JPH0765650A - 透明導電膜上の金属電極層およびその製造方法 - Google Patents
透明導電膜上の金属電極層およびその製造方法Info
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- JPH0765650A JPH0765650A JP5215996A JP21599693A JPH0765650A JP H0765650 A JPH0765650 A JP H0765650A JP 5215996 A JP5215996 A JP 5215996A JP 21599693 A JP21599693 A JP 21599693A JP H0765650 A JPH0765650 A JP H0765650A
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- conductive film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で簡便に形成することができ、密着性に
優れかつ配線抵抗の低い透明導電膜上の金属電極層を提
供する。 【構成】 透光性基板12の表面12a上に透明導電膜
22がパターン形成され、さらにNi−P合金層23、
Ni−Co−P合金層24、金属膜25がこの順に、無
電解めっき法によって形成される。前記Ni−Co−P
合金層24は、Ni−Co合金層であってもよく、また
前記Ni−P合金層23およびNi−Co−P合金層2
4は、Ni−Co−B合金層であってもよい。透明導電
膜22と金属膜25との間に形成される層によって、前
記透明導電膜22、金属膜25間の密着性が向上し、金
属膜25を厚膜化することが可能となり、配線抵抗を低
減することができる。
優れかつ配線抵抗の低い透明導電膜上の金属電極層を提
供する。 【構成】 透光性基板12の表面12a上に透明導電膜
22がパターン形成され、さらにNi−P合金層23、
Ni−Co−P合金層24、金属膜25がこの順に、無
電解めっき法によって形成される。前記Ni−Co−P
合金層24は、Ni−Co合金層であってもよく、また
前記Ni−P合金層23およびNi−Co−P合金層2
4は、Ni−Co−B合金層であってもよい。透明導電
膜22と金属膜25との間に形成される層によって、前
記透明導電膜22、金属膜25間の密着性が向上し、金
属膜25を厚膜化することが可能となり、配線抵抗を低
減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば液晶パネルや
エレクトロクロミックパネルなどの表示パネルに好適に
用いられる透明導電膜上の金属電極層およびその製造方
法に関する。
エレクトロクロミックパネルなどの表示パネルに好適に
用いられる透明導電膜上の金属電極層およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば液晶パネルやエレクトロクロミ
ックパネルなどの表示パネルにおいて、画素は一方基板
に形成される画素電極と他方基板に形成される画素電極
との交差部に形成され、前記画素電極は共に透明導電膜
で実現される。たとえば液晶パネルでは、前記画素電極
間に配置される液晶に電圧を印加して液晶分子の配向状
態を制御することによって表示が行われる。このため、
前記画素電極には接続配線が設けられ、該接続配線に
は、電圧を印加するための、たとえば駆動用IC(Inte
grated Circuit)チップが実装される。
ックパネルなどの表示パネルにおいて、画素は一方基板
に形成される画素電極と他方基板に形成される画素電極
との交差部に形成され、前記画素電極は共に透明導電膜
で実現される。たとえば液晶パネルでは、前記画素電極
間に配置される液晶に電圧を印加して液晶分子の配向状
態を制御することによって表示が行われる。このため、
前記画素電極には接続配線が設けられ、該接続配線に
は、電圧を印加するための、たとえば駆動用IC(Inte
grated Circuit)チップが実装される。
【0003】前記ICチップの実装方式としては、たと
えばTAB(Tape AutomatedBonding)などのICチッ
プを搭載した回路基板を異方性導電膜を用いた熱圧着な
どによって接続する方式と、ICチップを直接搭載する
方式、いわゆるCOG(Chip On Glass)方式とがあ
る。COG方式は、高密度に実装することができ、装置
の小型化、軽量化および薄型化を図ることが可能である
ことから、ICチップの実装方式として今後の主流に成
りつつある。
えばTAB(Tape AutomatedBonding)などのICチッ
プを搭載した回路基板を異方性導電膜を用いた熱圧着な
どによって接続する方式と、ICチップを直接搭載する
方式、いわゆるCOG(Chip On Glass)方式とがあ
る。COG方式は、高密度に実装することができ、装置
の小型化、軽量化および薄型化を図ることが可能である
ことから、ICチップの実装方式として今後の主流に成
りつつある。
【0004】図8は、前述したCOG方式によってIC
チップが実装される従来の接続配線1の構成を示す断面
図である。接続配線1は、透明導電膜2と金属膜3とか
ら成り、たとえばガラスや有機フィルムなどで実現され
る透光性基板4上に透明導電膜2をパターン形成し、さ
らにパターン形成された透明導電膜2上に金属膜3を形
成して構成される。透明導電膜2は、たとえばITO
(Indium Tin Oxide)膜やSnO2膜で実現される。金
属膜3は、たとえばCr−Au膜あるいはCr−Al膜
をスパッタリング法あるいは蒸着法によって形成するこ
とで実現される。また、金属膜3は、無電解めっき法に
よっても形成される。
チップが実装される従来の接続配線1の構成を示す断面
