JPH07232077A - 水素化脱硫脱窒素用触媒及びその製造方法 - Google Patents

水素化脱硫脱窒素用触媒及びその製造方法

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JPH07232077A
JPH07232077A JP6128503A JP12850394A JPH07232077A JP H07232077 A JPH07232077 A JP H07232077A JP 6128503 A JP6128503 A JP 6128503A JP 12850394 A JP12850394 A JP 12850394A JP H07232077 A JPH07232077 A JP H07232077A
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敏男 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炭化水素油中に含まれる硫黄化合物、特
に窒素化合物を含有する炭化水素油を水素加圧下で処理
し硫黄及び窒素の含有量を同時に低減させるために使用
する水素化処理触媒の提供を目的とする。 【構成】 ボリアとシリカとアルミナから成る組成
物と、活性金属としての周期律表VIa属金属と及びVIII
属金属と、多価アルコールとから主として構成される未
焼成の触媒であり、多価アルコール含有量が活性金属の
合計モル量に対し、0.2〜3倍量である。そして、こ
の触媒を500℃で焼成した後の物理性状が、水銀圧入
法で測定した細孔分布で65〜95オンク゛ストロームの平均細
孔直径を有し、且つ平均細孔直径±10オンク゛ストロームの範
囲の細孔容積が全細孔容積の少なくとも60%以上であ
る。 【効果】 従来提案されている水素化脱硫・脱窒素
触媒に比べ効率良く脱硫・脱窒素を同時に行い得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炭化水素油を水素加圧下
で処理しイオウ分を硫化水素とし、窒素分をアンモニア
に転化させて、炭化水素油中の硫黄及び窒素の含有量を
同時に低減させるために使用される水素化処理触媒に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、炭化水素油中に含まれている硫黄
化合物および窒素化合物を除去する方法として水素存在
下の高温高圧反応条件で炭化水素油を接触させ水素化処
理する方法が知られている。水素化脱硫法はこの水素化
処理法の1つである。水素化脱硫法に用いられる水素化
処理用触媒としては、一般に多孔性アルミナ担体に周期
律表VIa族金属及びVIII族金属を担持させたものが使用
されている。
【0003】これらの水素化処理触媒は、通常の水素化
脱硫条件下で使用されたとき、高い水素化脱硫活性を示
すものの、水素化脱窒素反応については十分な活性を示
さない。従って、水素化脱硫触媒を用い、水素化脱窒素
反応を十分に行うためには、より高い温度と圧力、或い
は小さい空間速度で処理することが必要となる。
【0004】しかし、そのような条件下で実際に炭化水
素油を水素化処理した場合、水素化脱窒素に関し満足す
る結果が得られても、一方では脱硫或いは水素化、更に
は軽質化が過度に進み、その結果として水素消費量の増
大を招き、経済的に好ましいことではなく、実用的でな
い。
【0005】従って炭化水素油を水素化処理して硫黄化
合物と窒素化合物を同時に除去するためには従来から知
られている水素化脱硫活性に加えて、C−N結合を開裂
させる水素化脱窒素活性を具備した触媒が必要となる。
また、ほぼ同様な条件下で脱硫反応と脱窒素反応とを同
時に行うことができれば、装置上、あるいは操作上の単
純化が可能となり、経済的利益をもたらすことは明かで
ある。
【0006】このような観点より、水素化脱硫、脱窒素
の両活性を具えた触媒の開発が種々検討されている。例
えば米国特許第3446,730号公報記載の発明であ
る。この発明は、1.2〜2.6の水和水を含有する水
酸化アルミニウムを焼成してアルミナ担体を作り、この
担体にニッケルまたは第VI族金属またはそれら金属の酸
化物または硫化物を担持し、さらに0.1〜2.0wt
%のリン、珪素またはバリウムからなる促進剤を添加し
た触媒である。
【0007】しかし、上記公報には、触媒に取って重要
とされる担体の特性について何も記載していない。ま
た、処理油に関しては残渣油を含めたいかなる溜分にも
適用可能であると記載しているものの、公報記載内容を
検討する限り、溜出油を対象とするものにすぎないと解
される。
