JPH07239262A - 水位計 - Google Patents
水位計Info
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- JPH07239262A JPH07239262A JP2782994A JP2782994A JPH07239262A JP H07239262 A JPH07239262 A JP H07239262A JP 2782994 A JP2782994 A JP 2782994A JP 2782994 A JP2782994 A JP 2782994A JP H07239262 A JPH07239262 A JP H07239262A
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- water level
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Abstract
(57)【要約】
【目的】基準水頭管の水平部に介挿する制限オリフィス
を中心より上に穴をあけて、基準水頭管内からの気体の
流出が良く、液体の流通は制限して、基準水頭管への水
張りが容易で、減圧沸騰に際しても測定精度が高い水位
計を提供する。 【構成】請求項1記載の水位計は、原子炉圧力容器4の
水面より上部から導出した上部配管7と側部で接続し下
部に基準水頭管の垂直部を導出した基準水面器8と前記
原子炉圧力容器4の水面より下部から導出した下部配管
12と前記基準水頭管に接続した差圧検知器6とからなる
水位計において、前記水平基準水頭管15bに中心より上
に半円穴21aをあけた制限オリフィス20を介挿したこと
を特徴とする。
を中心より上に穴をあけて、基準水頭管内からの気体の
流出が良く、液体の流通は制限して、基準水頭管への水
張りが容易で、減圧沸騰に際しても測定精度が高い水位
計を提供する。 【構成】請求項1記載の水位計は、原子炉圧力容器4の
水面より上部から導出した上部配管7と側部で接続し下
部に基準水頭管の垂直部を導出した基準水面器8と前記
原子炉圧力容器4の水面より下部から導出した下部配管
12と前記基準水頭管に接続した差圧検知器6とからなる
水位計において、前記水平基準水頭管15bに中心より上
に半円穴21aをあけた制限オリフィス20を介挿したこと
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、沸騰水型及び加圧水型
原子炉に用いられる水位計に関する。
原子炉に用いられる水位計に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉の水位計は、その出力要素を原子
炉の水位制御や原子炉保護系及び給水制御系において使
用するために、たとえ原子炉の事故発生等においても正
確な水位信号を供給する必要がある。従来の原子炉の水
位計の原理は、図4の系統構成図に示すように、部分的
に示す原子炉格納容器1内のドライウェル2に設けられ
た基準水頭3と、部分的に側壁面のみを示す原子炉圧力
容器4内の測定点5における水頭との静水頭の差を、差
圧変換器6により測定することで原子炉圧力容器4内の
水位を求めている。
炉の水位制御や原子炉保護系及び給水制御系において使
用するために、たとえ原子炉の事故発生等においても正
確な水位信号を供給する必要がある。従来の原子炉の水
位計の原理は、図4の系統構成図に示すように、部分的
に示す原子炉格納容器1内のドライウェル2に設けられ
た基準水頭3と、部分的に側壁面のみを示す原子炉圧力
容器4内の測定点5における水頭との静水頭の差を、差
圧変換器6により測定することで原子炉圧力容器4内の
水位を求めている。
【0003】なお、原子炉圧力容器4から導出された上
部配管7は基準水面器8に接続され、この基準水面器8
内の基準水面9は基準水頭3を形成する垂直部分の垂直
基準水頭管10aと、これに接続した水平部分の水平基準
水頭管10bに連通し、止め弁11を介して差圧変換器6に
接続される。
部配管7は基準水面器8に接続され、この基準水面器8
内の基準水面9は基準水頭3を形成する垂直部分の垂直
基準水頭管10aと、これに接続した水平部分の水平基準
水頭管10bに連通し、止め弁11を介して差圧変換器6に
接続される。