図である。接続配線1は、透明導電膜2と金属膜3とか
ら成り、たとえばガラスや有機フィルムなどで実現され
る透光性基板4上に透明導電膜2をパターン形成し、さ
らにパターン形成された透明導電膜2上に金属膜3を形
成して構成される。透明導電膜2は、たとえばITO
(Indium Tin Oxide)膜やSnO2膜で実現される。金
属膜3は、たとえばCr−Au膜あるいはCr−Al膜
をスパッタリング法あるいは蒸着法によって形成するこ
とで実現される。また、金属膜3は、無電解めっき法に
よっても形成される。
【0005】たとえば前述したITO膜は、そのシート
抵抗値が10Ω/□〜200Ω/□程度であり、ICチ
ップの駆動に必要な電流量を確保することができない。
このため、ITO膜などから成る透明導電膜2上に金属
膜3が設けられる。金属膜3によって配線抵抗が低減す
るため、ICチップを駆動するための電流量を確保する
ことが可能となる。このような金属膜3は、比較的被覆
コストが安価で製造工程が簡便であり、パターン形成さ
れた透明導電膜2上のみに選択的に形成することが可能
である無電解めっき法によって好適に形成される。上記
無電解めっき法によって形成される接続配線の例は、た
とえば特公平3−64869、特開昭63−25537
7、特開平2−144522、特開平2−14452
3、特開平2−69720に開示されている。
抵抗値が10Ω/□〜200Ω/□程度であり、ICチ
ップの駆動に必要な電流量を確保することができない。
このため、ITO膜などから成る透明導電膜2上に金属
膜3が設けられる。金属膜3によって配線抵抗が低減す
るため、ICチップを駆動するための電流量を確保する
ことが可能となる。このような金属膜3は、比較的被覆
コストが安価で製造工程が簡便であり、パターン形成さ
れた透明導電膜2上のみに選択的に形成することが可能
である無電解めっき法によって好適に形成される。上記
無電解めっき法によって形成される接続配線の例は、た
とえば特公平3−64869、特開昭63−25537
7、特開平2−144522、特開平2−14452
3、特開平2−69720に開示されている。
【0006】前記特公平3−64869は、透明導電膜
の一部の表面上にニッケル−リン系またはニッケル−ホ
ウ素系の無電解ニッケルめっきにより金属被膜を形成す
る工程と、該金属被膜上に無電解貴金属めっきにより貴
金属被膜を形成する工程とを少なくとも具備することを
特徴とする液晶パネル用電極基板の製造方法に関するも
のである。
の一部の表面上にニッケル−リン系またはニッケル−ホ
ウ素系の無電解ニッケルめっきにより金属被膜を形成す
る工程と、該金属被膜上に無電解貴金属めっきにより貴
金属被膜を形成する工程とを少なくとも具備することを
特徴とする液晶パネル用電極基板の製造方法に関するも
のである。
【0007】また前記特開昭63−255377は、パ
ネルガラスの透明導電膜パターンの表示部以外のパター
ン上に無電解ニッケル−リン合金層を形成し、その上層
に無電解ニッケル−ボロン合金層を形成し、最上層とし
て無電解金属を形成させた3層構造から成ることを特徴
とする透明導電膜パターン上の金属電極層に関するもの
である。
ネルガラスの透明導電膜パターンの表示部以外のパター
ン上に無電解ニッケル−リン合金層を形成し、その上層
に無電解ニッケル−ボロン合金層を形成し、最上層とし
て無電解金属を形成させた3層構造から成ることを特徴
とする透明導電膜パターン上の金属電極層に関するもの
である。
【0008】また前記特開平2−144522は、透明
導電膜パターンを有する表示パネルのパターン形成方法
であって、該透明導電膜パターン上に第1層としてニッ
ケル−リンめっき膜、第2層としてニッケル−リンめっ
き膜、第3層として銅めっき膜、第4層として金めっき
膜を形成することを特徴とする表示パネルのパターン形
成法に関するものである。
導電膜パターンを有する表示パネルのパターン形成方法
であって、該透明導電膜パターン上に第1層としてニッ
ケル−リンめっき膜、第2層としてニッケル−リンめっ
き膜、第3層として銅めっき膜、第4層として金めっき
膜を形成することを特徴とする表示パネルのパターン形
成法に関するものである。
【0009】また前記特開平2−144523は、透明
導電膜パターンを有する表示パネルのパターン形成方法
であって、透明導電膜パターン上に第1層としてニッケ
ル−リンめっき膜、第2層として銅めっき膜、第3層と
して金めっき膜を形成することを特徴とする表示パネル
のパターン形成法に関するものである。
導電膜パターンを有する表示パネルのパターン形成方法
であって、透明導電膜パターン上に第1層としてニッケ
ル−リンめっき膜、第2層として銅めっき膜、第3層と
して金めっき膜を形成することを特徴とする表示パネル
のパターン形成法に関するものである。
【0010】また前記特開平2−69720は、液晶パ
ネルの駆動用ドライバをパネル基板上に搭載するチップ
オンパネルにおいて、当該ドライバの少なくとも入力配
線を、インジウム−錫酸化物膜上に無電解めっきにより
第1の金属膜を形成し、かつ当該金属膜上に電解めっき
により第2の金属膜を形成することを特徴とするパネル
基板に関するものである。
ネルの駆動用ドライバをパネル基板上に搭載するチップ
オンパネルにおいて、当該ドライバの少なくとも入力配
線を、インジウム−錫酸化物膜上に無電解めっきにより
第1の金属膜を形成し、かつ当該金属膜上に電解めっき
により第2の金属膜を形成することを特徴とするパネル
基板に関するものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したICチップを
搭載した回路基板を異方性導電膜を用いて熱圧着によっ
て接続する方式では、回路基板上の配線が、その抵抗値
