JPH07109437A - 塗装性樹脂組成物 - Google Patents

塗装性樹脂組成物

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JPH07109437A
JPH07109437A JP10252794A JP10252794A JPH07109437A JP H07109437 A JPH07109437 A JP H07109437A JP 10252794 A JP10252794 A JP 10252794A JP 10252794 A JP10252794 A JP 10252794A JP H07109437 A JPH07109437 A JP H07109437A
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JP
Japan
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weight
resin
aromatic vinyl
vinyl compound
olefin
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Application number
JP10252794A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tomita
雅之 冨田
Atsuhiro Yamakoshi
淳弘 山越
Hiroshi Susuda
寛 須々田
Hiroshi Nakano
博 中野
Keiko Matsuhisa
恵子 松久
Yoshio Katou
容志夫 加藤
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記の成分(a)及び(b)を下記配合比で
含有する塗装性樹脂組成物。 (a)オレフィン計樹脂に水酸基を有するα,β−不飽
和カルボン酸エステルと芳香族ビニル化合物とをグラフ
ト反応させて変性した変性オレフィン系樹脂90〜40
重量% (b)ポリフェニレンエーテルに連エーテル 10〜6
0重量% また、上記塗装性樹脂組成物100重量部に対し、部分
水素添加芳香族ビニル化合物−共役ジエンブロック共重
合体1〜40重量部を含有する塗装性樹脂組成物であ
り、更に、チーグラー・ナッタ型触媒を用いて重合され
たα−オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物共重合
体に、芳香族ビニル化合物をグラフト反応させた樹脂を
含有する上記組成物である。 【効果】 ポリフェニレンエーテルの耐熱性及び機械的
強度並びにオレフィン系樹脂の成形性及び耐有機溶剤性
を兼ね備え、かつ塗装性及び印刷性が著しく優れて樹脂
組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリフェニレンエーテ
ル(以下「PPE」という)の優れた特徴である耐熱
性、機械的強度及び寸法精度、並びにオレフィン系樹脂
の優れた特徴である成形性及び耐有機溶剤性を兼ね備
え、かつ水酸基をオレフィン系樹脂に導入することによ
り、塗料付着性、接着性、印刷性等を改良した塗装性樹
脂組成物に関する。本塗装性樹脂組成物は、ホイールキ
ャップ、スポイラー、歯車、スイッチ封止剤等の自動車
部品、電気部品、機械部品等の工業材料として有用なエ
ンジニアリングプラスチックである。
【0002】
【従来の技術】PPEは、優れた耐熱性、寸法安定性、
非吸湿性及び電気特性などを有するエンジニアリングプ
ラスチックとして知られているが、溶融流動性が悪く、
射出成形又は押出成形等の成形加工が困難であり、か
つ、その成形体は、耐溶剤性、耐衝撃性が劣るという欠
点がある。
【0003】一方、オレフィン系樹脂は、成形加工性、
耐有機溶剤性が優れ、低比重で安価であることからボト
ル、シート、プレート等の成形品の製造に広く利用され
ている。しかし、耐熱性がエンジニアリングプラスチッ
クほど良好でなく、これがエンジニアリングプラスチッ
クの用途分野への利用の障害になっている。PPEの耐
熱性及び強靭性とオレフィン系樹脂の耐有機溶剤性の良
好な性質を併せ持ち、両者の欠点を相補う樹脂組成物が
得られれば、エンジニアリングプラスチックとしての利
用分野が広がるため、多くの研究がなされている。
【0004】しかしながら、この樹脂組成物において、
オレフィン系樹脂が海であり、PPEが島である場合、
オレフィン系樹脂は分子構造が非極性のため、他の物質
との親和性が乏しく、塗料付着性、接着性、印刷性、帯
電防止性などの塗装性が著しく劣っている。
【0005】この欠点を改善するために、例えば特開昭
60−58410号及び同62−207344号各公報
等には、水酸基を有する化合物でオレフィン系樹脂を変
性する方法が開示されている。しかし、これらの方法で
は有機過酸化物によるオレフィン系樹脂の分子切断が発
生するため物性の低下が生ずる。また水酸基を有する化
合物として(メタ)アクリル酸エステル系モノマー(例
えば、2−ヒドロキシエチルメタクリレート)を使用し
た場合、その変性体を分析した結果、水酸基が結合した
エステル部分が加水分解等で多数消失しているため、塗
装性等の改良効果が十分に発揮されないことがわかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、PPEとオ
レフィン系樹脂との樹脂組成物において、上記の課題を
解決し、更に塗装性等を改良し、かつ高い機械的強度を
有する塗装性樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このため
鋭意検討を重ねた結果、水酸基を有するα,β−不飽和
カルボン酸エステルと芳香族ビニル化合物とで変性した
変性オレフィン系樹脂とPPEとの樹脂組成物、又はこ
れに部分水素添加芳香族ビニル化合物−共役ジエンブロ
ック共重合体を含有する樹脂組成物、あるいは更にこれ
に芳香族ビニル化合物変性α−オレフィン−ジアルケニ
ルベンゼン化合物共重合体を含有する樹脂組成物が上記
課題を達成することを見出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、下記の成分(a)及
び(b)を下記配合比で含有することを特徴とする塗装
性樹脂組成物である。 (a)オレフィン系樹脂に、水酸基を有するα,β−不飽和カルボン酸エステ ルと芳香族ビニル化合物とをグラフト反応させて変性した変性オレフィン系樹脂 90〜40重量% (b)PPE 10〜60重量%
【0009】また、下記の成分(a)、(b)及び
(d)を下記の配合比で含有することを特徴とする熱可
塑性樹脂組成物であり、 (a)オレフィン系樹脂に、水酸基を有するα,β−不飽和カルボン酸エステ ルと芳香族ビニル化合物とをグラフト反応させて変性した変性オレフィン系樹脂 90〜40重量% (b)ポリフェニレンエーテル 10〜60重量% (d)部分水素添加芳香族ビニル化合物−共役ジエンブロック共重合体を成分 (a)及び(b)の合計100重量部に対して 1〜40重量部
