JPH08143114A - 出庫管理装置およびその方法 - Google Patents

出庫管理装置およびその方法

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JPH08143114A
JPH08143114A JP29169294A JP29169294A JPH08143114A JP H08143114 A JPH08143114 A JP H08143114A JP 29169294 A JP29169294 A JP 29169294A JP 29169294 A JP29169294 A JP 29169294A JP H08143114 A JPH08143114 A JP H08143114A
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JP
Japan
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candidate
individual
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Application number
JP29169294A
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English (en)
Inventor
Koji Kawagoe
孝司 川越
Masashi Furukawa
正志 古川
Michiko Watanabe
美知子 渡辺
Yukinori Kakazu
侑昇 嘉数
Mutsuo Hashimoto
睦夫 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYST LAB MURATA KK
Original Assignee
SYST LAB MURATA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入庫順序に関係なく柔軟な出庫が可能な出庫
管理装置を提供する。 【構成】 候補出力手段5は、物品管理データ記憶手段
3を参照して、候補組合わせデータをランダム的に所定
数発生させる。候補決定手段7は、前記各候補組合わせ
データについて、予め定めた複数の評価項目における評
価値を演算し、得られた各評価値および各評価項目ごと
に与えられる重みに基づいて、最も良い総合評価を持つ
候補組合わせデータを決定組合わせデータとして選択す
る。移動命令出力手段9は、この決定組合わせデータに
基づき、クレーンに対して移動命令を出力する。設備稼
働状況に応じた重みが、重み変更手段11より自動的に
与えられるので、出庫状況に応じた柔軟な出庫管理が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動倉庫に用いる出
庫管理装置に関し、特に、物品を適切に出庫することが
できる出庫管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】今日、物流システムにお
いて図16に示すような自動倉庫が知られている。この
ような自動倉庫においては、製品入庫があるとパレット
にのせて、スタッカクレーン(以下、単にクレーンとい
う)を用いて空棚にこのパレットを収納する。そして、
製品の種類および個数に対応させて、その棚アドレスお
よび入庫順序をコンピュータに記憶しておく。ここで、
入庫される製品は、種類が異なる場合もあり、さらに、
同じ種類であっても棚によっては、パレットにのせられ
ている製品の個数が異なる場合もある。例えば、棚アド
レス1には、製品Aが10個で入庫順序は1、棚アドレ
ス2には、製品Bが20個で入庫順序は3、棚アドレス
3には、製品Cが14個で入庫順序は4、棚アドレス5
は、空棚、棚アドレス6には、製品Aが8個で入庫順序
は2・・・というように収納される。
【0003】特定種類の製品の出庫命令が与えられる
と、先入先出の考え方を用いて、引当てる棚のアドレス
を決定する。例えば、「製品Aを10個出庫せよ」とい
う出庫リクエストがあると、製品Aが収納されている棚
のうち、入庫順序が小さな棚を探し、引当てる棚として
決定する。前記例では、棚アドレス1および棚アドレス
6に製品Aがあり、入庫順序は棚アドレス1の方が小さ
いので、棚アドレス1を引当て棚とする。
【0004】このようにして、引当てられたパレットか
ら、ピッキング作業所にて所望の数だけピッキングする
ことにより、所望の種類の製品を所望の数だけ出庫する
ことができる。
【0005】なお、リクエストする製品個数が1番目の
棚だけでは足りない場合は、さらに、つぎの入庫順序の
棚をも引当てる。一方、リクエストされた種類の製品の
個数が、引当て棚に収納されている個数より少ない場合
は、ピッキングした後、残った製品を保持したパレット
は再入庫される。
【0006】しかしながら、上記自動倉庫においては、
先入先出の考え方を用いているので、出庫順序が固定さ
れてしまうという問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決
し、入庫順序に関係なく柔軟な出庫が可能な自動倉庫に
おける出庫管理装置および出庫管理方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の出庫管理装置
においては、 A)以下のa1)〜a4)を備えた倉庫に用いることを前提と
し、 a1)複数種類の物品のうちのいずれかの種類の物品が、
1または2以上保持される物品保持具、 a2)前記物品保持具を収納する個別棚を複数有する棚、 a3)前記物品保持具に保持されている特定物品を、全部
又は一部取り出す為の作業所、 a4)前記いずれかの個別棚から前記作業所まで前記物品
保持具を移動させる物品保持具移動手段、 B)以下のb1)〜b4)を備えたこと、 b1)前記各個別棚について、収納された物品保持具に保
持されている物品の種類およびその数を、各個別棚のア
ドレスとともに記憶する物品管理データ記憶手段、 b2)特定種類の物品を所定の数だけ取り出す取り出し命
令が与えられると、前記物品管理データ記憶手段を参照
して、前記各アドレスに対して取り出すか取り出さない
かを示す組合わせデータをランダム的に発生させ、物品
を取り出す1または2以上の個別棚を選定する候補組合
わせデータとして決定し、これを繰返して前記候補組合
わせデータを所定の数だけ出力する候補出力手段、 b3)前記各候補組合わせデータについて、予め定めた複
数の評価項目における評価値を演算し、得られた各評価
値および各評価項目ごとに与えられる重みに基づいて、
各候補組合わせデータごとに総合評価を求めて、最も良
い総合評価を持つ候補組合わせデータを決定組合わせデ
ータとして選択する候補決定手段、 b4)前記決定組合わせデータに基づき、前記物品保持具
移動手段を移動させる移動命令を出力する移動命令出力
手段、を特徴とする。
【0009】請求項2の出庫管理装置においては、前記
個別棚は移動することなく、前記物品保持具移動手段が
前記物品保持具を前記作業所まで搬送させるクレーンで
あることを特徴とする。
【0010】請求項3の出庫管理装置においては、前記
個別棚が第1方向に移動可能に構成されているととも
に、前記物品保持具移動手段が前記第1方向とは直行す
る第2方向に移動可能に構成されており、前記個別棚の
移動および物品保持具移動手段によって、前記物品保持
具が前記作業所まで搬送されることを特徴とする。
【0011】請求項4の出庫管理装置においては、 A)前記評価項目は、以下のa1)、a2)、a3)、a4)を含ん
でいること、 a1)個別棚から前記作業所まで前記物品保持具を前記ク
