JPH07270502A - 伝送線路の伝搬遅延時間の測定近似方法 - Google Patents
伝送線路の伝搬遅延時間の測定近似方法Info
- Publication number
- JPH07270502A JPH07270502A JP6085628A JP8562894A JPH07270502A JP H07270502 A JPH07270502 A JP H07270502A JP 6085628 A JP6085628 A JP 6085628A JP 8562894 A JP8562894 A JP 8562894A JP H07270502 A JPH07270502 A JP H07270502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission line
- voltage level
- time
- propagation delay
- delay time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 45
- 238000005259 measurement Methods 0.000 title claims abstract description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号源1の出力信号を抵抗3を介して伝送線
路4に入力し、伝送線路4の伝搬遅延時間を測定する場
合に、出力インピーダンス3と伝送線路4の特性インピ
ーダンスが不整合のときの伝搬遅延時間の測定誤差を補
正する。 【構成】 第1の発明は、不整合時の入力端4Aにおけ
る進行波と反射波が重畳された電圧レベルDを、整合時
の入力端4Aにおける進行波と反射波が重畳された電圧
レベルCに合うように測定波形12を乗算し、近似波形
13を得る。第2の発明は、第1の観測レベルAと第2
の観測レベルBに係数K2 =D/Cを乗算し、レベルA
´=A×K2 から、レベルB´=B×K2 に要する時間
2T4 で近似値を得る。
路4に入力し、伝送線路4の伝搬遅延時間を測定する場
合に、出力インピーダンス3と伝送線路4の特性インピ
ーダンスが不整合のときの伝搬遅延時間の測定誤差を補
正する。 【構成】 第1の発明は、不整合時の入力端4Aにおけ
る進行波と反射波が重畳された電圧レベルDを、整合時
の入力端4Aにおける進行波と反射波が重畳された電圧
レベルCに合うように測定波形12を乗算し、近似波形
13を得る。第2の発明は、第1の観測レベルAと第2
の観測レベルBに係数K2 =D/Cを乗算し、レベルA
´=A×K2 から、レベルB´=B×K2 に要する時間
2T4 で近似値を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝送線路の伝搬遅延
時間の測定近似方法についてのものである。伝送線路の
長さを伝搬遅延時間により測定する方法にはTDR(タ
イム・ドメイン・リフレクター)法がある。この発明
は、TDR法で伝送線路の伝搬遅延時間を測定すると
き、出力インピーダンスと伝送線路の特性インピーダン
スとが整合していない場合(以下、必要に応じ不整合と
略称する。)に発生する測定誤差を補正する。
時間の測定近似方法についてのものである。伝送線路の
長さを伝搬遅延時間により測定する方法にはTDR(タ
イム・ドメイン・リフレクター)法がある。この発明
は、TDR法で伝送線路の伝搬遅延時間を測定すると
き、出力インピーダンスと伝送線路の特性インピーダン
スとが整合していない場合(以下、必要に応じ不整合と
略称する。)に発生する測定誤差を補正する。
【0002】
【従来の技術】次に、伝搬遅延時間の測定回路の構成を
図5により説明する。図5は、伝送線路の長さを伝搬遅
延時間により測定するTDR法の構成を示すものであ
る。図5の1は信号源、2は増幅器、3は出力インピー
ダンス、4は測定される伝送線路、5は電圧レベル検出
器である。
図5により説明する。図5は、伝送線路の長さを伝搬遅
延時間により測定するTDR法の構成を示すものであ
る。図5の1は信号源、2は増幅器、3は出力インピー
ダンス、4は測定される伝送線路、5は電圧レベル検出
器である。
【0003】図5では、信号源1の信号は増幅器2で増
幅され、出力インピーダンス3を介して伝送線路4の入
力端4Aに入力される。前記入力信号は進行波として伝
送線路4を進んでいき、開放端4Bにおいて反射され、
反射波として再び入力端4Aに戻ってくる。電圧レベル
検出器5で進行波が検出され始めてから、伝送線路4を