【0008】例えば、米国特許第3749,664号公
報記載の発明である。この発明は、アルミナまたはシリ
カ−アルミナ担体にモリブデンとニッケルまたはコバル
トとリンとを特定の割合で担持させた触媒である。この
公報の記載によれば、用いる担体は一般的には0.6〜
1.4cc/gの細孔容量を有するものが好ましいと説
明されているが、細孔構造については検討されていな
い。加えて、炭化水素油の水素化処理に際しては、満足
する水素化処理能力を示していない。
【0009】前記の発明に係る触媒を改良したものとし
て特開昭56−40432号公報記載の触媒がある。こ
の触媒は酸化チタンを担体とし、触媒成分としては同じ
くVIa族並びにVIII族金属とリンあるいはホウ素を担持
させたものである。しかし、担体として用いる酸化チタ
ンは価格も高く、その物理的性質上アルミナに比して比
表面積を大きくしにくい。しかも、触媒成分担持後の焼
成処理において比表面積が低下しやすく、アルミナのよ
うにその細孔分布を所望の範囲に維持することは困難で
ある。
【0010】例えば、特開平4−156949号公報記
載の方法により作成された触媒がある。この方法は、無
機酸化物と無機水和物の一方又はその両方を主成分とす
る担体物質にコバルト、ニッケル、モリブデン、タング
ステン等の活性金属と、ヒドロキシカルボン酸と、リン
酸とを含有する水溶液を添加し、混練りし、成型した
後、200℃以下の温度で乾燥するものである。
【0011】しかし、該公報には、該公報記載の方法で
調製して得た触媒の脱硫性能についてのみ言及してお
り、脱窒素性能に関する具体的な記載は見当たらない。
【0012】このような状況下、本発明者らは、水素化
脱硫と脱窒素活性とを合わせ持つ水素化処理触媒の開発
を試みた。そして、触媒の基体となる担体の酸点を高め
るべく検討を行い、ボリアとシリカとアルミナ組成物が
担体として適していることを見出した。この検討の結
果、ボリアとシリカとアルミナとの比率と、有効細孔径
とを限定した担体に、活性金属と多価アルコールとの混
合含浸液を担持し、乾燥後の乾燥状態のものを触媒とし
て用いれば、水素化脱硫・脱窒素の両活性が向上するこ
とを見出し、特願平4−361183号として出願し
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現下の
要求は更に高活性を求めており、上記特願平4−361
183号公報記載の方法で得られた触媒では、必ずしも
この要求を十分満たすものとは言えない。
【0014】本発明は、炭化水素油の水素脱硫並びに脱
窒素の更なる高活性を具えた触媒とその製造方法の提供
を目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは更に研究し
た結果、ボリアとシリカとアルミナとからなる組成物と
活性金属と多価アルコールとを混練りし、成型し、乾燥
した後の乾燥状態のものを触媒として用いることで、水
素化脱硫・脱窒素の両活性が更に向上することを見出し
て本発明に到達した。
【0016】すなわち、上記目的を達成するための本発
明の触媒は、ボリアとシリカとアルミナから成る組成物
と、活性金属としての周期律表VIa属金属と及びVIII属
金属と、多価アルコールとから主として構成される未焼
成の触媒であり、以下の特徴を持つものである。
【0017】(a)ボリアとシリカとアルミナから成る組
成物中のボリアの含有量がB23として3〜10重量%
であり、シリカの含有量がSiO2として3〜8重量%
であること。
【0018】(b)触媒中の周期律表VIa族金属含有量が
酸化物換算で15〜30重量%であること。
【0019】(c)触媒中の周期律表VIII族金属含有量が
酸化物換算で3〜8重量%であること。
【0020】(d)多価アルコール含有量が活性金属の合
計モル量に対し、0.2〜3倍量であること。
【0021】(e)150℃以下の温度で乾燥したもので
あること。
【0022】(f)この触媒を500℃で焼成した後の物
理性状が、水銀圧入法で測定した細孔分布で65〜95
オンク゛ストロームの平均細孔直径を有し、且つ平均細孔直径±
10オンク゛ストロームの範囲の細孔容積が全細孔容積の少なく
とも60%以上であること。
【0023】そして、本発明の触媒を調製する方法は、
所定量のシリカとアルミナから成るシリカ−アルミナ水
和物と、所定量のボリア源と、所定量の活性金属を含む
溶液と、所定量の多価アルコールとを混合し、混練り
し、成型し、150℃以下の温度で乾燥するものであ
る。
【0024】本発明の方法において、シリカ−アルミナ
水和物を製造する際に使用する、シリカ原料としては、
例えば、ケイ酸ナトリウム、四塩化ケイ素などの水可溶