レーンで搬送する搬送予定時間、 a2)前記作業所における物品取り出し予定時間、 a3)移動させる前記物品保持具の数、 a4)前記個別棚に戻される物品保持具の数または、前記
個別棚に戻される物品の数、を特徴とする。
【0012】請求項5の出庫管理装置においては、特定
の設備稼働状況に対応した重みを予め複数記憶する重み
記憶手段、各設備の現在の稼働状況が与えられると、前
記重み記憶手段を参照して、与えられた設備稼働状況に
対応する重みを前記候補決定手段に出力する重み変更手
段、を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項6の出庫管理装置においては、 A)前記クレーンは複数であり、各クレーンに対応し
て、少なくとも1以上の棚を有し、 B)前記評価項目は、以下のb1)、b2)、b3)、b4)を含む
こと、 b1)各クレーン毎の搬送予定時間の分散を表す出庫分散
度、 b2)前記作業所における物品取り出し予定時間、 b3)移動させる前記物品保持具の数、 b4)前記個別棚に戻される物品保持具の数または、前記
個別棚に戻される物品の数、を特徴とする。
【0014】請求項7の出庫管理装置においては、前記
クレーンは複数であり、各クレーンに対応して、少なく
とも1以上の棚を有し、 B)前記評価項目は、以下のb1)、b2)、b3)、b4)を含む
こと、 b1)前記複数のクレーン毎の搬送予定時間のうち最大の
値である最大搬送予定時間、 b2)前記作業所における物品取り出し予定時間、 b3)移動させる前記物品保持具の数、 b4)前記個別棚に戻される物品保持具の数または、前記
個別棚に戻される物品の数、を特徴とする。
【0015】請求項8の出庫管理装置においては、前記
評価項目は、さらに、前記複数のクレーン毎の搬送予定
時間のうち最大の値である最大搬送予定時間を含んでい
ることを特徴とする。
【0016】請求項9の出庫管理装置においては、前記
出庫分散度は、各クレーン毎の搬送予定時間およびこれ
らを平均した平均稼働時間の差分に基づいて決定された
標準偏差で表されていることを特徴とする。
【0017】請求項10の出庫管理装置においては、 A)前記取り出すか取り出さないかを示す組合わせデー
タを、前途各個別棚のアドレスに対して、取り出しを示
す第1の符号または非取り出しを示す第2の符号のビッ
ト列で表し、 B)前記候補決定手段は前記総合評価を演算した後、以
下の増殖オペレーション、突然変異オペレーション、お
よびクロスオーバーオペレーションを所定回数行った
後、最も総合評価の高いビット列を決定組合わせデータ
として選択すること、 b1)総合評価の高いビット列を所定の割合で複製させ、
複製させた分だけ総合評価の低いビット列を削除する増
殖オペレーション、 b2)所定の割合で、任意のビット列の任意のビットに対
して反転を行う突然変異オペレーション b3)所定の割合で、任意のビット列と他の任意の任意ビ
ット列について、任意ビットの相互入れ替えを行うクロ
スオーバーオペレーション、を特徴とする。
【0018】請求項11の出庫管理方法においては、 A)以下のa1)〜a4)を備えた倉庫における出庫管理方法
であって、 a1)複数種類の物品のうちのいずれかの種類の物品が、
1または2以上保持される物品保持具、 a2)前記物品保持具を収納する個別棚を複数有する棚、 a3)前記物品保持具に保持されている特定物品を、全部
又は一部取り出す為の作業所、 a4)前記いずれかの個別棚から前記作業所まで前記物品
保持具を移動させる物品保持具移動手段、 B)以下のb1)〜b4)を特徴とする。
【0019】b1)前記各個別棚について、収納された物
品保持具に保持されている物品の種類およびその数を、
各個別棚のアドレスとともに記憶しておき、 b2)特定種類の物品を所定の数だけ取り出す取り出し命
令が与えられると、収納された物品保持具に保持されて
いる物品の種類、その数および各個別棚のアドレスを参
照して、前記各アドレスに対して取り出すか取り出さな
いかを示す組合わせデータをランダム的に発生させ、物
品を取り出す1または2以上の個別棚を選定する候補組
合わせデータとして決定し、これを繰返して前記候補組
合わせデータを所定の数だけ出力し、 b3)前記各候補組合わせデータについて、予め定めた複
数の評価項目における評価値を演算し、得られた各評価
値および各評価項目ごとに与えられる重みに基づいて、
各候補組合わせデータごとに総合評価を求めて、最も良
い総合評価を持つ候補組合わせデータを決定組合わせデ
ータとして選択し、 b4)前記決定組合わせデータに基づき、前記移動命令を
出力する。
【0020】
【作用】請求項1、請求項4、請求項11の出庫管理装
置またはその方法においては、特定種類の物品を所定の
数だけ取り出す取り出し命令が与えられると、予め記憶
された収納された物品保持具に保持されている物品の種
類、その数、および各個別棚のアドレスを参照して、前
記各アドレスに対して取り出すか取り出さないかを示す
組合わせデータをランダム的に発生させ、物品を取り出
す1または2以上の個別棚を選定する候補組合わせデー
タとして決定し、これを繰返して前記候補組合わせデー
タを所定の数だけ出力する。前記各候補組合わせデータ
について、予め定めた複数の評価項目における評価値を
演算し、得られた各評価値および各評価項目ごとに与え
られる重みに基づいて、各候補組合わせデータごとに総
合評価を求めて、最も良い総合評価を持つ候補組合わせ
データを決定組合わせデータとして選択する。前記決定
組合わせデータに基づき、前記移動命令を出力する。こ
のようにして得られた総合評価は前記重みによって変化
する。したがって、出庫状況に応じて、前記重みを変更
することにより、出庫管理を柔軟に行うことができる。
【0021】請求項2の出庫管理装置においては、前記
個別棚は移動することなく、前記物品保持具移動手段が
前記物品保持具を前記作業所まで搬送させるクレーンで
ある。したがって、自動倉庫における出庫管理を柔軟に
行うことができる。
【0022】請求項3の出庫管理装置においては、前記
個別棚が第1方向に移動可能に構成されているととも
に、前記物品保持具移動手段が前記第1方向とは直行す
る第2方向に移動可能に構成されており、前記個別棚の
移動および物品保持具移動手段によって、前記物品保持
具が前記作業所まで搬送される。したがって、横型回転
棚において、出庫管理を柔軟に行うことができる。
【0023】請求項5の出庫管理装置においては、前記
重み記憶手段は特定の設備稼働状況に対応した重みを予
め複数記憶する。前記重み変更手段は、各設備の現在の
稼働状況が与えられると、前記重み記憶手段を参照し
て、与えられた設備稼働状況に対応する重みを前記候補
決定手段に出力する。したがって、前記候補決定手段に
設備稼働状況に応じた重みを自動的に与えることができ
る。
【0024】請求項6、請求項9の出庫管理装置におい
ては、前記クレーンは複数であり、各クレーンに対応し
て、少なくとも1以上の棚を有する。また、前記評価項
目は、各クレーン毎の搬送予定時間の分散を表す出庫分
散度を含んでいる。したがって、クレーンが複数ある場
合に、各クレーンの稼働率を適切に分散させることがで
きる。
【0025】請求項7の出庫管理装置においては、前記
クレーンは複数であり、各クレーンに対応して、少なく
とも1以上の棚を有する。また、前記評価項目は、前記
複数のクレーン毎の搬送予定時間のうち最大の値である
最大搬送予定時間を含む。このように、前記評価項目に
最も搬送時間が長いクレーンの搬送予定時間を含むこと
により、複数クレーンがある場合に最も速く出庫できる
候補組合わせデータを決定組合わせデータとして選択す
ることができる。
【0026】請求項8の出庫管理装置においては、前記
評価項目は、さらに、前記複数のクレーン毎の搬送予定
時間のうち最大の値である最大搬送予定時間を含んでい
ることを特徴とする。したがって、クレーンが複数ある
場合に、各クレーンの稼働率を適切に分散でき、かつ、
最も速く出庫できる候補組合わせデータを決定組合わせ
データとして選択することができる。
【0027】請求項10の出庫管理装置においては、前
記候補決定手段は前記総合評価を演算した後、前記増殖
オペレーション、前記突然変異オペレーション、および
前記クロスオーバーオペレーションを所定回数行った
後、最も総合評価の高いビット列を決定組合わせデータ
として選択する。したがって、より良い総合評価を迅速
に得ることができる。
【0028】
【実施例】
−−−−−−−−−− [目次] 1.出庫管理装置1の機能について 2.ハードウェア構成について 3.全体のフローチャートについて 4.総合評価について 5.GAオペレーションについて 6.重みの設定について 7.複数台のクレーンを有する場合 8.他の実施例 −−−−−−−−−− 1.出庫管理装置1の機能について 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。図1に、出庫管理装置1の機能ブロック図を示す。
この出庫管理装置1は、パレットを収納するラックを複
数有する棚、前記パレットに保持されている特定物品を
全部又は一部取り出す為のパレット作業所、および前記
いずれかのラックから前記作業所まで前記パレットを移
動させる物品保持具移動手段を備えた倉庫の出庫管理に
用いられる。本実施例においては、パレットが物品保持
具に対応し、パレット作業所が作業所に対応し、ラック
が個別棚に対応し、クレーンが物品保持具移動手段に対
応する。
【0029】出庫管理装置1は、物品管理データ記憶手
段3、候補出力手段5、候補決定手段7、移動命令出力
手段9、重み記憶手段11および重み変更手段13を備
えている。
【0030】物品管理データ記憶手段9は、前記各ラッ
クについて、収納されたパレットに保持されている物品
の種類およびその数を、各ラックのアドレスとともに記
憶する。
【0031】候補出力手段5は、特定種類の物品を所定
の数だけ取り出す取り出し命令が与えられると、物品管
理データ記憶手段3を参照して、前記各アドレスに対し
て取り出すか取り出さないかを示す組合わせデータをラ
ンダム的に発生させ、物品を取り出す1または2以上の
個別棚を選定する候補組合わせデータとして決定し、こ
れを繰返して前記候補組合わせデータを所定の数だけ出
力する。
【0032】重み記憶手段11は、特定の設備稼働状況
に対応した重みを予め複数記憶する。重み変更手段13
は、各設備の現在の稼働状況が与えられると、重み記憶
手段11を参照して、与えられた設備稼働状況に対応す
る重みを候補決定手段7に出力する。
【0033】候補決定手段7は、前記各候補組合わせデ
ータについて、予め定めた複数の評価項目における評価
値を演算し、得られた各評価値および各評価項目ごとに
与えられる重みに基づいて、各候補組合わせデータごと
に総合評価を求め、最も良い総合評価を持つ候補組合わ
せデータを決定組合わせデータとして選択する。本実施
例においては、評価項目として、a1)ラックから前記作
業所まで前記パレットを前記クレーンで搬送する搬送予
定時間、a2)前記作業所における物品取り出し予定時
間、a3)移動させる前記パレットの数、a4)前記ラックに
戻されるパレットの数または、前記ラックに戻される物
品の数の4評価項目を用いた。また、候補決定手段7
は、前記取り出すか取り出さないかを示す組合わせデー
タを、前途各ラックのアドレスに対して、取り出しを示
す第1の符号または非取り出しを示す第2の符号のビッ
ト列で表すとともに、前記総合評価を演算した後、増殖
オペレーション、突然変異オペレーション、およびクロ
スオーバーオペレーションを所定回数行った後、最も総
合評価の高いビット列を決定組合わせデータとして選択
するようにした。なお、増殖オペレーションとは、総合
評価の高いビット列を所定の割合で複製させ、複製させ
た分だけ総合評価の低いビット列を削除する処理をい
う。突然変異オペレーションとは、所定の割合で、任意
のビット列の任意のビットに対して反転を行う処理をい
う。クロスオーバーオペレーションとは、所定の割合
で、任意のビット列と他の任意の任意ビット列につい
て、任意ビットの相互入れ替えを行う処理をいう。この
ように、各候補組合わせデータを改善することを所定回
数行なうことにより、より総合評価の高い組合わせデー
タを得ることができる。
【0034】移動命令出力手段9は、候補決定手段7が
選択した決定組合わせデータに基づき、移動命令を出力
する。この移動命令を受けて、前記クレーンは、いずれ
かのラックから前記作業所まで前記パレットを移動させ
る。
【0035】このように、本実施例においては、重み変
更手段11より、設備稼働状況に応じた重みが自動的に
与えられるので、出庫状況に応じた柔軟な出庫管理が可
能となる。また、前記増殖オペレーション、突然変異オ
ペレーション、およびクロスオーバーオペレーションに
よって、より良い総合評価を迅速に得ることができる。
【0036】2.ハードウェア構成について 出庫管理装置1をCPUを用いて実現したハードウェア
構成の一例を図2に示す。出庫管理装置1は、CPU2
3、ROM25、RAM27、ハードディスク26、C
RT32、キーボード28、I/Oポート30およびバ
スライン29を備えている。
【0037】ROM25には、CPU23の制御プログ
ラム等が記憶されており、CPU23は、この制御プロ
グラムにしたがいバスライン29を介して、各部を制御
する。RAM27には演算結果等が記憶される。ハード
ディスク26には、重みデータ、評価項目等が記憶され
る。CRT32には、作業者への指示等が表示される。
キーボード28は、設備の稼働状況の変更、各種の命令
等を入力する入力手段である。I/Oポート30は、ク
レーン(図示せず)への移動命令の出力およびクレーン
からの設備稼働状況等の入力を処理する。
【0038】3.全体のフローチャートについて つぎに、図3を用いて、ROM25に記憶されているフ
ローチャートについて、説明する。図3は、取出命令を
受けてからクレーンに移動命令を出力する場合の処理を
示す。ここでは、説明を簡略化にする為、図6に示す4
連×4段の倉庫に製品Aのみが収納されているとして、
出庫要求数を12とした場合を例として説明する。な
お、図6において、空ラックとは、いずれの製品も収納
されていないラックを意味する。また、通常、ラック
(1、1)、ラック(1、2)、ラック(1、3)につ
いては、使用できないラック(禁止ラック)とされてい
るが、説明を簡略化する為、これらを禁止ラックではな
いものとして説明する。
【0039】まず、CPU23(図2参照)は、I/O
ポート30に取出命令が与えられるか否か判断し続ける
(図3ステップST2)。取出命令が与えられると、ビ
ット列を発生させる。
【0040】このビット列について図6、7を用いて説
明する。図6の各ラックの収納状況については、入庫時
のデータに基づいて、ハードディスク26(図2参照)
に、図7を示すように、各ラックのアドレスごとに、製
品の種類(この場合、製品A)とその数(個数)が記憶
されている。空ラックは当然出庫の対象とならないの
で、これらを除外して考えると、図7Bに示すようにな
る。この空ラック以外のラックについて、出庫対象とす
るか否かを決定するビット列を乱数を用いてランダム的
に生成させる。この場合、空ラック以外のラックは、1
0ラックあるので、前記発生させるビット列は10スト
