JPH08134470A - プラスチック熱分解装置 - Google Patents
プラスチック熱分解装置Info
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- JPH08134470A JPH08134470A JP6306800A JP30680094A JPH08134470A JP H08134470 A JPH08134470 A JP H08134470A JP 6306800 A JP6306800 A JP 6306800A JP 30680094 A JP30680094 A JP 30680094A JP H08134470 A JPH08134470 A JP H08134470A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G1/00—Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal
- C10G1/10—Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal from rubber or rubber waste
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- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10B—DESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
- C10B1/00—Retorts
- C10B1/02—Stationary retorts
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C10B47/02—Destructive distillation of solid carbonaceous materials with indirect heating, e.g. by external combustion with stationary charge
- C10B47/06—Destructive distillation of solid carbonaceous materials with indirect heating, e.g. by external combustion with stationary charge in retorts
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C10B—DESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 廃プラスチック等のプラスチックを熱分解し
て所望の沸点の油分を回収するために使用されるプラス
チック熱分解装置の提供。 【構成】 このプラスチック熱分解装置は、加熱手段8
を有する熱分解槽1と、その熱分解槽1内の上方中央部
にその端部が開口し外部へと上昇する排出路2と、熱分
解槽1の外部における前記排出路2の上昇部分に設けら
れた分解生成ガスの高沸点分を凝縮する冷却凝縮手段3
とを備えている。 【効果】 熱分解槽1内へのプラスチック投入および槽
内清掃を容易に行うことができると共に、熱分解槽1内
のプラスチックを効率良く均一に加熱することができ
る。
て所望の沸点の油分を回収するために使用されるプラス
チック熱分解装置の提供。 【構成】 このプラスチック熱分解装置は、加熱手段8
を有する熱分解槽1と、その熱分解槽1内の上方中央部
にその端部が開口し外部へと上昇する排出路2と、熱分
解槽1の外部における前記排出路2の上昇部分に設けら
れた分解生成ガスの高沸点分を凝縮する冷却凝縮手段3
とを備えている。 【効果】 熱分解槽1内へのプラスチック投入および槽
内清掃を容易に行うことができると共に、熱分解槽1内
のプラスチックを効率良く均一に加熱することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は廃プラスチック等のプラ
スチックを熱分解して油分を回収するための熱分解装置
に関する。
スチックを熱分解して油分を回収するための熱分解装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、プラスチックを熱分解して油
分を回収するための熱分解装置が種々提案されている。
代表的なものとして熱分解生成ガスの成分を触媒により
制御するようにした装置と、熱分解槽内に冷却凝縮手段
を設けた装置とがあるが、前者の触媒方式は触媒の価格
や寿命が短いという問題があるので後者の方が優れてい
る。後者の冷却凝縮手段を設けた装置として、例えば特
公昭52−1391号公報で提案された装置がある。こ
の装置は熱分解槽上部に分解生成ガス取出口を配設する
と共に分解槽下部に熱分解部を配設し、さらに分解槽内
の上方に冷却凝縮手段を設置している。そして投入され
たプラスチックは熱分解槽下部の熱分解部で熱分解さ
