハ
ロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基
を有してもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよ
いアリール基置換基を有してもよいアシル基、置換基を
有してもよい複素環残基、ニトロ基、シアノ基、スルホ
ン酸基、カルボン酸基、−OR1 、−SR2 、
ロゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基
を有してもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよ
いアリール基置換基を有してもよいアシル基、置換基を
有してもよい複素環残基、ニトロ基、シアノ基、スルホ
ン酸基、カルボン酸基、−OR1 、−SR2 、
【0007】 。
【0008】Yは、水素原子、酸素原子、水酸基、ハロ
ゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を
有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアシル
基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有し
てもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアル
キルチオ基、置換基を有してもよいアリールチオ基また
は、
ゲン原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を
有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアシル
基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有し
てもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアル
キルチオ基、置換基を有してもよいアリールチオ基また
は、
【0009】
【0010】ここで、R1 、R2 およびR3 は、互いに
同一であっても異なっていてもよく、水素原子、置換基
を有していてもよいアルキル基、置換基を有していても
よいアリール基、置換基を有していてもよいシクロアル
キル基、置換基を有していてもよいアシル基、またはポ
リエーテル基を表し、また、R1 とR2 で4〜7員環を
形成していてもよく、その際、さらに窒素原子、酸素原
子、イオウ原子等のヘテロ原子を含む複素環であっても
よい。Mは、H2 および2価、3価もしくは4価の遷移
金属および半金属を表す。l1 〜l4 は、それぞれX1
〜X4 の置換基数を表し、それぞれ独立に0〜4の整数
を表す。Zは、置換基Yの置換基数を表し、0〜2の整
数を表す。]
同一であっても異なっていてもよく、水素原子、置換基
を有していてもよいアルキル基、置換基を有していても
よいアリール基、置換基を有していてもよいシクロアル
キル基、置換基を有していてもよいアシル基、またはポ
リエーテル基を表し、また、R1 とR2 で4〜7員環を
形成していてもよく、その際、さらに窒素原子、酸素原
子、イオウ原子等のヘテロ原子を含む複素環であっても
よい。Mは、H2 および2価、3価もしくは4価の遷移
金属および半金属を表す。l1 〜l4 は、それぞれX1
〜X4 の置換基数を表し、それぞれ独立に0〜4の整数
を表す。Zは、置換基Yの置換基数を表し、0〜2の整
数を表す。]
【0011】本発明の光記録媒体の例としては、透明基
板/記録膜/反射層/保護層の構成を有し、CDフォー
マット記録等を行う追記型コンパクトディスクが代表的
であるが、これに限定されるものではなく一般に記録再
生をレーザー光により行う光記録媒体には全て適用でき
る。
板/記録膜/反射層/保護層の構成を有し、CDフォー
マット記録等を行う追記型コンパクトディスクが代表的
であるが、これに限定されるものではなく一般に記録再
生をレーザー光により行う光記録媒体には全て適用でき
る。
【0012】本発明の防湿性コーティング膜の材料とし
ては、無機材料あるいは高分子材料のいずれでも良く特
に制限はないが、代表的な材料としては、SiO、Si
O2、オレフィン樹脂、フッ素含有ポリマー等が上げら
れる。中でも、フッ素含有ポリマー、例えば.旭硝子社
製(商品名:フロロコート、サイトップ)、セントラル
社硝子製(商品名:セフラルコート)は、特に吸水性お
よび透水性に優れており、本発明の材料としては最も適
していると言える。さらにフッ素含有ポリマーでフロン
系溶剤に可溶な材料については、ポリカーボネート等の
プラスチック基板に対してもスピンコーテイング等の成
膜法が適用できる利点を有している。本発明の防湿性コ
ーテイング膜の成膜法については、乾式の蒸着、スパッ
タリング、イオンプレーティング等あるいは湿式のロー
ルコート、デイップコート、スピンコート等の方法が適
用できるが、特に制限はない。
ては、無機材料あるいは高分子材料のいずれでも良く特
に制限はないが、代表的な材料としては、SiO、Si
O2、オレフィン樹脂、フッ素含有ポリマー等が上げら
れる。中でも、フッ素含有ポリマー、例えば.旭硝子社
製(商品名:フロロコート、サイトップ)、セントラル
社硝子製(商品名:セフラルコート)は、特に吸水性お
よび透水性に優れており、本発明の材料としては最も適
していると言える。さらにフッ素含有ポリマーでフロン
系溶剤に可溶な材料については、ポリカーボネート等の
プラスチック基板に対してもスピンコーテイング等の成
膜法が適用できる利点を有している。本発明の防湿性コ
ーテイング膜の成膜法については、乾式の蒸着、スパッ
タリング、イオンプレーティング等あるいは湿式のロー
ルコート、デイップコート、スピンコート等の方法が適
用できるが、特に制限はない。
【0013】また、本発明の防湿性コーティング膜の膜
厚については、膜厚が厚い方が防湿効果は高くなるが、
機械特性、光学特性の低下を招く恐れがあるため、0.
