JPH07140082A - 異物とパターンの弁別閾値設定方法 - Google Patents
異物とパターンの弁別閾値設定方法Info
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- JPH07140082A JPH07140082A JP5309913A JP30991393A JPH07140082A JP H07140082 A JPH07140082 A JP H07140082A JP 5309913 A JP5309913 A JP 5309913A JP 30991393 A JP30991393 A JP 30991393A JP H07140082 A JPH07140082 A JP H07140082A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異物検査装置に対して、被検査物に形成され
たパターン配線と、付着した異物とを的確に弁別する閾
値を設定する。 【構成】 異物が付着していないテストサンプルと、2
種類以上の直径の標準粒子の両受光電圧vS,vP を測定
して、その2次元分布図を作成し、標準粒子群の分布領
域とパターン配線の分布領域を区分する境界線を設定
し、これを被検査物の異物とパターン配線とを弁別する
閾値とする。 【効果】 目的が達成される。
たパターン配線と、付着した異物とを的確に弁別する閾
値を設定する。 【構成】 異物が付着していないテストサンプルと、2
種類以上の直径の標準粒子の両受光電圧vS,vP を測定
して、その2次元分布図を作成し、標準粒子群の分布領
域とパターン配線の分布領域を区分する境界線を設定
し、これを被検査物の異物とパターン配線とを弁別する
閾値とする。 【効果】 目的が達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検査物に付着した
異物と、これに形成されているパターン配線とを弁別す
る閾値の設定方法に関する。
異物と、これに形成されているパターン配線とを弁別す
る閾値の設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体のICチップや、液晶パネルに使
用されるTFT(薄膜トランジスタ)基板は、シリコン
ウエハまたはガラス基板の表面に蒸着されたシリコン酸
化膜に対してレジスト剤を塗布し、これにマスク板のパ
ターンを転写して製作される。ICチップやTFT基板
に異物が付着すると性能が劣化するので、異物検査装置
により異物の有無が検査されている。ただし、付着異物
を光学的に検査する場合は、異物とともにパターン配線
も検出されるので、これらを区別する必要がある。パタ
ーン配線付きのウエハに対する光学的な異物検査方法と
して、例えば「特開昭61−104243号、異物検出方法およ
びその装置」が公開されており、この方法はTFT基板
にも適用できるので、これによりその検査が行われてい
る。以下、この異物検査装置の概要を説明する。
用されるTFT(薄膜トランジスタ)基板は、シリコン
ウエハまたはガラス基板の表面に蒸着されたシリコン酸
化膜に対してレジスト剤を塗布し、これにマスク板のパ
ターンを転写して製作される。ICチップやTFT基板
に異物が付着すると性能が劣化するので、異物検査装置
により異物の有無が検査されている。ただし、付着異物
を光学的に検査する場合は、異物とともにパターン配線
も検出されるので、これらを区別する必要がある。パタ
ーン配線付きのウエハに対する光学的な異物検査方法と
して、例えば「特開昭61−104243号、異物検出方法およ
びその装置」が公開されており、この方法はTFT基板
にも適用できるので、これによりその検査が行われてい
る。以下、この異物検査装置の概要を説明する。
【0003】図3は上記の特許公開にかかる異物検査装
置の基本構成を示し、便宜上、ウエハとTFT基板を一
括して被検査物1とする。被検査物1の表面に形成され
たパターン配線(PAT)をXY方向とし、被検査物1
は図示しない移動機構によりXまたはY方向に移動す
る。これに対して、投光系2,受光系3よりなる検査光