往復した時間を経た後、反射波が検出される。
幅され、出力インピーダンス3を介して伝送線路4の入
力端4Aに入力される。前記入力信号は進行波として伝
送線路4を進んでいき、開放端4Bにおいて反射され、
反射波として再び入力端4Aに戻ってくる。電圧レベル
検出器5で進行波が検出され始めてから、伝送線路4を
往復した時間を経た後、反射波が検出される。
【0004】図6は信号源1の出力電圧を示した波形図
である。図6の縦軸は電圧レベルであり、横軸は時間で
ある。図6に示されるように、信号源1の出力波形10
はステップ状に出力され、立上り時間tr で、定常状態
の電圧レベルVになる。ただし、増幅器2の増幅率は
「1」である。
である。図6の縦軸は電圧レベルであり、横軸は時間で
ある。図6に示されるように、信号源1の出力波形10
はステップ状に出力され、立上り時間tr で、定常状態
の電圧レベルVになる。ただし、増幅器2の増幅率は
「1」である。
【0005】図7は、図6の出力波形10が伝送線路4
に入力されたときに、入力端4Aで観測される波形図で
ある。図7の波形11は、出力インピーダンス3と伝送
線路4の特性インピーダンスが整合した状態の測定波形
である。図7では、電圧レベル検出器5で進行波が検出
され始めてから、伝送線路4を往復した時間(2T0)
を経た後、反射波が検出される。
に入力されたときに、入力端4Aで観測される波形図で
ある。図7の波形11は、出力インピーダンス3と伝送
線路4の特性インピーダンスが整合した状態の測定波形
である。図7では、電圧レベル検出器5で進行波が検出
され始めてから、伝送線路4を往復した時間(2T0)
を経た後、反射波が検出される。
【0006】図7の整合状態では、反射波は出力インピ
ーダンス3に吸収され、入力端4Aにおいて波形11が
観測される。電圧レベル検出器5で検出される進行波に
おいて、立上り時間の1/2時間での電圧レベルをAと
し、電圧レベル検出器5で検出される反射波において、
立上り時間の1/2時間での電圧レベルをBとする。進
行波と反射波の重畳レベルをCとすれば、C=Vとな
り、A=1/4Vであり、B=3/4Vとなる。
ーダンス3に吸収され、入力端4Aにおいて波形11が
観測される。電圧レベル検出器5で検出される進行波に
おいて、立上り時間の1/2時間での電圧レベルをAと
し、電圧レベル検出器5で検出される反射波において、
立上り時間の1/2時間での電圧レベルをBとする。進
行波と反射波の重畳レベルをCとすれば、C=Vとな
り、A=1/4Vであり、B=3/4Vとなる。
【0007】図7の測定波形11が電圧レベルAに到達
する時間をt11とし、電圧レベルB到達する時間をt12
とすれば、測定される伝搬遅延時間T1は、式1で求ま
る。 T1=(t12−t11)/2 ………式1 伝搬遅延時間T1は、T1=T0となる。したがって、伝
送線路4の伝搬遅延時間T0 は測定誤差なく測定され
る。
する時間をt11とし、電圧レベルB到達する時間をt12
とすれば、測定される伝搬遅延時間T1は、式1で求ま
る。 T1=(t12−t11)/2 ………式1 伝搬遅延時間T1は、T1=T0となる。したがって、伝
送線路4の伝搬遅延時間T0 は測定誤差なく測定され
る。
【0008】
【解決しようとする課題】図5において、出力インピー
ダンス3と伝送線路4の特性インピーダンスが不整合の
場合は、図7で示された方法では、測定された伝搬遅延
時間と伝送線路4の伝搬遅延時間T0 に測定誤差が生じ
る。
ダンス3と伝送線路4の特性インピーダンスが不整合の
場合は、図7で示された方法では、測定された伝搬遅延
時間と伝送線路4の伝搬遅延時間T0 に測定誤差が生じ
る。
【0009】次に、測定誤差の発生理由を図8により説
明する。図8の実線でしめされた波形12は、出力イン
ピーダンス3と伝送線路4の特性インピーダンスが不整
合の場合の測定波形である。図8の点線で示された波形
11は、図7の整合時の測定波形11と同じものであ
る。図8の入力端4Aにおける進行波と反射波の重畳レ
ベルはDである。ただし、図8の測定波形12は出力イ
ンピーダンス3が伝送線路4の特性インピーダンスより
も大きい場合を示しており、C>Dの関係にある。さら
に、不整合時には多重反射により測定波形12が乱れる
が、このTDR法においては1回目の反射波のみ使用す
る。
明する。図8の実線でしめされた波形12は、出力イン
ピーダンス3と伝送線路4の特性インピーダンスが不整
合の場合の測定波形である。図8の点線で示された波形
11は、図7の整合時の測定波形11と同じものであ
