JPH08136144A - 連続式熱処理炉 - Google Patents
連続式熱処理炉Info
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- JPH08136144A JPH08136144A JP27368694A JP27368694A JPH08136144A JP H08136144 A JPH08136144 A JP H08136144A JP 27368694 A JP27368694 A JP 27368694A JP 27368694 A JP27368694 A JP 27368694A JP H08136144 A JPH08136144 A JP H08136144A
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Landscapes
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】熱エネルギーの有効利用を図りつつセラミック
体の熱処理時間を短縮することができ、全体構造の小型
化とともに、セラミック体の品質向上をも実現すること
が可能な連続式熱処理炉を提供する。 【構成】本発明に係る連続式熱処理炉1は、円板形状と
されたセラミック体Sの搬送経路を取り囲んで設置され
た炉体2と、この炉体2の炉幅方向に沿って並列配置さ
れたうえで炉長方向に沿って支持された断面円形状の搬
送用軸体4と、これら搬送用軸体4を同一の周方向に沿
って回転させる駆動手段8〜10とを備えており、搬送
用軸体4のそれぞれはセラミック体Sの積み込まれる搬
入側端部4aが搬出側端部4bよりも高い位置にある傾
斜姿勢として支持され、かつ、隣接配置された2本ずつ
の間には厚み方向に重ね合わされたセラミック体Sの側
面が直接的に載置されるものであることを特徴としてい
る。
体の熱処理時間を短縮することができ、全体構造の小型
化とともに、セラミック体の品質向上をも実現すること
が可能な連続式熱処理炉を提供する。 【構成】本発明に係る連続式熱処理炉1は、円板形状と
されたセラミック体Sの搬送経路を取り囲んで設置され
た炉体2と、この炉体2の炉幅方向に沿って並列配置さ
れたうえで炉長方向に沿って支持された断面円形状の搬
送用軸体4と、これら搬送用軸体4を同一の周方向に沿
って回転させる駆動手段8〜10とを備えており、搬送
用軸体4のそれぞれはセラミック体Sの積み込まれる搬
入側端部4aが搬出側端部4bよりも高い位置にある傾
斜姿勢として支持され、かつ、隣接配置された2本ずつ
の間には厚み方向に重ね合わされたセラミック体Sの側
面が直接的に載置されるものであることを特徴としてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円板形状とされたセラミ
ック体の熱処理を行う際に用いられる連続式熱処理炉に
係り、特には、その構造に関する。
ック体の熱処理を行う際に用いられる連続式熱処理炉に
係り、特には、その構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、サーミスタなどのような電子
部品を製造する際には円板形状のセラミック体を構成要
素として使用することが行われており、これらのセラミ
ック体に対する脱脂や焼成などのような熱処理において
は、図4で示すように、上面のみが開放されたセラミッ
ク製の熱処理用匣20を用意し、かつ、これらの熱処理
用匣20内に熱処理すべきセラミック体Sを厚み方向に
沿って積み上げたうえでの熱処理、つまり予め設定され
た温度プロファイルに従ってセラミック体Sを加熱した
後に冷却するという一連の熱的な操作を施すのが一般的
となっている。そして、このような熱処理にあたっては
大量生産に適した連続式熱処理炉(以下、熱処理炉とい
う)が用いられており、この種の熱処理炉の一例として
は図5で示すような構造を有するプッシャー炉21が知
られている。
部品を製造する際には円板形状のセラミック体を構成要
素として使用することが行われており、これらのセラミ
ック体に対する脱脂や焼成などのような熱処理において
は、図4で示すように、上面のみが開放されたセラミッ
ク製の熱処理用匣20を用意し、かつ、これらの熱処理
用匣20内に熱処理すべきセラミック体Sを厚み方向に
沿って積み上げたうえでの熱処理、つまり予め設定され
た温度プロファイルに従ってセラミック体Sを加熱した
