JPH07174391A - 除湿装置 - Google Patents
除湿装置Info
- Publication number
- JPH07174391A JPH07174391A JP5320502A JP32050293A JPH07174391A JP H07174391 A JPH07174391 A JP H07174391A JP 5320502 A JP5320502 A JP 5320502A JP 32050293 A JP32050293 A JP 32050293A JP H07174391 A JPH07174391 A JP H07174391A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- regeneration
- output level
- temperature
- heater
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シリカゲル等からなる通風性吸湿材再生時にお
ける安全性を向上させつつ、より効果的な再生を行う。 【構成】吸気口部1と排気口部2とを有するケーシング
3の内部通気路にファン4、高発熱ヒータ5及び通風性
吸湿材6を吸気口部側から排気口部側にかけて順次配設
した除湿装置であって、この除湿装置には、さらに、排
気口部2に配置され、再生時の排気温度を検知する温度
検知素子8と、前記高発熱ヒータ5の入切を行うスイッ
チと、このスイッチの入切を制御する制御手段と、前記
温度検知素子8の出力信号を処理し、その出力レベルを
検出した後にこれに基づいて前記制御手段にスイッチの
入切の制御を指示する処理手段とを備える。
ける安全性を向上させつつ、より効果的な再生を行う。 【構成】吸気口部1と排気口部2とを有するケーシング
3の内部通気路にファン4、高発熱ヒータ5及び通風性
吸湿材6を吸気口部側から排気口部側にかけて順次配設
した除湿装置であって、この除湿装置には、さらに、排
気口部2に配置され、再生時の排気温度を検知する温度
検知素子8と、前記高発熱ヒータ5の入切を行うスイッ
チと、このスイッチの入切を制御する制御手段と、前記
温度検知素子8の出力信号を処理し、その出力レベルを
検出した後にこれに基づいて前記制御手段にスイッチの
入切の制御を指示する処理手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、除湿装置に関するも
のである。さらに詳しくは、この発明は、シリカゲル等
からなる通風性吸湿材再生時における安全性を向上させ
つつ、より効果的な再生を行うことのできる除湿装置に
関するものである。
のである。さらに詳しくは、この発明は、シリカゲル等
からなる通風性吸湿材再生時における安全性を向上させ
つつ、より効果的な再生を行うことのできる除湿装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気中の水分を吸湿し、適度
な湿度に調節する装置として、調湿器等の各種の除湿装
置が知られており、たとえば図6に示した除湿装置が提
供されている。この図6に例示した除湿装置において
は、吸気口部(ア)と排気口部(イ)を左右両端部にそ
れぞれ有するケーシング(ウ)の内部通気路に、ファン
(エ)、ヒータ(オ)及びたとえばハニカム状に成形し
たシリカゲル等の通風性を有する吸湿材(カ)を、前記
の吸気口部(ア)側から排気口部(イ)側にかけて順次
配設している。
な湿度に調節する装置として、調湿器等の各種の除湿装
置が知られており、たとえば図6に示した除湿装置が提
供されている。この図6に例示した除湿装置において
は、吸気口部(ア)と排気口部(イ)を左右両端部にそ
れぞれ有するケーシング(ウ)の内部通気路に、ファン
(エ)、ヒータ(オ)及びたとえばハニカム状に成形し
たシリカゲル等の通風性を有する吸湿材(カ)を、前記
の吸気口部(ア)側から排気口部(イ)側にかけて順次
配設している。
【0003】ファン(エ)を駆動させ、収納庫等の庫内
の空気を吸気口部(ア)からケーシング(ウ)の内部通
気路に取り入れ、吸湿材(カ)を通過させることによ
り、空気中の水分を除湿し、適度な湿度として排気口部
(イ)より庫内へと排出することができる。ヒータ
(オ)は、主に、水分を吸着した吸湿材(カ)を再生す
るために使用されるものである。すなわち、ファン
(エ)を駆動させ、吸気口部(ア)から取り入れた収納
庫等の庫外の空気をヒータ(オ)で加熱し、温風とした
後に通風性吸湿材(カ)に当て、吸着した水分を放出さ
せて初期状態に戻し、再生することができるのである。