る。図8の入力端4Aにおける進行波と反射波の重畳レ
ベルはDである。ただし、図8の測定波形12は出力イ
ンピーダンス3が伝送線路4の特性インピーダンスより
も大きい場合を示しており、C>Dの関係にある。さら
に、不整合時には多重反射により測定波形12が乱れる
が、このTDR法においては1回目の反射波のみ使用す
る。
【0010】図8の測定波形12が電圧レベルAに達す
る時間をt21とし、電圧レベルBに達する時間をt22と
すれば、不整合による測定波形12で測定される伝搬遅
延時間T2 は、式2より求まる。 T2 =(t22−t21)/2 ………式2 式2では整合時と同じ測定レベルA・Bで観測するの
で、T2 ≠T0 となり、不整合時に測定される伝送線路
4の伝搬遅延時間T2 は伝搬遅延時間T0 との間に測定
誤差ΔT2 が生じる。測定誤差ΔT2 は式3の関係にあ
る。 ΔT2 =T2 −T0 ………式3
る時間をt21とし、電圧レベルBに達する時間をt22と
すれば、不整合による測定波形12で測定される伝搬遅
延時間T2 は、式2より求まる。 T2 =(t22−t21)/2 ………式2 式2では整合時と同じ測定レベルA・Bで観測するの
で、T2 ≠T0 となり、不整合時に測定される伝送線路
4の伝搬遅延時間T2 は伝搬遅延時間T0 との間に測定
誤差ΔT2 が生じる。測定誤差ΔT2 は式3の関係にあ
る。 ΔT2 =T2 −T0 ………式3
【0011】第1の発明は、不整合時の入力端における
進行波と反射波が重畳された第1の電圧レベルを、整合
時の入力端における進行波と反射波が重畳された第2の
電圧レベルに合うように測定波形を乗算することによ
り、伝搬遅延時間の近似値を求める方法を提供すること
を目的とする。
進行波と反射波が重畳された第1の電圧レベルを、整合
時の入力端における進行波と反射波が重畳された第2の
電圧レベルに合うように測定波形を乗算することによ
り、伝搬遅延時間の近似値を求める方法を提供すること
を目的とする。
【0012】第2の発明は、不整合時の入力端における
進行波と反射波が重畳された第1の電圧レベルを、整合
時の入力端における進行波と反射波が重畳された第2の
電圧レベルに合うように、第1の観測レベルと第2の観
測レベルを除算することにより、伝搬遅延時間の近似値
を求める方法を提供することを目的とする。
進行波と反射波が重畳された第1の電圧レベルを、整合
時の入力端における進行波と反射波が重畳された第2の
電圧レベルに合うように、第1の観測レベルと第2の観
測レベルを除算することにより、伝搬遅延時間の近似値
を求める方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第1の発明は、信号源1はステップ状の信号を出力
し、信号源1の出力信号を出力インピーダンス3を介し
て伝送線路4に入力し、伝送線路4のの入力端4Aでの
進行波と反射波を電圧レベル検出器5で測定し、伝送線
路4の伝搬遅延時間を測定する場合に、出力インピーダ
ンス3と伝送線路4の特性インピーダンスが整合してい
るときの入力端4Aにおける進行波と反射波の重畳レベ
ルを「C」とし、出力インピーダンス3と伝送線路4の
特性インピーダンスが整合していないときの入力端4A
における進行波と反射波の重畳レベルを「D」とし、第
1の係数K1 =C/Dを算出し、電圧レベル検出器5の
測定波形12に第1の係数K1 を乗算して近似波形13
を求め、信号源1の定常電圧レベルを「V」としたと
き、近似波形12の電圧レベルが1/4Vになる第1の
観測時間「t31」と、近似波形12の電圧レベルが3/
4Vになる第2の観測時間「t32」を求め、「(t32−
t31)/2」からなる計算式で前記不整合による伝送線
路の伝搬遅延時間の測定誤差を補正する。
め、第1の発明は、信号源1はステップ状の信号を出力
し、信号源1の出力信号を出力インピーダンス3を介し
て伝送線路4に入力し、伝送線路4のの入力端4Aでの
進行波と反射波を電圧レベル検出器5で測定し、伝送線
路4の伝搬遅延時間を測定する場合に、出力インピーダ
ンス3と伝送線路4の特性インピーダンスが整合してい
るときの入力端4Aにおける進行波と反射波の重畳レベ
ルを「C」とし、出力インピーダンス3と伝送線路4の
特性インピーダンスが整合していないときの入力端4A
における進行波と反射波の重畳レベルを「D」とし、第
1の係数K1 =C/Dを算出し、電圧レベル検出器5の
測定波形12に第1の係数K1 を乗算して近似波形13
を求め、信号源1の定常電圧レベルを「V」としたと
