JPH07146537A - 熱現像性感光体およびその熱現像性感光体を用いた画像形成方法 - Google Patents
熱現像性感光体およびその熱現像性感光体を用いた画像形成方法Info
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- JPH07146537A JPH07146537A JP16405994A JP16405994A JPH07146537A JP H07146537 A JPH07146537 A JP H07146537A JP 16405994 A JP16405994 A JP 16405994A JP 16405994 A JP16405994 A JP 16405994A JP H07146537 A JPH07146537 A JP H07146537A
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- Japan
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- nucleus
- heat
- group
- developable
- aromatic
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- Pending
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 赤色あるいは近赤外領域に発振波長を有する
半導体レーザーやLED等に感光するとともに、カブリ
がほとんどなく、しかも保存性に優れた熱現像性感光体
を得て、その熱現像性感光体を用いて高画質の画像を形
成する。 【構成】 メチン鎖を有する連結基を介して芳香族系の
チアゾール環、オキサゾール環、セレナゾール環などに
代表される複素5員環とヒダントイン環やチアゾリドン
環に代表される複素5員環とが連結された構造のメロシ
アニン色素を感光層に含有させた熱現像性感光体に、像
露光および加熱を行って画像を形成する。
半導体レーザーやLED等に感光するとともに、カブリ
がほとんどなく、しかも保存性に優れた熱現像性感光体
を得て、その熱現像性感光体を用いて高画質の画像を形
成する。 【構成】 メチン鎖を有する連結基を介して芳香族系の
チアゾール環、オキサゾール環、セレナゾール環などに
代表される複素5員環とヒダントイン環やチアゾリドン
環に代表される複素5員環とが連結された構造のメロシ
アニン色素を感光層に含有させた熱現像性感光体に、像
露光および加熱を行って画像を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾式処理で画像を形成
することのできる熱現像感光体およびその熱現像性感光
体を用いた画像形成方法に関するものである。
することのできる熱現像感光体およびその熱現像性感光
体を用いた画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀を用いた銀塩写真法は、感
度や諧調性などに優れ、幅広く使われている記録技術で
ある。しかし、像露光後の処理を湿式で行なうために、
作業性、簡便性、安全性に劣り、今までにも問題とされ
てきた。これに対してこれらの湿式処理をなくした乾式
材料の研究が行なわれ、特公昭43−4921号公報お
よび特公昭43−4924号公報などで開示されてい
る。これらは感光性ハロゲン化銀を触媒量用いるととも
に画像形成材として非感光性の有機銀塩を用いるもので
ある。有機銀塩が画像形成材として働くのは以下の機構
によるとされている。すなわち、(1)像露光により触
媒量の感光性ハロゲン化銀上に潜像が形成される。
(2)次に、上記潜像が触媒となり、感光体が加熱され
ることにより有機銀塩と還元剤が酸化還元反応を起こし
て有機銀塩が銀に還元され、これが像となるものであ
る。
度や諧調性などに優れ、幅広く使われている記録技術で
ある。しかし、像露光後の処理を湿式で行なうために、
作業性、簡便性、安全性に劣り、今までにも問題とされ
てきた。これに対してこれらの湿式処理をなくした乾式
材料の研究が行なわれ、特公昭43−4921号公報お
よび特公昭43−4924号公報などで開示されてい
る。これらは感光性ハロゲン化銀を触媒量用いるととも
に画像形成材として非感光性の有機銀塩を用いるもので
ある。有機銀塩が画像形成材として働くのは以下の機構
によるとされている。すなわち、(1)像露光により触
媒量の感光性ハロゲン化銀上に潜像が形成される。
(2)次に、上記潜像が触媒となり、感光体が加熱され
ることにより有機銀塩と還元剤が酸化還元反応を起こし
て有機銀塩が銀に還元され、これが像となるものであ
る。
【0003】熱現像性感光体は画像形成を湿式の工程に
よらず、乾式処理で行なうという利点により、画像通
信、医療分野、コンピュータアウトプットなどの各種工
業用感光材料として用いられている。熱現像性感光体
は、ハロゲン化銀を感光要素とすることから、感光性が
高く、可視領域への増感も容易である。
よらず、乾式処理で行なうという利点により、画像通
信、医療分野、コンピュータアウトプットなどの各種工
業用感光材料として用いられている。熱現像性感光体
は、ハロゲン化銀を感光要素とすることから、感光性が
高く、可視領域への増感も容易である。
【0004】近年、ガスレーザーに比べて、より安価
で、小型、軽量であり、しかも高い効率の出力を持つ半
導体レーザーが開発され、実用化されてきた。従って、
このような安価で小型軽量のレーザー光源を用い、かつ
熱現像性感光材料を用いることにより、より安価でコン
パクトな高性能乾式画像記録のシステムが期待できる。
で、小型、軽量であり、しかも高い効率の出力を持つ半
導体レーザーが開発され、実用化されてきた。従って、
このような安価で小型軽量のレーザー光源を用い、かつ
熱現像性感光材料を用いることにより、より安価でコン
パクトな高性能乾式画像記録のシステムが期待できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のゼラチン性湿式
処理用ハロゲン化銀感光体においては、長波長の光、特
に赤色の光に対する感光性を向上させるためにシアニン
染料が用いられていた。しかし、シアニン染料は乾式処
理用の熱現像性感光体に対しては増感効率が著しく低い
ために適さないと考えられてきた。
処理用ハロゲン化銀感光体においては、長波長の光、特
に赤色の光に対する感光性を向上させるためにシアニン
染料が用いられていた。しかし、シアニン染料は乾式処
理用の熱現像性感光体に対しては増感効率が著しく低い
ために適さないと考えられてきた。
【0006】また、湿式処理用ハロゲン化銀感光体は、
湿式処理により増感色素の脱色を行うことができるが、
従来の熱現像性感光体では、加熱過程での脱色が十分で
きず、最小光学濃度の低い画像が得にくいという問題が
あった。また、最小光学濃度を低くするために増感色素
の添加量を抑えると、感度不良および解像性不良の問題
が生じた。
湿式処理により増感色素の脱色を行うことができるが、
従来の熱現像性感光体では、加熱過程での脱色が十分で
きず、最小光学濃度の低い画像が得にくいという問題が
あった。また、最小光学濃度を低くするために増感色素
の添加量を抑えると、感度不良および解像性不良の問題
が生じた。
【0007】さらに、従来の熱現像性感光体は、未使用
のまま長期間保存しておくと感度が著しく低下するとい
う問題があった。
のまま長期間保存しておくと感度が著しく低下するとい
う問題があった。
【0008】従って本発明は、コンパクトで経済的な画
像システムを構成するために、赤色あるいは近赤外領域
に発振波長を有する半導体レーザーやLED等に感光す
るとともに、カブリがほとんどなく、しかも保存性に優
れた熱現像性感光体およびその熱現像性感光体を用いた
画像形成方法を提供することを目的とする。
像システムを構成するために、赤色あるいは近赤外領域
に発振波長を有する半導体レーザーやLED等に感光す
るとともに、カブリがほとんどなく、しかも保存性に優
れた熱現像性感光体およびその熱現像性感光体を用いた
画像形成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、有機銀塩と、
還元剤と、感光性ハロゲン化銀および感光性ハロゲン化
銀形成剤のうちのいずれかを少なくとも含有する感光層
を、支持体上に有する熱現像性感光体において、チアゾ
ール核およびセレナゾール核のうちのいずれかと、ヒダ
ントイン核、チオヒダントイン核およびセレノヒダント
イン核からなる群のうちのいずれかとをメチン鎖を有す
る連結基で連結した構造のメロシアニン色素を、前記感
光層に含有したことを特徴とする熱現像性感光体を提供
する。
還元剤と、感光性ハロゲン化銀および感光性ハロゲン化
銀形成剤のうちのいずれかを少なくとも含有する感光層
を、支持体上に有する熱現像性感光体において、チアゾ
ール核およびセレナゾール核のうちのいずれかと、ヒダ
ントイン核、チオヒダントイン核およびセレノヒダント
イン核からなる群のうちのいずれかとをメチン鎖を有す
る連結基で連結した構造のメロシアニン色素を、前記感
光層に含有したことを特徴とする熱現像性感光体を提供
する。
【0010】また本発明は、有機銀塩と、還元剤と、感
光性ハロゲン化銀および感光性ハロゲン化銀形成剤のう
ちのいずれかとを少なくとも含有する感光層を、支持体
上に有する熱現像性感光体において、オキサゾール核、
チアゾール核およびセレナゾール核からなる群のうちの
いずれかと、4個の置換基を有するヒダントイニリデン
−ヒダントイン核、4個の置換基を有するヒダントイニ
リデン−チオヒダントイン核、および4個の置換基を有
するヒダントイニリデン−セレノヒダントイン核からな
る群のうちのいずれかとを、メチン鎖を有する連結基で
連結した構造のメロシアニン色素を、前記感光層に含有
したことを特徴とする熱現像性感光体を提供する。
光性ハロゲン化銀および感光性ハロゲン化銀形成剤のう
ちのいずれかとを少なくとも含有する感光層を、支持体
上に有する熱現像性感光体において、オキサゾール核、
チアゾール核およびセレナゾール核からなる群のうちの
いずれかと、4個の置換基を有するヒダントイニリデン
−ヒダントイン核、4個の置換基を有するヒダントイニ
リデン−チオヒダントイン核、および4個の置換基を有
するヒダントイニリデン−セレノヒダントイン核からな
る群のうちのいずれかとを、メチン鎖を有する連結基で
連結した構造のメロシアニン色素を、前記感光層に含有
したことを特徴とする熱現像性感光体を提供する。
【0011】さらに本発明は、有機銀塩と、還元剤と、
感光性ハロゲン化銀および感光性ハロゲン化銀形成剤の
うちのいずれかとを少なくとも含有する感光層を、支持
体上に有する熱現像性感光体において、両端にオキサゾ
ール核およびチアゾール核のうちのいずれかを有し、両
端の前記核の間に、オキサゾリドン核、チアゾリドン核
およびジヒドロイミダゾリドン核のうちから選ばれた1
つの核を有する構造のメロシアニン色素を、前記感光層
に含有したことを特徴とする熱現像性感光体を提供す
る。
感光性ハロゲン化銀および感光性ハロゲン化銀形成剤の
うちのいずれかとを少なくとも含有する感光層を、支持
体上に有する熱現像性感光体において、両端にオキサゾ
ール核およびチアゾール核のうちのいずれかを有し、両
端の前記核の間に、オキサゾリドン核、チアゾリドン核
およびジヒドロイミダゾリドン核のうちから選ばれた1
つの核を有する構造のメロシアニン色素を、前記感光層
に含有したことを特徴とする熱現像性感光体を提供す
る。
【0012】また本発明は、上記の熱現像性感光体に像
露光および加熱を行って画像を形成する画像形成方法を
提供する。
露光および加熱を行って画像を形成する画像形成方法を
提供する。
【0013】本発明の熱現像性感光体は、有機銀塩;還
元剤;感光性ハロゲン化銀または感光性ハロゲン化銀形
成剤;ならびに増感色素を少なくとも含有する感光層
を、支持体上に有するものである。
元剤;感光性ハロゲン化銀または感光性ハロゲン化銀形
成剤;ならびに増感色素を少なくとも含有する感光層
を、支持体上に有するものである。
【0014】本発明で使用する増感色素は、以下の通り
である。
である。
【0015】増感色素(a) チアゾール核またはセレナゾール核と、ヒダントイン
核、チオヒダントイン核またはセレノヒダントイン核と
を、メチン鎖を有する連結基で連結した構造のメロシア
ニン色素。
核、チオヒダントイン核またはセレノヒダントイン核と
を、メチン鎖を有する連結基で連結した構造のメロシア
ニン色素。
【0016】増感色素(b) オキサゾール核、チアゾール核またはセレナゾール核
と、4個の置換基を有するヒダントイニリデン−ヒダン
トイン核、4個の置換基を有するヒダントイニリデン−
チオヒダントイン核、または4個の置換基を有するヒダ
ントイニリデン−セレノヒダントイン核とを、メチン鎖
を有する連結基で連結した構造のメロシアニン色素。
と、4個の置換基を有するヒダントイニリデン−ヒダン
トイン核、4個の置換基を有するヒダントイニリデン−
チオヒダントイン核、または4個の置換基を有するヒダ
ントイニリデン−セレノヒダントイン核とを、メチン鎖
を有する連結基で連結した構造のメロシアニン色素。