が比較的小さい、たとえば銅箔によって形成されること
から、駆動用ICチップへの入力配線抵抗の増加は顕著
ではない。しかしながら、COG方式では画素電極と同
時に形成できることから、配線が、その抵抗値が比較的
大きい、たとえばITOなどの透明導電膜によって形成
される。したがって、駆動用ICチップへの入力配線抵
抗の増加が顕著となり、電圧降下、すなわち表示画面の
うちの、接続端子近傍の電圧値と接続端子から離れた付
近の電圧値とに差が生じ、クロストークが発生し易くな
る。また、入力配線抵抗が増加することによって、入力
配線抵抗と駆動用ICチップの入力容量とで形成される
積分回路の時定数が大きくなり、データの取り込みタイ
ミングにずれが生じたり、波形のなまりが生じてICチ
ップの誤動作を引き起こすこととなる。このようなこと
から、表示パネルの表示品位が著しく低下するという不
都合が生じる。
搭載した回路基板を異方性導電膜を用いて熱圧着によっ
て接続する方式では、回路基板上の配線が、その抵抗値
が比較的小さい、たとえば銅箔によって形成されること
から、駆動用ICチップへの入力配線抵抗の増加は顕著
ではない。しかしながら、COG方式では画素電極と同
時に形成できることから、配線が、その抵抗値が比較的
大きい、たとえばITOなどの透明導電膜によって形成
される。したがって、駆動用ICチップへの入力配線抵
抗の増加が顕著となり、電圧降下、すなわち表示画面の
うちの、接続端子近傍の電圧値と接続端子から離れた付
近の電圧値とに差が生じ、クロストークが発生し易くな
る。また、入力配線抵抗が増加することによって、入力
配線抵抗と駆動用ICチップの入力容量とで形成される
積分回路の時定数が大きくなり、データの取り込みタイ
ミングにずれが生じたり、波形のなまりが生じてICチ
ップの誤動作を引き起こすこととなる。このようなこと
から、表示パネルの表示品位が著しく低下するという不
都合が生じる。
【0012】また、たとえば前述した液晶パネルにおい
て、表示の大型化、高精細化に伴って画素数が増加する
と、駆動デューティ比が高くなる。高デューティ比の液
晶パネルで前記不都合を解消するためには、たとえば
0.02Ω/□〜0.03Ω/□以下の配線抵抗値が要
求される。これを、たとえば金めっき膜から成る前記金
属膜3で実現しようとすると、金属膜3は1μm〜1.
5μm以上の厚さに形成する必要がある。しかしなが
ら、前述した特公平3−64869では50Å〜400
0Åの厚さ、特開昭63−255377では500Å〜
800Åの厚さ、特開平2−69720では3000Å
程度の厚さの金属膜しか形成されていない。これは、金
属膜の厚さを厚くすることによって、透明導電膜との密
着性が低下するという本質的な問題が生じるためであ
る。密着性は、ICチップを実装する上で駆動回路の信
頼性を大きく左右する要因であり、密着性が劣ると信頼
性を著しく損なうこととなるため、好ましくない。この
ように従来技術の問題点は、接続配線1の密着性が低下
するため、低抵抗化を図るに充分な膜厚で金属膜3を形
成することができないということである。
て、表示の大型化、高精細化に伴って画素数が増加する
と、駆動デューティ比が高くなる。高デューティ比の液
晶パネルで前記不都合を解消するためには、たとえば
0.02Ω/□〜0.03Ω/□以下の配線抵抗値が要
求される。これを、たとえば金めっき膜から成る前記金
属膜3で実現しようとすると、金属膜3は1μm〜1.
5μm以上の厚さに形成する必要がある。しかしなが
ら、前述した特公平3−64869では50Å〜400
0Åの厚さ、特開昭63−255377では500Å〜
800Åの厚さ、特開平2−69720では3000Å
程度の厚さの金属膜しか形成されていない。これは、金
属膜の厚さを厚くすることによって、透明導電膜との密
着性が低下するという本質的な問題が生じるためであ
る。密着性は、ICチップを実装する上で駆動回路の信
頼性を大きく左右する要因であり、密着性が劣ると信頼
性を著しく損なうこととなるため、好ましくない。この
ように従来技術の問題点は、接続配線1の密着性が低下
するため、低抵抗化を図るに充分な膜厚で金属膜3を形
成することができないということである。
【0013】また、前述した特開平2−144522、
特開平2−144523では、低抵抗のめっき膜が得ら
れるけれども、筆めっき法による銅の電解めっきが必要
である。これは、量産性に関して劣るものであり、製造
コストの増加という問題が生じる。また、特開平2−6
9720も同様である。
特開平2−144523では、低抵抗のめっき膜が得ら
れるけれども、筆めっき法による銅の電解めっきが必要
である。これは、量産性に関して劣るものであり、製造
コストの増加という問題が生じる。また、特開平2−6
9720も同様である。
【0014】本発明の目的は、安価で簡便に形成するこ
とができ、密着性に優れかつ配線抵抗の低い透明導電膜
上の金属電極層を提供することであり、またその製造方
法を提供することである。
とができ、密着性に優れかつ配線抵抗の低い透明導電膜
上の金属電極層を提供することであり、またその製造方
法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、透光性基板に
パターン形成された透明導電膜上に形成されるニッケル
−リン合金層と、前記ニッケル−リン合金層上に形成さ
れるニッケル−コバルト−リン合金層またはニッケル−
コバルト合金層と、前記ニッケル−コバルト−リン合金
層またはニッケル−コバルト合金層上に形成される金属
層とを備えることを特徴とする透明導電膜上の金属電極
層である。
パターン形成された透明導電膜上に形成されるニッケル
−リン合金層と、前記ニッケル−リン合金層上に形成さ
れるニッケル−コバルト−リン合金層またはニッケル−
