JPH07191431A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH07191431A
JPH07191431A JP34712693A JP34712693A JPH07191431A JP H07191431 A JPH07191431 A JP H07191431A JP 34712693 A JP34712693 A JP 34712693A JP 34712693 A JP34712693 A JP 34712693A JP H07191431 A JPH07191431 A JP H07191431A
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雄三 戸田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタチックカブリ故障のなく、色再現が良好
で光堅牢な色素像を与えるハロゲン化銀写真感光材料を
提供することである。 【構成】 支持体上に設けられた感光性ハロゲン化銀乳
剤層又は非感光性の親水性コロイド層の少なくとも1層
に特定の置換基を有するクロモン誘導体の少なくとも1
種を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真感光材
料に関し、特に色再現とスタチック防止に優れ、又光堅
牢な色素像を与える感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀乳剤は可視域(400〜7
00nm)のみならず、紫外域(400nm以下)にも
感度を有する。撮影用のハロゲン化銀写真感光材料で
は、人間の眼が感じない紫外域の光線を紫外線(UV)
フィルター層により遮断することにより、可視域の光線
のみがハロゲン化銀乳剤層に届くように構成されてい
る。すなわち、自然光撮影用の多くの感光材料、特にカ
ラー感光材料では、いわゆる保護層にUVフィルター層
の機能を持たせている。このUVフィルター層により、
紫外線の多い風景を撮影した場合に実際よりも青みがか
ったカラー写真となることを防止している。この色再現
を忠実にするためには長波長(320〜400nm)の
UV吸収剤が重要である。カラープリントにおいてもU
Vフィルター層が同じく保護層に用いられ色素画像の光
褪色を防止している。やはり比較的長波のUV吸収剤が
重要である。
【0003】ハロゲン化銀カラー写真感光材料は感光性
であるために、製造工程中に発生するわずかな静電気の
スパークの発光に感じて、現像後カブリと称する不本意
な黒化あるいは発色部分(スタチックマーク)を生ず
る。静電気を帯びた感光材料、あるいは感光材料の周囲
のものから放電が起こるとき、静電気は光エネルギーに
変換される。この光は紫外線と青色光が主で、特に短波
長(320nm未満)及び長波長(320〜400n
m)紫外線に富んでいるため、ハロゲン化銀固有の感光
性領域とオーバーラップする。このような放電によるス
タチックマークを防止するための方法の一つに、感光材
料に短波長及び長波長の紫外線吸収剤を含有させて静電
気の放電による発光をカットするのに有効な方法があ
る。従来から短波長UV吸収剤として、ベンゾトリアゾ
ール系化合物が、又長波長UV吸収剤としてアミノスチ
ルベン系化合物が使用されてきた。しかし、このアミノ
スチルベン系化合物は合成困難であり、高価のため代替
素材の開発が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スタ
チックカブリ故障のなく、色再現が良好で光堅牢な色素
像を与えるハロゲン化銀感光材料を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は下記
(1)〜(4)に記載の構成により達成された。 (1)支持体上に設けられた感光性ハロゲン化銀乳剤層
又は非感光性親水性コロイド層の少なくとも1層に下記
一般式(I)で示された化合物の少なくとも1種を含有
することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
【0006】
【化2】
【0007】式中、R0 は水素原子、アルキル基又はア
リール基を表わし、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 は各
々同じでも異なっていてもよく、水素原子、アルキル
基、アリール基、ヘテロ環基、アルケニル基、OR6
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、NR6 7 、CO
NR6 7 、SO2 NR6 7 、COR8 、SO
2 8、NR7 COR8 、NR7 SO2 8 、COOR
6 、SO3 6 、OCOR8 、OSO2 8 を表わし、
6 ,R7 は各々同じでも異っていてもよく水素原子、
アルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アルケニル基を
表わし、R8 はアルキル基、アリール基、ヘテロ環基、
アルケニル基を表わし、R6 とR7 で連結して5または
6員環を形成してもよい。 (2)一般式(I) で示される化合物の少なくとも1種を
非感光性親水性コロイド層の少なくとも1層に含有する
請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料。 (3)非感光性親水性コロイド層が最外層又はこれに隣
接する層として設けられた保護層である請求項2記載の
ハロゲン化銀写真感光材料。 (4)感光性ハロゲン化銀乳剤層に発色カプラーを含有
する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のハロゲン