れ、生成して上昇するガスが分解生成ガス取出口から外
部に排出される途中で冷却凝縮手段により分解生成ガス
中の高沸点分が凝縮液化される。そして凝縮液は熱分解
槽内の周辺部に設けた下降路を介して熱分解部に戻り、
冷却凝縮手段から流出する非凝縮ガスはさらに別の冷却
手段により冷却凝縮されて油分が回収される。
分を回収するための熱分解装置が種々提案されている。
代表的なものとして熱分解生成ガスの成分を触媒により
制御するようにした装置と、熱分解槽内に冷却凝縮手段
を設けた装置とがあるが、前者の触媒方式は触媒の価格
や寿命が短いという問題があるので後者の方が優れてい
る。後者の冷却凝縮手段を設けた装置として、例えば特
公昭52−1391号公報で提案された装置がある。こ
の装置は熱分解槽上部に分解生成ガス取出口を配設する
と共に分解槽下部に熱分解部を配設し、さらに分解槽内
の上方に冷却凝縮手段を設置している。そして投入され
たプラスチックは熱分解槽下部の熱分解部で熱分解さ
れ、生成して上昇するガスが分解生成ガス取出口から外
部に排出される途中で冷却凝縮手段により分解生成ガス
中の高沸点分が凝縮液化される。そして凝縮液は熱分解
槽内の周辺部に設けた下降路を介して熱分解部に戻り、
冷却凝縮手段から流出する非凝縮ガスはさらに別の冷却
手段により冷却凝縮されて油分が回収される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記装置は冷却
凝縮手段が熱分解槽内に設置されているため、装置が複
雑になり熱分解槽内へのプラスチックの投入や内部清掃
がしにくいという問題がある。さらに熱分解槽は通常そ
の外側から加熱するようになっているので、熱分解部の
周辺部はよく加熱されるが中心部は加熱されにくい。そ
のため特別な攪拌手段を必要としていた。そこで本発明
はこのような問題を解決したプラスチック熱分解装置の
提供を課題とするものである。
凝縮手段が熱分解槽内に設置されているため、装置が複
雑になり熱分解槽内へのプラスチックの投入や内部清掃
がしにくいという問題がある。さらに熱分解槽は通常そ
の外側から加熱するようになっているので、熱分解部の
周辺部はよく加熱されるが中心部は加熱されにくい。そ
のため特別な攪拌手段を必要としていた。そこで本発明
はこのような問題を解決したプラスチック熱分解装置の
提供を課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明のプラス
チック熱分解装置は、加熱手段を有する熱分解槽と、熱
分解槽内の上方中央部に開口し外部へ上昇する排出路
と、熱分解槽外部における前記排出路の上昇部分に設け
られた分解生成ガスの高沸点分を凝縮する冷却凝縮手段
を備えていることを特徴とするものである。本発明の好
ましい実施態様においては、冷却凝縮手段が内部に多段
のじやま板を有すると共に外部に放熱フィンを有する空
冷式の冷却凝縮手段とされる。本発明のさらに好ましい
実施態様においては、冷却凝縮手段の流出側における分
解生成ガスの温度を検出する温度検出器と、温度検出器
の検出信号が入力される温度制御器をさらに備え、温度
制御器は前記分解生成ガスの温度を所定の上昇率で昇温
させ、次いで一定温度を維持するように熱分解槽の加熱
手段を制御するようになされる。
チック熱分解装置は、加熱手段を有する熱分解槽と、熱
分解槽内の上方中央部に開口し外部へ上昇する排出路
と、熱分解槽外部における前記排出路の上昇部分に設け
られた分解生成ガスの高沸点分を凝縮する冷却凝縮手段
を備えていることを特徴とするものである。本発明の好
ましい実施態様においては、冷却凝縮手段が内部に多段
のじやま板を有すると共に外部に放熱フィンを有する空
冷式の冷却凝縮手段とされる。本発明のさらに好ましい
実施態様においては、冷却凝縮手段の流出側における分
解生成ガスの温度を検出する温度検出器と、温度検出器
の検出信号が入力される温度制御器をさらに備え、温度
制御器は前記分解生成ガスの温度を所定の上昇率で昇温
させ、次いで一定温度を維持するように熱分解槽の加熱
手段を制御するようになされる。
【0005】
【作用】本発明のプラスチック熱分解装置は、冷却凝縮
手段が熱分解槽の外部に設けられているので、装置が簡
単になると共に、熱分解槽内へのプラスチックの投入や
内部清掃を容易に行える。また冷却凝縮手段により凝縮
された分解生成ガス中の高沸点分の凝縮液は、排出路か
ら下方の熱分解槽内に自然流下してその中央部に還流さ
れる。そのため凝縮液の保有する熱量がその下における
熱分解部の中央部に注入され、周辺部からの加熱と相ま
って槽内のプラスチックが効率良く且つ均一に加熱され
る。従って本発明のプラスチック熱分解装置は、熱分解
槽内に特別な攪拌手段を設けなくても、熱分解槽1の熱
効率を向上させることができると共に、所定の沸点の油
分を効率的に回収することができる。
手段が熱分解槽の外部に設けられているので、装置が簡
単になると共に、熱分解槽内へのプラスチックの投入や
内部清掃を容易に行える。また冷却凝縮手段により凝縮
された分解生成ガス中の高沸点分の凝縮液は、排出路か
ら下方の熱分解槽内に自然流下してその中央部に還流さ
れる。そのため凝縮液の保有する熱量がその下における
熱分解部の中央部に注入され、周辺部からの加熱と相ま
って槽内のプラスチックが効率良く且つ均一に加熱され
る。従って本発明のプラスチック熱分解装置は、熱分解
槽内に特別な攪拌手段を設けなくても、熱分解槽1の熱
効率を向上させることができると共に、所定の沸点の油
分を効率的に回収することができる。
【0006】
【実施例】次に図面により本発明の実施例を説明する。
図1は本発明のプラスチック熱分解装置の一例を模式的
に示す図である。プラスチック熱分解装置は熱分解槽1
と、熱分解槽1内の上方中央部から外部へ上昇する排出
路2と、熱分解槽1の外部における排出路2の上昇部分
に設けられた分解生成ガスの高沸点分を凝縮液化する冷
却凝縮手段3を備えている。熱分解槽1は上部にプラス
チックを投入するための開閉自在の蓋5を有する投入部
4、下部に熱分解部6を有し、その外側に加熱炉7が設
けれている。さらにこの加熱炉7の下部にはバーナ等の
加熱手段8が設けられており、上部には排ガス路9が設
けられている。そして熱分解槽1の上方、すなわち熱分
解部6の上方の空間部10の中央部に前記排出路2の端
部が開口している。
図1は本発明のプラスチック熱分解装置の一例を模式的
に示す図である。プラスチック熱分解装置は熱分解槽1
と、熱分解槽1内の上方中央部から外部へ上昇する排出
路2と、熱分解槽1の外部における排出路2の上昇部分
に設けられた分解生成ガスの高沸点分を凝縮液化する冷
却凝縮手段3を備えている。熱分解槽1は上部にプラス
チックを投入するための開閉自在の蓋5を有する投入部
4、下部に熱分解部6を有し、その外側に加熱炉7が設
けれている。さらにこの加熱炉7の下部にはバーナ等の
加熱手段8が設けられており、上部には排ガス路9が設
けられている。そして熱分解槽1の上方、すなわち熱分
解部6の上方の空間部10の中央部に前記排出路2の端
部が開口している。
【0007】冷却凝縮手段3は縦型の空冷式であり、円
筒状のケーシング11の内部空間には多段のじゃま板1
2が水平に平行して、内部両側面から互い違いに設けら
れると共に、ケーシング11の外部に放熱フィン13が
設けられている。そしてその流入部14と流出部15が
前記排出路2にそれぞれ接続されている。なお流入部1
4と流出部15の排出路2に対する接続を例えばフラン
ジ接続として夫々行い、冷却凝縮手段3を排出路2から
取り外し自在とすることにより、処理するプラスチック
の種類に適合する能力の冷却凝縮手段3を選択して取り
付けることもできる。また、冷却凝縮手段は空冷式の他
に水冷式を採用することもできる。この場合には冷却が
過度にならないように制御される。冷却凝縮手段3の流
出側における排出路2には、そこを流れる分解生成ガス
の温度を検出する温度検出器16が設けられ、該温度検
出器16の出力信号は温度制御器17に入力されてい
る。温度制御器17は前記分解生成ガスの温度を所定の
上昇率で昇温させ、次いで一定温度を維持するように熱
分解槽の加熱手段8を制御するようなプログラム制御部
を備えている。
筒状のケーシング11の内部空間には多段のじゃま板1
2が水平に平行して、内部両側面から互い違いに設けら
れると共に、ケーシング11の外部に放熱フィン13が
設けられている。そしてその流入部14と流出部15が
前記排出路2にそれぞれ接続されている。なお流入部1
4と流出部15の排出路2に対する接続を例えばフラン
ジ接続として夫々行い、冷却凝縮手段3を排出路2から
取り外し自在とすることにより、処理するプラスチック
の種類に適合する能力の冷却凝縮手段3を選択して取り
付けることもできる。また、冷却凝縮手段は空冷式の他
に水冷式を採用することもできる。この場合には冷却が
過度にならないように制御される。冷却凝縮手段3の流
出側における排出路2には、そこを流れる分解生成ガス
の温度を検出する温度検出器16が設けられ、該温度検
出器16の出力信号は温度制御器17に入力されてい
る。温度制御器17は前記分解生成ガスの温度を所定の
上昇率で昇温させ、次いで一定温度を維持するように熱
分解槽の加熱手段8を制御するようなプログラム制御部
を備えている。
【0008】すなわち、熱分解処理するプラスチックの
種類により、好ましい成分の油分を回収する最適な温度
の上昇率およびその後の一定値を維持する温度が異な
る。例えばポリエチレンの場合、温度の上昇率をおよそ
2℃/分とし、その後の一定値を維持する温度を250
℃程度としたときにほぼ流動点0℃の油分が回収され
る。しかしそれ以上の温度の上昇率とした場合はより高
い流動点の油分が回収される。また一定値を維持する温
度を高めた場合も同様であり、ポリエチレンの場合に一
定値を維持する温度を例えば300℃程度とすると流動
点がほぼ20℃の油分が回収されるが、これは常温でも
ワックス状態となり好ましくない。図2に温度制御器1
7のプログラム制御部によって制御される最適な温度の
上昇および一定値制御曲線の一例を示す。スタート直後
は熱分解槽1内の温度が低いために分解生成ガスは発生
しないが、熱分解部6の温度が次第に上昇して分解生成
ガスが発生してくると、それが冷却凝縮手段3へ流入
し、さらにその流出側の排出路2の温度を上昇させてい
く。その温度は温度制御器17のプログラム制御部で図
示のように所定の上昇率になるように制御され、予めプ
ログラム制御部に設定された所定温度に達すると、それ
以降はその設定温度を維持するように制御される。
種類により、好ましい成分の油分を回収する最適な温度
の上昇率およびその後の一定値を維持する温度が異な
る。例えばポリエチレンの場合、温度の上昇率をおよそ
2℃/分とし、その後の一定値を維持する温度を250
℃程度としたときにほぼ流動点0℃の油分が回収され
る。しかしそれ以上の温度の上昇率とした場合はより高
い流動点の油分が回収される。また一定値を維持する温
度を高めた場合も同様であり、ポリエチレンの場合に一
定値を維持する温度を例えば300℃程度とすると流動
点がほぼ20℃の油分が回収されるが、これは常温でも
ワックス状態となり好ましくない。図2に温度制御器1
7のプログラム制御部によって制御される最適な温度の
上昇および一定値制御曲線の一例を示す。スタート直後
は熱分解槽1内の温度が低いために分解生成ガスは発生
しないが、熱分解部6の温度が次第に上昇して分解生成
ガスが発生してくると、それが冷却凝縮手段3へ流入
し、さらにその流出側の排出路2の温度を上昇させてい
く。その温度は温度制御器17のプログラム制御部で図
示のように所定の上昇率になるように制御され、予めプ
ログラム制御部に設定された所定温度に達すると、それ
以降はその設定温度を維持するように制御される。
【0009】次に上記装置を使用してプラスチックを熱
分解し油分を回収する方法を説明すると、先ず熱分解槽
1の投入部4における蓋5を開けて所定量のプラスチッ
クを熱分解槽1内に投入し、蓋5を閉じて加熱手段8に
より加熱を開始する。熱分解槽1内のプラスチックは始
めのうち周辺部からのみ加熱されてその付近の温度が上
昇し、それに応じて分解生成ガスが発生する。発生した
分解生成ガスは熱分解部6の上方の空間部10から排出
路2により外部へ流出上昇し、冷却凝縮手段3を通過し
図示しない冷却手段から油分として回収される。冷却凝
縮手段3を通過する間に高沸点分は凝縮液化されて冷却
凝縮手段3の流入部14から排出され、排出路2を通っ
てその端部から熱分解槽1内に還流する。排出路2の端
部は熱分解槽1における空間部10の中央部に開口して
いるので、この還流による凝縮液は該中央部からその下
方の熱分解部6に落下する。
分解し油分を回収する方法を説明すると、先ず熱分解槽
1の投入部4における蓋5を開けて所定量のプラスチッ
クを熱分解槽1内に投入し、蓋5を閉じて加熱手段8に
より加熱を開始する。熱分解槽1内のプラスチックは始
めのうち周辺部からのみ加熱されてその付近の温度が上
昇し、それに応じて分解生成ガスが発生する。発生した
分解生成ガスは熱分解部6の上方の空間部10から排出
路2により外部へ流出上昇し、冷却凝縮手段3を通過し
図示しない冷却手段から油分として回収される。冷却凝
縮手段3を通過する間に高沸点分は凝縮液化されて冷却
凝縮手段3の流入部14から排出され、排出路2を通っ
てその端部から熱分解槽1内に還流する。排出路2の端
部は熱分解槽1における空間部10の中央部に開口して
いるので、この還流による凝縮液は該中央部からその下
方の熱分解部6に落下する。
【0010】さらに熱分解作用が進むと分解生成ガスの
量も増加し、冷却凝縮手段3の流出側における排出路2
の温度も上昇していく。その時期になると制御器17に
おけるプログラム制御部が働いて、図2のように冷却凝
縮手段3の流出側における排出路2の温度が所定の上昇
率になるように加熱手段8を制御する。そして前記流出
側における排出路2の温度が一定に維持すべき設定温度
に達すると、それ以降はその温度を維持するように制御
する。上記温度上昇期間および温度の一定値維持期間に
おいては、冷却凝縮手段3の流入部14から排出路2を
通って熱分解槽1内に還流する凝縮液の熱エネルギーに
より熱分解部6の中央部が加熱されるので、熱分解部6
のプラスチックは周辺部と共に中央部も加熱される。そ
の結果、プラスチック全体が均一に効率良く加熱される
ので熱分解槽1の熱効率が向上すると共に、所定の沸点
の油分を効率的に回収することができる。熱分解が進ん
で熱分解槽1内のプラスチックが少なくなったとき、熱
分解槽1の加熱を停止し、再びプラスチックを熱分解槽
1内に投入して上記操作を繰り返す。
量も増加し、冷却凝縮手段3の流出側における排出路2
の温度も上昇していく。その時期になると制御器17に
おけるプログラム制御部が働いて、図2のように冷却凝
縮手段3の流出側における排出路2の温度が所定の上昇
率になるように加熱手段8を制御する。そして前記流出
側における排出路2の温度が一定に維持すべき設定温度
に達すると、それ以降はその温度を維持するように制御
する。上記温度上昇期間および温度の一定値維持期間に
おいては、冷却凝縮手段3の流入部14から排出路2を
通って熱分解槽1内に還流する凝縮液の熱エネルギーに
より熱分解部6の中央部が加熱されるので、熱分解部6
のプラスチックは周辺部と共に中央部も加熱される。そ
の結果、プラスチック全体が均一に効率良く加熱される
ので熱分解槽1の熱効率が向上すると共に、所定の沸点
の油分を効率的に回収することができる。熱分解が進ん
で熱分解槽1内のプラスチックが少なくなったとき、熱
分解槽1の加熱を停止し、再びプラスチックを熱分解槽
1内に投入して上記操作を繰り返す。
【0011】上記の例では熱分解槽1でプラスチックを
バッチ処理しているが、熱分解槽1の投入部4にプラス
チックを連続または間欠的に投入制御する手段を設ける
ことにより連続処理とすることもできる。その場合に冷
却凝縮手段3の流出側における排出路2の温度を所定の
上昇率で制御するプログラムは最初のスタート時のみ行
われ、それ以降は温度の一定値制御を行うように制御器
17におけるプログラム制御部を設定する。また、上記
温度検出器16の温度はバーナの操作に対する応答時間
が長いため、それと加熱炉温度検出器19,熱分解槽内
温度検出器18とを組み合わせたカスケード制御等を行
うとより良好である。なお所望により、制御器17を設
ける代わりに手動で温度制御をすることもできる。
バッチ処理しているが、熱分解槽1の投入部4にプラス
チックを連続または間欠的に投入制御する手段を設ける
ことにより連続処理とすることもできる。その場合に冷
却凝縮手段3の流出側における排出路2の温度を所定の
上昇率で制御するプログラムは最初のスタート時のみ行
われ、それ以降は温度の一定値制御を行うように制御器
17におけるプログラム制御部を設定する。また、上記
温度検出器16の温度はバーナの操作に対する応答時間
が長いため、それと加熱炉温度検出器19,熱分解槽内
温度検出器18とを組み合わせたカスケード制御等を行
うとより良好である。なお所望により、制御器17を設
ける代わりに手動で温度制御をすることもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明のプラスチック熱分解装置は冷却
凝縮手段が熱分解槽の外部に設けられているので、装置
が簡単になると共に、熱分解槽内へのプラスチックの投
入や内部清掃を容易に行うことができる。また冷却凝縮
手段により凝縮された分解生成ガス中の高沸点分の凝縮
液は、排出路から下方の熱分解槽内に自然流下してその
中央部に還流される。そのため凝縮液の保有する熱量が
熱分解槽の熱分解部の中央部に注入され、周辺部からの
加熱と相まって槽内の廃プラスチックが効率良く且つ均
一に加熱される。従って本発明のプラスチック熱分解装
置においては、熱分解槽内に特別な攪拌手段を設けなく
ても、熱分解槽1の熱効率が向上すると共に、所定の沸
点の油分を効率的に回収することができる。
凝縮手段が熱分解槽の外部に設けられているので、装置
が簡単になると共に、熱分解槽内へのプラスチックの投
入や内部清掃を容易に行うことができる。また冷却凝縮
手段により凝縮された分解生成ガス中の高沸点分の凝縮
液は、排出路から下方の熱分解槽内に自然流下してその
中央部に還流される。そのため凝縮液の保有する熱量が
熱分解槽の熱分解部の中央部に注入され、周辺部からの
加熱と相まって槽内の廃プラスチックが効率良く且つ均
一に加熱される。従って本発明のプラスチック熱分解装
置においては、熱分解槽内に特別な攪拌手段を設けなく
ても、熱分解槽1の熱効率が向上すると共に、所定の沸
点の油分を効率的に回収することができる。
【図1】本発明のプラスチック熱分解装置の一例を模式
的に示す図。
的に示す図。
【図2】冷却凝縮手段3の流出側における温度の上昇お
よび一定値制御の曲線の一例を示す図。
よび一定値制御の曲線の一例を示す図。
1 熱分解槽 2 排出路 3 冷却凝縮手段 4 投入部 5 蓋 6 熱分解部 7 加熱炉 8 加熱手段 9 排ガス路 10 空間部 11 ケーシング 12 じゃま板 13 放熱フィン 14 流入部 15 流出部 16 温度検出器 17 温度制御器 18 熱分解槽内温度検出器 19 加熱炉温度検出器
Claims (3)
- 【請求項1】 加熱手段8を有する熱分解槽1と、該熱
分解槽1内の上方中央部に開口し外部へ上昇する排出路
2と、熱分解槽1外部における前記排出路2の上昇部分
に設けられた分解生成ガスの高沸点分を凝縮する冷却凝
縮手段3を備えてなるプラスチック熱分解装置。 - 【請求項2】 冷却凝縮手段3が内部に多段のじやま板
12を有すると共に外部に放熱フィン13を有する空冷
式の冷却凝縮手段である請求項1のプラスチック熱分解
装置。 - 【請求項3】 冷却凝縮手段3の流出側における分解生
成ガスの温度を検出する温度検出器16と、該温度検出
器16の検出信号が入力される温度制御器17をさらに
備え、該温度制御器17は前記分解生成ガスの温度を所
定の上昇率で昇温させ、次いで一定温度を維持するよう
に熱分解槽1の加熱手段8を制御する請求項1または請
求項2のプラスチック熱分解装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30680094A JP3455825B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | プラスチック熱分解装置 |
| EP95116603A EP0712920A3 (de) | 1994-11-15 | 1995-10-20 | Vorrichtung für eine thermische Zersetzung eines Kunststoffes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30680094A JP3455825B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | プラスチック熱分解装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08134470A true JPH08134470A (ja) | 1996-05-28 |
| JP3455825B2 JP3455825B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=17961413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30680094A Expired - Fee Related JP3455825B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | プラスチック熱分解装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0712920A3 (ja) |
| JP (1) | JP3455825B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014199436A1 (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | Takano Sho | 廃油改質装置および廃油の改質方法 |
| JP2021116307A (ja) * | 2020-01-22 | 2021-08-10 | 株式会社グローバルアライアンスパートナー | 油分回収装置 |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
| US5824193A (en) * | 1997-03-27 | 1998-10-20 | Edwards; Raymond S. | Method of thermally treating plastics material |
| CZ17601U1 (cs) * | 2007-04-27 | 2007-06-11 | Ochvát@Juraj | Zarízení pro separaci pyrolýzního oleje pri zpracování odpadové pryze |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2315115A1 (fr) | 1975-06-20 | 1977-01-14 | Lebouder Maurice | Dispositif electronique pour controler une machine tournante |
| JP3438276B2 (ja) * | 1993-01-22 | 2003-08-18 | マツダ株式会社 | 廃プラスチック又はゴム材から炭化水素油を得る方法及びその実施に使用される装置 |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP30680094A patent/JP3455825B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-10-20 EP EP95116603A patent/EP0712920A3/de not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014199436A1 (ja) * | 2013-06-10 | 2014-12-18 | Takano Sho | 廃油改質装置および廃油の改質方法 |
| JP2021116307A (ja) * | 2020-01-22 | 2021-08-10 | 株式会社グローバルアライアンスパートナー | 油分回収装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3455825B2 (ja) | 2003-10-14 |
| EP0712920A2 (de) | 1996-05-22 |
| EP0712920A3 (de) | 1997-01-08 |
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