コバルト合金層と、前記ニッケル−コバルト−リン合金
層またはニッケル−コバルト合金層上に形成される金属
層とを備えることを特徴とする透明導電膜上の金属電極
層である。
【0016】また本発明は、透光性基板にパターン形成
された透明導電膜上に無電解めっき法によってニッケル
−リン合金層を形成する工程と、前記ニッケル−リン合
金層上に無電解めっき法によってニッケル−コバルト−
リン合金層またはニッケル−コバルト合金層を形成する
工程と、前記ニッケル−コバルト−リン合金層またはニ
ッケル−コバルト合金層上に無電解めっき法によって金
属層を形成する工程とを備えることを特徴とする透明導
電膜上の金属電極層の製造方法である。
された透明導電膜上に無電解めっき法によってニッケル
−リン合金層を形成する工程と、前記ニッケル−リン合
金層上に無電解めっき法によってニッケル−コバルト−
リン合金層またはニッケル−コバルト合金層を形成する
工程と、前記ニッケル−コバルト−リン合金層またはニ
ッケル−コバルト合金層上に無電解めっき法によって金
属層を形成する工程とを備えることを特徴とする透明導
電膜上の金属電極層の製造方法である。
【0017】さらにまた本発明は、透光性基板にパター
ン形成された透明導電膜上に形成されるニッケル−コバ
ルト−ホウ素合金層と、前記ニッケル−コバルト−ホウ
素合金層上に形成される金属層とを備えることを特徴と
する透明導電膜上の金属電極層である。
ン形成された透明導電膜上に形成されるニッケル−コバ
ルト−ホウ素合金層と、前記ニッケル−コバルト−ホウ
素合金層上に形成される金属層とを備えることを特徴と
する透明導電膜上の金属電極層である。
【0018】また本発明は、透光性基板にパターン形成
された透明導電膜上に無電解めっき法によってニッケル
−コバルト−ホウ素合金層を形成する工程と、前記ニッ
ケル−コバルト−ホウ素合金層上に無電解めっき法によ
って金属層を形成する工程とを備えることを特徴とする
透明導電膜上の金属電極層の製造方法である。
された透明導電膜上に無電解めっき法によってニッケル
−コバルト−ホウ素合金層を形成する工程と、前記ニッ
ケル−コバルト−ホウ素合金層上に無電解めっき法によ
って金属層を形成する工程とを備えることを特徴とする
透明導電膜上の金属電極層の製造方法である。
【0019】
【作用】本発明に従えば、透光性基板にパターン形成さ
れた透明導電膜上には、ニッケル−リン合金層が形成さ
れ、さらにニッケル−コバルト−リン合金層またはニッ
ケル−コバルト合金層が形成され、さらに金属層が形成
される。透明導電膜と金属層との間の2層によって、前
記透明導電膜、金属層間の密着性が優れたものとなる。
すなわち、ニッケル−リン合金層と、ニッケル−コバル
ト−リン合金層またはニッケル−コバルト合金層とにそ
れぞれ圧縮応力が働き、密着性が向上する。また、金属
層は、該金属層に最近接するニッケル−コバルト−リン
合金層またはニッケル−コバルト合金層のコバルトとの
密着力が高いため、前記透明導電膜と金属層との密着性
が著しく向上する。このため、配線抵抗を低減するため
に金属層を比較的厚めに形成しても密着性が低下するこ
とはない。したがって、密着性に優れ、かつ配線抵抗の
低い透明導電膜上の金属電極層が得られる。
れた透明導電膜上には、ニッケル−リン合金層が形成さ
れ、さらにニッケル−コバルト−リン合金層またはニッ
ケル−コバルト合金層が形成され、さらに金属層が形成
される。透明導電膜と金属層との間の2層によって、前
記透明導電膜、金属層間の密着性が優れたものとなる。
すなわち、ニッケル−リン合金層と、ニッケル−コバル
ト−リン合金層またはニッケル−コバルト合金層とにそ
れぞれ圧縮応力が働き、密着性が向上する。また、金属
層は、該金属層に最近接するニッケル−コバルト−リン
合金層またはニッケル−コバルト合金層のコバルトとの
密着力が高いため、前記透明導電膜と金属層との密着性
が著しく向上する。このため、配線抵抗を低減するため
に金属層を比較的厚めに形成しても密着性が低下するこ
とはない。したがって、密着性に優れ、かつ配線抵抗の
低い透明導電膜上の金属電極層が得られる。
【0020】また本発明に従えば、透光性基板のパター
ン形成された透明導電膜上にはニッケル−コバルト−ホ
ウ素合金層が形成され、さらに金属層が形成される。透
明導電膜と金属層との間のニッケル−コバルト−ホウ素
合金層によって、前記透明導電膜、金属層間の密着性が
優れたものとなる。すなわち、ニッケル−コバルト−ホ
ウ素合金層に圧縮応力が働き、密着性が向上する。ま
た、金属層はニッケル−コバルト−ホウ素合金層のコバ
ルトとの密着性が高いため、前記透明導電膜と金属層と
の間の密着性が著しく向上する。このため、配線抵抗を
低減するために金属層を比較的厚めに形成しても密着性
が低下することはない。したがって、密着性に優れ、か
つ配線抵抗の低い透明導電膜上の金属電極層が得られ
る。
ン形成された透明導電膜上にはニッケル−コバルト−ホ
ウ素合金層が形成され、さらに金属層が形成される。透
明導電膜と金属層との間のニッケル−コバルト−ホウ素
合金層によって、前記透明導電膜、金属層間の密着性が
優れたものとなる。すなわち、ニッケル−コバルト−ホ
ウ素合金層に圧縮応力が働き、密着性が向上する。ま
た、金属層はニッケル−コバルト−ホウ素合金層のコバ
ルトとの密着性が高いため、前記透明導電膜と金属層と
の間の密着性が著しく向上する。このため、配線抵抗を
低減するために金属層を比較的厚めに形成しても密着性
が低下することはない。したがって、密着性に優れ、か
つ配線抵抗の低い透明導電膜上の金属電極層が得られ
る。
【0021】さらに本発明に従えば、透明導電膜上に形
成される前述した層はすべて無電解めっき法によって形
成される。このため、膜形成のための特別な設備を必要