後に冷却するという一連の熱的な操作を施すのが一般的
となっている。そして、このような熱処理にあたっては
大量生産に適した連続式熱処理炉(以下、熱処理炉とい
う)が用いられており、この種の熱処理炉の一例として
は図5で示すような構造を有するプッシャー炉21が知
られている。
【0003】すなわち、このプッシャー炉21は所定厚
みの断熱材を用いて構成された炉体22を備え、かつ、
この炉体22内にはセラミック体Sを収納したうえで炉
長方向に沿って搬送される熱処理用匣20の搬送路23
が配設されたものであり、この搬送路23を取り囲んで
設けられた炉体22内には加熱用ヒータや雰囲気ガス供
給管(いずれも図示していない)などが配設されてい
る。そして、このプッシャー炉21を用いての熱処理で
は、熱処理用匣20を搬送用の台板24上に多段積み状
態で載置した後、炉体22の搬入側開口の外部位置に設
置されたプッシャーシリンダ(図示していない)を用い
て台板24を順次炉内へと押し込みながら搬送路23上
を搬送していくことが行われている。
みの断熱材を用いて構成された炉体22を備え、かつ、
この炉体22内にはセラミック体Sを収納したうえで炉
長方向に沿って搬送される熱処理用匣20の搬送路23
が配設されたものであり、この搬送路23を取り囲んで
設けられた炉体22内には加熱用ヒータや雰囲気ガス供
給管(いずれも図示していない)などが配設されてい
る。そして、このプッシャー炉21を用いての熱処理で
は、熱処理用匣20を搬送用の台板24上に多段積み状
態で載置した後、炉体22の搬入側開口の外部位置に設
置されたプッシャーシリンダ(図示していない)を用い
て台板24を順次炉内へと押し込みながら搬送路23上
を搬送していくことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来例
に係るプッシャー炉21を用いての熱処理においては、
つぎのような不都合が生じていた。すなわち、まず、セ
ラミック体Sの熱処理を実行する際の道具であるところ
の熱処理用匣20が必須であり、熱処理用匣20のそれ
ぞれを加熱するための熱エネルギーが必要となる結果、
熱エネルギー損失の増大を招いてしまう。そして、これ
ら熱処理用匣20が大きな熱容量を有しているため、セ
ラミック体Sに対する急速加熱及び急速冷却を行うこと
は難しく、セラミック体Sの熱処理を短時間で行うのは
困難となっていた。また、熱処理に伴ってセラミック体
S及び熱処理用匣20が化学的な反応を起こすこともあ
るため、両者間にジルコニアなどの粉末を予め散布して
おくことによって化学的な反応が起こるのを防止する必
要もあった。
に係るプッシャー炉21を用いての熱処理においては、
つぎのような不都合が生じていた。すなわち、まず、セ
ラミック体Sの熱処理を実行する際の道具であるところ
の熱処理用匣20が必須であり、熱処理用匣20のそれ
ぞれを加熱するための熱エネルギーが必要となる結果、
熱エネルギー損失の増大を招いてしまう。そして、これ
ら熱処理用匣20が大きな熱容量を有しているため、セ
ラミック体Sに対する急速加熱及び急速冷却を行うこと
は難しく、セラミック体Sの熱処理を短時間で行うのは
困難となっていた。また、熱処理に伴ってセラミック体
S及び熱処理用匣20が化学的な反応を起こすこともあ
るため、両者間にジルコニアなどの粉末を予め散布して
おくことによって化学的な反応が起こるのを防止する必
要もあった。
【0005】さらに、多段積みされた熱処理用匣20が
通過するのであるから、通過面積の大きな炉内空間を確
保しておく必要があり、炉体22の大型化を招くことに
なって設置スペースが増大するばかりか、大型化した分
だけ炉体22からの放熱に伴う熱エネルギー損失が増え
ることになっていた。さらにまた、多段積みされた上側
の熱処理用匣20と下側の熱処理用匣20とでは高さ位
置が相違しており、高さ位置によって炉内温度の不均一
が生じることもあるため、高さ位置の異なる熱処理用匣
20それぞれに収納されたうえで熱処理されたセラミッ
ク体S相互の特性が相違することになり、品質のばらつ
きが生じることもあった。
通過するのであるから、通過面積の大きな炉内空間を確
保しておく必要があり、炉体22の大型化を招くことに
なって設置スペースが増大するばかりか、大型化した分
だけ炉体22からの放熱に伴う熱エネルギー損失が増え
ることになっていた。さらにまた、多段積みされた上側