性塩類が挙げられ、アルミナ原料としては、例えば、硝
酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウ
ム、アルミン酸ナトリウムなど及びこれらの水可溶性塩
類が挙げられる。そして、ボリア原料としては、例え
ば、ホウ酸、四ホウ酸などの水可溶性塩が挙げられる。
【0025】また、周期律表VIa族金属としてモリブデ
ンを用い、周期律表VIII族金属としてコバルト及び/又
はニッケルを用い、多価アルコールとしてジエチレング
リコール及び/又はトリエチレングリコールを用いると
より好ましい結果が得られる。
【0026】
【作用】本発明に係る触媒の構成において、水素化活性
金属種としてボリアとシリカとアルミナから成る組成物
を酸化物換算した重量に対し周期律表VIa族金属がモリ
ブデンで酸化物換算で15〜30重量%であり、VIII族
金属がニッケル及び/又はコバルトで酸化物換算で3〜
8重量%を添加することにより活性の高い触媒が得られ
ることはすでに公知のものでありこの範囲内に限っては
新規なものでない。
【0027】加えて、水素化活性金属種としてコバルト
とモリブデンを用いた触媒の水素化脱硫活性が高く、ニ
ッケルとモリブデンを用いた触媒の水素化脱窒素活性が
高いのも既に公知である。
【0028】本発明の方法を発明とならしめるところの
ものは、ボリアとシリカとアルミナから成る組成物に所
定量の水素化活性金属と所定量の多価アルコールとを添
加した後、混練りし、成型し、次いで150℃以下の温
度で乾燥させることにあり、また、そのように製造され
た乾燥触媒を500℃で焼成した後の物理性状が、水銀
圧入法で測定した細孔分布で65〜95オンク゛ストロームの平
均細孔直径を有し、且つ平均細孔直径±10オンク゛ストローム
の範囲の細孔容積が全細孔容積の少なくとも60%以上
であることである。
【0029】本発明に用いるボリアとシリカとアルミナ
から成る組成物中のボリアの割合がB23として3〜1
0重量%、シリカの割合がSiO2として3〜8重量%
の範囲である組成でないと脱窒素活性について飛躍的の
向上が認められず、この向上は3成分組成物の相乗効果
であると考えられる。
【0030】本発明に用いる多価アルコールとしては好
ましくはジエチレングリコール及び/又はトリエチレン
グリコールであり、添加量としては活性金属の合計モル
量の0.2〜3倍量が好ましい。この添加量は、十分な
水素化脱硫・脱窒素活性を得るための必要量であり、
0.2倍量以下の添加量では十分な活性が得られない。
一方、3倍量以上添加すると硫化工程で、触媒に過剰に
含まれる多価アルコールが分解せずに炭素分として触媒
中に残存し水素化脱硫・脱窒素活性を低下させる。
【0031】また、ボリアとシリカとアルミナから成る
組成物に水素化活性金属種と多価アルコールとを混練り
し、成型後の乾燥温度は150℃以下が望ましい。多価
アルコールが揮発あるいは分解を防止するためである。
【0032】脱硫及び脱窒素活性を向上させるには、そ
のために必要とされる径の細孔をできるだけ多くするこ
とが必要である。そして、他の有害な反応を抑制するた
めには、その細孔分布が狭く、且つ平均細孔直径が特定
な値であることが必要である。本発明において、触媒を
500℃で焼成した後の細孔構造を、水銀圧入法で測定
される細孔分布で平均細孔直径が65〜95オンク゛ストローム
で、且つ平均細孔直径±10オンク゛ストロームの細孔が占める
容積が全細孔容積の少なくとも60%とするのは、この
ためである。
【0033】すなわち、平均細孔直径が65オンク゛ストローム
より小さいときは反応物質の触媒粒子内での拡散抵抗が
大きく水素化脱硫・脱窒素の両活性が低下し、他方平均
細孔直径が95オンク゛ストロームより大きいときは反応物質が
一度に多量に細孔内に侵入し、その分解による炭素質の
析出が水素化脱硫・脱窒素の両活性を低下させることに
なる。
【0034】また、ボリアとシリカとアルミナから成る
担体の平均細孔直径±10オンク゛ストロームの細孔の占める容
積が全細孔容積の60%以下のとき、即ち細孔分布が特
定の範囲に集中していないときには、たとえ平均細孔直
径が65〜95オンク゛ストロームの範囲に入っていたとして
も、炭化水素油の水素化脱硫、脱窒素反応に有効な細孔
が減少するので両活性が低下する。
【0035】本発明の触媒を得るには、以下のようにす
る。例えば、硫酸アルミニウム水溶液とアルミン酸ナト
リウム水溶液とを混合し、アルミナ水和物スラリーを得
る。そして、このアルミナ水和物スラリー中に含まれる
Al23に対してシリカ含有量がSiO2として3〜8
重量%となるようにケイ酸ナトリウム水溶液を添加し