とすることなく、各層を連続的に形成することができ
る。また、前記無電解めっき法は、パターン形成された
透明導電膜上のみに選択的に形成することができる。し
たがって、量産性を低下することなく、安価で簡便に金
属電極層を形成することができる。
成される前述した層はすべて無電解めっき法によって形
成される。このため、膜形成のための特別な設備を必要
とすることなく、各層を連続的に形成することができ
る。また、前記無電解めっき法は、パターン形成された
透明導電膜上のみに選択的に形成することができる。し
たがって、量産性を低下することなく、安価で簡便に金
属電極層を形成することができる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明に基づく透明導電膜上の金属
電極層が形成された液晶表示パネル11を示す平面図で
あり、図2は前記液晶表示パネル11の端部付近を示す
断面図である。液晶表示パネル11の透光性基板12,
13は、互いに対向して配置される。基板12は、基板
13よりも大面積に形成され、基板12の基板13が配
置された側の表面12aであって、前記基板13が配置
された領域以外の領域には複数の接続配線15が形成さ
れる。透明導電膜上の金属電極層である接続配線15に
は、液晶駆動用のICチップ14がCOG方式によって
実装される。
電極層が形成された液晶表示パネル11を示す平面図で
あり、図2は前記液晶表示パネル11の端部付近を示す
断面図である。液晶表示パネル11の透光性基板12,
13は、互いに対向して配置される。基板12は、基板
13よりも大面積に形成され、基板12の基板13が配
置された側の表面12aであって、前記基板13が配置
された領域以外の領域には複数の接続配線15が形成さ
れる。透明導電膜上の金属電極層である接続配線15に
は、液晶駆動用のICチップ14がCOG方式によって
実装される。
【0023】図3は、前記液晶表示パネル11の構成を
示す断面図である。液晶表示パネル11は、前述した透
光性基板12,13、ICチップ14、接続配線15以
外に、少なくともシール材16、液晶層17、画素電極
18,19および偏光板20,21を備える。たとえば
ガラスや有機フィルムで実現される基板12,13は、
前述したように互いに対向して配置され、シール材16
によって接着される。また基板12,13間には液晶材
料が注入されて封止され、液晶層17が形成される。基
板12,13の液晶層17側表面には、画素電極18,
19がそれぞれ形成される。画素電極18,19は、た
とえばITOやSnO2などの透明導電膜で実現され
る。画素電極18は、たとえばセグメント電極であり、
画素電極19は、たとえばコモン電極である。基板1
2,13の液晶層17とは反対側表面には偏光板20,
21がそれぞれ配置され、貼着される。
示す断面図である。液晶表示パネル11は、前述した透
光性基板12,13、ICチップ14、接続配線15以
外に、少なくともシール材16、液晶層17、画素電極
18,19および偏光板20,21を備える。たとえば
ガラスや有機フィルムで実現される基板12,13は、
前述したように互いに対向して配置され、シール材16
によって接着される。また基板12,13間には液晶材
料が注入されて封止され、液晶層17が形成される。基
板12,13の液晶層17側表面には、画素電極18,
19がそれぞれ形成される。画素電極18,19は、た
とえばITOやSnO2などの透明導電膜で実現され
る。画素電極18は、たとえばセグメント電極であり、
画素電極19は、たとえばコモン電極である。基板1
2,13の液晶層17とは反対側表面には偏光板20,
21がそれぞれ配置され、貼着される。
【0024】基板13よりも大きい基板12の液晶層1
7側表面であって、前記基板13が配置された領域以外
の領域には、前述したように接続配線15が形成され
る。接続配線15は、前記画素電極18とつながる透明
導電膜を含む。
7側表面であって、前記基板13が配置された領域以外
の領域には、前述したように接続配線15が形成され
る。接続配線15は、前記画素電極18とつながる透明
導電膜を含む。
【0025】図4は、本発明の一実施例である透明導電
膜上の金属電極層、すなわち前記接続配線15の構成を
示す断面図である。接続配線15は、透明導電膜22、
ニッケル−リン(以下、「Ni−P」とする)合金層2
3、ニッケル−コバルト−リン(以下、「Ni−Co−
P」とする)合金層24および金属膜25から成る。基
板12の表面12a上には、透明導電膜22がパターン
形成される。さらに、透明導電膜22上にNi−P合金
層23、Ni−Co−P合金層24、金属膜25がこの
順に積層される。金属膜25は、たとえばAu,Ag,
Cu,Ni,Crなどで実現され、好ましくはAuで実
現される。
膜上の金属電極層、すなわち前記接続配線15の構成を
示す断面図である。接続配線15は、透明導電膜22、
ニッケル−リン(以下、「Ni−P」とする)合金層2
3、ニッケル−コバルト−リン(以下、「Ni−Co−
P」とする)合金層24および金属膜25から成る。基
板12の表面12a上には、透明導電膜22がパターン
形成される。さらに、透明導電膜22上にNi−P合金
層23、Ni−Co−P合金層24、金属膜25がこの
順に積層される。金属膜25は、たとえばAu,Ag,
Cu,Ni,Crなどで実現され、好ましくはAuで実
現される。
【0026】図5は、前記接続配線15の形成方法を示
す工程図である。工程a1では、透明導電膜22がパタ
ーン形成される。前述した基板12の表面12a上に
は、たとえばITO膜がスパッタリング法あるいは蒸着
法によって、その膜厚が約1000Åとなるように形成
され、さらにエッチングされて透明導電膜22が形成さ
れる。このとき、透明導電膜22から成る前記画素電極
18も同時にパターン形成される。
す工程図である。工程a1では、透明導電膜22がパタ
ーン形成される。前述した基板12の表面12a上に
は、たとえばITO膜がスパッタリング法あるいは蒸着
法によって、その膜厚が約1000Åとなるように形成
され、さらにエッチングされて透明導電膜22が形成さ
れる。このとき、透明導電膜22から成る前記画素電極
18も同時にパターン形成される。
【0027】透明導電膜22が形成された基板12は、
画素電極19が形成された基板13とともに液晶セルの
形成工程を経て、液晶セルとされる。ここで、画素電極
18,19は液晶層によって覆われてしまうため、接続
配線15とされる透明導電膜22のみが外部に露出する
こととなる。形成された液晶セルは点灯表示検査され、
不良品は除去される。
画素電極19が形成された基板13とともに液晶セルの
形成工程を経て、液晶セルとされる。ここで、画素電極
18,19は液晶層によって覆われてしまうため、接続
配線15とされる透明導電膜22のみが外部に露出する
こととなる。形成された液晶セルは点灯表示検査され、
不良品は除去される。
【0028】次に工程a2では、前記透明導電膜22上
に、Ni−P合金層23が形成される。Ni−P合金層
23は無電解めっき法によって形成され、好ましくは約
2000Å〜3000Åの膜厚に形成される。
に、Ni−P合金層23が形成される。Ni−P合金層
23は無電解めっき法によって形成され、好ましくは約
2000Å〜3000Åの膜厚に形成される。
【0029】工程a3では、前記Ni−P合金層23上
にNi−Co−P合金層24が形成される。Ni−Co
−P合金層24も無電解めっき法によって形成され、好
ましくは約2000Å〜3000Åの膜厚に形成され
る。さらに、熱処理が施される。
にNi−Co−P合金層24が形成される。Ni−Co
−P合金層24も無電解めっき法によって形成され、好
ましくは約2000Å〜3000Åの膜厚に形成され
る。さらに、熱処理が施される。
【0030】工程a4では、前記Ni−Co−P合金層
24上に金属膜25が形成される。金属膜25も、前記
合金層23,24と同様に無電解めっき法によって形成
され、好ましくは約1μm〜2μmの膜厚に、さらに好
ましくは約1μm〜1.5μmの膜厚に形成される。
24上に金属膜25が形成される。金属膜25も、前記
合金層23,24と同様に無電解めっき法によって形成
され、好ましくは約1μm〜2μmの膜厚に、さらに好
ましくは約1μm〜1.5μmの膜厚に形成される。
【0031】以上のようにして形成された接続配線15
の接続抵抗値は、0.02Ω/□〜0.03Ω/□であ
った。この値は、表示の大型化、高精細化に伴って画素
数が増加し、駆動デューテイ比が高くなっても、入力配
線抵抗による電圧降下が生じることのない値であり、実
際に液晶表示パネル11を点灯表示した際において、電
圧降下によって生じるクロストークの少ない良好な表示
が得られた。また、入力配線抵抗と駆動用ICチップの
入力容量とで形成される積分回路の時定数が小さくな
り、ICチップの誤動作を防止することができた。
の接続抵抗値は、0.02Ω/□〜0.03Ω/□であ
った。この値は、表示の大型化、高精細化に伴って画素
数が増加し、駆動デューテイ比が高くなっても、入力配
線抵抗による電圧降下が生じることのない値であり、実
際に液晶表示パネル11を点灯表示した際において、電
圧降下によって生じるクロストークの少ない良好な表示
が得られた。また、入力配線抵抗と駆動用ICチップの
入力容量とで形成される積分回路の時定数が小さくな
り、ICチップの誤動作を防止することができた。
【0032】また、接続配線15において、密着力の大
小を判断することができるテープ剥離試験を行ったとこ
ろ、充分な密着力が得られることが確認された。さらに
ICチップを、接続配線15とICチップのパッド部と
を直径が32μmのAuワイヤを用いてワイヤボンディ
ングすることによって実装し、金線の引っ張り強度を測
定したところ、約12g平均の引っ張り強度が得られ
た。したがって、ICチップの実装性を阻害することな
く、金属膜25を厚膜化して低抵抗化を図ることが可能
であった。
小を判断することができるテープ剥離試験を行ったとこ
ろ、充分な密着力が得られることが確認された。さらに
ICチップを、接続配線15とICチップのパッド部と
を直径が32μmのAuワイヤを用いてワイヤボンディ
ングすることによって実装し、金線の引っ張り強度を測
定したところ、約12g平均の引っ張り強度が得られ
た。したがって、ICチップの実装性を阻害することな
く、金属膜25を厚膜化して低抵抗化を図ることが可能
であった。
【0033】なお、本実施例ではNi−Co−P合金層
24の例について説明したけれども、前記合金層24の
代わりにニッケル−コバルト合金層を形成する例も本発
明の範囲に属するものであり、同様に密着性に優れ、か
つ配線抵抗の低い接続配線が得られた。
24の例について説明したけれども、前記合金層24の
代わりにニッケル−コバルト合金層を形成する例も本発
明の範囲に属するものであり、同様に密着性に優れ、か
つ配線抵抗の低い接続配線が得られた。
【0034】図6は、本発明の他の実施例である接続配
線27の構成を示す断面図である。接続配線27は前記
接続配線15と同様に、たとえば液晶表示パネルに用い
られ、前記合金層23,24の代わりにニッケル−コバ
ルト−ホウ素(以下、「Ni−Co−B」とする)合金
層26を形成したことを特徴とする。なお、図6におい
て、前記接続配線15と同様に構成される部材には同様
の参照符を付して示している。
線27の構成を示す断面図である。接続配線27は前記
接続配線15と同様に、たとえば液晶表示パネルに用い
られ、前記合金層23,24の代わりにニッケル−コバ