リングスとなる。図7C〜Eに任意に発生させたビット
列の例を示す。
【0041】本実施例においては、ビット1が取り出し
を示す第1の符号であり、ビット0が非取り出しを示す
第2の符号である。
【0042】CPU23は、ステップST4で発生させ
たビット列について、要求数12以上の出庫が可能か否
か判断し(図3ステップST6)、要求数12以上の出
庫が可能なビット列であれば、候補組合わせデータとし
て記憶する(ステップST7)。一方、要求数12以上
の出庫ができないビット列であれば、候補組合わせデー
タとして記憶しない。例えば、図7Dに示すビット列で
あれば、ラック(1、1)、ラック(4、2)、ラック
(3、3)のパレットを出庫させるものであるので、合
計14個の製品を出庫できるので、候補組合わせデータ
として記憶する。一方、図7Cに示すビット列であれ
ば、ラック(2、1)、ラック(3、3)のパレットを
出庫させるものであるので、合計6個の製品しか出庫で
きないので、候補組合わせデータとして記憶しない。
【0043】CPU23は、ステップST7において記
憶する候補組合わせデータが所定数となるまで、ステッ
プST4〜ステップST7を繰返す(ステップST
8)。ステップST7において記憶する候補組合わせデ
ータが所定数となると、CPU23は、前記各候補組合
わせデータについて、各々の総合評価を演算する(ステ
ップST10)。本実施例においては、候補組合わせデ
ータの所定数を50とした。
【0044】4.総合評価について ステップST10の総合評価演算について、図4を用い
て説明する。本実施例においては、総合評価の演算は、
以下の4評価項目、すなわち、a1)ラックから前記作業
所までパレットを前記クレーンで搬送する搬送予定時
間、a2)前記作業所における物品取り出し予定時間(ピ
ッキング作業時間)、a3)移動させるパレットの数(出
庫パレット数)、a4)前記ラックに戻される物品の数
(再入庫製品数)を用いた。
【0045】CPU23は、図4ステップST31に
て、出庫パレット数F3を演算する。出庫パレット数F
3は、ビット1となっているビットの数で表される。例
えば、ビット列が「1101010110」である場合
に、出庫パレット数は「6」となるつぎに、CPU23
は、ステップST33にて、再入庫製品数F4を演算す
る。再入庫製品数F4は、ビット1となっているアドレ
スにおける製品数の合計から、出庫要求数を減ずればよ
い。例えば、ビット1となっているアドレスにおける製
品数の合計が15で、出庫要求数が12である場合に
は、再入庫製品数F4は「3」となる。
【0046】本実施例においては、出庫残がある場合に
いずれのパレットを再入庫するかは、ピッキング数が最
小となるように決定するようにした。例えば、再入庫製
品数が3である場合に、あるパレットに5個、別のパレ
ットに6個載置されている場合は、5個のパレットから
2個引当てて、残り3個を再入庫する。また、再入庫製
品数が多い場合、同様にして、2以上のパレットを再入
庫する場合もある。
【0047】つぎに、CPU23は、ステップST35
にて、ピッキング作業時間F2を演算する。ピッキング
作業時間は、あるパレットに載置されている製品を全て
取り出す場合には、1パレット分の作業時間とし、ある
パレットに載置されている製品の一部を取り出す場合に
は、取り出す製品数×1製品当りの取り出し時間とし、
これらの全てのパレットにおいて総計すればよい。
【0048】つぎに、CPU23は、ステップST37
にて、搬送予定時間F1を演算する。空パレットの再入
庫は行わないようにしたので、搬送予定時間は、パレッ
ト毎の搬送予定時間の総計で表される。パレット毎の搬
送予定時間については、再入庫がない場合は、{(ピッ
キング作業所から該当ラックまでの連方向および段方向
への移動距離)/クレーンの平均移動時間}=片道の搬
送時間で表され、再入庫がある場合は、前記片道の搬送
時間×2で表される。
【0049】なお、ステップST31〜ステップST3
7の演算順序については、これに限られない。
【0050】各評価項目における評価値が演算される
と、CPU23は、各評価項目毎の重みW1〜W4をR
AM27から読み出して、次の式を用いて各候補組合わ
せデータにおける総合評価TFを演算する(ステップS
T39)。
【0051】TF=(W1×F1)+(W2×F2)+(W3×F3)+(W4×F4) なお、初期状態では、RAM27には、ハードディスク
26に記憶された複数の重みデータ(図8参照)のう
ち、No2の通常運転における重みデータ(60,2
0,10,10)が決定重みデータとして記憶されてい
る。この決定重みデータの変更については後述する。
【0052】なお、この総合評価TFは、各評価値が大
きいほど数値は大きくなる。例えば、他の評価項目が同
じで、搬送予定時間が大きな候補組合わせデータと、小
さな候補組合わせデータがあれば、搬送予定時間が大き
な候補組合わせデータの方が、総合評価の値は大きくな
る。この場合、搬送予定時間が小さな候補組合わせデー
タを高い総合評価を有すると判断すべきであるので、総
合評価の値が小さい候補組合わせデータほど、高い総合
評価であると判断する。
【0053】また、本実施例においては、1の評価項目
として「ラックに戻される物品の数」を採用した。これ
により、ピッキング数を少なくすることができる。しか
しこれに限られることなく、「ラックに戻される物品の
数」ではなく、「ラックに戻されるパレットの数」で代
用することもできる。
【0054】また、再入庫するパレットの選択につい
て、総合評価を用いて判断するようにしてもよい。例え
ば、再入庫可能なパレットとして、第nパレット、第m
パレット、第qパレット、第pパレットがある場合は、
この4つのパレットについて、各々総合評価を演算す
る。第nパレットを再入庫パレットとした場合に、一番
総合評価がよいのであれば、第nパレットを再入庫パレ
ットとして決定する。一般的には、搬送予定時間の重み
が重いので、総合評価はピッキング作業所に近いパレッ
トを再入庫することになる。
【0055】なお、評価項目は前記4つに限られず、こ
れらに替えて他のものを用いてもよく、また、これら4
つに加えて他の評価項目をさらに付加して判断するよう
にしてもよい。
【0056】本実施例においては、ハードディスク26
が物品管理データ記憶手段3およひ重み記憶手段11に
対応する。図3ステップST4〜ステップST8までの
処理が候補出力手段5に対応する。図3ステップST1
6、ステップST18までの処理が候補決定手段7に対
応する。図3ステップST20の処理が移動命令出力手
段9に対応する。
【0057】5.GAオペレーションについて つぎに、CPU23は、図3ステップST12に進み、
GA(Genetic Algorithms)オペレーションを行う。こ
れは、ランダム的に発生させた候補組合わせデータに基
づいて、短い時間でより総合評価が高くなるような候補
組合わせデータを生成しようとするものである。すなわ
ち、本来であれば、どのラックを出庫対象とするかは、
全ての組合わせについて総合評価を求め(総当たり演算
方法)、最も高い総合評価のビット列に基づいて決定す
ればよい。しかしながら、ラックの数が多い場合、この
総当たり演算方法を用いると、膨大な数の候補組合わせ
データについての総合評価を演算する必要があり、現在
の一般的なコンピュータの演算速度では、最もよい候補
組合わせデータを選択するのは不可能である。例えば、
連方向に20、段方向に25、総計500ラックある場
合に、そのうち5%が使用されているとすると、候補組
合わせデータの数は、225≒5億となる。このように、
総当たり演算方法は最良の候補組合わせデータを決定す
ることはできるけれども、その決定に時間がかかる。そ
こで、このように、時間的な問題がある場合は、GA演
算方法を用いることが望ましい。GA演算方法は、最良
の総合評価を有する候補組合わせデータではないかもし
れないけれども、これに近い候補組合わせデータを短時
間で見つけることができる。
【0058】本実施例においては、GAオペレーション
は、図5に示すステップにて行われる。まず、図3ステ
ップST10にて得られた50の候補組合わせデータに
ついて、CPU23は、総合評価の高いもの順に並べ替
える(図5ステップST41)。例えば、図9Aに示す
ように、候補組合わせデータK1〜K50が並べられ
る。つぎに、CPU23は、増殖オペレーションを行う
(図5ステップST43)。増殖オペレーションは、総
合評価の高い候補組合わせデータ(ビット列)を所定の
割合で複製させ、複製させた分だけ総合評価の低いビッ
ト列を削除するオペレーションである。本実施例におい
ては、増殖率を20%としたので、候補組合わせデータ
K1〜K10を複製し、複製させた分、すなわち10個
の候補組合わせデータについて、総合評価の低い候補組
合わせデータK41〜K50を削除する。このようにし
て、図9Bに示す様に、評価の高い候補組合わせデータ
が増える。
【0059】つぎに、CPU23は、突然変異オペレー
ションを行う(図5ステップST45)。突然変異オペ
レーションとは、所定の割合で、任意のビット列の任意
のビットに対して反転を行うオペレーションである。本
実施例においては、突然変異率を4%としたので、2つ
の任意の候補組合わせデータの任意のビットについて、
ビット反転を行った。例えば、図10Aのビット列が突
然変異オペレーションを行う候補組合わせデータとして
選択され、かつ第5番めのビットが反転対象ビットとな
った場合、図10Aに示すビット列は、図10Bに示す
ビット列に変異する。この処理が2つの任意の候補組合
わせデータの任意のビットについて行われる。なお、本
実施例においては、反転対象ビットは1のビット列につ
いて1つとしたが、反転対象ビット数はこれに限られる
ことなく、さらに、反転対象ビット数を乱数で選択する
ようにしてもよい。
【0060】つぎに、CPU23は、クロスオーバーオ
ペレーションを行う(図5ステップST47)。クロス
オーバーオペレーションとは、所定の割合で、任意の2
つビット列の任意のビットを相互に入れ替えるオペレー
ションである。本実施例においては、クロスオーバー率
を4%としたので、2つの任意の候補組合わせデータの
任意のビットについて、入れ替え操作を行った。例え
ば、図10C、Dのビット列がクロスオーバーオペレー
ションを行う候補組合わせデータとして選択され、かつ
第3番めのビットから第6番目のビットが相互入れ替え
対象ビットとなった場合、これらが相互に入れ替えられ
る。なお、本実施例においては、相互入れ替え対象ビッ
トは第3番めのビットから第6番目のビットとしたが、
相互入れ替え対象ビットはこれに限られることなく、さ
らに、相互入れ替え対象ビット数を乱数で選択するよう
にしてもよい。この様にして、ステップST41〜ステ
ップST47の処理が1回済むと1世代のGAオペレー
ションが終了する。
【0061】CPU23は、所定世代分だけステップS
T41〜ステップST47の処理を、行なう。所定世代
だけGAオペレーションが終了すると、図3ステップS
T10と同様に、各候補組合わせデータについて総合評
価を演算する(ステップST16)。本実施例において
は、所定世代を50世代とした。CPU23は、得られ
た総合評価のうち、最も総合評価の高い候補組合わせデ
ータを決定組合わせデータとして選択する(ステップS
T18)。
【0062】これにより出庫対象ラックが決定できるの
で、この決定組合わせデータに基づいて、クレーンに対
して移動命令が出力される。この出庫に対応して、ハー
ドディスク26(図2参照)の物品管理データが変更さ
れる。
【0063】このように、本実施例においては、GAオ
ペレーションを行うことにより、当初の50の候補組合
わせデータに基づいて、短時間でより総合評価の高い候
補組合わせデータを得ている。これは、総当たり演算方
法とは異なり、所定の世代分だけ繰返すだけであるの
で、ビット列のストリング長が長くなっても、階乗で演
算が増加するものではないからである。また、より総合
評価の高い候補組合わせデータが得られるのは、次の様
な理由による。もし、乱数を用いてランダム的に発生さ
せた初期候補組合わせデータが、たまたま全て悪い総合
評価を有する場合は、突然変異オペレーションおよび交
差オペレーションでより高い総合評価の候補組合わせデ
ータが得られる可能性が高い。これに対して、この突然
変異オペレーションおよび交差オペレーションは、高い
総合評価を有する候補組合わせデータを低い総合評価の
候補組合わせデータに変化させてしまうおそれがある。
しかしながら、増殖オペレーションによって、高い総合
評価の候補組合わせデータが残るので、このような問題
に対応することができる。なお、世代数を増やすことに
より、総当たり方法でしか得られない最良の総合評価を
持つ候補組合わせデータに近い候補組合わせデータを得
る確率は高くなる。
【0064】なお、本実施例においては、候補組合わせ
データであるビット列については、先取りするようにし
た。先取りとは、候補組合わせデータのビット列が、例
えば「1101011110」である場合に、第6ビッ
トで出庫要求数を満足する場合には、第7ビット以降の
ビットは全て「0」とする処理をいう。このような先取
りを行うことにより、よりクレーンの搬送時間が短くな
るビット列を作成することができる。また、収束が速く
なるので、繰返して演算する回数を減らすことができ
る。しかし、このような先取りを行うことなく、候補組
合わせデータのビット列のまま総合評価を行ってもよ
い。なぜなら、このような候補組合わせデータのビット
列は、前記4評価項目全てにおいて大きい値となる。し
たがって、総合評価としては必ず低くなるので、前記増
殖オペレーションにて、削除対象となるからである。
【0065】6.重みの設定について つぎに、決定重みデータの変更について説明する。この
重みデータは、設備の稼働状況が異なれば、この重みデ
ータを変更しなければならない。例えば、朝一番には、
多くのトラックが出庫待状態であるので、少しでも速く
出庫することが望ましい。一方、ピッキング作業所が混
んでいる場合には、クレーンの搬送時間が少々長くても
ピッキング作業が少なくなる候補組合わせデータが望ま
しい。
【0066】そこで、本実施例においては、図8に示す
ように、設備の稼働状況に応じて適切であると思われる
重みを予め複数記憶しておき、設備の稼働状況が変更さ
れると、変更後の設備の稼働状況に対応する別の重みを
用いて総合評価を求める様にしている。これにより、刻
々と変化する出庫リクエストに応じた出庫が可能とな
る。
【0067】重み変更処理について、図11を用いて説
明する。CPU23は、内蔵されたクロックによって、
所定の時間ごとに設備の稼働状況に変更がないかを割込
み処理にて判断する(ステップST61)。設備の稼働
状況に変更がある場合には、対応する重みデータをRA
M27に記憶する。例えば、「緊急出庫要求」が入力さ
れた場合には、RAM27の決定重みデータは、図8に
示す状況No5の(90,10,0,0)となる。本実
施例においては、ステップST61、ST62の処理が
重み変更手段13に対応する。
【0068】図8No1〜No7の各状況下における重
み例について、簡単に説明する。状況No1の「一日の
作業開始時」には、作業者が待ち状態なので、早く作業
に入れるのが好ましいからである。状況No2の「通常
運転」には、設備全体で支障なく運行されている状態を
いう。状況No3の「ピッキング作業者増員時」には、
ピッキング作業能力がアップしたので、それに対応させ
る為である。状況No4の「お昼休み時」には、ピッキ
ング作業がないため、棚状況を良くする、すなわち、空
き棚を増やす為である。状況No5の「緊急出庫要求
時」には、最短時間で出庫するのが目的だからである。
状況No6の「搬送設備が比較的空いている」場合に
は、クレーンにあまり負担をかけない範囲で(搬送時間
が極端に多くかからない範囲で)、より多くのパレット
を出庫させる方が望ましいからである。状況No7の
「倉庫内の空き棚数が少ない」場合には、入庫が不可能
になるおそれがあるので、より多くのパレットを出庫さ
せることが第1課題となるからである。
【0069】なお、設備の稼働状況については、CPU
23がつぎのようにして判断する。作業開始時か否か、
またはお昼休みか否かは、時計31(図2参照)を用い
て検出すればよい。ピッキング作業者が増員された場
合、緊急出庫命令があったか否かは、キーボード28
(図2参照)から入力データで検出できる。搬送設備が
比較的空いているか否かは、クレーンの稼働状況データ
をI/Oポート30を介して受け取ればよい。また、空
き棚数が少ないか否かは、ハードディスク26(図2参
照)の物品管理データを参照すればよい。
【0070】なお、予め記憶しておく設備の稼働状況は
これに限られることなく、他の稼働状況であってもよ
い。
【0071】また、各自動倉庫の特性、すなわち、クレ
ーンの移動速度、倉庫の大きさ、収納する製品の種類、
1パレットに載置できる製品数、製品1個当たりのピッ
キング作業時間等によって、重みの値は変更すればよ
い。例えば、ある自動倉庫では図8No3の稼働状況に
おいて、重みを「10,60,15,15」の方が望ま
しいことも考えられる。したがって、各自動倉庫の特性
に応じて、微調整をすればよい。
【0072】なお、重みを予め記憶しておくのではな
く、本装置のオペレータが各重みを適宜入力するように
してもよい。
【0073】7.複数台のクレーンを有する場合 上記実施例では、クレーンが1台の場合について説明し
た。これに対して図12に示すような複数のクレーンK
1〜K4を有し、かつ各クレーンに対応して、少なくと
も1以上の棚を有する自動倉庫の場合は、評価項目とし
て、前記ピッキング作業時間F2、出庫パレット数F
3、再入庫製品数F4に加えて、前記複数のクレーン毎
の搬送予定時間のうち最大の値である最大搬送予定時間
F6、および各クレーン毎の搬送予定時間の分散を表す
出庫分散度F7を採用すればよい。
【0074】前記出庫分散度F7を評価項目として採用
することにより、各クレーンの搬送作業比率をできるだ
け等しくすることができる。これにより、特定のクレー
ンに出庫命令が集中することを防止できる。
【0075】なお、出庫分散度を評価項目として採用し
ただけでは、全体的に長い搬送予定時間で揃うという候
補組合わせデータの総合評価がよいと判断してしまうお
それがある。そこで、このようなことがないように、前
記最大搬送予定時間F6を評価項目に採用している。こ
れにより、均一に分散しているが搬送時間がかかるとい
う候補組合わせデータを排除することができる。
【0076】なお、出庫分散度が問題ではなく、出庫時
間を問題視する場合には、評価項目として、前記ピッキ
ング作業時間F2、出庫パレット数F3、再入庫製品数
F4および最大搬送予定時間F6を採用すればよい。
【0077】この場合の総合評価の演算処理について、
図13を用いて説明する。CPU23は、図4のステッ
プST31〜ステップST37と同様にして、ステップ
ST61〜ステップST67の処理を行う。つぎに、C
PU23は、ステップST67で得られた搬送予定時間
のうち最大のものを最大搬送予定時間として決定する
(ステップST69)。例えば、4台のクレーンがある
場合に、各クレーンの搬送予定時間が、第1クレーン:
35秒、第2クレーン:15秒、第3クレーン:30
秒、第4クレーン:25秒である場合、最大搬送予定時
間は第1クレーンの「35秒」となる。
【0078】つぎに、CPU23は、出庫分散度を求め
る(ステップST71)。本実施例においては、出庫分
散度として標準偏差σを採用した。この標準偏差σは、
クレーンがno台あるとして、各クレーン毎の搬送予定
時間Tn(n=1,2.・・・no)およびこれらを平均した平均稼働
時間Tavの差分に基づいて以下の式で求められる。
【0079】
【数1】
【0080】つぎに、CPU23は、以下の評価式に基
づいて、総合評価を求める(ステップST73)。
【0081】 TF=(W6×F6)+(W7×F7)+(W2×F2)+(W3×F3)+(W4×F4) ここで、W6:最大搬送予定時間の重み、W7:出庫分散度の
重みである。なお、この重みについては、図8に記憶し
た重みデータとして同様に、予め記憶しておけばよい。
【0082】総合評価の演算方法以外については、クレ
ーンが単数である場合と同様であるので、説明は省略す
る。
【0083】8.他の実施例 本実施例においては、物品保持具としてパレットを採用
したが、物品を収納できるものであればどのようなもの
であってもよく、例えば、バケット等であってもよい。
【0084】また、本実施例においては、クレーンを用
いて、棚にあるパレットを出庫するようにしたが、他の
物流管理システムにも応用することもできる。例えば、
横型回転棚における出庫管理にも適用することもでき
る。横型回転棚は、各段独立回転棚と全段同時回転棚と
に区分される。各段独立回転棚とは、図14に示すよう
に、各段ごとに連結された個別棚を各段ごとに独立して
駆動可能に構成したものである。全段同時回転棚とは、
図15に示すように、パイプ状の軌道レールの上で連結
された棚が一括して動くように構成したものである。
【0085】各段独立回転棚の場合は、評価項目とし
て、個別棚が矢印α1またはα2方向に移動するのに必
要な時間またはバケットローダBが矢印β1またはβ2
方向に移動するのに必要な時間のうち、長い方の時間F
11を、クレーンの搬送時間F1に替えて、採用すれば
よい。
【0086】なお、本実施例においては、矢印α1、α
2方向が第1方向であり、矢印β1、β2が第1方向に
直行する第2方向に該当し、バケットローダBが物品保
持具移動手段に該当する。
【0087】また、各段独立回転棚においては、バケッ
トローダが1台である場合は、問題がないが、バケット
ローダが複数台ある場合は、相互に干渉しないように個
別棚を移動させなければならない。例えば、第1バケッ
トローダで第4段のバケットを取り出し、第2バケット
ローダで第3段のバケットを取り出す場合には、同時に
個別棚を回転させても問題はない。しかし、異なるバケ
ットローダで同じ段のバケットを取り出す場合には、同
時には取り出すことができない。したがって、このよう
な場合には、いずれかの取り出しが終了してから、他方
の取り出しを行うか、またはそのような組合わせは、候
補組合わせデータとして採用しない様にすればよい。
【0088】一方、全段同時回転棚では、個別棚は一括
して動くので、1のバケットローダだけ取付けることが
できる。また、全段同時回転棚では、バケットローダを
用いることなく、作業者が直接取り出すようにしてもよ
い。この場合は、評価項目として、クレーンの搬送時間
F1の代りに、作業者のバケット取り出し時間を採用す
ればよい。このように出庫管理をすることにより、作業
効率を向上させることもできる。
【0089】上記実施例においては、図1に示す機能を
実現する為に、CPU23を用い、ソフトウェアによっ