【0017】増感色素(c) 両端にオキサゾール核またはチアゾール核を有し、両端
の前記核の間に、オキサゾリドン核、チアゾリドン核お
よびジヒドロイミダゾリドン核のうちから選ばれた1つ
の核を有する構造のメロシアニン色素。
の前記核の間に、オキサゾリドン核、チアゾリドン核お
よびジヒドロイミダゾリドン核のうちから選ばれた1つ
の核を有する構造のメロシアニン色素。
【0018】上記の増感色素(a)、(b)または
(c)のいずれかを用いることにより、赤色あるいは近
赤外領域の光、特に波長640〜750nmの光に優れ
た感度を有するとともに、カブリ濃度の低いものとな
る。
(c)のいずれかを用いることにより、赤色あるいは近
赤外領域の光、特に波長640〜750nmの光に優れ
た感度を有するとともに、カブリ濃度の低いものとな
る。
【0019】増感色素(a)について、以下に詳しく説
明する。
明する。
【0020】チアゾール核としては、芳香族チアゾール
核が好ましく、特にベンゾチアゾール核あるいはナフト
チアゾール核、中でもナフトチアゾール核が好ましい。
核が好ましく、特にベンゾチアゾール核あるいはナフト
チアゾール核、中でもナフトチアゾール核が好ましい。
【0021】セレナゾール核としては、芳香族セレナゾ
ール核が好ましく、特にベンゾセレナゾール核あるいは
ナフトセレナゾール核、中でもナフトセレナゾール核が
好ましい。
ール核が好ましく、特にベンゾセレナゾール核あるいは
ナフトセレナゾール核、中でもナフトセレナゾール核が
好ましい。
【0022】ヒダントイン核、チオヒダントイン核およ
びセレノヒダントイン核のうちでは、チオヒダントイン
核およびセレノヒダントイン核が好ましく、特にチオヒ
ダントイン核が好ましい。
びセレノヒダントイン核のうちでは、チオヒダントイン
核およびセレノヒダントイン核が好ましく、特にチオヒ
ダントイン核が好ましい。
【0023】連結基中のメチンの数は、2〜8個、さら
には4〜6個が好ましい。メチン鎖は置換基を有してい
てもよい。
には4〜6個が好ましい。メチン鎖は置換基を有してい
てもよい。
【0024】増感色素(a)としては、特に下記一般式
(I)のものが好ましい。
(I)のものが好ましい。
【0025】
【化2】 (一般式(I)中、r1、r2、r3およびr4は各々独立
に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基、アルケニル基、アラルキル基、ヒドロキシル基、ア
リール基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、
シアノ基、トリフルオロメチル基、アミノ基、アシルア
ミド基、アシル基、アシロキシル基、アルコキシカルボ
ニルアミノ基またはカルボアルコキシ基であり、r1と
r2、r2とr3、またはr3とr4とは互いに連結して5
員環または6員環を形成しても良い。r5、r6およびr
7は各々独立に、アルキル基、アルケニル基、アリール
基またはアラルキル基である。r8、r9、r10およびr
11は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基、アリール基またはアミノ基を表す。
X1はイオウ原子またはセレン原子を表す。X2は酸素原
子、イオウ原子またはセレン原子を表す。m1、n1は0
〜3の整数であり、同時に0となることはない。) r1〜r11は置換基を有していてもよいし、有していな
くてもよい。X1およびX2は、イオウ原子が好ましい。
r1〜r4は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルケニル基、アリール基またはアラルキル基が好まし
い。特に、r1とr2、あるいはr3とr4が連結してナフ
ト核を形成するのが好ましい。そのナフト核はアルキル
基またはハロゲン原子で置換されていてもよい。r5〜
r7はアルキル基が好ましい。r8〜r11は、水素または
アルキル基が好ましい。m1、n1は、m1+n1=2とな
る整数が好ましい。
に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基、アルケニル基、アラルキル基、ヒドロキシル基、ア
リール基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、
シアノ基、トリフルオロメチル基、アミノ基、アシルア
ミド基、アシル基、アシロキシル基、アルコキシカルボ
ニルアミノ基またはカルボアルコキシ基であり、r1と
r2、r2とr3、またはr3とr4とは互いに連結して5
員環または6員環を形成しても良い。r5、r6およびr
7は各々独立に、アルキル基、アルケニル基、アリール
基またはアラルキル基である。r8、r9、r10およびr
11は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基、アリール基またはアミノ基を表す。
X1はイオウ原子またはセレン原子を表す。X2は酸素原
子、イオウ原子またはセレン原子を表す。m1、n1は0
〜3の整数であり、同時に0となることはない。) r1〜r11は置換基を有していてもよいし、有していな
くてもよい。X1およびX2は、イオウ原子が好ましい。
r1〜r4は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルケニル基、アリール基またはアラルキル基が好まし
い。特に、r1とr2、あるいはr3とr4が連結してナフ
ト核を形成するのが好ましい。そのナフト核はアルキル
基またはハロゲン原子で置換されていてもよい。r5〜
r7はアルキル基が好ましい。r8〜r11は、水素または
アルキル基が好ましい。m1、n1は、m1+n1=2とな
る整数が好ましい。
【0026】増感色素(a)の好適な例を、以下に示
す。
す。
【0027】
【化3】
【0028】
【化4】
【0029】
【化5】
【0030】
【化6】
【0031】
【化7】
【0032】
【化8】
【0033】
【化9】
【0034】
【化10】
【0035】
【化11】 増感色素(b)について、以下に詳しく説明する。
【0036】オキサゾール核としては、芳香族オキサゾ
ール核が好ましく、特にベンゾオキサゾール核が好まし
い。
ール核が好ましく、特にベンゾオキサゾール核が好まし
い。
【0037】チアゾール核としては、芳香族チアゾール
核が好ましく、特にベンゾチアゾール核が好ましい。
核が好ましく、特にベンゾチアゾール核が好ましい。
【0038】セレナゾール核としては、芳香族セレナゾ
ール核が好ましく、特にベンゾセレナゾール核が好まし
い。
ール核が好ましく、特にベンゾセレナゾール核が好まし
い。
【0039】4個の置換基を有するヒダントイニリデン
−ヒダントイン核は、1,1’,3,3’−置換ヒダン
トイニリデン−ヒダントイン核を意味する。4個の置換
基を有するヒダントイニリデン−チオヒダントイン核お
よび4個の置換基を有するヒダントイニリデン−セレノ
ヒダントイン核も同様である。
−ヒダントイン核は、1,1’,3,3’−置換ヒダン
トイニリデン−ヒダントイン核を意味する。4個の置換
基を有するヒダントイニリデン−チオヒダントイン核お
よび4個の置換基を有するヒダントイニリデン−セレノ
ヒダントイン核も同様である。
【0040】(i)4個の置換基を有するヒダントイニ
リデン−ヒダントイン核、(ii)4個の置換基を有す
るヒダントイニリデン−チオヒダントイン核、および
(iii)4個の置換基を有するヒダントイニリデン−
セレノヒダントイン核のうちでは、(ii)および(i
ii)が好ましく、特に(ii)が好ましい。
リデン−ヒダントイン核、(ii)4個の置換基を有す
るヒダントイニリデン−チオヒダントイン核、および
(iii)4個の置換基を有するヒダントイニリデン−
セレノヒダントイン核のうちでは、(ii)および(i
ii)が好ましく、特に(ii)が好ましい。
【0041】連結基中のメチンの数は、2〜8個、さら
には4〜6個が好ましい。メチン鎖は置換基を有してい
てもよい。
には4〜6個が好ましい。メチン鎖は置換基を有してい
てもよい。
【0042】増感色素(b)としては、特に下記一般式
(II)のものが好ましい。
(II)のものが好ましい。
【0043】
【化12】 (一般式(II)中、r12、r13、r14およびr15は各
々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アル
コキシ基、アルケニル基、アラルキル基、ヒドロキシル
基、アリール基、カルボキシル基、アルコキシカルボニ
ル基、シアノ基、トリフルオロメチル基、アミノ基、ア
シルアミド基、アシル基、アシロキシル基、アルコキシ
カルボニルアミノ基またはカルボアルコキシ基であり、
r12とr 13、r13とr14、またはr14とr15とは互いに
連結して5員環または6員環を形成しても良い。r16、
r17、r18、r19およびr20は各々独立に、アルキル
基、アルケニル基、アリール基またはアラルキル基であ
る。r21、r22、r23およびr24、は各々独立に、水素
原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリ
ール基またはアミノ基を表し、r21とr22、r23と
r24、r21とr23、あるいはr22とr24は互いに連結し
て環を形成しても良い。X3およびX4は、酸素原子、イ
オウ原子またはセレン原子を表す。m2、n2は0〜3の
整数であり、同時に0となることはない。) r12〜r24は置換基を有していてもよいし、有していな
くてもよい。X3およびX4は、イオウ原子が好ましい。
r12〜r15は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
アルケニル基、アリール基またはアラルキル基が好まし
い。特に、r 12とr13、あるいはr14と15が連結してナ
フト核を形成するのが好ましい。そのナフト核はアルキ
ル基またはハロゲン原子で置換されていてもよい。r16
〜r20はアルキル基が好ましい。r21〜r24は、水素ま
たはアルキル基が好ましい。m 2,n2は、m2+n2=2
となる整数が好ましい。
々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アル
コキシ基、アルケニル基、アラルキル基、ヒドロキシル
基、アリール基、カルボキシル基、アルコキシカルボニ
ル基、シアノ基、トリフルオロメチル基、アミノ基、ア
シルアミド基、アシル基、アシロキシル基、アルコキシ
カルボニルアミノ基またはカルボアルコキシ基であり、
r12とr 13、r13とr14、またはr14とr15とは互いに
連結して5員環または6員環を形成しても良い。r16、
r17、r18、r19およびr20は各々独立に、アルキル
基、アルケニル基、アリール基またはアラルキル基であ
る。r21、r22、r23およびr24、は各々独立に、水素
原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリ
ール基またはアミノ基を表し、r21とr22、r23と
r24、r21とr23、あるいはr22とr24は互いに連結し
て環を形成しても良い。X3およびX4は、酸素原子、イ
オウ原子またはセレン原子を表す。m2、n2は0〜3の
整数であり、同時に0となることはない。) r12〜r24は置換基を有していてもよいし、有していな
くてもよい。X3およびX4は、イオウ原子が好ましい。
r12〜r15は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、
アルケニル基、アリール基またはアラルキル基が好まし
い。特に、r 12とr13、あるいはr14と15が連結してナ
フト核を形成するのが好ましい。そのナフト核はアルキ
ル基またはハロゲン原子で置換されていてもよい。r16
〜r20はアルキル基が好ましい。r21〜r24は、水素ま
たはアルキル基が好ましい。m 2,n2は、m2+n2=2
となる整数が好ましい。
【0044】増感色素(b)の好適な例を以下に示す。
【0045】
【化13】
【0046】
【化14】
【0047】
【化15】
【0048】
【化16】
【0049】
【化17】
【0050】
【化18】
【0051】
【化19】
【0052】
【化20】
【0053】
【化21】
【0054】
【化22】 増感色素(c)について、以下に詳しく説明する。
【0055】オキサゾール核としては、芳香族オキサゾ
ール核、特にベンゾオキサゾール核あるいはナフトオキ
サゾール核が好ましい。チアゾール核としては、芳香族
チアゾール核、特にベンゾチアゾール核またはナフトチ
アゾール核が好ましい。
ール核、特にベンゾオキサゾール核あるいはナフトオキ
サゾール核が好ましい。チアゾール核としては、芳香族
チアゾール核、特にベンゾチアゾール核またはナフトチ
アゾール核が好ましい。
【0056】オキサゾリドン核、チアゾリドン核および
ジヒドロイミダゾリドン核のうちでは、オキサゾリドン
核およびチアゾリドン核が好ましく、特にチアゾリドン
核が好ましい。
ジヒドロイミダゾリドン核のうちでは、オキサゾリドン
核およびチアゾリドン核が好ましく、特にチアゾリドン
核が好ましい。