【0004】一方、原子炉圧力容器4の下部から導出さ
れた下部配管12は、止め弁13を介して差圧変換器6に接
続されている。なお、前記垂直基準水頭管10a及び水平
基準水頭管10bの夫々には、基準水頭管内の水が原子炉
圧力容器4内に流れ込むことを制限する制限オリフィス
14が介挿されている。
れた下部配管12は、止め弁13を介して差圧変換器6に接
続されている。なお、前記垂直基準水頭管10a及び水平
基準水頭管10bの夫々には、基準水頭管内の水が原子炉
圧力容器4内に流れ込むことを制限する制限オリフィス
14が介挿されている。
【0005】また、上記した水位計においては、差圧変
換器6からの差圧信号△Pより水位hを次のようにして
求めている。ここで、原子炉内の圧力に相当する蒸気の
密度をρg、水の密度をρlとし、その時の原子炉水位
をhとする。また、基準水頭3の高さをHとして、その
水の密度をρoとすれば、差圧△Pは次の式 (1)で表わ
される。
換器6からの差圧信号△Pより水位hを次のようにして
求めている。ここで、原子炉内の圧力に相当する蒸気の
密度をρg、水の密度をρlとし、その時の原子炉水位
をhとする。また、基準水頭3の高さをHとして、その
水の密度をρoとすれば、差圧△Pは次の式 (1)で表わ
される。
【0006】 △P=H・ρo{hρl+(H−h)ρg} …(1)
【0007】そこで、原子炉水位hは上記式 (1)から次
の式 (2)のようになる。 h=H(ρo−ρg)−△P/(ρl−ρg) …(2)
の式 (2)のようになる。 h=H(ρo−ρg)−△P/(ρl−ρg) …(2)
【0008】原子炉圧力容器4内の蒸気は、基準水面器
8の内壁で凝縮し、基準水面器8内に流下するため、基
準水面器8内及び垂直基準水頭管10aとの接合部15近傍
の水温は、原子炉圧力容器4内の水温とほぼ等しくなっ
ている。しかしながら、従来の水位計において主蒸気配
管破断の原子炉事故を想定した場合には、水位計の雰囲
気温度は配管破断後の約1秒でかなりの高温に達するこ
とが予想される。
8の内壁で凝縮し、基準水面器8内に流下するため、基
準水面器8内及び垂直基準水頭管10aとの接合部15近傍
の水温は、原子炉圧力容器4内の水温とほぼ等しくなっ
ている。しかしながら、従来の水位計において主蒸気配
管破断の原子炉事故を想定した場合には、水位計の雰囲
気温度は配管破断後の約1秒でかなりの高温に達するこ
とが予想される。
【0009】このような状況下にあって、主蒸気配管の
破断から原子炉圧力容器4内に急激な減圧が起ると、基
準水面器8内及び基準水頭3である垂直基準水頭管10a
及び水平基準水頭管10b内の水が、減圧沸騰して原子炉
圧力容器4内に流れ込むと、その結果として前記式 (2)
における基準水頭3の高さHが変化することから、その
時点及び事故後における正確な基準水頭3の高さHが分
からないため、原子炉水位hの測定結果が不正確とな
る。
破断から原子炉圧力容器4内に急激な減圧が起ると、基
準水面器8内及び基準水頭3である垂直基準水頭管10a
及び水平基準水頭管10b内の水が、減圧沸騰して原子炉
圧力容器4内に流れ込むと、その結果として前記式 (2)
における基準水頭3の高さHが変化することから、その
時点及び事故後における正確な基準水頭3の高さHが分
からないため、原子炉水位hの測定結果が不正確とな
る。
【0010】この対策として、従来から減圧沸騰した垂
直基準水頭管10a及び水平基準水頭管10b内の水が、原
子炉圧力容器4内に流れ込むことを制限するために、図
5の断面図に示すような制限オリフィス14が前記垂直基
準水頭管10a及び水平基準水頭管10bの夫々に取付けら
れている。
直基準水頭管10a及び水平基準水頭管10b内の水が、原
子炉圧力容器4内に流れ込むことを制限するために、図
5の断面図に示すような制限オリフィス14が前記垂直基
準水頭管10a及び水平基準水頭管10bの夫々に取付けら
れている。
【0011】この制限オリフィス14は、図5(a)の断
面図及び、図5(b)の図5(a)におけるA−A矢視
断面図に示すように、基準水頭管10a,10b内に同心円
状で中央に丸穴16aをあけた構造としている。なお、前
記したように基準水頭管には図4に示すように垂直基準
水頭管10a及び水平基準水頭管10bがあり、この水平部