学系と、信号処理部4が設けられる。投光系2において
は、光源21よりP偏光のレーザビームLT(P)が、被検査
物1の表面に対して低角度θP でX方向に投射される。
また光源22よりS偏光のレーザビームLT(S)が高角度θ
S でY方向に投射され、両ビームLT(P),LT(S)は、図
示しない集束レンズによりそれぞれ集束され、被検査物
1の表面にスポットSP が照射される。受光系3は被検
査物1の垂直上方に設けられ、被検査物1の表面に形成
されたパターン配線と、これに付着した異物の反射光L
R は、受光系3の集光レンズ31により集光され、ビーム
スプリッタ32により2分割される。分割された一方は、
P偏光の検光板33によりP偏光成分が検出されて受光器
34に受光され、受光電圧vP が出力される。また分割さ
れた他方は、S偏光の検光板35によりS偏光成分が検出
され、受光器36より受光電圧vS が出力される。両受光
電圧vP,vS は信号処理部4の割り算器41に入力して両
者の比数(vP/vS)=kが算出され、比数kはコンパレ
ータ42により適当な閾値mと比較され、パターン配線が
除かれて異物のみが検出されて検出パルスpa が出力さ
れる。
置の基本構成を示し、便宜上、ウエハとTFT基板を一
括して被検査物1とする。被検査物1の表面に形成され
たパターン配線(PAT)をXY方向とし、被検査物1
は図示しない移動機構によりXまたはY方向に移動す
る。これに対して、投光系2,受光系3よりなる検査光
学系と、信号処理部4が設けられる。投光系2において
は、光源21よりP偏光のレーザビームLT(P)が、被検査
物1の表面に対して低角度θP でX方向に投射される。
また光源22よりS偏光のレーザビームLT(S)が高角度θ
S でY方向に投射され、両ビームLT(P),LT(S)は、図
示しない集束レンズによりそれぞれ集束され、被検査物
1の表面にスポットSP が照射される。受光系3は被検
査物1の垂直上方に設けられ、被検査物1の表面に形成
されたパターン配線と、これに付着した異物の反射光L
R は、受光系3の集光レンズ31により集光され、ビーム
スプリッタ32により2分割される。分割された一方は、
P偏光の検光板33によりP偏光成分が検出されて受光器
34に受光され、受光電圧vP が出力される。また分割さ
れた他方は、S偏光の検光板35によりS偏光成分が検出
され、受光器36より受光電圧vS が出力される。両受光
電圧vP,vS は信号処理部4の割り算器41に入力して両
者の比数(vP/vS)=kが算出され、比数kはコンパレ
ータ42により適当な閾値mと比較され、パターン配線が
除かれて異物のみが検出されて検出パルスpa が出力さ
れる。
【0004】図4により上記の異物検出の原理を説明す
る。図(a),(b) において、(イ) は被検査物1のパターン
配線、(ロ) は比較的に小さい異物、また(ハ) は比較的に
大きい異物をそれぞれ例示したものである。図(a) は、
被検査物1に対してP偏光波を照射した場合で、パター
ン配線(イ)は、その表面が平滑であるのでP偏光波は低
角度θP の方向に正反射し、従って垂直上方の集光レン
ズ31にはほとんど入射せず、受光器36の受光電圧vP は
図示のように小さい。一方、異物(ロ),(ハ) はP偏光波を
散乱し、散乱光Qは偏光面がランダムの方向に変化する
ので、そのP偏光成分は受光器34に、S偏光成分は受光
器36にそれぞれ受光され、小さい異物(ロ) の散乱光Qは
小さいので両受光電圧vP,vS は小さく、大きい異物
(ハ) の散乱光Qは大きいので大きい受光電圧vP,vS が
それぞれ出力される。次に図(b) はS偏光波を照射した
場合で、パターン配線(イ) によりS偏光波は高角度θS
の方向に正反射するので、集光レンズ31には多く集光さ
れ、受光器36の受光電圧vS は図示のように大きい。一
方、異物(ロ),(ハ) によりS偏光波はやはり散乱光Qを散
乱し、小さい異物(ロ) に対して小さく、大きい異物(ハ)
に対して大きい受光電圧vP,vS がそれぞれ出力され
る。割り算器41により両受光電圧vP,vS の比数(vP/
vS)=kを求めると、(c)に示す波形がえられる。パタ
ーン配線(イ) はvP <vS であるため、比数kは1より