ルト−ホウ素(以下、「Ni−Co−B」とする)合金
層26を形成したことを特徴とする。なお、図6におい
て、前記接続配線15と同様に構成される部材には同様
の参照符を付して示している。
【0035】図7は、前記接続配線27の形成方法を示
す工程図である。工程b1では、前述した工程a1と同
様にして透明導電膜22が形成される。
す工程図である。工程b1では、前述した工程a1と同
様にして透明導電膜22が形成される。
【0036】工程b2では、前記透明導電膜22上に、
Ni−Co−B合金層26が形成される。該Ni−Co
−B合金層26は、無電解めっき法によって形成され、
好ましくは約3000Å〜5000Åの膜厚に形成され
る。さらに、熱処理が施される。
Ni−Co−B合金層26が形成される。該Ni−Co
−B合金層26は、無電解めっき法によって形成され、
好ましくは約3000Å〜5000Åの膜厚に形成され
る。さらに、熱処理が施される。
【0037】工程b3では、前記工程a4と同様にして
金属膜25が形成される。
金属膜25が形成される。
【0038】このようにして形成された接続配線27
は、前記接続配線15と同様の配線抵抗値を有してお
り、接続配線27を形成した液晶パネルを点灯表示した
際においても、電圧降下によって生じるクロストークの
少ない良好な表示が得られることが確認された。また、
ICチップの誤動作を防止することができた。さらに、
前記接続配線15と同様の密着力および引っ張り強度が
得られた。
は、前記接続配線15と同様の配線抵抗値を有してお
り、接続配線27を形成した液晶パネルを点灯表示した
際においても、電圧降下によって生じるクロストークの
少ない良好な表示が得られることが確認された。また、
ICチップの誤動作を防止することができた。さらに、
前記接続配線15と同様の密着力および引っ張り強度が
得られた。
【0039】なお、上述した実施例において、透明導電
膜22上に形成される層は、すべて無電解めっき法によ
って形成されるため、特別な設備を設けることなく安価
で簡便に、かつ連続的に形成することができる。また、
前記無電解めっき法は、外部電流を使用することなく、
溶液中の金属イオンを還元して折出する方法であり、パ
ターン形成された透明導電膜22上のみに選択的に形成
することができるため、他の製造方法、たとえば真空蒸
着法やスパッタリング法と比較して量産性に優れ、製造
コストを低減させることができる。
膜22上に形成される層は、すべて無電解めっき法によ
って形成されるため、特別な設備を設けることなく安価
で簡便に、かつ連続的に形成することができる。また、
前記無電解めっき法は、外部電流を使用することなく、
溶液中の金属イオンを還元して折出する方法であり、パ
ターン形成された透明導電膜22上のみに選択的に形成
することができるため、他の製造方法、たとえば真空蒸
着法やスパッタリング法と比較して量産性に優れ、製造
コストを低減させることができる。
【0040】また、接続配線15,27の最上層が金め
っき膜である場合、ICチップの実装は、フェースダウ
ンボンディング法などを利用して行うことができる。
っき膜である場合、ICチップの実装は、フェースダウ
ンボンディング法などを利用して行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、透明導電
膜と金属層との間に形成されるニッケル−リン合金層、
およびニッケル−コバルト−リン合金層あるいはニッケ
ル−コバルト合金層によって、前記透明導電膜、金属層
間の密着性が優れたものとなる。このため、金属層上に
駆動用ICチップを実装した際の信頼性が向上する。ま
た、金属層を比較的厚めに形成し、配線抵抗を低減する
ことが可能となる。このため、配線抵抗による電圧降下
が低減し、クロストークを防止することが可能となっ
て、たとえば表示パネルとした際の表示品位を著しく向
上することができる。
膜と金属層との間に形成されるニッケル−リン合金層、
およびニッケル−コバルト−リン合金層あるいはニッケ
ル−コバルト合金層によって、前記透明導電膜、金属層
間の密着性が優れたものとなる。このため、金属層上に
駆動用ICチップを実装した際の信頼性が向上する。ま
た、金属層を比較的厚めに形成し、配線抵抗を低減する
ことが可能となる。このため、配線抵抗による電圧降下
が低減し、クロストークを防止することが可能となっ
て、たとえば表示パネルとした際の表示品位を著しく向
上することができる。
【0042】また本発明によれば、透明導電膜と金属層
との間に形成されるニッケル−コバルト−ホウ素合金層
によって、前述したのと同様な効果が得られる。
との間に形成されるニッケル−コバルト−ホウ素合金層
によって、前述したのと同様な効果が得られる。
【0043】さらに本発明によれば、透明導電膜上に形
成される層はすべて無電解めっき法によって連続的に形
成される。このため、安価にかつ簡便に形成することが
できる。また、透明導電膜上のみに選択的に形成するこ
とができ、量産性を損なうことなく形成することができ
る。
成される層はすべて無電解めっき法によって連続的に形
成される。このため、安価にかつ簡便に形成することが
できる。また、透明導電膜上のみに選択的に形成するこ
とができ、量産性を損なうことなく形成することができ
る。
【図1】本発明に基づく透明導電膜上の金属電極層であ
る接続配線15が形成された液晶表示パネル11を示す
平面図である。
る接続配線15が形成された液晶表示パネル11を示す
平面図である。
【図2】前記液晶表示パネル11の端部付近を示す断面
図である。
図である。
【図3】前記液晶表示パネル11の構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の一実施例である接続配線15の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】前記接続配線15の形成方法を示す工程図であ
る。
る。
【図6】本発明の他の実施例である接続配線27の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】前記接続配線27の形成方法を示す工程図であ
る。
る。
【図8】従来の接続配線1の構成を示す断面図である。
12 透光性基板 15,27 接続配線 22 透明導電膜 23 ニッケル−リン(Ni−P)合金層 24 ニッケル−コバルト−リン(Ni−Co−P)合
金層 25 金属膜 26 ニッケル−コバルト−ホウ素(Ni−Co−B)
合金層
金層 25 金属膜 26 ニッケル−コバルト−ホウ素(Ni−Co−B)
合金層
Claims (4)
- 【請求項1】 透光性基板にパターン形成された透明導
電膜上に形成されるニッケル−リン合金層と、 前記ニッケル−リン合金層上に形成されるニッケル−コ
バルト−リン合金層またはニッケル−コバルト合金層
と、 前記ニッケル−コバルト−リン合金層またはニッケル−
コバルト合金層上に形成される金属層とを備えることを
特徴とする透明導電膜上の金属電極層。 - 【請求項2】 透光性基板にパターン形成された透明導
電膜上に無電解めっき法によってニッケル−リン合金層
を形成する工程と、 前記ニッケル−リン合金層上に無電解めっき法によって
ニッケル−コバルト−リン合金層またはニッケル−コバ
ルト合金層を形成する工程と、 前記ニッケル−コバルト−リン合金層またはニッケル−
コバルト合金層上に無電解めっき法によって金属層を形
成する工程とを備えることを特徴とする透明導電膜上の
金属電極層の製造方法。 - 【請求項3】 透光性基板にパターン形成された透明導
電膜上に形成されるニッケル−コバルト−ホウ素合金層
と、 前記ニッケル−コバルト−ホウ素合金層上に形成される
金属層とを備えることを特徴とする透明導電膜上の金属
電極層。 - 【請求項4】 透光性基板にパターン形成された透明導
電膜上に無電解めっき法によってニッケル−コバルト−
ホウ素合金層を形成する工程と、 前記ニッケル−コバルト−ホウ素合金層上に無電解めっ
き法によって金属層を形成する工程とを備えることを特
徴とする透明導電膜上の金属電極層の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5215996A JPH0765650A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 透明導電膜上の金属電極層およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5215996A JPH0765650A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 透明導電膜上の金属電極層およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0765650A true JPH0765650A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16681678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5215996A Pending JPH0765650A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 透明導電膜上の金属電極層およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765650A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010212468A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shinko Electric Ind Co Ltd | インダクタ装置及びその製造方法 |
| JP2014031583A (ja) * | 2006-11-01 | 2014-02-20 | Bar-Ilan Univ | 集電体及び導電性配線としてのニッケル−コバルト合金、並びに透明導電性酸化物上へのこれらの堆積 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5215996A patent/JPH0765650A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014031583A (ja) * | 2006-11-01 | 2014-02-20 | Bar-Ilan Univ | 集電体及び導電性配線としてのニッケル−コバルト合金、並びに透明導電性酸化物上へのこれらの堆積 |
| US9064985B2 (en) | 2006-11-01 | 2015-06-23 | Bar-Ilan University | Nickel-cobalt alloys as current collectors and conductive interconnects and deposition thereof on transparent conductive oxides |
| JP2010212468A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Shinko Electric Ind Co Ltd | インダクタ装置及びその製造方法 |
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