及び垂直部の夫々に図5に示す同じ形状の制限オリフィ
ス14が取り付けられていた。
面図及び、図5(b)の図5(a)におけるA−A矢視
断面図に示すように、基準水頭管10a,10b内に同心円
状で中央に丸穴16aをあけた構造としている。なお、前
記したように基準水頭管には図4に示すように垂直基準
水頭管10a及び水平基準水頭管10bがあり、この水平部
及び垂直部の夫々に図5に示す同じ形状の制限オリフィ
ス14が取り付けられていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】水位計系統の基準水頭
3である垂直基準水頭管10a及び水平基準水頭管10bに
水張りをする場合に、基準水頭管の垂直部においては図
6(a)の断面図に示すように、垂直基準水頭管10a及
び、その途中に設けた図5に示す中央に丸穴16aをあけ
た制限オリフィス14中の空気17は、中央部を上昇するの
で抜け易い。また、減圧沸騰時にも垂直基準水頭管10a
では、中央部に蒸気18が流れ、周囲の配管表面近傍を水
19が流れるために、制限オリフィス14と共に蒸気18が抜
け易く、水19は抜けにくい。
3である垂直基準水頭管10a及び水平基準水頭管10bに
水張りをする場合に、基準水頭管の垂直部においては図
6(a)の断面図に示すように、垂直基準水頭管10a及
び、その途中に設けた図5に示す中央に丸穴16aをあけ
た制限オリフィス14中の空気17は、中央部を上昇するの
で抜け易い。また、減圧沸騰時にも垂直基準水頭管10a
では、中央部に蒸気18が流れ、周囲の配管表面近傍を水
19が流れるために、制限オリフィス14と共に蒸気18が抜
け易く、水19は抜けにくい。
【0013】一方、基準水頭管の水平部では、水張りを
する場合に図6(b)の断面図に示すように空気17は、
浮力(重力)により基準水頭管内の上部を移動するの
で、水平基準水頭管10bと制限オリフィス14の空気17は
抜けにくい。さらに、減圧沸騰時にも図6(b)に示す
ように、水張り時と同様に基準水頭管内の上部を蒸気18
が流れ、下部を水19が流れるため、水19は抜け易いが蒸
気18は抜けにくい。
する場合に図6(b)の断面図に示すように空気17は、
浮力(重力)により基準水頭管内の上部を移動するの
で、水平基準水頭管10bと制限オリフィス14の空気17は
抜けにくい。さらに、減圧沸騰時にも図6(b)に示す
ように、水張り時と同様に基準水頭管内の上部を蒸気18
が流れ、下部を水19が流れるため、水19は抜け易いが蒸
気18は抜けにくい。
【0014】したがって、通常時の水位計の水位測定値
が、水平基準水頭管10b内に残留した空気及び蒸気に影
響される不具合がある。また、原子炉事故により減圧沸
騰が発生した時にも、水平基準水頭管10bにおける水19
が発生した蒸気18により、原子炉圧力容器4内に流れ込
むことの制限が十分に行われない支障があった。
が、水平基準水頭管10b内に残留した空気及び蒸気に影
響される不具合がある。また、原子炉事故により減圧沸
騰が発生した時にも、水平基準水頭管10bにおける水19
が発生した蒸気18により、原子炉圧力容器4内に流れ込
むことの制限が十分に行われない支障があった。
【0015】本発明の目的とするところは、基準水頭管
の水平部に介挿する制限オリフィスを中心より上に穴を
あけて、基準水頭管内における気体の流出が良く、液体
の流通は制限して、基準水頭管への水張りが容易で、減
圧沸騰に際して測定精度が高い水位計を提供することに
ある。
の水平部に介挿する制限オリフィスを中心より上に穴を
あけて、基準水頭管内における気体の流出が良く、液体
の流通は制限して、基準水頭管への水張りが容易で、減
圧沸騰に際して測定精度が高い水位計を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明に係る水位計は、容器の水面より上
部から導出した上部配管と側部で接続し下部に基準水頭
管を導出した基準水面器と、前記容器の水面より下部か
ら導出した下部配管と前記基準水頭管に接続された差圧
検知器とからなる水位計において、前記基準水頭管の水
平部に中心より上に穴をあけた制限オリフィスを介挿し
たことを特徴とする。
請求項1記載の発明に係る水位計は、容器の水面より上
部から導出した上部配管と側部で接続し下部に基準水頭
管を導出した基準水面器と、前記容器の水面より下部か
ら導出した下部配管と前記基準水頭管に接続された差圧
検知器とからなる水位計において、前記基準水頭管の水
平部に中心より上に穴をあけた制限オリフィスを介挿し
たことを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明に係る水位計は、基準
水頭管の水平部に介挿した制限オリフィスの中心より上
にあけた穴が、一つの半円形であることを特徴とする。
請求項3記載の発明に係る水位計は、基準水頭管の水平
部に介挿した制限オリフィスの中心より上にあけた穴
が、複数の丸穴であることを特徴とする。請求項4記載
の発明に係る水位計は、制限オリフィスの中心より上に
あけた穴の両側を傾斜させたことを特徴とする。
水頭管の水平部に介挿した制限オリフィスの中心より上
にあけた穴が、一つの半円形であることを特徴とする。
請求項3記載の発明に係る水位計は、基準水頭管の水平
部に介挿した制限オリフィスの中心より上にあけた穴
が、複数の丸穴であることを特徴とする。請求項4記載
の発明に係る水位計は、制限オリフィスの中心より上に
あけた穴の両側を傾斜させたことを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明では、水位計への水張りに
際して、基準水頭管の水平部と、この水平部に介挿され
た制限オリフィス内の空気は、中心より上にあけた穴か
ら容易に抜ける。また減圧沸騰に際しては、水中より発
生した蒸気は、その浮力により基準水頭管内の上部を流
れ、制限オリフィスの中心より上にあけた穴から容易に
抜ける。しかし、基準水頭管内を流れる水はその重量に
より下部を流れて、制限オリフィスにより原子炉圧力容
器への流入が制限される。
際して、基準水頭管の水平部と、この水平部に介挿され
た制限オリフィス内の空気は、中心より上にあけた穴か
ら容易に抜ける。また減圧沸騰に際しては、水中より発
生した蒸気は、その浮力により基準水頭管内の上部を流
れ、制限オリフィスの中心より上にあけた穴から容易に
抜ける。しかし、基準水頭管内を流れる水はその重量に
より下部を流れて、制限オリフィスにより原子炉圧力容
器への流入が制限される。
【0019】請求項2記載の発明は、制限オリフィス内
を通過する流体は、その流路断面の上部では一つの半円
形の穴を通過するため抵抗が小さく、下部では大きい。
請求項3記載の発明では、制限オリフィス内を通過する
流体は、その流路断面の上部では複数の丸穴を通過する
ため抵抗が小さく、下部では大きい。請求項4記載の発
明では、制限オリフィスの穴の両側における流路抵抗が
小さく、さらに穴の両側における気体の滞留がない。
を通過する流体は、その流路断面の上部では一つの半円
形の穴を通過するため抵抗が小さく、下部では大きい。
請求項3記載の発明では、制限オリフィス内を通過する
流体は、その流路断面の上部では複数の丸穴を通過する
ため抵抗が小さく、下部では大きい。請求項4記載の発
明では、制限オリフィスの穴の両側における流路抵抗が
小さく、さらに穴の両側における気体の滞留がない。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。なお、上記した従来技術と同じ構成部分には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。水位計は図1の系統
構成図に示すように、原子炉格納容器1内のドライウェ
ル2に設けられた基準水面器8には、原子炉圧力容器4
の上部から導出した上部配管7が接続されている。
る。なお、上記した従来技術と同じ構成部分には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。水位計は図1の系統
構成図に示すように、原子炉格納容器1内のドライウェ
ル2に設けられた基準水面器8には、原子炉圧力容器4
の上部から導出した上部配管7が接続されている。
【0021】また、基準水面器8の下部から導出した基
準水頭3の垂直部である垂直基準水頭管10aには、止め
弁11と基準水頭管内の水が原子炉圧力容器4内に流れ込
むことを制限する制限オリフィス14を介挿し、さらに別
の制限オリフィス20を介挿した基準水頭3の水平部であ
る水平基準水頭管10bを連通して差圧変換器6に接続す
る。一方、原子炉圧力容器4の下部から導出した下部配
管12は、止め弁13を介して前記差圧変換器6に接続され
て構成している。
準水頭3の垂直部である垂直基準水頭管10aには、止め
弁11と基準水頭管内の水が原子炉圧力容器4内に流れ込
むことを制限する制限オリフィス14を介挿し、さらに別
の制限オリフィス20を介挿した基準水頭3の水平部であ
る水平基準水頭管10bを連通して差圧変換器6に接続す
る。一方、原子炉圧力容器4の下部から導出した下部配
管12は、止め弁13を介して前記差圧変換器6に接続され
て構成している。
【0022】なお、前記水平基準水頭管10bに介挿した
制限オリフィス20は、図2(a)の断面図、及び図2
(b)の図2(a)におけるB−B矢視断面図に示すよ
うに、水平基準水頭管10b内で中心より上に半円穴21a
があけてある。また、この制限オリフィス20の半円穴21
aの両側には、傾斜21b,21cを形成した構成としてい
る。
制限オリフィス20は、図2(a)の断面図、及び図2
(b)の図2(a)におけるB−B矢視断面図に示すよ
うに、水平基準水頭管10b内で中心より上に半円穴21a
があけてある。また、この制限オリフィス20の半円穴21
aの両側には、傾斜21b,21cを形成した構成としてい
る。
【0023】次に上記構成による作用について説明する
と、水位計に水張りをする場合に垂直基準水頭管10aに
おいては、従来と同様に垂直基準水頭管10a中の空気17
は、図6(a)に示すように配管の中央部を上昇するの
で、制限オリフィス14の中央穴16aを容易に通過する。
と、水位計に水張りをする場合に垂直基準水頭管10aに
おいては、従来と同様に垂直基準水頭管10a中の空気17
は、図6(a)に示すように配管の中央部を上昇するの
で、制限オリフィス14の中央穴16aを容易に通過する。
【0024】また、水平基準水頭管10b内の空気17も、
図6(b)に示すように、空気17は浮力(重力)のため
に水平基準水頭管10b内の上部を移動するので、制限オ
リフィス20の中心より上にあけた半円穴21aを容易に通
過し、内部に空気が残らないので、水位計における基準
水頭管内の水張りが容易に実施される。なお、半円穴21
aの前後には、傾斜21b,21cが付いているので、空気
の流通抵抗が小さく、かつ残留しにくい。
図6(b)に示すように、空気17は浮力(重力)のため
に水平基準水頭管10b内の上部を移動するので、制限オ
リフィス20の中心より上にあけた半円穴21aを容易に通
過し、内部に空気が残らないので、水位計における基準
水頭管内の水張りが容易に実施される。なお、半円穴21
aの前後には、傾斜21b,21cが付いているので、空気
の流通抵抗が小さく、かつ残留しにくい。
【0025】原子炉事故等により基準水頭管内の水が減
圧沸騰した際には、水中より蒸気が発生して、図6
(a)の配管垂直部、及び図6(b)の配管水平部で示
すように、垂直基準水頭管10aでは配管中央部に蒸気18
が流れ、配管内の周囲近傍を水19が流れる。また、水平
基準水頭管10bでは、配管内の上部に蒸気18が流れ、配
管下部を水19が流れる。
圧沸騰した際には、水中より蒸気が発生して、図6
(a)の配管垂直部、及び図6(b)の配管水平部で示
すように、垂直基準水頭管10aでは配管中央部に蒸気18
が流れ、配管内の周囲近傍を水19が流れる。また、水平
基準水頭管10bでは、配管内の上部に蒸気18が流れ、配
管下部を水19が流れる。
【0026】したがって、垂直基準水頭管10aでは、蒸
気18が制限オリフィス14の中央穴16aを容易に通過し、
水19の流れは制限される。また、水平基準水頭管10bで
は蒸気18が浮力(重力)のために配管内の上部を移動す
るが、制限オリフィス20の半円穴21aが中心より上にあ
いているため蒸気18は容易に通過する。しかしながら、
水19は半円穴21aの下部が流れを邪魔して通過が制限さ
れる。
気18が制限オリフィス14の中央穴16aを容易に通過し、
水19の流れは制限される。また、水平基準水頭管10bで
は蒸気18が浮力(重力)のために配管内の上部を移動す
るが、制限オリフィス20の半円穴21aが中心より上にあ
いているため蒸気18は容易に通過する。しかしながら、
水19は半円穴21aの下部が流れを邪魔して通過が制限さ
れる。
【0027】これにより、減圧沸騰に際して水位計の系
統内に発生した蒸気18は、垂直基準水頭管10a及び水平
基準水頭管10bにおいて容易に抜け、かつ制限オリフィ
ス20の半円穴21aの周囲の傾斜21b,21cにより流通抵
抗が小さく、蒸気18が残留することもない。また、制限
オリフィス20は、この蒸気18に伴って配管内の水19が原
子炉圧力容器4に流入することを有効に制限するので、
減圧沸騰中と減圧沸騰後における水位計測が高精度で行
える。
統内に発生した蒸気18は、垂直基準水頭管10a及び水平
基準水頭管10bにおいて容易に抜け、かつ制限オリフィ
ス20の半円穴21aの周囲の傾斜21b,21cにより流通抵
抗が小さく、蒸気18が残留することもない。また、制限
オリフィス20は、この蒸気18に伴って配管内の水19が原
子炉圧力容器4に流入することを有効に制限するので、
減圧沸騰中と減圧沸騰後における水位計測が高精度で行
える。
【0028】図3は水平基準水頭管10bに介挿する制限
オリフィスの他の実施例で、この制限オリフィス22は、
図3(a)の断面図、及び図3(b)の図3(a)にお
けるC−C矢視断面図に示すように、水平基準水頭管10
b内で中心より上に複数の丸穴23aをあけた構成で、夫
々の丸穴23aの両側には傾斜23b,23cが付けてある。
この制限オリフィス22においても、上記一実施例と同様
の作用と効果が得られる。
オリフィスの他の実施例で、この制限オリフィス22は、
図3(a)の断面図、及び図3(b)の図3(a)にお
けるC−C矢視断面図に示すように、水平基準水頭管10
b内で中心より上に複数の丸穴23aをあけた構成で、夫
々の丸穴23aの両側には傾斜23b,23cが付けてある。
この制限オリフィス22においても、上記一実施例と同様
の作用と効果が得られる。
【0029】なお、制限オリフィス20,22にあけた穴の
個数、及び形状は上記実施例では、半円穴21aあるいは
複数の丸穴23aとしたが、その形状と大きさ、及び数量
は上記実施例に限らず適宜選定しても良い。また、穴の
両側に形成する傾斜21b,21c,23b,23cは、この穴
を通過する水19、空気17、蒸気18の流れる方向と、その
通過を目的とする空気17と蒸気18については流路抵抗を
小さく、かつ残留を生じないように、また、水19につい
ては適度な抵抗が加わる角度と方向に設定すれば良い。
個数、及び形状は上記実施例では、半円穴21aあるいは
複数の丸穴23aとしたが、その形状と大きさ、及び数量
は上記実施例に限らず適宜選定しても良い。また、穴の
両側に形成する傾斜21b,21c,23b,23cは、この穴
を通過する水19、空気17、蒸気18の流れる方向と、その
通過を目的とする空気17と蒸気18については流路抵抗を
小さく、かつ残留を生じないように、また、水19につい
ては適度な抵抗が加わる角度と方向に設定すれば良い。
【0030】
【発明の効果】以上本発明によれば、水位計の系統配管
において、急激な圧力減少時に基準水頭水が流出するこ
とが抑制され、圧力減少時とその後における基準水頭の
高さの変化が少なく、高精度により炉内水位の測定が可
能となる。さらに、基準水頭管への水張りに際しても配
管内の空気抜けを良好として、水位計の測定精度と信頼
性を向上する効果がある。
において、急激な圧力減少時に基準水頭水が流出するこ
とが抑制され、圧力減少時とその後における基準水頭の
高さの変化が少なく、高精度により炉内水位の測定が可
能となる。さらに、基準水頭管への水張りに際しても配
管内の空気抜けを良好として、水位計の測定精度と信頼
性を向上する効果がある。
【図1】本発明に係る一実施例の水位計の系統構成図。
【図2】本発明に係る一実施例の制限オリフィスの断面
図で、(a)は断面図、(b)は(a)のB−B矢視断
面図。
図で、(a)は断面図、(b)は(a)のB−B矢視断
面図。
【図3】本発明に係る他の実施例の制限オリフィスの断
面図で、(a)は断面図、(b)は(a)のC−C矢視
断面図。
面図で、(a)は断面図、(b)は(a)のC−C矢視
断面図。
【図4】従来の水位計の系統構成図。
【図5】従来の制限オリフィスの断面図で、(a)は断
面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図。
面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図。
【図6】配管内の流体模式図で、(a)は垂直部、
(b)は水平部を示す。
(b)は水平部を示す。
1…原子炉格納容器、2…ドライウェル、3…基準水
頭、4…原子炉圧力容器、5…原子炉圧力容器内の測定
点、6…差圧変換器、7…上部配管、8…基準水面器、
9…基準水面、10a…垂直基準水頭管、10b…水平基準
水頭管、11,13…止め弁、12…下部配管、14,20,22…
制限オリフィス、15…接合部、16a,23a…丸穴、17…
空気、18…蒸気、19…水、21a…半円穴、21b,21c,
23b,23c…傾斜。
頭、4…原子炉圧力容器、5…原子炉圧力容器内の測定
点、6…差圧変換器、7…上部配管、8…基準水面器、
9…基準水面、10a…垂直基準水頭管、10b…水平基準
水頭管、11,13…止め弁、12…下部配管、14,20,22…
制限オリフィス、15…接合部、16a,23a…丸穴、17…
空気、18…蒸気、19…水、21a…半円穴、21b,21c,
23b,23c…傾斜。
Claims (4)
- 【請求項1】 容器の水面より上部から導出した上部配
管と側部で接続し下部に基準水頭管を導出した基準水面
器と、前記容器の水面より下部から導出した下部配管と
前記基準水頭管に接続された差圧検知器とからなる水位
計において、前記基準水頭管の水平部に中心より上に穴
をあけた制限オリフィスを介挿したことを特徴とする水
位計。 - 【請求項2】 基準水頭管の水平部に介挿した制限オリ
フィスの中心より上にあけた穴が、一つの半円形である
ことを特徴とする請求項1記載の水位計。 - 【請求項3】 基準水頭管の水平部に介挿した制限オリ
フィスの中心より上にあけた穴が、複数の丸穴であるこ
とを特徴とする請求項1記載の水位計。 - 【請求項4】 制限オリフィスの中心より上にあけた穴
の両側を傾斜させたことを特徴とする請求項1乃至請求
項3記載の水位計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2782994A JPH07239262A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 水位計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2782994A JPH07239262A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 水位計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07239262A true JPH07239262A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12231843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2782994A Pending JPH07239262A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 水位計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07239262A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009036330A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 液化ガス貯蔵装置 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP2782994A patent/JPH07239262A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009036330A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 液化ガス貯蔵装置 |
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