てこれを実現している。しかし、その一部もしくは全て
を、ロジック回路等のハードウェアによって実現しても
よい。
【0090】また、本発明にかかる出庫管理装置を含む
自動倉庫システムとして構成してもよい。この場合、倉
庫については、通常の自動倉庫のいずれをも採用するこ
とができる。
【0091】
【発明の効果】請求項1、請求項4、請求項11の出庫
管理装置またはその方法においては、特定種類の物品を
所定の数だけ取り出す取り出し命令が与えられると、予
め記憶された収納された物品保持具に保持されている物
品の種類、その数、および各個別棚のアドレスを参照し
て、前記各アドレスに対して取り出すか取り出さないか
を示す組合わせデータをランダム的に発生させ、物品を
取り出す1または2以上の個別棚を選定する候補組合わ
せデータとして決定し、これを繰返して前記候補組合わ
せデータを所定の数だけ出力する。前記各候補組合わせ
データについて、予め定めた複数の評価項目における評
価値を演算し、得られた各評価値および各評価項目ごと
に与えられる重みに基づいて、各候補組合わせデータご
とに総合評価を求めて、最も良い総合評価を持つ候補組
合わせデータを決定組合わせデータとして選択する。前
記決定組合わせデータに基づき、前記移動命令を出力す
る。このようにして得られた総合評価は前記重みによっ
て変化する。したがって、出庫状況に応じて、前記重み
を変更することにより、出庫管理を柔軟に行うことがで
きる。これにより、入庫順序に関係なく柔軟な出庫が可
能な出庫管理装置および出庫管理方法を提供することが
できる。
【0092】請求項2の出庫管理装置においては、前記
個別棚は移動することなく、前記物品保持具移動手段が
前記物品保持具を前記作業所まで搬送させるクレーンで
ある。したがって、自動倉庫における出庫管理を柔軟に
行うことができる。これにより、自動倉庫において、入
庫順序に関係なく柔軟な出庫が可能な出庫管理装置を提
供することができる請求項3の出庫管理装置において
は、前記個別棚が第1方向に移動可能に構成されている
とともに、前記物品保持具移動手段が前記第1方向とは
直行する第2方向に移動可能に構成されており、前記個
別棚の移動および物品保持具移動手段によって、前記物
品保持具が前記作業所まで搬送される。したがって、横
型回転棚において、出庫管理を柔軟に行うことができ
る。これにより、横型回転棚において、入庫順序に関係
なく柔軟な出庫が可能な出庫管理装置を提供することが
できる。
【0093】請求項5の出庫管理装置においては、前記
重み記憶手段は特定の設備稼働状況に対応した重みを予
め複数記憶する。前記重み変更手段は、各設備の現在の
稼働状況が与えられると、前記重み記憶手段を参照し
て、与えられた設備稼働状況に対応する重みを前記候補
決定手段に出力する。したがって、前記候補決定手段に
設備稼働状況に応じた重みを自動的に与えることができ
る。これにより、より簡易に、入庫順序に関係なく柔軟
な出庫が可能な出庫管理装置を提供することができる。
【0094】請求項6、請求項9の出庫管理装置におい
ては、前記クレーンは複数であり、各クレーンに対応し
て、少なくとも1以上の棚を有する。また、前記評価項
目は、各クレーン毎の搬送予定時間の分散を表す出庫分
散度を含んでいる。したがって、クレーンが複数ある場
合に、各クレーンの稼働率を適切に分散させることがで
きる。これにより、複数のクレーンを有する倉庫であっ
ても、入庫順序に関係なく柔軟な出庫が可能な出庫管理
装置を提供することができる。
【0095】請求項7の出庫管理装置においては、前記
クレーンは複数であり、各クレーンに対応して、少なく
とも1以上の棚を有する。また、前記評価項目は、前記
複数のクレーン毎の搬送予定時間のうち最大の値である
最大搬送予定時間を含む。このように、前記評価項目に
最も搬送時間が長いクレーンの搬送予定時間を含むこと
により、複数クレーンがある場合に最も速く出庫できる
候補組合わせデータを決定組合わせデータとして選択す
ることができる。これにより、複数のクレーンを有する
倉庫であっても、入庫順序に関係なく柔軟な出庫が可能
な出庫管理装置を提供することができる。
【0096】請求項8の出庫管理装置においては、前記
評価項目は、さらに、前記複数のクレーン毎の搬送予定
時間のうち最大の値である最大搬送予定時間を含んでい
ることを特徴とする。したがって、クレーンが複数ある
場合に、各クレーンの稼働率を適切に分散でき、かつ、
最も速く出庫できる候補組合わせデータを決定組合わせ
データとして選択することができる。これにより、複数
のクレーンを有する倉庫であっても、入庫順序に関係な
く柔軟な出庫が可能な出庫管理装置を提供することがで
きる。
【0097】請求項10の出庫管理装置においては、前
記候補決定手段は前記総合評価を演算した後、前記増殖
オペレーション、前記突然変異オペレーション、および
前記クロスオーバーオペレーションを所定回数行った
後、最も総合評価の高いビット列を決定組合わせデータ
として選択する。したがって、より良い総合評価を迅速
に得ることができる。これにより、複数のクレーンを有
する倉庫であっても、入庫順序に関係なく柔軟な出庫が
可能な出庫管理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出庫管理装置1の機能ブロック図
である。
【図2】出庫管理装置1について、CPUを用いた実現
したハードウェア構成を示す図である。
【図3】全体のフローチャートである。
【図4】総合評価の演算処理フローチャートである。
【図5】GAオペレーションのフローチャートである。
【図6】4連×4段の倉庫を示す概念図である。
【図7】図6の倉庫におけるアドレスと収納数との関係
を示す図である。
【図8】重みデータの一例を示す図である。
【図9】GAオペレーションを説明する為の図である。
【図10】GAオペレーションを説明する為の図であ
る。
【図11】重みデータ変更のフローチャートである。
【図12】複数台クレーンがある場合の、倉庫の概要図
である。
【図13】複数台クレーンがある場合の、総合評価の演
算処理フローチャートである。
【図14】各段独立回転棚を示す斜視図である。
【図15】全段独立回転棚を示す斜視図である。
【図16】従来の自動倉庫を説明する為の図である。
【符号の説明】
3・・・・物品管理データ記憶手段 5・・・・候補出力手段 7・・・・候補決定手段 9・・・・移動命令出力手段 11・・・重み記憶手段 13・・・重み変更手段
フロントページの続き (72)発明者 嘉数 侑昇 北海道江別市文京台52番地18 (72)発明者 橋本 睦夫 愛知県犬山市大字橋爪字上海1番地10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】倉庫における出庫管理装置であって、 A)以下のa1)〜a4)を備えた倉庫に用いることを前提と
    し、 a1)複数種類の物品のうちのいずれかの種類の物品が、
    1または2以上保持される物品保持具、 a2)前記物品保持具を収納する個別棚を複数有する棚、 a3)前記物品保持具に保持されている特定物品を、全部
    又は一部取り出す為の作業所、 a4)前記いずれかの個別棚から前記作業所まで前記物品
    保持具を移動させる物品保持具移動手段、 B)以下のb1)〜b4)を備えたこと、 b1)前記各個別棚について、収納された物品保持具に保
    持されている物品の種類およびその数を、各個別棚のア
    ドレスとともに記憶する物品管理データ記憶手段、 b2)特定種類の物品を所定の数だけ取り出す取り出し命
    令が与えられると、前記物品管理データ記憶手段を参照
    して、前記各アドレスに対して取り出すか取り出さない
    かを示す組合わせデータをランダム的に発生させ、物品
    を取り出す1または2以上の個別棚を選定する候補組合
    わせデータとして決定し、これを繰返して前記候補組合
    わせデータを所定の数だけ出力する候補出力手段、 b3)前記各候補組合わせデータについて、予め定めた複
    数の評価項目における評価値を演算し、得られた各評価
    値および各評価項目ごとに与えられる重みに基づいて、
    各候補組合わせデータごとに総合評価を求めて、最も良
    い総合評価を持つ候補組合わせデータを決定組合わせデ
    ータとして選択する候補決定手段、 b4)前記決定組合わせデータに基づき、前記物品保持具
    移動手段を移動させる移動命令を出力する移動命令出力
    手段、 を特徴とする倉庫における出庫管理装置。
  2. 【請求項2】請求項1の出庫管理装置において、 前記個別棚は移動することなく、 前記物品保持具移動手段は、前記物品保持具を前記作業
    所まで搬送させるクレーンであること、 を特徴とする出庫管理装置。
  3. 【請求項3】請求項1の出庫管理装置において、前記個
    別棚が第1方向に移動可能に構成されているとともに、
    前記物品保持具移動手段が前記第1方向とは直行する第
    2方向に移動可能に構成されており、前記個別棚の移動
    および物品保持具移動手段によって、前記物品保持具が
    前記作業所まで搬送されること、 を特徴とする出庫管理装置。
  4. 【請求項4】請求項2の出庫管理装置において、 A)前記評価項目は、以下のa1)、a2)、a3)、a4)を含ん
    でいること、 a1)個別棚から前記作業所まで前記物品保持具を前記ク
    レーンで搬送する搬送予定時間、 a2)前記作業所における物品取り出し予定時間、 a3)移動させる前記物品保持具の数、 a4)前記個別棚に戻される物品保持具の数または、前記
    個別棚に戻される物品の数、 を特徴とする出庫管理装置。
  5. 【請求項5】請求項4の出庫管理装置において、 特定の設備稼働状況に対応した重みを予め複数記憶する
    重み記憶手段、 各設備の現在の稼働状況が与えられると、前記重み記憶
    手段を参照して、与えられた設備稼働状況に対応する重
    みを前記候補決定手段に出力する重み変更手段、 を備えたことを特徴とする出庫管理装置。
  6. 【請求項6】請求項2の出庫管理装置において、 A)前記クレーンは複数であり、各クレーンに対応し
    て、少なくとも1以上の棚を有し、 B)前記評価項目は、以下のb1)、b2)、b3)、b4)を含む
    こと、 b1)各クレーン毎の搬送予定時間の分散を表す出庫分散
    度、 b2)前記作業所における物品取り出し予定時間、 b3)移動させる前記物品保持具の数、 b4)前記個別棚に戻される物品保持具の数または、前記
    個別棚に戻される物品の数、 を特徴とする出庫管理装置。
  7. 【請求項7】請求項2の出庫管理装置において、 前記クレーンは複数であり、各クレーンに対応して、少
    なくとも1以上の棚を有し、 B)前記評価項目は、以下のb1)、b2)、b3)、b4)を含む
    こと、 b1)前記複数のクレーン毎の搬送予定時間のうち最大の
    値である最大搬送予定時間、 b2)前記作業所における物品取り出し予定時間、 b3)移動させる前記物品保持具の数、 b4)前記個別棚に戻される物品保持具の数または、前記
    個別棚に戻される物品の数、 を特徴とする出庫管理装置。
  8. 【請求項8】請求項6の出庫管理装置において、 前記評価項目は、さらに、前記複数のクレーン毎の搬送
    予定時間のうち最大の値である最大搬送予定時間を含ん
    でいること、 を特徴とする出庫管理装置。
  9. 【請求項9】請求項6の出庫管理装置において、 前記出庫分散度は、各クレーン毎の搬送予定時間および
    これらを平均した平均稼働時間の差分に基づいて決定さ
    れた標準偏差で表されていること、 を特徴とする出庫管理装置。
  10. 【請求項10】請求項4または請求項6の出庫管理装置
    において、 A)前記取り出すか取り出さないかを示す組合わせデー
    タを、前途各個別棚のアドレスに対して、取り出しを示
    す第1の符号または非取り出しを示す第2の符号のビッ
    ト列で表し、 B)前記候補決定手段は前記総合評価を演算した後、以
    下の増殖オペレーション、突然変異オペレーション、お
    よびクロスオーバーオペレーションを所定回数行った
    後、最も総合評価の高いビット列を決定組合わせデータ
    として選択すること、 b1)総合評価の高いビット列を所定の割合で複製させ、
    複製させた分だけ総合評価の低いビット列を削除する増
    殖オペレーション、 b2)所定の割合で、任意のビット列の任意のビットに対
    して反転を行う突然変異オペレーション b3)所定の割合で、任意のビット列と他の任意の任意ビ
    ット列について、任意ビットの相互入れ替えを行うクロ
    スオーバーオペレーション、 を特徴とする出庫管理装置。
  11. 【請求項11】A)以下のa1)〜a4)を備えた倉庫におけ
    る出庫管理方法であって、 a1)複数種類の物品のうちのいずれかの種類の物品が、
    1または2以上保持される物品保持具、 a2)前記物品保持具を収納する個別棚を複数有する棚、 a3)前記物品保持具に保持されている特定物品を、全部
    又は一部取り出す為の作業所、 a4)前記いずれかの個別棚から前記作業所まで前記物品
    保持具を移動させる物品保持具移動手段、 B)以下のb1)〜b4)を特徴とする出庫管理方法。 b1)前記各個別棚について、収納された物品保持具に保
    持されている物品の種類およびその数を、各個別棚のア
    ドレスとともに記憶しておき、 b2)特定種類の物品を所定の数だけ取り出す取り出し命
    令が与えられると、前記収納された物品保持具に保持さ
    れている物品の種類、その数および各個別棚のアドレス
    を参照して、前記各アドレスに対して取り出すか取り出
    さないかを示す組合わせデータをランダム的に発生さ
    せ、物品を取り出す1または2以上の個別棚を選定する
    候補組合わせデータとして決定し、これを繰返して前記
    候補組合わせデータを所定の数だけ出力し、 b3)前記各候補組合わせデータについて、予め定めた複
    数の評価項目における評価値を演算し、得られた各評価
    値および各評価項目ごとに与えられる重みに基づいて、
    各候補組合わせデータごとに総合評価を求めて、最も良
    い総合評価を持つ候補組合わせデータを決定組合わせデ
    ータとして選択し、 b4)前記決定組合わせデータに基づき、前記物品保持具
    移動手段を移動させる移動命令を出力する。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004231303A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Daifuku Co Ltd 物品の作業取扱方法
JP2006213486A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Kongo Co Ltd 自動書籍管理装置
CN113283837A (zh) * 2021-05-31 2021-08-20 深圳市库宝软件有限公司 入库控制方法及设备

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