かなり小さいが、異物(ロ),(ハ) はvP ≒vS であるた
め、1に近い値である。これらの各波形に対して適当な
一定の閾値mをコンパレータ52に設定し、波高値が閾値
mに達しないパターン配線(イ) を除き、これを越える異
物値(ロ),(ハ) を検出して検出パルスpa が出力されるも
のである。なお上記は基本構成と、これによる異物検出
方法であって、実用装置においては、投光系2の光源22
の個数を増加し、また波長が異なる両ビームLT(P),L
T(S)を使用するなどにより、異物検出性能の改善がなさ
れているが、いずれにしてもS偏光波とP偏光波を使用
し、上記の原理により異物とパターン配線を弁別するこ
とには変わりはない。
る。図(a),(b) において、(イ) は被検査物1のパターン
配線、(ロ) は比較的に小さい異物、また(ハ) は比較的に
大きい異物をそれぞれ例示したものである。図(a) は、
被検査物1に対してP偏光波を照射した場合で、パター
ン配線(イ)は、その表面が平滑であるのでP偏光波は低
角度θP の方向に正反射し、従って垂直上方の集光レン
ズ31にはほとんど入射せず、受光器36の受光電圧vP は
図示のように小さい。一方、異物(ロ),(ハ) はP偏光波を
散乱し、散乱光Qは偏光面がランダムの方向に変化する
ので、そのP偏光成分は受光器34に、S偏光成分は受光
器36にそれぞれ受光され、小さい異物(ロ) の散乱光Qは
小さいので両受光電圧vP,vS は小さく、大きい異物
(ハ) の散乱光Qは大きいので大きい受光電圧vP,vS が
それぞれ出力される。次に図(b) はS偏光波を照射した
場合で、パターン配線(イ) によりS偏光波は高角度θS
の方向に正反射するので、集光レンズ31には多く集光さ
れ、受光器36の受光電圧vS は図示のように大きい。一
方、異物(ロ),(ハ) によりS偏光波はやはり散乱光Qを散
乱し、小さい異物(ロ) に対して小さく、大きい異物(ハ)
に対して大きい受光電圧vP,vS がそれぞれ出力され
る。割り算器41により両受光電圧vP,vS の比数(vP/
vS)=kを求めると、(c)に示す波形がえられる。パタ
ーン配線(イ) はvP <vS であるため、比数kは1より
かなり小さいが、異物(ロ),(ハ) はvP ≒vS であるた
め、1に近い値である。これらの各波形に対して適当な
一定の閾値mをコンパレータ52に設定し、波高値が閾値
mに達しないパターン配線(イ) を除き、これを越える異
物値(ロ),(ハ) を検出して検出パルスpa が出力されるも
のである。なお上記は基本構成と、これによる異物検出
方法であって、実用装置においては、投光系2の光源22
の個数を増加し、また波長が異なる両ビームLT(P),L
T(S)を使用するなどにより、異物検出性能の改善がなさ
れているが、いずれにしてもS偏光波とP偏光波を使用
し、上記の原理により異物とパターン配線を弁別するこ
とには変わりはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記は検出原理
をモデル化した説明であって、実情はこのように単純で
はない。すなわちパターン配線は、その形状寸法が被検
査物1の種類により異なるので反射光LR の大きさも種
類により異なり、またそのエッジは、微弱ではあるが、
ランダム偏光面の散乱光Qを散乱するので、これらが両
受光電圧vP,vSに影響して上記の比数kが変化する。
一方、異物の大きさは例示したモデルのような大小の2
種類に限られず任意であるので、その散乱光Qの大きさ
もマチマチで、受光電圧vP,vS の大小関係はモデルの
ように単純でない。従って、上記の閾値mを一律または
一定値とするときは、異物とパターン配線の弁別が的確
になされない。これに対して、両者を的確に弁別できる
適切な閾値を決めて検査装置に設定することが必要とさ
れている。この発明は以上に鑑みてなされたもので、異
物検査装置に対して異物とパターン配線を的確に弁別す
る閾値の設定方法を提供することを目的とする。
をモデル化した説明であって、実情はこのように単純で
はない。すなわちパターン配線は、その形状寸法が被検
査物1の種類により異なるので反射光LR の大きさも種
類により異なり、またそのエッジは、微弱ではあるが、
ランダム偏光面の散乱光Qを散乱するので、これらが両
受光電圧vP,vSに影響して上記の比数kが変化する。
一方、異物の大きさは例示したモデルのような大小の2
種類に限られず任意であるので、その散乱光Qの大きさ
もマチマチで、受光電圧vP,vS の大小関係はモデルの
ように単純でない。従って、上記の閾値mを一律または
一定値とするときは、異物とパターン配線の弁別が的確
になされない。これに対して、両者を的確に弁別できる
適切な閾値を決めて検査装置に設定することが必要とさ
れている。この発明は以上に鑑みてなされたもので、異
物検査装置に対して異物とパターン配線を的確に弁別す
る閾値の設定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成した、異物とパターンの弁別閾値設定方法であっ
て、前記の異物検査装置に対して、異物が付着してない
清浄な被検査物のテストサンプルを装着して、そのパタ
ーン配線の両受光電圧vS,vP を測定し、両受光電圧v
S,vP の2次元分布図を作成する。また、異物の大きさ
に相当する、すくなくとも2種類の直径を有するそれぞ
れ複数個の標準粒子について、種類別にそれぞれの両受
光電圧vS,vP を測定して2次元分布図にプロットす
る。標準粒子群とパターン配線の両者の分布領域を区分
する境界線を設定し、この境界線を被検査物の異物とパ
ターン配線とを弁別する閾値とする。上記において、被
検査物のテストサンプルと標準粒子群に対する、それぞ
れの両受光電圧vS,vP の各データを、両受光電圧vS,
vP をアドレスとして2次元メモリに記憶する。記憶さ
れた各データを出力器に出力して2次元分布図を作成
し、その標準粒子群とパターン配線を区分する境界線を
設定する。この境界線に基づいて、2次元メモリの標準
粒子群とパターン配線の両分布領域とに対して、有効デ
ータ "1" と無効データ "0" をそれぞれ設定する。被
検査物の検査によりえられた両受光電圧vS,vP のアド
レス指定により、2次元メモリより読み出されたデータ
が "0" のときパターン配線として無視し、 "1" のと
き異物と判定して異物パルスを出力するものである。
達成した、異物とパターンの弁別閾値設定方法であっ
て、前記の異物検査装置に対して、異物が付着してない
清浄な被検査物のテストサンプルを装着して、そのパタ
ーン配線の両受光電圧vS,vP を測定し、両受光電圧v
S,vP の2次元分布図を作成する。また、異物の大きさ
に相当する、すくなくとも2種類の直径を有するそれぞ
れ複数個の標準粒子について、種類別にそれぞれの両受
光電圧vS,vP を測定して2次元分布図にプロットす
る。標準粒子群とパターン配線の両者の分布領域を区分
する境界線を設定し、この境界線を被検査物の異物とパ
ターン配線とを弁別する閾値とする。上記において、被
検査物のテストサンプルと標準粒子群に対する、それぞ
れの両受光電圧vS,vP の各データを、両受光電圧vS,
vP をアドレスとして2次元メモリに記憶する。記憶さ
れた各データを出力器に出力して2次元分布図を作成
し、その標準粒子群とパターン配線を区分する境界線を
設定する。この境界線に基づいて、2次元メモリの標準
粒子群とパターン配線の両分布領域とに対して、有効デ
ータ "1" と無効データ "0" をそれぞれ設定する。被
検査物の検査によりえられた両受光電圧vS,vP のアド
レス指定により、2次元メモリより読み出されたデータ
が "0" のときパターン配線として無視し、 "1" のと
き異物と判定して異物パルスを出力するものである。
【0007】
【作用】上記の弁別閾値設定方法においては、異物が付
着してない清浄な被検査物のテストサンプルは、そのパ
ターン配線の両受光電圧vS,vP が測定され、その2次
元分布図が作成される。また、異物の大きさに相当す
る、すくなくとも2種類の直径を有するそれぞれ複数個
の標準粒子について、種類別にそれぞれの両受光電圧v
S,vP が測定されて2次元分布図にプロットされる。標
準粒子群とパターン配線の両者の分布領域を区分する境
界線が設定され、これが被検査物の異物とパターン配線
とを弁別する閾値とされる。この閾値は、従来のような
一定値でなくて、異物とパターン配線の両受光電圧vS,
vP の値により変化して実際に合致するので、両者を的
確に弁別することができる。ただし、このような変化す
る閾値を実現する場合、ハード回路のみにより行うこと
もできるが、この発明ではソフト手法を併用して行うも
ので、これが請求項2に開示されている。すなわち、被
検査物のテストサンプルと標準粒子群に対する、それぞ
れの両受光電圧vS,vP の各データは、両受光電圧vS,
vP をアドレスとして2次元メモリに記憶され、この各
データを出力器に出力して2次元分布図が作成され、こ
れを目視して標準粒子群とパターン配線を区分する境界
線が設定される。この境界線に基づいて、2次元メモリ
の標準粒子群とパターン配線の両分布領域とに対して、
有効データ "1" と無効データ "0" がそれぞれ設定さ
れる。被検査物の検査においては、測定された両受光電
圧vS,vP により2次元メモリのアドレスを指定し、読
み出されたデータが "0" のときはパターン配線として
無視し、これが "1" のとき異物と判定され異物パルス
が出力される。
着してない清浄な被検査物のテストサンプルは、そのパ
ターン配線の両受光電圧vS,vP が測定され、その2次
元分布図が作成される。また、異物の大きさに相当す
る、すくなくとも2種類の直径を有するそれぞれ複数個
の標準粒子について、種類別にそれぞれの両受光電圧v
S,vP が測定されて2次元分布図にプロットされる。標
準粒子群とパターン配線の両者の分布領域を区分する境
界線が設定され、これが被検査物の異物とパターン配線
とを弁別する閾値とされる。この閾値は、従来のような
一定値でなくて、異物とパターン配線の両受光電圧vS,
vP の値により変化して実際に合致するので、両者を的
確に弁別することができる。ただし、このような変化す
る閾値を実現する場合、ハード回路のみにより行うこと
もできるが、この発明ではソフト手法を併用して行うも
ので、これが請求項2に開示されている。すなわち、被
検査物のテストサンプルと標準粒子群に対する、それぞ
れの両受光電圧vS,vP の各データは、両受光電圧vS,
vP をアドレスとして2次元メモリに記憶され、この各
データを出力器に出力して2次元分布図が作成され、こ
れを目視して標準粒子群とパターン配線を区分する境界
線が設定される。この境界線に基づいて、2次元メモリ
の標準粒子群とパターン配線の両分布領域とに対して、
有効データ "1" と無効データ "0" がそれぞれ設定さ
れる。被検査物の検査においては、測定された両受光電
圧vS,vP により2次元メモリのアドレスを指定し、読
み出されたデータが "0" のときはパターン配線として
無視し、これが "1" のとき異物と判定され異物パルス
が出力される。
【0008】
【実施例】図1および図2はこの発明の一実施例を示
し、図1は閾値設定部5の構成図、図2は2次元メモリ
(RAM)53のメモリ領域図である。図1において、閾
値設定部5は、2個のA/D変換器51a,51b と、マイク
ロプロセッサ(MPU)52、2次元メモリ(RAM)5
3、および出力器54よりなり、各A/D変換器51a,51b
は、前記した図3の異物検査装置の受光系3の2個の受
光器34,35 にそれぞれ接続される。
し、図1は閾値設定部5の構成図、図2は2次元メモリ
(RAM)53のメモリ領域図である。図1において、閾
値設定部5は、2個のA/D変換器51a,51b と、マイク
ロプロセッサ(MPU)52、2次元メモリ(RAM)5
3、および出力器54よりなり、各A/D変換器51a,51b
は、前記した図3の異物検査装置の受光系3の2個の受
光器34,35 にそれぞれ接続される。
【0009】閾値の設定においては、まずパターン付き
ウエハまたはTFT基板などの被検査物1の、異物が付
着していないテストサンプルを検査装置に装着し、パタ
ーン配線のP偏光成分とS偏光成分に対する両受光電圧
vP,vS を測定する。測定された両受光電圧vP,vS は
A/D変換器51a,51b により、例えば256階調のデジ
タル電圧VP,VS とされ、RAM53のメモリ領域の電圧
VP,VS に対するアドレスに記憶される。図2(a) にお
いて、RAM53のメモリ領域のアドレスは、横軸を電圧
VS 、縦軸を電圧VP とし、両電圧は0〜1.0の範囲
にノルマライズされている。テストサンプルのパターン
配線に対する両電圧VP,VS は、例えば×印のように分
布する。ただしこの分布領域はI,IIおよびIII の3領
域に分かれる。領域Iは前記の図4で説明したvP <v
S の場合に相当し、一定の比数k1(VP /VS)の直線内
である。領域IIも同様で、一定の比数k2 の直線内であ
るが、ただし領域IIは、P偏光波とS偏光波の投射角が
入れ代わり、P偏光波を高角度で、S偏光波を低角度で
それぞれ投射した場合で、この場合はVP <VS であ
る。また領域III は、前記したパターン配線の形状寸法
の相違と、そのエッジによる散乱光Qのために、両電圧
VP,VS がバラついて図示のように分散している。次
に、直径が1μmと2μmの標準粒子を、それぞれ複数
個づつ適当なガラス板に付着させ、これらに対する両電
圧VP,VS を測定してRAM53に記憶すると、例えば1
μmの標準粒子は△印、2μmは○印のように分布し、
この分布範囲と直線k1 に挟まれた範囲を異物領域IVと
する。RAM53のデータをMPU52により読み出して、
出力器54に2次元分布図を出力する。この分布図の領域
IVと、各領域I,IIおよびIII との間に、図(b) のよう
に境界線Cを引いて異物領域とパターン配線領域に区分
する。次にRAM53に対して、境界線Cを境界としてパ
ターン配線領域の全範囲に無効データ "0" を、また異
物領域IVの全範囲に有効データ "1" をそれぞれ記憶す
る。
ウエハまたはTFT基板などの被検査物1の、異物が付
着していないテストサンプルを検査装置に装着し、パタ
ーン配線のP偏光成分とS偏光成分に対する両受光電圧
vP,vS を測定する。測定された両受光電圧vP,vS は
A/D変換器51a,51b により、例えば256階調のデジ
タル電圧VP,VS とされ、RAM53のメモリ領域の電圧
VP,VS に対するアドレスに記憶される。図2(a) にお
いて、RAM53のメモリ領域のアドレスは、横軸を電圧
VS 、縦軸を電圧VP とし、両電圧は0〜1.0の範囲
にノルマライズされている。テストサンプルのパターン
配線に対する両電圧VP,VS は、例えば×印のように分
布する。ただしこの分布領域はI,IIおよびIII の3領
域に分かれる。領域Iは前記の図4で説明したvP <v
S の場合に相当し、一定の比数k1(VP /VS)の直線内
である。領域IIも同様で、一定の比数k2 の直線内であ
るが、ただし領域IIは、P偏光波とS偏光波の投射角が
入れ代わり、P偏光波を高角度で、S偏光波を低角度で
それぞれ投射した場合で、この場合はVP <VS であ
る。また領域III は、前記したパターン配線の形状寸法
の相違と、そのエッジによる散乱光Qのために、両電圧
VP,VS がバラついて図示のように分散している。次
に、直径が1μmと2μmの標準粒子を、それぞれ複数
個づつ適当なガラス板に付着させ、これらに対する両電
圧VP,VS を測定してRAM53に記憶すると、例えば1
μmの標準粒子は△印、2μmは○印のように分布し、
この分布範囲と直線k1 に挟まれた範囲を異物領域IVと
する。RAM53のデータをMPU52により読み出して、
出力器54に2次元分布図を出力する。この分布図の領域
IVと、各領域I,IIおよびIII との間に、図(b) のよう
に境界線Cを引いて異物領域とパターン配線領域に区分
する。次にRAM53に対して、境界線Cを境界としてパ
ターン配線領域の全範囲に無効データ "0" を、また異
物領域IVの全範囲に有効データ "1" をそれぞれ記憶す
る。
【0010】被検査物1の検査においては、両受光電圧
VS,VP を測定し、これをアドレスとしてMPU52によ
りRAM53のデータを読み出し、読み出したデータが "
0"のときはパターン配線であるから無視され、 "1"
のときは異物と判定され異物パルスpa が出力器54に出
力される。
VS,VP を測定し、これをアドレスとしてMPU52によ
りRAM53のデータを読み出し、読み出したデータが "
0"のときはパターン配線であるから無視され、 "1"
のときは異物と判定され異物パルスpa が出力器54に出
力される。
【0011】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による設
定方法により設定された閾値は、異物とパターン配線の
両受光電圧vS,vP の値により変化して実際に合致し、
両者が的確に弁別されるもので、この閾値を実現するた
めの、ハード回路にソフト手法を併用した実行容易な手
段が開示されており、異物検査技術に寄与する効果には
大きいものがある。
定方法により設定された閾値は、異物とパターン配線の
両受光電圧vS,vP の値により変化して実際に合致し、
両者が的確に弁別されるもので、この閾値を実現するた
めの、ハード回路にソフト手法を併用した実行容易な手
段が開示されており、異物検査技術に寄与する効果には
大きいものがある。
【図1】この発明の一実施例における閾値設定部5の構
成図である。
成図である。
【図2】図(a) は、2次元メモリ(RAM)53のメモリ
領域図、(b) は異物領域とパターン配線領域を区分する
境界線Cの設定方法の説明図である。
領域図、(b) は異物領域とパターン配線領域を区分する
境界線Cの設定方法の説明図である。
【図3】異物検査装置の基本構成図である。
【図4】異物検査装置における異物検出原理の説明図で
ある。
ある。
1…パターン付きウエハまたはTFT基板の被検査物、
2…投光系、21,22 …光源、3…受光系、31…集光レン
ズ、32…ビームスプリッタ、33,35 …検光板、34,36 …
受光器、4…信号処理部、41…割り算器、42…コンパレ
ータ、5…閾値設定部、51a,51b …A/D変換器、52…
マイクロプロセッサ(MPU)、53…2次元メモリ(R
AM)、54…出力器、LT(P)…P偏光のレーザビーム、
LT(S)…S偏光のレーザビーム、θP …低角度、θS …
高角度、PAT…パターン配線、LR …反射光、vP …
P偏光成分の受光電圧、vS …S偏光成分の受光電圧、
k…比数、Q…散乱光、m…一定の閾値、pa …異物パ
ルス、VP,VS …受光電圧vP,vS のデジタル値、k1,
k2 …直線、I,II,III …パターン配線領域、IV…標
準粒子または異物領域、C…境界線。
2…投光系、21,22 …光源、3…受光系、31…集光レン
ズ、32…ビームスプリッタ、33,35 …検光板、34,36 …
受光器、4…信号処理部、41…割り算器、42…コンパレ
ータ、5…閾値設定部、51a,51b …A/D変換器、52…
マイクロプロセッサ(MPU)、53…2次元メモリ(R
AM)、54…出力器、LT(P)…P偏光のレーザビーム、
LT(S)…S偏光のレーザビーム、θP …低角度、θS …
高角度、PAT…パターン配線、LR …反射光、vP …
P偏光成分の受光電圧、vS …S偏光成分の受光電圧、
k…比数、Q…散乱光、m…一定の閾値、pa …異物パ
ルス、VP,VS …受光電圧vP,vS のデジタル値、k1,
k2 …直線、I,II,III …パターン配線領域、IV…標
準粒子または異物領域、C…境界線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 J 7630−4M
Claims (2)
- 【請求項1】 パターン配線が形成された被検査物の表
面に対して、S偏光波とP偏光波のレーザスポットを照
射し、前記パターン配線と、該表面に付着した異物とに
よる該レーザスポットの反射光を、S偏光成分とP偏光
成分に区別して2個の受光器により受光し、該両受光器
が出力する該S偏光成分の受光電圧vS と、該P偏光成
分の受光電圧vP とを比較し、適当な閾値により前記パ
ターン配線を除き前記異物を検出する異物検査装置にお
いて、前記異物が付着してない清浄な前記被検査物のテ
ストサンプルを前記異物検査装置に装着して、該テスト
サンプルのパターン配線の前記両受光電圧vS,vP を測
定し、該測定された両受光電圧vS,vP 、の2次元分布
図を作成し、かつ、前記異物の大きさに相当する、すく
なくとも2種類の直径を有するそれぞれ複数個の標準粒
子について、該種類別にそれぞれの前記両受光電圧vS,
vP を測定して該2次元分布図にプロットし、該標準粒
子群と前記パターン配線の両者の分布領域を区分する境
界線を設定し、該境界線を前記被検査物の異物とパター
ン配線とを弁別する閾値とすることを特徴とする、異物
とパターンの弁別閾値設定方法。 - 【請求項2】前記被検査物のテストサンプルと前記標準
粒子群に対する、それぞれの前記両受光電圧vS,vP の
各データを、該両受光電圧vS,vP をアドレスとして2
次元メモリに記憶し、該記憶された各データを出力器に
出力して前記2次元分布図を作成し、該2次元分布図に
対して前記標準粒子群とパターン配線を区分する境界線
を設定し、該境界線に基づいて、前記2次元メモリの標
準粒子群とパターン配線の両分布領域に対して、有効デ
ータ "1" と無効データ "0" をそれぞれ設定し、前記
被検査物の検査によりえられた両受光電圧vS,vP のア
ドレス指定により、該2次元メモリより読み出されたデ
ータが "0" のとき前記パターン配線として無視し、 "
1" のとき前記異物と判定して異物パルスを出力するこ
とを特徴とする、請求項1記載の異物とパターンの弁別
閾値設定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309913A JPH07140082A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 異物とパターンの弁別閾値設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309913A JPH07140082A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 異物とパターンの弁別閾値設定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07140082A true JPH07140082A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17998853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5309913A Pending JPH07140082A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 異物とパターンの弁別閾値設定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07140082A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009122046A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Hitachi High-Technologies Corp | 欠陥検査方法及び欠陥検査装置 |
| JP2022537196A (ja) * | 2019-06-19 | 2022-08-24 | シグネチャー ロボット リミテッド | 表面認識 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5309913A patent/JPH07140082A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009122046A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Hitachi High-Technologies Corp | 欠陥検査方法及び欠陥検査装置 |
| JP2022537196A (ja) * | 2019-06-19 | 2022-08-24 | シグネチャー ロボット リミテッド | 表面認識 |
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