【0010】更にまた、下記の成分(a)〜(d)を下
記配合比で含有することを特徴とする塗装性樹脂組成物
である。 (a)オレフィン系樹脂に、水酸基を有するα,β−不飽和カルボン酸エステ ルと芳香族ビニル化合物とをグラフト反応させて変性した変性オレフィン系樹脂 90〜40重量% (b)ポリフェニレンエーテル 10〜60重量% (c)チーグラー・ナッタ型触媒を用いて重合されたα−オレフィン−ジアル ケニルベンゼン化合物共重合体に、芳香族ビニル化合物をグラフト反応させて変 性した芳香族ビニル化合物変性α−オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物共 重合体を成分(a)及び(b)の合計100重量部に対して 1〜40重量部 (d)部分水素添加芳香族ビニル化合物−共役ジエンブロック共重合体を成分 (a)及び(b)の合計100重量部に対して 0.5〜20重量部 以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】〈変性オレフィン系樹脂(a)〉 (1)オレフィン系樹脂 本発明で使用するオレフィン系樹脂は、炭素数2〜1
2、好ましくは2〜8のα−オレフィンの単独重合体又
はそれらが主成分となる共重合体である。これらα−オ
レフィンの具体例としては、エチレン、プロピレン、1
−ブテン、1−ヘキセン、3−メチル−1−ブテン、3
−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、
3,3−ジメチル−1−ブテン、4,4−ジメチル−1
−ペンテン、3−メチル−1−ヘキセン、4−メチル−
1−ヘキセン、4,4−ジメチル−1−ヘキセン、5−
メチル−1−ヘキセン、アリルシクロペンタン、アリル
シクロヘキサン、アリルベンゼン、3−シクロヘキシル
−1−ブテン、ビニルシクロプロパン、ビニルシクロヘ
キサン、2−ビニルビシクロ[2.2.1]ヘプタンな
どを挙げることができる。
【0012】これらのうち好ましくは、エチレン、プロ
ピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、3−メチル−1−
ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−
ペンテン、3−メチル−1−ヘキセンなどを挙げること
ができ、特に、エチレン、プロピレン、1−ブテン、3
−メチル−1−ブテン又は4−メチル−1−ペンテンが
より好ましく、最も好ましくはピロピレンである。これ
らのα−オレフィンは1種でもよく、また、2種以上用
いてもさしつかえない。α−オレフィンが1−ヘキセン
のときは、エチレン、プロピレン、1−ブテン、4−メ
チル−1−ペンテン、3−メチル−1−ブテンのうち少
なくとも1種との併用が好ましい。
【0013】また、これらのα−オレフィンと共重合可
能なモノマーとしては、ブタジエン、ジビニルベンゼン
等の共役ジエンや4−メチル−1,4−ヘキサジエン、
7−メチル−1,6−オクタジエン、1,9−デカジエ
ン、1,13−テトラデカジエン等の非共役ジエンも挙
げられる。ただし、本発明で使用するオレフィン系樹脂
は結晶性のものであり、X線解析による結晶化度が好ま
しくは10%以上、より好ましくは20%以上のもので
ある。更に、JIS K 7203に準拠して測定した
曲げ弾性率が1,000〜50,000kg/cm2、好まし
くは3,000〜30,000kg/cm2である。α−オレ
フィンとしてプロピレンを用いた場合、上記共重合可能
なモノマーを50モル%未満含んでいてもよいが、プロ
ピレン成分に起因する融点が140℃以上であることが
好ましい。
【0014】(2)水酸基を有するα,β−不飽和カル
ボン酸エステル 本発明で使用する、水酸基を有するα,β−不飽和カル
ボン酸エステルとしては次の化合物を例示することがで
きる。ここに、(メタ)アクリレートなる名称はアクリ
レート及びメタクリレートを意味する。すなわち、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2,3−ジヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシメチ
ル−3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
2,2−ビスヒドロキシメチル−3−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、炭素数4〜40のオリゴエチ
レングリコール又はオリゴプロピレングリコールの(メ
タ)アクリル酸エステル等である。
【0015】更に、ビス(2−ヒドロキシエチル)マレ
ート、ビス(2−ヒドロキシプロピル)マレート、ビス
(2,3−ジヒドロキシプロピル)マレート、ビス(2
−ヒドロキシメチル−3−ヒドロキシプロピル)マレー
ト、ビス(2,2−ジヒドロキシメチル−3−ヒドロキ
シプロピル)マレート等並びにこれらの異性体であるフ
マレート、炭素数4〜40のオリゴエチレングリコール
又はオリゴプロピレングリコールのマレイン酸若しくは
フマル酸エステル等が挙げられる。なお、マレイン酸若
しくはフマル酸エステルは、上述のように両方のカルボ
ン酸がヒドロキシアルキル基のエステルでなく、一方の
みの場合も同様の化合物として例示できる。
【0016】以上のα,β−不飽和カルボン酸エステル
は単独又は2種以上併用して用いることができる。これ
らの中でも2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、炭
素数4〜40のオリゴエチレングリコール又はプロピレ
ングリコールの(メタ)アクリル酸エステル等が好まし
い。
【0017】(3)芳香族ビニル化合物 芳香族ビニル化合物としては、次の一般式(I)に示さ
れるものである。
【0018】
【化1】
【0019】(式中、R1 及びR2 は水素原子及び炭素
数1〜6の低級アルキル基の中から選ばれ、R3 及びR
4 は水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基、塩素原
子及び臭素原子の中から選ばれ、R5 、R6 及びR7
水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基及びアルケニ
ル基の中から選ばれるか、又はとなりあうR同士は一緒
になってそれらが結合している炭素原子と共にベンゼン
環を形成する)
【0020】芳香族ビニル化合物の具体例としては、ス
チレン、パラメチルスチレン、α−メチルスチレン、ビ
ニルキシレン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン、ジ
ビニルベンゼン、ブロモスチレン、クロルスチレンなど
が挙げられる。これらの中でスチレン、α−メチルスチ
レン、パラメチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキ
シレンが好ましく、スチレンがより好ましい。これらは
単独又は2種以上併用して用いることができる。
【0021】(4)オレフィン系樹脂の変性 水酸基を有するα,β−不飽和カルボン酸エステルの添
加量は、オレフィン系樹脂100重量部に対して0.5
〜50重量部、好ましくは1〜40重量部、より好まし
くは1〜20重量部の範囲である。また、これらの化合
物と併用する芳香族ビニル化合物の添加量は、オレフィ
ン系樹脂100重量部に対して0.5〜100重量部、
好ましくは1〜80重量部、より好ましくは1〜40重
量部の範囲である。
【0022】なお、水酸基を有するα,β−不飽和カル
ボン酸エステルと芳香族ビニル化合物の添加量の比率
は、重量比で1対99〜99対1の範囲で実施可能であ
るが、好ましくは5対95〜95対5、更に好ましくは
20対80〜55対45の範囲である。芳香族ビニル化
合物を添加しなかったり、その比率が低すぎると、オレ
フィン系樹脂にグラフト重合したα,β−不飽和カルボ
ン酸エステル中の水酸基の残存率(分析法後述)が低下
して、オレフィン系樹脂の改質に十分な量の水酸基を導
入することができない。水酸基残存率は50%以上が好
ましく、60%以上がより好ましく、最も好ましくは7
0%以上である。
【0023】成分(a)中の赤外線分光法(IR法)に
よるカルボニル基より算出したα,β−不飽和カルボン
酸の含量は好ましくは2〜30重量%、より好ましくは
3〜20重量%である。
【0024】オレフィン系樹脂の変性は、一般にグラフ
ト共重合反応において知られている溶液反応、溶融反応
などの方法で可能である。例えば溶融反応の場合の反応
温度は、オレフィン系樹脂が溶融する温度なら任意であ
るが、樹脂の劣化等を防止する点から140〜300℃
が好ましい。反応時間は0.01〜10分、好ましくは
0.05〜5分である。反応雰囲気は、空気中でもよい
が、不活性ガス中や、減圧によって酸素濃度を低下させ
た状態が好ましい。更に、反応効率を向上させる目的
で、例えばキシレン等の有機溶剤の添加や、減圧混練す
ることにより未反応成分等を除去することもできる。
【0025】〈PPE(b)〉本発明で使用するPPE
(b)は、一般式(II)
【0026】
【化2】
【0027】(式中、Q1 は各々ハロゲン原子、第一級
若しくは第二級アルキル基、アリール基、アミノアルキ
ル基、炭化水素オキシ基又はハロ炭化水素オキシ基を表
し、Q2 は各々水素原子、ハロゲン原子、第一級若しく
は第二級アルキル基、アリール基、ハロアルキル基、炭
化水素オキシ基又はハロ炭化水素オキシ基を表し、mは
10以上の数を表す)で示される構造を有する単独重合
体又は共重合体である。
【0028】Q1 及びQ2 の第一級アルキル基の好適な
例は、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n
−アミル、イソアミル、2−メチルブチル、n−ヘキシ
ル、2,3−ジメチルブチル、2−、3−若しくは4−
メチルペンチル又はヘプチル基である。第二級アルキル
基の好適な例は、イソプロピル、sec −ブチル又は1−
エチルプロピルである。多くの場合、各Q1 はアルキル
基又はフェニル基、特に炭素数1〜4のアルキル基であ
り、Q2 は水素原子である。
【0029】好適なPPEの単独重合体としては、例え
ば2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル単位
からなるものである。好適な共重合体としては、上記単
位と2,3,6−トリメチル−1,4−フェニレンエー
テル単位との組合せからなるランダム共重合体である。
多くの好適な単独重合体又はランダム共重合体が特許及
び文献に記載されている。例えば分子量、溶融粘度及び
/又は耐衝撃強度等の特性を改良する分子構成部分を含
むPPEもまた好適である。例えばアクリロニトリル又
はスチレン等の芳香族ビニル化合物などのビニルモノマ
ーあるいはポリスチレン又はエラストマーなどのポリマ
ーをPPE上にグラフト共重合させた樹脂等である。P
PEの分子量は、通常クロロホルム中で測定した30℃
の固有粘度が0.2〜0.8dl/g程度に相当するもので
ある。
【0030】PPEは、通常前記のモノマーの酸化カッ
プリングにより製造される。PPEの酸化カップリング
重合に関しては、数多くの触媒系が知られている。触媒
の選択に関しては特に制限はなく、公知の触媒のいずれ
も用いることができる。例えば、銅、マンガン、コバル
ト等の重金属化合物の少なくとも1種を通常は種々の他
の物質との組合せで含むもの等である。
【0031】〈芳香族ビニル化合物変性α−オレフィン
−ジアルケニルベンゼン化合物共重合体(c)〉本発明
で用いる芳香族ビニル化合物変性α−オレフィン−ジア
ルケニルベンゼン化合物共重合体(c)は、チーグラー
・ナッタ型触媒を用いα−オレフィンに対してジアルケ
ニルベンゼン化合物を0.001〜10重量%共重合さ
せた共重合体に、芳香族ビニル化合物をグラフト共重合
させて得られる。
【0032】(1)α−オレフィン−ジアルケニルベン
ゼン化合物共重合体の製造 本発明で使用するジアルケニルベンゼン化合物は下記の
一般式(III )で示され、o−体、m−体又はp−体の
いずれでもよく、またそれらの混合物でもよい。
【0033】
【化3】
【0034】(式中、R8 は水素原子又はメチル基を表
し、R9 は炭素数1〜6の炭化水素基を表し、nは0又
は1である) ジアルケニルベンゼン化合物を具体的に例示すれば、ジ
ビニルベンゼン、イソプロペニルスチレン、ジビニルト
ルエンなどが挙げられる。これらは1種でもよく、ま
た、2種以上用いてもよい。このうち好適なものはジビ
ニルベンゼンである。市販の粗製ジビニルベンゼンには
エチルビニルベンゼン、ジエチルベンゼンなども含まれ
ているがこれらを別段分離しなくても使用できる。
【0035】ここで使用するα−オレフィンとしては、
前記変性オレフィン系樹脂(a)の(1)オレフィン系
樹脂の項で述べたα−オレフィンが適用される。α−オ
レフィンとジアルケニルベンゼン化合物との共重合は通
常のチーグラー・ナッタ型重合と同様の条件で実施され
る。不活性希釈剤を使用するいわゆる溶媒重合では、ヘ
キサン、ヘプタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの炭化水素溶媒が使用でき、重合温度
としては0〜120℃、好ましくは20〜90℃の温度
で実施することができる。重合圧力も広く変えられる。
共重合体の分子量調節剤とて水素が使用できる。
【0036】本発明で使用するチーグラー・ナッタ型触
媒は、周期律表第IV族の遷移金属化合物のハライド、ア
ルコキシド、アセチルアセトナート等と周期律表第I〜
III族の有機金属化合物との組み合わせよりなるもので
ある。これら遷移金属化合物の代表的なものは、チタ
ン、パナジウム又はジルコニウムの化合物であり、チタ
ンを例として更に詳しく説明すると、TiCl4 、Ti
Cln (OR)4-n (nは0、1、2又は3)、TiC
3 ・mAlCl3 (m=0〜1/3)等の化合物が塩
化マグネシウムなどの上に担持された、いわゆる担持型
チタン化合物などである。またこれらの遷移金属化合物
が電子供与性化合物で変性されたものでもよい。
【0037】周期律表第I〜III 族の有機金属化合物と
しては、少なくとも一つの炭素−金属結合を有するリチ
ウム、ナトリウム、マグネシウム又はアルミニウムなど
の有機金属化合物であり、一般式RLi、Rp MgX
3-p 又はAlRq3-q (Rは脂肪族、脂環属又は芳香
族の炭素数20までの炭化水素基、pは1又は2、qは
1、2又は3)で示されるものである。
【0038】これら有機金属化合物の具体例としては、
エチルリチウム、n−プロピルリチウム、イソプロピル
リチウム、n−ブチルリチウム、sec −ブチルリチウ
ム、tert−ブチルリチウム、n−デシルリチウム、フェ
ニルリチウム、ベンジルリチウム、1−ナフチルリチウ
ム、p−トリルリチウム、シクロヘキシルリチウム、α
−メチルスチリルリチウム、ナトリウムナフタレン、エ
チルマグネシウムクロリド、ブチルマグネシウムクロリ
ド、ジブチルマグネシウム、トリエチルアルミニウム、
トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウ
ム、ジエチルアルミニウムクロリド、ジイソブチルアル
ミニウムクロリド、ジイソブチルアルミニウムヒドリド
などが挙げられる。これらの有機金属化合物は、電子供
与性化合物と併用して遷移金属化合物と組み合わせて、
チーグラー・ナッタ型触媒を形成することもできる。
【0039】上記有機金属化合物と遷移金属化合物の使
用量比は特に制限はないが、有機金属化合物に対する遷
移金属化合物のモル比が0.5〜500(モル比)の範
囲で選定するのが一般的である。このようにして形成さ
れたチーグラー・ナッタ型触媒を用いて、α−オレフィ
ンとジアルケニルベンゼン化合物とを共重合させる。ジ
アルケニルベンゼン化合物の含量は0.001〜10重
量%、好ましくは0.05〜5重量%含まれるように共
重合させるのがよい。この含量が多すぎるとゲル化が起
こりやすくなり、また少なすぎると後段での変性反応の
効率が低下する。ジアルケニルベンゼン化合物の含量
は、同化合物の添加量、添加速度、α−オレフィンとの
重合系中での濃度、重合温度又は重合時間などにより制
御することが一般的である。ジアルケニルベンゼン化合
物のα−オレフィン共重合体中での存在分布状態につい
ては不明であるが、ランダムに分布していると考えるの
が妥当である。
【0040】(2)芳香族ビニル化合物によるα−オレ
フィン−ジアルケニルベンゼン化合物共重合体の変性 ここで使用する芳香族ビニル化合物としては、前記変性
オレフィン系樹脂(a)の(3)芳香族ビニル化合物の
項で述べた芳香族ビニル化合物と、o−、m−若しくは
p−ジビニルベンゼン及びo−、m−若しくはp−ジイ
ソプロペニルベンゼンの中から1種又は2種以上を選ぶ
ことができる。これらのうち、好ましくはスチレン、ス
チレンとα−メチルスチレンの混合物、p−メチルスチ
レン又はスチレンとo−、m−若しくはp−クロルスチ
レンの混合物であって、それらの重合体がPPEと良好
な親和性を有する形態のものである。
【0041】変性は、芳香族ビニル化合物と上記のα−
オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物とを共存さ
せ、芳香族ビニル化合物の共重合条件に付して実施す
る。α−オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物共重
合体中には、α−オレフィンとの共重合に関与しないア
ルケニル基が残存しており、このアルケニル基は芳香族
ビニル化合物と同様の重合特性を有し、重合条件下に付
された芳香族ビニル化合物によって、いわゆるグラフト
変性されるものである。
【0042】変性度の指標としては、α−オレフィン−
ジアルケニルベンゼン化合物共重合体(イ)に対する該
共重合体にグラフト結合した芳香族ビニル化合物重合体
(ロ)の量比を百分率で表した変性率〔(ロ)/(イ)
×100(%)〕を用いることができる。具体的には、
変性条件に付した重合物から芳香族ビニル化合物単独重
合体を選択的溶媒で抽出分離し、残った不溶分中のα−
オレフィン−ジアルケニルベンゼン共重合体(イ)に対
する結合芳香族ビニル化合物重合体(ロ)の量比を、赤
外吸収スペクトルなどの手段で決定する。変性率は通常
1〜200%、好ましくは2〜150%、より好ましく
は5〜100%である。
【0043】変性を実施する重合条件としては、アニオ
ン重合、カチオン重合又はラジカル重合のいずれかの条
件を選択することができる。好ましいのはアニオン重合
又はラジカル重合条件であり、より好ましくはラジカル
重合条件である。アニオン重合及びラジカル重合とも開
始剤としては一般に知られているものが使用できる。重
合方法も、溶液重合、含浸重合又は塊重合等で行える
が、製造コスト、後処理等の点から含浸重合が好まし
い。
【0044】このようにして得られる芳香族ビニル化合
物変性α−オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物共
重合体(c)中の芳香族ビニル化合物による変性率やそ
の分子量などは、目的に応じて変えられる。芳香族ビニ
ル化合物モノマーに由来する重合体の含有量は、5〜9
0重量%の範囲とするのが一般的である。数平均分子量
は、好ましくは1×103 以上、より好ましくは5×1
3 〜10×104 である。これらの含有量やその分子
量は、α−オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物共
重合体中のジアルケニルベンゼン化合物の含量や、芳香
族ビニル化合物の共重合体に対する使用量比などにより
変えられる。
【0045】また、このような重合条件下での変性にお
いては、α−オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物
共重合体中のジアルケニルベンゼン残基のアルケニル残
基は、芳香族ビニル化合物と共重合して、α−オレフィ
ン−ジアルケニルベンゼン化合物共重合体と芳香族ビニ
ル化合物共重合体のグラフトポリマーを生成する。α−
オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物共重合体の重
合においては、一部のジアルケニルベンゼンは共重合体
の末端に存在する可能性もあり、このような場合、変性
共重合体には少量のブロック共重合体も含まれる。また
変性においては、α−オレフィン−ジアルケニルベンゼ
ン化合物共重合体と結合していない芳香族ビニル化合物
の単独重量体が生成する場合がある。
【0046】このような単独重合体は、最終組成物の配
合に先立って抽出除去してもよいし、そのまま配合する
ことも可能である。更に、芳香族ビニル化合物の重合体
分子が2つ以上のジアルケニルベンゼン化合物と共重合
する可能性もある。このような場合、変性物の一部に架
橋が起こり、ゲル状の重合物が生成することも考えられ
るが、最終配合物において、親和性改良効果、成形加工
性改良効果を損なわない範囲において、少量のゲル状重
合体が存在してもよい。本発明のアニオン重合下で変性
された芳香族ビニル化合物変性α−オレフィン−ジアル
ケニルベンゼン化合物重合体(c)は、このような形態
の生成物を含有することができる。
【0047】〈部分水素添加芳香族ビニル化合物−共役
ジエンブロック共重合体(d)〉本発明に用いる部分水
素添加ブロック共重合体(d)は、芳香族ビニル化合物
に由来する連鎖ブロックAと共役ジエンに由来する連鎖
ブロックBをそれぞれ少なくとも1個有する構造をもつ
芳香族ビニル化合物−共役ジエンブロック共重合体のブ
ロックBの脂肪族不飽和基が、水素添加により減少した
ブロック共重合体である。ブロックA及びBの配列は、
線状構造又は分岐構造をなすものであり、分岐構造をな
すものの中にはラジアルテレブロック構造をなすものも
含む。またこれらの構造のうちの一部に、芳香族ビニル
化合物と共役ジエンとのランダム共重合によるランダム
鎖を含んでいてもよい。これらのうちで鎖状構造をなす
ものが好ましく、A−B−Aトリブロック構造をなすも
のがより好ましい。ブロックAをなす芳香族ビニル化合
物は、前記変性オレフィン系樹脂(a)の(3)芳香族
ビニル化合物の項で述べた芳香族ビニル化合物が適用で
きる。
【0048】共役ジエンの具体例としては、1,3−ブ
タジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2,3−
ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン
などが挙げられ、これらの中で1,3−ブタジエン又は
2−メチル−1,3−ブタジエンが好ましく、最も好ま
しくは2−メチル−1,3−ブタジエンである。これら
の共役ジエンに加えて少量のエチレン、プロピレン、1
−ブテンなどの低級オレフィンやシクロペンタジエン、
非共役ジエン類が含まれていてもよい。
【0049】部分水素添加芳香族ビニル化合物−共役ジ
エンブロック共重合体(d)中の、芳香族ビニル化合物
に由来する繰返し単位の占める割合は、10〜80重量
%が好ましく、30〜80重量%がより好ましく、更に
好ましくは40〜70重量%である。これら部分水素添
加ブロック共重合体(d)における水素添加の割合は任
意であるが、ブロックB中の水素添加されずに残存して
いる不飽和結合の割合は20%以下が好ましくは10%
以下がより好ましい。また、ブロックA中の芳香族性不
飽和結合の25%以下が水素添加されていてもよい。
【0050】こららの部分水素添加ブロック共重合体
(d)は、それらの分子量の目安として、25℃におけ
るトルエン溶液粘度の値が濃度15重量%において30
00〜30cP若しくは濃度20重量%において1000
0〜50cPの範囲にあるものが好ましい。これらの範囲
より大きいと組成物の成形加工性に難点を生じ、小さい
と組成物の機械的強度レベルが低く好ましくない。
【0051】芳香族ビニル化合物−共役ジエンブロック
共重合体の製造方法としては、数多くの方法が提案され
ている。代表的な方法としては、例えば特公昭40−2
3798号公報、米国特許第3,595,942 号又は同第4,09
0,990 号各明細書などに記載された方法があり、リチウ
ム触媒又はチーグラー型触媒等を用いて、不活性触媒中
でブロック共重合させる。
【0052】これらのブロック共重合体の水素添加処理
は、例えば特公昭42−8704号、同43−6636
号又は同45−20814号各公報等に記載された方法
により、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下、行われ
る。この水素添加では、重合体ブロックB中のオレフィ
ン型二重結合の少なくとも50%、好ましくは80%以
上が水素添加され、重合体ブロックA中の芳香族性不飽
和結合の25%以下が水素添加される。
【0053】これらの水素添加物は、例えばシェル化学
社より「クレイトン(Kraton)-G」の商品名で、CX−1
701、C−1652等のグレード名で販売されてい
る。
【0054】〈付加的成分〉本発明の塗装性樹脂組成物
は、上記の成分(a)〜(d)以外の他の成分を含んで
いてもよい。例えば成分(a)の80重量%までを他の
オレフィン系樹脂、例えば未変性のオレフィン系樹脂
に、また成分(b)の50重量%までを他の熱可塑性樹
脂、例えば水酸基を有するPPE、PPEに可溶なスチ
レン系樹脂、PPEに可溶でかつ水酸基を有するスチレ
ン系樹脂等に置き換えてもよい。また、酸化防止剤、耐
候性改良剤、造核剤、難燃剤、可塑剤、流動性改良剤等
を樹脂組成物中に20重量%以下含有させてもよい。ま
た、有機及び無機充填剤、例えばガラス繊維、マイカ、
タルク、ワラストナイト、チタン酸カリウム、炭酸カル
シウム、シリカ等を50重量%以下、及び着色剤の分散
剤を5重量%以下含有させることもできる。
【0055】更に、機械的物性の、より一層の向上のた
めに、耐衝撃強度向上剤の添加、例えば、スチレン−共
役ジエン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−(ジエ
ン)共重合体ゴム、更にそれらのα,β−不飽和カルボ
ン酸無水物変性体又は不飽和グリシジルエステル若しく
は不飽和グリシジルエーテルとの変性体、不飽和エポキ
シ化合物とエチレンとからなる共重合体、あるいは不飽
和エポキシ化合物、エチレン及びエチレン系不飽和化合
物からなる共重合体等を5〜30重量%含有してもよ
い。これらの付加成分は、1種又は2種以上を併用して
もよい。
【0056】〈構成成分の組成比〉本発明において、成
分(a)の変性オレフィン系樹脂と成分(b)のPPE
の混合割合は、成分(a)と(b)の合計100重量%
に対して、成分(a)の変性オレフィン系樹脂は40〜
90重量%、好ましくは40〜70重量%である。変性
オレフィン系樹脂が40重量%未満では、オレフィン系
樹脂に比べて成形性、耐有機溶剤性がおとり、変性オレ
フィン系樹脂が90重量%超過では耐熱性、剛性の改良
効果が小さく、かつ塗装性も低下するという問題点があ
る。
【0057】成分(c)の芳香族ビニル化合物変性α−
オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物共重合体の混
合割合は、成分(a)と(b)の合計100重量部に対
して、成分(c)は1〜40重量部、好ましくは10〜
30重量部である。成分(c)が1重量部未満では成分
(a)と(b)の相溶性改良効果が十分に得られず、層
状剥離(デラミネーション)が起り、成分(c)が40
重量部超過では耐熱性、耐衝撃性が低下し、更に塗装性
が低下するという問題点がある。
【0058】成分(d)の部分水素添加芳香族ビニル化
合物−共役ジエンブロック共重合体の混合割合は、成分
(a)と成分(b)の合計量100重量部に対して、成
分(c)が存在しないときは成分(d)は1〜40重量
部、好ましくは5〜20重量部である。成分(d)が1
重量部未満では、成分(a)の変性オレフィン系樹脂と
成分(b)のPPEとの相溶性改良効果が十分に得られ
ず、層状剥離(デラミネーション)や耐衝撃性の低下、
更に塗装性の低下が起り、成分(d)が40重量部超過
では組成物の耐熱性、剛性、耐有機溶剤性の低下が起る
問題がある。また成分(c)が存在するときは、成分
(d)は0.5〜20重量部、好ましくは2〜10重量
部である。成分(c)が存在することで成分(d)は
0.5重量部で十分な相溶性を示すことができるように
なるが、成分(d)が0.5重量部未満では、相溶性が
不十分となり、層状剥離や耐衝撃性及び塗装性の低下を
まねき、成分(c)中にも芳香族ビニル化合物があるこ
とから成分(d)が20重量部超過では耐熱性が低下
し、更には剛性も低下するという問題がある。
【0059】〈塗装性樹脂組成物の製造〉本発明の塗装
性樹脂組成物を得るための溶融混練の方法としては、熱
可塑性樹脂について一般に実用されている混練方法が適
用できる。例えば、粉状又は粒状の各成分を、必要であ
れば、付加的成分の項に記載の添加物等と共に、ヘンシ
ェルミキサー、リボンブレンダー、V型ブレンダー等に
より均一に混合した後、一軸又は多軸混練押出機、ロー
ル、バンバリーミキサー等で混練することができる。混
練時溶媒等を用いてもよい。
【0060】本発明の塗装性樹脂組成物の成形加工性は
特に限定されているものではなく、熱可塑性樹脂につい
て一般に用いられている成形法、すなわち、射出成形、
中空成形、押出成形、シート成形、熱成形、回転成形、
積層成形、プレス成形等の各種成形法が適用できる。
【0061】〈塗装〉本発明の樹脂組成物は、プライマ
ー塗布や、プラズマ処理等の表面改質を行わなくても、
良好な塗料付着性が得られ、非常に驚くべきことに、従
来のオレフィン系樹脂へ直接塗装することは不可能であ
るとの常識を覆すものである。これは前記の樹脂組成物
を用いたことに基づく結果であり、従来公知の事実から
予想することはきわめて困難である。
【0062】本発明の樹脂組成物を塗装する方法として
は、従来の塗装工程からプライマー塗布やプラズマ処理
等の表面改質工程を除くことができる。すなわち、上記
樹脂組成物を成形加工して得られた成形体に、通常の方
法で直接、塗料を塗布することができる。
【0063】塗料の塗布方法としては、スプレーによる
吹き付け塗布、はけ塗り、ローラーによる塗布等がある
が、いずれの方法をも採用することができる。使用する
ことができる塗料としては、一般に広く用いられている
塗料、例えば、アクリル系塗料、エポキシ系塗料、ポリ
エステル系塗料、ウレタン系塗料、アルキッド系塗料等
が使用できる。
【0064】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0065】参考例1 プロピレンのホモポリマー粉末(JIS K 7210に準拠して
測定したMFR:1g/10分、融点約164℃)2000
g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(以下「HE
MA」という)60g、スチレン200g及びt−ブチ
ルパーオキシベンゾエート(以下「BPB」という)2
0gをスーパーミキサーで混合した後、2軸押出機(日
本製鋼所社製、商品名:TEX−30型)を用いて、シ
リンダー温度180℃、スクリュー回転数250rpm 、
吐出量5kg/hr 、ベント圧力50mmHgの条件下で減圧混
練を行ない変性オレフィン系樹脂(以下「樹脂A」とい
う)を得た。
【0066】樹脂A0.3gをキシレン20ml中で11
0℃に加熱して溶解させた後、メタノール150ml中に
注ぎ沈殿させた。この沈殿物をろ別しメタノールで洗浄
した後、減圧乾燥して精製変性オレフィン樹脂を得た。
この精製物のHEMA及びスチレン(又はα−メチルス
チレン)の含量を、以下の方法により測定した。結果を
表1に示す。
【0067】1)HEMAの定量 赤外線分光法(IR法):精製した変性オレフィン系樹
脂をプレス成形してフィルムとし、IRスペクトルを測
定した。定量は、カルボニルに由来する1724cm-1
吸収より作成した検量線を用いて行った。 プロトン核磁気共鳴分光法(1 H−NMR法):精製し
た変性オレフィン系樹脂50mgをo−ジクロロベンゼン
約2ml中130℃で加熱溶解させ、重ベンゼンを標準物
質として用いてサンプルを調製し、1 H−NMRスペク
トルを測定した。これら2種類の測定方法によって得ら
れた含量の比を用い式(A)より水酸基残存率を求め
た。
【0068】
【数1】
【0069】2)スチレン(又はα−メチルスチレン)
の定量 上記に従って、精製した変性オレフィン系樹脂のIRス
ペクトルを測定し、定量を行った。
【0070】3)変性オレフィン系樹脂のMFRは、JI
S K 7210に準拠し230℃で測定した。
【0071】
【表1】
【0072】参考例2 プロピレンのホモポリマー粉末(参考例1と同じもの)
100重量部を、2軸押出機を用いて、シリンダー温度
180℃、スクリュー回転数250rpm 、吐出量3.3
kg/hr 、ベント圧力50mmHgの条件下で減圧混練を行う
際に、押出機シリンダーの途中より、スチレン40重量
部、HEMA10重量部、1,3−ビス(t−ブチルパ
ーオキシイソプロピル)ベンゼン(以下「BPIB」と
いう)2重量部の混合物を加圧添加し、変性オレフィン
系樹脂(以下「樹脂B」という)を得た。樹脂Bを参考
例1と同様に処理し、分析を行った。結果を表1に示
す。
【0073】参考例3 参考例2において、プロピレンホモポリマーの吐出量を
3.8kg/hr 、押出機シリンダーの途中から加圧添加す
る混合物を、スチレン20重量部、2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート(以下「HPMA」という)10重
量部及びBPIB1重量部の混合物とした以外は、参考
例2と同様に混練を行い、変性オレフィン系樹脂(以下
「樹脂C」という)を得た。樹脂Cを参考例1と同様に
分析を行った。結果を表1に示す。
【0074】参考例4 充分に窒素置換した10リットル セパラブルフラスコ
にプロピレンのホモポリマー粉末(参考例1と同じも
の)250g、クロロベンゼン5リットル、HEMA2
5g及びスチレン250gを入れ、窒素雰囲気下で攪拌
しながら110℃に昇温しプロピレンのホモポリマー粉
末を完全に溶解した。そこへジベンゾイルパーオキシド
(以下「BPO」という)25gをクロロベンゼン50
0mlに溶解した溶液を温度110℃に保ったまま2時間
かけて滴下し、更に3時間反応させた。次いで、その溶
液を大過剰のメタノールへ注ぎ、ポリマーを沈澱させ、
ポリマーのろ過、メタノール洗浄を3回繰返した後、乾
燥してポリマー297gを得た(得られた樹脂を以下
「樹脂D」という)。樹脂Dを参考例1と同様に処理
し、分析した。結果を表1に示す。
【0075】参考例5 プロピレンのホモポリマー粉末(参考例1と同じもの)
100重量部を、2軸押出機を用いて、シリンダー温度
180℃、スクリュー回転数250rpm 、吐出量3.3
kg/hr 、ベント圧力50mmHgの条件下で減圧混練を行う
際に、押出機シリンダーの途中より、α−メチルスチレ
ン15重量部、HEMA10重量部、BPIB1重量部
の混合物を加圧添加し、変性オレフィン系樹脂(以下
「樹脂E」という)を得た。樹脂Eを参考例1と同様に
処理し、分析を行った。結果を表1に示す。
【0076】参考例6(比較) 参考例1において、スチレンを添加しなかった以外は、
参考例1と同様に実施した。結果を表1に示す(得られ
た樹脂を以下「樹脂F」という)。
【0077】参考例7 (1)エチレン−プロピレン−ジビニルベンゼン共重合
体の製造 攪拌及び温度制御装置を有する内容積100リットルの
ステンレス鋼製オートクレーブを充分にプロピレン置換
した後、充分に脱水及び脱酸素したn−ヘプタン30リ
ットル、ジビニルベンゼン450ml、ジエチルアルミニ
ウムクロリド46gを入れ、攪拌下、55℃に昇温し
た。そこへ三塩化チタン(東洋ストーファー社製、TT
A−12)15gを入れ60℃に昇温した後、水素濃度
を5容量%に保ち、エチレンを114g/Hr、プロピレン
を4.2kg/ Hrで供給し、60℃で5時間共重合させ
た。共重合終了後、残存モノマーをパージし、ポリマー
スラリーをろ別して共重合体16.1kgを得た(JIS K
7210に準拠して測定したMFR:4.93g/10分、エチ
レン含量:2.59重量%、ジビニルベンゼン含量:
0.27重量%)。このポリマーに4−メチル−2,6
−ジ−t−ブチルフェノール0.05重量%を混合した
後単軸押出機により230℃で造粒し、ペレットとし
た。
【0078】(2)スチレン変性共重合体の製造 攪拌及び温度制御装置を有する内容積1150mlのステ
ンレス鋼製オートクレーブに、純水495ml、懸濁剤と
して第三リン酸カルシウム9.9g及びドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム16mgを加えて水性懸濁液と
し、これに上記(1)で得た粒径4〜5mmのエチレン−
プロピレン−ジビニルベンゼン共重合体粒子50gを攪
拌により懸濁させた。別に重合開始剤として、BPB
(10時間の半減期を得るための分解温度(以下同
様):104℃)0.33g、連鎖移動剤としてα−メ
チルスチレンダイマー(日本油脂社製)0.25gをス
チレン50gに溶解させ、これを前記懸濁液中に投入
し、オートクレーブ内温度を90℃に昇温させ、該温度
で3時間保持して、重合開始剤、連鎖移動剤を含むスチ
レンをプロピレン−ジビニルベンゼン共重合体中に含浸
させた。この水性懸濁液を105℃に昇温し、該温度で
3時間維持して重合させ、更に135℃に昇温し、該温
度に3時間維持して重合を完結させた。冷却後、内容物
を取出し、水洗、乾燥し、粒径5〜6mmの粒子状樹脂
(以下「樹脂G」という)98.7gを得た。
【0079】樹脂Gをメチルエチルケトンで8時間ソッ
クスレー抽出し、抽出後のポリマーは赤外線分光分析に
より、38.7重量%のスチレン成分を含むことがわか
った。またメチルエチルケトンで抽出されたポリスチレ
ンの分子量をGPCで測定したところ、ポリスチレン換
算の数平均分子量は26000、重量平均分子量は85
000であった。
【0080】参考例8 参考例1において、HEMA100g、スチレン100
g及びBPB20gBPIB10gに換えた以外、参考
例1と同様に実施して変性オレフィン系樹脂(以下「樹
脂A−1」という)を得た。樹脂A−1中のHEMA含
量は4.0重量%及びスチレン含量は3.4重量%であ
った。
【0081】参考例9 HEMA200g、スチレン200g及びBPIB20
gに換えた以外は、参考例8と同様に実施して変性オレ
フィン系樹脂(以下「樹脂B−1」という)を得た。樹
脂B−1のHEMA含量は8.3重量%及びスチレン含
量は6.1重量%であった。
【0082】参考例10 スチレン300g及びBPIB10gをBPB20gに
換えた以外、参考例8と同様に実施して変性オレフィン
系樹脂(以下「樹脂C−1」という)を得た。樹脂C−
1中のHEMA含量は3.9重量%及びスチレン含量は
9.2重量%であった。
【0083】参考例11 参考例2において、押出機吐出量を4.5kg/hr 、スチ
レン5重量部、HEMA5重量部及びBPIB0.5重
量に換えた以外、参考例2と同様に実施して変性オレフ
ィン系樹脂(以下「樹脂D−1」という)を得た。樹脂
D−1中のHEMA含量は3.8重量%及びスチレン含
量は3.6重量%であった。
【0084】参考例12(比較) 参考例8において、スチレンを添加しなかった以外、参
考例8と同様に実施した(得られた樹脂を以下「樹脂E
−1」という)。樹脂E−1中のHEMA含量は4.3
重量%であった。
【0085】参考例13(比較) HEMAをグリシジルメタクリレートに換えた以外、参
考例8と同様に実施して変性オレフィン系樹脂(以下
「樹脂F−1」という)を得た。赤外線分光分析にて、
樹脂F−1中のグリシジルメタクリレートとスチレンの
含量を定量した。その結果、グリシジルメタクリレート
含量4.1重量%及びスチレン含量4.0重量%であっ
た。
【0086】参考例14 参考例8において、HEMA400g、スチレン400
g及びBPIB20gに換えた以外、参考例8と同様に
実施して変性オレフィン系樹脂(以下「樹脂A−2」と
いう)を得た。樹脂A−2中のHEMA含量は9.6重
量%及びスチレン含量は8.2重量%であった。
【0087】参考例15 BPIB20gをBPB20gに換えた以外、参考例1
4と同様に実施して変性オレフィン系樹脂(以下「樹脂
C−2」という)を得た。樹脂C−2中のHEMA含量
は10.4重量%及びスチレン含量は8.1重量%であ
った。
【0088】参考例16 参考例2において、押出機吐出量を3.1kg/hr 及びH
EMA20重量部に換えた以外、参考例2と同様に実施
して変性オレフィン系樹脂(以下「樹脂D−2」とい
う)を得た。樹脂D−2中のHEMA含量は10.1重
量%及びスチレン含量は15.2重量%であった。
【0089】参考例17(比較) 参考例14において、スチレンを添加しなかった以外、
参考例14と同様に実施した(得られた樹脂を以下「樹
脂E−2」という)。樹脂E−2中のHEMA含量は1
1.1重量%であった。
【0090】参考例18(比較) HEMAをグリシジルメタクリレートに換えた以外、参
考例14と同様に実施して変性オレフィン系樹脂(以下
「樹脂F−2」という)を得た。赤外線分光分析にて樹
脂F−2中のグリシジルメタクリレートとスチレンの含
量を定量した。その結果グリシジルメタクリレート含量
8.7重量%及びスチレン含量5.6重量%であった。
【0091】実施例1〜6及び比較例1〜2 参考例1〜7で得た樹脂A〜G、ポリ(2,6−ジメチ
ル−1,4−フェニレンエーテル)(日本ポリエーテル
社製、30℃におけるクロロホルム中で測定した固有粘
度:0.4dl/g)、スチレン−ブタジエンゴム(日本合
成ゴム社製、商品名:TR2900、以下「SBR」と
いう)及び水素添加スチレン−イソプレンゴム(クラレ
社製、商品名:セプトン2104、「SIPR」と表記
する)を表2に示す組成で、30mm径2軸押出機(日本
製鋼所社製TEX)で混練して樹脂組成物を得た。これ
より射出成形機(名機製作所社製M40A−SJ)を用
いて、シリンダー温度280℃、金型冷却温度60℃の
条件で射出成形を行い試験片を作製した。試験片は成形
直後にデシケータに入れ23℃、4〜6日間静置した
後、下記の試験法により評価を行った。結果を表2に示
す。
【0092】(1)曲げ弾性率 JIS K 7203に準じ、インストロン試験機を用い測定し
た。 (2)アイゾッド衝撃強度 ISO R 180-1969 (JIS K 7110) に準じ、アイゾッド衝撃
試験機(東洋精機製作所社製)を用いて、ノッチ付きア
イゾッド衝撃強度を測定した。
【0093】(3)塗装試験 一液型アクリルメラミン系塗料を用いて塗装試験を行っ
た。 塗装法:塗料を調合し、エアースプレーガンを用いて、
塗膜厚さが、碁盤目試験では約40μm 、剥離強度試験
では約100μm となるように、スプレー塗布した。そ
の後、120℃で60分間焼き付けて乾燥させた。
【0094】塗料付着性評価: (i)碁盤目試験 片刃カミソリを用い試験片の表面に、直行する縦横11
本ずつの平行線を2mm間隔で引いて碁盤目を100個作
る。その上にセロハン粘着テープ(JIS Z 1522)を充分
圧着し、塗膜面と約30度に保ち手前に一気に引き剥が
し、碁盤目で囲まれた部分の状態を観察し、剥離しなか
った碁盤目の数を記録した。 (ii)剥離強度 試験片の上半分に塗料が付着しないような処理を施した
後、各塗料を塗膜厚さが100μm になるように塗布
し、焼き付け乾燥した。試験片にセロハン粘着テープ
(例:ニチバン製幅24mm)を全面に密着させ、幅1cm
で、上下方向に素地にまで達する切り傷を付ける。塗膜
付着のない側を手で剥がし、引張試験機に取付け180
度方向に50mm/分の速度で引き剥したときの負荷を記
録した。なお、塗膜が破断した場合は破断と記した。
【0095】
【表2】
【0096】実施例7〜13及び比較例3〜4 樹脂A〜Gに代えて、参考例8〜13で得た樹脂A−1
〜F−1を使用し、またポリプロピレンホモポリマー
(三菱油化社製、商品名:MA8、「PP」と表記す
る)を追加使用した以外は、実施例1〜7と同様に実施
して各樹脂組成物を得た。試験片の作成はシリンダ温度
230℃及び金型冷却温度40℃とした以外は、実施例
1〜7に準じ、また二液型ウレタン系塗料を用い塗装試
験を追加した以外は、実施例1〜7に準じて評価試験を
行い結果を表3に示した。
【0097】
【表3】
【0098】実施例14〜23及び比較例5〜6 樹脂A−1〜F−1に代えて、参考例14〜18並びに
参考例7及び9で得た樹脂A−2〜G−2並びにB−1
及びGを使用し、またSBRを追加使用した以外は、実
施例7〜12と同様に実施して結果を表4に示した。
【0099】
【表4】
【0100】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の塗装性樹脂
組成物は、オレフィン系樹脂の成形性及び耐有機溶剤性
並びにPPEの耐熱性及び機械的強度を兼ね備え、かつ
プライマー等の表面改質剤やトリクロルエタン等の有機
溶剤を用いることなく、塗装性及び印刷性が著しく優れ
ているため、その用途は広く、工業的に有用な材料とな
り得るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 博 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内 (72)発明者 松久 恵子 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内 (72)発明者 加藤 容志夫 三重県四日市市東邦町1番地 三菱油化株 式会社四日市総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分(a)及び(b)を下記配合
    比で含有することを特徴とする塗装性樹脂組成物。 (a)オレフィン系樹脂に、水酸基を有するα,β−不飽和カルボン酸エステ ルと芳香族ビニル化合物とをグラフト反応させて変性した変性オレフィン系樹脂 90〜40重量% (b)ポリフェニレンエーテル 10〜60重量%
  2. 【請求項2】 下記の成分(a)、(b)及び(d)を
    下記の配合比で含有することを特徴とする熱可塑性樹脂
    組成物。 (a)オレフィン系樹脂に、水酸基を有するα,β−不飽和カルボン酸エステ ルと芳香族ビニル化合物とをグラフト反応させて変性した変性オレフィン系樹脂 90〜40重量% (b)ポリフェニレンエーテル 10〜60重量% (d)部分水素添加芳香族ビニル化合物−共役ジエンブロック共重合体を成分 (a)及び(b)の合計100重量部に対して 1〜40重量部
  3. 【請求項3】 下記の成分(a)〜(d)を下記配合比
    で含有することを特徴とする塗装性樹脂組成物。 (a)オレフィン系樹脂に、水酸基を有するα,β−不飽和カルボン酸エステ ルと芳香族ビニル化合物とをグラフト反応させて変性した変性オレフィン系樹脂 90〜40重量% (b)ポリフェニレンエーテル 10〜60重量% (c)チーグラー・ナッタ型触媒を用いて重合させたα−オレフィン−ジアル ケニルベンゼン化合物共重合体に、芳香族ビニル化合物をグラフト反応させて変 性した芳香族ビニル化合物変性α−オレフィン−ジアルケニルベンゼン化合物共 重合体を成分(a)及び(b)の合計100重量部に対して 1〜40重量部 (d)部分水素添加芳香族ビニル化合物−共役ジエンブロック共重合体を成分 (a)及び(b)の合計100重量部に対して 0.5〜20重量部
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