JPH07134040A - 衛星航法による移動体の運動検出方法 - Google Patents

衛星航法による移動体の運動検出方法

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JPH07134040A
JPH07134040A JP28232293A JP28232293A JPH07134040A JP H07134040 A JPH07134040 A JP H07134040A JP 28232293 A JP28232293 A JP 28232293A JP 28232293 A JP28232293 A JP 28232293A JP H07134040 A JPH07134040 A JP H07134040A
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JP
Japan
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vehicle position
vehicle
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satellite navigation
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JP28232293A
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Shigenori Imai
茂憲 今井
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Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体の位置を衛星航法で正しく検出する。 【構成】 GPS受信機3は衛星航法により車両の位置
を定期的に検出する。一方、ナビゲーションコントロー
ラ10の一次修正部10bは衛星航法で車両位置が検出
される毎に、前回の検出車両位置と今回の検出車両位置
を用いて今回の平均速度を計算し、前回計算した平均速
度から見て今回の平均速度が車両の運動特性から考えら
れる許容範囲内かチェックする。許容範囲内であれば、
今回の検出車両位置を有効としてそのままマップマッチ
ングを行う2次修正部10eへ出力する。若し、前回計
算した平均速度から見て今回の平均速度が車両の運動特
性から考えられる許容範囲外であれば一次修正部10b
は今回の検出車両位置は無効とし、今までの車両位置、
車両速度等から今回の車両位置を推測し、該推測車両位
置を2次修正部10eへ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星航法による移動体の
運動検出方法に係り、特に車載用ナビゲーション装置、
航海用ナビゲーション装置等で、車両や船舶等の移動体
の位置、速度等の運動情報を衛星航法で定期的に検出す
る場合に好適な衛星航法による移動体の運動検出方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両位置を地図画像上に表示して走行案
内を行うようにした車載用ナビゲーション装置がある。
高速道路網の普及に伴い、手軽に長距離ドライブが可能
となった今日、車載用ナビゲーション装置を用いること
で見知らぬ地域でも道路を間違わずに走行したり、渋滞
を適切に迂回できるようになり、優れた利便性がある。
この車載用ナビゲーション装置では、車両位置を検出
し、CD−ROM、ICメモリカード等の地図データ記
憶媒体から車両位置を含む地図データを読み出し、画面
に車両位置を含む地図画像を描画するとともに、該地図
画像上の車両位置に相当する箇所に車両位置マークを重
ねて描画するようになっている。
【0003】ところで、車両位置の検出方法には方位セ
ンサと距離センサ(速度センサ)の出力から累積的に検
出していく自立航法と、GPS衛星等からの衛星電波を
受信し、3角測量の原理で検出する衛星航法の2つが有
る。この内、前者の自立航法は車両への後付けが困難で
あり、また、センサ誤差が累積して大きな検出誤差が生
じてしまう欠点がある。一方、後者の衛星航法では正常
受信時の検出誤差が一定以下に収まること、車両への後
付けが容易なこと、及び、小型化、低価格化が進んでい
ることから、近年、急速に普及しつつある。
【0004】GPS受信機はGPS衛星を用いた衛星航
法により車両位置、速度を検出する装置であり、上空に
見える3つ(2次元測位;現在地の高度を既知とする)
または4つ(3次元測位)のGPS衛星の衛星電波を捕
捉し、航法メッセージを参照して各衛星位置を特定する
とともに、PNコードから車両位置−衛星間の距離を測
定し、所定の連立方程式を解くことで車両位置(経度、
緯度)を求める。また、衛星電波に生じるドップラーシ
フトから速度、方位を求める。GPS受信機は定期的
(例えば1秒間隔)に車両位置と速度の検出を行い、こ
れらのデータを出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た衛星航法において、車両がビルや山のない郊外を走行
しているときは良いが、例えば、図4に示す如く車両が
ビル街を走行しているとき、GPS衛星SAT1からの
衛星電波がビルBD1で遮られたためGPS受信機で直
接受信することができず、ビルBD2での反射波を受信
してしまうことがある。このとき、GPS衛星SAT1
から発射された電波が車両に到達するまで、実際のGP
S衛星SAT1−車両間距離より長い距離を進むので衛
星航法で検出した車両位置が実際の車両位置V1からず
れたV1´となってしまい、画面の地図画像上に表示さ
れる車両位置マークの位置がそれまでの走行ルートから
大きく飛んでしまうことがあった。
【0006】このような車両位置の検出誤差は、周辺道
路が少ないか、誤差が小さければマップマッチングによ
って或る程度修正できるが、ビル街のように道路密度が
高い地域を走行していたり、検出誤差が大きいとき、修
正不能となり、運転者に正しい車両位置を知らせること
ができない。以上から本発明の目的は、移動体の位置等
を正しく検出することのできる衛星航法による移動体の
運動検出方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、移動体の運動を衛星航法で定期的に検出する手段
と、衛星航法でこれまでに検出した運動情報と移動体の
運動特性から、今回衛星航法で検出した運動情報が正常
か異常か判別する手段と、該手段で正常と判別したとき
は今回衛星航法で検出した運動情報を有効とし、異常と
判別したときは今回衛星航法で検出した運動情報を無効
とし、過去に検出した運動情報から推測して今回の運動
情報を求める手段とにより達成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、移動体の運動を衛星航法で定
期的に検出し、衛星航法でこれまでに検出した運動情報
と移動体の運動特性から、今回衛星航法で検出した運動
情報が正常か異常か判別し、正常と判別したときは今回
衛星航法で検出した運動情報を有効とし、異常と判別し
たときは今回衛星航法で検出した運動情報を無効とし、
過去に検出した運動情報から推測して今回の運動情報を
求める。これにより、衛星電波を正常に受信できなかっ
たりして、間違った運動情報を検出しても、ほぼ正確な
運動情報を得ることができ、ユーザに精度の高い運動情
報を提供することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係わる衛星航法による移動体
の運動検出方法を具現した車載用ナビゲーション装置の
全体構成図である。1はCD−ROMであり、所定の経
度幅、緯度幅に区分された地図データ(地図描画用デー
タ、マップマッチング用の道路データ等を含む)を記憶
している。2は地図検索キー、拡大・縮小キー等を備え
た操作盤、3はGPS衛星を用いて衛星航法により車両
位置を検出するGPS受信機であり、定期的(ここでは
1秒間隔とする)に車両位置(経度、緯度)、速度、方
位の検出を行い、車両位置データ、車両速度データ、車
両方位データを出力する。4はディスプレイ装置であ
り、画面に地図画像を車両位置マークとともに表示す
る。
【0010】10はマイコン構成のナビゲーションコン
トローラであり、GPS受信機3で検出された車両位置
データに基づき、CD−ROM1の地図データを用いて
車両位置周辺の地図画像を車両位置マークとともに描画
し、ディスプレイ装置4に表示させる。10aはCD−
ROM1から読み出された地図データを一時記憶するバ
ッファメモリ、10bはGPS受信機3で検出された車
両位置データをマップマッチングを行う前に修正してお
く一次修正部であり、衛星航法でこれまでに検出された
車両位置と車両の運動特性から、今回衛星航法で検出さ
れた車両位置が正常か異常か判別し、正常と判別したと
きは今回衛星航法で検出された車両位置データを有効と
してそのまま出力し、異常と判別したときは今回衛星航
法で検出された車両位置データは無効とし、過去に検出
した車両位置データから推測して今回の車両位置データ
を求め、該推測車両位置データを出力する。10cは車
両位置データの正常、異常を判定するための判定基準を
記憶した判定基準メモリ、10dは最新の2回分の車両
位置データと最新の1回分の平均速度データを記憶する
データメモリである。
【0011】10eは一次修正部から入力した車両位置
データを、地図データを用いて投影法またはパターンマ
ッチング法によるマップマッチングにより道路上に修正
し修正車両位置データを出力する2次修正部、10fは
2次修正部から入力した修正車両位置データに基づき地
図データを用いて車両位置周辺の地図画像を描画する地
図描画部、10gは地図描画部によって描画された地図
画像を記憶するビデオRAM、10hはGPS受信機で
検出された車両方位データに基づき、車両進行方向に対
応する向きの車両位置マークを発生する車両位置マーク
発生部、10iはビデオRAMから地図画像を読み出す
とともに中央に車両位置マークを合成する合成部、10
jは合成部で車両位置マークを合成した画像を所定方式
の映像信号に変換してディスプレイ装置へ出力する変換
部である。
【0012】図2は一次修正部10bによる車両位置修
正方法を説明する説明図である。図2(1)に示す如
く、車両が道路RDを走行している状態で、GPS受信
機3が衛星航法により1秒間隔で検出した車両位置がA
〜Gの如くなったとする。D点以外は衛星航法で正しく
車両位置の検出がなされたが、D点はビル等の反射で誤
った検出がなされて実際の車両位置から大きく外れたも
のとしてある。移動量をmの単位、速度をm/sの単位
で表すとき、A点からB点までの移動量PA,B はA点と
B点の間の平均速度VA,B となっており、これをA点と
B点の座標から計算で求める。また、B点からC点まで
の移動量PB,C はB点とC点の間の平均速度VB,C とな
っており、これもB点とC点の座標から計算で求める。
他の2点間についても同様である。
【0013】ここで、車両の走行性能(運動特性)から
前回の平均速度がVi-1,i であったとき、今回の平均速
度Vi,i+1 はVi-1,i に対し一定範囲内に入っている筈
である。よって、車両を種々の速度から急加速または急
減速させることで、実験的に、種々の値の前回の平均速
度Vi-1,i に対し今回の平均速度Vi,i+1 の取りうる値
を定めることができる。図2(2)は種々の値のV
i-1,i に対しVi,i+1 の取りうる許容範囲(斜線部分)
を少し余裕を見て定めた運動特性線図であり、判定基準
メモリ10cに上側境界線Pと下側境界線Qのデータが
記憶してある。例えば、時刻tn-1 から1秒おきの時刻
をtn 、tn+1 として、時刻tn-1 とtn-1 で車両位置
が正常検出された結果、時刻tn-1 からtn までの前回
の平均速度がvn となったあと、時刻tn+1 でも車両位
置が正常検出されれば時刻tnからtn+1 までの今回の
平均速度vn+1 は許容範囲に入ることになり、若し、時
刻tn+1 で車両位置が異常検出されたならば、今回の平
均速度vn+1 ´は許容範囲から外れることになる(図2
(2)N、N´参照)。
【0014】一次修正部10bは或る時刻に衛星航法に
より車両位置(i+1)点が検出されたとき、判定基準
メモリ10cを参照して前回の平均速度Vi-1,i に対し
今回の平均速度Vi,i+1 が図2(2)の許容範囲に入っ
ているかチェックすることで(i+1)点が正常か異常
か判別し、正常であれば今回の車両位置(i+1)点を
有効データとして2次修正部10eへ出力する。例え
ば、図2(1)のC点が検出されたとき、前回の平均速
度VA-B に対して今回の平均速度VB-C が許容範囲内で
あればC点をそのまま今回の車両位置データとして出力
する。ところが、D点が検出されたとき、前回の平均速
度VB-C に対して今回の平均速度VC-D が許容範囲外と
なるので、D点は無効データとする。この場合、車両が
B−Cの延長方向に前回の平均速度VB-C で進んだもの
として推定したd点をD点に代えた車両位置データとし
て出力する。
【0015】次のE点が検出されたとき、前回の平均速
度VC-d としてVB-C を用い、該平均速度VC-d に対し
て今回の平均速度Vd-E が許容範囲内であればE点をそ
のまま今回の車両位置データとして出力する。F点が検
出されたときも、前回の平均速度Vd-E に対して今回の
平均速度VE-F が許容範囲内であれば、F点をそのまま
今回の車両位置データとして出力する。G点についても
同様である。なお、ここでは車両位置データから前回の
平均速度と今回の平均速度を求めるようにしたが、衛星
航法で検出された車両速度データをそのまま用いてもよ
い。
【0016】図3はナビゲーションコントローラ10の
動作を示す流れ図であり、以下、この図を参照して説明
する。セットの電源がオンされると、GPS受信機3は
衛星航法により1秒間隔で車両位置、車両速度、車両方
位の検出を行い、ナビゲーションコントローラ10へ出
力する。なお、GPS受信機3で検出される車両位置は
図2(1)のA,B,C,D,E,F,G・・・と変化
するものとする。ナビゲーションコントローラ10は最
初の車両位置データと車両方位データを入力し(図3の
ステップ101)、一次修正部10bが車両位置データ
をデータメモリ10dに記憶させたあと2次修正部10
eにそのまま出力し(ステップ102)、2次修正部1
0eもそのまま修正車両位置データとして出力する。
【0017】地図描画部12fは図葉管理情報を参照し
てCD−ROM1から車両位置周辺の地図データを読み
出しバッファメモリ10aに格納させたあと、当該地図
データを用いて車両位置を中心とする1画面分の地図画
像を北を上向きにしてビデオRAM10gに描画する
(ステップ103)。一方、車両位置マーク発生部10
hは最初に入力された車両方位データに基づき車両方位
方向を向けた車両位置マークを発生する(ステップ10
4)。そして、合成部10iがビデオRAM10gから
地図画像を読み出し、中心に車両位置マークを合成した
のち、変換部10jが所定の映像信号に変換してディス
プレイ装置4に出力し、画面表示させる(ステップ10
5)。この結果、画面にはA点を中心とする地図画像が
A点の車両位置マークとともに表示される。
【0018】そして、ステップ106に進み、GPS受
信機3で検出された2番目の車両位置データ(B点)と
車両方位データを入力し、一次修正部10bがデータメ
モリ10dに記憶された前回の車両位置データ(A点)
とを用いてAからBまで移動する平均速度VA,B を計算
する(ステップ107)。続いてデータメモリ10dに
前回の平均速度データが記憶済みかチェックし(ステッ
プ108)、最初はNOなので今回の車両位置データ
(B)と平均速度VA,B をデータメモリ10dに記憶さ
せたあと(ステップ109)、今回の車両位置データ
(B点)をそのまま2次修正部10eへ出力する。2次
修正部10eはバッファメモリ10aに記憶された地図
データを用いて、一次修正部10bから入力した車両位
置データをマップマッチングにより道路上に修正し、修
正車両位置データを地図描画部10fへ出力する(ステ
ップ110)。
【0019】地図描画部12fは必要により新たな地図
データをCD−ROM1から読み出しバッファメモリ1
0aに格納させ、地図データを用いて車両位置を中心と
する1画面分の地図画像をビデオRAM10gに描画し
直す(ステップ103)。また車両位置マーク発生部1
0hは2番目に入力された車両方位データに基づき車両
方位方向を向けた車両位置マークを発生する(ステップ
104)。地図画像と車両位置マークは合成部10iで
合成後、画面表示される。この結果、画面には地図画像
が道路RDの上の車両位置マークとともに表示される。
【0020】このあとステップ106に進み、GPS受
信機3で検出された3番目の車両位置データ(C点)と
車両方位データを入力し、一次修正部10bがデータメ
モリ10dに記憶された前回の車両位置データ(B点)
とを用いてBからCまで移動する平均速度VB,C を計算
する(ステップ107)。続いて、データメモリ10d
に前回の平均速度データが記憶済みかチェックし(ステ
ップ108)、今度はYESなので、判定基準メモリ1
0cに記憶された判定基準データを参照し、前回の平均
速度Vi-1,i =VA,B に対し今回の平均速度Vi,i+1
B,C が車両の運動特性から見た許容範囲内か判別する
(ステップ111)。ここでは許容範囲内であったとす
ると、一次修正部10bは今回の車両位置データ(C
点)と平均速度VB,C をデータメモリ10dに記憶させ
(ステップ109)、今回の車両位置データ(C点)を
そのまま2次修正部10eへ出力する。2次修正部10
eはバッファメモリ10aに記憶された地図データを用
いて、一次修正部10bから入力した車両位置データを
マップマッチングにより道路上に修正し、修正車両位置
データを地図描画部10fへ出力する(ステップ11
0)。
【0021】地図描画部12fは必要により新たな地図
データをCD−ROM1から読み出しバッファメモリ1
0aに格納させ、地図データを用いて車両位置を中心と
する1画面分の地図画像をビデオRAM10gに描画し
直す(ステップ103)。また車両位置マーク発生部1
0hは3番目に入力された車両方位データに基づき車両
方位方向を向けた車両位置マークを発生する(ステップ
104)。地図画像と車両位置マークは合成部10iで
合成後、画面表示される。この結果、画面には地図画像
が該画像の道路上の車両位置マークとともに表示され
る。
【0022】そして、再びステップ103に進み、GP
S受信機3で検出された4番目の車両位置データ(D
点)と車両方位データを入力し、一次修正部10bがデ
ータメモリ10dに記憶された前回の車両位置データ
(C点)とを用いてCからDまで移動する平均速度V
C,D を計算する(ステップ107)。続いて、データメ
モリ10dに前回の平均速度データが記憶済みかチェッ
クし(ステップ108)、YESなので、判定基準メモ
リ10cに記憶された判定基準データを参照し、前回の
平均速度Vi-1,i =VB,C に対し今回の平均速度V
i,i+1 =VC,D が車両の運動特性から見た許容範囲内か
判別する(ステップ111)。ここで、D点については
ビル等の障害により大きな検出誤差が生じており、許容
範囲を越えていた場合、今回の車両位置データ(D)は
無効扱いとする。
【0023】即ち、データメモリ10dに記憶された前
前回の車両位置Bから前回の車両位置Cを見た方向へ、
Cより前回の平均速度VB,C で1秒間進んだ位置を計算
して推測車両位置dを求める。また、Cからdまで移動
するのに要する推測平均速度VC,d を計算する(ステッ
プ112)。そして、今回計算した推測車両位置データ
(d)と推測平均速度VC,d をデータメモリ10dに記
憶させ(ステップ113)、衛星航法で検出された車両
位置データ(D)の代わりに今回計算した推測車両位置
データ(d)を2次修正部10eへ出力する。2次修正
部10eはバッファメモリ10aに記憶された地図デー
タを用いて、一次修正部10bから入力した推測車両位
置dをマップマッチングにより道路上に修正し、修正車
両位置データとして地図描画部10fへ出力する(ステ
ップ114)。推測車両位置dはほぼ実際の車両位置で
あるため、マップマッチングを行うことで、確実に現在
走行中の道路上に修正することができる。
【0024】地図描画部12fは必要により新たな地図
データをCD−ROM1から読み出しバッファメモリ1
0aに格納させ、地図データを用いて車両位置を中心と
する1画面分の地図画像をビデオRAM10gに描画し
直す(ステップ103)。また車両位置マーク発生部1
0hは4番目に入力された車両方位データに基づき車両
方位方向を向けた車両位置マークを発生する(ステップ
104)。地図画像と車両位置マークは合成部10iで
合成後、画面表示される。この結果、画面には地図画像
上のほぼ実際の車両位置に車両位置マークが表示され
る。
【0025】次に、ステップ106に進み、GPS受信
機3で検出された5番目の車両位置データ(E点)と車
両方位データを入力し、一次修正部10bがデータメモ
リ10dに記憶された前回の車両位置データ(d点)と
を用いてdからEまで移動する平均速度Vd,E を計算す
る(ステップ107)。続いて、データメモリ10dに
前回の平均速度データが記憶済みかチェックし(ステッ
プ108)、YESなので、判定基準メモリ10cに記
憶された判定基準データを参照し、前回の平均速度V
i-1,i =Vc,d に対し今回の平均速度Vi,i+1 =Vd,E
が車両の運動特性から見た許容範囲内か判別する(ステ
ップ111)。ここで、E点については特に大きな検出
誤差が生じておらず許容範囲内の場合、今回の車両位置
データ(E)は有効とする。
【0026】即ち、今回の車両位置データ(E)と平均
速度Vd,E をデータメモリ10dに記憶させ(ステップ
109)、今回の車両位置データ(E)をそのまま2次
修正部10eへ出力する。2次修正部10eはマップマ
ッチングにより道路上に修正し、修正車両位置データと
して出力する(ステップ110)。そして、地図描画部
12fが車両位置を中心とする1画面分の地図画像をビ
デオRAM10gに描画し直し(ステップ103)、ま
た車両位置マーク発生部10hは4番目に入力された車
両方位データに基づき車両方位方向を向けた車両位置マ
ークを発生する(ステップ104)。この結果、画面に
は地図画像が道路RDの上の車両位置マークとともに表
示される。
【0027】以下、同様にして一次修正部10bは衛星
航法で検出された車両位置F、G、・・・に対し、前回
の平均速度から見て今回の平均速度が許容範囲内であれ
ば、今回検出された車両位置データをそのまま2次修正
部10eへ出力するが、若し、前回の平均速度から見て
今回の平均速度が許容範囲外であれば今回検出された車
両位置データは無効とし、前回までの車両の運動から推
測した車両位置を求め、推測車両位置データを2次修正
部10eへ出力することで実際の車両位置に近いデータ
に基づきマップマッチングさせ、マッチングミスの発生
を極力少なくさせる。
【0028】なお、上記した実施例では衛星航法で車両
位置が検出される度に、前回の1秒間当たりの平均速度
に対し車両の運動特性から見て、今回の1秒間当たりの
平均速度の取りうる範囲を図2(2)の如く定め、今回
衛星航法で検出された車両位置データの有効、無効判定
を行うようにしたが、車両の最大速度が限られており、
1秒間当たりの最大移動距離LMAX も限られていること
から、前回衛星航法で検出された車両位置から今回衛星
航法で検出された車両位置までの移動距離Lを計算し、
該LがLMAX (或いはLMAX +LC 、但し、LC は正の
一定値)以下か判定することで、今回衛星航法で検出さ
れた車両位置データの有効、無効判定を行うようにした
り、或いは、車両の運動特性上、最大加速度の大きさα
MAX が限られていることから、今回の1秒間当たりの平
均速度と前回の1秒間当たりの平均速度から今回の平均
加速度の大きさαを計算し(この際、車両方位を考慮し
てベクトル計算するか、又は、車両が直線上を走行して
いると仮定して単純にスカラー計算する)、該αがα
MAX (或いはαMAX +αC 、但し、αC は正の一定値)
以下か判定することで、今回衛星航法で検出された車両
位置データの有効、無効判定を行うようにしてもよい。
【0029】また、上記した実施例では、車載用ナビゲ
ーション装置を例に挙げたが、航海用ナビゲーション装
置等、車両以外の種類の移動体を対象にしたり、或い
は、移動体の位置でなく、速度など、他の種類の運動を
検出する場合にも同様に適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上本発明によれば、移動体の運動を衛
星航法で定期的に検出し、衛星航法でこれまでに検出し
た運動情報と移動体の運動特性から、今回衛星航法で検
出した運動情報が正常か異常か判別し、正常と判別した
ときは今回衛星航法で検出した運動情報を有効とし、異
常と判別したときは今回衛星航法で検出した運動情報を
無効とし、過去に検出した運動情報から推測して今回の
運動情報を求めるように構成したから、衛星電波を正常
に受信できなかったりして、間違った運動情報を検出し
ても、ほぼ正確な運動情報を得ることができ、ユーザに
精度の高い運動情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる衛星航法による移動体の運動検
出方法を具現した車載用ナビゲーション装置の全体構成
図である。
【図2】衛星航法での検出車両位置の正常・異常判定方
法の説明図である。
【図3】ナビゲーションコントローラの動作を示す流れ
図である。
【図4】衛星航法の問題点を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 CD−ROM 3 GPS受信機 4 ディスプレイ装置 10 ナビゲーションコントローラ 10b 一次修正部 10e 二次修正部 10f 地図描画部 10g ビデオRAM 10h 車両位置マーク発生部 10i 合成部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の運動を衛星航法で定期的に検出
    する運動検出方法において、 衛星航法でこれまでに検出した運動情報と移動体の運動
    特性から、今回衛星航法で検出した運動情報が正常か異
    常か判別し、 正常と判別したときは今回衛星航法で検出した運動情報
    を有効とし、 異常と判別したときは今回衛星航法で検出した運動情報
    を無効とし、過去に検出した運動情報から推測して今回
    の運動情報を求めるようにしたこと、 を特徴とする衛星航法による移動体の運動検出方法。
JP28232293A 1993-11-11 1993-11-11 衛星航法による移動体の運動検出方法 Withdrawn JPH07134040A (ja)

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