5〜50μmの範囲が好ましく、さらに好ましくは1〜
10μmであるが、特に制限はない。
厚については、膜厚が厚い方が防湿効果は高くなるが、
機械特性、光学特性の低下を招く恐れがあるため、0.
5〜50μmの範囲が好ましく、さらに好ましくは1〜
10μmであるが、特に制限はない。
【0014】本発明において用いられる透明基板として
は、信号の書き込みや読み出しを行なうために光の透過
率が好ましくは85%以上であり、かつ光学異方性の小
さいものが望ましい。
は、信号の書き込みや読み出しを行なうために光の透過
率が好ましくは85%以上であり、かつ光学異方性の小
さいものが望ましい。
【0015】例えば、ガラスまたはアクリル樹脂、ポリ
カ−ボネ−ト樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹
脂、塩化ビニル系樹脂、ポリビニルエステル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えばポリ
−4−メチルペンテン等)、ポリエ−テルスルホン樹脂
等の熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂、アリル樹脂等の熱硬
化性樹脂を用いた基板が挙げられる。これらの中で、成
型のしやすさ、案内溝やアドレス信号等の付与のしやす
さなどから前記した熱可塑性樹脂が好ましい。
カ−ボネ−ト樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹
脂、塩化ビニル系樹脂、ポリビニルエステル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えばポリ
−4−メチルペンテン等)、ポリエ−テルスルホン樹脂
等の熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂、アリル樹脂等の熱硬
化性樹脂を用いた基板が挙げられる。これらの中で、成
型のしやすさ、案内溝やアドレス信号等の付与のしやす
さなどから前記した熱可塑性樹脂が好ましい。
【0016】本発明においては、これらの透明基板の厚
さは特に制限がなく、板状でもフィルム状でもよい。ま
たその形状は円形やカ−ド状でもよく、その大きさには
特に制限はない。つまり一般の光ディスクという円盤状
のものに限定されるものではなく、光カ−ドやテ−プ状
あるいはシ−ト状の記録媒体でもよい。また本発明の透
明基板には、記録および読み出しの際の位置制御のため
の案内溝やアドレス信号や各種マ−ク等のプレフォ−マ
ット用の凹凸を通常有しているが、これらの凹凸は前記
したような熱可塑性樹脂を成形(射出成形、圧縮成形)
する際にスタンパ−などを用いて付与する方法が好まし
いが、フォトポリマ−樹脂を用いるいわゆる2P法によ
っても行なうことができる。
さは特に制限がなく、板状でもフィルム状でもよい。ま
たその形状は円形やカ−ド状でもよく、その大きさには
特に制限はない。つまり一般の光ディスクという円盤状
のものに限定されるものではなく、光カ−ドやテ−プ状
あるいはシ−ト状の記録媒体でもよい。また本発明の透
明基板には、記録および読み出しの際の位置制御のため
の案内溝やアドレス信号や各種マ−ク等のプレフォ−マ
ット用の凹凸を通常有しているが、これらの凹凸は前記
したような熱可塑性樹脂を成形(射出成形、圧縮成形)
する際にスタンパ−などを用いて付与する方法が好まし
いが、フォトポリマ−樹脂を用いるいわゆる2P法によ
っても行なうことができる。
【0017】本発明の案内溝の形状については特に制限
はなく、短形、台形、U字形であってもよい。また案内
溝の寸法については、記録層に用いられる材料の種類お
よび組合せ等により最適値はそれぞれ異なるが、平均溝
幅(溝深さの1/2の位置の幅)が0.3〜0.6ミク
ロン、また溝深さが500〜2000オングストロ−ム
の範囲が好ましい。
はなく、短形、台形、U字形であってもよい。また案内
溝の寸法については、記録層に用いられる材料の種類お
よび組合せ等により最適値はそれぞれ異なるが、平均溝
幅(溝深さの1/2の位置の幅)が0.3〜0.6ミク
ロン、また溝深さが500〜2000オングストロ−ム
の範囲が好ましい。
【0018】本発明の光記録媒体において、記録膜に用
いられる有機系色素としてはフタロシアニン系化合物、
特に対象となる記録再生のレーザー波長領域に記録特性
を満足する光学特性を有していることが好ましく、さら
に記録膜の成膜が有機系色素を溶剤に溶解し、いわゆる
コーティングにより行えるように汎用の有機溶剤に可溶
にするための可溶性置換基を有していればさらに好まし
い。上記の特性を有する化合物が本発明の記録膜となり
得るが、このような特性に対して一般式[1]で示され
る化合物が非常に効果的であり、本発明の光記録媒体を
