JPH08141698A - 鋳造方法および鋳造用金型 - Google Patents
鋳造方法および鋳造用金型Info
- Publication number
- JPH08141698A JPH08141698A JP28199794A JP28199794A JPH08141698A JP H08141698 A JPH08141698 A JP H08141698A JP 28199794 A JP28199794 A JP 28199794A JP 28199794 A JP28199794 A JP 28199794A JP H08141698 A JPH08141698 A JP H08141698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- casting
- metal mold
- coating material
- coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い寸法精度や少ない重量誤差が要求される
鋳物に対しても、塗型剤を用いて鋳造することが可能な
方法およびこの方法を実現し得る鋳造用金型を提供す
る。 【構成】 溶融金属が注湯されるキャビティを形成する
金型11の成形面の所定箇所にそれぞれ物理的性質の異
なる複数種の塗型剤C1,C2 を塗り分け、これら複数種
の塗型剤C1,C2 の膜厚をすべて等しく設定する。
鋳物に対しても、塗型剤を用いて鋳造することが可能な
方法およびこの方法を実現し得る鋳造用金型を提供す
る。 【構成】 溶融金属が注湯されるキャビティを形成する
金型11の成形面の所定箇所にそれぞれ物理的性質の異
なる複数種の塗型剤C1,C2 を塗り分け、これら複数種
の塗型剤C1,C2 の膜厚をすべて等しく設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型を鋳型として用い
た鋳造方法およびこの鋳造方法を実施するための鋳造用
金型に関する。
た鋳造方法およびこの鋳造方法を実施するための鋳造用
金型に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳型として金型を用いて鋳造を行う形式
のものでは、得られる鋳物の品質を向上させるため、溶
融金属が注湯されるキャビティを形成する金型の成形面
に所定の物理的性質を有する塗型剤を塗布するようにし
たものが知られており、特に内燃機関用ピストンなどの
重力式鋳造の分野で応用されている。
のものでは、得られる鋳物の品質を向上させるため、溶
融金属が注湯されるキャビティを形成する金型の成形面
に所定の物理的性質を有する塗型剤を塗布するようにし
たものが知られており、特に内燃機関用ピストンなどの
重力式鋳造の分野で応用されている。
【0003】例えば、特開平4−309434号公報に
開示された自動塗型装置では、金型よりも熱伝導率の悪
いセラミックスなどを主体とする微粉末を分散させた塗
型剤を用い、保温が必要な金型の成形面の部分には、こ
の塗型剤を厚く塗布すると共に冷却が必要な金型の成形
面の部分には、逆に塗型剤を薄く塗布し、これによって
所望の品質の鋳物を鋳造するようにしている。この場
合、金型の成形面に塗布される塗型剤の膜厚は、膜厚測
定機によってリアルタイムで測定され、これが所定の膜
厚となるように塗布状態を制御している。
開示された自動塗型装置では、金型よりも熱伝導率の悪
いセラミックスなどを主体とする微粉末を分散させた塗
型剤を用い、保温が必要な金型の成形面の部分には、こ
の塗型剤を厚く塗布すると共に冷却が必要な金型の成形
面の部分には、逆に塗型剤を薄く塗布し、これによって
所望の品質の鋳物を鋳造するようにしている。この場
合、金型の成形面に塗布される塗型剤の膜厚は、膜厚測
定機によってリアルタイムで測定され、これが所定の膜
厚となるように塗布状態を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−30943
4号公報などに開示された従来の塗型作業においては、
金型の成形面に対して塗型剤の膜厚を均一に塗布しない
状態となるため、この塗型剤の膜厚の相違に応じて得ら
れる鋳物に寸法のずれが発生する。
4号公報などに開示された従来の塗型作業においては、
金型の成形面に対して塗型剤の膜厚を均一に塗布しない
状態となるため、この塗型剤の膜厚の相違に応じて得ら
れる鋳物に寸法のずれが発生する。
【0005】このため、金型の成形面に対する塗型剤の
膜厚を部分的に変えるようにした従来の方法では、高い
寸法精度や少ない重量誤差が要求される鋳物に対して
は、利用することができなかった。
膜厚を部分的に変えるようにした従来の方法では、高い
寸法精度や少ない重量誤差が要求される鋳物に対して
は、利用することができなかった。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、高い寸法精度や少ない
重量誤差が要求される鋳物に対しても、塗型剤を用いて
鋳造することが可能な方法を提供することにある。
重量誤差が要求される鋳物に対しても、塗型剤を用いて
鋳造することが可能な方法を提供することにある。
【0007】また、本発明の別な目的は、この塗型剤を
用いた鋳造方法を実現し得る鋳造用金型を提供すること
にある。
用いた鋳造方法を実現し得る鋳造用金型を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の形態
は、溶融金属が注湯されるキャビティを形成する金型の
成形面の所定箇所にそれぞれ物理的性質の異なる複数種
の塗型剤を塗り分けておくことを特徴とする鋳造方法に
ある。
は、溶融金属が注湯されるキャビティを形成する金型の
成形面の所定箇所にそれぞれ物理的性質の異なる複数種
の塗型剤を塗り分けておくことを特徴とする鋳造方法に
ある。
【0009】また、本発明による第二の形態は、溶融金
属が注湯されるキャビティを形成する成形面の所定箇所
にそれぞれ物理的性質の異なる複数種の塗型剤を塗り分
けたことを特徴とする鋳造用金型にある。
属が注湯されるキャビティを形成する成形面の所定箇所
にそれぞれ物理的性質の異なる複数種の塗型剤を塗り分
けたことを特徴とする鋳造用金型にある。
【0010】これらの形態において、上述した複数種の
塗型剤の膜厚は、すべて等しく設定されていることが望
ましい。
塗型剤の膜厚は、すべて等しく設定されていることが望
ましい。
【0011】
【作用】本発明によると、物理的性質の異なる複数種の
塗型剤を金型の成形面の所定位置に塗り分けるようにし
ている。例えば、保温が必要な金型の成形面の部分に
は、熱伝導率の小さな塗型剤を塗布する一方、冷却が必
要な金型の成形面の部分には、逆に熱伝導率の大きな塗
型剤を塗布することにより、金型の成形面の全域に亙っ
て塗型剤の膜厚が均一になる。
塗型剤を金型の成形面の所定位置に塗り分けるようにし
ている。例えば、保温が必要な金型の成形面の部分に
は、熱伝導率の小さな塗型剤を塗布する一方、冷却が必
要な金型の成形面の部分には、逆に熱伝導率の大きな塗
型剤を塗布することにより、金型の成形面の全域に亙っ
て塗型剤の膜厚が均一になる。
【0012】
【実施例】本発明をアルミニウム合金鋳物用の重力鋳造
金型に応用した一実施例について、図1〜図6を参照し
ながら詳細に説明する。
金型に応用した一実施例について、図1〜図6を参照し
ながら詳細に説明する。
【0013】本実施例における自動塗型装置の概略構造
を表す図1およびその平面構造を表す図2に示すよう
に、鋳造用金型(以下、単に金型と略称する)11が搭
載される金型トレイ12には、この金型に関するデータ
を書き込んだ識別プレート13が取り付けられている。
金型トレイ12は、トレイ搬送コンベヤ14上に載置さ
れて図示した塗型剤塗布位置と図示しない金型受け渡し
位置との間を往復動し、塗型剤塗布位置にて塗型剤が塗
布された金型11を金型受け渡し位置にて図示しない金
型搬送装置へ移載し、塗型剤を塗布すべき新たな金型1
1が搭載され、再び塗型剤塗布位置に搬入される作業を
繰り返すようになっている。
を表す図1およびその平面構造を表す図2に示すよう
に、鋳造用金型(以下、単に金型と略称する)11が搭
載される金型トレイ12には、この金型に関するデータ
を書き込んだ識別プレート13が取り付けられている。
金型トレイ12は、トレイ搬送コンベヤ14上に載置さ
れて図示した塗型剤塗布位置と図示しない金型受け渡し
位置との間を往復動し、塗型剤塗布位置にて塗型剤が塗
布された金型11を金型受け渡し位置にて図示しない金
型搬送装置へ移載し、塗型剤を塗布すべき新たな金型1
1が搭載され、再び塗型剤塗布位置に搬入される作業を
繰り返すようになっている。
【0014】なお、上述した識別プレート13は、金型
トレイ12に対する金型11の着脱に伴って、これと一
体的に交換される。
トレイ12に対する金型11の着脱に伴って、これと一
体的に交換される。
【0015】塗型剤塗布位置にある金型トレイ12上の
金型11の成形面に対し、所定の塗型剤を塗り分ける多
関節形マニプレータ15の先端部には、複数本(本実施
例では2本)のスプレーガン16, 17にそれぞれ形成
した係合部18(図3およびその左側面形状を表す図4
を参照のこと)に対して連結可能なクランプ装置19
と、識別プレート13の記述内容を読み取るための読み
取りセンサ20とがそれぞれ取り付けられている。この
多関節形マニプレータ15は、上記読み取りセンサ20
の読み取り情報に基づき、ケーブル21を介したコント
ローラ22からの指令によって、金型11の成形面の所
定箇所にそれぞれ複数種(本実施例では2種類)の塗型
剤C1,C2 を均一な膜厚で塗布するようになっている。
金型11の成形面に対し、所定の塗型剤を塗り分ける多
関節形マニプレータ15の先端部には、複数本(本実施
例では2本)のスプレーガン16, 17にそれぞれ形成
した係合部18(図3およびその左側面形状を表す図4
を参照のこと)に対して連結可能なクランプ装置19
と、識別プレート13の記述内容を読み取るための読み
取りセンサ20とがそれぞれ取り付けられている。この
多関節形マニプレータ15は、上記読み取りセンサ20
の読み取り情報に基づき、ケーブル21を介したコント
ローラ22からの指令によって、金型11の成形面の所
定箇所にそれぞれ複数種(本実施例では2種類)の塗型
剤C1,C2 を均一な膜厚で塗布するようになっている。
【0016】多関節形マニプレータ15を挟んでトレイ
搬送コンベヤ14の反対側には、スプレーガン16, 1
7にそれぞれ形成した係合部23に対して係合可能なク
ランプ装置24を有する一対のガンスタンド25, 26
が相隔てて設けられている。これらガンスタンド25,
26は、クランプ装置24を係合部23に係合させるこ
とによって、スプレーガン16, 17をそれぞれ保管す
る状態となる。また、当該ガンスタンド25, 26の側
方には、支柱27が立設されている。これら支柱27の
上端には、先端部が塗型剤塗布位置の上方に水平に延び
る一対のレール支持ビーム28の基端部が片持ち状態で
取り付けられている。これら一対のレール支持ビーム2
8には、スライダ案内レール29が取り付けられてお
り、これらスライダ案内レール29には、それぞれプー
リ30を介して後述する循環ホース31, 32および図
示しないエアホースを吊った複数組のスライダ33が摺
動自在に保持されている。
搬送コンベヤ14の反対側には、スプレーガン16, 1
7にそれぞれ形成した係合部23に対して係合可能なク
ランプ装置24を有する一対のガンスタンド25, 26
が相隔てて設けられている。これらガンスタンド25,
26は、クランプ装置24を係合部23に係合させるこ
とによって、スプレーガン16, 17をそれぞれ保管す
る状態となる。また、当該ガンスタンド25, 26の側
方には、支柱27が立設されている。これら支柱27の
上端には、先端部が塗型剤塗布位置の上方に水平に延び
る一対のレール支持ビーム28の基端部が片持ち状態で
取り付けられている。これら一対のレール支持ビーム2
8には、スライダ案内レール29が取り付けられてお
り、これらスライダ案内レール29には、それぞれプー
リ30を介して後述する循環ホース31, 32および図
示しないエアホースを吊った複数組のスライダ33が摺
動自在に保持されている。
【0017】なお、本実施例ではガンスタンド25, 2
6に保管されたスプレーガン16,17のノズルの目詰
まりを防止するため、乾燥防止用の保護液34を蓄えた
ノズル受け35をガンスタンド25, 26にそれぞれ設
け、これらスプレーガン16, 17がガンスタンド2
5, 26に把持された状態で、これらのノズル36の下
端部がノズル受け35内の保護液34中に浸るようにな
っている。
6に保管されたスプレーガン16,17のノズルの目詰
まりを防止するため、乾燥防止用の保護液34を蓄えた
ノズル受け35をガンスタンド25, 26にそれぞれ設
け、これらスプレーガン16, 17がガンスタンド2
5, 26に把持された状態で、これらのノズル36の下
端部がノズル受け35内の保護液34中に浸るようにな
っている。
【0018】物理的性質の異なる塗型剤C1,C2 とし
て、本実施例では熱伝導率の異なるものを採用してお
り、これら塗型剤C1,C2 はそれぞれ専用の塗型剤タン
ク37,38に蓄えられ、あらかじめ所定の粘性および
粒度に調整されている。これら塗型剤タンク37, 3
8には、塗型剤C1,C2 をむらなく攪拌するための攪拌
機39と、塗型剤C1,C2 を塗型剤タンク37, 38か
ら汲み上げて循環ホース31, 32を介しスプレーガン
16, 17から噴射させるための循環ポンプ40とがブ
ラケット41を介して取り付けられている。
て、本実施例では熱伝導率の異なるものを採用してお
り、これら塗型剤C1,C2 はそれぞれ専用の塗型剤タン
ク37,38に蓄えられ、あらかじめ所定の粘性および
粒度に調整されている。これら塗型剤タンク37, 3
8には、塗型剤C1,C2 をむらなく攪拌するための攪拌
機39と、塗型剤C1,C2 を塗型剤タンク37, 38か
ら汲み上げて循環ホース31, 32を介しスプレーガン
16, 17から噴射させるための循環ポンプ40とがブ
ラケット41を介して取り付けられている。
【0019】往路側の循環ホース31は、循環ポンプ4
0とスプレーガン16, 17とを連通し、復路側の循環
ホース32はスプレーガン16, 17と塗型剤タンク3
7,38内とに連通している。そして、スプレーガン1
6, 17から塗型剤C1,C2を噴射しない状態では、循
環ポンプ40によって塗型剤タンク37, 38から汲み
上げられた塗型剤C1,C2 は、往路側の循環ホース31
を介してスプレーガン16, 17から復路側の循環ホー
ス32を通って塗型剤タンク37, 38に戻されるよう
になっている。これら循環ホース31, 32には、図示
しないレギュレータと流量調整弁とが組み込まれてお
り、所定圧に調圧されたの塗型剤C1,C2が所定流量の
割合でスプレーガン16, 17に供給されるようになっ
ている。また、各スプレーガン16, 17には、図示し
ない圧縮空気供給源から所定圧に調圧された圧縮空気が
前述のエアホースを介して供給されるようになってい
る。このエアホースの途中には、コントローラ22によ
って開閉が制御される図示しない開閉弁が組み込まれて
おり、この開閉弁を開いて圧縮空気をスプレーガン1
6, 17に供給することにより、スプレーガン16, 1
7のノズル36から塗型剤C1,C2 が霧化した状態で吐
出されるようになっている。
0とスプレーガン16, 17とを連通し、復路側の循環
ホース32はスプレーガン16, 17と塗型剤タンク3
7,38内とに連通している。そして、スプレーガン1
6, 17から塗型剤C1,C2を噴射しない状態では、循
環ポンプ40によって塗型剤タンク37, 38から汲み
上げられた塗型剤C1,C2 は、往路側の循環ホース31
を介してスプレーガン16, 17から復路側の循環ホー
ス32を通って塗型剤タンク37, 38に戻されるよう
になっている。これら循環ホース31, 32には、図示
しないレギュレータと流量調整弁とが組み込まれてお
り、所定圧に調圧されたの塗型剤C1,C2が所定流量の
割合でスプレーガン16, 17に供給されるようになっ
ている。また、各スプレーガン16, 17には、図示し
ない圧縮空気供給源から所定圧に調圧された圧縮空気が
前述のエアホースを介して供給されるようになってい
る。このエアホースの途中には、コントローラ22によ
って開閉が制御される図示しない開閉弁が組み込まれて
おり、この開閉弁を開いて圧縮空気をスプレーガン1
6, 17に供給することにより、スプレーガン16, 1
7のノズル36から塗型剤C1,C2 が霧化した状態で吐
出されるようになっている。
【0020】従って、トレイ搬送コンベヤ14により金
型トレイ12が塗型剤塗布位置に搬入されると、多関節
形マニプレータ15が作動して読み取りセンサ20を識
別プレート13の上方に移動させ、この識別プレート1
3の内容を読み取る。この情報は、コントローラ22内
に取り込まれ、金型11の種類が認識される。コントロ
ーラ22には、あらかじめ各金型11に対応した成形面
の各部分に塗布される塗型剤C1,C2 の種類やスプレー
ガン16, 17の移動軌跡、ならびに開閉弁の開閉タイ
ミングなどの情報が入力されている。
型トレイ12が塗型剤塗布位置に搬入されると、多関節
形マニプレータ15が作動して読み取りセンサ20を識
別プレート13の上方に移動させ、この識別プレート1
3の内容を読み取る。この情報は、コントローラ22内
に取り込まれ、金型11の種類が認識される。コントロ
ーラ22には、あらかじめ各金型11に対応した成形面
の各部分に塗布される塗型剤C1,C2 の種類やスプレー
ガン16, 17の移動軌跡、ならびに開閉弁の開閉タイ
ミングなどの情報が入力されている。
【0021】このようにして、金型トレイ12に搭載さ
れた金型11の種類が確認されると、多関節形マニプレ
ータ15は、最初の塗型に使用する二種類のスプレーガ
ン16, 17のうち、最初に使用される方(本実施例で
は、塗型剤C1 に対応したスプレーガン16)をガンス
タンド25から把持する。そして、所定の移動軌跡に沿
ってノズル36の姿勢を変えながら開閉弁を開閉し、図
5に示すように金型11の成形面のうち、平坦な部分に
熱伝導率の小さな塗型剤C1 を均一に塗布する。
れた金型11の種類が確認されると、多関節形マニプレ
ータ15は、最初の塗型に使用する二種類のスプレーガ
ン16, 17のうち、最初に使用される方(本実施例で
は、塗型剤C1 に対応したスプレーガン16)をガンス
タンド25から把持する。そして、所定の移動軌跡に沿
ってノズル36の姿勢を変えながら開閉弁を開閉し、図
5に示すように金型11の成形面のうち、平坦な部分に
熱伝導率の小さな塗型剤C1 を均一に塗布する。
【0022】この作業が終了した時点で、多関節形マニ
プレータ15はスプレーガン16をガンスタンド25に
戻し、次に使用するスプレーガン17をガンスタンド2
6から把持する。そして、先の場合と同様に所定の移動
軌跡に沿ってノズル36の姿勢を変えながら開閉弁を開
閉し、図6に示すように金型11の成形面のうち、内側
に湾曲した部分に熱伝導率の大きな塗型剤C2 を先の塗
型剤C1 と同じ膜厚で均一に塗布する。
プレータ15はスプレーガン16をガンスタンド25に
戻し、次に使用するスプレーガン17をガンスタンド2
6から把持する。そして、先の場合と同様に所定の移動
軌跡に沿ってノズル36の姿勢を変えながら開閉弁を開
閉し、図6に示すように金型11の成形面のうち、内側
に湾曲した部分に熱伝導率の大きな塗型剤C2 を先の塗
型剤C1 と同じ膜厚で均一に塗布する。
【0023】このようにして熱伝導率の異なる塗型剤C
1,C2 が塗り分けられた金型11を金型受け渡し位置に
搬送し、この金型11を使用して所定形状の鋳物を鋳造
する。
1,C2 が塗り分けられた金型11を金型受け渡し位置に
搬送し、この金型11を使用して所定形状の鋳物を鋳造
する。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、溶融金属が注湯される
キャビティを形成する成形面の所定箇所にそれぞれ物理
的性質の異なる複数種の塗型剤を塗り分けた鋳造用金型
を用いて鋳造を行うようにしたので、鋳造用金型の成形
面に塗布される塗型剤の膜厚を均一に保持することが可
能となり、高い寸法精度や少ない重量誤差が要求される
鋳物に対しても、塗型剤を用いて高品質なものを鋳造す
ることができる。
キャビティを形成する成形面の所定箇所にそれぞれ物理
的性質の異なる複数種の塗型剤を塗り分けた鋳造用金型
を用いて鋳造を行うようにしたので、鋳造用金型の成形
面に塗布される塗型剤の膜厚を均一に保持することが可
能となり、高い寸法精度や少ない重量誤差が要求される
鋳物に対しても、塗型剤を用いて高品質なものを鋳造す
ることができる。
【図1】本発明を実施し得る自動塗型装置の概略構造を
表す正面図である。
表す正面図である。
【図2】図1に示した自動塗型装置の平面図である。
【図3】ガンスタンドの部分を拡大した分解正面図であ
る。
る。
【図4】図3に示した部分の分解左側面図である。
【図5】図6と共に塗型剤の塗布作業状態を示す作業概
念図である。
念図である。
【図6】図5と共に塗型剤の塗布作業状態を示す作業概
念図である。
念図である。
11 鋳造用金型(金型) 12 金型トレイ 13 識別プレート 14 トレイ搬送コンベヤ 15 多関節形マニプレータ 16, 17 スプレーガン 18 係合部 19 クランプ装置 20 読み取りセンサ 21 ケーブル 22 コントローラ 23 係合部 24 クランプ装置 25, 26 ガンスタンド 27 支柱 28 レール支持ビーム 29 スライダ案内レール 30 プーリ 31, 32 循環ホース 33 スライダ 34 保護液 35 ノズル受け 36 ノズル 37, 38 塗型剤タンク 39 攪拌機 40 循環ポンプ 41 ブラケット C1,C2 塗型剤
Claims (4)
- 【請求項1】 溶融金属が注湯されるキャビティを形成
する金型の成形面の所定箇所にそれぞれ物理的性質の異
なる複数種の塗型剤を塗り分けておくことを特徴とする
鋳造方法。 - 【請求項2】 複数種の塗型剤の膜厚がすべて等しく設
定されていることを特徴とする請求項1に記載した鋳造
方法。 - 【請求項3】 溶融金属が注湯されるキャビティを形成
する成形面の所定箇所にそれぞれ物理的性質の異なる複
数種の塗型剤を塗り分けたことを特徴とする鋳造用金
型。 - 【請求項4】 複数種の塗型剤の膜厚がすべて等しく設
定されていることを特徴とする請求項3に記載した鋳造
用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28199794A JPH08141698A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 鋳造方法および鋳造用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28199794A JPH08141698A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 鋳造方法および鋳造用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08141698A true JPH08141698A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17646795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28199794A Pending JPH08141698A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 鋳造方法および鋳造用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08141698A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102179482A (zh) * | 2011-01-24 | 2011-09-14 | 江苏兴盛风能科技有限公司 | 铸型涂料喷淋装置 |