の空気を吸気口部(ア)からケーシング(ウ)の内部通
気路に取り入れ、吸湿材(カ)を通過させることによ
り、空気中の水分を除湿し、適度な湿度として排気口部
(イ)より庫内へと排出することができる。ヒータ
(オ)は、主に、水分を吸着した吸湿材(カ)を再生す
るために使用されるものである。すなわち、ファン
(エ)を駆動させ、吸気口部(ア)から取り入れた収納
庫等の庫外の空気をヒータ(オ)で加熱し、温風とした
後に通風性吸湿材(カ)に当て、吸着した水分を放出さ
せて初期状態に戻し、再生することができるのである。
【0004】なお、図6図中に示した(ク)は、ファン
(エ)及びヒータ(オ)の動作とその制御を行う電源
部、制御部等を備えた回路部である。
(エ)及びヒータ(オ)の動作とその制御を行う電源
部、制御部等を備えた回路部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば図6に示した従来の除湿装置については、ハニカム状
シリカゲル等の通風性吸湿材(カ)の再生に関して解決
しなければならない課題が残されているのが実情であっ
た。すなわち、通風性吸湿材(カ)の再生効率を高める
ことを重要視するあまり、排気温度を考慮せずたとえば
10分程度十分に時間をかけて再生を行うと、排気温度
は80℃以上に高くなってしまう。除湿装置に使用され
ている接着剤の耐熱温度はおよそ60℃であり、また、
木の発火温度は約90℃であるから、そのような再生に
は発火や装置故障などの危険がある。また、人体にも熱
さを感じさせてしまうことになる。さらに、吸湿材
(カ)にハニカム状のシリカゲルを使用した場合には、
再生に伴いこのシリカゲル自体も温度上昇し、ハニカム
形状維持のために使用されているバインダーがその温度
上昇により飛散しやすくなり、シリカゲルの形状を維持
することが難しくなる。
ば図6に示した従来の除湿装置については、ハニカム状
シリカゲル等の通風性吸湿材(カ)の再生に関して解決
しなければならない課題が残されているのが実情であっ
た。すなわち、通風性吸湿材(カ)の再生効率を高める
ことを重要視するあまり、排気温度を考慮せずたとえば
10分程度十分に時間をかけて再生を行うと、排気温度
は80℃以上に高くなってしまう。除湿装置に使用され
ている接着剤の耐熱温度はおよそ60℃であり、また、
木の発火温度は約90℃であるから、そのような再生に
は発火や装置故障などの危険がある。また、人体にも熱
さを感じさせてしまうことになる。さらに、吸湿材
(カ)にハニカム状のシリカゲルを使用した場合には、
再生に伴いこのシリカゲル自体も温度上昇し、ハニカム
形状維持のために使用されているバインダーがその温度
上昇により飛散しやすくなり、シリカゲルの形状を維持
することが難しくなる。
【0006】そこで安全性に注目して通風性吸湿材
(カ)の再生を検討すると、排気温度を最高60℃程度
とする低発熱タイプのヒータを採用し、十分な再生が行
われるまで時間(たとえば20分程度)をかけるように
することが考えられもするが、この場合、当然のことな
がら再生時間は上記の場合に比べ倍以上かかり、再生効
率は低下することとなる。また、この場合には、通風性
吸湿材(カ)の十分な再生は実際には得難いという問題
があった。低発熱タイプのヒータにより時間をかけて再
生を行っても、たとえばシリカゲルの飽和吸水量のおよ
そ80%程度までにしか再生することができず、シリカ
ゲル中には水分が残ることになる。その結果、除湿装置
としての吸湿能力が低下してしまう。
(カ)の再生を検討すると、排気温度を最高60℃程度
とする低発熱タイプのヒータを採用し、十分な再生が行
われるまで時間(たとえば20分程度)をかけるように
することが考えられもするが、この場合、当然のことな
がら再生時間は上記の場合に比べ倍以上かかり、再生効
率は低下することとなる。また、この場合には、通風性
吸湿材(カ)の十分な再生は実際には得難いという問題
があった。低発熱タイプのヒータにより時間をかけて再
生を行っても、たとえばシリカゲルの飽和吸水量のおよ
そ80%程度までにしか再生することができず、シリカ
ゲル中には水分が残ることになる。その結果、除湿装置
としての吸湿能力が低下してしまう。
【0007】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来の除湿装置の欠点を解消し、シ
リカゲル等からなる通風性吸湿材再生時における安全性
を向上させつつ、より効果的な再生を行うことのでき
る、改善された除湿装置を提供することを目的としてい
る。
されたものであり、従来の除湿装置の欠点を解消し、シ
リカゲル等からなる通風性吸湿材再生時における安全性
を向上させつつ、より効果的な再生を行うことのでき
る、改善された除湿装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、吸気口部と排気口部とを有する
ケーシングの内部通気路にファン、高発熱ヒータ及び通
風性吸湿材を吸気口部側から排気口部側にかけて順次配
設した除湿装置であって、この除湿装置には、さらに、
排気口部に配置され、再生時の排気温度を検知する温度
検知素子と、前記高発熱ヒータの入切を行うスイッチ
と、このスイッチの入切を制御する制御手段と、前記温
度検知素子の出力信号を処理し、その出力レベルを検出
した後にこれに基づいて前記制御手段にスイッチの入切
の制御を指示する処理手段とを備えてなることを特徴と
する除湿装置を提供する。
を解決するものとして、吸気口部と排気口部とを有する
ケーシングの内部通気路にファン、高発熱ヒータ及び通
風性吸湿材を吸気口部側から排気口部側にかけて順次配
設した除湿装置であって、この除湿装置には、さらに、
排気口部に配置され、再生時の排気温度を検知する温度
検知素子と、前記高発熱ヒータの入切を行うスイッチ
と、このスイッチの入切を制御する制御手段と、前記温
度検知素子の出力信号を処理し、その出力レベルを検出
した後にこれに基づいて前記制御手段にスイッチの入切
の制御を指示する処理手段とを備えてなることを特徴と
する除湿装置を提供する。
【0009】またこの発明においては、処理手段は、さ
らに、温度検知素子からの出力信号の出力レベルを時間
的経過に応じて記憶するとともに、その記憶した出力レ
ベルと現に入力される温度検知素子からの出力信号の出
力レベルとを比較し、この比較に基づいて通風性吸湿材
の加熱再生状態を判断することを好ましい態様としても
いる。
らに、温度検知素子からの出力信号の出力レベルを時間
的経過に応じて記憶するとともに、その記憶した出力レ
ベルと現に入力される温度検知素子からの出力信号の出
力レベルとを比較し、この比較に基づいて通風性吸湿材
の加熱再生状態を判断することを好ましい態様としても
いる。
【0010】
【作 用】この発明の除湿装置においては、通風性吸湿
材を加熱し再生するヒータとして高発熱ヒータを採用す
るため、短時間で効率的な通風性吸湿材の再生を行うこ
とができる。また除湿装置には、排気口部に配置され、
再生時の排気温度を検知する温度検知素子と、前記高発
熱ヒータの入切を行うスイッチと、このスイッチの入切
を制御する制御手段と、前記温度検知素子の出力信号を
処理し、その出力レベルを検出した後にこれに基づいて
前記制御手段にスイッチの入切の制御を指示する処理手
段とを備え、排気温度が必要以上に高温となる前に高発
熱ヒータのスイッチを切り、発火、故障等の危険を防止
することができる。
材を加熱し再生するヒータとして高発熱ヒータを採用す
るため、短時間で効率的な通風性吸湿材の再生を行うこ
とができる。また除湿装置には、排気口部に配置され、
再生時の排気温度を検知する温度検知素子と、前記高発
熱ヒータの入切を行うスイッチと、このスイッチの入切
を制御する制御手段と、前記温度検知素子の出力信号を
処理し、その出力レベルを検出した後にこれに基づいて
前記制御手段にスイッチの入切の制御を指示する処理手
段とを備え、排気温度が必要以上に高温となる前に高発
熱ヒータのスイッチを切り、発火、故障等の危険を防止
することができる。
【0011】以上の構成により、通風性吸湿材再生時に
おける安全性を向上させつつ、より効果的な再生を行う
ことが可能となる。
おける安全性を向上させつつ、より効果的な再生を行う
ことが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
の除湿装置についてさらに詳しく説明する。図1は、こ
の発明の除湿装置の一実施例を示した断面図である。こ
の図1の例においては、吸気口部(1)及び排気口部
(2)を左右両端部にそれぞれ有し、収納庫等の庫外に
設置されるケーシング(3)の内部通気路に、ファン
(4)、高発熱タイプのPTCヒータ(5)及び通風性
吸湿材としてのハニカム状に成形したシリカゲル(6)
を、前記の吸気口部(1)側から排気口部(2)側にか
けて順次配設している。
の除湿装置についてさらに詳しく説明する。図1は、こ
の発明の除湿装置の一実施例を示した断面図である。こ
の図1の例においては、吸気口部(1)及び排気口部
(2)を左右両端部にそれぞれ有し、収納庫等の庫外に
設置されるケーシング(3)の内部通気路に、ファン
(4)、高発熱タイプのPTCヒータ(5)及び通風性
吸湿材としてのハニカム状に成形したシリカゲル(6)
を、前記の吸気口部(1)側から排気口部(2)側にか
けて順次配設している。
【0013】また、ケーシング(3)の内側部には、フ
ァン(4)及びPTCヒータ(5)の動作とその制御を
行う電源部、制御部等を備えた回路部(7)を設けても
いる。さらに、排気口部(2)には、再生時の排気温度
を検知するための温度検知素子としてのサーミスタ
(8)を設けている。
ァン(4)及びPTCヒータ(5)の動作とその制御を
行う電源部、制御部等を備えた回路部(7)を設けても
いる。さらに、排気口部(2)には、再生時の排気温度
を検知するための温度検知素子としてのサーミスタ
(8)を設けている。
【0014】この除湿装置において除湿する際には、フ
ァン(4)を駆動させ、収納庫等の庫内空気(9)を吸
気口部(1)からケーシング(3)の内部通気路に取り
入れ、ハニカム状シリカゲル(6)を通過させること
で、空気中の水分を除湿し、排気口部(2)より除湿空
気(10)を庫内に吹き出す。一方、ハニカム状シリカ
ゲル(6)の再生時には、高発熱PTCヒータ(4)を
ONにし、ファン(4)を駆動させて吸気口部(1)か
ら庫外空気(11)を取り入れ、これをPTCヒータ
(4)で加熱し、温風とした後にハニカム状シリカゲル
(6)に当て、吸着した水分を放出させて湿気を含んだ
温風(12)を庫外に排出する。
ァン(4)を駆動させ、収納庫等の庫内空気(9)を吸
気口部(1)からケーシング(3)の内部通気路に取り
入れ、ハニカム状シリカゲル(6)を通過させること
で、空気中の水分を除湿し、排気口部(2)より除湿空
気(10)を庫内に吹き出す。一方、ハニカム状シリカ
ゲル(6)の再生時には、高発熱PTCヒータ(4)を
ONにし、ファン(4)を駆動させて吸気口部(1)か
ら庫外空気(11)を取り入れ、これをPTCヒータ
(4)で加熱し、温風とした後にハニカム状シリカゲル
(6)に当て、吸着した水分を放出させて湿気を含んだ
温風(12)を庫外に排出する。
【0015】このように、この除湿装置では、除湿及び
再生に際して吸気口部(1)及び排気口部(2)からの
空気の取入れ及び吹出し方向を替えている。図2のa及
びbは、各々、除湿及び再生時の除湿装置の動作状態を
示した断面図である。図2aは除湿装置の除湿時を、ま
た、図2bは再生時を示している。
再生に際して吸気口部(1)及び排気口部(2)からの
空気の取入れ及び吹出し方向を替えている。図2のa及
びbは、各々、除湿及び再生時の除湿装置の動作状態を
示した断面図である。図2aは除湿装置の除湿時を、ま
た、図2bは再生時を示している。
【0016】このように、ケーシング(3)の両端部に
設けた吸気口部(1)及び排気口部(2)には、空気の
取入れ及び吹出し方向を替える流路切替え蓋(13)を
回動自在に設けている。この流路切替え蓋(13)の回
動により、除湿時と再生時とで空気の取入れ及び吹出し
方向が切り替わる。流路切替え蓋(13)の回動は、図
1に例示した流路切替え用小型モータ(14)により行
うことができるようにしている。この流路切替え用小型
モータ(14)もケーシング(3)に内蔵され、回路部
(7)と電気的に接続している。
設けた吸気口部(1)及び排気口部(2)には、空気の
取入れ及び吹出し方向を替える流路切替え蓋(13)を
回動自在に設けている。この流路切替え蓋(13)の回
動により、除湿時と再生時とで空気の取入れ及び吹出し
方向が切り替わる。流路切替え蓋(13)の回動は、図
1に例示した流路切替え用小型モータ(14)により行
うことができるようにしている。この流路切替え用小型
モータ(14)もケーシング(3)に内蔵され、回路部
(7)と電気的に接続している。
【0017】図3は、ヒータの再生特性を例示した相関
図である。飽和時の排気温度が60℃以下の低発熱ヒー
タによる図1のハニカム状シリカゲル(6)の再生の場
合には、表1にも示した通り、再生にかかる時間は長
く、しかも限界再生量が少ない。従って、再生効率は低
く、また、再生水分量が少ないため、シリカゲル(6)
中に吸湿した水分が残ってしまう。その結果、吸湿能力
が低下し、除湿装置全体としての性能も劣化することに
なる。
図である。飽和時の排気温度が60℃以下の低発熱ヒー
タによる図1のハニカム状シリカゲル(6)の再生の場
合には、表1にも示した通り、再生にかかる時間は長
く、しかも限界再生量が少ない。従って、再生効率は低
く、また、再生水分量が少ないため、シリカゲル(6)
中に吸湿した水分が残ってしまう。その結果、吸湿能力
が低下し、除湿装置全体としての性能も劣化することに
なる。
【0018】一方、飽和時の排気温度が70〜100℃程
度の高発熱ヒータを用いてシリカゲル(6)の再生を行
うと、再生時間が短くなり、限界再生量も多くなる。再
生効率は良好となり、しかも吸湿能力は良好に保持され
る。除湿装置全体としての性能も高安定なものとなる。
度の高発熱ヒータを用いてシリカゲル(6)の再生を行
うと、再生時間が短くなり、限界再生量も多くなる。再
生効率は良好となり、しかも吸湿能力は良好に保持され
る。除湿装置全体としての性能も高安定なものとなる。
【0019】
【表1】
【0020】図1に例示した除湿装置においては、前記
の通りに、高発熱タイプのPTCヒータ(5)を採用し
ているため、ハニカム状シリカゲル(6)の再生効率は
良好となり、しかもハニカム状シリカゲル(6)の吸湿
能力が良好に保持され、除湿装置全体としての性能も向
上する。また、この除湿装置では、高発熱PTCヒータ
(5)によるハニカム状シリカゲル(6)の再生時に排
気温度が高くなり過ぎないように、ヒータ(5)の動作
を排気温度に対応させて自動的に制御するようにしても
いる。そのために、再生時に流路切替え蓋(13)によ
り開放される排気口部(2)に、図1に例示したよう
に、サーミスタ(8)を設け、再生時の温風(12)の
排気温度を検知するのである。
の通りに、高発熱タイプのPTCヒータ(5)を採用し
ているため、ハニカム状シリカゲル(6)の再生効率は
良好となり、しかもハニカム状シリカゲル(6)の吸湿
能力が良好に保持され、除湿装置全体としての性能も向
上する。また、この除湿装置では、高発熱PTCヒータ
(5)によるハニカム状シリカゲル(6)の再生時に排
気温度が高くなり過ぎないように、ヒータ(5)の動作
を排気温度に対応させて自動的に制御するようにしても
いる。そのために、再生時に流路切替え蓋(13)によ
り開放される排気口部(2)に、図1に例示したよう
に、サーミスタ(8)を設け、再生時の温風(12)の
排気温度を検知するのである。
【0021】図4は、図1に例示した回路部の回路構成
の一例を示したブロック図である。この図4の例におい
ては、除湿装置の回路部(7)は、電源回路(15)及
び処理回路(16)を有している。電源回路(15)
は、電源スイッチ(17)を介して電源(18)に接続
され、この電源回路(15)と電源(18)とを含むル
ープに高発熱PTCヒータ(5)を電気的に接続してい
る。また、このPTCヒータ(5)には、電源(18)
からの電力の供給を入切するスイッチ(19)を接続し
てもいる。
の一例を示したブロック図である。この図4の例におい
ては、除湿装置の回路部(7)は、電源回路(15)及
び処理回路(16)を有している。電源回路(15)
は、電源スイッチ(17)を介して電源(18)に接続
され、この電源回路(15)と電源(18)とを含むル
ープに高発熱PTCヒータ(5)を電気的に接続してい
る。また、このPTCヒータ(5)には、電源(18)
からの電力の供給を入切するスイッチ(19)を接続し
てもいる。
【0022】一方、処理回路(16)には、温度センサ
として機能する前記サーミスタ(8)、庫内空気の湿度
を検知する湿度センサ(20)、ファンモータ(4)及
び除湿装置の動作を表示する表示部(21)をそれぞれ
接続している。この処理回路(16)は、処理手段とし
て機能するものであり、たとえばマイクロコンピュータ
を採用することができる。
として機能する前記サーミスタ(8)、庫内空気の湿度
を検知する湿度センサ(20)、ファンモータ(4)及
び除湿装置の動作を表示する表示部(21)をそれぞれ
接続している。この処理回路(16)は、処理手段とし
て機能するものであり、たとえばマイクロコンピュータ
を採用することができる。
【0023】またこの例においては、回路部(7)に
は、PTCヒータ(5)に接続したスイッチ(19)の
入切を制御する制御手段としてのヒータリレー(22)
を備えてもいる。このヒータリレー(22)も処理回路
(16)に接続している。このような回路構成からなる
回路部(7)では、高発熱PTCヒータ(5)によるハ
ニカム状シリカゲル(6)の再生に際してたとえば次の
ように動作する。
は、PTCヒータ(5)に接続したスイッチ(19)の
入切を制御する制御手段としてのヒータリレー(22)
を備えてもいる。このヒータリレー(22)も処理回路
(16)に接続している。このような回路構成からなる
回路部(7)では、高発熱PTCヒータ(5)によるハ
ニカム状シリカゲル(6)の再生に際してたとえば次の
ように動作する。
【0024】図1にも例示したサーミスタ(8)で排気
口部(2)の温風(12)の排気温度を検知し、その出
力信号を処理回路(16)において処理し、出力レベル
を検出する。図5に再生時の排気温度及びシリカゲル
(6)の含水量の変化を示したが、再生を開始すると、
排気温度は上昇し、これにつれてシリカゲル(6)から
水分が放出され、含水量は次第に減少していく。この
後、含水量は減少していくものの排気温度が一定となる
状態が続く。これは、シリカゲル(6)に含まれる水分
の気化に温風の熱エネルギーが消費され、その結果とし
て排気温度が一定となると考えられる。そして、さらに
シリカゲル(6)から吸着した水分が放出され、再生が
十分に行われると、排気温度は再び上昇する。
口部(2)の温風(12)の排気温度を検知し、その出
力信号を処理回路(16)において処理し、出力レベル
を検出する。図5に再生時の排気温度及びシリカゲル
(6)の含水量の変化を示したが、再生を開始すると、
排気温度は上昇し、これにつれてシリカゲル(6)から
水分が放出され、含水量は次第に減少していく。この
後、含水量は減少していくものの排気温度が一定となる
状態が続く。これは、シリカゲル(6)に含まれる水分
の気化に温風の熱エネルギーが消費され、その結果とし
て排気温度が一定となると考えられる。そして、さらに
シリカゲル(6)から吸着した水分が放出され、再生が
十分に行われると、排気温度は再び上昇する。
【0025】そこで、図4に例示した処理回路(16)
においては、サーミスタ(8)からの出力信号の出力レ
ベルが、一定の状態から再び変化するのを検出すると、
ヒータリレー(22)にPTCヒータ(5)の動作を停
止させる旨の信号を出力する。この処理回路(16)か
らの信号に基づいて、ヒータリレー(22)はスイッチ
(19)を切る。すると、PTCヒータ(5)はOFF
となり、シリカゲル(6)の再生が終了する。
においては、サーミスタ(8)からの出力信号の出力レ
ベルが、一定の状態から再び変化するのを検出すると、
ヒータリレー(22)にPTCヒータ(5)の動作を停
止させる旨の信号を出力する。この処理回路(16)か
らの信号に基づいて、ヒータリレー(22)はスイッチ
(19)を切る。すると、PTCヒータ(5)はOFF
となり、シリカゲル(6)の再生が終了する。
【0026】なお、サーミスタ(8)からの出力信号の
出力レベルが一定となった状態から再び上昇する時点
は、たとえば図5に示したように、排気温度が60℃
で、シリカゲル(6)の含水量は20%に対応する。こ
のため、接着剤の耐熱温度(約60℃)や木の発火温度
(約90℃)以上に排気温度が上昇することはなく、発
火、装置故障等のおそれはない。また、人体に必要以上
の熱さを感じさせずに済む。これとともに、シリカゲル
(6)のハニカム形状維持のために使用されているバイ
ンダーが飛散するのも防止される。シリカゲル(6)の
ハニカム形状を長期間にわたって維持することが可能と
なる。除湿装置の安全性が確保され、また、ハニカム状
シリカゲル(6)は十分に再生される。
出力レベルが一定となった状態から再び上昇する時点
は、たとえば図5に示したように、排気温度が60℃
で、シリカゲル(6)の含水量は20%に対応する。こ
のため、接着剤の耐熱温度(約60℃)や木の発火温度
(約90℃)以上に排気温度が上昇することはなく、発
火、装置故障等のおそれはない。また、人体に必要以上
の熱さを感じさせずに済む。これとともに、シリカゲル
(6)のハニカム形状維持のために使用されているバイ
ンダーが飛散するのも防止される。シリカゲル(6)の
ハニカム形状を長期間にわたって維持することが可能と
なる。除湿装置の安全性が確保され、また、ハニカム状
シリカゲル(6)は十分に再生される。
【0027】なお、図4に例示した回路部(7)による
PTCヒータ(5)の動作制御においては、処理回路
(16)においてサーミスタ(8)からの出力信号の出
力レベルを時間的経過に応じて記憶し、その記憶した出
力レベルと現にサーミスタ(8)から入力される出力信
号の出力レベルとを比較し、この比較から上記した排気
温度の再上昇に伴う出力レベル変化を検出することもで
きる。
PTCヒータ(5)の動作制御においては、処理回路
(16)においてサーミスタ(8)からの出力信号の出
力レベルを時間的経過に応じて記憶し、その記憶した出
力レベルと現にサーミスタ(8)から入力される出力信
号の出力レベルとを比較し、この比較から上記した排気
温度の再上昇に伴う出力レベル変化を検出することもで
きる。
【0028】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。ファン、ヒータ及び通風性吸湿
材の種類、構造及び構成、回路部の回路構成等の細部に
ついては様々な態様が可能であることはいうまでもな
い。
定されるものではない。ファン、ヒータ及び通風性吸湿
材の種類、構造及び構成、回路部の回路構成等の細部に
ついては様々な態様が可能であることはいうまでもな
い。
【0029】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、発火、装置故障等を防止することができ、除湿装
置の安全性を向上させることができる。短時間での再生
も可能となり、再生効率が向上する。これに伴い、除湿
効率が高安定に保持され、除湿装置全体としての性能が
良好となる。
って、発火、装置故障等を防止することができ、除湿装
置の安全性を向上させることができる。短時間での再生
も可能となり、再生効率が向上する。これに伴い、除湿
効率が高安定に保持され、除湿装置全体としての性能が
良好となる。
【図1】この発明の除湿装置の一実施例を示した断面図
である。
である。
【図2】a及びbは、各々、除湿及び再生時の除湿装置
の動作状態を示した断面図である。
の動作状態を示した断面図である。
【図3】ヒータの再生特性を例示した相関図である。
【図4】図1に例示した回路部の回路構成の一例を示し
たブロック図である。
たブロック図である。
【図5】再生時の排気温度及びシリカゲルの含水量の変
化を示した相関図である。
化を示した相関図である。
【図6】従来の除湿装置を示した断面図である。
1 吸気口部 2 排気口部 3 ケーシング 4 ファン 5 PTCヒータ 6 ハニカム状シリカゲル 7 回路部 8 サーミスタ 9 庫内空気 10 除湿空気 11 庫外空気 12 温風 13 流路切替え蓋 14 流路切替え用小型モータ 15 電源回路 16 処理回路 17 電源スイッチ 18 電源 19 スイッチ 20 温度センサ 21 表示部 22 ヒータリレー
Claims (2)
- 【請求項1】 吸気口部と排気口部とを有するケーシン
グの内部通気路にファン、高発熱ヒータ及び通風性吸湿
材を吸気口部側から排気口部側にかけて順次配設した除
湿装置であって、この除湿装置には、さらに、排気口部
に配置され、再生時の排気温度を検知する温度検知素子
と、前記高発熱ヒータの入切を行うスイッチと、このス
イッチの入切を制御する制御手段と、前記温度検知素子
の出力信号を処理し、その出力レベルを検出した後にこ
れに基づいて前記制御手段にスイッチの入切の制御を指
示する処理手段とを備えてなることを特徴とする除湿装
置。 - 【請求項2】 処理手段は、さらに、温度検知素子から
の出力信号の出力レベルを時間的経過に応じて記憶する
とともに、その記憶した出力レベルと現に入力される温
度検知素子からの出力信号の出力レベルとを比較し、こ
の比較に基づいて通風性吸湿材の加熱再生状態を判断す
る請求項1記載の除湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5320502A JPH07174391A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 除湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5320502A JPH07174391A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 除湿装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07174391A true JPH07174391A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18122170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5320502A Pending JPH07174391A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 除湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07174391A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0875227A (ja) * | 1994-09-08 | 1996-03-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加湿装置および加湿機能付空気調和機 |
| KR100764601B1 (ko) * | 2006-11-10 | 2007-10-08 | 주식회사 애니텍 | 이산화탄소, 일산화탄소 또는 다양한 유해가스 정화장치 |
| KR100856709B1 (ko) * | 2007-02-12 | 2008-09-04 | 주식회사 애니텍 | 이산화탄소 및 유해가스 제거를 위한 공기정화장치 |
| CN111246603A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-06-05 | 陕西银河电气设备有限公司 | 一种防止高压配电设备内产生凝露的加热系统 |
| CN113091167A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-07-09 | 宁波科诺佳新材料有限公司 | 可自动循环再生的除湿透气装置 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5320502A patent/JPH07174391A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0875227A (ja) * | 1994-09-08 | 1996-03-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加湿装置および加湿機能付空気調和機 |
| KR100764601B1 (ko) * | 2006-11-10 | 2007-10-08 | 주식회사 애니텍 | 이산화탄소, 일산화탄소 또는 다양한 유해가스 정화장치 |
| KR100856709B1 (ko) * | 2007-02-12 | 2008-09-04 | 주식회사 애니텍 | 이산화탄소 및 유해가스 제거를 위한 공기정화장치 |
| CN111246603A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-06-05 | 陕西银河电气设备有限公司 | 一种防止高压配电设备内产生凝露的加热系统 |
| CN113091167A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-07-09 | 宁波科诺佳新材料有限公司 | 可自动循环再生的除湿透气装置 |
| CN113091167B (zh) * | 2021-04-09 | 2023-08-15 | 宁波科诺佳新材料有限公司 | 可自动循环再生的除湿透气装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR920018417A (ko) | 제습 및 가습장치 | |
| JP3266326B2 (ja) | 乾式除湿機 | |
| CN115698600A (zh) | 空调机 | |
| CN115956181B (zh) | 空调机 | |
| JP3899218B2 (ja) | 除湿機 | |
| JPH08178350A (ja) | 調湿装置および調湿機能付空気調和機 | |
| JP2003021378A (ja) | 除湿空調システム | |
| JPH07174391A (ja) | 除湿装置 | |
| JPH09210367A (ja) | 調湿装置付き調理装置及びその調湿方法 | |
| JPH078742A (ja) | 除湿装置 | |
| JP2002317967A (ja) | 調湿機 | |
| JPH08210664A (ja) | 乾式除加湿装置 | |
| JPH04283332A (ja) | 乾式除加湿装置 | |
| WO2022074918A1 (ja) | 空気調和機 | |
| JP2009024917A (ja) | 吸着体装置、調湿装置及び空気調和機の室内機 | |
| JP2001162128A (ja) | 調湿機 | |
| JP3835920B2 (ja) | 温風器 | |
| JP2833237B2 (ja) | 乾式除加湿装置 | |
| JP3189539B2 (ja) | 空気調和機の運転制御装置 | |
| JP7777773B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP7777772B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPH07313829A (ja) | 除湿装置 | |
| JP3814351B2 (ja) | 除湿熱交換気扇 | |
| JP3702586B2 (ja) | 除湿装置 | |
| JPH04281132A (ja) | 乾式除加湿装置 |