【0057】増感色素(c)では、核同士を連結する連
結基が1分子中に2つ存在するが、いずれもメチン鎖を
有する連結基が好ましい。1つの連結基が有するメチン
の数は1〜5個が好ましい。1分子中で、一方の連結基
が有するメチンの数が偶数の場合、他方の連結基が有す
るメチンの数は奇数が好ましい。
結基が1分子中に2つ存在するが、いずれもメチン鎖を
有する連結基が好ましい。1つの連結基が有するメチン
の数は1〜5個が好ましい。1分子中で、一方の連結基
が有するメチンの数が偶数の場合、他方の連結基が有す
るメチンの数は奇数が好ましい。
【0058】増感色素(c)としては、特に下記一般式
(III)のものが好ましい。
(III)のものが好ましい。
【0059】
【化23】 (一般式(III)中、A1 -は、置換または未置換のア
ルキルスルホン酸イオン、置換または未置換の芳香族ス
ルホン酸イオン、NO3 -、Cl-、Br-、I-またはC
lO4 -である。X5は、置換または未置換のイミノ基で
ある。Y1およびY2は、酸素原子またはイオウ原子であ
る。r31およびr32は、置換または未置換のアルキル
基、置換または未置換のアリール基、あるいは置換また
は未置換のアラルキル基である。Z1は、酸素原子、イ
オウ原子、セレン原子あるいは置換または未置換のイミ
ノ基である。r33、r34、r35、r36およびr37は、水
素原子、ハロゲン原子、置換または未置換のアルキル
基、アルコキシ基、置換または未置換のアリール基、あ
るいは置換または未置換のアミノ基である。r33と
r34、r36とr37、r35とr36とr37とで環を形成して
いても良い。m3およびn3は1〜3の範囲の整数であ
る。) r31およびr32は、アルキル基、特にエチル基が好まし
い。r33〜r37は、水素原子またはアルキル基が好まし
い。m3およびn3は、m3+n3=2〜4となる整数が好
ましい。
ルキルスルホン酸イオン、置換または未置換の芳香族ス
ルホン酸イオン、NO3 -、Cl-、Br-、I-またはC
lO4 -である。X5は、置換または未置換のイミノ基で
ある。Y1およびY2は、酸素原子またはイオウ原子であ
る。r31およびr32は、置換または未置換のアルキル
基、置換または未置換のアリール基、あるいは置換また
は未置換のアラルキル基である。Z1は、酸素原子、イ
オウ原子、セレン原子あるいは置換または未置換のイミ
ノ基である。r33、r34、r35、r36およびr37は、水
素原子、ハロゲン原子、置換または未置換のアルキル
基、アルコキシ基、置換または未置換のアリール基、あ
るいは置換または未置換のアミノ基である。r33と
r34、r36とr37、r35とr36とr37とで環を形成して
いても良い。m3およびn3は1〜3の範囲の整数であ
る。) r31およびr32は、アルキル基、特にエチル基が好まし
い。r33〜r37は、水素原子またはアルキル基が好まし
い。m3およびn3は、m3+n3=2〜4となる整数が好
ましい。
【0060】増感色素(c)の好適な例を以下に示す。
【0061】
【化24】
【0062】
【化25】
【0063】
【化26】
【0064】
【化27】
【0065】
【化28】
【0066】
【化29】
【0067】
【化30】 有機銀塩としては、「写真工学の基礎」(日本写真学会
編、(株)コロナ社、東京、第1版、1982年発行)
非銀塩編、p247や特開昭59−55429などに記
載された有機酸銀やトリアゾール系銀塩などを用いるこ
とが可能であり、感光性の低い銀塩を用いるのが好まし
い。例えば脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸、チオ
ール、α−水素を有するチオカルボニル化合物、および
イミノ基含有化合物などの銀塩である。
編、(株)コロナ社、東京、第1版、1982年発行)
非銀塩編、p247や特開昭59−55429などに記
載された有機酸銀やトリアゾール系銀塩などを用いるこ
とが可能であり、感光性の低い銀塩を用いるのが好まし
い。例えば脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸、チオ
ール、α−水素を有するチオカルボニル化合物、および
イミノ基含有化合物などの銀塩である。
【0068】脂肪族カルボン酸としては、酢酸、酪酸、
コハク酸、セバシン酸、アジピン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、酒石酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、ベヘン酸、樟脳酸などがあるが、一般的には炭素
数が少ないほど銀塩としては不安定であるので、適度な
炭素数(例えば、炭素数が16〜26の範囲)を有する
化合物が好ましい。
コハク酸、セバシン酸、アジピン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、酒石酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、ベヘン酸、樟脳酸などがあるが、一般的には炭素
数が少ないほど銀塩としては不安定であるので、適度な
炭素数(例えば、炭素数が16〜26の範囲)を有する
化合物が好ましい。
【0069】芳香族カルボン酸としては、安息香酸誘導
体、キノリン酸誘導体、ナフタレンカルボン酸誘導体、
サリチル酸誘導体、没食子酸、タンニン酸、フタル酸、
フェニル酢酸誘導体、ピロメリット酸などがある。
体、キノリン酸誘導体、ナフタレンカルボン酸誘導体、
サリチル酸誘導体、没食子酸、タンニン酸、フタル酸、
フェニル酢酸誘導体、ピロメリット酸などがある。
【0070】チオールまたはα−水素を有するチオカル
ボニル化合物としては、3−メルカプト−4−フェニル
−1,2,4−トリアゾール、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾール、2−メルカプト−5−アミノチアジアゾー
ル、2−メルカプトベンゾチアゾール、S−アルキルチ
オグリコール酸(アルキル基の炭素数が12〜23)、
ジチオ酢酸などのジチオカルボン酸類、チオステアロア
ミドなどのチオアミド類、5−カルボキシ−1−メチル
−2−フェニル−4−チオピリドン、メルカプトトリア
ジン、2−メルカプトベンゾオキサゾール、メルカプト
オキサチアゾールまたは3−アミノ−5−ベンジルチオ
−1,2,4−トリアゾールなど、米国特許第4,12
3,274号記載のメルカプト化合物を挙げることがで
きる。
ボニル化合物としては、3−メルカプト−4−フェニル
−1,2,4−トリアゾール、2−メルカプトベンゾイ
ミダゾール、2−メルカプト−5−アミノチアジアゾー
ル、2−メルカプトベンゾチアゾール、S−アルキルチ
オグリコール酸(アルキル基の炭素数が12〜23)、
ジチオ酢酸などのジチオカルボン酸類、チオステアロア
ミドなどのチオアミド類、5−カルボキシ−1−メチル
−2−フェニル−4−チオピリドン、メルカプトトリア
ジン、2−メルカプトベンゾオキサゾール、メルカプト
オキサチアゾールまたは3−アミノ−5−ベンジルチオ
−1,2,4−トリアゾールなど、米国特許第4,12
3,274号記載のメルカプト化合物を挙げることがで
きる。
【0071】イミノ基を含有する化合物としては、特公
昭44−30270または同45−18416記載のベ
ンゾトリアゾールもしくはその誘導体、例えばベンゾト
リアゾール、メチルベンゾトリアゾールなどアルキル置
換ベンゾトリアゾール類、5−クロロベンゾトリアゾー
ルなどのハロゲン置換ベンゾトリアゾール類、ブチルカ
ルボイミドベンゾトリアゾールなどのカルボイミドベン
ゾトリアゾール類、特開昭58−118639号記載の
ニトロベンゾトリアゾール類、特開昭58−11563
8号記載のスルホベンゾトリアゾール、カルボキシベン
ゾトリアゾールもしくはその塩、またはヒドロキシベン
ゾトリアゾールなど、米国特許4,220,709記載
の1,2,4−トリアゾールや1H−テトラゾール、カ
ルバゾール、サッカリン、イミダゾールおよびその誘導
体などを代表例として挙げることができる。
昭44−30270または同45−18416記載のベ
ンゾトリアゾールもしくはその誘導体、例えばベンゾト
リアゾール、メチルベンゾトリアゾールなどアルキル置
換ベンゾトリアゾール類、5−クロロベンゾトリアゾー
ルなどのハロゲン置換ベンゾトリアゾール類、ブチルカ
ルボイミドベンゾトリアゾールなどのカルボイミドベン
ゾトリアゾール類、特開昭58−118639号記載の
ニトロベンゾトリアゾール類、特開昭58−11563
8号記載のスルホベンゾトリアゾール、カルボキシベン
ゾトリアゾールもしくはその塩、またはヒドロキシベン
ゾトリアゾールなど、米国特許4,220,709記載
の1,2,4−トリアゾールや1H−テトラゾール、カ
ルバゾール、サッカリン、イミダゾールおよびその誘導
体などを代表例として挙げることができる。
【0072】還元剤としては、銀イオンを金属銀に還元
し得る全ての材料(好ましくは有機材料)が使用可能で
ある。
し得る全ての材料(好ましくは有機材料)が使用可能で
ある。
【0073】そのような還元剤としては、モノフェノー
ル類、ビスフェノール類、トリスフェノール類、テトラ
キスフェノール類、モノナフトール類、ビスナフトール
類、ジヒドロキシナフタレン類、スルホンアミドフェノ
ール類、ビフェノール類、トリヒドロキシナフタレン
類、ジヒドロキシベンゼン類、トリヒドロキシベンゼン
類、テトラヒドロキシベンゼン類、ヒドロキシアルキル
モノエーテル類、アスコルビン酸類、3−ピラゾリドン
類、ピラゾロン類、ピラゾリン類、糖類、フェニレンジ
アミン類、ヒドロキシアミン類、レダクトン類、ヒドロ
オキサミン酸類、ヒドラジン類、ヒドラジド類、アミド
オキシム類、N−ヒドロキシ尿素類などを挙げることが
できる。この中では特に、p−ビスフェノール類、o−
ビスフェノール類、ビスナフトール類、4−置換ナフト
ール類などが好ましい。また、特開平3−135564
号公報記載の還元剤も好ましく用いられる。
ル類、ビスフェノール類、トリスフェノール類、テトラ
キスフェノール類、モノナフトール類、ビスナフトール
類、ジヒドロキシナフタレン類、スルホンアミドフェノ
ール類、ビフェノール類、トリヒドロキシナフタレン
類、ジヒドロキシベンゼン類、トリヒドロキシベンゼン
類、テトラヒドロキシベンゼン類、ヒドロキシアルキル
モノエーテル類、アスコルビン酸類、3−ピラゾリドン
類、ピラゾロン類、ピラゾリン類、糖類、フェニレンジ
アミン類、ヒドロキシアミン類、レダクトン類、ヒドロ
オキサミン酸類、ヒドラジン類、ヒドラジド類、アミド
オキシム類、N−ヒドロキシ尿素類などを挙げることが
できる。この中では特に、p−ビスフェノール類、o−
ビスフェノール類、ビスナフトール類、4−置換ナフト
ール類などが好ましい。また、特開平3−135564
号公報記載の還元剤も好ましく用いられる。
【0074】感光性ハロゲン化銀としては、塩化銀、臭
化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀などを挙げるこ
とができる。
化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀などを挙げるこ
とができる。
【0075】これらのハロゲン化銀を調製する方法とし
ては、銀酸化化合物の一部を感光性ハロゲン化銀形成成
分、例えば臭化アンモニウム、臭化リチウム、塩化ナト
リウム、N−ブロムコハク酸イミドなどによりハロゲン
化し、ハロゲン化銀を調製する方法や、いわゆる系外ハ
ロゲン化銀を含有させる方法などが挙げられる。
ては、銀酸化化合物の一部を感光性ハロゲン化銀形成成
分、例えば臭化アンモニウム、臭化リチウム、塩化ナト
リウム、N−ブロムコハク酸イミドなどによりハロゲン
化し、ハロゲン化銀を調製する方法や、いわゆる系外ハ
ロゲン化銀を含有させる方法などが挙げられる。
【0076】これらハロゲン化銀の結晶の形状として
は、立方体状、八面体状、平板状のものを挙げることが
できるが、立方体状、平板状のハロゲン化銀が特に好ま
しい。立方体状のハロゲン化銀の結晶の一辺の長さとし
ては、好ましくは0.01〜2μm、より好ましくは
0.02〜1.3μmである。平板状のハロゲン化銀の
平均アスペクト比は好ましくは100:1〜3:1、よ
り好ましくは50:1〜5:1であり、その粒子直径は
好ましくは0.01〜2μm、より好ましくは0.02
〜1.3μmである。
は、立方体状、八面体状、平板状のものを挙げることが
できるが、立方体状、平板状のハロゲン化銀が特に好ま
しい。立方体状のハロゲン化銀の結晶の一辺の長さとし
ては、好ましくは0.01〜2μm、より好ましくは
0.02〜1.3μmである。平板状のハロゲン化銀の
平均アスペクト比は好ましくは100:1〜3:1、よ
り好ましくは50:1〜5:1であり、その粒子直径は
好ましくは0.01〜2μm、より好ましくは0.02
〜1.3μmである。
【0077】ハロゲン化銀の結晶表面層には、イリジウ
ムを含有していてもよい。結晶表面層とは、ハロゲン化
銀の結晶表面から所定の深さのところまでの層を言う。
この場合、ハロゲン化銀の結晶形状は、{100}面の
正方晶形が好ましい。ハロゲン化銀粒子の一辺は、0.