の熱処理用匣20と下側の熱処理用匣20とでは高さ位
置が相違しており、高さ位置によって炉内温度の不均一
が生じることもあるため、高さ位置の異なる熱処理用匣
20それぞれに収納されたうえで熱処理されたセラミッ
ク体S相互の特性が相違することになり、品質のばらつ
きが生じることもあった。
【0006】本発明は、これらの不都合に鑑みて創案さ
れたものであって、熱エネルギーの有効利用を図りつつ
セラミック体の熱処理時間を短縮化することができ、全
体構造の小型化とともに、セラミック体の品質向上をも
実現することが可能な熱処理炉の提供を目的としてい
る。
れたものであって、熱エネルギーの有効利用を図りつつ
セラミック体の熱処理時間を短縮化することができ、全
体構造の小型化とともに、セラミック体の品質向上をも
実現することが可能な熱処理炉の提供を目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱処理炉
は、このような目的を達成するために、円板形状とされ
たセラミック体の搬送経路を取り囲んで設置された炉体
と、この炉体の炉幅方向に沿って並列配置されたうえで
炉長方向に沿って支持された断面円形状の搬送用軸体
と、これら搬送用軸体を同一の周方向に沿って回転させ
る駆動手段とを備えており、搬送用軸体のそれぞれはセ
ラミック体の積み込まれる搬入側端部の方が搬出側端部
よりも高い位置にある傾斜姿勢として支持され、かつ、
隣接配置された2本ずつの間には厚み方向に重ね合わさ
れたセラミック体の側面が直接的に載置されるものであ
ることを特徴としている。
は、このような目的を達成するために、円板形状とされ
たセラミック体の搬送経路を取り囲んで設置された炉体
と、この炉体の炉幅方向に沿って並列配置されたうえで
炉長方向に沿って支持された断面円形状の搬送用軸体
と、これら搬送用軸体を同一の周方向に沿って回転させ
る駆動手段とを備えており、搬送用軸体のそれぞれはセ
ラミック体の積み込まれる搬入側端部の方が搬出側端部
よりも高い位置にある傾斜姿勢として支持され、かつ、
隣接配置された2本ずつの間には厚み方向に重ね合わさ
れたセラミック体の側面が直接的に載置されるものであ
ることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、傾斜支持された2本ずつの
搬送用軸体間に載置されたセラミック体に対しては傾斜
方向に沿う重力の作用と搬送用軸体の回転に伴う作用と
が相乗して加わることになり、これらのセラミック体は
搬送用軸体上を滑りつつ回転しながら炉長方向に沿って
搬送されていくことになる。
搬送用軸体間に載置されたセラミック体に対しては傾斜
方向に沿う重力の作用と搬送用軸体の回転に伴う作用と
が相乗して加わることになり、これらのセラミック体は
搬送用軸体上を滑りつつ回転しながら炉長方向に沿って
搬送されていくことになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1は本実施例に係る熱処理炉の全体構造
を示す縦断側面図、図2は熱処理炉の一端側を上側から
見た状態を示す外観斜視図、図3は熱処理炉の要部を拡
大して示す動作説明図であり、これらの図における符号
1は熱処理炉である。
を示す縦断側面図、図2は熱処理炉の一端側を上側から
見た状態を示す外観斜視図、図3は熱処理炉の要部を拡
大して示す動作説明図であり、これらの図における符号
1は熱処理炉である。
【0011】本実施例に係る熱処理炉1は、円板形状と
されたセラミック体Sに対する脱脂や焼成などの熱処理
を実行する際に使用されるものである。この熱処理炉1
は、図1で示すように、所定厚みの断熱材を用いて構成
され、かつ、熱処理されるセラミック体Sの搬送経路を
取り囲んで設置された炉体2を備えている。そして、こ
の炉体2は、炉長方向に沿っての傾斜角度が水平面に対
し5ないし10°程度となる傾斜姿勢、すなわち、セラ
ミック体Sが積み込まれる一端側(図1では、左側)が
他端部よりも高くなった傾斜姿勢として床面G上に設置
されている。なお、炉体2が傾斜姿勢とされている必然
性はなく、水平姿勢であっても差し支えないことは勿論
である。また、この炉体2内には熱処理室3が設けられ
ており、熱処理室3内には加熱ヒータや雰囲気ガス供給
管、各種センサ類(いずれも図示していない)などが配
設されている。
されたセラミック体Sに対する脱脂や焼成などの熱処理
を実行する際に使用されるものである。この熱処理炉1