化銀写真感光材料。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明
は、式(I)で示される化合物を含有することにより前
記諸目的を達成したハロゲン化銀感光材料を得ることが
できる。式(I)の化合物が紫外線吸収剤として特に長
波長紫外線吸収剤として有用であることは驚くべきこと
である。
【0009】本発明の式(I)で示される紫外線吸収剤
について説明する。式(I)中、R0 からR8 で表わさ
れるアルキル基は、直鎖又は分岐又は環状の炭素数1〜
20のアルキル基(例えば、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、n−ヘ
キシル、n−オクチル、イソオクチル、ドデシル、ヘキ
サデシル、オクタデシル、イソオクタデシル、シクロペ
ンチル、シクロヘキシル)が好ましく、置換基を有して
いても良い。
【0010】R0 からR8 で表わされるアリール基は、
炭素数6〜10のアリール基(例えば、フェニル、ナフ
チル)が好ましく、置換基を有していてもよい。R1
らR8 で表わされるヘテロ環基は、5又は6員のヘテロ
環基(例えば、2−ピリジル、4−ピリジル、1−ベン
ゾトリアゾリル、2−ベンゾオキサゾリル、1−メチル
−2−モルホリル、モルホリノ、ピペリジノ、ピロリジ
ノ、フリル、チェニル)が好ましく置換基を有していて
もよい。
【0011】R1 からR8 で表わされるアルケニル基
は、炭素数2〜10のアルケニル基(例えば、ビニル、
アリル、1−プロペニル、2−ペンテニル、1,3−ブ
タジエニル)が好ましい。前記した置換基の例として
は、ハロゲン原子(例えば、フッ素、塩素、臭素)、ニ
トロ基、シアノ基、水酸基、カルボン酸基、炭素数0〜
40のアミノ基(例えば、ジメチルアミノ、ジオクチル
アミノ、ジドデシルアミノ)、炭素数1〜20のアルキ
ル基(例えば、メチル、ブチル、デシル、オクタデシ
ル)、炭素数6〜10のアリール基(例えば、フェニ
ル、ナフチル)、炭素数1〜20のアルコキシ基(例え
ば、メトキシ、エトキシ、ブトキシ、ヘキシルオキシ、
テトラデシルオキシ、ヘキサデシルオキシ)、炭素数6
〜10のアリールオキシ基(例えば、フェノキシ、ナフ
トキシ)、炭素数2〜20のアルコキシカルボニル又は
アリーロキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニ
ル、プロピルオキシカルボニル、オクチルオキシカルボ
ニル、フェノキシカルボニル)、炭素数2〜20のアシ
ルアミノ基(例えば、アセチルアミノ、ベンズアミ
ド)、炭素数2〜20のアシルオキシ基(例えば、アセ
チルオキシ、ベンゾイルオキシ、ラウロイルオキシ)、
炭素数2〜20のアシル基(例えば、アセチル、ベンゾ
イル、ラウロイル)等を挙げることができる。
【0012】R1 からR5 で表わされるハロゲン原子と
しては、フッ素、塩素、臭素等を挙げることができる。
6 とR7 で連結して形成される5又は6員環としては
ピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン環、N−メチ
ルピペラジン環、イミダゾリジン環等を挙げることがで
きる。一般式(I)で好ましいものは、R0 、R1 及び
3 が水素原子を表わし、R2 及びR5 が各々独立に水
酸基又はアルコキシ基を表わし、R4 がアリール基を表
わすものである。
【0013】以下に一般式(I)で表わされる化合物の
具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0014】
【化3】
【0015】
【化4】
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】
【0018】
【化7】
【0019】一般式(I)で表わされる化合物は、A, W
eissberger, E.C. Taylor, The Chemistry of Heterocy
clic Compounds, vol. 31 Chromenes, Chromanones and
Chromones, 495 〜555pp(1977) 、John Wiley & Sons,
Inc., R.C. Elderfield, Heterocyclic Compounds, vo
l. 2 p229 〜276 、John Wiley & Sons, Inc, (1951)、
A. Ahuja, Indian. J. Chem., 13, 26(1974)等に記載さ
れているかもしくは記載されている方法に準じて合成す
ることができる。例えば、化合物I−1、I−5は東京
化成工業(株)で市販されており、化合物I−10は、
独国特許(DT)第1772146号に記載されてい
る。本発明の例示化合物I−1は、糖類が付加した天然
の化合物から糖類を除くことにより得ることもできる。
また、本発明の例示化合物I−1を常法に従いアルキル
化すると、その他の本発明の化合物(例えば、I−2、
I−3、I−4及びI−9)を容易に合成することがで
きる。
【0020】本発明に使用する紫外線吸収剤は吸収極大
波長が350nm〜390nm、好ましくは365〜3
80nmに在るものが好ましい。更に吸収スペクトルの
長波端が390〜410nmまで延びていることが好ま
しい。又、本発明のUV吸収剤は長波UVに有効である
が、300〜350nmの吸収は強くない。従って、特
に320nm以下のUVを吸収する短波UV剤の併用が
好ましい。具体的には、下記の一般式(II)で表わさ
れる紫外線吸収剤の1種又は2種以上を含有させること
が好ましい。
【0021】本発明の式(I)で示される紫外線吸収剤
は、感光性ハロゲン化銀乳剤層又は非感光性親水性コロ
