JPH07185736A - 乾燥機および鋳物砂の再生方法 - Google Patents

乾燥機および鋳物砂の再生方法

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JPH07185736A
JPH07185736A JP18388094A JP18388094A JPH07185736A JP H07185736 A JPH07185736 A JP H07185736A JP 18388094 A JP18388094 A JP 18388094A JP 18388094 A JP18388094 A JP 18388094A JP H07185736 A JPH07185736 A JP H07185736A
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輝久 豊田
昭 ▲吉▼田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 粘結材として水溶性フェノール系樹脂をコー
ティングされた鋳物砂の再生工程のうちの少なくとも一
工程において、除湿機能を有する乾燥機1から送り出さ
れる空気を鋳物砂に送り込む。 【効果】 環境温度や環境湿度の影響を受けることな
く、再生砂の温度を適正範囲に制御することができる共
にL.O.I.を低減できるので、可使時間が長く、高強度の
鋳型を得ることができ、良好な品質の鋳物を得ることが
できる。さらに、再生工程における鋳物砂のスクリーン
の目詰まり、乾式再生機における棚吊り、付帯設備の集
塵機のフィルターの目詰まりも解消でき、安定した設備
の稼働に寄与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘結剤によりコーティ
ングされた鋳物砂や生型砂等を再生する方法、および、
その鋳物砂の再生工程や食品分野等における乾燥工程に
おいて利用することができ、例えば、水溶性フェノール
系樹脂によってコーティングされた鋳物砂を乾式再生機
により機械的に研磨して再生したり、混練ミキサーによ
り粘結剤と混練するに際し、特定条件の乾燥空気を供給
するのに適した乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳造用鋳型の造型分野においては、鋳物
砂をコーティングする粘結剤としてフラン樹脂を用いる
フランプロセスや、鋳物砂をフェノール系樹脂とポリイ
ソシアネート(MDI)によりコーティングして造型し
た後にアミンガスを吹き込んでウレタン化反応を起こさ
せて硬化させるコールドボックスプロセス等が従来から
利用され、また近年には、鋳物砂をコーティングする粘
結剤として水溶性フェノール系樹脂を用いるプロセスが
利用されつつある。
【0003】そのような鋳物砂は、資源の有効利用や産
業廃棄物の低減のために再生して利用され、その再生工
程においては、例えばクラシャーで鋳造後の鋳型を崩壊
して回収砂とし、この回収砂から鉄片やガラ等を篩(ス
クリーン)や磁選機等により分別し、高速回転するロー
ター等を有する乾式再生機により機械的に研磨して再生
し、その再生した鋳物砂をホッパーから混練機に供給し
て粘結剤および硬化剤と混練することが行なわれてい
る。
【0004】そのような鋳物砂の再生工程において、鋳
物砂をコーティングする樹脂は吸湿し易いことから、夏
期等の多湿条件下では回収砂は水分を多く含み流動性が
悪化する。そのため、上記スクリーンの目詰まりや磁選
機への付着により回収砂の循環が阻害されたり、乾式再
生機のローターや内壁等に鋳物砂がこびり着き棚吊り状
になって鋳物砂の再生が阻害される。このように鋳物砂
の再生が阻害されると、鋳物砂表面の樹脂などの燃え残
った灼熱減量分(Loss On Ignition:以下L.O.I.とい
う)が増加する。特にアルミニウムの鋳造を行なう場
合、溶湯温度が低いために砂型に溶湯を流し込んだ際に
樹脂等が燃え残り易くL.O.Iが増加する。また、再
生した鋳物砂をホッパーに一旦収納してから混練機に供
給する場合、そのホッパーの内壁に鋳物砂がこびり着き
棚吊り状になると、鋳物砂のホッパーからの落下量を一
定化させるのが困難になり、砂と粘結剤との比が変動し
てしまう。
【0005】そのようなL.O.I.の多い再生砂を使用して
鋳型を造型した場合や、砂と粘結剤との比が不適正な場
合、鋳型強度の低下や鋳型表面の安定性の低下により、
鋳造された鋳物による鋳型のすくわれや砂噛みやガス欠
陥等が発生し、鋳物品質の低下に繋がる。特に水溶性フ
ェノール系樹脂プロセスでは、水溶性フェノール系樹脂
が硬化剤と反応してポリマー化されたものはフラン樹脂
等に比較して比較的柔らかい物性を示すため、乾式再生
機で研磨再生してもL.O.I.成分が落ちにくく、しかも吸
湿し易い性質を有する。これは、硬化剤として有機エス
テルであるエチレングリコールジアセテート等を使用す
る場合、樹脂との反応過程において加水分解を受けて酢
酸塩を生成するので、空気中の水分を吸収する所謂潮解
性を示すのが原因であると推測されている。
【0006】そこで、特開平5‐329576号公報に
開示されているように、回収鋳物砂を収容した流動床の
底面に穿設した多数の小孔から熱風を吹き込み、回収鋳
物砂を加熱しつつエアーレーションにより流動処理を行
なうことで、回収鋳物砂中の水分を蒸発させると共に残
留薬剤の縮合反応を促進させて砂粒が相互に付着しない
様に前処理した後に、乾式再生機により再生することが
提案されている。
【0007】また、実公平1‐17401号公報に開示
されているように、コールドボックスプロセスにおい
て、鋳物砂焙焼炉の下流に設置した流動分級装置の送風
機の吸引側または吐出側に除湿装置を配置することが提
案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、熱風を吹き込
んで回収鋳物砂を加熱して水分を蒸発させる従来技術で
は、その熱風の温度は200℃〜250℃とされ、砂温
は70℃〜120℃に加熱されるため、後工程で冷却を
行なう必要があり、冷却を行なわなければ鋳型造型前の
混練砂をコーティングする粘結剤の反応速度が速くなり
過ぎて造型が困難であった。
【0009】また、コールドボックスプロセスにおいて
流動分級装置の送風機の吸引側または吐出側に除湿装置
を配置する従来技術では、鋳物砂に含まれる水分の除去
はできるが、鋳物砂の温度管理が困難なため、砂温が高
くなって混練砂をコーティングする粘結剤の反応速度が