実現させるためには最適な材料である。
いられる有機系色素としてはフタロシアニン系化合物、
特に対象となる記録再生のレーザー波長領域に記録特性
を満足する光学特性を有していることが好ましく、さら
に記録膜の成膜が有機系色素を溶剤に溶解し、いわゆる
コーティングにより行えるように汎用の有機溶剤に可溶
にするための可溶性置換基を有していればさらに好まし
い。上記の特性を有する化合物が本発明の記録膜となり
得るが、このような特性に対して一般式[1]で示され
る化合物が非常に効果的であり、本発明の光記録媒体を
実現させるためには最適な材料である。
【0019】本発明の光記録媒体において、記録層を成
膜するには、ドライプロセス、例えばば、真空蒸着法、
スパッタリング法によっても可能であるが、ウエットプ
ロセス、例えば、スピンコ−ト法、ディップ法、スプレ
−法、ロ−ルコ−ト法あるいはLB(ラングミュア−ブ
ロジェット)法によっても可能である。本発明の光学記
録媒体の記録層に含有される記録材料が、汎用の有機溶
媒、例えば、アルコ−ル系、ケトン系、セロソルブ系、
ハロゲン化炭化水素系、フロン系溶媒等に溶解する場合
は、生産性および記録膜の均一性からスピンコ−ト法に
より成膜する方法が好ましい。
膜するには、ドライプロセス、例えばば、真空蒸着法、
スパッタリング法によっても可能であるが、ウエットプ
ロセス、例えば、スピンコ−ト法、ディップ法、スプレ
−法、ロ−ルコ−ト法あるいはLB(ラングミュア−ブ
ロジェット)法によっても可能である。本発明の光学記
録媒体の記録層に含有される記録材料が、汎用の有機溶
媒、例えば、アルコ−ル系、ケトン系、セロソルブ系、
ハロゲン化炭化水素系、フロン系溶媒等に溶解する場合
は、生産性および記録膜の均一性からスピンコ−ト法に
より成膜する方法が好ましい。
【0020】このように、いわゆる塗布法で成膜する場
合には、必要に応じて高分子バインダ−を加えてもよ
い。高分子バインダ−としてはアクリル樹脂、ポリカ−
ボネ−ト樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩
化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ニトロセルロ−
ス、フェノ−ル樹脂などが挙げられるが、これらに限定
されるものではない。高分子バインダ−の混合比として
は特に制限はないが、有機系色素の集合状態の変化を阻
害しない程度に添加する必要があり有機系色素に対して
10重量%以下が好ましい。
合には、必要に応じて高分子バインダ−を加えてもよ
い。高分子バインダ−としてはアクリル樹脂、ポリカ−
ボネ−ト樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩
化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ニトロセルロ−
ス、フェノ−ル樹脂などが挙げられるが、これらに限定
されるものではない。高分子バインダ−の混合比として
は特に制限はないが、有機系色素の集合状態の変化を阻
害しない程度に添加する必要があり有機系色素に対して
10重量%以下が好ましい。
【0021】本発明の記録膜には、記録膜の光安定性、
耐環境性、繰り返し再生の安定性をさらに向上させる目
的で、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、酸素クエンチャ−
等の添加剤を加えてもよい。
耐環境性、繰り返し再生の安定性をさらに向上させる目
的で、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、酸素クエンチャ−
等の添加剤を加えてもよい。
【0022】記録膜の最適膜厚は、記録材料の種類およ
び組合せにより異なるため特に制限はなく、500〜3
000オングストロ−ムが好ましく、さらに1000〜
2500オングストロ−ムが最適膜厚範囲である。
び組合せにより異なるため特に制限はなく、500〜3
000オングストロ−ムが好ましく、さらに1000〜
2500オングストロ−ムが最適膜厚範囲である。
【0023】本発明の光記録媒体が反射層を有する場合
には、反射層の材料としては、金、銀、銅、白金、アル
ミニウム、コバルト、スズ等の金属およびこれらを主成
分とした合金、MgO、ZnO、SnO等の金属酸化
物、SiN4 、AlN、TiN等の窒化物等が挙げられ
るが、絶対反射率が高く安定性に優れている点から金が
最適である。反射層の最適膜厚については、特に制限は
ないが400〜1300オングストロ−ムの範囲が好ま
しい。
には、反射層の材料としては、金、銀、銅、白金、アル
ミニウム、コバルト、スズ等の金属およびこれらを主成
分とした合金、MgO、ZnO、SnO等の金属酸化
物、SiN4 、AlN、TiN等の窒化物等が挙げられ
るが、絶対反射率が高く安定性に優れている点から金が
最適である。反射層の最適膜厚については、特に制限は
ないが400〜1300オングストロ−ムの範囲が好ま
しい。
【0024】本発明の光記録媒体は、媒体の化学的劣化
(例えば酸化、吸水等)および物理的劣化(傷、けずれ
等)を防ぐ目的で媒体を保護するための保護層を透明基
板のレーザー入射面側および記録膜上または記録膜上に
反射膜が積層されている場合にはその反射膜の上に設け
てもよい。保護層用の材料としては、紫外線硬化型樹脂
を用いて、スピンコ−トにより塗布し、紫外線照射によ
り硬化させる方法が好ましいがこれに限定されるもので
はない。保護層の最適膜厚については、薄い場合には、
保護の効果が低下し、厚い場合には樹脂の硬化時の収縮
により媒体のそり等の機械特性の悪化の原因になるた
め、2〜20ミクロンの範囲で成膜することが好まし
い。また、保護膜以外の機能、例えば反射防止、帯電防
止等を目的として、低屈折率材料あるいは導電性樹脂等
を保護膜と同様に透明基板のレーザー入射面側および反
射膜の上に設けてもよい。
(例えば酸化、吸水等)および物理的劣化(傷、けずれ
等)を防ぐ目的で媒体を保護するための保護層を透明基
板のレーザー入射面側および記録膜上または記録膜上に
反射膜が積層されている場合にはその反射膜の上に設け
てもよい。保護層用の材料としては、紫外線硬化型樹脂
を用いて、スピンコ−トにより塗布し、紫外線照射によ
り硬化させる方法が好ましいがこれに限定されるもので
はない。保護層の最適膜厚については、薄い場合には、
保護の効果が低下し、厚い場合には樹脂の硬化時の収縮
により媒体のそり等の機械特性の悪化の原因になるた
め、2〜20ミクロンの範囲で成膜することが好まし
い。また、保護膜以外の機能、例えば反射防止、帯電防
止等を目的として、低屈折率材料あるいは導電性樹脂等
を保護膜と同様に透明基板のレーザー入射面側および反
射膜の上に設けてもよい。
【0025】
【実施例】以下の実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。なお例中、部とは重量部を表わす。
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。なお例中、部とは重量部を表わす。
【0026】実施例1 1.2mm厚さのポリカーボネート基板に透明層の上に
フタロシアニン化合物(a)50mgに対してエトキシ
エタノール1mlの濃度で溶解し、0.2ミクロンのフ
ィルタ−を通して調整した塗液を用いて、スピンコ−タ
−により膜厚1200オングストロ−ムに記録層を成膜
した。さらに、このようにして得た記録層の上にスパッ
タリングにより金膜を厚さ1000オングストロ−ムに
成膜した。さらに、この上に紫外線硬化樹脂により保護
層を5ミクロンの膜厚で設けて、光ディスクを作成し
た。このようにして作成した光ディスクのポリカーボネ
ート基板の記録再生レーザーの入射する面にフッ素含有
ポリマーをスピンコートにより10μmに成膜した。こ
のようにして得た光ディスクを用いて、波長785n
m、N.A.=0.5の半導体レーザーを使用して、線
速1.4m/secで8.0mWの記録パワーでEFM
−CDフォーマット信号を記録した。この記録した光デ
ィスクを80℃/90%RHの環境下に保存し、記録信
号の経時変化を測定した。その結果を表1に示す。
フタロシアニン化合物(a)50mgに対してエトキシ
エタノール1mlの濃度で溶解し、0.2ミクロンのフ
ィルタ−を通して調整した塗液を用いて、スピンコ−タ
−により膜厚1200オングストロ−ムに記録層を成膜
した。さらに、このようにして得た記録層の上にスパッ
タリングにより金膜を厚さ1000オングストロ−ムに
成膜した。さらに、この上に紫外線硬化樹脂により保護
層を5ミクロンの膜厚で設けて、光ディスクを作成し
た。このようにして作成した光ディスクのポリカーボネ
ート基板の記録再生レーザーの入射する面にフッ素含有
ポリマーをスピンコートにより10μmに成膜した。こ
のようにして得た光ディスクを用いて、波長785n
m、N.A.=0.5の半導体レーザーを使用して、線
速1.4m/secで8.0mWの記録パワーでEFM
−CDフォーマット信号を記録した。この記録した光デ
ィスクを80℃/90%RHの環境下に保存し、記録信
号の経時変化を測定した。その結果を表1に示す。
【0027】比較例1 実施例1の光ディスク作成において、ポリカーボネート
基板の記録再生レーザーの入射する面へのフッ素含有ポ
リマーのスピンコートのみを行わない光デイスクを作成
した。このようにして得た比較のための光ディスクに実
施例1と同様の記録を行い、実施例1と同様に80℃/
90%RHの環境下に保存し、記録信号の経時変化を測
定した。その結果を表2に示す。
基板の記録再生レーザーの入射する面へのフッ素含有ポ