| JP2012183556A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 銅電解用アノードの鋳造方法および鋳造装置 |
| CN106694827A (zh) * | 2015-11-13 | 2017-05-24 | 成都兴宇精密铸造有限公司 | 一种铸造涂料淋涂循环系统 |
| CN106734992A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-05-31 | 成都齐友科技有限公司 | 一种高效率的泡沫模涂覆装置 |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP28199794A patent/JPH08141698A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102179482A (zh) * | 2011-01-24 | 2011-09-14 | 江苏兴盛风能科技有限公司 | 铸型涂料喷淋装置 |
| JP2012183556A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 銅電解用アノードの鋳造方法および鋳造装置 |
| CN106694827A (zh) * | 2015-11-13 | 2017-05-24 | 成都兴宇精密铸造有限公司 | 一种铸造涂料淋涂循环系统 |
| CN106734992A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-05-31 | 成都齐友科技有限公司 | 一种高效率的泡沫模涂覆装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11975487B2 (en) | Method and device for producing 3D shaped parts using construction field tools | |
| KR100769639B1 (ko) | 미세한 코팅막을 균일하게 성형하기 위한 스프레이 장치 | |
| US4888082A (en) | Apparatus for adhesive transfer | |
| JPH06198229A (ja) | 接着剤塗布方法及び装置 | |
| JPH08141698A (ja) | 鋳造方法および鋳造用金型 | |
| KR102603280B1 (ko) | 다이캐스팅 주조물의 스프레이 냉각 시스템 | |
| CN114749311B (zh) | 一种光学精密测量显像剂喷涂装置 | |
| JPS62286572A (ja) | 缶胴体の塗装方法および塗装装置 | |
| JP2007524506A (ja) | 非接触式分与方法を使用してコンフォーマルコーティングする方法 | |
| JPH09131561A (ja) | 塗布装置および塗布方法並びにカラーフィルタの製造装置および製造方法 | |
| JP4603723B2 (ja) | 金属成形品の製造装置 | |
| JP3224727B2 (ja) | 塗料供給方法及び自動車ボディの上塗塗装方法 | |
| JPH09131560A (ja) | 塗布装置および塗布方法並びにカラーフィルタの製造装置および製造方法 | |
| US6159535A (en) | Method for applying a parting agent onto an injection mould | |
| US5900269A (en) | Mechanism and process for coating threaded articles having varying external configurations | |
| US10525489B2 (en) | Automated sprayer assembly | |
| CN216910762U (zh) | 一种低压铸造轮毂模具脱模剂喷涂装置 | |
| JPH1199348A (ja) | 建築材の塗装方法及びその装置 | |
| US20040163588A1 (en) | Apparatus and system for spray coating an article | |
| CN114289233A (zh) | 一种低压铸造轮毂模具脱模剂喷涂装置 | |
| JPH09131559A (ja) | 塗布装置および塗布方法並びにカラーフィルタの製造装置および製造方法 | |
| JPH028028A (ja) | ポーラス金型及びポーラス金型による合成樹脂成形方法 | |
| KR102367903B1 (ko) | 가공물 코팅장치 | |
| JPH06246418A (ja) | 潤滑剤噴霧装置 | |
| JP4784031B2 (ja) | 塗装システム |