速くなり過ぎて造型が困難になったり、温度が低くなり
過ぎて混練砂をコーティングする粘結剤の反応速度が遅
くなり過ぎて生産性が低下するという問題がある。ま
た、コールドボックスプロセス以外のプロセスに利用す
ることは困難なものである。
【0010】そのため、従来は鋳物砂に占める新砂の比
率を高くすることで対応していたが、新砂の比率を高く
すると省資源を図ることができず、産業廃棄物が増加す
るという問題がある。
【0011】また、生型砂の再生に際しては、再生時に
おける水分変動量を少なくして造型時に適正な水分量と
することが要望されている。
【0012】本発明は、上記課題を解決することのでき
る乾燥機および鋳物砂の再生方法を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥機は、乾燥
機本体と、この乾燥機本体に内蔵されて冷凍サイクルを
構成する蒸発器と、その蒸発器設置空間に外部から空気
を導入するための第1の吸気口と、その蒸発器設置空間
に外部から空気を導入するための第2の吸気口と、各吸
気口から選択的に蒸発器設置空間に空気を導入する手段
と、その蒸発器設置空間に導入される空気を加熱可能な
手段と、その蒸発器設置空間から空気を送り出す手段と
を備えることを特徴とする。
【0014】本発明の乾燥機は、乾燥機本体と、その乾
燥機本体に内蔵されて冷凍サイクルを構成する蒸発器お
よび凝縮器と、その蒸発器と凝縮器との間で空気が移動
するのを阻止できるように乾燥機本体の内部を隔てる手
段と、その蒸発器設置空間に外部から空気を導入するた
めの第1の吸気口と、その凝縮器設置空間に外部から空
気を導入するための第2の吸気口と、その凝縮器設置空
間から外部に空気を排出するための排気口と、その蒸発
器設置空間と凝縮器設置空間とを連絡する連絡口と、そ
の排気口と連絡口とを選択的に閉鎖可能な手段と、その
蒸発器設置空間に導入される空気を加熱可能な手段と、
その蒸発器設置空間から空気を送り出す手段とを備える
のがより好ましい。
【0015】本発明の乾燥機は、その蒸発器設置空間に
おける空気の温度検出用センサーと、その空気温度が設
定温度よりも低くなると蒸発器設置空間に導入される空
気を加熱する手段とを備えるのが好ましい。
【0016】本発明の乾燥機は、その蒸発器における吸
熱部表面の温度検出用センサーと、その吸熱部表面温度
が設定温度よりも低くなると前記冷凍サイクルを構成す
るコンプレッサーを停止させる手段とを備えるのが好ま
しい。
【0017】本発明の乾燥機は、その凝縮器設置空間に
外部から導入される空気の温度検出用センサーと、その
空気温度が設定温度よりも低くなると凝縮器設置空間に
外部から導入される空気をそのまま送り出す手段とを備
えるのが好ましい。
【0018】その蒸発器設置空間に導入される空気を加
熱可能な手段としては、例えば電気ヒーターやスチーム
ヒーター等を用いることができ、そのようなヒーターの
配置は蒸発器設置空間内に限定されず、例えば凝縮器配
置空間内に配置して蒸発器設置空間に導入される空気を
蒸発器設置空間の上流域で加熱してもよい。
【0019】本発明の鋳物砂の再生方法は、粘結剤とし
て水溶性フェノール系樹脂をコーティングされた鋳物砂
の再生工程うちのうちの少なくとも一工程において、乾
燥機により除湿された空気を鋳物砂に送り込むことを特
徴とする。その粘結剤としては、例えばアルカリフェノ
ール‐ホルムアルデヒド樹脂水溶液が挙げられ、アルカ
リフェノール‐ホルムアルデヒド樹脂の重量平均分子量
は特に限定されないが2100〜8000のものが好ま
しく、またこの水溶液中の樹脂固形分は30〜80重量
%が好ましい。その乾燥機は鋳物砂に送り込まれる空気
の温度調節機能を有するのが好ましい。その鋳物砂をコ
ーティングする水溶性フェノール系樹脂は、有機エステ
ル化合物または炭酸ガスにより硬化されるのが好まし
い。
【0020】その再生工程において、鋳物砂を選別する
スクリーン、鋳物砂にコーティングされた粘結剤を除去
する乾式再生機、鋳物砂を磁力により選別する磁選機、
鋳物砂を収納するホッパーおよび排出空気中の粉塵を除
去する集塵機のうちの少なくとも一つが用いられ、その
スクリーン、乾式再生機、磁選機、ホッパーおよび集塵
機のうちの少なくとも一つの内部に除湿された空気が送
り込まれるのが好ましい。
【0021】その再生工程において乾燥機から送り出さ
れる空気は、温度が0℃〜60℃の範囲で設定可能とさ
れ、好ましくは5℃〜50℃の範囲で設定可能とされ、
相対湿度は50%RH以下とされ、好ましくは40%R
H以下とされ、送風流量は毎時200m3 以上とされ、
好ましくは毎時300m3 以上とされる。
【0022】その再生工程における乾燥機として上記本
発明の乾燥機が用いられるのが好ましい。この場合、再
生された鋳物砂の温度検出用センサーと、その鋳物砂温
度が設定温度よりも低くなると前記連絡口を開くと共に
排気口を閉鎖し且つ設定温度よりも高くなると前記連絡
口を閉鎖すると共に排気口を開く手段とを備えるのが好
ましく、さらに、再生された鋳物砂温度が設定温度より
も低い第2の設定温度よりも低くなると蒸発器設置空間
から送り出される空気を加熱可能な手段が設けられてい
るのが好ましい。その乾燥機の第1の吸気口を屋内に配
置し、第2の吸気口を屋外に配置するのがより好まし
く、より好ましくは前記排気口を屋外に配置する。
【0023】本発明でいう水溶性フェノール系樹脂と
は、アルカリ触媒の存在下のもとでフェノール類とアル
デヒド類を縮重合した(ノボラックフェノール樹脂をレ
ゾール化した樹脂も含む)、いわゆるアルカリ性フェノ
ール樹脂のことである。ここで使用されるフェノールソ
ースの具体例としては、フェノール、キシレノール、レ
ゾルシン、クレゾール等が挙げられ、また、ビスフェノ
ールA、ビスフェノールFなどのビスフェノール類も挙
げられる。アルデヒドソースの具体例としては、ホルム
アルデヒド、パラホルムアルデヒド、フルフラール、グ
リオキザール等が挙げられる。それらフェノールソース
やアルデヒドソースとして挙げられるものは、単独で使
用されてもよいし混合して使用されてもよく、特に限定
されるものではない。また、鋳物砂をコーティングする
水溶性フェノール系樹脂の硬化法は有機エステル化合物
や炭酸ガスを用いるものに限定されない。
【0024】
【作用】本発明の乾燥機において、乾燥機本体の蒸発器
設置空間に外部から導入された空気は、蒸発器により吸
熱されることで冷却され、蒸発器の吸熱部表面において
空気中の水分が結露することで除湿される。その蒸発器
設置空間と各吸気口との間は開閉可能なので、第1の吸
