JPH07113898A - 水素除去装置 - Google Patents

水素除去装置

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JPH07113898A
JPH07113898A JP5260036A JP26003693A JPH07113898A JP H07113898 A JPH07113898 A JP H07113898A JP 5260036 A JP5260036 A JP 5260036A JP 26003693 A JP26003693 A JP 26003693A JP H07113898 A JPH07113898 A JP H07113898A
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hydrogen
liquid metal
cell
metal cell
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JP5260036A
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English (en)
Inventor
Naruhito Kondo
成仁 近藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】設置スペースとコストを低減し、水素の取扱い
を容易にする。 【構成】液体金属20の貯蔵容器となるダンプタンク10は
上部に液体金属入口ノズル11および液体金属出口ノズル
12および水素ガス導出ノズル13を備えている。ダンプタ
ンク10内にはナトリウムおよび水素と共存性の良い金属
セル14が設置され、この金属セル14は水素ガス導出ノズ
ル13と接続している。金属セル14内は排気ポンプ17によ
り動作時は常時排出される。液体金属20に溶解している
水素は液体金属20と金属セル14内の水素濃度差(水素分
圧差)により金属セル14の金属壁を拡散・透過し、水素
ガスとなって金属セル14内に取り込まれ、排気ポンプ17
により金属セル14から排気される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体金属を使用する施
設において、液体金属中に含まれる水素を除去する液体
金属除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体金属を使用する施設においては、液
体金属中に含まれる水素を除去する装置としてコールド
トラップを使用している。以下、液体金属を使用する施
設の代表的な例として液体金属冷却型原子炉を用いて従
来の技術であるコールドトラップについて説明する。
【0003】液体金属冷却型原子炉は、炉心を通過する
液体ナトリウム等(以下、ナトリウムで代表する)の1
次冷却材を液体ナトリウムの2次冷却材と中間熱交換器
で熱交換させ、さらにこの2次冷却材を蒸気発生器で水
と熱交換させて蒸気を発生させ、この蒸気でタービン等
を駆動するように構成されている。
【0004】冷却材であるナトリウム中に含まれる不純
物として、代表的なものに酸素と水素がある。酸素は材
料腐食防止の観点から、また水素は2次冷却材を内包す
る2次冷却系において、蒸気発生器伝達管破損による水
漏洩事故を2次冷却系内ナトリウム中の水素濃度の上昇
により検出する必要があるという観点から、ともにある
規定量以上に保つ必要がある。
【0005】また、酸素、水素ともに初期の量が保たれ
るわけではなく、酸素は主に燃料交換時に燃料に付着し
ていたものが1次冷却材ナトリウム中に入り、また酸素
は蒸気発生器伝熱管を介して運転中に水系から2次冷却
材ナトリウム中に拡散してくる。
【0006】従って、前記観点から、ナトリウム中の不
純物量をある規定値以内に保つために、不純物を除去す
る装置としてコールドトラップが設置される。コールド
トラップは、ナトリウム中に含まれる不純物(酸素,水
素)のナトリウムに対する溶解度が温度に依存し、飽和
量を超えた不純物がナトリウム中に析出することを利用
して不純物を捕獲する装置であり、ナトリウムを不純物
の過飽和を生じさせるよう冷却する機能と、析出した不
純物を捕獲する機能を有している。
【0007】従来のコールドトラップを図12(a)に
示すアニュラ型コールドトラップについて説明する。入
口ノズルから流入したナトリウムは、外胴2と内胴3で
囲まれた環状断面を有する流路4を流下する。この間に
ナトリウムは冷却されて不純物の過飽和を生じ、セット
リングチェンバ部5で流れを反転し、主に金網等から成
る充填部6を通過して出口ノズル7に至る。この間にナ
トリウムから析出した不純物は捕獲される。
【0008】このコールドトラップの流路4におけるナ
トリウムの冷却には、大別して次の2通りの方式があ
る。すなわち図12(b)のように、流路4に伝熱管8を
設け、この伝熱管8中を流れる冷却媒体によりナトリウ
ムを冷却する方法と、図12(C)のように外胴2の外側
にダクトを設置し、この外胴2とダクト9の間をガス
(主に空気)を流し、外胴2を介してナトリウムを冷却
する方法とがある。 例えば1次冷却系に設置されるコ
ールドトラップのように冷却材であるナトリウムが放射
化されている場合には、その冷却過程ナトリウムの冷却
に使用する媒体も放射化されて外部に漏れる恐れがあ
り、この漏洩を防ぐための冷却媒体も閉ループを形成す
る必要があることから、前者の方法が用いられることが
多い。 また、2次冷却系に設置されるコールドトラッ
プや試験ループ等で用いられるコールドトラップでは、
ナトリウムが放射化されていないためにコスト的、構造
的により前者より有利な後者の方法が用いられることが
多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不純
物、特に2次冷却材中の水素は通常の原子炉運転中に蒸
気発生器伝熱管を介して水系から2次冷却材ナトリウム
中に絶えず拡散してくるため、2次冷却在中の不純物は
ほとんど水素となる。この水素をコールドトラップによ
り原子炉の寿命中絶えず確保する必要があるため、コー
ルドトラップには必ず予備を設ける必要がある。
【0010】また寿命後のコールドトラップは次々交換
していく必要があった。さらに、コールドトラップ内に
捕獲された水素は水素化ナトリウムの形態であるので、
その廃棄に当たっては充分な注意が必要となる。
【0011】このため、コールドトラップによる液体金
属中の水素除去には、予備機の設置スペースおよび製作
費、寿命後のコールドトラップの保管スペースおよび廃
棄費さらに新品コールドトラップの製作費等、設置保管
スペースの確保およびコストが大きいという課題があっ
た。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、液体金属を使用する施設において廃棄物およ
び設備コストの増大を回避する液体金属中の水素を除去
する簡素な装置を、他機器と合体させたコンパクトな水
素除去装置を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は液体金属中から水素を
除去しさらにその水素を処理・回収する水素除去装置を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、液体金属
中に挿入された金属壁により液体金属から隔離された空
間を有する金属セルと、この金属セルを排気するための
排気ポンプと、これらを結ぶ配管を備えてなり、液体金
属用配管あるいは液体金属保管容器あるいは熱交換器に
おいて液体金属中の水素を除去することを特徴とする。
【0015】第2の発明は、液体金属中に挿入された金
属壁により液体金属から隔離された空間を有する金属セ
ルと、この金属セル内を排気するための排気ポンプと、
水素を水素吸蔵合金に捕獲する水素処理システムと、こ
れらを結ぶ配管を備え、液体金属用配管あるいは液体金
属保管容器あるいは熱交換器において液体金属中の水素
を除去することを特徴とする。
【0016】第3の発明は、液体金属中に挿入された金
属壁により液体金属から隔離された空間を有する金属セ
ルと、この金属セル内に排気するための排気ポンプと、
水素を酸化し水として回収する水素処理システムと、こ
れらを結ぶ配管を備え、液体金属用配管あるいは液体金
属保管容器あるいは熱交換器において液体金属中の水素
を除去することを特徴とする。
【0017】
【作用】第1の発明において、配管または保管容器内の
液体金属中の水素は液体金属中に挿入された金属セル壁
を拡散・透過しセル内を排気している排気ポンプにより
液体金属中から除去される。また、他機器(容器あるい
は配管)内に設置されるため、よりコンパクトな装置と
なり設置スペースの低減に寄与する。
【0018】さらに、寿命による装置本体の交換の必要
がないので予備器の設置スペースおよび設備コスト低減
に寄与でき、また、液体金属中の水素を気体の状態とし
て捕獲できるので、廃棄物としての水素の取扱いも容易
となる。
【0019】第2の発明において、液体金属から除去さ
れた水素はそのまま水素吸蔵合金内に捕獲できるため、
廃棄物としての取扱いが容易となる。第3の発明におい
て、液体金属から除去された水素は酸化により水として
回収できるため、廃棄物としての水素の取扱いが容易と
なる。
【0020】
【実施例】本発明に係る水素除去装置の第1の実施例に
ついて図1を参照しながら説明する。図1は水素除去装
置の縦断面図を示しており、図1中符号10はダンプタン
クで、液体金属の保管貯蔵容器である。ダンプタンク10
は上部に液体金属の導入手段である液体金属入口ノズル
11、液体金属の導出手段である液体金属出口ノズル12お
よび水素ガスの導出手段である水素ガス出口ノズル13を
備えている。
【0021】出口ノズル13の下方でダンプタンク10内に
はナトリウムおよび水素と共存性の良い金属(例えばス
テンレス鋼)から成る金属セル14が設置されている。金
属セル14の内部は排気管15およびバルブ16を通し排気ポ
ンプ17(例えばオイルフリーの真空ポンプ)により、動
作時は常時排気される。図1において矢示18は液体金属
の流れを示す。
【0022】液体金属は液体金属入口ノズル11からダン
プタンク10内に流入後、金属セル14の外壁に接触しなが
ら液体金属出口ノズル12に導かれる。図1において矢示
19は水素ガスの流れを示す。
【0023】液体金属に溶解している水素は金属セル14
の内部が排気されているため、液体金属と金属セル14内
の水素濃度差(水素分圧差)により金属セル14の金属壁
を拡散・透過し、水素ガスとなって金属セル14内に取り
込まれる。金属セル14内に取り込まれた水素ガスは排気
ポンプ17により金属セル17により金属セル14から排気さ
れる。
【0024】ダンプタンク10の外側に液体金属20を加熱
するための液体金属容器ヒータ21を備えてもよく、金属
セル5の内側に金属セルの金属壁を加熱するための金属
セルヒータ22を設置しまた、ダンプタンク10の外側に液
体金属温度を計測するための熱電対を設けてもよく、金
属セル14の内側に金属セル14の金属壁温度を計測するた
めの熱電対を設けてもよい。
【0025】この第1の実施例に係る水素除去装置は、
例えば液体金属の貯蔵容器用ダンプタンク10の内部に挿
入されている簡単な構造であることから、製造コストも
小さく、動的機器である排気ポンプ17がダンプタンク10
の外側にあるため、保守補修も容易である。また、従来
のコールドトラップのように装置内に水素ガスが蓄積さ
れるわけではないので、交換の必要ない。
【0026】しかして、本実施例によれば、例えば液体
金属冷却型原子炉において、ナトリウムタンクとの合体
による純化系のスペースを低減し、プラント寿命中に必
要なコールドトラップの総数は激減し、大幅なコストダ
ウンが可能となる。
【0027】金属セル14は図1に示したような有底筒状
構造のみでなく、たとえば図2から図5に示した構造を
選択することができる。図2は第1の例の金属セル23を
示している。図2(a)は正面図で、図2(b)はその
上面図である。
【0028】第1の例の金属セル23は中空平形箱24の下
面に5×5に配列された25本の短尺中空棒25が接続さ
れ、中空平形箱24の上面に水素導出管26が接続されたも
のである。この第1の例によれば液体金属と金属セル23
の接触面積を大きくすることができる。
【0029】図3は第2の例の金属セルを27に示してい
る。図3(a)は正面図、(b)は(a)の上面図であ
る。この金属セル27は液体金属と金属セル27の接触面積
を大きくするために1本の長尺中空棒28を複数回蛇行し
て折り曲げた形状となっている。
【0030】図4は第3の例の金属セル29を斜視図で示
している。図4において金属セル29は液体金属と金属セ
ル29の接触面積を大きくするために中空板30を複数回折
り曲げた形状となっている。図5は第4の金属セル31を
斜視図で示している。図5において金属セル31は液体金
属と金属セル31の接触面積を大きくするために長尺中空
棒28をヘリカル形状に形成している。
【0031】なお、金属セルは図1から図5に示すよう
な金属セルを同種複数あるいは異種複数組み合わせても
よい。以上例を挙げたように、金属セルは液体金属と金
属セルの接触面積を大きくするような形状であればよ
い。金属セルはその内部に金属壁を加熱するためのヒー
タを備えていても良い。
【0032】図6は本発明の第2の実施例として水素除
去装置の液体金属容器の断面図を示している。図におい
て金属セル32は配管32に接続した筒状容器33内に設置さ
れている。配管32は図示していない液体金属冷却型原子
炉の冷却系配管または冷却系配管から分岐したもので、
筒状容器34の周囲には断熱材35が備えられている。
【0033】金属セル32は複数本の直管からなってい
る。配管33から流入した液体金属は流入路36から金属セ
ル32の間を通って配管33の後流側から流出する。金属セ
ル32を流れている間に液体金属中の水素は金属セル32の
管壁を拡散・透過し、水素ガス出口ノズル13から図示し
ていない排気ポンプにより排気される。なお、符号37は
上流側閉塞板、38は下流側閉塞板である。
【0034】図7は本発明に係る水素除去装置の第3の
実施例の鳥かん図を示している。図7において水素除去
装置の金属セル14は蒸気発生器39の内部に設置されてい
る。液体金属入口ノズル11および液体金属出口12は図示
していない液体金属冷却型原子炉の冷却系配管または冷
却系配管から分岐した配管に接続されている。蒸気発生
器39はカバーガス空間40を備えている。
【0035】金属セル14は図2から図5に示したような
形状でもよい。図(7)において、液体金属入口ノズル
11から流入した液体金属は蒸気発生器39のヘリカル状の
伝熱管の間を通って液体金属出口ノズル12から流出す
る。その間に液体金属中の水素は金属セル壁を拡散・透
過し、水素ガス出口配管13から図示していない排気ポン
プにより排気される。
【0036】蒸気発生器39の取付フランジ42により台座
43に固定されている。金属セル14は蒸気発生装置39のナ
トリウムの高温部に設置されていればよい。金属セル14
は同様に中間熱交換器の内部に設置されていてもよい。
【0037】なお、図7中、符号44は蒸気発生器39の上
蓋、45は水蒸気の流れ、46は水の流れ、47は蒸気発生器
39の底板、48は液体金属の液面をそれぞれ示している。
図8から図10は本発明に係る水素除去装置の使用方法の
第1から第3の各例を示したものである。なお、図中、
図1と同一部分には同一符号を付して重複する部分の説
明は省略する。
【0038】図8は水素除去装置の使用方法を説明する
ための第1の例で、水素ガス出口ノズル13の排気手段で
ある排気ポンプ17の後流側には排気された水素ガスを捕
獲するための水素ガス容器49が接続されている。
【0039】図9は同じく第2の例で、第1の例におい
て水素ガス容器49内に水素吸蔵合金50を充填したもの
で、排気ポンプ17の後流側には排気された水素ガスを捕
獲するための水素吸蔵合金50が充填された水素ガス容器
40が設置されている。
【0040】図10は同じく第3の例で、図10において、
排気手段である排気ポンプ17の後流側には排気された水
素ガスを一次的にため込むための水素ガス容器49、水素
を酸化するための酸素供給ライン54、水素の酸化を促進
するための触媒52を内包した触媒酸化器51、この触媒酸
化器51からの水を冷却するための冷却器55およびクーラ
ー61、排気ガスの湿分除去のための乾燥器60および水素
ガス容器から水素ガスを廃棄するための排気ポンプ57が
設置されている。図11において水素ガスの流れは主に
次の通りとなる。
【0041】すなわち、排気ポンプ17により液体金属か
ら排気された水素は水素ガス容器49内圧力が微正圧にな
るまで水素ガス容器49内に溜められている。その際、系
統分離バルブ63は閉、64は開である。その後、系統分離
バルブ64を閉、63を開とすることにより水素は排気ポン
プ57によって引かれ酸素供給ライン54からの酸素と混合
され触媒酸化器51へと送られる。
【0042】触媒酸化器51では適当な温度において適当
な触媒52を用いて水素は酸化され水あるいは水蒸気とな
る。水53は冷却器55内において氷となる。残りの排気ガ
スは乾燥器60内の水素ガスが排気された後、系統分離バ
ルブ63を閉、64を開とし、再び排気ポンプ17により金属
セル内から水素ガス容器49に水素ガスを送り込む。
【0043】冷却器55において氷となった水53は系統分
離バルブ63が閉であるとき、適宜図示していない冷却器
55に具備されたヒータによって温められ、水タンク56に
滴下貯蔵される。
【0044】図8から図10におけるダンプタンク10の形
状は図1に示した形状だけでなく、図6および図7に示
した筒状容器34または蒸気発生器39あるいは中間熱交換
器でもよい。
【0045】本発明に係る水素除去装置の第4の実施例
について、図11により説明する。図は水素除去装置の断
面図を示す。これまでの実施例とは異なり、金属セル内
の水素を排気手段でセル外に排気するのではなく、水素
吸蔵合金に吸収させることを特徴とする。すなわち、金
属セル14はその内部に水素吸蔵合金50を内包している。
ダンプタンク10は外側に液体金属容器ヒータ21が設置さ
れている。
【0046】また、図示してないが、断熱材を設置する
こともできる。金属セル14内には水素吸号器50から水素
を放出させるための金属セルヒータ22が設置されていて
もよい。金属セルヒータ22は水素吸蔵合金50の水素吸蔵
能力が低下したときに水素吸蔵合金50を加熱することで
水素を放出し水素吸蔵能力を回復させるために用いるも
のである。
【0047】その際には本図における容器を蒸気発生
器、中間熱交換器、ダンプタンクあるいは容器としても
よい。すなわち水素吸蔵合金50から放出された水素を処
理する系統が接続されていてもよく、また、金属セルの
形状は図2から図5に示されるように液体金属との接触
面積が大きい形状でもよい。
【0048】本発明の実施態様を要約すればつぎのとお
りである。 (1)容器と、この容器内に収納した液体金属と、この
液体金属中に挿入された金属壁により液体金属から隔離
された空間を有する液体金属および水素と共存性の良い
金属から成る金属セルと、この金属セルから水素を導出
するための導出手段と、前記金属セル内の排気するため
の排気手段と、これらを結ぶ配管とによって水素除去装
置を構成する。この水素除去装置を液体金属の保管容器
内または液体金属冷却型原子炉の熱交換手段である中間
熱交換器あるいは蒸気発生器内に設置する。
【0049】(2)前記金属セルはその内側に金属壁を
加熱するためのヒータおよび温度を測定するための測定
手段を備え、前記容器はその内部にカバーガス空間を備
え、前記排気手段の後流側に水素を水素ガスとして蓄え
るか、その容器内に水素吸蔵合金を具備した水素処理手
段を備えること。
【0050】(3)前記排気手段の後流側に水素の酸化
手段とその酸化手段の後流側に水回収手段を備え、前記
水回収手段の後流側に湿分を吸収する乾燥手段を備え、
この乾燥手段の後流側にガスを放出する排気手段を備え
ること。
【0051】(4)液体金属中に挿入された金属壁によ
り液体金属から隔離された空間を有する液体金属および
水素と共存性の良い金属から成る金属セルと、金属セル
から水素を導出するための導出手段と、セル内を排気す
るための排気手段とこれらを結ぶ配管を備えた水素除去
装置を、液体金属の配管内に設置すること。
【0052】(5)前記液体金属の配管は液体金属冷却
型原子炉の冷却系配管またはその冷却系配管から分岐し
た配管、あるいは容器内液体金属を加熱するためのヒー
タを備え、前記液体金属の配管はその内側または外側に
温度を測定するための計測手段を備え、またその外側に
断熱材層を備え、あるいは金属容器の外部に装着される
支持体と耐震用スナッパとに固定される装着手段を備え
ること。
【0053】(6)前記排気手段の後流側に水素を水素
ガスとして蓄える容器を備え、水素吸蔵合金を具備した
水素処理手段を備え、水素の酸化手段とその酸化手段の
後流側に水回収手段を備え、前記水回収手段の後流側に
湿分を吸収する乾燥手段を備え、前記乾燥手段の後流側
にガスを放出する排気手段を備えること。
【0054】(7)液体金属中に挿入された金属壁によ
り液体金属から隔離された空間を有し、その空間に水素
を吸蔵する金属を内包する液体金属および水素と共存性
の良い金属から成る金属セルかなる水素除去装置を、液
体金属の配管または液体金属を保管する容器内に設置す
ること。
【0055】(8)前記容器は液体金属冷却型原子炉の
熱交換手段であり、前記配管は液体金属冷却型原子炉の
冷却系配管であり、前記容器または配管は液体金属冷却
型原子炉の冷却系配管から分岐した配管に接続され、そ
の内部の液体金属を加熱するためのヒータを備え、その
内側または外側に湿度を計測するための計測手段を備
え、外側に断熱材層を備えていること。
【0056】(9)前記金属セルはその内側に温度を計
測するための計測手段を備え、また水素吸蔵合金を加熱
するためのヒータを備え、前記配管は金属容器の外部に
装着される支持体と耐震用スナッパとに固定される装着
手段を備えること。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、液体金属用の配管また
は容器内に液体金属中の不純物である水素を液体金属中
に挿入された金属セルの金属壁を介してセル内空間に拡
散・透過させ、セル内を排気している排気ポンプにより
液体金属中から除去する金属セルを設置する簡単な水素
除去装置を提供する。よって、本発明に係る装置は他機
器との合体により、これまで液体金属の純化のために必
要であったスペースを低減する。
【0058】また、簡単な構成のため寿命による装置本
体の交換の必要がないので、設備コスト低減に貢献で
き、また液体金属中の水素を気体の状態として捕獲でき
るので、廃棄物としての水素の取扱いも容易となる。さ
らに、液体金属から除去された水素はそのまま水素吸蔵
合金内に捕獲できまた、酸化により水として回収できる
ため廃棄物としての水素の取扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水素除去装置の第1の実施例を示
す縦断面図。
【図2】(a)は図1において使用する金属セルの第1
の例を一部断面で示す立面図、(b)は(a)の上面
図。
【図3】(a)は図1において使用する金属セルの第2
の例を一部断面で示す正面図、(b)は(a)の上面
図。
【図4】図1において使用する金属セルの第3の例を一
部断面で示す斜視図。
【図5】図1において使用する金属セルの第4の例を一
部断面で示す斜視図。
【図6】本発明に係る水素除去装置の第2の実施例を示
す縦断面図。
【図7】本発明に係る水素除去装置の第3の実施例を一
部欠切して示す斜視図。
【図8】本発明に係る水素除去装置の使用方法の第1の
例を示す系統図。
【図9】本発明に係る水素除去装置の使用方法の第2の
例を示す系統図。
【図10】本発明に係る水素除去装置の使用方法の第3
の例を示す系統図。
【図11】本発明に係る水素除去装置の第4の実施例を
示す縦断面図。
【図12】(a)は従来の水素除去装置の第1の例を示
す縦断面図、(b)は同じく第2の例を示す縦断面図、
(c)は同じく第3の例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…入口ノズル、2…外胴、3…内胴、4…流路、5…
セットリングチェンバ、6…充填部、7…出口ノズル、
8…伝熱管、9…ダクト、10…ダンプタンク、11…液体
金属入口ノズル、12…液体金属出口ノズル、13…水素ガ
ス出口ノズル、14…金属セル、15…排気管、16…バル
ブ、17…排気ポンプ、18…液体金属の流れ、19…水素ガ
スの流れ、20…液体金属、21…液体金属容器ヒータ、22
…金属セルヒータ、23…第1の例の金属セル、24…中空
平形箱、25…短尺中空棒、26…水素導出管、27…第2の
例の金属セル、28…長尺中空棒、29…第3の例の金属セ
ル、30…中空板、31…第4の例の金属、32…金属セル、
33…配管、34…筒状容器、35…断熱材、36…流入路、37
…上流側閉塞板、38…下流側閉塞板、39…蒸気発生器、
40…カバーガス空間、41…ヘリカル状伝熱管、42…取付
フランジ、43…台座、44…上蓋、45…水蒸気の流れ、46
…水の流れ、47…底板、48…液体金属の液面、49…水素
ガス容器、50…水素吸蔵合金、51…触媒酸化器、52…触
媒、53…水、54…酸化供給ライン、55…冷却器、56…水
タンク、57…排気ポンプ、58…排気ガスの流れ、59…水
の流れ、60…乾燥器、61…クーラー、62…冷却媒体の流
れ、63,64…系統分離バルブ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体金属中に挿入された金属壁により液
    体金属から隔離された空間を有する金属セルと、この金
    属セル内を排気するための排気ポンプと、この排気ポン
    プおよび前記金属セルを接続する配管とを具備したこと
    を特徴とする水素除去装置。
  2. 【請求項2】 液体金属中に挿入された金属壁により液
    体金属から隔離された空間を有する金属セルと、この金
    属セル内に充填された水素吸蔵合金と、前記金属セル内
    を排気するための排気ポンプと、前記水素合金に捕獲さ
    れた水素を処理するための水処理システムとを具備した
    ことを特徴とする水素除去装置。
  3. 【請求項3】 液体金属中に挿入された金属壁により液
    体金属から隔離された空間を有する金属セルと、この金
    属セル内を排気するための排気ポンプと、この排気ポン
    プで排気された水素を酸化して水として回収する水素処
    理システムとを具備したことを特徴とする水素除去装
    置。
JP5260036A 1993-10-18 1993-10-18 水素除去装置 Pending JPH07113898A (ja)

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