き、近似波形12の電圧レベルが1/4Vになる第1の
観測時間「t31」と、近似波形12の電圧レベルが3/
4Vになる第2の観測時間「t32」を求め、「(t32−
t31)/2」からなる計算式で前記不整合による伝送線
路の伝搬遅延時間の測定誤差を補正する。
【0014】第2の発明では、第2の係数K2 =D/C
を算出し、測定波形12の電圧レベルが1/4V×K2
になる第3の観測時間「t41」と、測定波形(12)の電圧
レベルが3/4V×K2 になる第4の観測時間「t42」
を求め、「(t42−t41)/2」からなる計算式で前記
不整合による伝送線路の伝搬遅延時間の測定誤差を補正
する
を算出し、測定波形12の電圧レベルが1/4V×K2
になる第3の観測時間「t41」と、測定波形(12)の電圧
レベルが3/4V×K2 になる第4の観測時間「t42」
を求め、「(t42−t41)/2」からなる計算式で前記
不整合による伝送線路の伝搬遅延時間の測定誤差を補正
する
【0015】
【作用】次に、第1の発明による作用を図1の波形図に
より説明する。図1の11は整合時の波形であり、図7
の波形11と同じものである。図1の13は第1の発明
による近似波形である。図1の近似波形13の重畳レベ
ルは波形11の重畳レベルCに重なり合っている。すな
わち、図1の近似波形13は図8の測定波形12に第1
の係数K1 =C/Dを乗算したものである。
より説明する。図1の11は整合時の波形であり、図7
の波形11と同じものである。図1の13は第1の発明
による近似波形である。図1の近似波形13の重畳レベ
ルは波形11の重畳レベルCに重なり合っている。すな
わち、図1の近似波形13は図8の測定波形12に第1
の係数K1 =C/Dを乗算したものである。
【0016】近似波形13の電圧レベルが1/4Vに到
達する時間をt31を求め、近似波形13の電圧レベルが
3/4Vに到達する時間をt32を求め、(t32−t31)
/2からなる計算式で伝搬遅延時間T3 を算出すれば、
伝搬遅延時間T3 は整合時の伝搬遅延時間T0 に近似で
きる。
達する時間をt31を求め、近似波形13の電圧レベルが
3/4Vに到達する時間をt32を求め、(t32−t31)
/2からなる計算式で伝搬遅延時間T3 を算出すれば、
伝搬遅延時間T3 は整合時の伝搬遅延時間T0 に近似で
きる。
【0017】次に、第2の発明による作用を図2の波形
図により説明する。図2の波形11・12は図8の波形
と同じものである。図2では、第2の係数K2 =D/C
を求める。測定波形12の電圧レベルがA′=1/4V
×K2 に到達する時間t41を求め、測定波形12の電圧
レベルがB′=3/4V×K2 に到達する時間t42を求
め、(t42−t41)/2なる計算式で伝搬遅延時間T4
を算出すれば、伝搬遅延時間T4 は整合時の伝搬遅延時
間T0 に近似できる。
図により説明する。図2の波形11・12は図8の波形
と同じものである。図2では、第2の係数K2 =D/C
を求める。測定波形12の電圧レベルがA′=1/4V
×K2 に到達する時間t41を求め、測定波形12の電圧
レベルがB′=3/4V×K2 に到達する時間t42を求
め、(t42−t41)/2なる計算式で伝搬遅延時間T4
を算出すれば、伝搬遅延時間T4 は整合時の伝搬遅延時
間T0 に近似できる。
【0018】
【実施例】次に、第1の発明による近似値を求める手順
を図3のフローチャートにより説明する。図3のステッ
プ101では、整合時の入力端4Aにおける進行波と反
射波が重畳された電圧レベルCを測定する。ステップ1
02では、信号源1の出力信号を伝送線路4に入力す
る。ステップ103では、不整合時の入力端4Aにおけ
る進行波と反射波が重畳された電圧レベルDを測定す
る。
を図3のフローチャートにより説明する。図3のステッ
プ101では、整合時の入力端4Aにおける進行波と反
射波が重畳された電圧レベルCを測定する。ステップ1
02では、信号源1の出力信号を伝送線路4に入力す
る。ステップ103では、不整合時の入力端4Aにおけ
る進行波と反射波が重畳された電圧レベルDを測定す
る。
【0019】図3のステップ104では、第1の係数K
1 =C/Dを求める。ステップ105では、不整合時の
入力端4Aにおいて観測される測定波形12に第1の係
数K1 を乗算し、近似波形13を求める。ステップ10
5では、不整合時の入力端4Aにおける進行波と反射波
が重畳された電圧レベルDは、整合時の入力端4Aにお
ける進行波と反射波が重畳された電圧レベルCと同じ電
圧レベルになる。