は、図1で示すように、所定厚みの断熱材を用いて構成
され、かつ、熱処理されるセラミック体Sの搬送経路を
取り囲んで設置された炉体2を備えている。そして、こ
の炉体2は、炉長方向に沿っての傾斜角度が水平面に対
し5ないし10°程度となる傾斜姿勢、すなわち、セラ
ミック体Sが積み込まれる一端側(図1では、左側)が
他端部よりも高くなった傾斜姿勢として床面G上に設置
されている。なお、炉体2が傾斜姿勢とされている必然
性はなく、水平姿勢であっても差し支えないことは勿論
である。また、この炉体2内には熱処理室3が設けられ
ており、熱処理室3内には加熱ヒータや雰囲気ガス供給
管、各種センサ類(いずれも図示していない)などが配
設されている。
【0012】一方、この熱処理炉1は、炉体2の炉幅方
向に沿って並列配置され、かつ、その炉長方向に沿って
支持された複数本(図2及び図3では、4本)の搬送用
軸体4を具備しており、これら搬送用軸体4のそれぞれ
は断面円形状、すなわち、所定外径を有する円筒形状の
セラミック素材を用いたうえで作製されている。そし
て、これら搬送用軸体4の各々は、熱処理すべきセラミ
ック体Sの積み込まれる搬入側端部4aの方がその搬出
側端部4bよりも高い位置にある傾斜姿勢、つまり炉長
方向に沿っての傾斜角度が炉体2と同等の5ないし10
°程度になる傾斜姿勢として支持されており、所定間隔
だけ離間して隣接配置された2本ずつの搬送用軸体4間
には、厚み方向に沿って重ね合わされたセラミック体S
の側面が各搬送用軸体4の上側周面に接する状態で直接
的に載置されている。すなわち、これらの搬送用軸体4
は、炉体2が傾斜姿勢であるか水平姿勢であるかに拘わ
ることなく、傾斜姿勢とされているのである。
向に沿って並列配置され、かつ、その炉長方向に沿って
支持された複数本(図2及び図3では、4本)の搬送用
軸体4を具備しており、これら搬送用軸体4のそれぞれ
は断面円形状、すなわち、所定外径を有する円筒形状の
セラミック素材を用いたうえで作製されている。そし
て、これら搬送用軸体4の各々は、熱処理すべきセラミ
ック体Sの積み込まれる搬入側端部4aの方がその搬出
側端部4bよりも高い位置にある傾斜姿勢、つまり炉長
方向に沿っての傾斜角度が炉体2と同等の5ないし10
°程度になる傾斜姿勢として支持されており、所定間隔
だけ離間して隣接配置された2本ずつの搬送用軸体4間
には、厚み方向に沿って重ね合わされたセラミック体S
の側面が各搬送用軸体4の上側周面に接する状態で直接
的に載置されている。すなわち、これらの搬送用軸体4
は、炉体2が傾斜姿勢であるか水平姿勢であるかに拘わ
ることなく、傾斜姿勢とされているのである。
【0013】また、この際、炉体2の一端側から炉外に
まで突出した各搬送用軸体4の搬入端部4aには回転駆
動軸5が連結されており、各回転駆動軸5は搬入側の架
台6上に並列配置された軸受7の各々でもって回転自在
に位置決め支持されている。さらに、回転駆動軸5の各
々に対してはスプロケットホイール8が取り付けられて
おり、これらのスプロケットホイール8を互いに連結し
て架け渡されたチェーン9は架台6上に配設された電動
機10と減速機(図示していない)を介したうえで、あ
るいは、直接的に連結されている。さらにまた、各搬送
用軸体4の搬出側端部4b、つまり熱処理済みとなった
セラミック体Sが積み降ろされる搬出側端部4bは炉体
2の他端側(図1では、右側)から炉外に突出したう
え、搬出側の架台11上に並列配置された軸受12でも
って保持された支持ローラ13の各々によって回転自在
に位置決め支持されている。
まで突出した各搬送用軸体4の搬入端部4aには回転駆
動軸5が連結されており、各回転駆動軸5は搬入側の架
台6上に並列配置された軸受7の各々でもって回転自在
に位置決め支持されている。さらに、回転駆動軸5の各
々に対してはスプロケットホイール8が取り付けられて
おり、これらのスプロケットホイール8を互いに連結し
て架け渡されたチェーン9は架台6上に配設された電動
機10と減速機(図示していない)を介したうえで、あ
るいは、直接的に連結されている。さらにまた、各搬送
用軸体4の搬出側端部4b、つまり熱処理済みとなった
セラミック体Sが積み降ろされる搬出側端部4bは炉体
2の他端側(図1では、右側)から炉外に突出したう
え、搬出側の架台11上に並列配置された軸受12でも
って保持された支持ローラ13の各々によって回転自在
に位置決め支持されている。
