JPH07151175A - 摩擦板の製造方法及び製造装置 - Google Patents

摩擦板の製造方法及び製造装置

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JPH07151175A
JPH07151175A JP29852293A JP29852293A JPH07151175A JP H07151175 A JPH07151175 A JP H07151175A JP 29852293 A JP29852293 A JP 29852293A JP 29852293 A JP29852293 A JP 29852293A JP H07151175 A JPH07151175 A JP H07151175A
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JP
Japan
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annular plate
plate
friction material
station
arm
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Application number
JP29852293A
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English (en)
Inventor
Yukio Iwata
幸雄 岩田
Shigenori Matsumoto
茂徳 松本
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Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生産効率を向上するとともに、装置全体の小型
化を可能とする摩擦板の製造方法及び製造装置を提供す
ること。 【構成】環状プレートを着脱可能に保持する少なくとも
3つのアーム11を所定間隔をおいて配置するインデッ
クスアーム部10と、環状プレートを各アーム11に着
脱する着脱部と、接着剤が塗布された環状プレートを加
熱する加熱部と、摩擦材シートをアーム11に保持され
た環状プレートの両面側方に送り出す送出装置と、摩擦
材シートを所定型のセグメントに切断するとともに切断
したセグメントをアーム11に保持された環状プレート
の両面に同時に圧着するハンマー部と、を備える摩擦板
の製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油中摩擦板の製造方法及
び製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、摩擦板の製造技術としては、特公
平4−68494号公報に記載されるものがある。
【0003】この公報には、接着材を塗布された接着面
を上方に向けて心板を位置決めする工程と、前記心板
の、円周上等分割された領域に存する複数枚の摩擦材セ
グメントに対応する幅を持った摩擦材テープを、前記心
板の上方に繰り出す工程と、前記摩擦材テープに多列抜
き加工を施して複数枚の摩擦材セグメントを得、それら
摩擦材セグメントを前記心板の前記接着面に押圧接着す
る工程と、次の摩擦材セグメント接着作業のために、前
記摩擦材テープを繰り出すと共に前記心板を回転する工
程と、を用いてクラッチ用摩擦板を製造する方法が記載
されている。
【0004】また、心板を、接着材を塗布された接着面
を上方に向け位置決めして、摩擦材セグメント接着毎に
間欠回転する支持台と、前記心板の、円周上等分割され
た領域に存する複数枚の前記摩擦材セグメントに対応す
る幅を持った摩擦材テープを前記支持台の上方に繰出す
繰出し部材と、前記摩擦材テープに多列抜き加工を施
し、得られた複数枚の前記摩擦材セグメントを前記心板
に押圧接着する昇降可能な押圧部材とを備えたクラッチ
用摩擦板の製造装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の方法及び装置では、摩擦材セグメントを心板に接着す
るには、心板の一方(上方)の面への接着を施した後、
心板を反転させて他方の面にセグメントを接着しなけれ
ばならない。このため、摩擦板の成形に時間がかかると
いう問題がある。また、心板を反転させる機構が必要と
なり、装置が大型化してしまう欠点がある。
【0006】本発明は前記事項に鑑みなされたものであ
り、生産効率を向上するとともに、装置全体の小型化を
可能とする摩擦板の製造方法及び製造装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状プレート
に摩擦材を接着して摩擦板を製造する方法において、
(イ)予め両面に接着剤を塗布した環状プレートを垂直
に位置決めする工程と、(ロ)環状プレートに塗布され
た接着剤を加熱軟化する工程と、(ハ)摩擦材シートを
環状プレートの両面側方に送り出す工程と、(ニ)環状
プレートの両面側方に送り出された各摩擦材シートを所
定型のセグメントに切断するとともに切断した各セグメ
ントを環状プレートの両面に同時に圧着する工程と、
(ホ)環状プレートを所定角度回転させるとともに新た
な摩擦材シートを送り出した後、前記(ニ)の工程を繰
り返す工程と、からなる摩擦板の製造方法とした。
【0008】また本発明は、環状プレートを着脱可能に
保持する少なくとも3つのアームを所定間隔をおいて配
置するインデックスアーム部と、環状プレートを前記各
アームに着脱する着脱部と、予め接着剤が塗布された環
状プレートを加熱して接着剤を軟化する加熱部と、摩擦
材シートを前記アームに保持された環状プレートの両面
側方に送り出す送出装置と、摩擦材シートを所定型のセ
グメントに切断するとともに切断したセグメントを前記
アームに保持された環状プレートの両面に同時に圧着す
るハンマー部と、を備える摩擦板の製造装置とした。
【0009】前記インデックスアーム部は、前記少なく
とも3つのアームを垂直円周上に配置し、これらのアー
ムを同一中心にて回転する駆動部を備え、前記駆動部が
前記少なくとも3つのアームを間欠回転することによ
り、環状プレートを着脱する第1ステーションと、環状
プレートを加熱する第2ステーションと、環状プレート
の両面側方にて摩擦材シートから所定型のセグメントを
切断するとともに環状プレートの両面に該セグメントを
同時に接着する第3ステーションとの各ステーション間
を、前記各アームが順次移動する摩擦板の製造装置とす
ることが好ましい。さらに、前記アームに保持された環
状プレートの内側に当接可能な、環状プレートの内径よ
り小径の駆動ピニオンを備え、この駆動ピニオンは、駆
動ピニオンの外周を環状プレートの内周に当接して回転
することにより、環状プレートを周方向に回転する摩擦
板の製造装置とすることができる。
【0010】
【作用】インデックスアーム部の一つのアームが、表裏
両面に塗布された接着剤を乾燥した状態の環状プレート
を装着する。前記アームに装着された環状プレートは、
加熱ステーションにて加熱されて接着剤が軟化する。そ
して、切断・接着ステーションにて環状プレートの両面
側方にそれぞれ送出されている摩擦材シートから切断さ
れたセグメントが、各々環状プレートの両面に同時に接
着される。さらに、環状プレートを所定角度回転させた
後、環状プレートの両面に同時にセグメントを接着する
動作を繰り返す。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図14に基づき説
明する。本実施例は、図11に示すような環状プレート
50の表裏両面に、図12に示すように摩擦材のセグメ
ント53を等間隔に接着して、油溝55を有する摩擦板
50aを製造するものである。
【0012】本実施例の摩擦板の製造装置は、4枚の環
状プレート50を保持するインデックスアーム部10
と、環状プレート50を加熱する加熱部30と、摩擦材
シート80をインデックスアーム部10に保持された環
状プレート50の両面側方に送り出す送出装置83とを
備える。
【0013】前記環状プレート50は、図11に示すよ
うに環状の心金として形成されており、内周の全周に亘
っては凹凸51が設けられている。前記インデックスア
ーム部10は、4本のアーム11を有している。この4
本のアーム11はそれぞれ隣接するアーム11と等間隔
をおいて配置されており、同一中心である駆動軸3を中
心にして、図1中、時計廻りに回転するようになってい
る。
【0014】前記インデーックスアーム部10は、自身
が回転することによって各アーム11が移動する経路
に、4つのステーションを有している。すなわち、第1
ステーションは環状プレート50をアーム11に着脱す
る着脱ステーションAであり、第2ステーションは環状
プレート50を加熱する加熱ステーションBである。ま
た、第3ステーションは摩擦材をセグメントに切断する
とともに環状プレート50の両面に同時に接着する切断
・接着ステーションCであり、第4ステーションは摩擦
材を接着した環状プレート50が第1ステーションへの
移動を待機する待機ステーションDである。
【0015】インデックスアーム部10の基点位置にお
いては、アーム11aが着脱ステーションAに位置し、
アーム11bが加熱ステーションBに位置し、アーム1
1cが切断・接着ステーションCに位置し、そして、ア
ーム11dが待機ステーションDに位置するようになっ
ている。
【0016】前記4つのアーム11は、図6及び図7に
示すように、円形の枠体12を有している。この枠体1
2の外周付近の一面には段部12aが形成してあり、環
状プレート50の内周部分が前記段部12aに嵌合でき
るようになっている。なお、枠体12の段部12a側の
面には、マグネットが取り付けられており、このマグネ
ットの磁力により環状プレート50を吸着保持するよう
になっている。
【0017】前記着脱ステーションAの近傍には、アー
ム11に環状プレート50を着脱するための反転フレー
ム40が設けられている。この反転フレーム40は、図
7に示すように支持具13,14を有しており、支持具
13は環状プレート50を支持具14側へ付勢するスプ
リング機構13aを備えている。そして、この反転フレ
ーム40は、図4に示すように、支点41を中心にして
ほぼ90度回動可能に形成されている。また、反転フレ
ーム40が水平に位置する状態において、反転フレーム
40の下方には、上下動自在の押上シリンダー47が設
けられている。
【0018】図4において、アーム11の左方には複数
の環状プレート50を積載収容しているマガジン43が
設けられている。このマガジン43の下方には、マガジ
ン43に収容された環状プレート50を一枚ずつ摺り切
る摺動プレート45が備えられている。前記摺動プレー
ト45は、図5に示すように先端に凹部45aが形成さ
れている。さらに、摺動プレート45上には、環状プレ
ート50が載った際に環状プレート50の外周部に当接
するロケットピン45c,45cが出没自在に形成され
ている。また、前記摺動プレート45の先端部は段部4
5dが設けられることにより、先端部と中央部とに段差
が形成されている。
【0019】前記加熱ステーションBの近傍には、加熱
ステーションBに位置するアーム11を覆うフード73
(加熱部30)が設けられている。このフード73は、
図2及び図14に示すうに、固定された第1フード73
aと、この第1フード73aに当接・離反してフードを
開閉する第2フード73bとから構成されている。前記
フード73は、図14に示すように、温風発生機70か
らの温風にて環状プレート50の両面を効率良く加熱で
きるようになっている。なお、温風発生機70からの温
風は二股に分岐する供給ブラケット71aを介して、前
記第1フード73a側と第2フード73b側の双方から
フード73内に送り込まれるようになっている。また、
環状プレート50を加熱した温風は、第1フード73a
側と第2フード73b側の左右から排出ブラケット71
bを介して集められ、温風発生機70に循環され、温風
生成の効率を上げるように構成されている。
【0020】前記切断・接着ステーションCの近傍に
は、アーム11に保持された環状プレート50を回転さ
せる駆動ピニオン16と、アーム11に保持された環状
プレート50の両面側方に摩擦材シート80a,80b
を送り出す送出装置83と、この摩擦材シート80a,
80bを所定型のセグメントに打ち抜いて切断するとと
もに、切断したセグメントを環状プレート50に圧着す
るハンマー部90とが備えられている。
【0021】前記駆動ピニオン16は、サーボモータに
より回転自在になっている。駆動ピニオン16の外周に
は、図6に示すように環状プレート50の内周の凹凸5
1と対応する凹凸16aが形成されている。また、この
駆動ピニオン16の先端側の凹凸16aの部分は面取り
されている。そして、環状プレート50がアーム11の
枠体12に装着された状態で、駆動ピニオン16の凹凸
16aと環状プレート50の凹凸51が噛合し、駆動ピ
ニオン16の回転に伴って環状プレート50も回転する
ようになっている。なお、前記駆動ピニオン16の直径
は、環状プレート50の内径よりも径小に形成されてい
るため、両者の中心点は異なった位置となる。このた
め、枠体12内には空間が形成され、駆動ピニオン16
とハンマー部90とは接触しないこととなる。
【0022】前記送出装置83は、図8に示すように、
サーボモータにより回転駆動する駆動プーリ84と、二
つの案内プーリ85a,85bによって構成されてい
る。そして、前記駆動プーリ84の駆動力は、無端ベル
ト86を介して案内プーリ85a,85bに伝達され、
両案内プーリ85a,85bを回転するようになってい
る。前記案内プーリ85aと案内プーリ85bとは前記
摩擦材シート80を挟んで密接しており、駆動プーリ8
4が図8中、反時計廻りに回転することにより、前記摩
擦材シート80を左方(アーム11方向)に送り出すよ
うになっている。また、摩擦材シート80は送出装置8
3に至るまでは2枚の摩擦材シートが一体に送り込ま
れ、案内プーリ85a,85bを通過した時点で摩擦材
シート80a,80bに分かれて、一方が環状プレート
50の表面側に、他方が環状プレート50の裏面側に送
出されることとなる。なお、案内プーリ85bはスライ
ドして無端ベルト86から離反できるように構成されて
おり、無端ベルト86の調節が容易に行えるようになっ
ている。
【0023】前記ハンマー部90は、図9に示すよう
に、左右一対のハンマー91,91を有している。この
ハンマー91は、肩部92と腕部93とから構成されて
おり、肩部92の先端と腕部93の基端とは第1軸部9
4によって連結されている。また、肩部92の基端は第
2軸部95によって座部98と連結されており、腕部9
3は中央部で第3軸部96により基台100に連結され
ている。前記腕部93の先端部内面には突部97が設け
られている。前記座部98は、ハンマー部シリンダ99
によって作動されるロッド99aと一体に上下動するよ
うになっている。なお、ハンマー91は、その作動によ
り、摩擦材シート80を図12,図13に示すような形
のセグメント53に型抜き切断できるようになってい
る。
【0024】図10において、ハンマー部90の左方
(摩擦材シート80の送出方向)には、ハンマー91に
て摩擦材シート80をセグメントに打ち抜き切断した後
の、摩擦材シート80の残材を切り落とす丸ポンチ10
3が設けられている。この丸ポンチ103は、図13に
示すように、摩擦材シート80の上下端部を丸型Gに切
断することにより、摩擦材シート80の残材を除去でき
るようになっている。丸ポンチ103の下方には、図1
に示すようにシュート25が設けられており、このシュ
ート25のさらに下方には、残材を集積するダストボッ
クス27が設置されている。
【0025】本実施例の動作を説明する。まず準備段階
として、図示しない接着剤塗布・乾燥装置により、環状
プレート50の表裏両面は、接着剤を塗布した後に乾燥
した状態となる。そして、接着剤塗布済みの環状プレー
ト50が、マガジン43内に積層される。また、2枚の
摩擦材シート80a,80bを重ねた摩擦材シート80
が送出装置83にセットされる。
【0026】ここで、制御盤29の操作により、装置全
体が起動する。図4及び図5に示す着脱ステーションA
において、摺動プレート45がロケットピン45c,4
5cを突出した状態で図4中、右方へ移動して環状プレ
ート50を一枚摺り切る。この移動の際に、環状プレー
ト50はスプリング13aに抗して支持具13,14内
に押し込まれ、反転フレーム40に装着される。次に、
押上シリンダー47が上昇し、反転フレーム40を環状
プレート50とともに数センチメートル程度押し上げ
る。反転フレーム40が少許押し上げられた状態におい
て、摺動プレート45がロケットピン45c,45cを
下降させた後、左方へ復動する。次に、反転フレーム4
0は、図示しない反転フレーム40の駆動装置により、
環状プレート50を保持しながら支点41を中心に90
度上方へ回動する。反転フレーム40に保持された環状
プレート50はアーム11aの枠体12に接触し、環状
プレート50の内周部が枠体12の段部12aに当接嵌
合する。この際、環状プレート50は枠体12に取り付
けられたマグネットに吸着固定される。
【0027】次に、インデックスアーム部10の駆動軸
3が所定角度(ここでは90度)回転することにより、
環状プレート50を装着したアーム11aは、反転フレ
ーム40の支持具13,14から環状プレート50をス
プリング13aに抗して引出しながら回転し、加熱ステ
ーションBにて停止する。加熱ステーションBでは、図
14に示すごとく、環状プレート50を保持した枠体1
2を覆うように第2フード73bが進出して第1フード
73aと当接し、アーム11aの枠体12付近の空間を
密閉する。そして、温風発生機70からの温風がフード
73内に送り込まれ、環状プレート50の両面で乾燥し
ていた接着剤は、この温風により軟化される。なお、フ
ード73内に送り込まれる温風は、温風発生機70に循
環されて効率良く加熱がなされる。
【0028】次に、第2フード73bが退避してフード
73が開放された状態で、再びインデックスアーム部1
0の駆動軸3が90度回転し、アーム11aは切断・接
着ステーションCにて停止する。図6に示す切断・接着
ステーションC部では、駆動ピニオン16が進出し、枠
体12内の孔部を貫通して駆動ピニオン16の先端がガ
イド部(図示せず)に嵌合して固定される。前記駆動ピ
ニオン16の進出に伴い、駆動ピニオン16の凹凸16
aと環状プレート50の凹凸51とが噛合する。なお、
駆動ピニオン16の先端側の凹凸16aの部分は面取り
されているため、前記凹凸16aと凹凸51との噛合は
容易に行われる。また、駆動ピニオン16を少許回転さ
せながら進出させ、凹凸16aと凹凸51との噛合を確
実に行うようにしてもよい。
【0029】そして、ハンマー部90のハンマー部シリ
ンダ99が作動し、ロッド99aと共に座部98が下降
し、一対のハンマー91,91の先端(下端)を内方に
移動させる。このとき、突部97,97が摩擦材シート
80a,80bを図12に示す形のセグメント53に切
断するとともに、切断したセグメント53を、軟化して
いる接着剤が付着する環状プレート50の両面に同時に
圧着する。
【0030】ここで、前記駆動ピニオン16が所定角度
回転し、枠体12に保持されている環状プレート50を
回転させる。環状プレート50の回転は、セグメント5
3の大きさと、環状プレート50にセグメント53を接
着した際に形成される油溝55の幅とにより決定され
る。例えば、環状プレート50の表面にセグメント53
を等間隔に8枚貼着する場合は、環状プレート50を4
5度回転させるように駆動ピニオン16が回転すること
となる。また、セグメントを6枚貼着する場合には、環
状プレート50の一回当りの回転角度は60度となる。
以上のように環状プレート50を所定角度回転させると
ともに、駆動プーリ84を駆動して摩擦材シート80を
所定距離送り出す。そして、再びハンマー91,91に
て摩擦材シート80a,80bのセグメントとしての切
断を行うとともに、切断したセグメント53を環状プレ
ート50の両面に同時に圧着する。このようにセグメン
ト53の切断・圧着を繰り返し(環状プレート50の表
面に圧着するセグメントの数と同回数)行うことによ
り、環状プレート50の全周に亘ってセグメント53が
圧着されることとなる。なお、セグメントの切断・圧着
に伴う摩擦材シート80の送り出しの度に、丸ポンチ1
03によって摩擦材シート80a,80bの残材は切断
され、図1に示すシュート25を経てダストボックス2
7に集積される。
【0031】次に、インデックスアーム部10は駆動軸
3を中心に90度回転し、アーム11aは待機ステーシ
ョンDにて停止する。この待機ステーションDでは、次
の着脱ステーションAへの移動を待機する。
【0032】インデックスアーム部10がさらに90度
回転すると、アーム11aは着脱ステーションAにて停
止する。この待機ステーションDから着脱ステーション
Aへの移動の際に、完成品の環状プレート50aは、加
熱ステーションBに移動した環状プレート50を取り外
した直後の反転フレーム40に装着されることとなる。
すなわち、完成品の環状プレート50aは、スプリング
13aに抗して支持具13,14に押し込まれる。そし
て、反転フレーム40が90度下方へ回動することによ
り、アーム11aから完成品の環状プレート50aが取
り外される。次に摺動プレート45が摺動し、先端の凹
部45aにて完成品の環状プレート50aを反転フレー
ム40から図4及び図5中、右方へ押し出す。押し出さ
れた環状プレート50aは、ベルトコンベア8によって
次工程へと送られる。
【0033】なお、この摺動プレート45による押し出
しと同時に、新たな環状プレート50がマガジン43か
ら反転フレーム40に移動される。以上、アーム11a
を中心に本実施例の動作を説明したが、その他のアーム
11b,11c,11dでも、同様の動作が行われる。
また、アーム11a,11b,11c,11dは、前述
の着脱、加熱、切断・接着、待機の4ステーションを順
次間欠移動するため、それぞれのステーションでの工程
が別々のアーム11に対して同時に行われることとな
る。
【0034】このように本実施例によれば、間隔をおい
て複数の環状プレートを垂直に保持しつつ回転するイン
デックスアーム部を備えたため、環状プレートの着脱及
び加熱、また摩擦材の切断・接着の作業を同一の設備に
より効率良く行うことが可能となった。
【0035】また、摩擦材シートからのセグメントの切
断と環状プレートへの接着は、環状プレートの表裏両面
に対して同時に精度良く行えるようになった。さらに、
環状プレートへ接着剤を予め塗布して乾燥させ、セグメ
ントの接着直前に乾燥した接着剤を加熱軟化させるよう
にしたので、装置内で接着剤を塗布する工程を省くこと
が可能となった。
【0036】また、環状プレートの中心位置と駆動ピニ
オンの中心位置をずらしてあるため、駆動ピニオンとセ
グメントの接着機構とが接触することもない。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、生産効率を向上すると
ともに、装置全体の小型化を可能とする摩擦板の製造方
法及び製造装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す摩擦板の製造装置の正面
【図2】実施例の摩擦板の製造装置の平面図
【図3】実施例の摩擦板の製造装置の側面図
【図4】実施例の着脱ステーション部の側面図
【図5】実施例の着脱ステーション部の平面図
【図6】実施例のインデックスアーム部の正面図
【図7】実施例のインデックスアーム部の要部の正面図
【図8】実施例の切断・接着ステーション部の送出装置
の平面図
【図9】実施例の切断・接着ステーション部のハンマー
部の正面図
【図10】実施例の切断・接着ステーション部のハンマ
ー部の平面図
【図11】実施例のセグメントを接着する前の環状プレ
ートの平面図
【図12】実施例のセグメントを接着した後の環状プレ
ートの平面図
【図13】実施例の摩擦材シートにおける切断工程を説
明するための図
【図14】実施例の加熱ステーション部の側面図
【符号の説明】
3・・駆動軸 10・・インデックスアーム部 11,11a,11b,11c,11d・・アーム 12・・枠体 13・・支持具 13a・・スプリング 16・・駆動ピニオン 16a・・(駆動ピニオンの)凹凸 25・・シュート 27・・ダストボックス 30・・加熱部 40・・反転フレーム 41・・支点 43・・マガジン 45・・摺動プレート 45a・・凹部 45c・・ロケットピン 45d・・段部 47・・押上シリンダー 50・・環状プレート 51・・(環状プレートの)凹凸 70・・温風発生機 71a・・供給ブラケット 71b・・排出ブラケット 73・・フード 80,80a,80b・・摩擦材シート 83・・送出装置 84・・駆動プーリ 85a,85b・・案内プーリ 86・・無端ベルト 90・・ハンマー部 91・・ハンマー 92・・肩部 93・・腕部 94・・第1軸部 95・・第2軸部 96・・第3軸部 97・・突部 99・・ハンマー部シリンダ 99a・・ロッド 100・・基台 103・・丸ポンチ A・・着脱ステーション(第1ステーション) B・・加熱ステーション(第2ステーション) C・・切断・接着ステーション(第3ステーション) D・・待機ステーション(第4ステーション)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状プレートに摩擦材を接着して摩擦板
    を製造する方法において、 (イ)予め両面に接着剤を塗布した環状プレートを垂直
    に位置決めする工程と、 (ロ)環状プレートに塗布された接着剤を加熱軟化する
    工程と、 (ハ)摩擦材シートを環状プレートの両面側方に送り出
    す工程と、 (ニ)環状プレートの両面側方に送り出された各摩擦材
    シートを所定型のセグメントに切断するとともに切断し
    た各セグメントを環状プレートの両面に同時に圧着する
    工程と、 (ホ)環状プレートを所定角度回転させるとともに新た
    な摩擦材シートを送り出した後、前記(ニ)の工程を繰
    り返す工程と、からなる摩擦板の製造方法。
  2. 【請求項2】 環状プレートを着脱可能に保持する少な
    くとも3つのアームを所定間隔をおいて配置するインデ
    ックスアーム部と、 環状プレートを前記各アームに着脱する着脱部と、 予め接着剤が塗布された環状プレートを加熱して接着剤
    を軟化する加熱部と、 摩擦材シートを前記アームに保持された環状プレートの
    両面側方に送り出す送出装置と、 摩擦材シートを所定型のセグメントに切断するとともに
    切断したセグメントを前記アームに保持された環状プレ
    ートの両面に同時に圧着するハンマー部と、を備えるこ
    とを特徴とする摩擦板の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記インデックスアーム部は、前記少な
    くとも3つのアームを垂直円周上に配置し、これらのア
    ームを同一中心にて回転する駆動部を備え、 前記駆動部が前記少なくとも3つのアームを間欠回転す
    ることにより、環状プレートを着脱する第1ステーショ
    ンと、環状プレートを加熱する第2ステーションと、環
    状プレートの両面側方にて摩擦材シートから所定型のセ
    グメントを切断するとともに環状プレートの両面に該セ
    グメントを同時に接着する第3ステーションとの各ステ
    ーション間を、前記各アームが順次移動することを特徴
    とする請求項2記載の摩擦板の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記アームに保持された環状プレートの
    内側に当接可能な、環状プレートの内径より小径の駆動
    ピニオンを備え、 この駆動ピニオンは、駆動ピニオンの外周を環状プレー
    トの内周に当接して回転することにより、環状プレート
    を周方向に回転することを特徴とする請求項2記載の摩
    擦板の製造装置。
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