1 =C/Dを求める。ステップ105では、不整合時の
入力端4Aにおいて観測される測定波形12に第1の係
数K1 を乗算し、近似波形13を求める。ステップ10
5では、不整合時の入力端4Aにおける進行波と反射波
が重畳された電圧レベルDは、整合時の入力端4Aにお
ける進行波と反射波が重畳された電圧レベルCと同じ電
圧レベルになる。
【0020】ステップ106では、近似波形13におけ
る進行波が電圧レベルAに達する時間t31と、近似波形
13における反射波が電圧レベルABに達する時間t32
を求める。ステップ107では、近似の伝搬遅延時間T
3 を次の式4により求める。 T3 =(t32−t31)/2 ………式4 以上の手順により、不整合による測定誤差を補正した伝
搬遅延時間T3 を得る。
る進行波が電圧レベルAに達する時間t31と、近似波形
13における反射波が電圧レベルABに達する時間t32
を求める。ステップ107では、近似の伝搬遅延時間T
3 を次の式4により求める。 T3 =(t32−t31)/2 ………式4 以上の手順により、不整合による測定誤差を補正した伝
搬遅延時間T3 を得る。
【0021】次に、第2の発明による近似値を求める手
順を図4のフローチャートにより説明する。図4のステ
ップ201からステップ203は、図3のステップ10
1からステップ103と同じであるので、この明細書で
は説明を省略する。
順を図4のフローチャートにより説明する。図4のステ
ップ201からステップ203は、図3のステップ10
1からステップ103と同じであるので、この明細書で
は説明を省略する。
【0022】図4のステップ204では、第2の係数K
2 =D/Cを求める。ステップ205では、観測レベル
A・Bに第2の係数K2 を乗算し、補正の第1の観測レ
ベルA′=A×K2 、補正の第2の観測レベルB′=B
×K2 を求める。ステップ206では、再び、信号源1
の出力信号を伝送線路4に入力する。
2 =D/Cを求める。ステップ205では、観測レベル
A・Bに第2の係数K2 を乗算し、補正の第1の観測レ
ベルA′=A×K2 、補正の第2の観測レベルB′=B
×K2 を求める。ステップ206では、再び、信号源1
の出力信号を伝送線路4に入力する。
【0023】ステップ207では、出力信号の入射波が
第1の観測レベルA′に達する時間t41と、出力信号の
反射波が第2の観測レベルB′に達する時間t42を測定
する。ステップ208では、近似の伝搬遅延時間T4 を
次の式5により求める。 T4=(t42−t41)/2 ………式5 以上の手順により、不整合による測定誤差を補正した伝
搬遅延時間T4 を得る。
第1の観測レベルA′に達する時間t41と、出力信号の
反射波が第2の観測レベルB′に達する時間t42を測定
する。ステップ208では、近似の伝搬遅延時間T4 を
次の式5により求める。 T4=(t42−t41)/2 ………式5 以上の手順により、不整合による測定誤差を補正した伝
搬遅延時間T4 を得る。
【0023】次に、第1の発明と第2の発明による伝搬
遅延時間の近似値を、数値例をあげて検証してみる。図
5の出力インピーダンスを50.05 Ω、伝送線路4の特性
インピーダンスZ0 を49.95 Ω、伝搬遅延時間T0 を6
nsとする。また、図6の電圧レベルを1V、立上り時間
tr を1.5 nsとする。
遅延時間の近似値を、数値例をあげて検証してみる。図
5の出力インピーダンスを50.05 Ω、伝送線路4の特性
インピーダンスZ0 を49.95 Ω、伝搬遅延時間T0 を6
nsとする。また、図6の電圧レベルを1V、立上り時間
tr を1.5 nsとする。
【0024】以上の設定条件では、図7の電圧レベルA
は0.25V、電圧レベルBは0.75Vである。図8の測定波
形12の進行波の電圧レベルは0.475 V、進行波と反射
波が重畳された電圧レベルDは0.97375 Vを示す。図8
の測定波形12の電圧レベルAに達する時間t21は0.78
9474 nsとなり、電圧レベルBに達する時間t22は12.82
7068nsとなる。したがって、式2による伝搬遅延時間T
2 は、T2 =6.018797nsとなる。式3による測定誤差Δ
T2 を求めると、ΔT2 =18.797psとなる。
は0.25V、電圧レベルBは0.75Vである。図8の測定波
形12の進行波の電圧レベルは0.475 V、進行波と反射
波が重畳された電圧レベルDは0.97375 Vを示す。図8
の測定波形12の電圧レベルAに達する時間t21は0.78
9474 nsとなり、電圧レベルBに達する時間t22は12.82