て、濾過・洗浄してシリカ−アルミナ水和物を得る。
【0036】次いで、このシリカ−アルミナ水和物中の
SiO2−Al23量に対してボリア含有量がB23
して3〜10重量%となるようにホウ酸水溶液を添加す
る。そして、これに、三酸化モリブデン及び炭酸ニッケ
ルまたは炭酸コバルトを、クエン酸、酒石酸等の有機酸
を用いて溶解て得た水溶液と多価アルコールとを添加
し、成型可能な水分まで捏和し、十分可塑化させた後、
円筒状、球状、三つ葉型、四つ葉型など一般的な触媒と
して所望の形状に成型した後、乾燥する。
【0037】尚、前記アルミナ水和物を得る加水分解反
応時にグルコン酸、酒石酸等の有機酸を添加すると、細
孔分布を特定の範囲に集中した触媒を得るためには効果
的である。
【0038】本発明の方法で調製された触媒は、炭化水
素油の水素化脱硫・脱窒素反応において、酸化物担体に
活性金属を担持し、乾燥あるいは乾燥し焼成する従来技
術の触媒製造方法で得る触媒に硫化処理を施したものよ
り、優れた活性を示す。その理由は定かではないが、前
述のヒドロキシカルボン酸であれば活性金属との錯イオ
ンの形成が考えられるが、本発明で用いる多価アルコー
ルの配位能力は弱く主因とは考えにくい。むしろ多価ア
ルコールを添加することで活性金属の吸着速度を弱め均
一に分散吸着され、それぞれの位置で固定化され、硫化
処理工程で活性金属成分が硫化物形態に変わる際に生成
する粒子の凝集が防止でき、該硫化物の粒径が小さく且
つ高分散状態になっているためではないかと考えられ
る。
【0039】
【実施例】次に本発明の実施例と比較例とを用いて、更
に本発明を説明する。 (実施例 1)内容積100リットルの攪拌機付きステンレ
ス製反応槽に、水49.5リットルと濃度50%のグルコン
酸溶液(和光純薬工業株式会社製)204gを反応槽内
に入れ、70℃まで加温し保持し、攪拌しながら硫酸ア
ルミニウム水溶液(株式会社島田商店販売の8%硫酸バ
ンド)9540gとアルミン酸ナトリウム水溶液(住友
化学株式会社製NA−170)6230gとを反応槽に
入れ、pH9.0のアルミナ水和物スラリーを得た。
【0040】次ぎに該スラリーを30分間熟成した。次
いで、撹拌しつつ濃度31%の硝酸25gを加えてpH
8.3のスラリーを得た。その後、このスラリーにSi
2として130gを含むケイ酸ナトリウム水溶液92
9gを撹拌しつつ全量添加してpHが8.8のシリカ−
アルミナ水和物スラリーを得た。この水和物スラリーを
30分間熟成した後、Na2Oとして0.1重量%以
下、SO4として0.5重量%以下になるまで濾過・洗
浄してシリカ−アルミナ水和物ケーキを得た。
【0041】次に、得られたシリカ−アルミナ水和物ケ
ーキ2350g(SiO2−Al23として473g)
にホウ酸47g(B23として26.6g)と、三酸化
モリブデン117gと炭酸ニッケル59gとを水250
gに懸濁し、酒石酸10gを添加して加熱下溶解した溶
液と、トリエチレングリコール167gとを加え、加温
ジャケット付きニーダ中で加熱捏和し、濃度として63
重量%の可塑性のある捏和物を得た。
【0042】次いでこの捏和物を直径1.5mmのダイ
スを有する押出し成型機で成型し、100℃で18時間
乾燥して触媒Aを得た。触媒AのMoO3+NiOに対
して添加したトリエチレングリコールの倍量を表1に示
した。
【0043】触媒の予備硫化、及び活性評価は触媒充填
量15mlの固定床流通反応装置を用い、炭化水素油の
水素化脱硫、脱窒素反応活性を調査した。
【0044】触媒の硫化条件はジメチルジサルファイド
を2.5重量%添加した軽油で水素/油供給比200N
l/l、LHSV=2.0hr-1、圧力30Kg/cm
2Gの条件下100℃から315℃まで7時間かけて昇
温し、保持して16時間予備硫化を行った。
【0045】触媒の評価は硫黄分1.15重量%、窒素
分68重量ppm含むクエート常圧軽油を用い反応条件
は圧力30Kg/cm2G、LHSV=2.0hr-1
水素/油供給比300Nl/l、反応温度360℃で行
った。
【0046】反応開始から100時間後の処理油中の硫
黄分及び窒素含有量を分析して脱硫活性、脱窒素活性を
求め結果を表1に併記する。
【0047】硫黄分の分析は(株)堀場製作所製SLF
A−920型を用い、窒素分の分析は三菱化成(株)製
TN−05型を用いて行った。
【0048】表1に示す脱硫活性は触媒Pを100とし
た時の反応速度定数の相対活性値で示すこととし、速度
次数は脱硫反応速度が原料油の硫黄濃度の1.75乗に
比例するものとしてKm=LHSV・(1/n−1)・
{(1/Sn-1)−(1/Son-1)}の式を用いて求め
た。nは速度次数1.75、LHSVは液空間速度(h