イド層の少なくとも1層に含有される。また、本発明に
おいて、非感光性親水性コロイド層は、最外層又はこれ
に隣接する層として設けるられた保護層であることが好
ましい。また、この感光性ハロゲン化銀乳剤層は発色性
カプラーを含有している層であることが好ましい。好ま
しい別の態様は、シアンカプラーと式(I)で示される
紫外線吸収剤とを共乳化して感光性ハロゲン化銀乳剤層
に含有させることである。本発明の式(I)で示される
紫外線吸収剤の塗布量は、1〜0.01g/m2 、好ま
しくは0.3〜0.03g/m2 である。本発明の式
(I)で示される化合物は、他の紫外線吸収剤と併用し
て用いられることが好ましく、その場合、本発明の紫外
線吸収剤と他の紫外線吸収剤との使用割合は、10:1
〜1:10である。N2 放電の帯スペクトルを考慮する
と、短波長UV剤は300nmの吸光度が1〜4、好ま
しくは2〜3となるように、又長波長UV剤は350〜
400nmの間にある吸収極大波長において同じく吸光
度が1〜4、好ましくは2〜3となるように塗布するこ
とが好ましい。
【0022】本発明の非感光性親水性コロイド層よりな
る保護層は1層でもよく、2層以上の複数層でもよい
が、複数層構成が耐接着性の点でより好ましい。いづれ
にせよ全塗布層のなかで支持体より最も遠くに塗設さ
れ、特願平4−306240号明細書に記載の一般式
(1)で示される組成のマット剤粒子を含有することが
好ましい。
【0023】本発明の最外層保護層の膜厚は0.2〜
3.0μmであり、好ましくは0.5〜2.0μmであ
る。ここでいう膜厚とはマット剤粒子の存在しない部分
の厚さであり、感光材料の断面電顕写真より算出した値
である。
【0024】本発明の紫外線吸収剤は、他の紫外線吸収
剤と併用することができる。具体的には、特公昭48−
30492号、同56−21141号に記載された桂皮
酸系紫外線吸収剤、特公昭48−5496号、同50−
25337号、同55−36984号、同49−261
39号、同51−6540号、同47−1026号、特
開昭61−190537号、特開平1−306839
号、同1−306840号、同1−306841号、同
1−306842号、同1−306843号、ヨーロッ
パ特許57−160号に記載されたベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤、特公昭50−33773号、同56−
30538号、米国特許3698907号、同3215
530号に記載されたベンゾフェノン系紫外線吸収剤、
特開昭58−185677号、同58−111942
号、同58−178351号、同61−169831
号、同62−24247号、同63−55542号、同
63−53544号、同63−53543号に記載され
たポリマー状の紫外線吸収剤などと併用することができ
る。
【0025】特に好ましく併用できるものとしては、例
えば、特公昭55−36984号、同55−12587
号、特開昭58−214152号、同58−22184
4号、同59−46646号、欧州特許第57160A
1号、同323408A1号に記載の2−(2′−ヒド
ロキシフェニル)ベンゾトリアゾール類、例えば、特公
昭48−30492号、特開昭47−10537号、同
58−111942号に記載のベンゾフェノン類、例え
ば、特開昭51−56620号、同53−128333
号、同58−181040号、同53−97425号に
記載のメロシアニン類、例えば、欧州特許第53125
8A1号、同530135A1号記載の2−ヒドロキシ
フェニルトリアジン類を挙げることができる。
【0026】次に本発明の一般式(I)で表わされる紫
外線吸収剤と併用しうる好ましいベンゾトリアゾール系
紫外線吸収剤を例示する。
【0027】
【化8】
【0028】式中、R28,R29,R30,R31及びR32
同一または異なってもよく、水素原子又は芳香族基に対
して許容された置換基であり、R31とR32は閉環して炭
素原子からなる5若しくは6員の芳香族環を形成しても
よい。これらの基のうちで置換基を有し得るものは更に
許容された置換基でさらに置換されていてもよい。
【0029】上記一般式(II)で表わされる化合物
は、単独または2種以上を混合使用できる。以下(I
I)−1〜(II)−15に代表的な化合物を記す。
【0030】
【化9】
【0031】
【化10】
【0032】
【化11】
【0033】
【化12】
【0034】本発明の及びこれと併用する紫外線吸収剤
は保護層に使用する場合、保護層が1層の場合は該保護
層に、2層以上より構成されている場合は、いづれの保
護層に含有させてもよいが、最外層を除く保護層に使用
するのがより好ましい。
【0035】ここで使用する紫外線吸収剤は従来より知
られた方法(水中油滴分散法)で感光材料に含有せしめ
ることが出来る。例えば紫外線吸収剤をトリクレジルホ
スフェート等の高沸点有機溶媒と酢酸エチル等の低沸点
有機溶媒の混合物に55〜65℃の温度で溶解せしめ、
次いでドデシルベンゼンスルフォン酸ソーダに代表され
る界面活性剤を含むゼラチン水溶液中に添加後高速撹拌
によって乳化分散物とし、得られた乳化分散物を塗布液
に添加後塗布することで容易に達成できる。紫外線吸収
剤が常温で液体状のものは高沸点有機溶媒の併用が無く
ても乳化分散が可能であり本発明に好ましく利用でき
る。
【0036】水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の
例は米国特許第2,322,027号などに記載されて
いる。
【0037】水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点