気口を屋内に配置し、第2の吸気口を屋外に配置するこ
とで、その蒸発器設置空間に屋外空気と屋内空気を選択
的に導入できる。また、その蒸発器設置空間に導入され
る空気を加熱することもできる。これにより、屋外空気
と屋内空気を冷却あるいは加熱すると共に除湿して送り
出すことができる。例えば夏期や梅雨時等の高温多湿な
環境においては、蒸発器設置空間に屋内空気を導入して
冷却すると共に除湿することで、適温かつ低湿度の乾燥
空気を送り出すことができる。また、冬期のような低温
低湿な環境においては、蒸発器設置空間に屋外空気を導
入して加熱することで、適温かつ低湿度の乾燥空気を送
り出すことができ、また、その蒸発器設置空間に導入さ
れる空気を加熱することで蒸発器の熱交換部に霜が付く
のを防止して熱交換機能を維持できる。さらに、冬期の
雨天時のような低温多湿な環境においては、蒸発器設置
空間に屋外空気を導入して加熱すると共に除湿すること
で、適温かつ低湿度の乾燥空気を送り出すことができ、
また、その蒸発器設置空間に導入される空気を加熱する
ことで蒸発器の熱交換部に霜が付くのを防止して熱交換
機能を維持できる。
【0025】その冷凍サイクルを構成する蒸発器および
凝縮器との間で空気が移動するのを阻止できるように乾
燥機本体の内部を隔て、低温環境下において凝縮器設置
空間に第2の吸気口から導入した空気を連絡口を介し蒸
発器設置空間に導入し、凝縮器における冷媒と熱交換さ
れた屋外空気を加熱して適温にすることで、凝縮器にお
ける冷媒の凝縮時の放熱熱量を利用でき、熱効率を向上
することができる。
【0026】上記乾燥機の第1の吸気口を、鋳物砂の再
生工程のうちの少なくとも一工程を行なう屋内に配置
し、第2の吸気口を屋外に配置し、高温多湿な環境にお
いては蒸発器設置空間に屋内空気を導入して冷却すると
共に除湿することで、適温かつ低湿度の乾燥空気を鋳物
砂に送り込み、鋳物砂の温度を適温に制御できると共に
水分を除去することができる。また、低温低湿な環境に
おいては蒸発器設置空間に屋外空気を導入して加熱する
ことで、適温かつ低湿度の乾燥空気を鋳物砂に送り込
み、鋳物砂の温度を適温に制御できると共に水分を除去
することができる。また、低温多湿な環境においては蒸
発器設置空間に屋外空気を導入して加熱すると共に除湿
することで、適温かつ低湿度の乾燥空気を鋳物砂に送り
込み、鋳物砂の温度を適温に制御できると共に水分を除
去することができる。また、冬期等の低湿環境では、鋳
物工場内は水分を含んだ鋳型に注湯するため蒸気が充満
して屋外よりも一般に湿度が高いことから、その蒸発器
設置空間に屋外空気を導入することで効果的に除湿空気
を鋳物砂に送り込むことができる。
【0027】その蒸発器設置空間における空気の温度が
低下すると、蒸発器の吸熱部表面に霜が付着する。その
霜が成長すると、その吸熱部表面における熱交換が阻害
される。よって、その蒸発器設置空間における空気温度
が蒸発器の吸熱部表面に霜が付着する温度よりも低くな
った時に、その蒸発器設置空間に導入される空気を加熱
することで、蒸発器の吸熱部表面に霜が付着するのを防
止できる。この場合、その霜が付着する温度は湿度が高
い程低くなる。これは、湿度が高いと吸熱部表面におい
て結露した空気中の水分が流動し、凝固し難いためであ
る。例えば、低湿度では23℃でも霜が付着したが、高
湿度では15℃まで霜が付着しなかった。そのため、そ
の蒸発器設置空間に導入される空気を加熱する基準とな
る設定温度は、湿度が高くなる程に低くするのが好まし
い。
【0028】その蒸発器における吸熱部表面に霜が成長
する場合、その吸熱部表面温度は0℃以下になる。よっ
て、その吸熱部表面温度が設定温度よりも低くなった時
に、前記冷凍サイクルを構成するコンプレッサーを停止
させることで、霜を解凍させることができる。この場
合、その設定温度は、蒸発器の吸熱部表面において霜が
成長を始める0℃とされるのがより好ましい。また、そ
のコンプレッサーは連続して停止させる必要はなく、蒸
発器の吸熱部表面に付着する霜を解凍するのに充分な一
定時間(例えば3分間程度)だけ停止させれば足り、そ
の停止後に再起動させてもよい。その再起動時に蒸発器
の吸熱部表面温度が設定温度よりも低い場合は、一定時
間だけ作動させた後に再度一定時間だけ停止させるサイ
クルを繰り返してもよい。そのサイクルにおけるコンプ
レッサーの作動時間は、蒸発器の吸熱部表面において熱
交換が可能であれば多少の霜が成長しても問題はないの
で、ある一定時間(例えば30分間程度)とすることが
できる。
【0029】その凝縮器設置空間に外部から導入される
空気が、冬期における外気のように低温低湿である場
合、冷凍サイクルにより除湿冷却する必要はない。よっ
て、その導入空気温度が設定温度(例えば1℃)よりも
低くなると、凝縮器設置空間に外部から導入される空気
をそのまま送り出すようにするのが好ましい。その場
合、乾燥機を構成するブロワー等の送風手段のみ運転
し、冷凍サイクルや空気加熱手段は作動停止させること
で、省エネルギー化を図れる。
【0030】粘結剤として水溶性フェノール系樹脂をコ
ーティングされた鋳物砂の再生工程うちのうちの少なく
とも一工程において、乾燥機により除湿された空気を鋳
物砂に送り込むことで、L.O.I.成分による吸湿が防止さ
れ再生砂の砂流動性が向上するため、再生工程における
鋳物砂からのL.O.I.成分の除去を促進することができ、
鋳物砂の再生効率が高められる。さらに、スクリーンの
目詰まりや磁選機への砂付着を防止して回収砂の循環を
促進したり、乾式再生機のローターの内壁等に鋳物砂が
こびり着いて棚吊り状になるのを防止して鋳物砂の再生
を好適に行うことができる。また、ホッパーの内壁に鋳
物砂がこびり着き棚吊り状になるのを防止し、ホッパー
からの落下量を一定化させて砂と粘結剤との比が変動す
るのを防止できる。これにより、L.O.I.を低減して鋳物
品質を向上できる。
【0031】その乾燥機から鋳物砂に送り込まれる空気
の温度が調節されることで、鋳物砂に適温の除湿空気を
送り込み、粘結剤である水溶性フェノール系樹脂の反応
速度を適正化して造型作業を効率良く行なうことができ
る。
【0032】乾燥機から送り出される空気の温度は、環
境温度や鋳物砂をコーティングする樹脂の反応速度に応
じて適正値は異なるが、0℃〜60℃の範囲で設定すれ
ば、鋳物砂を例えば10℃〜28℃程度の適正温度にす
ることができる。その乾燥機から送り出される空気の相
対湿度は50%RH以下であれば鋳物砂の水分を効果的
に除去することができ、低い程に乾燥効果は大きい。そ
の乾燥機から送り出される空気の送風流量は毎時200
3 以上であるのが好ましく、多い程に乾燥効果は大き
い。
【0033】再生された鋳物砂の温度は、粘結剤である
水溶性フェノール系樹脂の反応速度を適正化するため適
温とする必要がある。そのため、再生された鋳物砂の温
度が設定温度(例えば30℃)よりも低くなった時に、
前記連絡口を開くと共に排気口を閉鎖することで、凝縮
器における冷媒の凝縮時の放熱熱量を利用して鋳物砂を
昇温でき、熱効率を向上することができ、その鋳物砂の
温度が設定温度よりも高くなると前記連絡口を閉鎖する
と共に排気口を開くことで、鋳物砂を効率よく冷却でき
る。さらに、再生された鋳物砂温度が設定温度よりも低
い第2の設定温度(例えば15℃)よりも低くなった時
に、蒸発器設置空間から送り出される空気を加熱するこ
とで、再生された鋳物砂の温度を適正化するのが好まし
い。また、鋳型に使用される鋳物砂の種類としては、ク
ロマイトサンド、ジルコンサンド、硅砂、アルミナサン
ド、合成ムライトサンド(商標:セラビーズ)が挙げら
れる。例えば鋳鋼を鋳造している工場などでは、一般的
に肌砂はクロマイトサンドが用いられ裏砂は硅砂が用い
られ、いわゆる2サンド方式が採用されているが、最近
の動きとしてこれに替わる合成ムライトサンド(商標:
セラビーズ)が採用されつつあり、1サンド方式が増え
てきつつある。またアルミ(非鉄合金)鋳造工場では通
常、鋳物砂として硅砂が用いられている。
【0034】
【実施例】図1〜図3を参照して本発明の第1実施例の
乾燥機1を説明する。
【0035】その乾燥機1は、箱状の乾燥機本体2と、
この乾燥機本体2に内蔵された空調装置3とを備える。
その空調装置3としては、例えば市販のクーラーや除湿
機であって、冷凍サイクルを構成する蒸発器4、凝縮器
5、コンプレッサー6および膨張弁7と、その冷凍サイ
クルの構成要素を覆うハウジング3aとを有するものを
用いる。
【0036】その蒸発器4と凝縮器5との間で空気が移
動するのを阻止できるように、乾燥機本体2の内部を蒸
発器4側と凝縮器5側の2室に隔てる隔壁8が設けられ
ている。その隔壁8の一部は、空調装置3のハウジング
3aの内部を蒸発器4と凝縮器5との間で空気が移動し
ないように仕切り、その隔壁8の残部は、乾燥機本体2
の内面と空調装置3のハウジング3aの外面との間に設
けられ、その間を通り蒸発器4側と凝縮器5側との間で
空気が移動するのを阻止する。
【0037】その蒸発器設置室9に外部から空気を導入
するための第1の吸気口10が乾燥機本体2に設けら
れ、その第1の吸気口10はシャッター10aにより開
閉可能とされている。その凝縮器設置室11に外部から
空気を導入するための第2の吸気口12と、その凝縮器
設置室11から外部に空気を排出するための排気口14
とが乾燥機本体2に設けられている。その蒸発器設置室
9と凝縮器設置室11とを連絡する連絡口15が、本体
2と空調装置3のハウジング3aとの間に設けられてい
る。その第1の吸気口10から乾燥機本体2に導入され
た空気は、空調装置3のハウジング3aに形成された図
外開口から蒸発器4に至る。その第2の吸気口12から
乾燥機本体2に導入された空気は、空調装置3のハウジ
ング3aに形成された図外開口から凝縮器5に至り、そ
のハウジング3aに形成された空気出口3bから排出口
14若しくは連絡口15に至る。その排気口14と連絡
口15とを選択的に閉鎖できるように、図1に示すよう
に連絡口15を閉鎖する位置と、図2に示すように排気
口14を閉鎖する位置とに位置変更可能なシャッター1
6が設けられている。その第1の吸気口10は例えば鋳
物工場の建屋内部に配置され、その第2の吸気口12と
排気口14とは例えば鋳物工場の建屋外部に配置され
る。
【0038】その蒸発器設置室9にヒーター17が内蔵
されている。その蒸発器設置室9から空気を送り出すブ
ロワー18が設けられている。そのブロワー18により
送り出される空気の送風流量は毎時200m3 以上とさ
れている。その送風空気の温度はヒーター17の能力調
節と冷凍サイクルの冷却能力の調節とにより0℃〜60
℃の範囲で設定可能とされ、相対湿度は50%RH以下
とすることが可能とされている。
【0039】上記乾燥機1によれば、梅雨時等の高温多
湿な環境においては、図1に示すように、第1の吸気口
10を開き、排気口14を開き、連絡口15を閉鎖し、
蒸発器設置室9に屋内の空気を図中矢印で示すように導
入して冷却すると共に除湿することで、例えば25℃、
50%RH程度の適温かつ低湿度の乾燥空気を送り出す
ことができる。
【0040】また、冬期のような低温低湿な環境におい
ては、図2に示すように、第1の吸気口10を閉じ、排
気口14を閉じ、連絡口15を開き、蒸発器設置室9に
屋外の空気を図中矢印で示すように導入して除湿すると
共にヒーター17により加熱することで、例えば25
℃、50%RH程度の適温かつ低湿度の乾燥空気を送り
出すことができる。また、そのヒーター17により蒸発
器設置室9に導入される空気を加熱することで、蒸発器
4の熱交換部に霜が付くのを防止して熱交換機能を維持
できる。さらに、冬期の雨天時のような低温多湿な環境
においては、蒸発器設置室9に導入した屋外空気を加熱
すると共に除湿することで、適温かつ低湿度の乾燥空気
を送り出すことができる。また、その屋外空気は凝縮器
設置室11を介し蒸発器設置室9に導入されるので、凝
縮器5における冷媒と熱交換された屋外空気を加熱して
適温にすることで、凝縮器5における冷媒の凝縮時の放
熱熱量を利用でき、熱効率を向上することができる。ま
た、冬期等の低湿環境では、鋳物工場内は水分を含んだ
鋳型に注湯するため蒸気が充満して屋外よりも一般に湿
度が高いことから、その蒸発器設置室9に屋外空気を導
入することで効果的に除湿空気を鋳物砂に送り込むこと
ができる。
【0041】次に鋳鋼の鋳造プロセスにおける鋳物砂再
生工程を示す。図4を参照して水溶性フェノール系樹脂
造型法における鋳物工場内の鋳物砂再生工程と、上記乾
燥機1を2台用いた場合の乾燥空気の送風経路を説明す
る。なお、図4において破線矢印は鋳物砂の再生経路を
示し、実線矢印は乾燥空気の送風経路を示す。
【0042】まず、鋳造に用いられた鋳型は、シェイク
アウトマシン21により鋳造品から分離(型ばらし)さ
れ、振動コンベアー22によりサンドクラッシャー23
に送り込まれて崩壊され、振動スクリーン24で鉄片と
ガラとが分離されて回収砂が得られる。この回収砂は、
バケットエレベーター、空気輸送コンベヤ、ベルトコン
ベアー等の搬送機25により磁選機26に搬送され、残
りの小さな鉄片等の磁石付着性成分が例えば10000
ガウス以下程度の比較的弱い磁力により分離され、回収
砂ホッパー27に貯蔵される。
【0043】そのホッパー27に貯蔵された回収砂は、
搬送機28により機械的に鋳物砂を研磨する乾式再生機
29に送り込まれる。この乾式再生機29において、砂
と砂との間や、砂と邪魔板や回転羽根といったシェルフ
との間等で乾式研磨が行なわれ、鋳物砂表面に存在する
L.O.I.成分が除去されると共に鋳物砂表面が研磨される
ことで鋳物砂の再生がなされる。なお、乾式再生機は、
機種、処理方法、処理時間は特に限定されるものではな
い。
【0044】その乾式再生機29により再生された再生
砂は、搬送機30により高磁力磁選機31に送り込ま
れ、例えば20000ガウス程度の磁力により例えば再
生クロマイトサンド等の磁石付着性再生砂と、例えば再
生硅砂等の他の再生砂とに分別される。各分別された再
生砂は、それぞれベルトコンベヤ32、33および搬送
機34、35を介し別個の再生砂ホッパー36、37に
貯蔵される。なお、アルミ鋳造の場合のように1種類の
砂で造型する場合、この磁選機31は不要である。
【0045】各ホッパー36、37に貯蔵された再生砂
は、それぞれ別個の投入ホッパー41、42にコンベヤ
等の搬送装置(図示省略)により送り込まれ、各投入ホ
ッパー41、42からそれぞれ別個のミキサー43、4
4に投入される。各ミキサー43、44において、再生
砂と、水溶性フェノール系樹脂を主体とする粘結剤と、
硬化剤とが再混練される。この再混練においては、再生
砂だけでなく新砂が混合されていても差し支えない。各
ミキサー43、44において混練された鋳物砂はそれぞ
れ別個の模型に充填されて中間鋳型46、47が形成さ
れ、両中間鋳型46、47が組み合わされて鋳型48が
形成され、この鋳型48に注湯されることで鋳造が行な
われる。
【0046】なお、有機エステル自硬性硬化法の場合、
使用される硬化剤は代表的にはエチレングリコールジア
セテート、トリアセチン、γ‐ブチロラクトン、アルキ
レンカーボネート等が挙げられる。また、有機エステル
ガス硬化法の場合、ガス状またはエアゾル状の蟻酸メチ
ルが用いられる。また、炭酸ガス硬化法の場合、炭酸ガ
ス硬化用の水溶性フェノール系樹脂のみを粘結剤とし、
模型充填後に炭酸ガス通気により硬化させるのが通常で
ある。粘結剤の添加量としては、通常鋳物砂(新砂が混
合されていても差し支えない)100重量部に対し、樹
脂が0.3重量部〜10重量部、好ましくは0.5重量
部〜5重量部である。硬化剤の添加量は、通常鋳物砂
(新砂が混合されていても差し支えない)100重量部
に対し、有機エステルの場合は、0.1重量部〜3重量
部、好ましくは0.1重量部〜2重量部、炭酸ガス通気
の場合は、0.1重量部〜10重量部である。
【0047】上記鋳型の造型、鋳造、再生が繰り返さ
れ、その再生系において2台の乾燥機1が設置され、型
ばらしから再混練前までの再生工程において乾燥機1か
ら送り出される空気が鋳物砂に送り込まれる。
【0048】本実施例では、振動コンベアー22による
鋳型の搬送工程、サンドクラッシャー23による鋳型の
崩壊工程、振動スクリーン24による鉄片とガラの分離
工程、搬送機25による回収砂の搬送工程、搬送機28
による再生砂の搬送工程、高磁力磁選機31による再生
砂の分別工程、搬送機34、35による再生砂の搬送工
程、投入ホッパー41、42からミキサー43、44へ
の投入工程において、鋳物砂に乾燥空気が吹き付けられ
るとともに、集塵機(図外)に乾燥空気が導入される。
【0049】なお、乾燥機1は1台でも3台以上でもよ
い。また、乾燥機1と再生各工程との送風ラインの接続
は、上記実施例のように乾燥機1と再生各工程とを個々
に接続する並列接続でもよいし、乾燥機に接続される再
生工程に別の再生工程を接続する直列接続でもよく、接
続方法は特に限定されない。又、鋳造される鋳物材質は
鋳鋼、鋳鉄、非鉄、合金が挙げられ特に限定されるもの
ではない。また、鋳物砂の型ばらしから再混練前までの
再生工程のうちの少なくとも一工程において、鋳物砂に
乾燥機から乾燥空気を送り込めば足り、例えばシェイク
アウトマシン21による型ばらし工程において乾燥空気
を送り込むようにしてもよい。また、上記再生工程は一
例であり、鋳物砂の型ばらしから再混練前までの再生工
程であれば再生方法は限定されない。
【0050】以下の表1は、鋳物砂の再生を、本発明の
乾燥機を用いて行なった場合(実施例A)と、特開平5
‐329576号公報に開示された乾燥機を用いて行な
った場合(比較例A)と、乾燥機を用いることなく行な
った場合(比較例B)とで比較実験を行なった結果を示
す。
【0051】
【表1】
【0052】実験に用いた元砂は商標名三河硅砂R6
号、粘結剤は水溶性フェノール樹脂で商標名カオーステ
ップS‐603(花王クエーカー株式会社製)、硬化剤
は有機エステル系硬化剤で商標名カオーステップQX‐
110(花王クエーカー株式会社製)。その元砂100
重量部に対し、硬化剤を0.70重量部、水溶性フェノ
ール樹脂を3.5重量部添加して混練し、鋳型の造型、
鋳造、再生を繰り返し、L.O.I.%が11.4%の再生硅
砂11トンを得た。この再生硅砂のみを使用し、図4に
示した再生工程により表1に示した再生パス回数となる
ように再生を繰り返して再生砂を得た。得られた再生砂
100重量部に対し、上記硬化剤を0.70重量部、上
記粘結剤を3.5重量部添加して混練し、直径が50m
mで高さが50mmのテストピース用模型に充填して鋳
型を得た。なお、外気温は20℃、外気相対湿度は90
%RH、送風空気温度は18℃、送風空気相対湿度は3
0%RH、送風空気流量は360m3 /時とした。
【0053】表1における砂温は、各再生パス回数を繰
り返した時の再生砂温であり、圧縮強度は、得られた鋳
型を24時間放置した後の圧縮強度であり、可使時間
は、その24時間放置した後の圧縮強度の80%に圧縮
強度が低下するまでの混練砂の充填待機時間である。な
お、混練砂の充填待機時間とは、粘結剤を鋳物砂に混練
した直後からテストピース用模型に充填するまでの待機
時間をいう。また、表1における遊離水分(%)は、得
られた再生砂試料(重量Wa)を100℃で1時間乾燥
し、デシケーター中で室温まで冷却した後の重量(W
b)を測定し、〔(Wa−Wb)/Wa〕×100なる
式で算出したものであり、その値が小さいほど再生砂が
乾燥していることを示している。また、表1におけるL.
O.I.(%)は、遊離水分を除去した再生砂試料(重量W
a)を1000℃で1時間強熱し、デシケーター中で室
温まで冷却した後の重量(Wc)を測定し、〔(Wa−
Wc)/Wa〕×100なる式で算出したもであり、そ
の値が小さいほど再生効率が高いことを示している。
【0054】上記表1より、実施例Aでは再生を連続8
回行なっても再生砂の砂温は21℃〜23℃の範囲に制
御され、比較例に比べ砂温が低く且つ変動が小さい。ま
た、再生砂の遊離水分率が低く流動性が良くなる。これ
により、可使時間が長く、圧縮強度が高く、L.O.I.%が
低減するのを確認できる。すなわち、再生効率、再生砂
の砂温制御、遊離水分率、可使時間、鋳型強度などが比
較例より優れるのが確認できる。
【0055】次にアルミ鋳造工場の鋳造プロセスにおけ
る鋳物砂再生工程を示す。図5を参照して本発明の第2
実施例の乾燥機51と鋳造設備を説明する。
【0056】その乾燥機51は、箱状の乾燥機本体52
と、この乾燥機本体52に内蔵された空調装置53とを
備える。その空調装置53としては第1実施例と同様に
市販のクーラーや除湿機であって、冷凍サイクルを構成
する蒸発器54、凝縮器55、コンプレッサー56およ
び膨張弁57と、その冷凍サイクルの構成要素を覆うハ
ウジング53aとを有するものを用いる。
【0057】その蒸発器54と凝縮器55との間で空気
が移動するのを阻止できるように、乾燥機本体52の内
部を蒸発器54側と凝縮器55側の2室に隔てる隔壁5
8が設けられている。その隔壁58の一部は、空調装置
53のハウジング53aの内部を蒸発器54と凝縮器5
5との間で空気が移動しないように仕切り、その隔壁5
8の残部は、乾燥機本体52の内面と空調装置53のハ
ウジング53aの外面との間に設けられ、その間を通り
蒸発器54側と凝縮器55側との間で空気が移動するの
を阻止する。
【0058】その蒸発器設置室59に外部から空気を導
入するための第1の吸気口60と、その凝縮器設置室6
1に外部から空気を導入するための第2の吸気口62
と、その凝縮器設置室61から外部に空気を排出するた
めの排気口64とが乾燥機本体52に設けられ、その蒸
発器設置室59と凝縮器設置室61とを連絡する連絡口
65が、乾燥機本体52と空調装置53のハウジング5
3aとの間に設けられている。その第1の吸気口60か
ら乾燥機本体52に導入された空気は、空調装置53の
ハウジング53aに形成された図外開口から蒸発器54
に至る。その第2の吸気口62から乾燥機本体52に導
入された空気は、空調装置53のハウジング53aに形
成された図外開口から凝縮器55に至り、そのハウジン
グ53aに形成された図外開口から排出口64若しくは
連絡口65に至る。その排気口64と連絡口65とを選
択的に閉鎖できるように、連絡口65を閉鎖する位置と
排気口64を閉鎖する位置とに位置変更可能なシャッタ
ー66が設けられている。なお、その空調装置53は、
ハウジング53a内の蒸発器設置室59に空気を吸引す
るための第1ファン53bと、ハウジング53a内の凝
縮器設置室61に空気を吸引するための第2ファン53
cとを有し、その第2ファン53cの方が第1ファン5
3bよりも風量が多くされている。これにより、排気口
64が閉鎖されて連絡口65が開かれた状態では、第2
の吸気口62から乾燥機本体52に導入された空気は連
絡口65を介し蒸発器54に至り、一方、第1の吸気口
60は空気排出口として機能し、この際、その第2の吸
気口62から乾燥機本体52に導入された空気を連絡口
65から蒸発器54に案内するため、蒸発器設置室59
にガイド板101が設けられている。その第1の吸気口
60は例えば鋳物工場の建屋内に配置され、その第2の
吸気口62と排気口64とは例えば鋳物工場の建屋外に
配置される。また、各吸気口60、62および排気口6
4を建屋内に配置してもよい。
【0059】その蒸発器設置室59にヒーター67が内
蔵されている。その蒸発器設置室59から空気を送り出
すブロワー68が設けられている。そのブロワー68に
より送り出される空気の送風流量は毎時200m3 以上
とされている。その送風空気の温度はヒーター67の能
力調節と冷凍サイクルの冷却能力の調節とにより0℃〜
60℃の範囲で設定可能とされ、相対湿度が50%RH
以下とされる。
【0060】その蒸発器設置室59から乾燥機本体52
の外部に水を排出するためのホース102と、その排出
された水を受けるタンク103とが設けられている。
【0061】上記乾燥機51において、排気口64を開
き、連絡口65を閉鎖し、第1の吸気口60から導入す
る空気を蒸発器54に設ける冷却板等の吸熱部表面での
熱交換により冷却すると共に除湿することで、例えば2
5℃、50%RH程度の適温かつ低湿度の乾燥空気を送
り出すことができる。また、排気口64を閉じ、連絡口
65を開き、第2の吸気口62から導入される空気を凝
縮器55に設ける放熱板等の放熱部表面での熱交換によ
り加熱し、蒸発器54により除湿し、ヒーター67によ
り加熱することで、例えば25℃、50%RH程度の適
温かつ低湿度の乾燥空気を送り出すことができる。
【0062】上記乾燥機51から鋳造設備に乾燥空気が
送り出される。その鋳造設備において粘結剤として水溶
性フェノール系樹脂をコーティングされた鋳物砂の再生
工程を行なうため、まず、鋳造に用いられた鋳型が図外
シェイクアウトマシンにより鋳造品から分離(型ばら
し)され、サンドクラッシャー73に送り込まれて崩壊
され、バケットエレベーター75からサンドタンク77
を介し乾式再生機78に送り込まれて再生砂とされ、空
気輸送機79により第2サンドタンク80に送り込まれ
貯蔵される。その乾式再生機78には集塵機85が接続
される。その再生砂は、第2サンドタンク80からベル
トコンベアー81、バケットエレベーター82、第3サ
ンドタンク83を介し連続混練機84に送り込まれ、粘
結剤および硬化剤と混練され、鋳型の形成に用いられ
る。
【0063】上記再生工程において乾燥機51から送り
出される乾燥空気を鋳物砂に送り込むため、乾燥機51
はサンドクラッシャー73と第3サンドタンク83とに
配管86を介し接続される。なお、そのサンドクラッシ
ャー73と配管86との接続部は乾燥空気の漏れを防ぐ
ためカバーにより覆うのが好ましい。これにより、乾燥
機51から送り出される乾燥空気は、サンドクラッシャ
ー73、バケットエレベーター75、サンドタンク7
7、乾式再生機78、第2サンドタンク80、集塵機8
5、ベルトコンベアー81、バケットエレベーター82
および第3サンドタンク83において鋳物砂に送り込ま
れる。
【0064】上記構成において、乾燥機51の蒸発器設
置室59における空気の温度検出用第1センサー105
と、その蒸発器54に設けられる冷却板等の吸熱部表面
の温度検出用第2センサー106と、その凝縮器設置室
61に外部から導入される空気の温度検出用第3センサ
ー107と、再生された鋳物砂の温度検出用第4センサ
ー108とが設けられ、各センサー105、106、1
07、108は制御装置(図示省略)に接続される。
【0065】その第1センサー105は蒸発器設置室5
9内において、ヒーター67の輻射熱をガイド板101
により遮ることのできる位置に設けられる。その蒸発器
設置室59における空気温度が設定温度よりも低くなる
とヒーター67は制御装置により作動され、蒸発器設置
室59に導入される空気が加熱される。これにより、蒸
発器設置室59における空気温度が蒸発器54の吸熱部
表面に霜が付着する温度よりも低くなったことを第1セ
ンサー105により検知した時に、その蒸発器設置室5
9に導入される空気をヒーター67により加熱すること
で霜が付着するのが防止される。この場合、その霜が付
着する温度は湿度が高い程低くなるので、そのヒーター
67を作動させる設定温度は湿度が高くなる程に低くす
るのが好ましい。
【0066】その第2センサー106により計測される
蒸発器54における吸熱部表面温度が設定温度よりも低
くなると、空調装置53の冷凍サイクルを構成するコン
プレッサー56が制御装置により作動停止される。これ
により、その蒸発器54における吸熱部表面温度が霜の
成長する設定温度よりも低くなるとコンプレッサー56
が停止され、霜を解凍させる。この場合、その設定温度
は吸熱部表面において霜が成長を始める0℃とされるの
が好ましい。そのコンプレッサー56は連続して停止す
るのでなく、その吸熱部表面に付着する霜を解凍するの
に充分な一定時間(例えば3分間程度)だけ停止され、
その停止後に再起動される。また、その再起動時に吸熱
部表面温度が設定温度よりも低い場合は、一定時間(例
えば30分間程度)だけ作動させた後に再度一定時間だ
け停止させるサイクルが繰り返される。そのサイクルに
おけるコンプレッサー56の作動時間は、蒸発器54の
吸熱部表面における熱交換が不能になる程に霜が成長す
ることのない時間とされ、さらに、そのサイクルにおけ
るコンプレッサー56の停止中にコンプレッサーの内圧
は再起動可能な程度に開放される。
【0067】その第3センサー107は凝縮器設置室6
1に配置され、その凝縮器設置室61に外部から導入さ
れる空気温度が設定温度よりも低くなると、制御装置に
より乾燥機51は第1ファン53bと第2ファン53c
とブロワー68以外は作動停止され、その凝縮器設置室
61に外部から導入される空気はそのまま送り出され
る。これにより、その凝縮器設置室61に外部から導入
される空気が、冬期における外気のように低温低湿であ
る場合、冷凍サイクルにより除湿冷却することなくその
まま乾燥機1から送り出し、省エネルギー化を図ること
ができる。
【0068】その第4センサー108は第3サンドタン
ク83の内部に配置され、その第4センサー108によ
り計測される再生砂の温度が第1設定温度よりも低くな
ると、乾燥機51のシャッター66が制御装置により駆
動され、前記連絡口65が開かれると共に排気口64が
閉鎖され、再生された鋳物砂に送り込まれる空気が凝縮
器55における熱交換により昇温される。その再生砂の
温度が第1設定温度よりも高くなるとその連絡口65が
閉鎖されると共に排気口64が開かれる。また、その乾
燥機51と第3サンドタンク83とを接続する配管86
の途中にヒーター110、111が設けられ、その第4
センサー108により計測される再生砂の温度が第1設
定温度よりも低い第2設定温度以下になると、そのヒー
ター110、111が制御装置により作動され、再生さ
れた鋳物砂に送り込まれる空気が加熱される。これによ
り、乾燥機51から鋳物砂に送り込まれる空気の温度を
効率良く調節し、鋳物砂に適温の除湿空気を送り込み、
粘結剤である水溶性フェノール系樹脂の反応速度を適正
化して造型作業を効率良く行なうことができる。
【0069】上記第2実施例によれば、例えば再生砂の
含水量を6%から0.7%以下にでき、第1実施例と同
様の作用効果を奏することができる。また、蒸発器54
における霜の付着防止、再生砂の温度の適正化、乾燥機
51のエネルギー効率の向上をより効果的に行なえる。
【0070】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、鋳物砂は、粘結剤として水溶性フ
ェノール系樹脂以外の樹脂によりコーティングされてい
るものや、生型砂であってもよく、乾燥機により乾燥空
気を送り込んで再生を行なうものであれば限定されな
い。また、乾燥機本体に蒸発器のみを内蔵し、凝縮器を
屋外に配置し、連絡口に替えて第2の吸気口を屋外にお
いて開閉可能に乾燥機本体に設けるようにしてもよい。
また、粘結剤として水溶性フェノール系樹脂をコーティ
ングされた鋳物砂については、再生工程のうちの少なく
とも一工程において鋳物砂に乾燥空気を送りこむ乾燥機
は、除湿機能を有するものであれば足りる。
【0071】
【発明の効果】本発明の乾燥機によれば適温低湿度の乾
燥空気を送り出すことができ、蒸発器に霜が付くことは
なく、エネルギー効率が良く、本発明の鋳物砂の再生方
法の実施に好適なものである。また、本発明の鋳物砂の
再生方法によれば、環境温度や環境湿度の影響を受ける
ことなく、水溶性フェノール系樹脂によりコーティング
された再生砂の温度を適正範囲に制御することができる
共にL.O.I.を低減できるので、可使時間が長く、高強度
の鋳型を得ることができ、良好な品質の鋳物を得ること
ができる。さらに、再生工程における鋳物砂のスクリー
ンの目詰まり、磁選機における選別能力の低下、乾式再
生機やホッパー等における棚吊り、付帯設備の集塵機の
フィルターの目詰まり等も解消でき、新砂の割合を低く
して省資源を図ると共に産業廃棄物を低減でき、安定し
た設備の稼働に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の乾燥機の連絡口の閉鎖状
態を示す図
【図2】本発明の第1実施例の乾燥機の排気口の閉鎖状
態を示す図
【図3】本発明の第1実施例の乾燥機の構成説明図
【図4】本発明の第1実施例の再生工程の説明図
【図5】本発明の第2実施例の乾燥機と再生工程の構成
説明図
【符号の説明】
1、51 乾燥機 2、52 乾燥機本体 4、54 蒸発器 5、55 凝縮器 9、59 蒸発器設置室 10、60 第1の吸気口 11、61 凝縮器設置室 12、62 第2の吸気口 14、64 排気口 15、65 連絡口 16、66 シャッター 17、67 ヒーター 18、68 ブロワー 105、106、107、108 センサー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥機本体と、その乾燥機本体に内蔵さ
    れて冷凍サイクルを構成する蒸発器と、その蒸発器設置
    空間に外部から空気を導入するための第1の吸気口と、
    その蒸発器設置空間に外部から空気を導入するための第
    2の吸気口と、各吸気口から選択的に蒸発器設置空間に
    空気を導入する手段と、その蒸発器設置空間に導入され
    る空気を加熱可能な手段と、その蒸発器設置空間から空
    気を送り出す手段とを備える乾燥機。
  2. 【請求項2】 乾燥機本体と、その乾燥機本体に内蔵さ
    れて冷凍サイクルを構成する蒸発器および凝縮器と、そ
    の蒸発器と凝縮器との間で空気が移動するのを阻止でき
    るように乾燥機本体の内部を隔てる手段と、その蒸発器
    設置空間に外部から空気を導入するための第1の吸気口
    と、その凝縮器設置空間に外部から空気を導入するため
    の第2の吸気口と、その凝縮器設置空間から外部に空気
    を排出するための排気口と、その蒸発器設置空間と凝縮
    器設置空間とを連絡する連絡口と、その排気口と連絡口
    とを選択的に閉鎖可能な手段と、その蒸発器設置空間に
    導入される空気を加熱可能な手段と、その蒸発器設置空
    間から空気を送り出す手段とを備える乾燥機。
  3. 【請求項3】 その蒸発器設置空間における空気の温度
    検出用センサーと、その空気温度が設定温度よりも低く
    なると蒸発器設置空間に導入される空気を加熱する手段
    とを備える請求項1または2に記載の乾燥機。
  4. 【請求項4】 その蒸発器における吸熱部表面の温度検
    出用センサーと、その吸熱部表面温度が設定温度よりも
    低くなると前記冷凍サイクルを構成するコンプレッサー
    を停止させる手段とを備える請求項1〜3のいずれかに
    記載の乾燥機。
  5. 【請求項5】 その凝縮器設置空間に外部から導入され
    る空気の温度検出用センサーと、その空気温度が設定温
    度よりも低くなると凝縮器設置空間に外部から導入され
    る空気をそのまま送り出す手段とを備える請求項1〜4
    のいずれかに記載の乾燥機。
  6. 【請求項6】 粘結剤として水溶性フェノール系樹脂を
    コーティングされた鋳物砂の再生工程うちのうちの少な
    くとも一工程において、乾燥機により除湿された空気を
    鋳物砂に送り込むことを特徴とする鋳物砂の再生方法。
  7. 【請求項7】 その乾燥機は鋳物砂に送り込まれる空気
    の温度調節機能を有する請求項6に記載の鋳物砂の再生
    方法。
  8. 【請求項8】 その再生工程において、鋳物砂を選別す
    るスクリーン、鋳物砂にコーティングされた粘結剤を除
    去する乾式再生機、鋳物砂を磁力により選別する磁選
    機、鋳物砂を収納するホッパーおよび排出空気中の粉塵
    を除去する集塵機のうちの少なくとも一つが用いられ、
    そのスクリーン、乾式再生機、磁選機、ホッパーおよび
    集塵機のうちの少なくとも一つの内部で鋳物砂に除湿さ
    れた空気が送り込まれる請求項6または請求項7に記載
    の鋳物砂の再生方法。
  9. 【請求項9】 その乾燥機から送り出される空気は、温
    度が0℃〜60℃の範囲とされ、相対湿度が50%RH
    以下とされ、送風流量が毎時200m3 以上とされる請
    求項6〜請求項8の何れかに記載の鋳物砂の再生方法。
  10. 【請求項10】 その乾燥機として請求項1〜5のいず
    れかに記載の乾燥機が用いられる請求項6〜請求項9の
    何れかに記載の鋳物砂の再生方法。
  11. 【請求項11】 その乾燥機として請求項2に記載の乾
    燥機が用いられ、再生された鋳物砂の温度検出用センサ
    ーと、その鋳物砂温度が設定温度よりも低くなると前記
    連絡口を開くと共に排気口を閉鎖し且つ設定温度よりも
    高くなると前記連絡口を閉鎖すると共に排気口を開く手
    段とを備える請求項6〜請求項9の何れかに記載の鋳物
    砂の再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012055967A (ja) * 2010-09-03 2012-03-22 Taiyo Machinery Co Ltd 鋳物砂の再生方法及び該方法に用いるバッチ式遠心研磨機並びにバッチ式混練機
JP2016000413A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 株式会社清田鋳機 鋳物砂の再生装置
JP2018164914A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 ダイハツ工業株式会社 鋳物砂の製造方法
CN118905151A (zh) * 2024-10-10 2024-11-08 兴化市兴工机械厂 一种型砂铸造加工用砂的预处理装置

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