【0014】そこで、この際におけるスプロケットホイ
ール8及びチェーン9,電動機10などによっては、熱
処理炉1を構成する搬送用軸体4のそれぞれを回転させ
るための駆動手段が構成されていることになり、この駆
動手段によって搬送用軸体4のそれぞれは互いに同一の
周方向に沿って回転させられている。なお、図1中の符
号14は、熱処理済みとなったセラミック体Sを次工程
へと搬送すべく炉体2の他端側に設置されたベルトコン
べアである。
ール8及びチェーン9,電動機10などによっては、熱
処理炉1を構成する搬送用軸体4のそれぞれを回転させ
るための駆動手段が構成されていることになり、この駆
動手段によって搬送用軸体4のそれぞれは互いに同一の
周方向に沿って回転させられている。なお、図1中の符
号14は、熱処理済みとなったセラミック体Sを次工程
へと搬送すべく炉体2の他端側に設置されたベルトコン
べアである。
【0015】つぎに、本実施例に係る熱処理炉1の動作
及び作用を説明する。
及び作用を説明する。
【0016】まず、熱処理すべきセラミック体Sは前工
程におけるプレス(打ち抜き)成形もしくは押し出し成
形によって作製された後、所定枚数ずつが互いの厚み方
向に重ね合わされることにより丸棒状として整列させら
れる。そして、整列済みとなった複数枚のセラミック体
Sはチャックハンドなどのような掴持機構(図示してい
ない)によって保持されたうえ、炉体2の一端側から突
出した2本ずつの搬送用軸体4それぞれの搬入側端部4
a間に上側から立設状態で載置される。
程におけるプレス(打ち抜き)成形もしくは押し出し成
形によって作製された後、所定枚数ずつが互いの厚み方
向に重ね合わされることにより丸棒状として整列させら
れる。そして、整列済みとなった複数枚のセラミック体
Sはチャックハンドなどのような掴持機構(図示してい
ない)によって保持されたうえ、炉体2の一端側から突
出した2本ずつの搬送用軸体4それぞれの搬入側端部4
a間に上側から立設状態で載置される。
【0017】そして、この際における搬送用軸体4のそ
れぞれは炉体2の炉長方向に沿う傾斜姿勢となったうえ
で回転させられているから、図3で示すように、これら
の搬入側端部4a間に載置された個々のセラミック体S
に対しては、傾斜方向に沿う重力の作用と搬送用軸体4
の回転に伴う作用とが相乗して加わる。そこで、これら
のセラミック体Sは搬送用軸体4上を滑りつつ回転しな
がら搬送用軸体4それぞれの搬出側端部4bへと向かっ
て搬送されていくことになり、炉体2内を通過するセラ
ミック体Sに対しては所要の温度プロファイルに従った
脱脂や焼成などの熱処理が施される。
れぞれは炉体2の炉長方向に沿う傾斜姿勢となったうえ
で回転させられているから、図3で示すように、これら
の搬入側端部4a間に載置された個々のセラミック体S
に対しては、傾斜方向に沿う重力の作用と搬送用軸体4
の回転に伴う作用とが相乗して加わる。そこで、これら
のセラミック体Sは搬送用軸体4上を滑りつつ回転しな
がら搬送用軸体4それぞれの搬出側端部4bへと向かっ
て搬送されていくことになり、炉体2内を通過するセラ
ミック体Sに対しては所要の温度プロファイルに従った
脱脂や焼成などの熱処理が施される。
【0018】ところで、本発明の発明者が実験したとこ
ろによれば、搬送用軸体4の傾斜角度が8.8°で回転
数が60rpmである場合には0.66mm/secの
搬送速度となり、同じ傾斜角度で回転数が120rpm
である場合の搬送速度は1.43mm/secとなるこ
とが確認されている。なお、この実験における搬送用軸
体4は直径が13mmとされ、かつ、外周面上にラッピ
ングシートが貼り付けられたものであり、セラミック体
Sは直径が15.6mmで厚みが2.56mmとされた
ものである。
ろによれば、搬送用軸体4の傾斜角度が8.8°で回転
数が60rpmである場合には0.66mm/secの
搬送速度となり、同じ傾斜角度で回転数が120rpm
である場合の搬送速度は1.43mm/secとなるこ
とが確認されている。なお、この実験における搬送用軸
体4は直径が13mmとされ、かつ、外周面上にラッピ
ングシートが貼り付けられたものであり、セラミック体
Sは直径が15.6mmで厚みが2.56mmとされた
ものである。
【0019】さらにまた、炉体2内を通過しながらの熱
処理が施されたセラミック体Sは、炉体2の他端側から
放出されてベルトコンべア14上に落下したうえで次工