001μmから1.0μmが好ましく、さらには0.0
1μmから0.2μmが好ましく、特に0.03μmか
ら0.1μmが好ましい。イリジウムイオンを含有する
結晶表面層の厚さは、結晶の一辺の長さの10%以下、
さらには5%以下が好ましい。また、イリジウムイオン
を含有する結晶表面層は、結晶の一辺の長さの少なくと
も0.5%以上あることが望ましい。
ムを含有していてもよい。結晶表面層とは、ハロゲン化
銀の結晶表面から所定の深さのところまでの層を言う。
この場合、ハロゲン化銀の結晶形状は、{100}面の
正方晶形が好ましい。ハロゲン化銀粒子の一辺は、0.
001μmから1.0μmが好ましく、さらには0.0
1μmから0.2μmが好ましく、特に0.03μmか
ら0.1μmが好ましい。イリジウムイオンを含有する
結晶表面層の厚さは、結晶の一辺の長さの10%以下、
さらには5%以下が好ましい。また、イリジウムイオン
を含有する結晶表面層は、結晶の一辺の長さの少なくと
も0.5%以上あることが望ましい。
【0078】イリジウムイオンを含有するハロゲン化銀
を調製するには、被還元性有機銀塩とハロゲン化銀形成
成分からハロゲン化銀を生成する際に、イリジウムイオ
ン供給体を投入すればよい。イリジウムイオン供給体と
しては、例えば四塩化イリジウム、六塩化イリジウム
(IV)カリウム、六塩化イリジウム(IV)ナトリウ
ム等が好ましい。
を調製するには、被還元性有機銀塩とハロゲン化銀形成
成分からハロゲン化銀を生成する際に、イリジウムイオ
ン供給体を投入すればよい。イリジウムイオン供給体と
しては、例えば四塩化イリジウム、六塩化イリジウム
(IV)カリウム、六塩化イリジウム(IV)ナトリウ
ム等が好ましい。
【0079】ハロゲン化銀の結晶表面層にイリジウムイ
オンを含有させるには、ハロゲン化銀の生成を開始して
から暫く経過してからイリジウムイオン供給体を投入す
ればよい。例えば、ハロゲン化銀が所定量の90重量%
生成したところでイリジウムイオン供給体を投入し始め
ればよい。
オンを含有させるには、ハロゲン化銀の生成を開始して
から暫く経過してからイリジウムイオン供給体を投入す
ればよい。例えば、ハロゲン化銀が所定量の90重量%
生成したところでイリジウムイオン供給体を投入し始め
ればよい。
【0080】本発明で使用するハロゲン化銀の全てが、
イリジウムイオンを含有するものでもよいが、イリジウ
ムイオンを含有するハロゲン化銀とイリジウムイオンを
含有しないハロゲン化銀とを混合したものでもよい。
イリジウムイオンを含有するものでもよいが、イリジウ
ムイオンを含有するハロゲン化銀とイリジウムイオンを
含有しないハロゲン化銀とを混合したものでもよい。
【0081】イリジウムイオンの含有量は、感光性層に
含有する全ハロゲン化銀1モル当たり、1×10-8モル
〜1×10-4モル、さらには1×10-7モル〜1×10
-6モルの割合が好ましい。
含有する全ハロゲン化銀1モル当たり、1×10-8モル
〜1×10-4モル、さらには1×10-7モル〜1×10
-6モルの割合が好ましい。
【0082】本発明の熱現像性感光体には、さらに下記
一般式(IV)のシアニン色素を含有させてもよい。一
般式(IV)のシアニン色素を含有することにより、未
使用状態での保存性が向上するとともに、解像性も向上
する。
一般式(IV)のシアニン色素を含有させてもよい。一
般式(IV)のシアニン色素を含有することにより、未
使用状態での保存性が向上するとともに、解像性も向上
する。
【0083】
【化31】 (一般式(IV)中、r41、r42、r43、r44、r47、
r48、r49、r50は各々独立に、水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基またはアミ
ノ基であって、r41とr42、r42とr43、r43とr44、
r47とr48、r 48とr49、r49とr50のいずれかが結合
して環を形成していてもよい。r51、r 52、r53、
r54、r55は各々独立に、水素原子、アルキル基または
アリール基であり、r51とr53、r52とr54、r53とr
55が結合して環を形成しても良い。r 45およびr46は各
々独立にアルキル基またはアラルキル基である。Y3お
よびY4は酸素原子、イオウ原子、炭素原子または窒素
原子であり、炭素原子または窒素原子の場合には、水素
原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基のいずれ
かが結合している。A2 -はアニオンである。m4、n4は
0、1または2である。) A2 -としては、例えば、臭素、ヨウ素、塩素、過塩素
酸、テトラフルオロボレート、トルエンスルフォネー
ト、6フッ化ヒ素などが好ましい。Y3およびY4として
は、酸素原子あるいは窒素原子が好ましい。
r48、r49、r50は各々独立に、水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基またはアミ
ノ基であって、r41とr42、r42とr43、r43とr44、
r47とr48、r 48とr49、r49とr50のいずれかが結合
して環を形成していてもよい。r51、r 52、r53、
r54、r55は各々独立に、水素原子、アルキル基または
アリール基であり、r51とr53、r52とr54、r53とr
55が結合して環を形成しても良い。r 45およびr46は各
々独立にアルキル基またはアラルキル基である。Y3お
よびY4は酸素原子、イオウ原子、炭素原子または窒素
原子であり、炭素原子または窒素原子の場合には、水素
原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基のいずれ
かが結合している。A2 -はアニオンである。m4、n4は
0、1または2である。) A2 -としては、例えば、臭素、ヨウ素、塩素、過塩素
酸、テトラフルオロボレート、トルエンスルフォネー
ト、6フッ化ヒ素などが好ましい。Y3およびY4として
は、酸素原子あるいは窒素原子が好ましい。
【0084】r45、r46がカルボキシアルキル基、スル
フォン酸アルキル基などのアニオンを有するとき、A2 -
は存在しない場合もある。
フォン酸アルキル基などのアニオンを有するとき、A2 -
は存在しない場合もある。
【0085】m4、n4は、同時に0でないことが好まし
く、さらにはm4+n4が2であることが好ましい。
く、さらにはm4+n4が2であることが好ましい。
【0086】一般式(IV)で示すシアニン色素の好適
な例を以下に示す。
な例を以下に示す。
【0087】
【化32】
【0088】
【化33】
【0089】
【化34】
【0090】
【化35】
【0091】
【化36】
【0092】
【化37】
【0093】
【化38】
【0094】
【化39】
【0095】
【化40】 感光層には、これの皮膜性、分散性を改善する目的で適
宜バインダーを含有させることが好ましい。バインダー
の例としては、ニトロセルロース、リン酸セルロース、
硫酸セルロース、酢酸セルロース、プロピオン酸セルロ
ース、酪酸セルロース、ミリスチン酸セルロース、パル
ミチン酸セルロース、酢酸・プロピオン酸セルロース、
酢酸・酪酸セルロースなどのセルロースのエステル類;
メチルセルロース、エチルセルロース、プロピルセルロ
ース、ブチルセルロースなどのセルロースのエーテル
類;ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、
ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドンなどのビニル重
合物類;スチレン−ブタジエンコポリマー、スチレン−
アクリロニトリルコポリマー、スチレン−ブタジエン−
アクリロニトリルコポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニル
コポリマーなどの共重合物類;ポリメチルメタクリレー
ト、ポリメチルアクリレート、ポリブチルアクリレー
ト、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル
アミド、ポリアクリロニトリルなどのアクリル重合物
類;ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
類;ポリ(4,4−イソプロピリデン−ジフェニレン−
コ−1,4−シクロヘキシレンジメチレンカーボネー
ト)、ポリ(エチレンジオキシ−3,3’−フェニレン
チオカーボネート)、ポリ(4,4’−イソプロピリデ
ンジフェニレンカーボネート−コ−テレフタレート)、
ポリ(4,4’−イソプロピリデンジフェニレンカーボ
ネート)、ポリ(4,4’−sec−ブチリデンフェニ
レンカーボネート)、ポリ(4,4’−イソプロピリデ
ンジフェニレンカーボネート−ブロック−オキシエチレ
ン)などのポリアクリレート重合物類;ポリアミド類;
ポリイミド類;エポキシ重合物類;フェノール重合物
類;ポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレ
ンなどのポリオレフィン類;およびゼラチンなどの天然
あるいは合成の樹脂を挙げることができる。
宜バインダーを含有させることが好ましい。バインダー
の例としては、ニトロセルロース、リン酸セルロース、
硫酸セルロース、酢酸セルロース、プロピオン酸セルロ
ース、酪酸セルロース、ミリスチン酸セルロース、パル
ミチン酸セルロース、酢酸・プロピオン酸セルロース、
酢酸・酪酸セルロースなどのセルロースのエステル類;
メチルセルロース、エチルセルロース、プロピルセルロ
ース、ブチルセルロースなどのセルロースのエーテル
類;ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、
ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドンなどのビニル重
合物類;スチレン−ブタジエンコポリマー、スチレン−
アクリロニトリルコポリマー、スチレン−ブタジエン−
アクリロニトリルコポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニル
コポリマーなどの共重合物類;ポリメチルメタクリレー
ト、ポリメチルアクリレート、ポリブチルアクリレー
ト、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル
アミド、ポリアクリロニトリルなどのアクリル重合物
類;ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
類;ポリ(4,4−イソプロピリデン−ジフェニレン−
コ−1,4−シクロヘキシレンジメチレンカーボネー
ト)、ポリ(エチレンジオキシ−3,3’−フェニレン
チオカーボネート)、ポリ(4,4’−イソプロピリデ
ンジフェニレンカーボネート−コ−テレフタレート)、
ポリ(4,4’−イソプロピリデンジフェニレンカーボ
ネート)、ポリ(4,4’−sec−ブチリデンフェニ
レンカーボネート)、ポリ(4,4’−イソプロピリデ
ンジフェニレンカーボネート−ブロック−オキシエチレ
ン)などのポリアクリレート重合物類;ポリアミド類;
ポリイミド類;エポキシ重合物類;フェノール重合物
類;ポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレ
ンなどのポリオレフィン類;およびゼラチンなどの天然
あるいは合成の樹脂を挙げることができる。
【0096】特に、ポリビニルブチラールやポリビニル