7068nsとなる。したがって、式2による伝搬遅延時間T
2 は、T2 =6.018797nsとなる。式3による測定誤差Δ
T2 を求めると、ΔT2 =18.797psとなる。
【0025】第1の発明による係数K1 は1.026958とな
り、不整合時の進行波と反射波が重畳された電圧レベル
Dは整合時の電圧レベルCとなる。このとき、進行波の
電圧レベルは0.4878Vに変化する。ここで、電圧レベル
Aに達する時間t31は0.76875 ns、電圧レベルBに達す
る時間t32は12.767857 nsとなる。伝搬遅延時間の近似
値T3 を式4より求めると、T3 =5.9995535nsとな
る。そして、下式より測定誤差ΔT3 を求める。 ΔT3 =T3 −T0 =−0.4465ps 以上より、不整合による測定誤差ΔT2 を少なくできる
ことがわかる。
り、不整合時の進行波と反射波が重畳された電圧レベル
Dは整合時の電圧レベルCとなる。このとき、進行波の
電圧レベルは0.4878Vに変化する。ここで、電圧レベル
Aに達する時間t31は0.76875 ns、電圧レベルBに達す
る時間t32は12.767857 nsとなる。伝搬遅延時間の近似
値T3 を式4より求めると、T3 =5.9995535nsとな
る。そして、下式より測定誤差ΔT3 を求める。 ΔT3 =T3 −T0 =−0.4465ps 以上より、不整合による測定誤差ΔT2 を少なくできる
ことがわかる。
【0026】次に、第2の発明では、係数K2 は0.9737
5 となり、進行波の新たな観測レベルA′は0.2434375
V、反射波の新たな観測レベルB′は0.7303125Vとな
る。このとき、観測レベルA′に達する時間t41、観測
レベルB′に達する時間t42は、それぞれt41=t31、
t42=t32となり、式5により伝搬遅延時間T4 =T3
となる。ここで、下式より測定誤差ΔT4 を求める。 ΔT4=T4 −T0 =T3 −T0 =−0.4465ps したがって、第1の発明による補正と同様に、第2の発
明による補正においても、不整合による測定誤差ΔT2
を少なくできることがわかる。
5 となり、進行波の新たな観測レベルA′は0.2434375
V、反射波の新たな観測レベルB′は0.7303125Vとな
る。このとき、観測レベルA′に達する時間t41、観測
レベルB′に達する時間t42は、それぞれt41=t31、
t42=t32となり、式5により伝搬遅延時間T4 =T3
となる。ここで、下式より測定誤差ΔT4 を求める。 ΔT4=T4 −T0 =T3 −T0 =−0.4465ps したがって、第1の発明による補正と同様に、第2の発
明による補正においても、不整合による測定誤差ΔT2
を少なくできることがわかる。
【0027】
【発明の効果】第1の発明は、不整合時の入力端におけ
る進行波と反射波が重畳された第1の電圧レベルを、整
合時の入力端における進行波と反射波が重畳された第2
の電圧レベルに合うように測定波形を乗算することによ
り、出力インピーダンスと伝送線路の特性インピーダン
スの不整合による伝搬遅延時間の測定誤差を減少させる
ことができる。
る進行波と反射波が重畳された第1の電圧レベルを、整
合時の入力端における進行波と反射波が重畳された第2
の電圧レベルに合うように測定波形を乗算することによ
り、出力インピーダンスと伝送線路の特性インピーダン
スの不整合による伝搬遅延時間の測定誤差を減少させる
ことができる。
【0028】第2の発明は、不整合時の入力端における
進行波と反射波が重畳された第1の電圧レベルを、整合
時の入力端における進行波と反射波が重畳された第2の
電圧レベルに合うように、第1の観測レベルと第2の観
測レベルを除算することにより、出力インピーダンスと
伝送線路の特性インピーダンスの不整合による伝搬遅延
時間の測定誤差を減少させることができる。
進行波と反射波が重畳された第1の電圧レベルを、整合
時の入力端における進行波と反射波が重畳された第2の
電圧レベルに合うように、第1の観測レベルと第2の観
測レベルを除算することにより、出力インピーダンスと
伝送線路の特性インピーダンスの不整合による伝搬遅延
時間の測定誤差を減少させることができる。
【図1】第1の発明による作用を説明する波形図であ
る。
る。
【図2】第2の発明による作用を説明する波形図であ
る。
る。
【図3】第1の発明による近似値を求める手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】第2の発明による近似値を求める手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】伝搬遅延時間の測定回路の構成図である。
【図6】信号源1の出力電圧を示した波形図である。
【図7】図5で整合状態での測定波形図である。
【図8】図5で不整合状態での測定波形図である。
1 信号源 2 増幅器 3 出力インピーダンス 4 伝送線路 4A 入力端 4B 開放端 5 電圧レベル検出器
Claims (2)
- 【請求項1】 信号源(1) はステップ状の信号を出力
し、信号源(1) の出力信号を出力インピーダンス(3) を
介して伝送線路(4) に入力し、伝送線路(4) の入力端(4
A)での進行波と反射波を電圧レベル検出器(5) で測定
し、伝送線路(4)の伝搬遅延時間を測定する場合に、 出力インピーダンス(3) と伝送線路(4) の特性インピー
ダンスが整合しているときの入力端(4A)における進行波
と反射波の重畳レベルを「C」とし、 出力インピーダンス(3) と伝送線路(4) の特性インピー
ダンスが整合していないときの入力端(4A)における進行
波と反射波の重畳レベルを「D」とし、 第1の係数K1 =C/Dを算出し、 電圧レベル検出器(5) の測定波形(12)に第1の係数K1
を乗算して近似波形(13)を求め、 信号源(1) の定常電圧レベルを「V」としたとき、 近似波形(13)の電圧レベルが1/4Vになる第1の観測
時間「t31」と、近似波形(13)の電圧レベルが3/4V
になる第2の観測時間「t32」を求め、 「(t32−t31)/2」からなる計算式で前記不整合に
よる伝送線路の伝搬遅延時間の測定誤差を補正すること
を特徴とする伝送線路の伝搬遅延時間の測定近似方法。 - 【請求項2】 第2の係数K2 =D/Cを算出し、測定
波形(12)の電圧レベルが1/4V×K2 になる第3の観
測時間「t41」と、測定波形(12)の電圧レベルが3/4
V×K2 になる第4の観測時間「t42」を求め、「(t
42−t41)/2」からなる計算式で前記不整合による伝
送線路の伝搬遅延時間の測定誤差を補正することを特徴
とする請求項1記載の伝送線路の伝搬遅延時間の測定近
似方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085628A JPH07270502A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 伝送線路の伝搬遅延時間の測定近似方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085628A JPH07270502A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 伝送線路の伝搬遅延時間の測定近似方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07270502A true JPH07270502A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13864106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6085628A Pending JPH07270502A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 伝送線路の伝搬遅延時間の測定近似方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07270502A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6037780A (en) * | 1996-07-22 | 2000-03-14 | Ando Electric Co., Ltd | Device for measuring transmission delay time in a transmission cable |
| JP2005227093A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Hanwa Denshi Kogyo Kk | 波形観測装置 |
| CN106646129A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-10 | 华南理工大学 | 一种同塔双回直流输电线路的暂态行波时域计算方法 |