程へと搬送されていくことになる。なお、図2及び図3
においては本実施例に係る熱処理炉1が4本の搬送用軸
体4を具備するとしているが、4本に限られることはな
く、少なくとも2本以上の搬送用軸体4を具備していれ
ばよいことは勿論である。但し、これら搬送用軸体4の
本数が多いほどセラミック体Sの処理量が増えるのは当
然であり、必要な処理量に見合った本数の搬送用軸体4
が設けられることになる。
処理が施されたセラミック体Sは、炉体2の他端側から
放出されてベルトコンべア14上に落下したうえで次工
程へと搬送されていくことになる。なお、図2及び図3
においては本実施例に係る熱処理炉1が4本の搬送用軸
体4を具備するとしているが、4本に限られることはな
く、少なくとも2本以上の搬送用軸体4を具備していれ
ばよいことは勿論である。但し、これら搬送用軸体4の
本数が多いほどセラミック体Sの処理量が増えるのは当
然であり、必要な処理量に見合った本数の搬送用軸体4
が設けられることになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る熱処
理炉においては、セラミック体のそれぞれが搬送用軸体
間に直接的に載置されたうえ、傾斜姿勢で支持された搬
送用軸体上を滑りつつ回転しながら炉長方向に沿って搬
送されることになる。そこで、従来例では必須であった
熱処理用匣が不要となり、これら熱処理用匣の加熱に要
していた熱エネルギーの無駄をなくすことができるばか
りか、セラミック体の熱処理に要する時間の短縮を図る
ことが可能となる。また、回転しているセラミック体と
搬送用軸体とは常時異なる部位で接触することを繰り返
しており、化学的な反応を起こすまでに至ることがなく
なるから、反応を防止するための手立てをわざわざ講じ
ておく必要はないことになる。
理炉においては、セラミック体のそれぞれが搬送用軸体
間に直接的に載置されたうえ、傾斜姿勢で支持された搬
送用軸体上を滑りつつ回転しながら炉長方向に沿って搬
送されることになる。そこで、従来例では必須であった
熱処理用匣が不要となり、これら熱処理用匣の加熱に要
していた熱エネルギーの無駄をなくすことができるばか
りか、セラミック体の熱処理に要する時間の短縮を図る
ことが可能となる。また、回転しているセラミック体と
搬送用軸体とは常時異なる部位で接触することを繰り返
しており、化学的な反応を起こすまでに至ることがなく
なるから、反応を防止するための手立てをわざわざ講じ
ておく必要はないことになる。
【0021】さらに、本発明によれば、従来例のような
多段積みされた熱処理匣ではなくて搬送用軸体上に載置
されたセラミック体のみが通過するのであるから、熱処
理用匣を使用した場合に比べると、炉内空間における通
過面積が少なくて済むことになる結果、全体構造の小型
化及び熱エネルギー損失の低減を図ることができる。さ
らにまた、熱処理時におけるセラミック体の高さ位置が
一致していることになるため、熱処理済みとなったセラ
ミック体の特性が均一となり、品質向上を図ることもで
きるという効果が得られる。
多段積みされた熱処理匣ではなくて搬送用軸体上に載置
されたセラミック体のみが通過するのであるから、熱処
理用匣を使用した場合に比べると、炉内空間における通
過面積が少なくて済むことになる結果、全体構造の小型
化及び熱エネルギー損失の低減を図ることができる。さ
らにまた、熱処理時におけるセラミック体の高さ位置が
一致していることになるため、熱処理済みとなったセラ
ミック体の特性が均一となり、品質向上を図ることもで
きるという効果が得られる。
【図1】本実施例に係る熱処理炉の全体構造を簡略化し
て示す縦断側面図である。
て示す縦断側面図である。
【図2】熱処理炉の一端側を上側から見た状態を一部省
略して示す外観斜視図である。
略して示す外観斜視図である。
【図3】熱処理炉の要部を拡大して示す動作説明図であ
る。
る。
【図4】従来例に係る熱処理用匣の構造を一部破断して
示す外観斜視図である。
示す外観斜視図である。
【図5】従来例に係る熱処理炉の全体構造を簡略化して
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
1 熱処理炉(連続式熱処理炉) 2 炉体 4 搬送用軸体 4a 搬入側端部 4b 搬出側端部 8 スプロケットホイール(駆動手段) 9 チェーン(駆動手段) 10 電動機(駆動手段) S セラミック体
Claims (1)