ホルマールなどのようなポリビニルアセタール、あるい
は塩化ビニル酢酸ビニルコポリマーのようなビニルコポ
リマーが好ましい。
ホルマールなどのようなポリビニルアセタール、あるい
は塩化ビニル酢酸ビニルコポリマーのようなビニルコポ
リマーが好ましい。
【0097】本発明の熱現像性感光体には、さらに下記
一般式(V)または(VI)のチオール化合物を含有し
てもよい。本発明の熱現像性感光体には、一般式(V)
および(VI)の両方のチオール化合物を含有してもよ
い。一般式(V)または(VI)のチオール化合物を含
有することにより、感度および未使用状態での保存性が
向上する。さらに、熱現像時の温度管理が緩和される
(すなわち、熱現像ラチチュードが広がる)。
一般式(V)または(VI)のチオール化合物を含有し
てもよい。本発明の熱現像性感光体には、一般式(V)
および(VI)の両方のチオール化合物を含有してもよ
い。一般式(V)または(VI)のチオール化合物を含
有することにより、感度および未使用状態での保存性が
向上する。さらに、熱現像時の温度管理が緩和される
(すなわち、熱現像ラチチュードが広がる)。
【0098】
【化41】
【0099】
【化42】 (一般式(V)および(VI)中、R1〜R10は水素原
子、置換または未置換のアルキル基、置換または未置換
のアルコキシ基、カルボキシル基、置換または未置換の
アリール基、スルホン酸基、置換または未置換のアミノ
基、ニトロ基、ハロゲン原子、アミド基、アルケニル基
またはアルキニル基を表す。R1とR2、R2とR3、R3
とR4は、それぞれ縮合環を形成していても良い。X10
およびX11はそれぞれ独立に−O−、−N(R11)−、
または−S−を表わし、R11は水素、アルキル基または
アリール基を表わす。) 一般式(V)および(VI)で示すチオール化合物の好
適な例を以下に示す。
子、置換または未置換のアルキル基、置換または未置換
のアルコキシ基、カルボキシル基、置換または未置換の
アリール基、スルホン酸基、置換または未置換のアミノ
基、ニトロ基、ハロゲン原子、アミド基、アルケニル基
またはアルキニル基を表す。R1とR2、R2とR3、R3
とR4は、それぞれ縮合環を形成していても良い。X10
およびX11はそれぞれ独立に−O−、−N(R11)−、
または−S−を表わし、R11は水素、アルキル基または
アリール基を表わす。) 一般式(V)および(VI)で示すチオール化合物の好
適な例を以下に示す。
【0100】
【化43】
【0101】
【化44】
【0102】
【化45】
【0103】
【化46】
【0104】
【化47】
【0105】
【化48】
【0106】
【化49】
【0107】
【化50】
【0108】
【化51】
【0109】
【化52】
【0110】
【化53】
【0111】
【化54】
【0112】
【化55】
【0113】
【化56】 本発明の感光体には、必要に応じて色調剤を含有させる
ことができる。色調剤としては、例えば米国特許308
0254号明細書に記載のフタラジノンまたはその誘導
体、特開昭46−6074号公報に記載の環式イミド
類、特開昭50−32927号公報に記載のフタラジノ
ン化合物などを挙げることができる。
ことができる。色調剤としては、例えば米国特許308
0254号明細書に記載のフタラジノンまたはその誘導
体、特開昭46−6074号公報に記載の環式イミド
類、特開昭50−32927号公報に記載のフタラジノ
ン化合物などを挙げることができる。
【0114】本発明の感光体には、画像の色調性、画像
形成後の安定性を改善するために、必要に応じて有機酸
を含有させることができ、特に長鎖脂肪酸を単独あるい
は組合せて含有させるのが好ましい。
形成後の安定性を改善するために、必要に応じて有機酸
を含有させることができ、特に長鎖脂肪酸を単独あるい
は組合せて含有させるのが好ましい。
【0115】本発明の熱現像性感光体において、各成分
の好ましい配合比は以下の通りである。
の好ましい配合比は以下の通りである。
【0116】有機銀塩の含有量は、感光層に対して5〜
70重量%、さらに10〜60重量%、特に20〜50
重量%が好ましい。感光層が後述するように多層で構成
されている場合も、有機銀塩の含有量は感光層全層に対
して上記値である。
70重量%、さらに10〜60重量%、特に20〜50
重量%が好ましい。感光層が後述するように多層で構成
されている場合も、有機銀塩の含有量は感光層全層に対
して上記値である。
【0117】還元剤の含有量は、有機銀塩1モルに対し
て0.05〜3モル、さらには0.2〜2モルが好まし
い。
て0.05〜3モル、さらには0.2〜2モルが好まし
い。
【0118】また、有機銀塩1モルに対して、感光性ハ
ロゲン化銀を好ましくは、0.001モル〜2モル、よ
り好ましくは0.05モル〜1モル含有させるのが望ま
しい。また、本発明においては、ハロゲン化銀のかわり
にハロゲン化銀形成剤(例えば、テトラブチルアンモニ
ウムブロマイド、N−ブロモスクシンイミド、臭素、ヨ
ウ素などのハロゲン化合物)を用いてもよく、その場
合、ハロゲン化銀形成剤の含有量は、ハロゲン化銀の場
合と同様に考えることができる。
ロゲン化銀を好ましくは、0.001モル〜2モル、よ
り好ましくは0.05モル〜1モル含有させるのが望ま
しい。また、本発明においては、ハロゲン化銀のかわり
にハロゲン化銀形成剤(例えば、テトラブチルアンモニ
ウムブロマイド、N−ブロモスクシンイミド、臭素、ヨ
ウ素などのハロゲン化合物)を用いてもよく、その場
合、ハロゲン化銀形成剤の含有量は、ハロゲン化銀の場
合と同様に考えることができる。
【0119】一般式(I)〜(III)で示される増感
色素の含有量は、有機銀塩1モル当たり1×10-5〜1
×10-2モルの範囲、特に1×10-4〜1×10-3モル
の範囲が好ましい。
色素の含有量は、有機銀塩1モル当たり1×10-5〜1
×10-2モルの範囲、特に1×10-4〜1×10-3モル
の範囲が好ましい。
【0120】必要に応じて含有する一般式(IV)のシ
アニン色素の含有量も、有機銀塩1モル当たり1×10
-5〜1×10-2モル、特に1×10-4〜1×10-3モル
が好ましい。
アニン色素の含有量も、有機銀塩1モル当たり1×10
-5〜1×10-2モル、特に1×10-4〜1×10-3モル
が好ましい。
【0121】必要に応じて含有する一般式(V)または
(VI)で示されるチオール化合物の含有量は、一般式
(I)〜(III)で示される増感色素1モルに対し
て、1.0×10-1〜2.0×102モル、さらには
5.0×10-1〜1.0×102モル、特に1.0〜
8.0×10モルの範囲が好ましい。
(VI)で示されるチオール化合物の含有量は、一般式
(I)〜(III)で示される増感色素1モルに対し
て、1.0×10-1〜2.0×102モル、さらには
5.0×10-1〜1.0×102モル、特に1.0〜
8.0×10モルの範囲が好ましい。
【0122】必要に応じて含有するバインダーの含有量
は、有機銀塩1重量部に対して0.5〜10重量部、さ
らには0.5〜5重量部が好ましい。
は、有機銀塩1重量部に対して0.5〜10重量部、さ
らには0.5〜5重量部が好ましい。
【0123】必要に応じて含有する有機酸の含有量は、
有機銀塩に対して25モル%〜200モル%であり、特
に30モル%〜120モル%が好ましい。
有機銀塩に対して25モル%〜200モル%であり、特
に30モル%〜120モル%が好ましい。
【0124】必要に応じて含有する色調剤の含有量は、
有機銀塩1モルに対して0.01〜5モル、さらには
0.05〜2モル、特に0.08〜1モルが好ましい。
有機銀塩1モルに対して0.01〜5モル、さらには
0.05〜2モル、特に0.08〜1モルが好ましい。
【0125】さらに、本発明の感光体には、必要に応じ
て適当なカブリ防止剤を包含させることができる。カブ
リ防止剤としては、例えば特公昭47−11113号公
報に記載の水銀化合物、特公昭55−42375号公報
に記載の1,2,4−トリアゾール化合物、特開昭57
−30828号公報に記載のテトラゾール化合物、特開
昭57−138630号公報記載の安息香酸類、特開昭
57−147627号公報記載のスルホニルチオ基を有
する化合物および特開昭58−107534号公報に記
載の二塩基酸類などを挙げることができる。特に特開昭
58−107534号公報に記載されている二塩基酸類
が好ましい。
て適当なカブリ防止剤を包含させることができる。カブ
リ防止剤としては、例えば特公昭47−11113号公
報に記載の水銀化合物、特公昭55−42375号公報
に記載の1,2,4−トリアゾール化合物、特開昭57
−30828号公報に記載のテトラゾール化合物、特開
昭57−138630号公報記載の安息香酸類、特開昭
57−147627号公報記載のスルホニルチオ基を有
する化合物および特開昭58−107534号公報に記
載の二塩基酸類などを挙げることができる。特に特開昭
58−107534号公報に記載されている二塩基酸類
が好ましい。
【0126】本発明の感光体には、画像形成後の光など
による非画像部の着色を防止するために、必要に応じて
着色防止剤を含有させることができる。この着色防止剤
としては、例えば特開昭61−129642号公報に記
載された化合物が好ましい。
による非画像部の着色を防止するために、必要に応じて
着色防止剤を含有させることができる。この着色防止剤
としては、例えば特開昭61−129642号公報に記
載された化合物が好ましい。
【0127】本発明の感光体にはさらに、必要に応じて
現像促進剤を含有させることができる。好ましい現像促
進剤としては、例えば特公昭64−8809号公報に記
載の脂肪酸のアルカリ金属塩化合物を挙げることができ
る。
現像促進剤を含有させることができる。好ましい現像促
進剤としては、例えば特公昭64−8809号公報に記
載の脂肪酸のアルカリ金属塩化合物を挙げることができ
る。
【0128】本発明の感光体には、必要に応じて帯電防
止剤を含有させることができる。また、特開昭64−2
4245号公報に記載された含フッ素系界面活性剤とノ
ニオン界面活性剤とを併用して含有させることもでき
る。
止剤を含有させることができる。また、特開昭64−2
4245号公報に記載された含フッ素系界面活性剤とノ
ニオン界面活性剤とを併用して含有させることもでき
る。
【0129】本発明の感光体には、必要に応じて紫外線
吸収剤、ハレーション防止染料(層)、イラジエーショ
ン防止染料、マット剤、蛍光増白剤を含有させることも
できる。
吸収剤、ハレーション防止染料(層)、イラジエーショ
ン防止染料、マット剤、蛍光増白剤を含有させることも
できる。
【0130】本発明の熱現像性感光体は、適当な支持体
上に上記各種成分を含む感光層を、単層または多層で形
成して得ることができる。感光層を多層構造とする場
合、有機銀塩、ハロゲン化銀および一般式(I)〜(I
II)で示される増感色素を含有する層との多層とする
のがよい。必要に応じて含有する一般式(V)または
(VI)のチオール化合物は、増感色素を含有する層に
含める。
上に上記各種成分を含む感光層を、単層または多層で形
成して得ることができる。感光層を多層構造とする場
合、有機銀塩、ハロゲン化銀および一般式(I)〜(I
II)で示される増感色素を含有する層との多層とする
のがよい。必要に応じて含有する一般式(V)または
(VI)のチオール化合物は、増感色素を含有する層に
含める。
【0131】支持体としては、例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート、酢酸セルロースなどの合成樹脂フィルム、合
成紙、ポリエチレンなどの合成樹脂フィルムで被覆され
た紙、アート紙、写真用パライタ紙などの紙類、または
アルミニウムなどの金属板(箔)、金属蒸着膜を有する
合成樹脂フィルム、さらにはガラス板などを挙げること
ができる。
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート、酢酸セルロースなどの合成樹脂フィルム、合
成紙、ポリエチレンなどの合成樹脂フィルムで被覆され
た紙、アート紙、写真用パライタ紙などの紙類、または
アルミニウムなどの金属板(箔)、金属蒸着膜を有する
合成樹脂フィルム、さらにはガラス板などを挙げること
ができる。
【0132】また、熱現像感光体の透明度を上げ、画像
濃度を高くし、生保存性を改良し、場合によっては感光
体の耐熱性を高めるために、所望により感光層の上に保
護層を設けることができる。保護層の膜厚は1〜20μ
mが適当である。これより薄すぎると上記の効果がなく
なり、また厚すぎると特別な利点がなくただコストが高
くなるだけである。保護層に使用するポリマーとして
は、好ましくは耐熱性で、無色で、溶媒に溶け易いもの
が良く、例えばポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化
ビニルと酢酸ビニルの共重合体(好ましくは塩化ビニル
が50モル%以上)、ポリビニルブチラール、ポリスチ
レン、ポリメチルメタアクリレート、ベンジルセルロー
ス、エチルセルロース、セルロースアセテートブチレー
ト、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、ポリ塩化ビ
ニリデン、塩素化ポリプロピレン、ポリビニルピロリド
ン、セルロースプロピオネート、ポリビニルホルマー
ル、セルロースアセテートブチレート、ポリカーボネー
ト、セルロースアセテートプロピオネート、ゼラチン、
フタル化ゼラチンなどのゼラチン誘導体、アクリルアミ
ドポリマー、ポリイソブチレン、ブタジエン−スチレン
コポリマー(任意のモノマー比)、ポリビニルアルコー
ル等を挙げることができる。これらバインダーの他に保
護層中にコロイダルシリカを含有させても良い。
濃度を高くし、生保存性を改良し、場合によっては感光
体の耐熱性を高めるために、所望により感光層の上に保
護層を設けることができる。保護層の膜厚は1〜20μ
mが適当である。これより薄すぎると上記の効果がなく
なり、また厚すぎると特別な利点がなくただコストが高
くなるだけである。保護層に使用するポリマーとして
は、好ましくは耐熱性で、無色で、溶媒に溶け易いもの
が良く、例えばポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化
ビニルと酢酸ビニルの共重合体(好ましくは塩化ビニル
が50モル%以上)、ポリビニルブチラール、ポリスチ
レン、ポリメチルメタアクリレート、ベンジルセルロー
ス、エチルセルロース、セルロースアセテートブチレー
ト、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、ポリ塩化ビ
ニリデン、塩素化ポリプロピレン、ポリビニルピロリド
ン、セルロースプロピオネート、ポリビニルホルマー
ル、セルロースアセテートブチレート、ポリカーボネー
ト、セルロースアセテートプロピオネート、ゼラチン、
フタル化ゼラチンなどのゼラチン誘導体、アクリルアミ
ドポリマー、ポリイソブチレン、ブタジエン−スチレン
コポリマー(任意のモノマー比)、ポリビニルアルコー
ル等を挙げることができる。これらバインダーの他に保
護層中にコロイダルシリカを含有させても良い。
【0133】保護層に好ましいポリマーとしては、耐熱
性が115℃以上であり、屈折率が20℃で1.45以
上のものである。
性が115℃以上であり、屈折率が20℃で1.45以
上のものである。
【0134】本発明の熱現像性感光体において、感光
層、保護層などの各種機能を有する各層を各々別個に形
成する場合には、これらの各層は各種の塗布方法で塗布
することができる。各層を形成する方法には、例えば浸
漬法、エアーナイフ法、カーテン塗布法、および米国特
許第2,681,294号に記載のホッパーを用いる押
出し塗布法がある。所望により2層またはそれ以上の層
を同時に塗布することもできる。
層、保護層などの各種機能を有する各層を各々別個に形
成する場合には、これらの各層は各種の塗布方法で塗布
することができる。各層を形成する方法には、例えば浸
漬法、エアーナイフ法、カーテン塗布法、および米国特
許第2,681,294号に記載のホッパーを用いる押
出し塗布法がある。所望により2層またはそれ以上の層
を同時に塗布することもできる。
【0135】本発明の熱現像性感光体は、像露光および
加熱(熱現像)により、像露光された部分で有機銀塩と
還元剤とが酸化還元反応し、その反応によって生成され
る金属銀による黒化像を形成するものである。
加熱(熱現像)により、像露光された部分で有機銀塩と
還元剤とが酸化還元反応し、その反応によって生成され
る金属銀による黒化像を形成するものである。
【0136】本発明の熱現像性感光体は、上記の酸化還
元反応によって生成される酸化体(還元剤の酸化された
もの)の光吸収性を利用して、光吸収性の違いによるパ
ターンを形成することもできる。すなわち、酸化体の生
成した部分(像露光部分)では、特定波長の光が吸収さ
れ、酸化体の生成されなかった部分(像未露光部分)で
は光の吸収が少ないという光吸収性の違いによるパター
ンを形成することができる。
元反応によって生成される酸化体(還元剤の酸化された
もの)の光吸収性を利用して、光吸収性の違いによるパ
ターンを形成することもできる。すなわち、酸化体の生
成した部分(像露光部分)では、特定波長の光が吸収さ
れ、酸化体の生成されなかった部分(像未露光部分)で
は光の吸収が少ないという光吸収性の違いによるパター
ンを形成することができる。
【0137】上記の光吸収性の違いを利用して、本発明
の熱現像性感光体により、重合部分と未重合部分で構成
されるパターン(以下、重合・未重合パターンと言う)
を形成することもできる。すなわち、本発明による感光
層中に重合性ポリマー前駆体および光重合開始剤を含有
させ、像露光、熱現像および重合露光により重合・未重
合パターンを形成することができる。このように、重合
・未重合パターンが形成されるのは、像露光部分では銀
または熱現像時の酸化・還元反応によって生成される酸
化体による光吸収により、重合が進行せず、像未露光部
分では重合が進行するためである。
の熱現像性感光体により、重合部分と未重合部分で構成
されるパターン(以下、重合・未重合パターンと言う)
を形成することもできる。すなわち、本発明による感光
層中に重合性ポリマー前駆体および光重合開始剤を含有
させ、像露光、熱現像および重合露光により重合・未重
合パターンを形成することができる。このように、重合
・未重合パターンが形成されるのは、像露光部分では銀
または熱現像時の酸化・還元反応によって生成される酸
化体による光吸収により、重合が進行せず、像未露光部
分では重合が進行するためである。
【0138】重合性ポリマー前駆体および光重合開始剤
は、感光層中に含有されていてもよいが、感光層とは別
に、重合性ポリマー前駆体および光重合開始剤を含有す
る重合層を設けても良い。
は、感光層中に含有されていてもよいが、感光層とは別
に、重合性ポリマー前駆体および光重合開始剤を含有す
る重合層を設けても良い。
【0139】感光層と重合層とは支持体側から重合層、
感光層の順、または支持体側から感光層、重合層の順に
積層しても良いし、あるいは支持体を間に挟んで支持体
の片面に感光層を設け、他面に重合層を設けるようにし
ても良い。
感光層の順、または支持体側から感光層、重合層の順に
積層しても良いし、あるいは支持体を間に挟んで支持体
の片面に感光層を設け、他面に重合層を設けるようにし
ても良い。
【0140】本発明において、感光層の厚みは0.1μ
m〜50μm、さらには1μm〜30μm、特に2μm
〜20μmが好ましい。感光層を多層構造とする場合、
感光層を構成する各層の厚みは互いにほぼ等しくすると
よい。
m〜50μm、さらには1μm〜30μm、特に2μm
〜20μmが好ましい。感光層を多層構造とする場合、
感光層を構成する各層の厚みは互いにほぼ等しくすると
よい。
【0141】次に、本発明の感光体を用いて画像を形成
する方法について説明する。
する方法について説明する。
【0142】本発明の感光体は、先に説明した一般式
(I)〜(III)の増感色素を含有するので、良好な
感光性と熱現像性を示すとともに、赤色および近赤外域
に高い感度を有する。従って、本発明の感光体に対し
て、半導体レーザー光またはLED光、特に640nm
〜750nmの光で所望の像に応じた像露光を施すと、
銀核が発生してまず潜像が形成できる。さらに、これに
適当な加熱(熱現像)を施せば、酸化還元反応によって
像露光に応じた画像が現像できる。
(I)〜(III)の増感色素を含有するので、良好な
感光性と熱現像性を示すとともに、赤色および近赤外域
に高い感度を有する。従って、本発明の感光体に対し
て、半導体レーザー光またはLED光、特に640nm
〜750nmの光で所望の像に応じた像露光を施すと、
銀核が発生してまず潜像が形成できる。さらに、これに
適当な加熱(熱現像)を施せば、酸化還元反応によって
像露光に応じた画像が現像できる。
【0143】このようにして画像を形成する本発明の画
像形成方法は、その処理上の取扱いが簡易であり、機械
化に好都合であるだけでなく、半導体レーザーまたはL
ED光を用いることができるため、コンパクトかつ経済
的な方法である。本発明の感光体によれば、像露光スピ
ードが1×10-5sec/dot〜1×10-7sec/
dotと短時間であっても、相反則不軌の問題は発生し
ない。
像形成方法は、その処理上の取扱いが簡易であり、機械
化に好都合であるだけでなく、半導体レーザーまたはL
ED光を用いることができるため、コンパクトかつ経済
的な方法である。本発明の感光体によれば、像露光スピ
ードが1×10-5sec/dot〜1×10-7sec/
dotと短時間であっても、相反則不軌の問題は発生し
ない。
【0144】さらに、重合性ポリマー前駆体および光重
合開始剤を含有する本発明の熱現像性感光体では、上記
の像露光および熱現像後、熱現像性感光体の全面に感光
層側から重合露光を施すことにより、重合・未重合パタ
ーンを形成することができる。
合開始剤を含有する本発明の熱現像性感光体では、上記
の像露光および熱現像後、熱現像性感光体の全面に感光
層側から重合露光を施すことにより、重合・未重合パタ
ーンを形成することができる。
【0145】重合露光過程において用いる光源として
は、例えば太陽光、タングステンランプ、水銀灯、ハロ
ゲンランプ、キセノンランプ、蛍光灯、LED、レーザ
ー光線などを使用することができる。
は、例えば太陽光、タングステンランプ、水銀灯、ハロ
ゲンランプ、キセノンランプ、蛍光灯、LED、レーザ
ー光線などを使用することができる。
【0146】重合露光の光の波長は、像露光の光の波長
と同じであっても異なっていてもよい。なお、像露光の
場合と同一波長の光を用いても、通常感光性ハロゲン化
銀は光重合開始剤よりも十分に高い感光感度を有するの
で、上記像露光過程において光重合が起きない程度の強
度の光で潜像書込みが行なえる。例えば、像露光過程で
は、感光体の面上で概ね100μJ/cm2、好ましく
は30μJ/cm2、より好ましくは15μJ/cm2ま
での光で露光を行ない、重合露光過程では、感光体の面