| CN112789507A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-05-11 | 爱德万测试公司 | 用于测试被测器件的装置和方法 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6085628A patent/JPH07270502A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6037780A (en) * | 1996-07-22 | 2000-03-14 | Ando Electric Co., Ltd | Device for measuring transmission delay time in a transmission cable |
| JP2005227093A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Hanwa Denshi Kogyo Kk | 波形観測装置 |
| CN106646129A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-05-10 | 华南理工大学 | 一种同塔双回直流输电线路的暂态行波时域计算方法 |
| CN106646129B (zh) * | 2016-12-14 | 2019-05-14 | 华南理工大学 | 一种同塔双回直流输电线路的暂态行波时域计算方法 |
| CN112789507A (zh) * | 2018-12-20 | 2021-05-11 | 爱德万测试公司 | 用于测试被测器件的装置和方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4300253B2 (ja) | ベクトル・ネットワーク・アナライザの校正方法 | |
| JPH11326413A (ja) | ネットワ―ク・アナライザにおける測定誤差補正方法 | |
| JP3237529B2 (ja) | 伝送線路伝搬遅延時間測定装置 | |
| JPH07270502A (ja) | 伝送線路の伝搬遅延時間の測定近似方法 | |
| JP2003106804A (ja) | 平衡ケーブル長測定器 | |
| JP2006504960A (ja) | 非正弦波測定信号を用いるマルチポート・ネットワーク・アナライザを使用してテスト対象のマルチポート・デバイスの散乱パラメータを測定する方法 | |
| CN104931955B (zh) | 一种补偿宽带声呐系统发射信号幅度的方法 | |
| JP4141961B2 (ja) | システム校正されたベクトル・ネットワークアナライザの実効指向性および/または実効ソースポート整合性の測定方法、校正標準セットの作成方法 | |
| JP3163960B2 (ja) | 伝送線路伝搬遅延時間測定システムにおける伝搬遅延時間補正方法 | |
| CN110568283A (zh) | 一种有源器件互调测试装置及测试方法 | |
| Siccardi et al. | Delay measurements of PPS signals in timing systems | |
| JPH09318492A (ja) | Otdr測定装置 | |
| JP2001201524A (ja) | 電気信号の比率測定装置、電気素子測定装置、電気素子測定装置の校正方法及び電気信号の比率測定方法 | |
| JP2004198415A (ja) | ベクトル・ネットワーク・アナライザによる歪み測定 | |
| JP3109626B2 (ja) | 伝送線路長の測定方法 | |
| JP2000292565A (ja) | 伝送線路伝搬遅延時間測定装置及び方法 | |
| JP3474914B2 (ja) | 自動平衡装置 | |
| JP3083033B2 (ja) | 測定装置 | |
| CN106161125A (zh) | 非线性特性的估计装置及方法 | |
| JP3167541B2 (ja) | サンプリング・ゲート回路 | |
| JPS6257225B2 (ja) | ||
| JP2003315395A (ja) | ベクトル・ネットワーク・アナライザおよびその位相測定方法 | |
| JP3034729B2 (ja) | 部分放電測定方法 | |
| US10816631B2 (en) | Probe correction system and method | |
| JPH08271558A (ja) | 容量負荷付き共振器の測定装置 |