-1)、Sは処理油中の硫黄濃度(%)、Soは原料油
中の硫黄濃度(%)である。
【0049】また表1に示す脱窒素活性は触媒Pを10
0とした時の反応速度定数の相対活性値で示すことと
し、速度次数は脱窒素反応速度が原料油の窒素濃度の
1.0乗に比例するものとしてKm=LHSV・1n
(No/N)の式を用いて求めた。LHSVは液空間速
度(hr-1)、Noは処理油中の窒素濃度(%)、Nは
原料油中の窒素濃度(%)である。
【0050】触媒Aの活性金属含有量と触媒Aの一部を
500℃で2時間焼成した後の物理性状及び活性結果に
ついては表1に示した。
【0051】(実施例 2)実施例1で得たシリカ−ア
ルミナ水和物に添加するホウ酸の添加量をB2O3として
3重量%、B23として10重量%と変えたこと以外実
施例1に示す方法とほぼ同様にして、触媒Bと触媒Cを
得た。触媒B、Cの活性金属含有量とMoO3+NiO
に対して添加したトリエチレングリコールの倍量及び触
媒B、Cの一部をそれぞれ500℃で2時間焼成した後
の物理性状及び活性結果については表1に示した。
【0052】(実施例 3)実施例1とほぼ同様にして
得たアルミナ水和物スラリーに添加するケイ酸ナトリウ
ム水溶液の添加量をSiO2として3重量%及びSiO2
として8.5重量%となるように添加したこと以外は実
施例1とほぼ同様の方法で触媒Dと触媒Eを得た。触媒
D、Eの活性金属含有量とMoO3+NiOに対して添
加したトリエチレングリコールの倍量及び触媒D、Eの
一部をそれぞれ500℃で2時間焼成した後の物理性状
及び活性結果については表1に示した。
【0053】(実施例 4)添加混練りする活性金属溶
液の添加量を三酸化モリブデン199g、炭酸ニッケル
67g及び三酸化モリブデン117g、炭酸ニッケル8
3gと変化させたこと以外は実施例1とほぼ同様の方法
で触媒Fと触媒Gを得た。触媒F、Gの活性金属含有量
とMoO3+NiOに対して添加したトリエチレングリ
コールの倍量及び触媒F、Gの一部をそれぞれ500℃
で2時間焼成した後の物理性状及び活性結果については
表1に示した。
【0054】(実施例 5)添加混練りするトリエチレ
ングリコールの添加量を84g及び502gと変化させ
たこと以外は実施例1とほぼ同様の方法で触媒Hと触媒
Iを得た。触媒H、Iの活性金属含有量とMoO3+N
iOに対して添加したトリエチレングリコールの倍量及
び触媒H、Iの一部をそれぞれ500℃で2時間焼成し
た後の物理性状及び活性結果については表1に示した。
【0055】(実施例 6)添加混練りする活性金属溶
液を炭酸ニッケルの変わりに炭酸コバルトを用い、活性
金属の添加量を三酸化モリブデン117g、炭酸コバル
ト54g(触媒J)、及び三酸化モリブデン199g、
炭酸コバルト61g(触媒K)、及び三酸化モリブデン
117g、炭酸コバルト75g(触媒L)としたこと以
外は実施例1とほぼ同様の方法で触媒J、触媒K、触媒
Lとを得た。各触媒の活性金属含有量とMoO3+Ni
Oに対して添加したトリエチレングリコールの倍量及び
各触媒の一部をそれぞれ500℃で2時間焼成した後の
物理性状及び活性結果については表1に示した。
【0056】(比較例 1)実施例1とほぼ同様にして
得たアルミナ水和物スラリーを濾過・洗浄して得られた
アルミナ水和物ケーキを用いたこと以外は実施例1とほ
ぼ同様の方法で触媒Mを得た。触媒Mの活性金属含有量
とMoO3+NiOに対して添加したトリエチレングリ
コールの倍量及び触媒Mの一部を500℃で2時間焼成
した後の物理性状及び活性結果については表1に示し
た。
【0057】(比較例 2)実施例1とほぼ同様にして
得たシリカ−アルミナ水和物ケーキを用いたこと以外は
実施例1とほぼ同様の方法で触媒Nを得た。触媒Nの活
性金属含有量とMoO3+NiOに対して添加したトリ
エチレングリコールの倍量及び触媒Nの一部を500℃
で2時間焼成した後の物理性状及び活性結果については
表1に示した。
【0058】(比較例 3)反応槽内にグルコン酸を添
加しなかったこと以外実施例1に示す方法とほぼ同様の
方法で触媒Oを得た。触媒Oの活性金属含有量とMoO
3+NiOに対して添加したトリエチレングリコールの
倍量及び触媒Oの一部を500℃で2時間焼成した後の
物理性状及び活性結果については表1に示した。
【0059】(比較例 4)添加混練りするトリエチレ
ングリコールを無添加にしたこと以外実施例1に示す方
法とほぼ同様の方法で触媒Pを得た。触媒Pの活性金属
含有量及び触媒Pの一部を500℃で2時間焼成した後
の物理性状及び活性結果については表1に示した。
【0060】
【表1】 (実施例 7)トリエチレングリコール167gをジエ
チレングリコール119gに変えた以外は実施例1と同
様にして触媒A’を得た。触媒A’のMoO3+NiO
に対して添加したジエチレングリコールの倍量を表2に
示した。
【0061】次いで実施例1と同様にして、炭化水素油
の水素化脱硫、脱窒素反応活性を調査した。表2に示す
脱硫活性は表1の触媒Pの活性を100とした時の反応
速度定数の相対活性値で示し、脱窒素活性も表1の触媒
Pの活性を100とした時の反応速度定数の相対活性値
で示すこととした。なお、後述の表2においても参考の
ため触媒Pについて記載した。
【0062】(実施例 8)実施例1で得たシリカ−ア
ルミナ水和物に添加するホウ酸の添加量をB23として
3重量%、B23として10重量%と変え、トリエチレ
ングリコールをジエチレングリコールと変えたこと以外
実施例7に示す方法とほぼ同様にして、触媒B’と触媒
C’を得た。触媒B’、C’の活性金属含有量とMoO
3+NiOに対して添加したジエチレングリコールの倍
量及び触媒B’、C’の一部をそれぞれ500℃で2時
間焼成した後の物理性状及び活性結果については表2に
示した。
【0063】(実施例 9)実施例1とほぼ同様にして
得たアルミナ水和物スラリーに添加するケイ酸ナトリウ
ム水溶液の添加量をSiO2として3重量%及びSiO2
として8.5重量%となるように添加し、トリエチレン
グリコールをジエチレングリコールに変えたこと以外は
実施例1とほぼ同様の方法で触媒D’と触媒E’を得
た。触媒D’、E’の活性金属含有量とMoO3+Ni
Oに対して添加したジエチレングリコールの倍量及び触
媒D’、E’の一部をそれぞれ500℃で2時間焼成し
た後の物理性状及び活性結果については表2に示した。
【0064】(実施例10)添加混練りする活性金属溶
液の添加量を三酸化モリブデン199g、炭酸ニッケル
67g及び三酸化モリブデン117g、炭酸ニッケル8
3gと変化させ、トリエチレングリコールをジエチレン
グリコールに変えたこと以外は実施例1とほぼ同様の方
法で触媒F’と触媒G’を得た。触媒F’、G’の活性
金属含有量とMoO3+NiOに対して添加したジエチ
レングリコールの倍量及び触媒F’、G’の一部をそれ
ぞれ500℃で2時間焼成した後の物理性状及び活性結
果については表2に示した。
【0065】(実施例11)添加混練りするジエチレン
グリコールの添加量を56g及び356gと変化させた
こと以外は実施例7とほぼ同様の方法で触媒H’と触媒
I’を得た。触媒H’、I’の活性金属含有量とMoO
3+NiOに対して添加したジエチレングリコールの倍
量及び触媒H’、I’の一部をそれぞれ500℃で2時
間焼成した後の物理性状及び活性結果については表2に
示した。
【0066】(実施例12)添加混練りする活性金属溶
液を炭酸ニッケルの変わりに炭酸コバルトを用い、活性
金属の添加量を三酸化モリブデン117g、炭酸コバル
ト54g(触媒J’)、及び三酸化モリブデン199
g、炭酸コバルト61g(触媒K’)、及び三酸化モリ
ブデン117g、炭酸コバルト75g(触媒L’)とし
たこと以外は実施例7とほぼ同様の方法で触媒J’、触
媒K’、触媒L’とを得た。各触媒の活性金属含有量と
MoO3+NiOに対して添加したジエチレングリコー
ルの倍量及び各触媒の一部をそれぞれ500℃で2時間
焼成した後の物理性状及び活性結果については表2に示
した。
【0067】(比較例 5)実施例7とほぼ同様にして
得たアルミナ水和物スラリーを濾過・洗浄して得られた
アルミナ水和物ケーキを用いたこと以外は実施例7とほ
ぼ同様の方法で触媒M’を得た。触媒M’の活性金属含
有量とMoO3+NiOに対して添加したジエチレング
リコールの倍量及び触媒M’の一部を500℃で2時間
焼成した後の物理性状及び活性結果については表2に示
した。
【0068】(比較例 6)実施例7とほぼ同様にして
得たシリカ−アルミナ水和物ケーキを用いたこと以外は
実施例7とほぼ同様の方法で触媒N’を得た。触媒N’
の活性金属含有量とMoO3+NiOに対して添加した
ジエチレングリコールの倍量及び触媒N’の一部を50
0℃で2時間焼成した後の物理性状及び活性結果につい
ては表2に示した。
【0069】(比較例 7)反応槽内にグルコン酸を添
加しなかったこと以外実施例7に示す方法とほぼ同様の
方法で触媒O’を得た。触媒O’の活性金属含有量とM
oO3+NiOに対して添加したジエチレングリコール
の倍量及び触媒O’の一部を500℃で2時間焼成した
後の物理性状及び活性結果については表2に示した。
【0070】
【表2】 表1の結果から見ると触媒A、B、C、D、Eは酸化物
に換算したモリブデン、ニッケルの含有量及びトリエチ
レングリコールの添加量が同一であり、酸化物換算した
ボリアとシリカとアルミナの組成比及び乾燥触媒を50
0℃で2時間焼成した後の物理性状で平均細孔直径、細
孔分布と活性金属含有量に関して、いずれも本発明の範
囲を満足するもので高い脱硫・脱窒素活性を示すことが
明らかであるが、触媒Oは活性成分の含有量及びトリエ
チレングリコールの添加量、酸化物換算したボリアとシ
リカとアルミナ組成比については本発明の範囲に入る
が、乾燥触媒を500℃で2時間焼成した後の物理性状
で平均細孔直径±10オンク゛ストロールの細孔容積/全細孔容
積(%)値が48%しかなく細孔分布が広いので、この
触媒Oの脱硫・脱窒素活性は細孔分布の狭い触媒Aより
低い値を示している。
【0071】触媒M、Nは活性成分の含有量及びトリエ
チレングリコールの添加量及び乾燥触媒を500℃で2
時間焼成した後の物理性状で平均細孔直径、細孔分布に
関してはいずれも本発明の範囲に入るが、触媒成分中に
ボリア及び/またはシリカが含まれていないため、触媒
M、Nの脱硫活性は高いが、脱窒素活性が低い値を示し
ている。
【0072】触媒F、Gは酸化物換算したボリアとシリ
カとアルミナ組成比及び乾燥触媒を500℃で2時間焼
成した後の物理性状で平均細孔径、細孔分布とトリエチ
レングリコールの添加量に関しては本発明の範囲を満足
するものであるが、酸化物に換算したモリブデン、ニッ
ケルの含有量を変えたものである。触媒Gは触媒Aに比
較しモリブデンを増した触媒で、触媒Fは触媒Aに比較
しニッケルを増した触媒であるが本発明の範囲内であり
十分に高い脱硫・脱窒素率を有している。
【0073】触媒H、Iは酸化物換算したボリアとシリ
カとアルミナ組成比及び乾燥触媒を500℃で2時間焼
成した後の物理性状で平均細孔径、細孔分布と活性金属
含有量、トリエチレングリコールの添加量に関しては本
発明の範囲に入るもので、トリエチレングリコールの担
持量を変化したものであるが、この触媒H、Iの脱硫・
脱窒素活性は触媒Aとほぼ同等の値を示しており、トリ
エチレングリコールの添加量が活性金属含有量のモル量
に対し0.2〜3倍量の範囲内であれば高い活性を示す
ことが明らかである。
【0074】触媒J、K、Lは酸化物換算したボリアと
シリカとアルミナ組成比及び乾燥触媒を500℃で2時
間焼成した後の物理性状で平均細孔径、細孔分布と活性
金属含有量、トリエチレングリコールの添加量に関して
は本発明の範囲に入るもので、活性金属としてモリブデ
ン、コバルトを担持したものである。ニッケルの変わり
にコバルトを担持しても、脱硫・脱窒素活性共高いこと
が明らかである。
【0075】触媒Pは酸化物換算したボリアとシリカと
アルミナ組成比及び乾燥触媒を500℃で2時間焼成し
た後の物理性状で平均細孔径、細孔分布と活性金属担持
量に関しては本発明の範囲に入るものであるが、トリエ
チレングリコールとジエチレングリコールのいずれもが
無添加の触媒で、この触媒の脱硫・脱窒素活性を100
とした。
【0076】また、表2の結果から見ると触媒A’、
B’、C’、D’、E’は酸化物に換算したモリブデ
ン、ニッケルの含有量及びジエチレングリコールの添加
量が同一であり、酸化物換算したボリアとシリカとアル
ミナの組成比及び乾燥触媒を500℃で2時間焼成した
後の物理性状で平均細孔直径、細孔分布と活性金属含有
量に関して、いずれも本発明の範囲を満足するもので高
い脱硫・脱窒素活性を示すことが明らかであるが、触媒
O’は活性成分の含有量及びジエチレングリコールの添
加量、酸化物換算したボリアとシリカとアルミナ組成比
については本発明の範囲に入るが、乾燥触媒を500℃
で2時間焼成した後の物理性状で平均細孔直径±10オン
ク゛ストロームの細孔容積/全細孔容積(%)値が48%しか
なく細孔分布が広いので、この触媒O’の脱硫・脱窒素
活性は細孔分布の狭い触媒A’より低い値を示してい
る。
【0077】触媒M’、N’は活性成分の含有量及びジ
エチレングリコールの添加量及び乾燥触媒を500℃で
2時間焼成した後の物理性状で平均細孔直径、細孔分布
に関してはいずれも本発明の範囲に入るが、触媒成分中
にボリア及び/またはシリカが含まれていないため、触
媒M’、N’の脱硫活性は高いが、脱窒素活性が低い値
を示している。
【0078】触媒F’、G’は酸化物換算したボリアと
シリカとアルミナ組成比及び乾燥触媒を500℃で2時
間焼成した後の物理性状で平均細孔径、細孔分布とジエ
チレングリコールの添加量に関しては本発明の範囲を満
足するものであるが、酸化物に換算したモリブデン、ニ
ッケルの含有量を変えたものである。触媒G’は触媒
A’に比較しモリブデンを増した触媒で、触媒F’は触
媒A’に比較しニッケルを増した触媒であるが本発明の
範囲内であり十分に高い脱硫・脱窒素率を有している。
【0079】触媒H’、I’は酸化物換算したボリアと
シリカとアルミナ組成比及び乾燥触媒を500℃で2時
間焼成した後の物理性状で平均細孔径、細孔分布と活性
金属含有量、ジエチレングリコールの添加量に関しては
本発明の範囲に入るもので、ジエチレングリコールの担
持量を変化したものであるが、この触媒H’、I’の脱
硫・脱窒素活性は触媒A’とほぼ同等の値を示してお
り、ジエチレングリコールの添加量が活性金属含有量の
モル量に対し0.2〜3倍量の範囲内であれば高い活性
を示すことが明らかである。
【0080】触媒J’、K’、L’は酸化物換算したボ
リアとシリカとアルミナ組成比及び乾燥触媒を500℃
で2時間焼成した後の物理性状で平均細孔径、細孔分布
と活性金属含有量、ジエチレングリコールの添加量に関
しては本発明の範囲に入るもので、活性金属としてモリ
ブデン、コバルトを担持したものである。ニッケルの変
わりにコバルトを担持しても、脱硫・脱窒素活性共高い
ことが明らかである。
【0081】
【発明の効果】本発明の触媒は、特定の組成物に活性金
属とともに二価アルコールを混練りし、成型し、乾燥物
としたものであり、この結果、従来提案されている水素
化脱硫・脱窒素触媒に比べ効率良く脱硫・脱窒素を同時
に行い得る。本発明の触媒を従来の水素化脱硫・脱窒素
触媒に変えて使用することによって硫黄含有量、窒素含
有量の低い燃料油を製造することができるなど顕著な効
果が認められる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボリアとシリカとアルミナから成る組
    成物と、活性金属としての周期律表VIa属金属と及びVII
    I属金属と、多価アルコールとから主として構成される
    未焼成の触媒であり、以下の特徴を持つ炭化水素油の水
    素化脱硫脱窒素用触媒。 (a) ボリアとシリカとアルミナから成る組成物中のボリ
    アの含有量がB23として3〜10重量%であり、シリ
    カの含有量がSiO2として3〜8重量%であること。 (b) 触媒中の周期律表VIa族金属含有量が酸化物換算で
    15〜30重量%であること。 (c) 触媒中の周期律表VIII族金属含有量が酸化物換算で
    3〜8重量%であること。 (d) 多価アルコール含有量が活性金属の合計モル量に対
    し、0.2〜3倍量であること。 (e) 150℃以下の温度で乾燥したものであること。 (f) この触媒を500℃で焼成した後の物理性状が、水
    銀圧入法で測定した細孔分布で65〜95オンク゛ストロームの
    平均細孔直径を有し、且つ平均細孔直径±10オンク゛ストロー
    ムの範囲の細孔容積が全細孔容積の少なくとも60%以
    上であること。
  2. 【請求項2】 周期律表VIa族金属がモリブデンであ
    り、周期律表VIII族金属がコバルト及び/又はニッケル
    であり、多価アルコールがジエチレングリコール及び/
    又はトリエチレングリコールであることを特徴とする請
    求項1記載の炭化水素油の水素化脱硫脱窒素用触媒。
  3. 【請求項3】 所定量のシリカとアルミナから成るシ
    リカ−アルミナ水和物と、所定量のボリア源と、所定量
    の活性金属を含む溶液と、所定量の多価アルコールとを
    混合し、混練りし、成型し、150℃以下の温度で乾燥
    し、焼成しないことを特徴とする炭化水素油の水素化脱
    硫脱窒素用触媒の製造方法。
  4. 【請求項4】 シリカ−アルミナ水和物製造用シリカ
    原料としてケイ酸ナトリウム、四塩化ケイ素などの水可
    溶性塩類を用い、アルミナ原料として硝酸アルミニウ
    ム、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、アルミン酸
    ナトリウムなどの水可溶性塩類を用い、ボリア原料とし
    てホウ酸、四ホウ酸などの水可溶性塩を用いることを特
    徴とする請求項3記載の炭化水素油の水素化脱硫脱窒素
    用触媒の製造方法。
  5. 【請求項5】 周期律表VIa族金属としてモリブデン
    を用い、周期律表VIII族金属としてコバルト及び/又は
    ニッケルを用い、多価アルコールとしてジエチレングリ
    コール及び/又はトリエチレングリコールを用いること
    を特徴とする請求項3又は4記載の炭化水素油の水素化
    脱硫脱窒素用触媒の製造方法。
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