上で概ね500mJ/cm2までの光で露光を行なうと
よい。重合露光を行なわない場合も、像露光過程は上記
条件で行なう。
と同じであっても異なっていてもよい。なお、像露光の
場合と同一波長の光を用いても、通常感光性ハロゲン化
銀は光重合開始剤よりも十分に高い感光感度を有するの
で、上記像露光過程において光重合が起きない程度の強
度の光で潜像書込みが行なえる。例えば、像露光過程で
は、感光体の面上で概ね100μJ/cm2、好ましく
は30μJ/cm2、より好ましくは15μJ/cm2ま
での光で露光を行ない、重合露光過程では、感光体の面
上で概ね500mJ/cm2までの光で露光を行なうと
よい。重合露光を行なわない場合も、像露光過程は上記
条件で行なう。
【0147】本発明の感光体を加熱現像する手段として
は各種あり、例えば感光体を簡単な加熱プレートなどと
接触せしめてもよいし、加熱したドラムに接触せしめて
もよく、場合によっては加熱された空間内を通過させて
もよい。また、高周波加熱やレーザービームにより加熱
してもよい。加熱温度は80℃〜160℃、さらには1
00℃〜160℃が適当であり、より好ましくは110
℃〜150℃である。加熱時間を延長あるいは短縮する
ことにより、上述の範囲内でより高いあるいはより低い
温度で用いることができる。現像時間は通常1〜60
秒、好ましくは3〜20秒である。
は各種あり、例えば感光体を簡単な加熱プレートなどと
接触せしめてもよいし、加熱したドラムに接触せしめて
もよく、場合によっては加熱された空間内を通過させて
もよい。また、高周波加熱やレーザービームにより加熱
してもよい。加熱温度は80℃〜160℃、さらには1
00℃〜160℃が適当であり、より好ましくは110
℃〜150℃である。加熱時間を延長あるいは短縮する
ことにより、上述の範囲内でより高いあるいはより低い
温度で用いることができる。現像時間は通常1〜60
秒、好ましくは3〜20秒である。
【0148】以上説明したように、本発明は赤色あるい
は近赤外領域に発振波長を有する半導体レーザーやLE
D等に対して優れた感度を有し、しかもレーザー等によ
る高照度短時間露光に対しても相反則不軌の問題がな
く、カブリのほとんどない、良好な画質の画像を与える
熱現像性感光体が得られる。また、本発明の熱現像性感
光体は、保存性に優れたものである。
は近赤外領域に発振波長を有する半導体レーザーやLE
D等に対して優れた感度を有し、しかもレーザー等によ
る高照度短時間露光に対しても相反則不軌の問題がな
く、カブリのほとんどない、良好な画質の画像を与える
熱現像性感光体が得られる。また、本発明の熱現像性感
光体は、保存性に優れたものである。
【0149】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
【0150】(実施例1)下記の組成よりなる感光性組
成物を安全光下で調製した。
成物を安全光下で調製した。
【0151】 ポリビニルブチラール 5.0g ベヘン酸銀 2.5g ベヘン酸 2.0g 臭化銀 0.2g フタラジノン 1.0g 2,2’−メチレンビス(6−t−ブチル−4−メチル
フェノール) 1.0g キシレン 30ml n−ブタノール 30ml 上記の臭化銀は結晶の面指数が{100}の立方晶であ
って、1辺の長さの平均が0.07μmの結晶であっ
た。
フェノール) 1.0g キシレン 30ml n−ブタノール 30ml 上記の臭化銀は結晶の面指数が{100}の立方晶であ
って、1辺の長さの平均が0.07μmの結晶であっ
た。
【0152】前記の増感色素(I−7)5mgをN,N
−ジメチルホルムアミド(DMF)5mlに溶解し、そ
の溶液を上記感光性組成物に添加した。
−ジメチルホルムアミド(DMF)5mlに溶解し、そ
の溶液を上記感光性組成物に添加した。
【0153】増感色素(I−7)を添加した上記感光性
組成物をポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム上に乾燥膜厚10μmとなるように塗布して感光層と
し、その上に保護層として乾燥膜厚2μmのポリビニル
アルコール層を塗布して本発明の熱現像性感光体を得
た。
組成物をポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ム上に乾燥膜厚10μmとなるように塗布して感光層と
し、その上に保護層として乾燥膜厚2μmのポリビニル
アルコール層を塗布して本発明の熱現像性感光体を得
た。
【0154】こうして得た熱現像性感光体について、感
光体作製直後の感度およびカブリ濃度と、未使用状態で
長期間保存した後の感度およびカブリ濃度を測定した。
保存の条件は、50℃、80%RHの環境下で72時間
とした。
光体作製直後の感度およびカブリ濃度と、未使用状態で
長期間保存した後の感度およびカブリ濃度を測定した。
保存の条件は、50℃、80%RHの環境下で72時間
とした。
【0155】感度およびカブリ濃度は、熱現像性感光体
に画像を形成し、形成された画像の透過光学濃度(O.
D.)を測定することにより求めた。
に画像を形成し、形成された画像の透過光学濃度(O.
D.)を測定することにより求めた。
【0156】すなわち本発明においては、像露光エネル
ギーが0.1μJ/cm2のときの透過光学濃度をカブ
リ濃度とした。また、カブリ濃度に0.5を加えた透過
光学濃度にするのに必要な像露光エネルギー値を感度と
した。従って、感度は像露光エネルギーに対する透過光
学濃度の特性曲線と、カブリ濃度とから求める。
ギーが0.1μJ/cm2のときの透過光学濃度をカブ
リ濃度とした。また、カブリ濃度に0.5を加えた透過
光学濃度にするのに必要な像露光エネルギー値を感度と
した。従って、感度は像露光エネルギーに対する透過光
学濃度の特性曲線と、カブリ濃度とから求める。
【0157】透過光学濃度の測定には、透過反射兼用色
濃度計NLM−STD−Tr(ナルミ商会製)を用い
た。
濃度計NLM−STD−Tr(ナルミ商会製)を用い
た。
【0158】画像形成は、熱現像性感光体を波長670
nmの半導体レーザーで像露光し、その後118℃に設
定した熱現像機内で10秒間熱現像して行った。半導体
レーザーのスポット径は20μm×40μmで、露光ス
ピードは1.67×10-7sec/dotとした。
nmの半導体レーザーで像露光し、その後118℃に設
定した熱現像機内で10秒間熱現像して行った。半導体
レーザーのスポット径は20μm×40μmで、露光ス
ピードは1.67×10-7sec/dotとした。
【0159】像露光エネルギーに対する透過光学濃度の
特性曲線は、像露光エネルギーを変えて画像形成を行
い、得られた画像の透過光学濃度を測定することにより
作成した。
特性曲線は、像露光エネルギーを変えて画像形成を行
い、得られた画像の透過光学濃度を測定することにより
作成した。
【0160】こうして求めた感度およびカブリ濃度を表
1に示した。
1に示した。
【0161】また、上記のようにして作製した熱現像性
感光体について、次のようにして解像度の評価を行っ
た。
感光体について、次のようにして解像度の評価を行っ
た。
【0162】まず、熱現像性感光体に対して、波長68
0nmの半導体レーザーにより、300dpi、600
dpiおよび900dpiの解像度で像露光し、その後
120℃に設定した熱現像機内で10秒間熱現像して画
像形成を行った。半導体レーザーのスポット径は20μ
m×40μmで、露光スピードは1.67×10-7se
c/dotとした。また、像露光のエネルギーは、感光
体表面で30μJ/cm2とした。
0nmの半導体レーザーにより、300dpi、600
dpiおよび900dpiの解像度で像露光し、その後
120℃に設定した熱現像機内で10秒間熱現像して画
像形成を行った。半導体レーザーのスポット径は20μ
m×40μmで、露光スピードは1.67×10-7se
c/dotとした。また、像露光のエネルギーは、感光
体表面で30μJ/cm2とした。
【0163】次に、こうして得た画像について、像露光
部の透過光学濃度と、像露光部と像露光部との間の未像
露光部の透過光学濃度を測定して画像の解像度を評価し
た。解像度評価における透過光学濃度の測定は、カール
ツワイス社製顕微分光光度計UMSPを用いて波長55
0nm±5nmの光で行った。解像度の測定結果を表2
に示した。
部の透過光学濃度と、像露光部と像露光部との間の未像
露光部の透過光学濃度を測定して画像の解像度を評価し
た。解像度評価における透過光学濃度の測定は、カール
ツワイス社製顕微分光光度計UMSPを用いて波長55
0nm±5nmの光で行った。解像度の測定結果を表2
に示した。
【0164】(実施例2)実施例1で用いた増感色素
(I−7)に代えて、前記の増感色素(II−2)を用
い、その他は実施例1と同様にして本発明の熱現像性感
光体を作製した。
(I−7)に代えて、前記の増感色素(II−2)を用
い、その他は実施例1と同様にして本発明の熱現像性感
光体を作製した。
【0165】この熱現像性感光体を用いて、実施例1と
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
【0166】(実施例3)実施例1で用いた増感色素
(I−7)に代えて、前記の増感色素(III−3)を
用い、その他は実施例1と同様にして本発明の熱現像性
感光体を作製した。
(I−7)に代えて、前記の増感色素(III−3)を
用い、その他は実施例1と同様にして本発明の熱現像性
感光体を作製した。
【0167】この熱現像性感光体を用いて、実施例1と
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
【0168】(比較例1〜3)実施例1で用いた増感色
素(I−7)に代えて、下記の増感色素(R−1)、
(R−2)あるいは(R−3)を用い、その他は実施例
1と同様にして3種類の熱現像性感光体を作製した。
素(I−7)に代えて、下記の増感色素(R−1)、
(R−2)あるいは(R−3)を用い、その他は実施例
1と同様にして3種類の熱現像性感光体を作製した。
【0169】これらの熱現像性感光体を用いて、実施例
1と同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定
結果を表1に示した。なお、用いた増感色素が(R−
1)の場合を比較例1、(R−2)の場合を比較例2、
(R−3)の場合を比較例3とする。
1と同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定
結果を表1に示した。なお、用いた増感色素が(R−
1)の場合を比較例1、(R−2)の場合を比較例2、
(R−3)の場合を比較例3とする。
【0170】
【化57】
【0171】
【化58】
【0172】
【化59】 (実施例4)下記の組成よりなる感光性組成物を安全光
下で調製した。
下で調製した。
【0173】 ポリビニルブチラール 3.0g ベヘン酸銀 2.5g ベヘン酸 1.5g 臭化銀 0.6g ホモフタル酸 0.6g フタラジノン 0.5g 2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェ
ノール) 2.6g キシレン 30ml n−ブタノール 40ml 上記の臭化銀は結晶の面指数{100}の立方晶であっ
て、1辺の長さの平均が0.06μmの結晶であった。
ノール) 2.6g キシレン 30ml n−ブタノール 40ml 上記の臭化銀は結晶の面指数{100}の立方晶であっ
て、1辺の長さの平均が0.06μmの結晶であった。
【0174】前記の増感色素(I−7)1.5mgおよ
びシアニン色素(IV−4)5mgをN,N−ジメチル
ホルムアミド(DMF)10mlに溶解し、その溶液を
上記感光性組成物に添加した。
びシアニン色素(IV−4)5mgをN,N−ジメチル
ホルムアミド(DMF)10mlに溶解し、その溶液を
上記感光性組成物に添加した。
【0175】増感色素(I−7)およびシアニン色素
(IV−4)を添加した上記感光性組成物をポリエチレ
ンテレフタレート(PET)フィルム上に乾燥膜厚10
μmとなるように塗布して感光層とし、その上に保護層
として乾燥膜厚2μmのポリビニルアルコール層を塗布
して本発明の熱現像性感光体を得た。
(IV−4)を添加した上記感光性組成物をポリエチレ
ンテレフタレート(PET)フィルム上に乾燥膜厚10
μmとなるように塗布して感光層とし、その上に保護層
として乾燥膜厚2μmのポリビニルアルコール層を塗布
して本発明の熱現像性感光体を得た。
【0176】この熱現像性感光体を用いて、実施例1と
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
【0177】(実施例5)実施例4で用いた増感色素
(I−7)に代えて、前記の増感色素(II−2)を用
い、その他は実施例4と同様にして本発明の熱現像性感
光体を作製した。
(I−7)に代えて、前記の増感色素(II−2)を用
い、その他は実施例4と同様にして本発明の熱現像性感
光体を作製した。
【0178】この熱現像性感光体を用いて、実施例1と
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
【0179】(実施例6)実施例4で用いた増感色素
(I−7)に代えて、前記の増感色素(III−3)を
用い、その他は実施例4と同様にして本発明の熱現像性
感光体を作製した。
(I−7)に代えて、前記の増感色素(III−3)を
用い、その他は実施例4と同様にして本発明の熱現像性
感光体を作製した。
【0180】この熱現像性感光体を用いて、実施例1と
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
同様にして感度およびカブリ濃度を測定した。測定結果
を表1に示した。また、この熱現像性感光体について実
施例1と同様にして解像度を測定した。測定結果を表2
に示した。
【0181】
【表1】
【0182】
【表2】 表1から明らかなように、本発明の熱現像性感光体は、
従来の熱現像性感光体に比べて感度が高く、かつカブリ
濃度が低い。
従来の熱現像性感光体に比べて感度が高く、かつカブリ
濃度が低い。
【0183】また、表2から明らかなように、シアニン
色素を併用すると解像性も向上する。
色素を併用すると解像性も向上する。
【0184】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明により、赤色
あるいは近赤外領域に発振波長を有する半導体レーザー
やLED等に感光するとともに、カブリがほとんどな
く、しかも保存性に優れた熱現像性感光体を得ることが
でき、その熱現像性感光体を用いて画像形成すること
で、高画質な画像を得ることができる。
あるいは近赤外領域に発振波長を有する半導体レーザー
やLED等に感光するとともに、カブリがほとんどな
く、しかも保存性に優れた熱現像性感光体を得ることが
でき、その熱現像性感光体を用いて画像形成すること
で、高画質な画像を得ることができる。
フロントページの続き (72)発明者 上野 和則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 本和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 加々美 憲二 神奈川県平塚市南原1丁目24番40号 オリ エンタル写真工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 雅雄 神奈川県平塚市南原1丁目24番40号 オリ エンタル写真工業株式会社内 (72)発明者 西野 勝也 神奈川県平塚市南原1丁目24番40号 オリ エンタル写真工業株式会社内
Claims (21)
- 【請求項1】 有機銀塩と、還元剤と、感光性ハロゲン
化銀および感光性ハロゲン化銀形成剤のうちのいずれか
とを少なくとも含有する感光層を、支持体上に有する熱
現像性感光体において、チアゾール核およびセレナゾー
ル核のうちのいずれかと、ヒダントイン核、チオヒダン
トイン核およびセレノヒダントイン核からなる群のうち
のいずれかとをメチン鎖を有する連結基で連結した構造
のメロシアニン色素を、前記感光層に含有したことを特
徴とする熱現像性感光体。 - 【請求項2】 前記チアゾール核が、芳香族チアゾール
核である請求項1記載の熱現像性感光体。 - 【請求項3】 前記芳香族チアゾール核が、ベンゾチア
ゾール核およびナフトチアゾール核のうちのいずれかで
ある請求項2記載の熱現像性感光体。 - 【請求項4】 前記セレナゾール核が、芳香族セレナゾ
ール核である請求項1記載の熱現像性感光体。 - 【請求項5】 前記芳香族セレナゾール核が、ベンゾセ
レナゾール核およびナフトセレナゾール核のうちのいず
れかである請求項4記載の熱現像性感光体。 - 【請求項6】 有機銀塩と、還元剤と、感光性ハロゲン
化銀および感光性ハロゲン化銀形成剤のうちのいずれか
とを少なくとも含有する感光層を、支持体上に有する熱
現像性感光体において、オキサゾール核、チアゾール核
およびセレナゾール核からなる群のうちのいずれかと、
4個の置換基を有するヒダントイニリデン−ヒダントイ
ン核、4個の置換基を有するヒダントイニリデン−チオ
ヒダントイン核、および4個の置換基を有するヒダント
イニリデン−セレノヒダントイン核からなる群のうちの
いずれかとを、メチン鎖を有する連結基で連結した構造
のメロシアニン色素を、前記感光層に含有したことを特
徴とする熱現像性感光体。 - 【請求項7】 前記オキサゾール核が、芳香族オキサゾ
ール核である請求項6記載の熱現像性感光体。 - 【請求項8】 前記芳香族オキサゾール核が、ベンゾオ
キサゾール核である請求項7記載の熱現像性感光体。 - 【請求項9】 前記チアゾール核が、芳香族チアゾール
核である請求項6記載の熱現像性感光体。 - 【請求項10】 前記芳香族チアゾール核が、ベンゾチ
アゾール核である請求項9記載の熱現像性感光体。 - 【請求項11】 前記セレナゾール核が、芳香族セレナ
ゾール核である請求項6記載の熱現像性感光体。 - 【請求項12】 前記芳香族セレナゾール核が、ベンゾ
セレナゾール核である請求項11記載の熱現像性感光
体。 - 【請求項13】 有機銀塩と、還元剤と、感光性ハロゲ
ン化銀および感光性ハロゲン化銀形成剤のうちのいずれ
かとを少なくとも含有する感光層を、支持体上に有する
熱現像性感光体において、両端にオキサゾール核および
チアゾール核のうちのいずれかを有し、両端の前記核の
間に、オキサゾリドン核、チアゾリドン核およびジヒド
ロイミダゾリドン核のうちから選ばれた1つの核を有す
る構造のメロシアニン色素を、前記感光層に含有したこ
とを特徴とする熱現像性感光体。 - 【請求項14】 前記オキサゾール核が、芳香族オキサ
ゾール核である請求項13記載の熱現像性感光体。 - 【請求項15】 前記芳香族オキサゾール核が、ベンゾ
オキサゾール核およびナフトオキサゾール核のうちのい
ずれかである請求項14記載の熱現像性感光体。 - 【請求項16】 前記チアゾール核が、芳香族チアゾー
ル核である請求項13記載の熱現像性感光体。 - 【請求項17】 前記芳香族チアゾール核が、ベンゾチ
アゾール核およびナフトチアゾール核のうちのいずれか
である請求項16記載の熱現像性感光体。 - 【請求項18】 前記核同士を連結する連結基が、メチ
ン鎖を有するものである請求項13記載の熱現像性感光
体。 - 【請求項19】 前記感光層に、下記一般式(IV)の
シアニン色素を含有する請求項1、6または13記載の
熱現像性感光体。 【化1】 (一般式(IV)中、r41、r42、r43、r44、r47、
r48、r49、r50は各々独立に、水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基またはアミ
ノ基であって、r41とr42、r42とr43、r43とr44、
r47とr48、r 48とr49、r49とr50のいずれかが結合
して環を形成していてもよい。r51、r 52、r53、
r54、r55は各々独立に、水素原子、アルキル基または
アリール基であり、r51とr53、r52とr54、r53とr
55が結合して環を形成しても良い。r 45およびr46は各
々独立にアルキル基またはアラルキル基である。Y3お
よびY4は酸素原子、イオウ原子、炭素原子または窒素
原子であり、炭素原子または窒素原子の場合には、水素
原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基のいずれ
かが結合している。A2 -はアニオンである。m4、n4は
0、1または2である。) - 【請求項20】 請求項1、6または13記載の熱現像
性感光体に像露光および加熱を行って画像を形成するこ
とを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項21】 前記像露光を、半導体レーザーおよび
LEDのうちのいずれかで行う請求項20記載の画像形
成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16405994A JPH07146537A (ja) | 1993-07-15 | 1994-07-15 | 熱現像性感光体およびその熱現像性感光体を用いた画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17558493 | 1993-07-15 | ||
| JP5-178221 | 1993-07-19 | ||
| JP17822193 | 1993-07-19 | ||
| JP24147893 | 1993-09-28 | ||
| JP5-241478 | 1993-09-28 | ||
| JP5-175584 | 1993-09-28 | ||
| JP16405994A JPH07146537A (ja) | 1993-07-15 | 1994-07-15 | 熱現像性感光体およびその熱現像性感光体を用いた画像形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07146537A true JPH07146537A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=27473904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16405994A Pending JPH07146537A (ja) | 1993-07-15 | 1994-07-15 | 熱現像性感光体およびその熱現像性感光体を用いた画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07146537A (ja) |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP16405994A patent/JPH07146537A/ja active Pending
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