リマーのスピンコートのみを行わない光デイスクを作成
した。このようにして得た比較のための光ディスクに実
施例1と同様の記録を行い、実施例1と同様に80℃/
90%RHの環境下に保存し、記録信号の経時変化を測
定した。その結果を表2に示す。
【0028】フタロシアニン化合物(a)
【化3】
【0029】
【発明の効果】透明基板上/有機色素系記録膜/反射膜
の積層体で構成され、さらに透明基板の記録レーザー光
が入射する面に防湿性のコーテイング膜を設けることに
より、透明基板を透過してくる水分が低減できるため、
高湿度環境下におても記録情報が劣化しない高信頼性の
光記録媒体が得られる。
の積層体で構成され、さらに透明基板の記録レーザー光
が入射する面に防湿性のコーテイング膜を設けることに
より、透明基板を透過してくる水分が低減できるため、
高湿度環境下におても記録情報が劣化しない高信頼性の
光記録媒体が得られる。
【表1】
【表2】
Claims (2)
- 【請求項1】透明基板上/有機色素系記録膜/反射膜の
積層体で構成される光記録媒体において、有機色素系記
録膜が下記一般式[1]で示される化合物よりなり、さ
らに透明基板の記録レーザー光が入射する面に防湿性の
コーテイング膜を設けてなることを特徴とする光記録媒
体。 一般式[1] 【化1】 [式中、X1 〜X4 は、それぞれ独立にハロゲン原子、
置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよ
いシクロアルキル基、置換基を有してもよいアリール基
置換基を有してもよいアシル基、置換基を有してもよい
複素環残基、ニトロ基、シアノ基、スルホン酸基、カル
ボン酸基、−OR1 、−SR2 、 。Yは、水素原子、酸素原子、水酸基、ハロゲン原子、
置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよ
いアリール基、置換基を有してもよいアシル基、置換基
を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいア
リールオキシ基、置換基を有してもよいアルキルチオ
基、置換基を有してもよいアリールチオ基ま を表す。ここで、R1 、R2 およびR3 は、互いに同一
であっても異なっていてもよく、水素原子、置換基を有
していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよい
アリール基、置換基を有していてもよいシクロアルキル
基、置換基を有していてもよいアシル基、またはポリエ
ーテル基を表し、また、R1 とR2 で4〜7員環を形成
していてもよく、その際、さらに窒素原子、酸素原子、
イオウ原子等のヘテロ原子を含む複素環であってもよ
い。Mは、H2 および2価、3価もしくは4価の遷移金
属および半金属を表す。l1 〜l4 は、それぞれX1 〜
X4 の置換基数を表し、それぞれ独立に0〜4の整数を
表す。Zは、置換基Yの置換基数を表し、0〜2の整数
を表す。] - 【請求項2】防湿性のコーテイング膜が、フッ素含有ポ
リマーにて形成されることを特徴とする請求項1記載の
光記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269402A JPH0696470A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 光学記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269402A JPH0696470A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 光学記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0696470A true JPH0696470A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17471916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4269402A Pending JPH0696470A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 光学記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0696470A (ja) |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP4269402A patent/JPH0696470A/ja active Pending
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