が175℃以上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フ
タル酸エステル類(例えば、ジブチルフタレート、ジシ
クロヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタ
レート、デシルフタレート、ビス(2,4−ジ−t−ア
ミルフェニル)フタレート、ビス(2,4−ジ−t−ア
ミルフェニル)イソフタレート、ビス(1,1−ジエチ
ルプロピル)フタレート)、リン酸またはホスホン酸の
エステル類(例えば、トリフェニルホスフェート、トリ
クレジルホスフェート、2−エチルヘキシルジフェニル
ホスフェート、トリシクロヘキシルホスフェート、トリ
−2−エチルヘキシルホスフェート、トリドデシルホス
フェート、トリブトキシエチルホスフェート、トリクロ
ロプロピルホスフェート、ジ−2−エチルヘキシルフェ
ニルホスホネート)、安息香酸エステル類(例えば、2
−エチルヘキシルベンゾエート、ドデシルベンゾエー
ト、2−エチルヘキシル−p−ヒドロキシベンゾエー
ト)、アミド類(例えば、N,N−ジエチルドデカンア
ミド、N,N−ジエチルラウリルアミド、N−テトラデ
シルピロリドン)、アルコール類またはフェノール類
(例えば、イソステアリルアルコール、2,4−ジ−t
ert−アミルフェノール)、脂肪族カルボン酸エステ
ル類(例えば、ビス(2−エチルヘキシル)セバケー
ト、ジオクチルアゼレート、グリセロールトリブチレー
ト、イソステアリルラクテート、トリオクチルシトレー
ト)、アニリン誘導体(例えば、N,N−ジブチル−2
−ブトキシ−5−tert−オクチルアニリン)、炭化
水素類(例えば、パラフィン、ドデシルベンゼン、ジイ
ソプロピルナフタレン)などが挙げられる。また補助溶
剤としては、沸点が約30℃以上、好ましくは50℃以
上約160℃以下の有機溶剤などが使用でき、典型例と
しては例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸エ
チル、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、2−エ
トキシエチルアセテート、ジメチルホルムアミドが挙げ
られる。
【0038】本発明の感光材料は、支持体上に発色カプ
ラーを含む青感色性層、緑感色性層、赤感色性層のハロ
ゲン化銀乳剤層の少なくとも1層と最外層に非感光性親
水性コロイド層よりなる保護層が設けられていることが
好ましく、ハロゲン化銀乳剤層および非感光性層の層数
および最外層保護層を除いた層順に特に制限はない。典
型的な例としては、支持体上に、実質的に感色性は同じ
であるが感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層から
成る感光性層を少なくとも1つと保護層の1つを有する
ハロゲン化銀写真感光材料であり、該感光性層は青色
光、緑色光、および赤色光の何れかに感色性を有する単
位感光性層であり、撮影用ハロゲン化銀カラー写真感光
材料においては、一般に単位感光性層の配列が、支持体
側から順に赤感色性層、緑感色性層、青感色性の順に設
置される。しかし、カラープリント感材では上記設置順
が逆であるのが一般的である。また同一感色性層中に異
なる感色性層が挾まれたような設置順をもとり得る。
【0039】上記のハロゲン化銀感光性層の間および最
上層、最下層には各種の非感光性層を設けてもよい。異
なる感色性層の間には中間層(混色防止層)を設けるこ
とが好ましい。
【0040】該中間層には、特開昭61−43748
号、同59−113438号、同59−113440
号、同61−20037号、同61−20038号明細
書に記載されるようなカプラー、DIR化合物等が含ま
れていてもよく、通常用いられるように混色防止剤を含
んでいてもよい。
【0041】各単位感光性層を構成する複数のハロゲン
化銀乳剤層は、西独特許第1,121,470号あるい
は英国特許第923,045号に記載されるように高感
度乳剤層、低感度乳剤層の2層構成を好ましく用いるこ
とができる。通常は、支持体に向かって順次感光度が低
くなる様に配列するのが好ましく、また各ハロゲン化銀
乳剤層の間には非感光性層が設けられていてもよい。
【0042】具体例として支持体から最も遠い側から、
低感度青感光性層(BL)/高感度青感光性層(BH)
/高感度緑感光性層(GH)/低感度緑感光性層(G
L)/高感度赤感光性層(RH)/低感度赤感光性層
(RL)の順、またはBH/BL/GL/GH/RH/
RLの順、またはBH/BL/GH/GL/RL/RH
の順等に設置することができる。
【0043】本発明の写真感光材料がいわゆるカラーネ
ガの場合、そのハロゲン化銀乳剤層に含有される好まし
いハロゲン化銀は約30モル%以下のヨウ化銀を含む、
ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭化銀であ
る。特に好ましいのは約2モル%から約10モル%まで
のヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭化銀であ
る。又、いわゆるカラーペーパーの場合は高塩化銀又は
塩臭化銀が好ましい。
【0044】写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方
体、八面体、十四面体のような規則的な結晶を有するも
の、球状、板状のような変則的な結晶形を有するもの、
双晶面などの結晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの
複合形でもよい。
【0045】ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン
以下の微粒子でも投影面積直径が約10ミクロンに至る
までの大サイズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳
剤でもよい。
【0046】また、アスペクト比が約3以上であるよう
な平板状粒子も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガ
トフ著、フォトグラフィック・サイエンス・アンド・エ
ンジニアリング(Gutoff,Photograph
ic Science and Engineerin
g)、第14巻、248〜257頁(1970年);米
国特許第4,434,226号、同4,414,310
号、同4,433,048号、同4,439,520号
および英国特許第2,112,157号などに記載の方
法により簡単に調製することができる。
【0047】結晶構造は一様なもので、内部と外部とが
異質なハロゲン組成からなるものでもよく、層状構造を
なしていてもよい。また、エピタキシャル接合によって
組成の異なるハロゲン化銀が接合されていてもよく、ま
た例えばロダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化
合物と接合されていてもよい。また種々の結晶形の粒子
の混合物を用いてもよい。
【0048】本発明には、非感光性微粒子ハロゲン化銀
を使用することが好ましい。非感光性微粒子ハロゲン化
銀とは、色素画像を得るための像様露光時においては感
光せずに、その現像処理において実質的に現像されない
ハロゲン化銀微粒子であり、あらかじめカブラされてい
ないほうが好ましい。
【0049】微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀の含有率が
0〜100モル%であり、必要に応じて塩化銀および/
または沃化銀を含有してもよい。好ましくは沃化銀を、
0.5〜10モル%含有するものである。
【0050】微粒子ハロゲン化銀は、平均粒径(投影面
積の円相当直径の平均値)が0.01〜0.5μmが好
ましく、0.02〜0.2μmがより好ましい。
【0051】微粒子ハロゲン化銀は、通常の感光性ハロ
ゲン化銀と同様の方法で調製できる。この場合、ハロゲ
ン化銀粒子の表面は、化学的に増感される必要はなく、
また分光増感も不要である。ただし、これを塗布液に添
加するのに先立ち、あらかじめトリアゾール系、アザイ
ンデン系、ベンゾチアゾリウム系、もしくはメルカプト
系化合物または亜鉛化合物などの公知の安定剤を添加し
ておくことが好ましい。この微粒子ハロゲン化銀粒子含
有層に、コロイド銀を好ましく含有させることができ
る。
【0052】本発明の感光材料の塗布銀量は、6.0g
/m2 以下が好ましく、4.5g/m2 以下が最も好ま
しい。
【0053】本発明に使用できる公知の写真用添加剤も
上記の3つのリサーチ・ディスクロージャーに記載され
ており、下記の表に関連する記載箇所を示した。
【0054】 添加剤の種類 RD17643 RD18716 RD307105 (1978年12月) (1979年11月) (1989年11月) 1.化学増感剤 23頁 648頁右欄 866頁 2.感度上昇剤 648頁右欄 3.分光増感剤、 23〜24頁 648頁右欄 866 〜868 頁 強色増感剤 〜649 頁右欄 4.増 白 剤 24頁 647頁右欄 868頁 5.かぶり防止 24〜25頁 649頁右欄 868 〜870 頁 剤、安定剤 6.光吸収剤、 25〜26頁 649頁右欄 873頁 フィルター染料、 〜650 頁左欄 紫外線吸収剤 7.ステイン 25頁右欄 650頁左欄 872頁 防止剤 〜右欄 8.色素画像 25頁 650頁左欄 872頁 安定剤 9.硬 膜 剤 26頁 651頁左欄 874 〜875 頁 10.バインダー 26頁 651頁左欄 873 〜874 頁 11.可塑剤、潤滑剤 27頁 650頁右欄 876頁 12.塗布助剤、 26〜27頁 650頁右欄 875 〜876 頁 表面活性剤 13.スタチック 27頁 650頁右欄 876 〜877 頁 防止剤 14.マット剤 878 〜879 頁
【0055】本発明には種々の発色カプラーを使用する
ことができ、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロ
ージャーNo.17643、VII −C〜G、および同N
o.307105、VII −C〜Gに記載された特許に記
載されている。
【0056】イエローカプラーとしては、例えば米国特
許第3,933,501号、同第4,022,620
号、同第4,326,024号、同第4,401,75
2号、同第4,248,961号、特公昭58−107
39号、英国特許第1,425,020号、同第1,4
76,760号、米国特許第3,973,968号、同
第4,314,023号、同第4,511,649号、
欧州特許第249,473A号、等に記載のものが好ま
しい。
【0057】マゼンタカプラーとしては5−ピラゾロン
系及びピラゾロアゾール系の化合物が好ましく、米国特
許第4,310,619号、同第4,351,897
号、欧州特許第73,636号、米国特許第3,06
1,432号、同第3,725,067号、リサーチ・
ディスクロージャーNo.24220(1984年6
月)、特開昭60−33552号、リサーチ・ディスク
ロージャーNo.24230(1984年6月)、特開
昭60−43659号、同61−72238号、同60
−35730号、同55−118034号、同60−1
85951号、米国特許第4,500,630号、同第
4,540,654号、同第4,556,630号、国
際公開WO88/04795号等に記載のものが特に好
ましい。
【0058】シアンカプラーとしては、フェノール系及
びナフトール系カプラーが挙げられ、米国特許第4,0
52,212号、同第4,146,396号、同第4,
228,233号、同第4,296,200号、同第
2,369,929号、同第2,801,171号、同
第2,772,162号、同第2,895,826号、
同第3,772,002号、同第3,758,308
号、同第4,334,011号、同第4,327,17
3号、西独特許公開第3,329,729号、欧州特許
第121,365A号、同第249,453A号、米国
特許第3,446,622号,同第4,333,999
号、同第4,775,616号、同第4,451,55
9号、同第4,427,767号、同第4,690,8
89号、同第4,254,212号、同第4,296,
199号、特開昭61−42658号等に記載のものが
好ましい。
【0059】ポリマー化された色素形成カプラーの典型
例は、米国特許第3,451,820号、同第4,08
0,211号、同第4,367,282号、同第4,4
09,320号、同第4,576,910号、英国特許
2,102,137号、欧州特許第341,188A号
等に記載されている。
【0060】発色色素が適度な拡散性を有するカプラー
としては、米国特許第4,366,237号、英国特許
第2,125,570号、欧州特許第96,570号、
西独特許(公開)第3,234,533号に記載のもの
が好ましい。
【0061】発色色素の不要吸収を補正するためのカラ
ード・カプラーは、リサーチ・ディスクロージャーN
o.17643号のVII −G項、同No.307105
のVIII−G項、米国特許第4,163,670号、特公
昭57−39413号、米国特許第4,004,929
号、同第4,138,258号、英国特許第1,14
6,368号に記載のものが好ましい。また、米国特許
第4,774,181号に記載のカップリング時に放出
された蛍光色素により発色色素の不要吸収を補正するカ
プラーや、米国特許第4,777,120号に記載の現
像主薬と反応して色素を形成しうる色素プレカーサー基
を離脱基として有するカプラーを用いることも好まし
い。
【0062】カップリングに伴って写真的に有用な残基
を放出する化合物もまた本発明で好ましく使用できる。
現像抑制剤を放出するDIRカプラーは、前述のRD1
7643、VII −F項及び同No.307105、VII
−F項に記載された特許、特開昭57−151944
号、同57−154234号、同60−184248
号、同63−37346号、同63−37350号、米
国特許4,248,962号、同4,782,012号
に記載されたものが好ましい。
【0063】現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進
剤を放出するカプラーとしては、英国特許第2,09
7,140号、同第2,131,188号、特開昭59
−157638号、同59−170840号に記載のも
のが好ましい。また、特開昭60−107029号、同
60−252340号、特開平1−44940号、同1
−45687号に記載の現像主薬の酸化体との酸化還元
反応により、かぶらせ剤、現像促進剤、ハロゲン化銀溶
剤等を放出する化合物も好ましい。
【0064】その他、本発明の感光材料に用いることの
できる化合物としては、米国特許第4,130,427
号等に記載の競争カプラー、米国特許4,283,47
2号、同第4,338,393号、同第4,310,6
18号等に記載の多当量カプラー、特開昭60−185
950号、特開昭62−24252号等に記載のDIR
レドックス化合物放出カプラー、DIRカプラー放出カ
プラー、DIRカプラー放出レドックス化合物もしくは
DIRレドックス放出レドックス化合物、欧州特許第1
73,302A号、同第313,308Aに記載の離脱
後復色する色素を放出するカプラー、R.D.No.1
1449、同24241、特開昭63−75747号等
に記載の漂白促進剤放出カプラー、米国特許第4,55
5,477号等に記載のリガンド放出カプラー、特開昭
63−75747号に記載のロイコ色素を放出するカプ
ラー、米国特許第4,774,181号に記載の蛍光色
素を放出するカプラー等が挙げられる。
【0065】本発明に使用するカプラーは、種々の公知
分散方法により感光材料に導入でき、前述の水中油滴水
分散法、ラテックス分散法が典型的である。
【0066】ラテックス分散法の工程、効果および含浸
用のラテックスの具体例は、例えば米国特許第4,19
9,363号、西独特許出願(OLS)第2,541,
274号および同第2,541,230号に記載されて
いる。
【0067】本発明のカラー感光材料中には、フェネチ
ルアルコールや特開昭63−257747号、同62−
272248号、および特開平1−80941号に記載
の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、n−ブチ
ル p−ヒドロキシベンゾエート、フェノール、4−ク
ロル−3,5−ジメチルフェノール、2−フェノキシエ
タノール、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール
等の各種の防腐剤もしくは防黴剤を添加することが好ま
しい。
【0068】本発明は種々のカラー感光材料に適用する
ことができる。一般用もしくは映画用のカラーネガフィ
ルム、カラーインターミディエトフィルム、スライド用
もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、映画用カラー
ポジフィルムなどを代表例として挙げることができる。
【0069】
【実施例】
実施例1 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層を重層塗布し、多層カラー
感光材料である試料101を作製した。
【0070】各成分に対応する数字は、g/m2 単位で
表した塗布量を示し、ハロゲン化銀については、銀換算
の塗布量を示す。ただし増感色素については、同一層の
ハロゲン化銀1モルに対する塗布量をモル単位で示す。 第1層;ハレーション防止層 黒色コロイド銀 0.18 紫外線吸収剤C−1 0.04 紫外線吸収剤C−2 0.18 HBS−2 0.09 ゼラチン 1.50 第2層;中間層 化合物H−1 0.30 カプラーC−7 0.07 HBS−1 0.11 HBS−2 0.01 ゼラチン 1.50 第3層;第1赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤 0.50 (沃化銀5モル%、平均粒子サイズ0.4μ) 増感色素I 9.0×10-5 増感色素II 2.5×10-5 増感色素III 3.5×10-4 増感色素IV 2.5×10-5 カプラーC−3 0.26 カプラーC−4 0.01 カプラーC−5 0.01 ゼラチン 1.60
【0071】 第4層;第2赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤 1.15 (沃化銀6モル%、平均粒子サイズ0.65μ) 増感色素I 6.6×10-5 増感色素II 2.0×10-5 増感色素III 2.7×10-4 増感色素IV 1.8×10-5 カプラーC−12 0.06 カプラーC−3 0.04 カプラーC−13 0.01 カプラーC−5 0.03 HBS−1 0.12 HBS−2 0.11 ゼラチン 1.05 第5層;第3赤感乳剤層 沃臭化銀乳剤 0.80 (沃化銀10モル%、平均粒子サイズ0.75μ) 増感色素I 7.0×10-5 増感色素II 2.0×10-5 増感色素III 2.8×10-5 増感色素IV 2.1×10-5 カプラーC−12 0.04 カプラーC−3 0.03 HBS−1 0.06 HBS−2 0.05 ゼラチン 0.65 第6層;中間層 化合物H−1 0.02 ゼラチン 1.10
【0072】 第7層;第1緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤 1.34 (沃化銀5モル%、平均粒子サイズ0.35μ) 増感色素V 4.5×10-4 増感色素VI 4.0×10-5 カプラーC−6 0.29 カプラーC−7 0.05 カプラーC−8 0.08 カプラーC−4 0.06 HBS−1 0.31 ゼラチン 1.20 第8層;第2緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤 0.55 (沃化銀6モル%、平均粒子サイズ0.65μ) 増感色素V 3.4×10-4 増感色素VI 2.5×10-5 カプラーC−6 0.03 カプラーC−9 0.001 カプラーC−8 0.001 HBS−1 0.034 ゼラチン 0.55 第9層;第3緑感乳剤層 沃臭化銀乳剤 0.62 (沃化銀10モル%、平均粒子サイズ0.8μ) 増感色素V 3.8×10-4 増感色素VI 3.0×10-5 カプラーC−6 0.03 カプラーC−8 0.001 HBS−1 0.04 ゼラチン 0.50
【0073】 第10層;イエローフィルター層 黄色コロイド銀 0.040 化合物H−1 0.10 カプラーC−7 0.08 HBS−1 0.09 ゼラチン 0.80 第11層;第1青感乳剤層 沃臭化銀乳剤 0.30 (沃化銀6モル%、平均粒子サイズ0.40μ) カプラーC−10 0.41 カプラーC−14 0.03 HBS−1 0.16 ゼラチン 0.50 第12層;第2青感乳剤層 沃臭化銀乳剤 0.45 (沃化銀10モル%、平均粒子サイズ0.70μ) カプラーC−10 0.15 HBS−1 0.06 ゼラチン 0.45 第13層;第3青感乳剤層 沃臭化銀乳剤 0.66 (沃化銀14モル%、平均粒子サイズ1.25μ) 増感色素VII 3.0×10-4 カプラーC−10 0.05 HBS−1 0.02 ゼラチン 0.50
【0074】 第14層;第1保護層 HBS−2 0.12 ゼラチン 1.10 第15層;第2保護層 B−1(X/Y/Z=4/4/2)(平均粒径2.0μ) 0.14 B−2 0.01 B−3 0.05 ゼラチン 0.80 各層には上記組成物の他に、ゼラチン硬化剤C−11や
界面活性剤を添加した。以上の如くして作製した試料を
試料101とした。
【0075】以下試料102〜108は試料101の第
14層に表1に示す化合物を0.2g/m2 使用して作
成した。次いで各試料を35mm巾長さ10mに切り、
外径50mmの映画フィルム用プラスチック製スプール
に張力300gで巻き込み、温度25℃相対湿度65%
の雰囲気下に7日間放置し、次いで温度25℃相対湿度
10%で48時間放置した。しかる後同雰囲気中で50
cm/秒の速度で試料を巻き戻し、スタチックカブリの
発生テストを実施した。巻き戻した試料は後に記した条
件で現像処理を行い、得られた現像済試料10mの中間
部分5mを選び、ルーペにてスタチックカブリの発生を
調べた。ただしスタチックカブリ発生試験時の相対湿度
は20%で行なった。実施例1のスタチックカブリ度合
は以下のように定め、結果を表1にランクで記載した。
【0076】結果は下記の如くランク分けして表1に記
載した。
【0077】 ランク スタチックカブリ発生数/5m A 0〜3 B 4〜10 C 11〜20 現像処理 処理工程 温度(℃) 時 間 前 浴 27±1 10″ バッキング除去 27〜38 − とリンス 発 色 現 像 41.1±0.1 3′00″ 停 止 27〜38 30″ 促 進 27±1 30″ 過硫酸塩漂白 27±1 3′00″ 水 洗 27〜38 1′00″ 定 着 38±1 2′00″ 水 洗 27〜38 2′00″ 最終リンス 27〜38 10″ 乾 燥 40〜45 5′00″
【0078】 (前浴) 27〜38℃の水 800ml ほう砂(10水塩) 20.0g 硫酸ナトリウム 100g 水酸化ナトリウム 1.0g 水を加えて 1リットル pH 27℃ 9.25±0.1 比重 27℃ 1.094±0.004 (発色現像液) 21〜38℃の水 850ml コダックアンチカルシウムNo.4 2.0ml 亜硫酸ナトリウム(無水) 2.0g イーストマン アンチフォグNo.9 0.22g 臭化ナトリウム(無水) 1.20g 炭酸ナトリウム(無水) 25.6g 重炭酸ナトリウム 2.7g 発色現像主薬 CD−3 4.0g 水を加えて 1リットル pH 27℃ 10.2±0.005 比重 27℃ 1.029±0.003 (停止浴) 21〜38℃の水 900ml 7.0N硫酸 50ml 水を加えて 1リットル
【0079】 (促進浴) 24〜38℃の水 900ml メタ重亜硫酸ナトリウム(無水) 10.0g 氷酢酸 25.0ml 酢酸ナトリウム 10g エチレンジアミン4酢酸4ナトリウム 0.70g (EDTA−4Na) コダック過硫酸塩漂白促進剤PBA−1 5.5g 水を加えて 1リットル pH 27℃ 2.3±0.2 比重 27℃ 1.016±0.003 (過硫酸塩漂白浴) 24〜38℃の水 800ml ゼラチン 0.5g 過硫酸ナトリウム 33g 塩化ナトリウム 15g 第1リン酸ナトリウム(無水) 9.0g リン酸(85%) 2.5ml 水を加えて 1リットル pH 27℃ 2.3±0.2 比重 27℃ 1.037±0.03
【0080】 (定着浴) 21〜38℃の水 700ml コダックアンチカルシウムNo.4 2.0ml 58%チオ硫酸アンモニウム溶液 185ml 亜硫酸ナトウリム(無水) 10.0g 重亜硫酸ナトリウム(無水) 8.4g 水を加えて 1リットル pH 27℃ 6.5±0.2 比重 27℃ 1.086±0.003 (最終リンス浴) 21〜38℃の水 900ml コダックスタビライザーアディティブ 0.14ml ディアサイド702 0.7ml 水を加えて 1リットル
【0081】実施例1に用いた化合物の化学式を以下に
示す。
【0082】
【化13】
【0083】
【化14】
【0084】
【化15】
【0085】
【化16】
【0086】
【化17】
【0087】
【化18】
【0088】
【化19】
【0089】
【化20】
【0090】
【化21】
【0091】
【化22】
【0092】
【表1】
【0093】表1より本発明の紫外線吸収剤を使用しな
い試料101はスタチックカブリの悪化が現われ実用的
には欠点がある。しかし、第14層に紫外線吸収剤を含
有させた本発明の試料102〜108は悪化したスタチ
ックカブリは完全に回復したことが判る。また、試料1
02〜108の色再現は優れていた。更に試料102〜
108の各試料にキセノン褪色試験機(照度15万ルッ
クス)で2週間照射した後の初濃度1.0の点における
各色素の濃度の残存率〔D/D0 (%)〕を求めた(D
0 ;初濃度、D;照射後の濃度)結果、光堅牢も良好で
あった。
【0094】
【発明の効果】以上のように本発明は、色再現とスタチ
ック防止に優れ、又光堅牢な色素画像を与えるハロゲン
化銀感光材料を得ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に設けられた感光性ハロゲン化
    銀乳剤層又は非感光性親水性コロイド層の少なくとも1
    層に下記一般式(I)で示された化合物の少なくとも1
    種を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材
    料。 【化1】 式中、R0 は水素原子、アルキル基又はアリール基を表
    わし、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 は各々同じでも異
    なっていてもよく、水素原子、アルキル基、アリール
    基、ヘテロ環基、アルケニル基、OR6 、ハロゲン原
    子、ニトロ基、シアノ基、NR6 7 、CONR
    6 7 、SO2 NR6 7 、COR8 、SO2 8、N
    7 COR8 、NR7 SO2 8 、COOR6 、SO3
    6 、OCOR8 、OSO2 8 を表わし、R6 ,R7
    は各々同じでも異っていてもよく水素原子、アルキル
    基、アリール基、ヘテロ環基、アルケニル基を表わし、
    8 はアルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アルケニ
    ル基を表わし、R6 とR7 で連結して5または6員環を
    形成してもよい。
  2. 【請求項2】 一般式(I)で示される化合物の少なく
    とも1種を非感光性親水性コロイド層の少なくとも1層
    に含有する請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  3. 【請求項3】 非感光性親水性コロイド層が最外層又は
    これに隣接する層として設けられた保護層である請求項
    2記載のハロゲン化銀写真感光材料。
  4. 【請求項4】 感光性ハロゲン化銀乳剤層に発色カプラ
    ーを含有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    ハロゲン化銀写真感光材料。
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