- 【請求項1】 円板形状とされたセラミック体(S)の
搬送経路を取り囲んで設置された炉体(2)と、この炉
体(2)の炉幅方向に沿って並列配置されたうえで炉長
方向に沿って支持された断面円形状の搬送用軸体(4)
と、これら搬送用軸体(4)を同一の周方向に沿って回
転させる駆動手段(8〜10)とを備えており、 搬送用軸体(4)のそれぞれはセラミック体(S)の積
み込まれる搬入側端部(4a)の方が搬出側端部(4
b)よりも高い位置にある傾斜姿勢として支持され、か
つ、隣接配置された2本ずつの間には厚み方向に重ね合
わされたセラミック体(S)の側面が直接的に載置され
るものであることを特徴とする連続式熱処理炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27368694A JPH08136144A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 連続式熱処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27368694A JPH08136144A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 連続式熱処理炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08136144A true JPH08136144A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17531143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27368694A Pending JPH08136144A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 連続式熱処理炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08136144A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1312298C (zh) * | 2004-12-16 | 2007-04-25 | 上海交通大学 | 推杆式热处理电阻炉 |
| WO2016208615A1 (ja) * | 2015-06-23 | 2016-12-29 | 株式会社村田製作所 | 連続式熱処理炉、およびそれを用いたセラミック電子部品の製造方法 |
| CN114951654A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-08-30 | 株洲金佰利硬质合金有限公司 | 一种高性能硬质合金生产用真空烧结炉 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP27368694A patent/JPH08136144A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1312298C (zh) * | 2004-12-16 | 2007-04-25 | 上海交通大学 | 推杆式热处理电阻炉 |
| WO2016208615A1 (ja) * | 2015-06-23 | 2016-12-29 | 株式会社村田製作所 | 連続式熱処理炉、およびそれを用いたセラミック電子部品の製造方法 |
| KR20180009787A (ko) * | 2015-06-23 | 2018-01-29 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 연속식 열처리로 및 그것을 사용한 세라믹 전자 부품의 제조 방법 |
| JPWO2016208615A1 (ja) * | 2015-06-23 | 2018-03-29 | 株式会社村田製作所 | 連続式熱処理炉、およびそれを用いたセラミック電子部品の製造方法 |
| CN114951654A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-08-30 | 株洲金佰利硬质合金有限公司 | 一种高性能硬质合金生产用真空烧结炉 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |