JPH0741117U - 変速装置 - Google Patents
変速装置Info
- Publication number
- JPH0741117U JPH0741117U JP6816393U JP6816393U JPH0741117U JP H0741117 U JPH0741117 U JP H0741117U JP 6816393 U JP6816393 U JP 6816393U JP 6816393 U JP6816393 U JP 6816393U JP H0741117 U JPH0741117 U JP H0741117U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley piece
- pulley
- piece
- movable pulley
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 18
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 101000794560 Arbacia punctulata Calmodulin-beta Proteins 0.000 abstract description 4
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 双方の操作カムの同一側配置による小型化、
簡略化、及び第1,第2回転軸のモーメントの低減によ
る軽量化を図る。 【構成】 第1の固定プーリ片21に複数の貫通孔23
を設け、第1の可動プーリ片25の第1の連動軸部26
を複数に分割し、各連動軸部26を第1の固定プーリ片
21の貫通孔23に挿通し、以て両者21,25を交差
して対向配置し従動側プーリAを構成する。そして第1
の連動軸部26の先端側に第1の操作カムBを配置す
る。第2の固定プーリ片31と第2の可動プーリ片35
とを対向配置し駆動側プーリCを構成する。第2の可動
プーリ片35の第2の連動軸部36側に第2の操作カム
を配置する。第1,第2の操作カムを同一側に配置する
ことで、装置の小型化、簡略化を図り、駆動軸、従動軸
のモーメントの低減による軽量化を図る。
簡略化、及び第1,第2回転軸のモーメントの低減によ
る軽量化を図る。 【構成】 第1の固定プーリ片21に複数の貫通孔23
を設け、第1の可動プーリ片25の第1の連動軸部26
を複数に分割し、各連動軸部26を第1の固定プーリ片
21の貫通孔23に挿通し、以て両者21,25を交差
して対向配置し従動側プーリAを構成する。そして第1
の連動軸部26の先端側に第1の操作カムBを配置す
る。第2の固定プーリ片31と第2の可動プーリ片35
とを対向配置し駆動側プーリCを構成する。第2の可動
プーリ片35の第2の連動軸部36側に第2の操作カム
を配置する。第1,第2の操作カムを同一側に配置する
ことで、装置の小型化、簡略化を図り、駆動軸、従動軸
のモーメントの低減による軽量化を図る。
Description
【0001】
本考案は、例えばオイルポンプ、コンプレッサ等の補機を定速駆動する変速装 置に関する。
【0002】
一般に補機は、これを駆動するエンジンの回転変動、あるいは補機の負荷変動 に関係無く所定範囲内の速度で回転するよう制御される必要があるため、例えば 特開平5−99290号広報に開示された変速装置を用いている。
【0003】 この変速装置は、その概略を図7に示すように、駆動軸1には一体回転する固 定プーリ片2と駆動軸1上を移動可能な可動プーリ片3とを備えて駆動側プーリ 4が構成されている。可動プーリ片3の背部には、円筒状を成し、一端(外方) の円周方向に180度間隔を以て対抗する2つの傾斜カム面を有する操作カム5 が設けられている。操作カム5の傾斜カム面にはローラ取付台6のローラ(図示 せず)が当接している。
【0004】 一方、従動軸7には一体回転する固定プーリ片8と従動軸7上を移動可能な可 動プーリ片9とを備えて従動側プーリ10が構成されている。可動プーリ片9の 背部には、円筒状を成し、一端(外方)の円周方向に180度間隔を以て対抗す る2つの傾斜カム面を有する操作カム12が設けられている。操作カム12の傾 斜カム面にはローラ取付台13のローラ(図示せず)が当接している。
【0005】 他方、駆動側プーリ4と従動側プーリ10とはベルト14で連結されている。 また双方の操作カム5,12は、連結ロッド15で連結されており、連結ロッド 15を一方向に操作すると、操作カム5,12が同方向に回転するようになって いる。
【0006】 連結ロッド15の一方向の操作で、先ず一方で操作カム5が例えば右回転する と、操作カム5はベルト14の張力に押されてローラ取付台6ローラに押し付け られつつ固定プーリ2から離れる側へ移動し、駆動側プーリ4のプーリ径を小さ くする。同時に他方で操作カム12が右回転すると、操作カム12は傾斜カム面 がローラ取付台13のローラに押されて固定プーリ2側へ移動し、従動側プーリ 10のプーリ径を大きくする。この場合、駆動側プーリ4のプーリ径が小さく、 従動側プーリ10のプーリ径が大きくなるため、駆動軸1の回転は減速されて従 動軸7へ伝達される。
【0007】 一方、連結ロッド15の他方向の操作で、先ず一方で操作カム5が例えば左回 転すると、操作カム5は傾斜カム面がローラ取付台6のローラに押されて固定プ ーリ2側へ移動し、駆動側プーリのプーリ径を大きくし、同時に他方で操作カム 12が左回転すると、操作カム12はベルト14の張力に押されてローラ取付台 13のローラに押し付けられつつ固定プーリ2から離れる側へ移動し、従動側プ ーリ10のプーリ径を小さくする。この場合、駆動側プーリのプーリ径が大きく 、従動側プーリのプーリ径が小さくなるため、駆動軸1の回転は増速されて従動 軸7へ伝達される。
【0008】
従来においては、操作カム5,12、及びローラ取付台6,13が駆動側、及 び従動側プーリ4,10に対して、互いに逆側にあるため、例えば過給器等の補 機を装備すると、駆動源と補機とが互いに逆側に位置することになり、各操作カ ム5,12、及びローラ取付台6,13が対向して存在する分、寸法規定が大き く、オーバーハングが大きくなり、全体的に大型化する課題がある。
【0009】 また操作カム5,12、及びローラ取付台6,13が駆動側、及び従動側プー リ4,10に対して、互いに逆側にあるため、連結ロッド15が複雑化する等、 装置として複雑化する課題がある。
【0010】 さらに駆動側、及び従動側プーリ4,10共に、操作カム5,12、及びロー ラ取付台6,13を介して配置されるため、駆動軸1、及び従動軸7共にベルト 14の張力に伴うモーメントが大きくなり、構造的に強い強度が要求され、装置 として重量が大きくなる課題がある。
【0011】 本考案は、上記課題に鑑みて成されたものであり、双方の操作カムの同一側配 置による小型化、簡略化、及び駆動軸、従動軸のモーメントの低減による軽量化 を図ることのできる変則装置を提供することを目的とする。
【0012】
請求項1記載の考案は、第1,第2の回転軸を有し、第1の回転軸の端部側に 第1の固定プーリ片を設け、中間部に第1の固定プーリ片に対向して軸方向へ移 動可能な第1の可動プーリ片を設け、第1の可動プーリ片に第1の可動プーリ片 から突設され、第1の固定プーリ片側を貫通して第1の固定プーリ片の背面側へ 延びる第1の連動軸部を設け、第1の固定プーリ片の背面側に配置され、カム作 用で前記第1の連動軸部を軸方向へ移動させる第1の操作カムを設け、第2の回 転軸の中間部に前記第1の可動プーリ片と同側に配置される第2の固定プーリ片 を設け、第2の回転軸の端部側に第1の固定プーリ片と同側に配置され、軸方向 へ移動可能な第2の可動プーリ片を設け、第2の可動プーリの背面側に突設され 、前記第1の連動軸部と同側に延びる第2の連動軸部を設け、第2の可動プーリ 片の背面側で前記第1の操作カムと同側に配置され、カム作用で前記第2の連動 軸部を軸方向へ移動させる第2の操作カムを設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項1記載の考案においては、例えば、第1の固定プーリ片及び第1の可動 プーリ片で従動側プーリを構成し、第2の固定プーリ片及び第2の可動プーリ片 で駆動側プーリを構成した場合において、第1,第2の操作カムを同時に同一方 向に操作すると、例えば、第1の可動プーリ片は伸長して第1の固定プーリ片か ら離れる方向に移動し、従動側プーリのプーリ径を小さくする。また第2の可動 プーリ片は第2の固定プーリ片に近付く方向に移動し、駆動側プーリのプーリ径 を大きくする。この結果、従動側プーリの第1の回転軸は増速される。
【0014】 逆に、第1,第2の操作カムを同時に他方向に操作すると、第1の可動プーリ 片は引っ込んで第1の固定プーリへ近付く方向に移動し、従動側プーリのプーリ 径を大きくする。また第2の可動プーリ片は第2の固定プーリ片から離れる方向 に移動し、駆動側プーリのプーリ径を小さくする。この結果、従動側プーリの第 1の回転軸は減速される。
【0015】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
【0016】 図1は本考案の一実施例の変速装置の概略構成を示す概念図である。本実施例 で用いられる補機は、例えば過給器Eである。この過給器Eは後述する従動側プ ーリAの第1の回転軸に減速機E2 を介して過給器部E1 を連結し、後述する駆 動側プーリCの第2の回転軸にエンジンの駆動伝達部E3 を連結している。
【0017】 従動側プーリAを構成する第1の固定プーリ21は第1の回転軸22の先端側 において正面(ベルトに当接する傾斜面)を過給器Eへ向けて配置されている。 詳しくは後述するが第1の固定プーリ21には第1の回転軸22との結合部分に おける周囲に複数の貫通孔23が形成されている。
【0018】 従動側プーリAを構成する第1の可動プーリ25は詳しくは後述するが第1の 連動軸部26が軸方向に複数に分割されており、各連動軸部26が固定プーリ2 1の各貫通孔23内を正面から貫通して延び、一端側が第1の操作カムBに結合 され、以て第1の可動プーリ25は正面(ベルトに当接する傾斜面)を第1の固 定プーリ21へ向けて交差し対向配置されている。
【0019】 第1の操作カムBは一方へ回動すると第1の可動プーリ片25を押し出して第 1の固定プーリ片21から離れさせ、他方へ回動すると第1の可動プーリ片25 を引っ込めて第1の固定プーリ片21に近付けさせる。
【0020】 駆動側プーリCを構成する第2の固定プーリ31は第2の回転軸32上におい て背面を駆動伝達部E3 へ向けて配置されている。駆動側プーリCを構成する第 2の可動プーリ35は第2の連動軸部36の一端側が第2の操作カムDへ延び、 第2の操作カムDに結合され、以て第2の可動プーリ35は正面(ベルトに当接 する傾斜面)を第2の固定プーリ31へ向けて対向配置されている。
【0021】 第2の操作カムDは一方へ回動すると第2の可動プーリ片35を押し出して第 2の固定プーリ片31に近付けさせ、他方へ回動すると第2の可動プーリ片35 を引っ込めて第2の固定プーリ片31から離れさせる。
【0022】 尚、第1,第2の操作カムB,Dは連結ロッドGで連結されており、連結ロッ ドGの操作で同時に同一方向に回動する。
【0023】 この変速装置は、エンジンの駆動で駆動伝達部E3 が駆動すると、駆動側プー リCが回転し、以て駆動側プーリCの第2の固定プーリ31及び第2の可動プー リ片35が回転する。この結果、ベルトFが回転し、ベルトFの張力で従動側プ ーリAの第1の固定プーリ21及び第1の可動プーリ片25が回転し、減速機E2 が回転し、過給器部E1 が回転する。
【0024】 この状態で、連結ロッドGの操作で第1,第2の操作カムB,Dを一方向へ回 動させると、先ず従動側プーリAの第1の可動プーリ片25は第1の連動軸部2 6に押し出されて第1の固定プーリ片21から離れる。これにより従動側プーリ Aのプーリ径は小さくなる。同時に駆動側プーリCの第2の可動プーリ35は第 2の連動軸部36に押し出されて第2の固定プーリ片31へ近付く。これにより 駆動側プーリCのプーリ径は大きくなる。この結果、従動側プーリAは増速され る。
【0025】 逆に、連結ロッドGの操作で第1,第2の操作カムB,Dを他方向へ回動させ ると、先ず従動側プーリAの第1の可動プーリ片25は第1の連動軸部26の移 動で引っ込められて第1の固定プーリ片21へ近付く。これにより従動側プーリ Aのプーリ径は大きくなる。同時に駆動側プーリCの第2の可動プーリ片35は 第2の連動軸部36の移動で引っ込められて第2の固定プーリ片31から離れる 。これにより駆動側プーリCのプーリ径は小さくなる。この結果、従動側プーリ Aは減速される。
【0026】 図2は本考案の一実施例の変速装置の具体的構成の一例を示す断面図、図3は 従動側プーリAの第1の固定プーリ片の正面図、図4は従動側プーリAの第1の 可動プーリ片の正面図、図5は駆動側プーリCの第2の可動プーリ片の背面図で ある。先ず従動側プーリAの第1の固定プーリ片21は、上述と同様に減速機E2 に連結される第1の回転軸22の先端側において正面(ベルトに当接する傾斜 面)を減速機E2 へ向けて配置されている。そして図3に示すように、第1の回 転軸22との連結部分の近傍の周囲に、後述する第1の可動プーリ片25の第1 の連動軸部26の分割数に応じて4つの貫通孔231 ,232 ,233 ,234 が等間隔に形成されている。
【0027】 従動側プーリAの第1の第1の可動プーリ片25は、詳しくは図4に示すよう に、軸心部分に第1の回転軸22を挿通するための中空孔25a が形成されてお り、中空孔25a の周囲に4本の第1の連動軸部261 ,262 ,263 ,264 が互いに平行に等間隔に突設されている。即ち中空孔25a の周囲に軸心部分 を中空にして軸方向に等間隔に4つに分割される第1の連動軸部261 ,262 ,263 ,264 が互いに平行に突設されている。従動側プーリAを構成する場 合は、第1の連動軸部261 は貫通孔231 に挿通され、第1の連動軸部262 は貫通孔262 に挿通され、第1の連動軸部263 は貫通孔233 に挿通され、 第1の連動軸部264 は貫通孔234 に挿通される。そして図示の通り、各連動 軸部261 ,262 ,263 ,264 の太さは各貫通孔231 ,232 ,233 ,234 の大きさよりも小さい。このため、各連動軸部261 ,262 ,263 ,264 は各貫通孔231 ,232 ,233 ,234 内を移動(摺動)自在であ り、従って第1の可動プーリ片25は第1の固定プーリ片21に対して移動自在 である。
【0028】 一方、第1の操作カムBは、図2に示すように、ローラ取付台51、支軸52 、1対のローラ53、操作カム57、及びボールベアリング部59を備えて構成 されている。
【0029】 ローラ固定台51は、例えば車体側に固定される円盤状の台座を母体として構 成されたもので、台座の中央の内側には支軸52がボルトで固定されている。支 軸52は第1の可動プーリ片25の移動を摺動させて支持する部材である。台座 の一対角線上の2箇所の縁部にはローラ取付部53が設けられている。各ローラ 取付部53にはローラ54がピン55で回転自在に固定されている。操作カム5 7は、円筒状のカムであり、その一端側(図示右側の一端)は平坦なフランジ状 に形成されており、このフランジの内周部分がボールベアリング部59を介して 第1の可動プーリ片25の第1の連動軸部26に一体的に固定されている。従っ て操作カム57と可動プーリ片25とは支軸52上を一体的に前後(図示左右) に移動可能である。操作カム57の他端側(図示左側の一端)は詳しくは図示し ないが180度間隔で互いに逆側に傾斜する2つ傾斜状のフランジ部58が形成 されており、各フランジ部58の内側の側面がカム面になって対応するローラ5 3に当接している。
【0030】 操作カム57のフランジ部58は、通常は、ベルトFを挟んで第1の可動プー リ片25が図示左側へ移動することがないことから、不慮に図示左側へ移動して ローラ54から離れてしまうことはない。そして従動側プーリAの回転時は、ベ ルトFの張力で第1の可動プーリ片25が図示右側へ押されることから、これに 連動して図示右側へ移動する力が働き、ローラ53へ押し付けられる。
【0031】 この関係から、操作カム57は、従動側プーリAの回転時に、各フランジ部5 8の傾斜面(カム面)を前方に向けて回動すると、各カム面が各ローラ54へ押 し付けられる反力で相対的に図示左側へ移動する力が作用する。この図示左側へ の移動力はベルトFの張力に反し第1の可動プーリ片25を図示左側へ移動させ る。逆に、各フランジ部58の傾斜面(カム面)を後方へ向けて逆方向へ回動さ せると、各カム面が各ローラ54から浮いて離れようとする(隙間を開ける)が 、ベルトFの張力で第1の可動プーリ片25が図示右側へ押されるため、その力 に引かれて図示右側へ移動し、第1の可動プーリ片25の図示右側への移動を容 認する。
【0032】 一方、駆動側プーリCを構成する第2の固定プーリ片31は、上述の通り、 駆動伝達部E3 に連結される第2の回転軸32上において背面を駆動伝達部E3 へ向けて配置されている。尚、第2の回転軸32の全長は長く、先端は第2の固 定プーリ片31の前方へ伸長している。第2の回転軸32の先端側は、後述する 第2の可動プーリ片35の移動を支持する部分となり、さらに後述する支軸62 に支持される部分となる。駆動側プーリCを構成する第2の可動プーリ片35は 、詳しくは図5に示すように、軸心部分に第2の回転軸32を挿通するための中 空孔31a が形成されており、中空孔31a の周囲に軸心部分が中空の筒状の第 2の連動軸部36が突設されている。尚、第2の連動軸部36の中空部分31b は後述する支軸62が挿通される部分であり、その径は中空孔31a の径よりも 大きい。
【0033】 第2の操作カムDは、図2に示すように、ローラ取付台61、支軸62、1対 のローラ64、操作カム67、及びボールベアリング部69を備えて構成されて いる。
【0034】 ローラ取付台61は、例えば車体側に固定される円盤状の台座を母体として構 成されたもので、台座の中央の内側には支軸62がボルトで固定されている。支 軸62は第2の可動プーリ片35の移動を摺動させて支持する部材であり、軸心 に第2の回転軸32を挿通して支持する孔が形成されている。台座の一対角線上 の2箇所の縁部にはローラ取付部63が設けられている。各ローラ取付部63に はローラ64がピン65で回転自在に固定されている。操作カム67は、円筒状 のカムであり、その一端側(図示右側の一端)は平坦なフランジ状に形成されて おり、このフランジの内周部分がボールベアリング部69を介して第2の可動プ ーリ片35の第2の連動軸部36に一体的に固定されている。従って操作カム6 7と第2の可動プーリ片35とは支軸62上を一体的に前後(図示左右)に移動 可能である。操作カム67の他端側(図示左側の一端)は詳しくは図示しないが 180度間隔で互いに逆側に傾斜する2つの傾斜面(各傾斜面の傾斜の向きは上 記円筒カム57の場合と逆向きである)が形成されており、各傾斜面がカム面に なって対応するローラ64に当接している。
【0035】 操作カム67の傾斜面(カム面)は、通常は、ベルトFを挟んで第2の可動プ ーリ片35が図示右側へ移動することがないことから、不慮に図示右側へ移動し てローラ64から離れてしまうことはない。そして駆動側プーリCの回転時は、 ベルトFの張力で第2の可動プーリ片35が図示左側へ押されることから、これ に連動して図示左側へ移動する力が働き、ローラ64へ押し付けられる。
【0036】 この関係から、操作カム67は、駆動側プーリCの回転時に、各傾斜面(カム 面)を後方に向けて回動すると、各カム面が各ローラ64から浮いて離れようと する(隙間を開ける)が、ベルトFの張力で第2の可動プーリ片35が図示左側 へ押されるため、その力に押されて図示左側へ移動し、第2の可動プーリ片35 の図示左側への移動を容認する。逆に、各傾斜面(カム面)を前方へ向けて逆方 向へ回動させると、各カム面が各ローラ54へ押し付けられる反力で相対的に図 示右側へ移動する力が作用する。この図示左側への移動力はベルトFの張力に反 し第2の可動プーリ片25を図示右側へ移動させる。
【0037】 図6は本実施例の変速装置を第1,第2の操作カムB,D側から見た場合の概 略構成を示す概略図である。操作カム57、及び操作カム67の外周には、連結 ロッドGが設置されている。連結ロッドGは、操作カム57に設置された回動レ バー71と、操作カム67に設置された回動レバー72とをリンク73で連結し て構成されている。
【0038】 駆動伝達部E3 の駆動中、例えば、連結ロッドGの回動レバー71を図示右側 に倒すと共に、リンク73で連結する回動レバー72を図示右側に倒す操作を行 った場合、例えば、操作カム57は各フランジ部58の傾斜面(カム面)を前方 に向けて図示右側に回動し、他方の操作カム67は傾斜面(カム面)を後方に向 けて図示右側に回動する。
【0039】 操作カム57が各フランジ部58の傾斜面を前方に向けて図示右側に回動した 場合、上述と同様に、各カム面が各ローラ54へ押し付けられる反力で相対的に 第1の固定プーリ片21から離れる方向へ移動する力が作用する。この反力はベ ルトFの張力に反し第1の可動プーリ片25を固定プーリ片21から離れさせる 方向へ移動させる。これにより従動側プーリAのプーリ径を小さくする。また一 方、他方の操作カム67が傾斜面(カム面)を後方に向けて図示右側に回動した 場合、上述と同様に、各カム面が各ローラ64から浮いて離れようとする(隙間 を開ける)が、ベルトFの張力で第2の可動プーリ片35が第2の固定プーリ片 31から離れる方向へ押されるため、操作カム67は、その力に押されて第2の 固定プーリ片31から離れる方向へ移動し、第2の可動プーリ片35の第2の固 定プーリ片31から離れる方向への移動を容認する。これにより駆動側プーリC のプーリ径を小さくする。この結果、従動側プーリAは減速される。
【0040】 逆に、駆動伝達部E3 の駆動中、連結ロッドGの回動レバー71を図示左側に 倒すと共に、リンク73で連結する回動レバー72を図示左側に倒す操作を行っ た場合、例えば、操作カム57は各フランジ部58の傾斜面を後方に向けて図示 左側に回動し、他方の操作カム67は傾斜面(カム面)を前方に向けて図示左側 に回動する。
【0041】 操作カム57が各フランジ部58の傾斜面を後方に向けて図示左側に回動した 場合、各カム面が各ローラ54から浮いて離れようとする(隙間を開ける)が、 ベルトFの張力で第1の可動プーリ片25が第1の固定プーリ片21から離れる 方向へ押されるため、操作カム57は、その力に引かれて第1の固定プーリ片2 1から離れる方向へ移動し、第2の可動プーリ片25の第2の固定プーリ片21 から離れる移動を容認する。これにより駆動側プーリAのプーリ径が小さくなる 。また一方、他方の操作カム67が傾斜面(カム面)を前方に向けて図示左側に 回動した場合、各カム面が各ローラ64へ押し付けられる反力で相対的に第2の 固定プーリ片31側へ移動する力が作用する。この反力はベルトFの張力に反し 第2の可動プーリ片25を第2の固定プーリ片31側へ移動させる。これにより 駆動側プーリCのプーリ径が大きくなる。この結果、従動側プーリAは増速され る。
【0042】 本実施例にあっては、第1の固定プーリ片の貫通孔に第1の可動プーリ片の複 数に分割された軸部を移動自在に挿通して第1の固定プーリ片に第2の可動プー リ片を交差して対抗配置して従動側プーリを構成する一方、駆動側プーリの第2 の固定プーリ片を従動側プーリの第1の固定プーリ片と同一側に配置すると共に 、第2の可動プーリ片を従動側プーリの第1の可動側プーリ片と同一側に配置し て駆動側プーリを構成し、以て、第1,第2の操作カムを各可動プーリ片の端部 側に設置して双方共に同一側に配置する構成を用いたため、寸法規定が小さくな ってオーバーハングが小さくなり、全体的に小型化することができる。
【0043】 また上記構成を用いたため、連結ロッドの構成が簡素化される等、装置として 簡素化することができる。
【0044】 さらに上記構成を用いたため、第1の回転軸、及び第2の回転軸と駆動出力部 、及び駆動入力部との間に操作カム、及びローラ取付台を配置する必要がなく、 第1の回転軸、及び第2の回転軸共にベルトの張力に伴うモーメントを小さくす ることができる。従って第1の回転軸軸、及び第2の回転軸共に強度を小さくし ても装置として成立するため、重量を小さくすることができる。
【0045】 尚、本実施例では、補機として過給器を用いた場合について説明したが、補機 は過給器に限定されるものではなく、オイルポンプやコンプレッサ等であっても 良いことは言うまでもない。
【0046】 また上記構成の第1の固定プーリ片と第1の可動プーリ片を用いて従動側プー リを構成したが、これも補機との関係で駆動側プーリとして利用しても良いこと は勿論である。
【0047】
本考案によれば、第1の可動プーリ片に第1の連動軸部を設け、これを第1の 固定プーリ片に移動自在に貫通し、以て第1の操作カムを第1の連動軸部に配置 したため、第1,第2の操作カムを互いに同一方向を向けて同一側に配置するこ とができ、これにより寸法規定が小さくなってオーバーハングが小さくなり、全 体的に小型化すると共に、装置として簡素化することができ、しかも第1の回転 軸、及び第2の回転軸共にベルトの張力に伴うモーメントを小さくすることがで き、装置として軽量化を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例の変速装置の概略構成を示す
概念図である。
概念図である。
【図2】本考案の一実施例の変速装置の具体的構成の一
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図3】本実施例の従動側プーリAの第1の固定プーリ
片の正面図である。
片の正面図である。
【図4】本実施例の従動側プーリAの第1の可動プーリ
片の正面図である。
片の正面図である。
【図5】本実施例の駆動側プーリCの第2の可動プーリ
片の背面図である。
片の背面図である。
【図6】本実施例の変速装置を第1,第2の操作カム
B,D側から見た場合の概略構成を示す概略図である。
B,D側から見た場合の概略構成を示す概略図である。
【図7】従来の変則装置の概略構成を示す概念図であ
る。
る。
A 従動側プーリ 21 第1の固定プーリ片 22 第1の回転軸 23 貫通孔 25 第1の可動プーリ片 26 第1の連動軸部 B 第1の操作カム 51 ローラ取付台 52 支軸 53 ローラ取付部 54 ローラ 55 ピン 57 操作カム C 駆動側プーリ 31 第2の固定プーリ片 32 第2の回転軸 35 第2の可動プーリ片 36 第2の連動軸部 D 第2の操作カム 61 ローラ取付台 62 支軸 63 ローラ取付部 64 ローラ 65 ピン 67 操作カム E 過給器 E1 過給器部 E2 減速機 E3 駆動伝達部 F ベルト G 連結ロッド 71 回動レバー 72 回動レバー 73 リンク
Claims (1)
- 【請求項1】 第1,第2の回転軸を有し、 前記第1の回転軸の端部側に第1の固定プーリ片を設け
ると共に、中間部に第1の固定プーリ片に対向して軸方
向へ移動可能な第1の可動プーリ片を設け、 前記第1の可動プーリ片から突設され、第1の固定プー
リ片側を貫通して第1の固定プーリ片の背面側へ延びる
第1の連動軸部を設け、 前記第1の固定プーリ片の背面側に配置され、カム作用
で前記第1の連動軸部を軸方向へ移動させる第1の操作
カムを設け、 前記第2の回転軸の中間部に前記第1の可動プーリ片と
同側に配置される第2の固定プーリ片を設け、 前記第2の回転軸の端部側に、第1の固定プーリ片と同
側に配置され、軸方向へ移動可能な第2の可動プーリ片
を設け、 前記第2の可動プーリの背面側に突設され、前記第1の
連動軸部と同側に延びる第2の連動軸部を設け、 前記第2の可動プーリ片の背面側で前記第1の操作カム
と同側に配置され、カム作用で前記第2の連動軸部を軸
方向へ移動させる第2の操作カムを設けた、 ことを特徴とする請求項1記載の変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6816393U JPH0741117U (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6816393U JPH0741117U (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0741117U true JPH0741117U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13365826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6816393U Pending JPH0741117U (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741117U (ja) |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP6816393U patent/JPH0741117U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7980972B1 (en) | Roller variator for actuating continuously variable transmissions | |
| JP2000291759A (ja) | 無段変速機 | |
| CN107073859B (zh) | 机器的驱动机构、扭矩马达、离合器装置、用于加工材料的装置及力矩马达的应用 | |
| JPH06257661A (ja) | 摩擦車式無段変速機の変速制御装置 | |
| JPH0741117U (ja) | 変速装置 | |
| US7448292B2 (en) | Transmission | |
| JP4206724B2 (ja) | トロイダル型無段変速機の組立方法 | |
| JPH1151135A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPH05318241A (ja) | 多軸ナットランナ装置のピッチチェンジ機構 | |
| JP3622438B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPH0814350A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP3829512B2 (ja) | トロイダル型無段変速機用入力側ディスクユニット | |
| JP3805087B2 (ja) | 工作機械 | |
| JP3627459B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP4078752B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP2570672B2 (ja) | 微小回転装置 | |
| JP4103228B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP3480034B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPH11210773A (ja) | ダブルキャビティ式トロイダル型無段変速機の軸受 | |
| JP3627460B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPH044347A (ja) | 遊星ローラ式減速機 | |
| JP3458861B2 (ja) | 摩擦車式無段変速機 | |
| JP3915351B2 (ja) | トロイダル型無段変速機用パワーローラユニットの梱包方法 | |
| JP4815785B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP5614148B2 (ja) | 無段変速装置 |